JPS62863B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62863B2 JPS62863B2 JP53096552A JP9655278A JPS62863B2 JP S62863 B2 JPS62863 B2 JP S62863B2 JP 53096552 A JP53096552 A JP 53096552A JP 9655278 A JP9655278 A JP 9655278A JP S62863 B2 JPS62863 B2 JP S62863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- strength
- cement
- vinyl acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は、接着性にすぐれたセメント組成物、
特に、コンクリート等からなる建造物の表面仕
上、パネル等の継目充填などコンクリートと接着
を必要とする部分に用いるセメント組成物に関す
る。 従来より、コンクリート製品の補修材として、
酢酸ビニル重合体、スチレンブタジエン共重合
体、アクリル酸エステル重合体の各エマルジヨン
を含有したセメントモルタルが用いられている。 しかし、その補修にあたつては、予め躯体表面
を前記のような重合体エマルジヨンを塗布する等
の下地処理を行わないと接着性が十分でなく、こ
のため多大の労力と時間を要する。さらに、その
モルタルの強度発現が遅く、モルタルが硬化する
前に脱水するので、補修材と躯体表面とが十分接
着しないので、強固な補修ができなかつた。 本発明は、この欠点を解決することを目的とす
るもので、粉末状の無定型カルシウムアルミネー
ト、石コウ及び酢酸ビニル成分60〜97重量%のエ
チレン酢酸ビニル共重合体(以下、EVAとい
う)を含有させた水硬性セメント組成物によつて
コンクリートの表面仕上や継目部を充填すると、
補修表面状態が平滑であり、躯体との接着が強固
になるという知見によるものである。 すなわち、本発明は無定型カルシウムアルミネ
ート100重量部、石コウ50〜300重量部の割合から
なる添加材を5〜30重量%含有してなる水硬性セ
メント100重量部とEVA5〜50重量部とからなる
接着性大なるセメント組成物である。 本発明でいうカルシウムアルミネートとは、無
定型であつて、主として3CaO・Al2O3,CaO・
Al2O3,12CaO・7Al2O3の成分割合からなるか、
またはこれらにハロゲン元素が固溶した11CaO・
7Al2O3・CaF2,11CaO・7Al2O3・CaCl2,
3CaO・3Al2O3・CaF2で表わされる成分割合から
なるものである。特に、これらのなかでも、
12CaO・7Al2O3又はこれにハロゲン元素が固溶
したものは、接着力と強度発現が大きいので最も
好ましい配合材料である。 石コウは、無定型カルシウムアルミネートを使
用することに伴なう水硬性セメントの凝結を正常
化させて強度発現を高め、また多量のエトリンジ
ヤイト結晶をセメント硬化体中に生成させて、そ
の機械的強度を高める。通常、石コウは、無定型
カルシウムアルミネート100重量部に対し、50〜
300重量部配合するが、石コウの種類には制限は
なく、市販の2水石コウ、半水石コウ、無水石コ
ウを単独又は併用して用いることができる。これ
らの中で、型無水石コウは最も強度発現が大き
いので好ましい。無定型カルシウムアルミネート
と石コウはいずれも粉末状で用いられ、その粉末
度は1000cm2/g(ブレーン値)以上、好ましくは
4000〜6000cm2/gであつて、これらは水硬性セメ
ント組成物に対し、5〜30重量%、好ましくは10
〜20重量%含有するように配合させればよい。こ
れらが5重量%未満では、接着強度と強度発現の
効果は少なく、また30重量%をこえて含有させて
も、それ程に効果は向上せず、反つて圧縮などの
機械的強度が低下する。セメントは市販のもの、
すなわち、普通、早強、超早強中庸熱のポルトラ
ンドセメント、さらにシリカ、フライアツシユな
どを配合した混合セメントが使用できる。 EVAは、接着強度と表面平滑性を改善するた
めに重要な成分であるが、本発明に用いるEVA
は、エチレンと酢酸ビニルとを乳化共重合させた
ものであつて、これをエマルジヨンのまま、また
はこの水分を除去した粉末状のものであつてもよ
い。 水硬性セメント100重量部に対するEVAの配合
割合は、樹脂分として5〜50重量部、好ましくは
10〜30重量部である。EVAをこの範囲に特定し
たのは、5重量部未満では、接着強度と表面平滑
性を改善できず、また50重量部をこえると機械的
強度が低下するからである。 なお、EVAをエマルジヨンの形態で使用した
場合、均一混合が容易となる反面、混合・撹拌中
に界面活性剤の影響を受けて発泡するが、上記の
範囲であれば使用可能である。EVAは酢酸ビニ
ル成分が97〜60重量%のものを用いるが、97重量
%をこえると耐水性に劣り、60重量%未満のもの
は接着性に劣る。好ましいEVAの酢酸ビニル成
分の含有量は70〜90%である。 本発明品を用いる際に、骨材、顔料、凝結コン
トロール剤などを添加してもよい。 以上、説明したように本発明は、無定型カルシ
ウムアルミネート、石コウ、水硬性セメント、エ
チレン酢酸ビニル共重合体を含有するセメント組
成物であつて、これを例えばセメント製品の仕上
げ材、間隙充填材などに用いると接着性、早強性
などの特性が発揮するすぐれたセメント製品用の
水硬性セメント組成物である。 以下、実施例により本発明をさらに説明する。 実施例 1 普通ポルトランドセメント、12CaO・7Al2O3
組成の無定型カルシウムアルミネートと無水石コ
ウを重量比で、1:2の割合からなるブレーン
5750cm2/gの粉末、7号珪砂及び樹脂分48重量%
含有する酢酸ビニル83.2重量%のエチレン酢酸ビ
ニル共重合エマルジヨンを表に示す割合でセメン
トモルタルとした。このセメントモルタルの硬化
時間は約1時間であつた。このモルタルを用い
て、2個の4×4×16cmの角柱供試体を接着し、
ミハエリス2重テコ式曲げ試験機により接着強度
を測定した結果を表に示す。実験No.5〜10は本発
明例である。
特に、コンクリート等からなる建造物の表面仕
上、パネル等の継目充填などコンクリートと接着
を必要とする部分に用いるセメント組成物に関す
る。 従来より、コンクリート製品の補修材として、
酢酸ビニル重合体、スチレンブタジエン共重合
体、アクリル酸エステル重合体の各エマルジヨン
を含有したセメントモルタルが用いられている。 しかし、その補修にあたつては、予め躯体表面
を前記のような重合体エマルジヨンを塗布する等
の下地処理を行わないと接着性が十分でなく、こ
のため多大の労力と時間を要する。さらに、その
モルタルの強度発現が遅く、モルタルが硬化する
前に脱水するので、補修材と躯体表面とが十分接
着しないので、強固な補修ができなかつた。 本発明は、この欠点を解決することを目的とす
るもので、粉末状の無定型カルシウムアルミネー
ト、石コウ及び酢酸ビニル成分60〜97重量%のエ
チレン酢酸ビニル共重合体(以下、EVAとい
う)を含有させた水硬性セメント組成物によつて
コンクリートの表面仕上や継目部を充填すると、
補修表面状態が平滑であり、躯体との接着が強固
になるという知見によるものである。 すなわち、本発明は無定型カルシウムアルミネ
ート100重量部、石コウ50〜300重量部の割合から
なる添加材を5〜30重量%含有してなる水硬性セ
メント100重量部とEVA5〜50重量部とからなる
接着性大なるセメント組成物である。 本発明でいうカルシウムアルミネートとは、無
定型であつて、主として3CaO・Al2O3,CaO・
Al2O3,12CaO・7Al2O3の成分割合からなるか、
またはこれらにハロゲン元素が固溶した11CaO・
7Al2O3・CaF2,11CaO・7Al2O3・CaCl2,
3CaO・3Al2O3・CaF2で表わされる成分割合から
なるものである。特に、これらのなかでも、
12CaO・7Al2O3又はこれにハロゲン元素が固溶
したものは、接着力と強度発現が大きいので最も
好ましい配合材料である。 石コウは、無定型カルシウムアルミネートを使
用することに伴なう水硬性セメントの凝結を正常
化させて強度発現を高め、また多量のエトリンジ
ヤイト結晶をセメント硬化体中に生成させて、そ
の機械的強度を高める。通常、石コウは、無定型
カルシウムアルミネート100重量部に対し、50〜
300重量部配合するが、石コウの種類には制限は
なく、市販の2水石コウ、半水石コウ、無水石コ
ウを単独又は併用して用いることができる。これ
らの中で、型無水石コウは最も強度発現が大き
いので好ましい。無定型カルシウムアルミネート
と石コウはいずれも粉末状で用いられ、その粉末
度は1000cm2/g(ブレーン値)以上、好ましくは
4000〜6000cm2/gであつて、これらは水硬性セメ
ント組成物に対し、5〜30重量%、好ましくは10
〜20重量%含有するように配合させればよい。こ
れらが5重量%未満では、接着強度と強度発現の
効果は少なく、また30重量%をこえて含有させて
も、それ程に効果は向上せず、反つて圧縮などの
機械的強度が低下する。セメントは市販のもの、
すなわち、普通、早強、超早強中庸熱のポルトラ
ンドセメント、さらにシリカ、フライアツシユな
どを配合した混合セメントが使用できる。 EVAは、接着強度と表面平滑性を改善するた
めに重要な成分であるが、本発明に用いるEVA
は、エチレンと酢酸ビニルとを乳化共重合させた
ものであつて、これをエマルジヨンのまま、また
はこの水分を除去した粉末状のものであつてもよ
い。 水硬性セメント100重量部に対するEVAの配合
割合は、樹脂分として5〜50重量部、好ましくは
10〜30重量部である。EVAをこの範囲に特定し
たのは、5重量部未満では、接着強度と表面平滑
性を改善できず、また50重量部をこえると機械的
強度が低下するからである。 なお、EVAをエマルジヨンの形態で使用した
場合、均一混合が容易となる反面、混合・撹拌中
に界面活性剤の影響を受けて発泡するが、上記の
範囲であれば使用可能である。EVAは酢酸ビニ
ル成分が97〜60重量%のものを用いるが、97重量
%をこえると耐水性に劣り、60重量%未満のもの
は接着性に劣る。好ましいEVAの酢酸ビニル成
分の含有量は70〜90%である。 本発明品を用いる際に、骨材、顔料、凝結コン
トロール剤などを添加してもよい。 以上、説明したように本発明は、無定型カルシ
ウムアルミネート、石コウ、水硬性セメント、エ
チレン酢酸ビニル共重合体を含有するセメント組
成物であつて、これを例えばセメント製品の仕上
げ材、間隙充填材などに用いると接着性、早強性
などの特性が発揮するすぐれたセメント製品用の
水硬性セメント組成物である。 以下、実施例により本発明をさらに説明する。 実施例 1 普通ポルトランドセメント、12CaO・7Al2O3
組成の無定型カルシウムアルミネートと無水石コ
ウを重量比で、1:2の割合からなるブレーン
5750cm2/gの粉末、7号珪砂及び樹脂分48重量%
含有する酢酸ビニル83.2重量%のエチレン酢酸ビ
ニル共重合エマルジヨンを表に示す割合でセメン
トモルタルとした。このセメントモルタルの硬化
時間は約1時間であつた。このモルタルを用い
て、2個の4×4×16cmの角柱供試体を接着し、
ミハエリス2重テコ式曲げ試験機により接着強度
を測定した結果を表に示す。実験No.5〜10は本発
明例である。
【表】
なお、SBRはゴム分45重量%含有した市販のス
チレン―ブタジエン共重合体ゴムラテツクスであ
り、また凝結コントロール剤としてクエン酸:
K2CO3=1:3の重量混合物を用いた。 次に、これらのモルタルの表面平滑性をコンク
リート壁にコテ塗りして観察したところ、実験No.
4〜10のモルタルは作業性が良好で、かつ硬化後
の“しわ”もなく平滑な面となつた。これに対し
て、実験No.1は硬化するまでに“しわ”が発生
し、実験No.2は肌離して仕上面を平滑にできず、
また実験No.3は気泡によるクレーター面となつ
た。 実施例 2 実験No.9の配合において、12CaO・7Al2O3組
成にかえてCaO・Al2O3組成の無定型物を用いて
同様に接着強度を測定したところ、1日で24.3
Kg/cm2,28日で50.5Kg/cm2であつた。
チレン―ブタジエン共重合体ゴムラテツクスであ
り、また凝結コントロール剤としてクエン酸:
K2CO3=1:3の重量混合物を用いた。 次に、これらのモルタルの表面平滑性をコンク
リート壁にコテ塗りして観察したところ、実験No.
4〜10のモルタルは作業性が良好で、かつ硬化後
の“しわ”もなく平滑な面となつた。これに対し
て、実験No.1は硬化するまでに“しわ”が発生
し、実験No.2は肌離して仕上面を平滑にできず、
また実験No.3は気泡によるクレーター面となつ
た。 実施例 2 実験No.9の配合において、12CaO・7Al2O3組
成にかえてCaO・Al2O3組成の無定型物を用いて
同様に接着強度を測定したところ、1日で24.3
Kg/cm2,28日で50.5Kg/cm2であつた。
Claims (1)
- 1 無定型カルシウムアルミネート100重量部と
石コウ50〜300重量部の割合からなる添加材を5
〜30重量%含有した水硬性セメント100重量部と
酢酸ビニル成分60〜97重量%のエチレン酢酸ビニ
ル共重合体5〜50重量部とからなる接着性に優れ
たセメント組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9655278A JPS5523075A (en) | 1978-08-08 | 1978-08-08 | Cement composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9655278A JPS5523075A (en) | 1978-08-08 | 1978-08-08 | Cement composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5523075A JPS5523075A (en) | 1980-02-19 |
| JPS62863B2 true JPS62863B2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=14168230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9655278A Granted JPS5523075A (en) | 1978-08-08 | 1978-08-08 | Cement composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5523075A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60235757A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-22 | 積水化成品工業株式会社 | 薄塗り仕上げ用混和材 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS531771B2 (ja) * | 1971-12-20 | 1978-01-21 | ||
| JPS5137121A (ja) * | 1974-09-25 | 1976-03-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Kemikarupuresutoresuodonyushita sementoseikeibutsuno seizoho |
| JPS5828222B2 (ja) * | 1976-09-20 | 1983-06-14 | 電気化学工業株式会社 | セメント急硬材 |
-
1978
- 1978-08-08 JP JP9655278A patent/JPS5523075A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5523075A (en) | 1980-02-19 |
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