JPS628762A - 内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チユ−ブの製造方法およびその製造装置 - Google Patents
内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チユ−ブの製造方法およびその製造装置Info
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- JPS628762A JPS628762A JP60148084A JP14808485A JPS628762A JP S628762 A JPS628762 A JP S628762A JP 60148084 A JP60148084 A JP 60148084A JP 14808485 A JP14808485 A JP 14808485A JP S628762 A JPS628762 A JP S628762A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、内壁に薄い均一な蛋白質の被膜を有する長尺
の合成樹脂製チューブの製造方法、およびその製造装置
に関するものである。更に詳しくは、可視性に優れた合
成樹脂製チューブを主要構成材とし、このチューブの内
壁に蛋白質の被膜を形成した医療用チューブの製造方法
、およびその製造装置に関するものである。
の合成樹脂製チューブの製造方法、およびその製造装置
に関するものである。更に詳しくは、可視性に優れた合
成樹脂製チューブを主要構成材とし、このチューブの内
壁に蛋白質の被膜を形成した医療用チューブの製造方法
、およびその製造装置に関するものである。
「従来の技術」
従来、採血、輸血、輸液セット、人工腎臓血液回路等の
医療分野における血液または薬液等の、人体からの採取
、輸送あるいは人体への注入に用いられる輸送管の材料
として、軟質塩化ビニル系樹脂を主体とする組成物(以
下「軟質塩ビ」と略称する。)が使用さ′れている。こ
れは、軟質塩ビが透明性、柔軟性、原型復帰性、耐薬品
性、耐熱性、耐寒性など、輸液管の材料として要求され
る性能を高水準に備えており、しかも価格が低廉なので
衛生面からも好ましいとされる使い捨て製品としても、
好適であることによる。
医療分野における血液または薬液等の、人体からの採取
、輸送あるいは人体への注入に用いられる輸送管の材料
として、軟質塩化ビニル系樹脂を主体とする組成物(以
下「軟質塩ビ」と略称する。)が使用さ′れている。こ
れは、軟質塩ビが透明性、柔軟性、原型復帰性、耐薬品
性、耐熱性、耐寒性など、輸液管の材料として要求され
る性能を高水準に備えており、しかも価格が低廉なので
衛生面からも好ましいとされる使い捨て製品としても、
好適であることによる。
しかしながら、軟質塩ビをこのような用途に用いる場合
には、製品使用中に、基体樹脂に配合された可塑剤、安
定剤、その他の樹脂添加物が、液中に溶出することが認
められており、また、血液と接触する場合には、溶血や
凝血を起しやすいこと等の問題7αも指摘されている。
には、製品使用中に、基体樹脂に配合された可塑剤、安
定剤、その他の樹脂添加物が、液中に溶出することが認
められており、また、血液と接触する場合には、溶血や
凝血を起しやすいこと等の問題7αも指摘されている。
軟質塩ビ以外の合成樹脂、たとえばポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリアミド、ポリエステル等も医療分野に
おける血液または薬液等の採取、輸送あるいは人体への
注入に用いられる輸送管の材料として、実用化されてい
る。しかし、これらの合成樹脂は疎水性であるために、
血液や薬液と接触しても親和性がなく、゛撥水して気泡
付着や流動変動等のトラブルが生じやすがった。
プロピレン、ポリアミド、ポリエステル等も医療分野に
おける血液または薬液等の採取、輸送あるいは人体への
注入に用いられる輸送管の材料として、実用化されてい
る。しかし、これらの合成樹脂は疎水性であるために、
血液や薬液と接触しても親和性がなく、゛撥水して気泡
付着や流動変動等のトラブルが生じやすがった。
このような問題点を解決するために、合成樹脂チューブ
の内壁に生体適合性の優れた架橋した蛋白質の被膜を形
成することが試みられている。しかしながら長尺の合成
樹脂チューブの内壁に蛋白質の被膜を均一に形成するの
は技術的に非常に困難であり、多大な人手を要する手作
業に頼らざるを得なかった。
の内壁に生体適合性の優れた架橋した蛋白質の被膜を形
成することが試みられている。しかしながら長尺の合成
樹脂チューブの内壁に蛋白質の被膜を均一に形成するの
は技術的に非常に困難であり、多大な人手を要する手作
業に頼らざるを得なかった。
[発明が解決しようとする問題、慨」
本発明者らは、かかる現状に鑑み、上記のような問題点
が少なく安全性の高い合成樹脂製チューブを長尺で大量
に、かつ連続的に得ることを目的として鋭意検討の結果
、本発明を完成するに至りたものである。
が少なく安全性の高い合成樹脂製チューブを長尺で大量
に、かつ連続的に得ることを目的として鋭意検討の結果
、本発明を完成するに至りたものである。
「問題点を解決するための手段」
即ち本発明の要旨とするところは内壁に蛋白質の被膜を
有する合成樹脂製チューブを製造するにあたり、蛋白質
溶液がゲル化しない温度に調節された雰囲気内で、可撓
性合成樹脂チューブの一端から、蛋白質溶液を注入した
のち、このチューブをほぼ鉛直上方に引き上げつつ、チ
ューブ内の蛋白質溶液を重力で流下させ、チューブ内壁
に蛋白質溶液の薄膜を形成する工程、この工程終了後の
チューブを、蛋白質溶液がゲル化する温度に調節された
雰囲気内に導き、蛋白質溶液をゲル化する工程、このチ
ューブの他端から蛋白質の架橋剤溶液を連続的に注入す
る工程、を含むことを特徴とする内壁に蛋白質の被膜を
有する合成樹脂製チューブの製造方法に存する(第一発
明)。そして第二発明は、第一発明を実施する際に使用
される装置を要旨とする。
有する合成樹脂製チューブを製造するにあたり、蛋白質
溶液がゲル化しない温度に調節された雰囲気内で、可撓
性合成樹脂チューブの一端から、蛋白質溶液を注入した
のち、このチューブをほぼ鉛直上方に引き上げつつ、チ
ューブ内の蛋白質溶液を重力で流下させ、チューブ内壁
に蛋白質溶液の薄膜を形成する工程、この工程終了後の
チューブを、蛋白質溶液がゲル化する温度に調節された
雰囲気内に導き、蛋白質溶液をゲル化する工程、このチ
ューブの他端から蛋白質の架橋剤溶液を連続的に注入す
る工程、を含むことを特徴とする内壁に蛋白質の被膜を
有する合成樹脂製チューブの製造方法に存する(第一発
明)。そして第二発明は、第一発明を実施する際に使用
される装置を要旨とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において、可撓性を有する合成樹脂チューブとは
、熱可塑性樹脂で作られたチューブをいう、熱可塑性樹
脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
、ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレン、ABS樹脂、
MBS樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンオキサイド、ポリカーボネート、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、シリコン
ゴム、フッ素樹脂等があげられる。
、熱可塑性樹脂で作られたチューブをいう、熱可塑性樹
脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
、ポリスチレン、ゴム強化ポリスチレン、ABS樹脂、
MBS樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンオキサイド、ポリカーボネート、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、シリコン
ゴム、フッ素樹脂等があげられる。
これらは単独でも二種以上を組みあわせても使用できる
。なお上記例示は、本発明を制限するものではない。
。なお上記例示は、本発明を制限するものではない。
上記熱可塑性樹脂には必要に応じて、通常の樹脂添加物
、たとえば可塑剤、滑剤、熱安定剤、酸化防止剤、光安
定剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、難燃剤、充填剤等を
配合することができる。
、たとえば可塑剤、滑剤、熱安定剤、酸化防止剤、光安
定剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、難燃剤、充填剤等を
配合することができる。
上記熱可塑性樹脂から合成樹脂チューブを製造するには
、押出成形法によるのがよい。チューブは断面形状が円
形のものがよく、その外径が1゜me以下、内径が3
mm以上の範囲とし、肉厚はllll11程度とするの
がよい。
、押出成形法によるのがよい。チューブは断面形状が円
形のものがよく、その外径が1゜me以下、内径が3
mm以上の範囲とし、肉厚はllll11程度とするの
がよい。
なお、本発明において使用される合成樹脂チューブは、
上記熱可塑性樹脂を押出成形して得られたものを、その
まま使用してもよいが、チューブ内壁に粘着性または接
着性を付与するために内壁に接着剤をコーティングした
ものを用いるとより好適である。
上記熱可塑性樹脂を押出成形して得られたものを、その
まま使用してもよいが、チューブ内壁に粘着性または接
着性を付与するために内壁に接着剤をコーティングした
ものを用いるとより好適である。
本発明方法によるときは、第一工程で、蛋白質溶液がゲ
ル化しない温度に調節された雰囲気内で、上記熱可塑性
樹脂よりなるチューブの一端から、蛋白質溶液をこのチ
ューブ内に注入したのち、このチューブをほぼ鉛直上方
に引き上げつつ、チューブ内の蛋白質溶液を重力で流下
させ、チューブ内壁に蛋白質溶液の薄膜を形成する。こ
の工程でチューブ内壁に形成される蛋白質溶液の薄膜は
、次の第二工程でゲル化され、のちの後処理工程で乾燥
されて被膜とされ、最終的には血液や薬液と親和性に優
れ、気泡付着や流動変動等のトラブルが生じない被膜を
形成するための厚膜となる。
ル化しない温度に調節された雰囲気内で、上記熱可塑性
樹脂よりなるチューブの一端から、蛋白質溶液をこのチ
ューブ内に注入したのち、このチューブをほぼ鉛直上方
に引き上げつつ、チューブ内の蛋白質溶液を重力で流下
させ、チューブ内壁に蛋白質溶液の薄膜を形成する。こ
の工程でチューブ内壁に形成される蛋白質溶液の薄膜は
、次の第二工程でゲル化され、のちの後処理工程で乾燥
されて被膜とされ、最終的には血液や薬液と親和性に優
れ、気泡付着や流動変動等のトラブルが生じない被膜を
形成するための厚膜となる。
本発明において用いられる蛋白質溶液とは、蛋白質を溶
媒に溶解させたものをいう。蛋白質とは、生体細胞の主
要成分をしめる天然蛋白質より軽い処理で誘導生成され
た蛋白質をいう。具体的には、ゼラチン、プロテオース
、ペプトン、ケラチン、コラーゲン、フィブロイン等が
あ1デられる。これらは単独でも、二種以上を組み合わ
せても使用できる。なお、上記例示は本発明を制限する
ものではない。
媒に溶解させたものをいう。蛋白質とは、生体細胞の主
要成分をしめる天然蛋白質より軽い処理で誘導生成され
た蛋白質をいう。具体的には、ゼラチン、プロテオース
、ペプトン、ケラチン、コラーゲン、フィブロイン等が
あ1デられる。これらは単独でも、二種以上を組み合わ
せても使用できる。なお、上記例示は本発明を制限する
ものではない。
蛋白質を溶かす溶媒としては、水、メチルアルコール、
エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i−プロ
ピルアルコール、S−プロピルアルコール、t−プロピ
ルアルコール、グリセリン、プロピレングリコール、ア
セトン等があげられる。
エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i−プロ
ピルアルコール、S−プロピルアルコール、t−プロピ
ルアルコール、グリセリン、プロピレングリコール、ア
セトン等があげられる。
これらは単独でも、二種以上を組み合わせても使用でき
る。
る。
上記溶媒に溶かす蛋白質の濃度は、これが高すぎると蛋
白質溶液の温度を高くしたとき、この溶液の粘度が高く
なりすぎて好ましくない。すなわち蛋白質溶液の粘度が
高いと、チューブ内壁に均一な蛋白質のff膜を形成し
難くなったり、蛋白質の薄膜が厚くなりすぎて好′まし
くない。この蛋白質のysgが厚すぎると、実際に医療
用として使用する際に、蛋白質i膜が破損し、良品質の
チューブが得られない。他方、蛋白質溶液中の蛋白質の
濃度が低すぎると、蛋白質の薄膜が薄くなりすぎて、合
成樹脂チューブ内壁に、血液や薬液と接触したときの親
和性を向上させることができないので好ましくない。こ
のような状況から、蛋白質溶液の濃度は、蛋白質を5〜
20重量%の範囲とするのがよく、特に好ましいのは8
〜15重量%の範囲である。
白質溶液の温度を高くしたとき、この溶液の粘度が高く
なりすぎて好ましくない。すなわち蛋白質溶液の粘度が
高いと、チューブ内壁に均一な蛋白質のff膜を形成し
難くなったり、蛋白質の薄膜が厚くなりすぎて好′まし
くない。この蛋白質のysgが厚すぎると、実際に医療
用として使用する際に、蛋白質i膜が破損し、良品質の
チューブが得られない。他方、蛋白質溶液中の蛋白質の
濃度が低すぎると、蛋白質の薄膜が薄くなりすぎて、合
成樹脂チューブ内壁に、血液や薬液と接触したときの親
和性を向上させることができないので好ましくない。こ
のような状況から、蛋白質溶液の濃度は、蛋白質を5〜
20重量%の範囲とするのがよく、特に好ましいのは8
〜15重量%の範囲である。
上記蛋白質溶液を、前記チューブ内に注入するには、蛋
白質溶液がゲル化しない温度に調節された雰囲気内で行
なう。これはチューブ内壁に均一な蛋白質溶液の薄膜を
形成するためである。
白質溶液がゲル化しない温度に調節された雰囲気内で行
なう。これはチューブ内壁に均一な蛋白質溶液の薄膜を
形成するためである。
蛋白質溶液をチューブに注入する際には、数十〜数百メ
ートルの長さの未塗布チューブをチューブ巻戻装置に巻
き付け、チューブの一端から必要量注入する。この際注
入する蛋白質溶液の必要量は、チューブの内面を均一に
濡らすに充分な量とする。したがってこの量は、チュー
ブ巻戻装置に巻きつけられたチューブの直径、長さ、溶
液の粘度等に応じて適宜選ぶことができる。
ートルの長さの未塗布チューブをチューブ巻戻装置に巻
き付け、チューブの一端から必要量注入する。この際注
入する蛋白質溶液の必要量は、チューブの内面を均一に
濡らすに充分な量とする。したがってこの量は、チュー
ブ巻戻装置に巻きつけられたチューブの直径、長さ、溶
液の粘度等に応じて適宜選ぶことができる。
チューブ巻戻装置に巻きつけられ、蛋白質溶液を充填さ
れたチューブを、蛋白質溶液がゲル化しない温度に調節
された雰囲気内におく。そのためには、チューブ巻戻装
置に巻きつけたチューブを恒温槽に収納して温度調節す
るのがよい。恒温槽の温度は、具体的には30〜60
”Cの範囲とするのがよく、中でも35〜60℃の範囲
とするのが特に好ましい。
れたチューブを、蛋白質溶液がゲル化しない温度に調節
された雰囲気内におく。そのためには、チューブ巻戻装
置に巻きつけたチューブを恒温槽に収納して温度調節す
るのがよい。恒温槽の温度は、具体的には30〜60
”Cの範囲とするのがよく、中でも35〜60℃の範囲
とするのが特に好ましい。
チューブは、恒温槽内で、内壁を蛋白質溶液で均一に濡
らして上方に引き上げる。チューブを上方に引き上げる
ときは、はぼ鉛直方向に引き上げないと、チューブ内壁
に付着する蛋白質溶液の厚さが均一にならず、好ましく
ない。チューブをほぼ鉛直に引き上げるにつれて、蛋白
質溶液がチューブ内を重力で流下し、内壁を均一に濡ら
す。チューブを引き上げるときの速度は、チューブ内に
注大した蛋白質溶液の位置が、恒温槽内で一定の位置に
とどまっているような速度とする。
らして上方に引き上げる。チューブを上方に引き上げる
ときは、はぼ鉛直方向に引き上げないと、チューブ内壁
に付着する蛋白質溶液の厚さが均一にならず、好ましく
ない。チューブをほぼ鉛直に引き上げるにつれて、蛋白
質溶液がチューブ内を重力で流下し、内壁を均一に濡ら
す。チューブを引き上げるときの速度は、チューブ内に
注大した蛋白質溶液の位置が、恒温槽内で一定の位置に
とどまっているような速度とする。
本発明方法によるときは、上の第一工程で内壁に蛋白質
溶液の薄膜を形成したチューブを、直ちに、蛋白質溶液
がゲル化する温度に調節された雰囲気に導き、蛋白質溶
液の薄膜をゲル化させる。
溶液の薄膜を形成したチューブを、直ちに、蛋白質溶液
がゲル化する温度に調節された雰囲気に導き、蛋白質溶
液の薄膜をゲル化させる。
蛋白質溶液をゲル化させるには、この溶液の薄膜が形成
されたチューブを、前記恒温槽の近傍に設置した冷却槽
内に導き、この冷却槽の中を下から上にほぼ鉛直に引き
上げればよい。冷却槽の雰囲気温度は30℃以下、好ま
しくは10℃以下とするのがよい。
されたチューブを、前記恒温槽の近傍に設置した冷却槽
内に導き、この冷却槽の中を下から上にほぼ鉛直に引き
上げればよい。冷却槽の雰囲気温度は30℃以下、好ま
しくは10℃以下とするのがよい。
上の第二工程を終了すると、湿潤状態の蛋白質薄膜が形
成されたチューブが得られる。本発明方法によるときは
、次の工程で、このチューブに蛋白質の架橋剤溶液を注
入して、架橋反応を起させる。本発明において用いられ
る蛋白質の架橋剤溶液とは、架橋剤の水溶液をいう。架
橋剤としては、アルデヒド類、インシアネート類、酸ク
ロライド類、スルホニルクロライド類、クロロホルメー
ト類、エポキシ類、エピクロルヒドリンがあげられる。
成されたチューブが得られる。本発明方法によるときは
、次の工程で、このチューブに蛋白質の架橋剤溶液を注
入して、架橋反応を起させる。本発明において用いられ
る蛋白質の架橋剤溶液とは、架橋剤の水溶液をいう。架
橋剤としては、アルデヒド類、インシアネート類、酸ク
ロライド類、スルホニルクロライド類、クロロホルメー
ト類、エポキシ類、エピクロルヒドリンがあげられる。
中でもホルムアルデヒド、ゲルタールアルデヒド、グリ
オギザールなどのアルデヒド類が好適である。
オギザールなどのアルデヒド類が好適である。
架橋剤溶液の濃度は、架橋剤0.1〜2重量%の範囲と
するのがよい。
するのがよい。
上記の第三工程を終了したのちの蛋白質薄膜は、乾燥す
るともろくなるので、薄膜が湿潤状態にあるうちに、グ
リセリン水溶液をチューブ内に通し、薄膜にグリセリン
を吸収させる後処理を行なうのがよい、この場合には、
チューブにグリセリン水溶液を充填し、そのまま1〜3
0分間放置しておけばよい。
るともろくなるので、薄膜が湿潤状態にあるうちに、グ
リセリン水溶液をチューブ内に通し、薄膜にグリセリン
を吸収させる後処理を行なうのがよい、この場合には、
チューブにグリセリン水溶液を充填し、そのまま1〜3
0分間放置しておけばよい。
この後処理終了後は、グリセリン水溶液をチューブから
排出し、無菌水で水洗し、温風をチューブ内に送り乾燥
すれば、目的とするチューブ内壁に蛋白質の被膜が形成
されたチューブが得られる。
排出し、無菌水で水洗し、温風をチューブ内に送り乾燥
すれば、目的とするチューブ内壁に蛋白質の被膜が形成
されたチューブが得られる。
以下、本発明方法を図面にもとづいて詳細に説明する。
第1図は、本発明方法を実施するにあたって用いられる
装置の正面図、第2図は、m1図の平面図であり、第3
図は、本発明に係る装置において用いられるチューブ巻
戻装置の正面図、vIJ4図は、第3図のA−A’部分
における縦断面の矢視側面図、第5図は、第4図のB−
B”部分における矢視横断面図である。
装置の正面図、第2図は、m1図の平面図であり、第3
図は、本発明に係る装置において用いられるチューブ巻
戻装置の正面図、vIJ4図は、第3図のA−A’部分
における縦断面の矢視側面図、第5図は、第4図のB−
B”部分における矢視横断面図である。
図において、1はチューブ巻取装置、13はチューブ巻
戻装置、2はチューブ、12は恒温槽、14および24
は孔、20は冷却槽、22は架橋剤溶液供給部をそれぞ
れ示す。
戻装置、2はチューブ、12は恒温槽、14および24
は孔、20は冷却槽、22は架橋剤溶液供給部をそれぞ
れ示す。
本発明方法を実施する際に使用される装置は、恒温槽1
2の近傍に冷却[20が設置されている。
2の近傍に冷却[20が設置されている。
恒温槽12内には、予め未塗布チューブ2を巻き付けた
チューブ巻戻装置13が備えられてあり、恒温槽12は
、これらの未塗布チューブ2、チューブ巻戻装置13お
よび蛋白質溶液15の温度を調節する機能を果す。恒温
[12の壁面は透明な材料で構成しておくと、内部を肉
眼で観察することができるので好ましい。冷却槽20は
、蛋白質溶液をゲル化する温度まで冷却する機能を果す
。
チューブ巻戻装置13が備えられてあり、恒温槽12は
、これらの未塗布チューブ2、チューブ巻戻装置13お
よび蛋白質溶液15の温度を調節する機能を果す。恒温
[12の壁面は透明な材料で構成しておくと、内部を肉
眼で観察することができるので好ましい。冷却槽20は
、蛋白質溶液をゲル化する温度まで冷却する機能を果す
。
冷却槽20もまた、透明な材料で構成するのがよし)。
冷却1ffi20をはさんで、恒温槽12を配置した場
所とは異なる場所に、チューブ巻取装置1が配置されて
いる。チューブ巻取装置には、蛋白質の架橋剤溶液を供
給するためのロータリージヨイントを具備した架橋剤溶
液供給部22が備えられている。21および23は、そ
れぞれチューブ巻取装置1およびチューブ巻戻装置13
を回転させるための駆動軸であり、それぞれモーター1
9およ(/18によって駆動される。
所とは異なる場所に、チューブ巻取装置1が配置されて
いる。チューブ巻取装置には、蛋白質の架橋剤溶液を供
給するためのロータリージヨイントを具備した架橋剤溶
液供給部22が備えられている。21および23は、そ
れぞれチューブ巻取装置1およびチューブ巻戻装置13
を回転させるための駆動軸であり、それぞれモーター1
9およ(/18によって駆動される。
冷却槽20の上下には、チューブを移送するための孔ま
たはスリット14が穿設されたおおいを設けておく。さ
らに、冷却WI20下部のおおいに隣接する恒温層の壁
面にも、チューブを移送するための孔またはスリット2
4を穿設する。孔14と孔24は、チューブの移送を円
滑にするために、各々の中心軸を上下方向に一致させる
ように設けておく。
たはスリット14が穿設されたおおいを設けておく。さ
らに、冷却WI20下部のおおいに隣接する恒温層の壁
面にも、チューブを移送するための孔またはスリット2
4を穿設する。孔14と孔24は、チューブの移送を円
滑にするために、各々の中心軸を上下方向に一致させる
ように設けておく。
冷却WI20の上には、チューブを冷却W!20内をほ
は鉛直上方に引き上げ、かつチューブを連続的に移送す
るためのロール25を設置する。ロール25はモーター
17によって駆動される。恒温槽12の下部には、チュ
ーブ巻戻装置13を離れたチューブの移送方向を、冷却
WI20に入る以前に鉛直方向に変換するだめのロール
27を設置する。
は鉛直上方に引き上げ、かつチューブを連続的に移送す
るためのロール25を設置する。ロール25はモーター
17によって駆動される。恒温槽12の下部には、チュ
ーブ巻戻装置13を離れたチューブの移送方向を、冷却
WI20に入る以前に鉛直方向に変換するだめのロール
27を設置する。
本発明装置において用いられるチューブ巻戻装置は、次
に述べるような構造を有している。
に述べるような構造を有している。
第3図は、本発明装置においで用いられるチューブ巻戻
装置の一態様例を示す正面図、第4図は、第3図のA−
A’部分における縦断面の矢視側面図、fi5図は、第
4図のB−B’部分における矢視横断面図である。
装置の一態様例を示す正面図、第4図は、第3図のA−
A’部分における縦断面の矢視側面図、fi5図は、第
4図のB−B’部分における矢視横断面図である。
チューブ巻戻装置13は、複数の案内板部材9より構成
される。チューブ2は、2IILの案内板部材9の間に
は′:!−まれて一層になるように重ね巻きにされる。
される。チューブ2は、2IILの案内板部材9の間に
は′:!−まれて一層になるように重ね巻きにされる。
案内板部材9は、2枚の案内板3とこれら2枚の案内板
3を連結する案内板連結材7より構成されている。案内
板部材9は、こりような構造とすることによって、極め
て高い剛性を付与することができるとともに、2枚の案
内板3と案内板、連結材7によって形成される空隙8を
有するので、チューブ2および蛋白質溶液の温度を制御
するのに好適である。
3を連結する案内板連結材7より構成されている。案内
板部材9は、こりような構造とすることによって、極め
て高い剛性を付与することができるとともに、2枚の案
内板3と案内板、連結材7によって形成される空隙8を
有するので、チューブ2および蛋白質溶液の温度を制御
するのに好適である。
第4図には、3組の案内板部材9の間に2本のチューブ
2を巻きこんだチューブ巻戻装置を例示した。隣接する
2組の案内板部材9の間には、チューブ2を一層に巻き
こむ空隙を確保するためのスペーサー6を設置する。チ
ューブ巻戻装置13は、これらの案内板部材9とスペー
サー6を交互に積み重ねた後、締付部材5で固定させる
ことによって形成される。チューブ巻戻装置13のほぼ
中央には、チューブ2をチューブ巻戻装置13に巻きは
じめるとき、チューブ端部を外に出せるように、案内板
2およびスペーサー6の全体を貫通するチューブ導入孔
10を設けられている。締付部材5の中央には、チュー
ブ巻戻装置13を回転させるための駆動軸が入る軸穴1
1が設けられている。
2を巻きこんだチューブ巻戻装置を例示した。隣接する
2組の案内板部材9の間には、チューブ2を一層に巻き
こむ空隙を確保するためのスペーサー6を設置する。チ
ューブ巻戻装置13は、これらの案内板部材9とスペー
サー6を交互に積み重ねた後、締付部材5で固定させる
ことによって形成される。チューブ巻戻装置13のほぼ
中央には、チューブ2をチューブ巻戻装置13に巻きは
じめるとき、チューブ端部を外に出せるように、案内板
2およびスペーサー6の全体を貫通するチューブ導入孔
10を設けられている。締付部材5の中央には、チュー
ブ巻戻装置13を回転させるための駆動軸が入る軸穴1
1が設けられている。
チューブ巻戻装置13にチューブを巻きこむときは、ま
ずチューブ巻戻装置13を回転させるための駆動軸にチ
ューブ巻戻装置13を取り付ける。
ずチューブ巻戻装置13を回転させるための駆動軸にチ
ューブ巻戻装置13を取り付ける。
次いで、チューブの一端をチューブ巻戻装置13のスペ
ーサー6で確保された隙間を通して、チューブ導入孔1
0から外部に少し出す。続いてチューブ巻戻装置を駆動
軸によって回転させることによって、容易にチューブを
チューブ巻戻装置に巻きこむことができる。このときチ
ューブに強い張力がかからないようにチューブを供給す
るのがよI/1゜ さらに、チューブの巻きこみを円滑にするためには、ス
ペーサー6で確保されたチューブ2が巻きこまれる部分
の隙間の大きさが、チューブの直径の少なくとも103
%は必要である。より好ましくは、110〜130%の
大きさとするのがよ+v%。
ーサー6で確保された隙間を通して、チューブ導入孔1
0から外部に少し出す。続いてチューブ巻戻装置を駆動
軸によって回転させることによって、容易にチューブを
チューブ巻戻装置に巻きこむことができる。このときチ
ューブに強い張力がかからないようにチューブを供給す
るのがよI/1゜ さらに、チューブの巻きこみを円滑にするためには、ス
ペーサー6で確保されたチューブ2が巻きこまれる部分
の隙間の大きさが、チューブの直径の少なくとも103
%は必要である。より好ましくは、110〜130%の
大きさとするのがよ+v%。
チューブ巻取装置1は、チューブ巻戻装置13とほぼ同
じ構造であるが、その中心部に、蛋白質の架橋剤溶液を
供給するためロータリージヨイントをi4:罰した架橋
剤溶液供給部22が備えられている。
じ構造であるが、その中心部に、蛋白質の架橋剤溶液を
供給するためロータリージヨイントをi4:罰した架橋
剤溶液供給部22が備えられている。
本発明方法およゾ装置を用いて、内壁に蛋白質層を形成
した合成樹脂製チューブを連続的に製造する具体的な態
様例を以下に述べる。
した合成樹脂製チューブを連続的に製造する具体的な態
様例を以下に述べる。
内壁に蛋白質層を形成する合成樹脂製チューブを、上に
述べた方法で巻きこんだチューブ巻戻装置13を、恒温
!P112の駆動軸23に取り付ける。
述べた方法で巻きこんだチューブ巻戻装置13を、恒温
!P112の駆動軸23に取り付ける。
第1図および152図には、同時に8本のチューブを8
きこんだチューブ巻戻装置13を例示されている。恒温
W!12は、予め蛋白質溶液が溶融する温度に温度調節
されである。ついで、空のチューブ巻取装置1を駆動軸
21に取り付ける。第1図および第2図に例示したチュ
ーブ巻取装置1も、8本のチューブを同時に巻きこむこ
とがでさる構造のものである。続いて、別に用意した継
ぎこみ用チューブ26(第1図および第2図に例示した
装置では8本必要である)の一端を、チューブ巻取装置
1のスペーサーで確保された隙間を通してチューブ導入
孔から外部に導き、架橋剤溶液供給部22に接続させる
。次に継ぎこみ用チューブ26の他端を持ち上げて、ロ
ール25を通過させた後、冷却槽2oの中を通し、孔1
4および孔24を通過させて、継ぎこみ用チューブ26
の他端を恒温槽12内に導入する。次に、先に架橋剤溶
液供給部22に接続した継ぎこみ用チューブ26内に、
蛋白質の架橋剤溶液16を架橋剤溶液供給部より注入し
て架橋削溝fileを継ぎこみ用チューブ26内にロー
ル25の少し手前くらいの高さまで満たしておく。
きこんだチューブ巻戻装置13を例示されている。恒温
W!12は、予め蛋白質溶液が溶融する温度に温度調節
されである。ついで、空のチューブ巻取装置1を駆動軸
21に取り付ける。第1図および第2図に例示したチュ
ーブ巻取装置1も、8本のチューブを同時に巻きこむこ
とがでさる構造のものである。続いて、別に用意した継
ぎこみ用チューブ26(第1図および第2図に例示した
装置では8本必要である)の一端を、チューブ巻取装置
1のスペーサーで確保された隙間を通してチューブ導入
孔から外部に導き、架橋剤溶液供給部22に接続させる
。次に継ぎこみ用チューブ26の他端を持ち上げて、ロ
ール25を通過させた後、冷却槽2oの中を通し、孔1
4および孔24を通過させて、継ぎこみ用チューブ26
の他端を恒温槽12内に導入する。次に、先に架橋剤溶
液供給部22に接続した継ぎこみ用チューブ26内に、
蛋白質の架橋剤溶液16を架橋剤溶液供給部より注入し
て架橋削溝fileを継ぎこみ用チューブ26内にロー
ル25の少し手前くらいの高さまで満たしておく。
次に、恒温槽12内にあるチューブ巻戻装置13に巻き
こんである蛋白質層を形成するチューブ2の端部から、
溶融した蛋白質溶液15を、圧入または減圧吸引により
、チューブ2内に注入する。このとき注入する蛋白質溶
液の量は、チューブ2の内壁を塗布するのに充分な量と
する。
こんである蛋白質層を形成するチューブ2の端部から、
溶融した蛋白質溶液15を、圧入または減圧吸引により
、チューブ2内に注入する。このとき注入する蛋白質溶
液の量は、チューブ2の内壁を塗布するのに充分な量と
する。
次いで、チューブ2の蛋白質溶液を注入した端部を、継
ぎこみ用チューブ26の恒温槽内へ導入した端部と接続
する。その後、モーター17でロール25を駆動させて
、チューブ2をチューブ巻戻装置13からチューブ巻取
装置に向って一定速度で連続的に移送させる。このとき
チューブ2に強い張力がかからないようにチューブ巻取
装置1とチューブ巻戻装置13の回転の速度を調節する
。
ぎこみ用チューブ26の恒温槽内へ導入した端部と接続
する。その後、モーター17でロール25を駆動させて
、チューブ2をチューブ巻戻装置13からチューブ巻取
装置に向って一定速度で連続的に移送させる。このとき
チューブ2に強い張力がかからないようにチューブ巻取
装置1とチューブ巻戻装置13の回転の速度を調節する
。
さらに、チューブ2内に注入された蛋白質溶液の液面の
高さがロール27と孔24の間に常にあるように、かつ
、架橋剤溶液16の液面がロール25の手前にあって、
冷却槽20にあるチューブの中に架橋剤溶液が流れこま
ないように、架橋剤溶液の供給量を制御するのがよい。
高さがロール27と孔24の間に常にあるように、かつ
、架橋剤溶液16の液面がロール25の手前にあって、
冷却槽20にあるチューブの中に架橋剤溶液が流れこま
ないように、架橋剤溶液の供給量を制御するのがよい。
チューブ2は、チューブ巻戻装置13からチューブ巻取
装置1に移送される間に、その内壁に均一な薄い蛋白質
層が形成される。即ち、恒温槽12内で、チューブ内に
満たされた蛋白質溶液15によって内壁全体を均一に濡
らされたチューブ2は、ロール27を通過した後、はぼ
鉛直上方へ引き上げられ、孔24および孔14を通過し
た後、冷却′Mg20で外側から冷却される。このとき
、チューブ内壁に付着した蛋白質溶液は、余分なものは
流下し、かつ、チューブ内壁に付着したものは、チュー
ブが外側から冷却されることによってゲル化し、薄い蛋
白質の層となってチューブ内壁と一体化する。その後、
冷却f!20を通過したチューブはa−ル25を経た後
、架橋剤溶液供給部22より供給された蛋白質の架橋剤
溶液16でチューブ内部が満たされる。このとき、チュ
ーブ内壁に付着した蛋白質層は架橋反応を起して、変質
しにくい架橋された蛋白質層に変わる。
装置1に移送される間に、その内壁に均一な薄い蛋白質
層が形成される。即ち、恒温槽12内で、チューブ内に
満たされた蛋白質溶液15によって内壁全体を均一に濡
らされたチューブ2は、ロール27を通過した後、はぼ
鉛直上方へ引き上げられ、孔24および孔14を通過し
た後、冷却′Mg20で外側から冷却される。このとき
、チューブ内壁に付着した蛋白質溶液は、余分なものは
流下し、かつ、チューブ内壁に付着したものは、チュー
ブが外側から冷却されることによってゲル化し、薄い蛋
白質の層となってチューブ内壁と一体化する。その後、
冷却f!20を通過したチューブはa−ル25を経た後
、架橋剤溶液供給部22より供給された蛋白質の架橋剤
溶液16でチューブ内部が満たされる。このとき、チュ
ーブ内壁に付着した蛋白質層は架橋反応を起して、変質
しにくい架橋された蛋白質層に変わる。
この後、チューブに、先に述べたような後処理を施すと
、目的とする、内壁に蛋白質の被膜を有する合成I(脂
製チューブが得られる。
、目的とする、内壁に蛋白質の被膜を有する合成I(脂
製チューブが得られる。
「発明の効果」
本発明は、次のように特別に顕著な効果を奏し、その産
業上の利用価値は極めて大である。
業上の利用価値は極めて大である。
(1)本発明方法による゛ときは、数メートルから数百
メートルに及ぶ長尺の合成樹脂製チューブの内壁に蛋白
質の均一な被膜を連続的に形成することができ、品質の
安定した製品を能率的、がっ、衛生的に!I!!造する
ことができる。
メートルに及ぶ長尺の合成樹脂製チューブの内壁に蛋白
質の均一な被膜を連続的に形成することができ、品質の
安定した製品を能率的、がっ、衛生的に!I!!造する
ことができる。
(2)本発明方法によるときは、チューブ内壁に蛋白質
溶液を塗布する工程と、塗布された蛋白質溶液を架橋す
る工程を連続して行なうことができるので、これらの工
程に要する時間を大巾に短縮することができる。
溶液を塗布する工程と、塗布された蛋白質溶液を架橋す
る工程を連続して行なうことができるので、これらの工
程に要する時間を大巾に短縮することができる。
(3)本発明装置は、チューブ内壁に蛋白質溶液を塗布
する工程と、塗布された蛋白質溶液を架橋する工程とが
、1つの装置の中に収められており、極めてコンパクト
で、狭いスペースにも設置することができる。
する工程と、塗布された蛋白質溶液を架橋する工程とが
、1つの装置の中に収められており、極めてコンパクト
で、狭いスペースにも設置することができる。
「実施例」
以下に本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例
人工透析セラ)l立川として市販されている軟質ポリ塩
化ビニル製の、外径が7 ml11.内径が5111J
長さ100I11のチューブを8本準備した。これらの
チューブをチューブ巻戻装置に巻きこんだ後、チューブ
内壁に、アクリル系樹脂−成型接着M(東洋インキ(株
)!It!のオリパインBPS−3233)を約0.1
μの厚さに塗布し、充分乾燥させた。
化ビニル製の、外径が7 ml11.内径が5111J
長さ100I11のチューブを8本準備した。これらの
チューブをチューブ巻戻装置に巻きこんだ後、チューブ
内壁に、アクリル系樹脂−成型接着M(東洋インキ(株
)!It!のオリパインBPS−3233)を約0.1
μの厚さに塗布し、充分乾燥させた。
8本のチューブを巻きこんだチューブ巻戻装置を恒温槽
の駆動軸に取り付けた後、恒温槽が40℃に保たれるよ
うに温度調節した。
の駆動軸に取り付けた後、恒温槽が40℃に保たれるよ
うに温度調節した。
次に、チューブ巻取装置を駆動軸に取り付けた後、この
チューブ巻取装置に8本の継ぎこみ用チューブを取り付
け、継ぎこみ用チューブの一端を架橋剤溶液供給部に接
続した。その後、継ぎこみ用チューブの他端を恒温槽に
導入した。
チューブ巻取装置に8本の継ぎこみ用チューブを取り付
け、継ぎこみ用チューブの一端を架橋剤溶液供給部に接
続した。その後、継ぎこみ用チューブの他端を恒温槽に
導入した。
架橋剤溶液としては、ゲルタールアルデヒドの0.5重
量%水溶液を用いた。このゲルタールアルデヒド水溶液
を架橋剤溶液供給部につながるタンクに注入した後、架
橋剤溶液供給部から8本の継ぎこみチューブの中にゲル
タールアルデヒド水溶液を注入し、所定の位置まで充満
した。
量%水溶液を用いた。このゲルタールアルデヒド水溶液
を架橋剤溶液供給部につながるタンクに注入した後、架
橋剤溶液供給部から8本の継ぎこみチューブの中にゲル
タールアルデヒド水溶液を注入し、所定の位置まで充満
した。
一方で、冷却槽の温度を15℃に調整した。
蛋白質溶液としては、ゼラチン溶液を用いた。
ゼラチン((株)ニツピ製、JIS特級)12重量部、
無菌水60重量部、エチルアルコール28重量部を混合
し、60℃においてゼラチン溶液を調製した後、このゼ
ラチン溶液を40℃に保持した。
無菌水60重量部、エチルアルコール28重量部を混合
し、60℃においてゼラチン溶液を調製した後、このゼ
ラチン溶液を40℃に保持した。
このゼラチン溶液を、恒温槽内にある8本の未塗布チュ
ーブの中に、それぞれ300m1ずつ注入した。次いで
:チューブのゼラチン溶液注入口と、先に恒温槽内に導
入してあった継ぎこみ用チューブの端部とを接続させた
。
ーブの中に、それぞれ300m1ずつ注入した。次いで
:チューブのゼラチン溶液注入口と、先に恒温槽内に導
入してあった継ぎこみ用チューブの端部とを接続させた
。
次にモーターを駆動して、チューブ巻戻装置、チューブ
巻取装置およびロールを回転させ、チューブを211/
分の速度で移送した。このときチューブに強い張力がか
からないようにモーターの回転速度を制御した。さらに
、恒温槽内にあるチューブの鉛直部分が、常にゼラチン
溶液で満たされているように、ゲルタールアルデヒド水
溶液の供給量を制御した。
巻取装置およびロールを回転させ、チューブを211/
分の速度で移送した。このときチューブに強い張力がか
からないようにモーターの回転速度を制御した。さらに
、恒温槽内にあるチューブの鉛直部分が、常にゼラチン
溶液で満たされているように、ゲルタールアルデヒド水
溶液の供給量を制御した。
恒温槽内にあるチューブのほぼ全量を移送した後、8本
のチューブの開口端を密封し、架橋剤溶液を内部に充填
させた*まの状態で室温で1時間放置して、架橋反応を
充分に行なわしめた。
のチューブの開口端を密封し、架橋剤溶液を内部に充填
させた*まの状態で室温で1時間放置して、架橋反応を
充分に行なわしめた。
その後、チューブから架橋剤溶液を排出し、継ぎこみ用
チューブを離脱した後に、チューブ内に無菌水を100
cc/分の流速で120分間流し続け、余分のアルデヒ
ドを洗い流した・ その後、架橋ゼラチン膜が湿潤状態にある間に、チュー
ブ内に、グリセリンの20%水溶液を充填し・この状態
で室温で10分間放置し、架橋ゼラチン膜にグリセリン
を吸収させた。その後、グリセリン水溶液をチューブか
ら排出した。
チューブを離脱した後に、チューブ内に無菌水を100
cc/分の流速で120分間流し続け、余分のアルデヒ
ドを洗い流した・ その後、架橋ゼラチン膜が湿潤状態にある間に、チュー
ブ内に、グリセリンの20%水溶液を充填し・この状態
で室温で10分間放置し、架橋ゼラチン膜にグリセリン
を吸収させた。その後、グリセリン水溶液をチューブか
ら排出した。
その後、チューブを、80℃に温度調節した加熱炉に入
れ、チューブの一端から、0 、4 kg/ am”の
圧空を10分間通して、チューブ内を乾燥させた。
れ、チューブの一端から、0 、4 kg/ am”の
圧空を10分間通して、チューブ内を乾燥させた。
得られたチューブの架橋ゼラチン膜の厚さは、約30ミ
クロンであった。
クロンであった。
なお、チューブ内壁から架橋ゼラチン膜を剥して、この
膜に含まれるグリセリンの濃度を測定したところ、約3
0重量%であった。′ このようにして得られた合成り(脂製チューブは、ゼラ
チン膜のチューブ内壁への接着も良好であり、厚みむら
もないものであった。
膜に含まれるグリセリンの濃度を測定したところ、約3
0重量%であった。′ このようにして得られた合成り(脂製チューブは、ゼラ
チン膜のチューブ内壁への接着も良好であり、厚みむら
もないものであった。
第1図は本発明に係る装置の正面図、第2図1よ、第1
図の平面図、第3図は、本発明に係る装置において用い
られるチューブ巻戻装置の正面図、第4図は第3図のA
−A’部分における縦断面の矢視側面図、fjS5図は
、第4図のB−B’部分における矢視横断面図である。 図において、1はチューブ巻取装置、13はチューブ巻
戻装置、2は合成樹WI製チューブ、12は恒温槽、1
4および24は孔、15は蛋白質溶液、16は架橋剤溶
液、20は冷却槽、22は架橋剤溶液供給部である。
図の平面図、第3図は、本発明に係る装置において用い
られるチューブ巻戻装置の正面図、第4図は第3図のA
−A’部分における縦断面の矢視側面図、fjS5図は
、第4図のB−B’部分における矢視横断面図である。 図において、1はチューブ巻取装置、13はチューブ巻
戻装置、2は合成樹WI製チューブ、12は恒温槽、1
4および24は孔、15は蛋白質溶液、16は架橋剤溶
液、20は冷却槽、22は架橋剤溶液供給部である。
Claims (2)
- (1)内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チューブ
を製造するにあたり、蛋白質溶液がゲル化しない温度に
調節された雰囲気内で、可撓性合成樹脂チューブの一端
から、蛋白質溶液を注入したのち、このチューブをほぼ
鉛直に上方に引き上げつつ、チューブ内の蛋白質溶液を
重力で流下させ、チューブ内壁に蛋白質溶液の薄膜を形
成する工程、この工程終了後のチューブを、蛋白質溶液
がゲル化する温度に調節された雰囲気内に導き、蛋白質
溶液をゲル化する工程、このチューブの他端から蛋白質
の架橋剤溶液を連続的に注入する工程、を含むことを特
徴とする内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チュー
ブの製造方法。 - (2)蛋白質がゲル化しない温度範囲に調節するための
恒温槽が配置され、この恒温槽の近傍に、チューブ内壁
に形成された蛋白質溶液の薄膜をゲル化する温度に調節
するための冷却槽が配置されてなり、この冷却槽をはさ
んで、前記恒温槽を配置した場所とは異なる場所にチュ
ーブ巻取装置が配置されてなり、前記恒温槽には、内部
にチューブを連続的に巻き戻す器具が備えられ、恒温槽
壁面にチューブを移送する孔またはスリットが穿設され
てなり、前記冷却槽にはその下部および上部に、チュー
ブをほぼ鉛直に移送するための孔またはスリットが穿設
されたおおいが備えられ、前記チューブ巻取装置には、
蛋白質の架橋剤溶液供給部が備えられてなることを特徴
とする内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チューブ
の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60148084A JPS628762A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チユ−ブの製造方法およびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60148084A JPS628762A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チユ−ブの製造方法およびその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS628762A true JPS628762A (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=15444873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60148084A Pending JPS628762A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 内壁に蛋白質の被膜を有する合成樹脂製チユ−ブの製造方法およびその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS628762A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07244219A (ja) * | 1993-11-29 | 1995-09-19 | Hughes Aircraft Co | 光キューブモジュール |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP60148084A patent/JPS628762A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07244219A (ja) * | 1993-11-29 | 1995-09-19 | Hughes Aircraft Co | 光キューブモジュール |
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