JPS628489B2 - - Google Patents
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- JPS628489B2 JPS628489B2 JP54112263A JP11226379A JPS628489B2 JP S628489 B2 JPS628489 B2 JP S628489B2 JP 54112263 A JP54112263 A JP 54112263A JP 11226379 A JP11226379 A JP 11226379A JP S628489 B2 JPS628489 B2 JP S628489B2
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Description
本発明は硫化金属鉱中の硫黄対金属比が低下し
た場合でも、該硫化金属鉱の連続製錬を安定して
行なうことを可能ならしめる硫化金属鉱の連続製
錬法に関する。 本出願人はすでに硫化金属鉱の連続製錬法を特
開昭50−15703号公報において開示している。こ
の開示された連続製錬法(以下、従来法という)
は硫化金属鉱と溶剤とを主成分とする溶解原料に
燃料、空気を適宜配合してあらかじめ設定された
反応条件に適応する割合としたものを、溶錬炉の
反応生成物である溶体中に単位時間当り所定の供
給量をもつて直接かつ連続的に装入して溶解させ
て〓と〓を生成せしめ、その際製錬炉で生成する
製錬炉〓を固化粉砕して上記溶錬炉の溶体中に実
質的に連続的に吹送して該製錬炉〓中に含まれた
目的金属の大部分を上記〓に吸収せしめる第一工
程の溶錬工程と溶錬工程における生成物全量を分
離槽に送り〓と〓に分離する第二工程の分離工程
と分離工程からの〓に空気、溶剤、冷剤を適宜配
合し、これを連続的に製錬炉に装入して該〓中の
鉄分及び硫黄分の酸化反応により、目的金属と上
記製錬炉〓とを連続的に生成せしめる第三工程の
製錬工程とよりなり、これらの3工程を連続一貫
して行なうことによつて高い熱効率のもとで、目
的金属を高収率で回収することを可能とするもの
である。 しかるに、最近の鉱石事情、すなわち硫化金属
鉱石、たとえば、銅鉱石は鉱床の変化ならびに選
鉱技術の発達ぬ伴い、S/Cu(重量%)が低下
し、銅品位の上昇が見られる傾向にある。たとえ
ば、ある一種の主要輸入銅鉱石は従来Cu28.5
%、S33.4%、Fe28.6%であつたものがCu31.8
%、S27.2%Fe25.8%と変化している。 また、この硫化金属鉱の連続製錬法は他の製錬
法と比較して鉱石事情の変化に対する適応性にお
いてすぐれているが、きわめて高品位の鉱石処理
の場合、たとえば、原鉱のS/Cuが著しく低下
した場合には原鉱に対する空気あるいは酸素富化
した空気の割合が、目標〓品位を保持するため
に、通常の品位鉱処理の場合より低下することに
なるが、そのため次のごとき問題が発生してい
る。 (1) 鉱石中の鉄分および硫黄分の酸化反応熱が低
下する。 (2) 溶体の撹拌が弱化し、反応効率が低下する。 (3) (2)のために溶体温度の低下が生じ、〓の粘性
が増大し、流動性が悪化する。 (4) 溶体の撹拌力の低下による溶解反応の鈍化お
よび派生的に生ずる溶体の温度低下による粘性
増大のため、スラグロスが増加する。 (5) 上記の溶体温度低下を補うため、バーナ焚き
量が増大する。 (6) バーナ焚き量が増大するため、バーナフレー
ムによる炉壁の溶損が進行し、炉の寿命を短く
する。 (7) 排ガスの温度が上昇し、排ガス系のトラブル
が発生する。 (8) ランス送風量が減少すると、ランス冷却効果
が低下しかつ(5)による炉内雰囲気温度の上昇に
よりランスの消耗が発生し、ランスが消耗して
湯面より離れると、上記(1)〜(7)の現象が送風量
の正常な場合でも起こる。 このように、従来法はきわめて高品位の硫化金
属鉱処理には有効に適応できず、硫化金属鉱の連
続製錬を安定して行なうことは困難であつた。 第5図は硫化金属鉱として銅精鉱を用いる場
合、〓品位を65%とするための銅精鉱中の銅品位
と硫黄品位の下限との関係を示すグラフ図であ
る。この場合の上記溶錬炉で生成される〓は
Cu2SとFeSとからなる中間生成物であり、従つ
て〓品位に関与する硫黄量は必要であるが、酸化
反応熱に関与する硫黄量は流動性固体燃料、たと
えば粉炭中の炭素と水素で代替させることができ
る。通常の〓品位は65%を目標値としているの
で、それに見合つた〓中の硫黄は22%である。 いま、〓の銅品位65%、銅精鉱中の銅品位30%
と仮定すると、第5図に示すように、10.15の硫
黄品位で操業可能である。たとえば、〓品位5%
で銅精鉱中の銅品位28〜32%の場合、銅精鉱中の
硫黄品位の下限は第5図に示す範囲である。それ
以下の硫黄品位の場合は〓品位を上げなければな
らない。 本発明は上記の従来法の欠点を解決し、硫化金
属鉱中の硫黄と金属比が低下した場合でも、該硫
化金属鉱の連続製錬を安定して行なうことを可能
ならしめる硫化金属鉱の連続製錬法を提供するも
ので、その要旨とするところは、硫化金属鉱と溶
剤との混合物からなる原料に空気と流動性固体燃
料を適宜配合し、これを連続的に溶錬炉に装入し
溶解せしめて〓と〓を生成させ、その際製錬炉か
らの製錬炉〓を固化粉砕して連続的に該溶錬炉に
装入して該製錬炉〓中に含有された目的金属の大
部分を上記〓中に吸収せしめる溶錬工程と該溶錬
工程の生成物を金属分離槽に移送して〓と〓とに
分離する分離工程と該分離工程からの〓に溶剤と
空気を適宜配合し、これを連続的に該製錬炉に装
入し、目的金属と上記製錬炉〓とを生成する製錬
工程とよりなる硫化金属鉱の連続製錬法におい
て、あらかじめ該溶錬工程の溶錬炉に装入する上
記原料の溶解を促進するに足る溶体の所要撹拌を
確保するための最低送風量を操業条件に応じて設
定しておき、該溶錬炉に装入される硫化金属鉱品
位および該溶錬炉で生成される〓及び〓の品位に
基づいて目標〓品位を保持すべく計算された酸化
用送風量とともに、該硫化金属鉱品位に対応して
該最低送風量保持に必要な補充空気とそれに見合
う流動性固体燃料をランスを介して直接上記溶体
内に吹送し、かつ該製錬工程の製錬炉内の溶体中
の鉄分、硫黄分等の被酸化成分の効果的な酸化と
該溶体内のより急速な熱伝達に必要な該溶体の所
要撹拌を確保するための最低送風量を該製錬炉に
装入される〓品位及び空気中の酸素量に応じて設
定しておき、上記分離槽からの〓の成分及び量、
冷剤の成分および量等に基づいて計算された酸化
用送風量とともに該〓品位に対応して該最低送風
量の保持に必要な補充空気量とそれに見合う流動
性固体燃料をランスを介して直接上記溶体内に吹
送することを特徴とする硫化金属鉱の連続製錬
法、にある。 次に本発明を図によつて説明する。 本発明において使用される流動性固体燃料は粉
状の固体燃料であればよく、石炭、木炭、コーク
ス、ノコ屑、固体炭素、硫黄、プラスチツク、ゴ
ム等を含む。以下、硫化金属鉱として銅精鉱を、
また流動性固体燃料として粉炭をそれぞれ使用す
る場合について述べる。 第1図は本発明の一実施例の溶錬工程における
システムフロー図、第2図は第1図の溶錬工程に
おける銅精鉱と溶剤と粉炭の装入設備の概略図、
第3図は第1図の溶錬工程の溶錬炉の断面図、第
4図は第1図の実施例の製錬工程の製銅炉の断面
図、第6図は第1図の溶錬工程において銅精鉱給
鉱量25T/hr、生成〓品位65%、80%酸素2500N
m3/hr、3インチランス5本使用時の銅精鉱中の
S/Cuとランス風速、重油量との関係を示すグ
ラフ図である。 まず、本発明の溶錬工程について述べる。 第1図において、溶錬工程の溶錬炉に装入され
る銅精鉱品位、溶剤品位及び溶錬炉で生成する〓
および〓の品位に基づいて、銅精鉱トン当りの反
応必要酸素量及び必要溶剤量が計算され、物量デ
ータ収集後、送風量計算および温度制御計算がな
されて送風量びバーナ重油量が決定される。本発
明は溶錬炉で生成する〓の品位を目標〓品位に保
持するために、上記送風量計算値、すなわち酸化
用送風量があらかじめ設定してある最低送風量を
下廻る場合には上記酸化用送風量とともに該硫化
金属鉱品位の上昇度に対応して該最低速風量保持
するに必要な補充空気量とそれに見合う粉炭を直
接溶体内に装入するシステムである。 上記あらかじめ設定してある最低送風量とは溶
錬炉内の溶体撹拌が充分行なわれ、溶錬炉内に装
入される原料の溶解が充分促進されうる空気量で
あり、この最低空気量を操業条件に応じて設定し
ておくのである。 いま、上記のごとき鉱石事情により、銅精鉱中
のS/Cuが低下し、高銅品位の銅精鉱を処理す
る場合は該S/Cuの低下により上記送風量計算
値すなわち酸化用送風量があらかじめ設定してお
いた最低送風量を下廻る場合には上記酸化用送風
量とともに該硫化金属鉱品位の上昇度に対応して
上記のように常時その最低送風量保持するに必要
な補充空気量とそれに見合う粉炭が装入されるの
である。この装入される粉炭は上記のように物量
データ収集され、熱計算されて、それに対応して
バーナ重油量は減少される。この場合の重油、粉
炭、銅精鉱中の硫黄の発熱量、有効発熱量、燃焼
空気量の関係は次の表に示される通りである。
た場合でも、該硫化金属鉱の連続製錬を安定して
行なうことを可能ならしめる硫化金属鉱の連続製
錬法に関する。 本出願人はすでに硫化金属鉱の連続製錬法を特
開昭50−15703号公報において開示している。こ
の開示された連続製錬法(以下、従来法という)
は硫化金属鉱と溶剤とを主成分とする溶解原料に
燃料、空気を適宜配合してあらかじめ設定された
反応条件に適応する割合としたものを、溶錬炉の
反応生成物である溶体中に単位時間当り所定の供
給量をもつて直接かつ連続的に装入して溶解させ
て〓と〓を生成せしめ、その際製錬炉で生成する
製錬炉〓を固化粉砕して上記溶錬炉の溶体中に実
質的に連続的に吹送して該製錬炉〓中に含まれた
目的金属の大部分を上記〓に吸収せしめる第一工
程の溶錬工程と溶錬工程における生成物全量を分
離槽に送り〓と〓に分離する第二工程の分離工程
と分離工程からの〓に空気、溶剤、冷剤を適宜配
合し、これを連続的に製錬炉に装入して該〓中の
鉄分及び硫黄分の酸化反応により、目的金属と上
記製錬炉〓とを連続的に生成せしめる第三工程の
製錬工程とよりなり、これらの3工程を連続一貫
して行なうことによつて高い熱効率のもとで、目
的金属を高収率で回収することを可能とするもの
である。 しかるに、最近の鉱石事情、すなわち硫化金属
鉱石、たとえば、銅鉱石は鉱床の変化ならびに選
鉱技術の発達ぬ伴い、S/Cu(重量%)が低下
し、銅品位の上昇が見られる傾向にある。たとえ
ば、ある一種の主要輸入銅鉱石は従来Cu28.5
%、S33.4%、Fe28.6%であつたものがCu31.8
%、S27.2%Fe25.8%と変化している。 また、この硫化金属鉱の連続製錬法は他の製錬
法と比較して鉱石事情の変化に対する適応性にお
いてすぐれているが、きわめて高品位の鉱石処理
の場合、たとえば、原鉱のS/Cuが著しく低下
した場合には原鉱に対する空気あるいは酸素富化
した空気の割合が、目標〓品位を保持するため
に、通常の品位鉱処理の場合より低下することに
なるが、そのため次のごとき問題が発生してい
る。 (1) 鉱石中の鉄分および硫黄分の酸化反応熱が低
下する。 (2) 溶体の撹拌が弱化し、反応効率が低下する。 (3) (2)のために溶体温度の低下が生じ、〓の粘性
が増大し、流動性が悪化する。 (4) 溶体の撹拌力の低下による溶解反応の鈍化お
よび派生的に生ずる溶体の温度低下による粘性
増大のため、スラグロスが増加する。 (5) 上記の溶体温度低下を補うため、バーナ焚き
量が増大する。 (6) バーナ焚き量が増大するため、バーナフレー
ムによる炉壁の溶損が進行し、炉の寿命を短く
する。 (7) 排ガスの温度が上昇し、排ガス系のトラブル
が発生する。 (8) ランス送風量が減少すると、ランス冷却効果
が低下しかつ(5)による炉内雰囲気温度の上昇に
よりランスの消耗が発生し、ランスが消耗して
湯面より離れると、上記(1)〜(7)の現象が送風量
の正常な場合でも起こる。 このように、従来法はきわめて高品位の硫化金
属鉱処理には有効に適応できず、硫化金属鉱の連
続製錬を安定して行なうことは困難であつた。 第5図は硫化金属鉱として銅精鉱を用いる場
合、〓品位を65%とするための銅精鉱中の銅品位
と硫黄品位の下限との関係を示すグラフ図であ
る。この場合の上記溶錬炉で生成される〓は
Cu2SとFeSとからなる中間生成物であり、従つ
て〓品位に関与する硫黄量は必要であるが、酸化
反応熱に関与する硫黄量は流動性固体燃料、たと
えば粉炭中の炭素と水素で代替させることができ
る。通常の〓品位は65%を目標値としているの
で、それに見合つた〓中の硫黄は22%である。 いま、〓の銅品位65%、銅精鉱中の銅品位30%
と仮定すると、第5図に示すように、10.15の硫
黄品位で操業可能である。たとえば、〓品位5%
で銅精鉱中の銅品位28〜32%の場合、銅精鉱中の
硫黄品位の下限は第5図に示す範囲である。それ
以下の硫黄品位の場合は〓品位を上げなければな
らない。 本発明は上記の従来法の欠点を解決し、硫化金
属鉱中の硫黄と金属比が低下した場合でも、該硫
化金属鉱の連続製錬を安定して行なうことを可能
ならしめる硫化金属鉱の連続製錬法を提供するも
ので、その要旨とするところは、硫化金属鉱と溶
剤との混合物からなる原料に空気と流動性固体燃
料を適宜配合し、これを連続的に溶錬炉に装入し
溶解せしめて〓と〓を生成させ、その際製錬炉か
らの製錬炉〓を固化粉砕して連続的に該溶錬炉に
装入して該製錬炉〓中に含有された目的金属の大
部分を上記〓中に吸収せしめる溶錬工程と該溶錬
工程の生成物を金属分離槽に移送して〓と〓とに
分離する分離工程と該分離工程からの〓に溶剤と
空気を適宜配合し、これを連続的に該製錬炉に装
入し、目的金属と上記製錬炉〓とを生成する製錬
工程とよりなる硫化金属鉱の連続製錬法におい
て、あらかじめ該溶錬工程の溶錬炉に装入する上
記原料の溶解を促進するに足る溶体の所要撹拌を
確保するための最低送風量を操業条件に応じて設
定しておき、該溶錬炉に装入される硫化金属鉱品
位および該溶錬炉で生成される〓及び〓の品位に
基づいて目標〓品位を保持すべく計算された酸化
用送風量とともに、該硫化金属鉱品位に対応して
該最低送風量保持に必要な補充空気とそれに見合
う流動性固体燃料をランスを介して直接上記溶体
内に吹送し、かつ該製錬工程の製錬炉内の溶体中
の鉄分、硫黄分等の被酸化成分の効果的な酸化と
該溶体内のより急速な熱伝達に必要な該溶体の所
要撹拌を確保するための最低送風量を該製錬炉に
装入される〓品位及び空気中の酸素量に応じて設
定しておき、上記分離槽からの〓の成分及び量、
冷剤の成分および量等に基づいて計算された酸化
用送風量とともに該〓品位に対応して該最低送風
量の保持に必要な補充空気量とそれに見合う流動
性固体燃料をランスを介して直接上記溶体内に吹
送することを特徴とする硫化金属鉱の連続製錬
法、にある。 次に本発明を図によつて説明する。 本発明において使用される流動性固体燃料は粉
状の固体燃料であればよく、石炭、木炭、コーク
ス、ノコ屑、固体炭素、硫黄、プラスチツク、ゴ
ム等を含む。以下、硫化金属鉱として銅精鉱を、
また流動性固体燃料として粉炭をそれぞれ使用す
る場合について述べる。 第1図は本発明の一実施例の溶錬工程における
システムフロー図、第2図は第1図の溶錬工程に
おける銅精鉱と溶剤と粉炭の装入設備の概略図、
第3図は第1図の溶錬工程の溶錬炉の断面図、第
4図は第1図の実施例の製錬工程の製銅炉の断面
図、第6図は第1図の溶錬工程において銅精鉱給
鉱量25T/hr、生成〓品位65%、80%酸素2500N
m3/hr、3インチランス5本使用時の銅精鉱中の
S/Cuとランス風速、重油量との関係を示すグ
ラフ図である。 まず、本発明の溶錬工程について述べる。 第1図において、溶錬工程の溶錬炉に装入され
る銅精鉱品位、溶剤品位及び溶錬炉で生成する〓
および〓の品位に基づいて、銅精鉱トン当りの反
応必要酸素量及び必要溶剤量が計算され、物量デ
ータ収集後、送風量計算および温度制御計算がな
されて送風量びバーナ重油量が決定される。本発
明は溶錬炉で生成する〓の品位を目標〓品位に保
持するために、上記送風量計算値、すなわち酸化
用送風量があらかじめ設定してある最低送風量を
下廻る場合には上記酸化用送風量とともに該硫化
金属鉱品位の上昇度に対応して該最低速風量保持
するに必要な補充空気量とそれに見合う粉炭を直
接溶体内に装入するシステムである。 上記あらかじめ設定してある最低送風量とは溶
錬炉内の溶体撹拌が充分行なわれ、溶錬炉内に装
入される原料の溶解が充分促進されうる空気量で
あり、この最低空気量を操業条件に応じて設定し
ておくのである。 いま、上記のごとき鉱石事情により、銅精鉱中
のS/Cuが低下し、高銅品位の銅精鉱を処理す
る場合は該S/Cuの低下により上記送風量計算
値すなわち酸化用送風量があらかじめ設定してお
いた最低送風量を下廻る場合には上記酸化用送風
量とともに該硫化金属鉱品位の上昇度に対応して
上記のように常時その最低送風量保持するに必要
な補充空気量とそれに見合う粉炭が装入されるの
である。この装入される粉炭は上記のように物量
データ収集され、熱計算されて、それに対応して
バーナ重油量は減少される。この場合の重油、粉
炭、銅精鉱中の硫黄の発熱量、有効発熱量、燃焼
空気量の関係は次の表に示される通りである。
【表】
上表の有効発熱量とは炉内で理論空気量を用い
て燃焼させた燃料の発熱量から排ガスとして1250
℃で出た場合の該排ガスの持ち去る熱量を差し引
いた炉内で有効に働く発熱量である。 第2図は粉炭装入設備である。図において、1
は乾燥された粉炭のホツパ、2はベルトフイダ
ー、3はウエイヤー、4はシユート、5は輸送チ
エンコンベヤである。上記のように計算された粉
炭量がホツパ1よりベルトフイダー2によつて切
り出され、ウエイヤー3で計量後、シユート4を
径て輸送チエンコンベヤ5に入り、溶錬炉頂装入
設備まで運搬される。銅精鉱、溶剤についても同
様である。 第3図は溶錬炉の断面図である。図において、
6はランス、7はバーナ、8は溶体流出孔、9は
波止、10は溶体である。溶錬炉では鉱石(銅精
鉱)珪酸塩等の溶剤を主成分とする原料に粉炭お
よび空気を予定した反応条件に適する割合で適宜
配合したものを所定の供給速度で炉内の反応生成
物である溶体10中に直接かつ連続的に装入す
る。その際、粉炭は第2図および第3図に示すよ
うに、原料と同じランス6を用いて原料とともに
溶体10中に直接供給してもよく、また粉炭専用
ランスにより別に溶体10中に直接吹送してもよ
い。溶体10内に供給された粉炭は通常は炉内に
て完全に燃焼するが、過剰に供給された場合は未
燃粉炭が溶体10上に浮遊し、溶体流出孔8から
流出することがある。そのため、炉の溶体出口に
波止3を取り付けることにより未燃粉炭の炉外へ
の流出を抑えることができ、未燃粉炭はやがて炉
内で燃焼しつくす。 第6図は銅精鉱給鉱量25T/hr、生成〓品位65
%、80%酸素2500Nm3/hr、3インチランス5本
使用時の銅精鉱中のS/Cuとランス風速、重油
量との関係を示すグラフである。ランス風速は次
の式で求められる。 ランス風速=ランス1本当りの(送風量 +酸素量)/(3600秒×0.005m2) たとえば、従来ランス1本当り3300Nm3/hrの
送風量であつたが、〓品位の上昇により新たに計
算された時点で2700Nm3/hrに減少した場合、す
なわちランス風速が180m/secから150m/secに
低下した場合には銅鉱石給鉱量を一定に保持する
ためには、溶体酸化反応熱の減少を外部からの加
熱で補充しなければならない。この際、外部から
の熱補充は、たとえば通常のバーナから行なつた
場合には、ランス風速の低下に伴つて生ずる溶体
の撹拌現象の減少によつて溶体へのバーナ発生熱
の伝達率が低下し溶体の温度が下り、原料装入物
の溶解が有効に促進されないことが発生した。銅
鉱石中のS/Cuが低下した場合、所定の溶体撹
拌を得るための送風量を常時供給すると、〓品位
は上昇しつづけることから、上記普通銅精鉱操業
時、たとえばS/Cuが1.1の場合の給鉱停止等の
理由により、〓品位上昇の場合も短期的には同じ
レベルで考えて差支えない。 第6図において、たとえば最低ランス風速150
m/sec、すなわち最低送風量11000Nm3/hrに設
定値を合わせると、銅鉱石中のS/Cuが0.9の場
合には送風量が3100Nm3/hr不足となる。上表か
ら、その最低送風量を保持するのに必要な補充空
気量見合いの粉炭量は408Kgである。粉炭量408
Kg/hrの発熱量は1346000Kcalであり、その発熱
量見合いの重油369が節減できる。これはモデ
ル計算値であるが、実操業においては〓品位が変
動し、また銅鉱石のS/Cuも異なるため、鉱石
トン当りの必要酸素量が増減し、それに合わせて
設定した最低送風量に基づいて粉炭装入量も増減
する。さらに、設定最低送風量は任意に設定可能
であり、設定値を上げることにより、ランス送風
量の許される範囲において任意に粉炭の用が可能
となる。 本発明は上述したように、粉炭を溶体中に直接
吹送するために、従来のバーナ加熱方式に比べて
溶体への熱伝達がよくなり、かつ溶体の撹拌が十
分行なわれるため溶解能力が向上し、溶体の流動
性も良くなるため生成物の炉外の流出もスムーズ
に行なわれ、同時に撹拌により〓と〓の接触が十
分行なわれ、懸遊している〓粒子は容易に粗粒化
し、沈降し、〓中の銅損失は少なくなる。また、
燃焼熱の溶体への伝達がよくなるため、炉内ガス
ゾーンの雰囲気温度と溶体との温度差を小さくで
きかつバーナ焚き量が減少する結果、バーナフレ
ームによつて溶損される炉壁の寿命が著しく延長
される。さらに、排ガスの温度を溶体の温度とほ
ぼ同一の温度まで低下させることができるので、
排ガスの後処理上きわめて有利である。上記粉炭
のランス吹込みは従来の重油バーナ設備を全く変
更することなく、実施することができ、しかも重
油の使用量の節減を可能ならしめるものであり、
この燃料源の粉炭への一部転換は現在の世界石油
事情からもきわめて意義あるものである。 次に、本発明の製錬工程について述べる。 製錬工程においても製銅炉への粉炭ランス吹込
みは上記の溶錬炉の場合と同様に実施することが
できる。 第4図は第3図の溶錬炉に対応する製銅炉の断
面図である。図において、11はランス、12は
分離工程からの〓入口、13はバーナ、14は粗
銅出口、15は製銅炉〓出口、16は溶体であ
る。すなわち、製錬工程の製銅炉内の溶体16中
の鉄分、硫黄分等の被酸化成分の効果的な酸化と
溶体16内のより急速な熱伝達に必要な溶体16
の所要撹拌とを確保するための最低送風量を該製
銅炉に〓入口12から装入される〓品位及び空気
中の酸素量に応じて設定しておき、上記分離槽か
らの〓の成分及び量、冷剤の成分及び量等に基づ
いて計算された酸化用送風量が〓装入量が減じた
場合、あるいは製銅炉酸化過剰の場合等に上記設
定量低送風量を下廻る場合には、該酸化用送風量
とともに該最低送風量の保持に必要な補充空気量
とそれに見合う粉炭をランス11を介して直接上
記溶体16内に吹送する。その際、発生する過剰
熱量は目的金属のスクラツプ等の冷剤の装入溶解
に使用され、全体の鉱石処理能力を増大させるこ
とを可能とする。さらに進めて、目的金属のスク
ラツプ等の冷剤装入溶解を行ない、全体の鉱石処
理能力を増大させるために、粉炭を装入制御する
ことができる。 以上において、硫化金属鉱が硫化銅である場合
の本発明について述べたが、ニツケル、コバルト
等の硫化鉱石の場合にも、本発明は適用できるこ
とはもろちろんである。 本発明は、以上のように、硫化金属鉱品位上昇
の場合でも、溶錬炉および製錬炉における炉内溶
体の有効な撹拌をつねに可能ならしめるように、
上吹きランスを介しての流動性固体燃料の溶体内
への直接吹送を制御することによつて、目的金属
を安定して大量かつ経済的に製造することを可能
ならしめる硫化金属鉱の連続製錬法を提供するも
ので、その工業的価値はきわめて高い。 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例 溶錬工程の溶錬炉にそれぞれ毎時銅29.73%、
硫黄29.63%、鉄24.97%、珪酸6.58%よりなる銅
精鉱24.4T、珪砂3.4T、石灰0.1Tをゲージ圧2
Kg/cm2の最低送風量設定値11700Nm3/hrの空
気、2240Nm3/hrの酸素ガスとともにランスを通
じて溶錬炉内の反応生成物である溶体中に直接吹
送した。これら銅精鉱、珪砂、石灰はそれぞれ粒
径3m/m以下で水分1%以下まで乾燥したもの
を用い、ランスは3インチパイプ(内径80.1m/
m)5本を使用し、ランス内の流速は155m/sec
であつた。このように、溶錬炉に装入される硫化
金属鉱品位および該溶錬炉で生成される〓および
〓の品位に基いて目標〓品位を保持すべく計算さ
れた酸化用送風量が上記最低送風量を下廻る場合
には、該酸化用送風量とともに、最低送風量保持
11700Nm3/hrに対し、最低送風量保持に必要な
補充空気量とそれに見合う粉炭873Kg/hrがラン
スを介して同じく溶体内に直接吹送された。それ
によつて、バーナ重油は1400/hrから931/
hrに減少し、溶体温度は1188℃から1213℃まで上
昇した。 溶錬炉で生成した〓と〓を全量次の分離工程の
分離槽に移送して〓と〓とに分離した。 次に、製錬工程の製銅炉にそれぞれ毎時分離槽
からの銅64.9%、硫黄21.83%、鉄9.91%からなる
〓11.5T、石灰0.7Tをゲージ圧2Kg/cm2の8240N
m3/hrの空気、1000Nm3/hrの80%酸素ガスとと
もに3インチランス4本を介して製銅炉内の反応
生成物である溶体内に直接吹送した。製銅炉内の
熱バランスは平衡を保つた状態にあり、バーナ重
油量はゼロになり、溶体温度1230℃で、製銅炉〓
中の銅は16%であつた。 送風量を最低送風量設定値10000Nm3/hrにし
たところ、過剰空気に見合う粉炭230Kg/hrがラ
ンスを介して吹送され、過剰熱量見合いのアノー
ド残基を4100Kg/hr装入することができた。溶体
温度は1230℃で製銅炉〓の銅は15%であつた。
て燃焼させた燃料の発熱量から排ガスとして1250
℃で出た場合の該排ガスの持ち去る熱量を差し引
いた炉内で有効に働く発熱量である。 第2図は粉炭装入設備である。図において、1
は乾燥された粉炭のホツパ、2はベルトフイダ
ー、3はウエイヤー、4はシユート、5は輸送チ
エンコンベヤである。上記のように計算された粉
炭量がホツパ1よりベルトフイダー2によつて切
り出され、ウエイヤー3で計量後、シユート4を
径て輸送チエンコンベヤ5に入り、溶錬炉頂装入
設備まで運搬される。銅精鉱、溶剤についても同
様である。 第3図は溶錬炉の断面図である。図において、
6はランス、7はバーナ、8は溶体流出孔、9は
波止、10は溶体である。溶錬炉では鉱石(銅精
鉱)珪酸塩等の溶剤を主成分とする原料に粉炭お
よび空気を予定した反応条件に適する割合で適宜
配合したものを所定の供給速度で炉内の反応生成
物である溶体10中に直接かつ連続的に装入す
る。その際、粉炭は第2図および第3図に示すよ
うに、原料と同じランス6を用いて原料とともに
溶体10中に直接供給してもよく、また粉炭専用
ランスにより別に溶体10中に直接吹送してもよ
い。溶体10内に供給された粉炭は通常は炉内に
て完全に燃焼するが、過剰に供給された場合は未
燃粉炭が溶体10上に浮遊し、溶体流出孔8から
流出することがある。そのため、炉の溶体出口に
波止3を取り付けることにより未燃粉炭の炉外へ
の流出を抑えることができ、未燃粉炭はやがて炉
内で燃焼しつくす。 第6図は銅精鉱給鉱量25T/hr、生成〓品位65
%、80%酸素2500Nm3/hr、3インチランス5本
使用時の銅精鉱中のS/Cuとランス風速、重油
量との関係を示すグラフである。ランス風速は次
の式で求められる。 ランス風速=ランス1本当りの(送風量 +酸素量)/(3600秒×0.005m2) たとえば、従来ランス1本当り3300Nm3/hrの
送風量であつたが、〓品位の上昇により新たに計
算された時点で2700Nm3/hrに減少した場合、す
なわちランス風速が180m/secから150m/secに
低下した場合には銅鉱石給鉱量を一定に保持する
ためには、溶体酸化反応熱の減少を外部からの加
熱で補充しなければならない。この際、外部から
の熱補充は、たとえば通常のバーナから行なつた
場合には、ランス風速の低下に伴つて生ずる溶体
の撹拌現象の減少によつて溶体へのバーナ発生熱
の伝達率が低下し溶体の温度が下り、原料装入物
の溶解が有効に促進されないことが発生した。銅
鉱石中のS/Cuが低下した場合、所定の溶体撹
拌を得るための送風量を常時供給すると、〓品位
は上昇しつづけることから、上記普通銅精鉱操業
時、たとえばS/Cuが1.1の場合の給鉱停止等の
理由により、〓品位上昇の場合も短期的には同じ
レベルで考えて差支えない。 第6図において、たとえば最低ランス風速150
m/sec、すなわち最低送風量11000Nm3/hrに設
定値を合わせると、銅鉱石中のS/Cuが0.9の場
合には送風量が3100Nm3/hr不足となる。上表か
ら、その最低送風量を保持するのに必要な補充空
気量見合いの粉炭量は408Kgである。粉炭量408
Kg/hrの発熱量は1346000Kcalであり、その発熱
量見合いの重油369が節減できる。これはモデ
ル計算値であるが、実操業においては〓品位が変
動し、また銅鉱石のS/Cuも異なるため、鉱石
トン当りの必要酸素量が増減し、それに合わせて
設定した最低送風量に基づいて粉炭装入量も増減
する。さらに、設定最低送風量は任意に設定可能
であり、設定値を上げることにより、ランス送風
量の許される範囲において任意に粉炭の用が可能
となる。 本発明は上述したように、粉炭を溶体中に直接
吹送するために、従来のバーナ加熱方式に比べて
溶体への熱伝達がよくなり、かつ溶体の撹拌が十
分行なわれるため溶解能力が向上し、溶体の流動
性も良くなるため生成物の炉外の流出もスムーズ
に行なわれ、同時に撹拌により〓と〓の接触が十
分行なわれ、懸遊している〓粒子は容易に粗粒化
し、沈降し、〓中の銅損失は少なくなる。また、
燃焼熱の溶体への伝達がよくなるため、炉内ガス
ゾーンの雰囲気温度と溶体との温度差を小さくで
きかつバーナ焚き量が減少する結果、バーナフレ
ームによつて溶損される炉壁の寿命が著しく延長
される。さらに、排ガスの温度を溶体の温度とほ
ぼ同一の温度まで低下させることができるので、
排ガスの後処理上きわめて有利である。上記粉炭
のランス吹込みは従来の重油バーナ設備を全く変
更することなく、実施することができ、しかも重
油の使用量の節減を可能ならしめるものであり、
この燃料源の粉炭への一部転換は現在の世界石油
事情からもきわめて意義あるものである。 次に、本発明の製錬工程について述べる。 製錬工程においても製銅炉への粉炭ランス吹込
みは上記の溶錬炉の場合と同様に実施することが
できる。 第4図は第3図の溶錬炉に対応する製銅炉の断
面図である。図において、11はランス、12は
分離工程からの〓入口、13はバーナ、14は粗
銅出口、15は製銅炉〓出口、16は溶体であ
る。すなわち、製錬工程の製銅炉内の溶体16中
の鉄分、硫黄分等の被酸化成分の効果的な酸化と
溶体16内のより急速な熱伝達に必要な溶体16
の所要撹拌とを確保するための最低送風量を該製
銅炉に〓入口12から装入される〓品位及び空気
中の酸素量に応じて設定しておき、上記分離槽か
らの〓の成分及び量、冷剤の成分及び量等に基づ
いて計算された酸化用送風量が〓装入量が減じた
場合、あるいは製銅炉酸化過剰の場合等に上記設
定量低送風量を下廻る場合には、該酸化用送風量
とともに該最低送風量の保持に必要な補充空気量
とそれに見合う粉炭をランス11を介して直接上
記溶体16内に吹送する。その際、発生する過剰
熱量は目的金属のスクラツプ等の冷剤の装入溶解
に使用され、全体の鉱石処理能力を増大させるこ
とを可能とする。さらに進めて、目的金属のスク
ラツプ等の冷剤装入溶解を行ない、全体の鉱石処
理能力を増大させるために、粉炭を装入制御する
ことができる。 以上において、硫化金属鉱が硫化銅である場合
の本発明について述べたが、ニツケル、コバルト
等の硫化鉱石の場合にも、本発明は適用できるこ
とはもろちろんである。 本発明は、以上のように、硫化金属鉱品位上昇
の場合でも、溶錬炉および製錬炉における炉内溶
体の有効な撹拌をつねに可能ならしめるように、
上吹きランスを介しての流動性固体燃料の溶体内
への直接吹送を制御することによつて、目的金属
を安定して大量かつ経済的に製造することを可能
ならしめる硫化金属鉱の連続製錬法を提供するも
ので、その工業的価値はきわめて高い。 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例 溶錬工程の溶錬炉にそれぞれ毎時銅29.73%、
硫黄29.63%、鉄24.97%、珪酸6.58%よりなる銅
精鉱24.4T、珪砂3.4T、石灰0.1Tをゲージ圧2
Kg/cm2の最低送風量設定値11700Nm3/hrの空
気、2240Nm3/hrの酸素ガスとともにランスを通
じて溶錬炉内の反応生成物である溶体中に直接吹
送した。これら銅精鉱、珪砂、石灰はそれぞれ粒
径3m/m以下で水分1%以下まで乾燥したもの
を用い、ランスは3インチパイプ(内径80.1m/
m)5本を使用し、ランス内の流速は155m/sec
であつた。このように、溶錬炉に装入される硫化
金属鉱品位および該溶錬炉で生成される〓および
〓の品位に基いて目標〓品位を保持すべく計算さ
れた酸化用送風量が上記最低送風量を下廻る場合
には、該酸化用送風量とともに、最低送風量保持
11700Nm3/hrに対し、最低送風量保持に必要な
補充空気量とそれに見合う粉炭873Kg/hrがラン
スを介して同じく溶体内に直接吹送された。それ
によつて、バーナ重油は1400/hrから931/
hrに減少し、溶体温度は1188℃から1213℃まで上
昇した。 溶錬炉で生成した〓と〓を全量次の分離工程の
分離槽に移送して〓と〓とに分離した。 次に、製錬工程の製銅炉にそれぞれ毎時分離槽
からの銅64.9%、硫黄21.83%、鉄9.91%からなる
〓11.5T、石灰0.7Tをゲージ圧2Kg/cm2の8240N
m3/hrの空気、1000Nm3/hrの80%酸素ガスとと
もに3インチランス4本を介して製銅炉内の反応
生成物である溶体内に直接吹送した。製銅炉内の
熱バランスは平衡を保つた状態にあり、バーナ重
油量はゼロになり、溶体温度1230℃で、製銅炉〓
中の銅は16%であつた。 送風量を最低送風量設定値10000Nm3/hrにし
たところ、過剰空気に見合う粉炭230Kg/hrがラ
ンスを介して吹送され、過剰熱量見合いのアノー
ド残基を4100Kg/hr装入することができた。溶体
温度は1230℃で製銅炉〓の銅は15%であつた。
第1図は本発明の一実施例の溶錬工程における
システムフロー図、第2図は第1図の溶錬工程に
おける銅精鉱と溶剤と粉炭の装入設備の概略図、
第3図は第1図の溶錬工程の溶錬炉の断面図、第
4図は第1図の実施例の製錬工程の製銅炉の断面
図、第5図は硫化金属鉱として銅精鉱を用いる場
合、〓品位を65%とするための銅精鉱中の銅品位
と硫黄品位の下限との関係を示すグラフ図、第6
図は第1図の溶錬工程において銅精鉱給鉱量
25T/hr、生成〓品位65%、80%酸素2500Nm3/
hr、3インチランス5本使用時の銅精鉱中のS/
Cuとランス風速、重油量との関係を示すグラフ
図である。第2図、第3図および第4図におい
て、 1……粉炭ホツパ、2……ベルトフイダー、3
……ウエイヤー、4……シユート、5……輸送チ
エンコンベヤ、6,11……ランス、7,13…
…バーナ、8……溶体流出孔、9……波止、1
0,16……溶体、12……〓入口、14……粗
銅出口、15……製銅炉〓出口。
システムフロー図、第2図は第1図の溶錬工程に
おける銅精鉱と溶剤と粉炭の装入設備の概略図、
第3図は第1図の溶錬工程の溶錬炉の断面図、第
4図は第1図の実施例の製錬工程の製銅炉の断面
図、第5図は硫化金属鉱として銅精鉱を用いる場
合、〓品位を65%とするための銅精鉱中の銅品位
と硫黄品位の下限との関係を示すグラフ図、第6
図は第1図の溶錬工程において銅精鉱給鉱量
25T/hr、生成〓品位65%、80%酸素2500Nm3/
hr、3インチランス5本使用時の銅精鉱中のS/
Cuとランス風速、重油量との関係を示すグラフ
図である。第2図、第3図および第4図におい
て、 1……粉炭ホツパ、2……ベルトフイダー、3
……ウエイヤー、4……シユート、5……輸送チ
エンコンベヤ、6,11……ランス、7,13…
…バーナ、8……溶体流出孔、9……波止、1
0,16……溶体、12……〓入口、14……粗
銅出口、15……製銅炉〓出口。
Claims (1)
- 1 硫化金属鉱と溶剤との混合物からなる原料に
空気と流動性固体燃料を適宜配合し、これを連続
的に溶錬炉に装入し溶解せしめて〓と〓を生成さ
せ、その際製錬炉からの製錬炉〓を固化粉砕して
連続的に該溶錬炉に装入して該製錬炉〓中に含有
された目的金属の大部分を上記〓中に吸収せしめ
る溶錬工程と該溶錬工程の生成物を全量分離槽に
移送して〓と〓とに分離する分離工程と該分離工
程からの〓に溶剤と空気を適宜配合し、これを連
続的に該製錬炉に装入し、目的金属と上記製錬炉
〓とを生成する製錬工程とよりなる硫化金属鉱の
連続製錬法において、あらかじめ該溶錬工程の溶
錬炉に装入する上記原料の溶解を促進するに足る
溶体の所要撹拌を確保するための最低送風量を操
業条件に応じて設定しておき、該溶錬炉に装入さ
れる硫化金属鉱品位および該溶錬炉で生成される
〓及び〓の品位に基づいて目標〓品位を保持すべ
く計算された酸化用送風量とともに該硫化金属鉱
品位に対応して該最低送風量保持に必要な補充空
気量とそれに見合う流動性固体燃料をランスを介
して直接上記溶体内に吹送し、かつ該製錬工程の
製錬炉内の溶体中の鉄分、硫黄分等の被酸化成分
の効果的な酸化と該溶体内のより急速な熱伝達に
必要な該溶体の所要撹拌を確保するための最低送
風量を該製錬炉に装入される〓品位及び空気中の
酸素量に応じて設定しておき、上記分離槽からの
〓の成分及び量、冷剤の成分及び量等に基づいて
計算された酸化用送風量とともに該〓品位に対応
して該最低送風量の保持に必要な補充空気量とそ
れに見合う流動性固体燃料をランスを介して直接
上記溶体内に吹送することを特徴とする硫化金属
の連続製錬法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11226379A JPS5635734A (en) | 1979-09-01 | 1979-09-01 | Continuously refining method for sulfide metal ore |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11226379A JPS5635734A (en) | 1979-09-01 | 1979-09-01 | Continuously refining method for sulfide metal ore |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5635734A JPS5635734A (en) | 1981-04-08 |
| JPS628489B2 true JPS628489B2 (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=14582318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11226379A Granted JPS5635734A (en) | 1979-09-01 | 1979-09-01 | Continuously refining method for sulfide metal ore |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5635734A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3509603B2 (ja) * | 1998-03-05 | 2004-03-22 | Jfeスチール株式会社 | 靱性に優れた降伏強さが325MPa以上の極厚H形鋼 |
| JP7459660B2 (ja) * | 2020-05-27 | 2024-04-02 | 住友金属鉱山株式会社 | 酸化鉱石の製錬方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5443441B2 (ja) * | 1973-06-15 | 1979-12-20 |
-
1979
- 1979-09-01 JP JP11226379A patent/JPS5635734A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5635734A (en) | 1981-04-08 |
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