JPS628984Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628984Y2 JPS628984Y2 JP1981158779U JP15877981U JPS628984Y2 JP S628984 Y2 JPS628984 Y2 JP S628984Y2 JP 1981158779 U JP1981158779 U JP 1981158779U JP 15877981 U JP15877981 U JP 15877981U JP S628984 Y2 JPS628984 Y2 JP S628984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- position indexing
- indexing member
- main shaft
- receiving part
- Prior art date
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- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、旋盤等各種工作機械において主軸を
定位置に割り出す主軸定位置割出装置の改良に関
するものである。
定位置に割り出す主軸定位置割出装置の改良に関
するものである。
従来の技術
一般に、旋盤等の工作機械においては、ワーク
の着脱性を良くするために、ワークの加工後主軸
を回転方向に対して定位置に割り出して止めるよ
うにした主軸定位置割出装置が装備されている。
の着脱性を良くするために、ワークの加工後主軸
を回転方向に対して定位置に割り出して止めるよ
うにした主軸定位置割出装置が装備されている。
ところで、このような主軸定位置割出装置とし
て、従来、主軸に凹形状または凸形状の位置決め
用受部を形成し、先端に上記位置決め用受部と係
合する凸形状または凹形状の位置決め用挿入部が
形成された位置割出部材を、上記挿入部を受部に
対して接離せしめる方向に摺動可能に設け、該位
置割出部材をシリンダで摺動させてその挿入部を
上記主軸の受部に挿入して係合させることによ
り、主軸を定位置に割り出すようにしたものが知
られている。
て、従来、主軸に凹形状または凸形状の位置決め
用受部を形成し、先端に上記位置決め用受部と係
合する凸形状または凹形状の位置決め用挿入部が
形成された位置割出部材を、上記挿入部を受部に
対して接離せしめる方向に摺動可能に設け、該位
置割出部材をシリンダで摺動させてその挿入部を
上記主軸の受部に挿入して係合させることによ
り、主軸を定位置に割り出すようにしたものが知
られている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来のものにおいては、主
軸の受部に対する位置割出部材の挿入部の挿入係
合により主軸の定位置割出しを行うため、上記挿
入部と受部との突出部同士が衝合するような角度
でもつて回転停止した場合は、位置割出部材の摺
動時上記挿入部と受部との突出部同士が衝合して
しまつて該挿入部が受部に挿入されず、その結果
主軸の定位置割出しを行い得ないという不具合が
あつた。
軸の受部に対する位置割出部材の挿入部の挿入係
合により主軸の定位置割出しを行うため、上記挿
入部と受部との突出部同士が衝合するような角度
でもつて回転停止した場合は、位置割出部材の摺
動時上記挿入部と受部との突出部同士が衝合して
しまつて該挿入部が受部に挿入されず、その結果
主軸の定位置割出しを行い得ないという不具合が
あつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、上記した位置割出部材を摺動可能とするだけ
ではなく摺動かつ回動可能とし、位置割出部材の
摺動時該位置割出部材に所定以上の抵抗が加わる
と位置割出部材に主軸の軸心廻りの回動をも行わ
せるようにすることにより、主軸の受部と位置割
出部材の挿入部との先端同士が衝合した場合に
も、位置割出部材の補正回動により上記挿入部と
受部とが確実に挿入係合するようにし、よつて主
軸の定位置割出しを安定して行い得るようにした
主軸定位置割出装置を提供せんとするものであ
る。
り、上記した位置割出部材を摺動可能とするだけ
ではなく摺動かつ回動可能とし、位置割出部材の
摺動時該位置割出部材に所定以上の抵抗が加わる
と位置割出部材に主軸の軸心廻りの回動をも行わ
せるようにすることにより、主軸の受部と位置割
出部材の挿入部との先端同士が衝合した場合に
も、位置割出部材の補正回動により上記挿入部と
受部とが確実に挿入係合するようにし、よつて主
軸の定位置割出しを安定して行い得るようにした
主軸定位置割出装置を提供せんとするものであ
る。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本考案が講じた手
段は、回転可能な主軸に凹形状および凸形状のう
ち一方の形状の位置決め用受部を形成する一方、
先端に該位置決め用受部と係合する凸形状および
凹形状のうち他方の形状の位置決め用挿入部が形
成された位置割出部材を、主軸の回転する方向に
回動可能にかつ上記位置決め用挿入部を位置決め
用受部に対して接離せしめる方向に摺動可能に設
けるとともに、該位置割出部材を摺動させるシリ
ンダを設け、さらに、上記凹形状の位置決め用受
部または位置決め用挿入部は主軸方向視すると円
形状でかつ主軸線に対して傾斜端面を含有して該
傾斜端面の最も内側部に凹部が形成された形状と
する一方、上記凸形状の位置決め用挿入部または
位置決め用受部は上記凹部に挿入係合可能な形状
とし、上記凹形状の位置決め用受部または位置決
め用挿入部の中心および軸心を上記凸形状の位置
決め用挿入部または位置決め用受部の軸心と略一
致させて上記位置決め用受部と位置決め用挿入部
とを配設するとともに、上記位置割出部材とシリ
ンダとをスプリングを介して該位置割出部材を位
置決め用受部方向に付勢した状態で弾接し、上記
位置割出部材およびシリンダの一方にテンプレー
トを、他方に該テンプレートで案内されるフオロ
アを、該テンプレートおよびフオロアの相対移動
時に上記位置割出部材を設定量回動せしめるよう
に設け、位置割出部材の摺動および回動により主
軸の定位置割出しを行うようにしたことを特徴と
している。
段は、回転可能な主軸に凹形状および凸形状のう
ち一方の形状の位置決め用受部を形成する一方、
先端に該位置決め用受部と係合する凸形状および
凹形状のうち他方の形状の位置決め用挿入部が形
成された位置割出部材を、主軸の回転する方向に
回動可能にかつ上記位置決め用挿入部を位置決め
用受部に対して接離せしめる方向に摺動可能に設
けるとともに、該位置割出部材を摺動させるシリ
ンダを設け、さらに、上記凹形状の位置決め用受
部または位置決め用挿入部は主軸方向視すると円
形状でかつ主軸線に対して傾斜端面を含有して該
傾斜端面の最も内側部に凹部が形成された形状と
する一方、上記凸形状の位置決め用挿入部または
位置決め用受部は上記凹部に挿入係合可能な形状
とし、上記凹形状の位置決め用受部または位置決
め用挿入部の中心および軸心を上記凸形状の位置
決め用挿入部または位置決め用受部の軸心と略一
致させて上記位置決め用受部と位置決め用挿入部
とを配設するとともに、上記位置割出部材とシリ
ンダとをスプリングを介して該位置割出部材を位
置決め用受部方向に付勢した状態で弾接し、上記
位置割出部材およびシリンダの一方にテンプレー
トを、他方に該テンプレートで案内されるフオロ
アを、該テンプレートおよびフオロアの相対移動
時に上記位置割出部材を設定量回動せしめるよう
に設け、位置割出部材の摺動および回動により主
軸の定位置割出しを行うようにしたことを特徴と
している。
作 用
上記構成より、本考案では、回転停止した主軸
の定位置を割り出す際、シリンダを作動して位置
決め用挿入部を位置決め用受部に移動し、凸形状
および凹形状のうち一方の形状の位置決め用挿入
部と他方の形状の位置決め用受部における凸形状
が凹形状の傾斜端面に案内されて凹部に挿入され
ると同時に、テンプレートとフオロアとが相対移
動して位置割出部材が主軸の軸心廻りに回動し、
主軸を定位置に割出すことにより、位置決め用受
部と挿入部との先端同士が衝合しても主軸の定位
置を割り出させるようにしている。
の定位置を割り出す際、シリンダを作動して位置
決め用挿入部を位置決め用受部に移動し、凸形状
および凹形状のうち一方の形状の位置決め用挿入
部と他方の形状の位置決め用受部における凸形状
が凹形状の傾斜端面に案内されて凹部に挿入され
ると同時に、テンプレートとフオロアとが相対移
動して位置割出部材が主軸の軸心廻りに回動し、
主軸を定位置に割出すことにより、位置決め用受
部と挿入部との先端同士が衝合しても主軸の定位
置を割り出させるようにしている。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本考案に係る主軸定位置割出装置Aを
示し、1は基台、2は該基台1内部に回転自在に
支持された上下方向の主軸であつて、該主軸2の
上端には上下方向の円筒状部材3が一体に取り付
けられ、該円筒状部材3には第2図に拡大詳示す
るように、円筒状部材3の直径方向に対向する部
分を下方軸方向に略V字形状に切り欠いてなる凹
形状の位置決め用受部4が第4図の如く該位置決
め用受部4の中心を上記主軸2(円筒状部材3)
の軸心Oと略一致させて形成されている。すなわ
ち、該凹形状の位置決め用受部4は、主軸2の軸
方向視すると円形状となると共に、主軸2の軸線
に対し下方にいくに従つて内側に傾斜する傾斜端
面4aが形成され、該傾斜端面4aの下端に連続
して凹部4bが傾斜端面4aの最も内側部に形成
されて構成されている。
示し、1は基台、2は該基台1内部に回転自在に
支持された上下方向の主軸であつて、該主軸2の
上端には上下方向の円筒状部材3が一体に取り付
けられ、該円筒状部材3には第2図に拡大詳示す
るように、円筒状部材3の直径方向に対向する部
分を下方軸方向に略V字形状に切り欠いてなる凹
形状の位置決め用受部4が第4図の如く該位置決
め用受部4の中心を上記主軸2(円筒状部材3)
の軸心Oと略一致させて形成されている。すなわ
ち、該凹形状の位置決め用受部4は、主軸2の軸
方向視すると円形状となると共に、主軸2の軸線
に対し下方にいくに従つて内側に傾斜する傾斜端
面4aが形成され、該傾斜端面4aの下端に連続
して凹部4bが傾斜端面4aの最も内側部に形成
されて構成されている。
また、上記主軸2上方の上記基台1には上下方
向に延びる直棒状の位置割出部材5が、上部を基
台1上方に突出せしめて、主軸2と略同一軸心廻
りに該主軸2の回転する方向に回動可能にかつ後
述の位置決め用挿入部8を上記主軸2の位置決め
用受部4に対して接離せしめる方向、すなわち上
下方向に摺動可能に支持されている。該位置割出
部材5の先側(下端)には、第2図に拡大詳示す
るように、二股状部材6の先端内側(下端内側)
にカム7,7を取り付けられる凸形状の位置決め
用挿入部8が第4図の如く該位置決め用挿入部8
の中心及び軸心を上記主軸2の軸心Oと略一致さ
せて形成され、該位置決め用挿入部8は、二股状
部材6をカム7,7の上記位置決め用受部4の傾
斜端面4aに対する摺接案内を介して上記主軸2
の位置決め用受部4における凹部4b内に挿入す
ることにより該位置決め用受部4と係合するもの
である。また、上記位置決め割出部材5の基台1
より上方に突出する部分の下端には位置割出部材
5の下降端位置を規制するストツパ9が固定され
ている。
向に延びる直棒状の位置割出部材5が、上部を基
台1上方に突出せしめて、主軸2と略同一軸心廻
りに該主軸2の回転する方向に回動可能にかつ後
述の位置決め用挿入部8を上記主軸2の位置決め
用受部4に対して接離せしめる方向、すなわち上
下方向に摺動可能に支持されている。該位置割出
部材5の先側(下端)には、第2図に拡大詳示す
るように、二股状部材6の先端内側(下端内側)
にカム7,7を取り付けられる凸形状の位置決め
用挿入部8が第4図の如く該位置決め用挿入部8
の中心及び軸心を上記主軸2の軸心Oと略一致さ
せて形成され、該位置決め用挿入部8は、二股状
部材6をカム7,7の上記位置決め用受部4の傾
斜端面4aに対する摺接案内を介して上記主軸2
の位置決め用受部4における凹部4b内に挿入す
ることにより該位置決め用受部4と係合するもの
である。また、上記位置決め割出部材5の基台1
より上方に突出する部分の下端には位置割出部材
5の下降端位置を規制するストツパ9が固定され
ている。
上記位置割出部材5の側方の上記基台1には油
圧シリンダ10が位置割出部材5の摺動方向と同
方向(上下方向)に配置され、該油圧シリンダ1
0のピストンロツド10a上端にはアーム部材1
1が取り付けられ、該アーム部材11の先端は、
上記位置割出部材5の上記ストツパ9より上側部
分に回動自在にかつ所定ストロークだけ摺動自在
に嵌合した保持部材12に連結固定されており、
油圧シリンダ10の伸縮作動によつて位置割出部
材5を保持部材12を介して摺動(上下動)させ
るように構成されている。
圧シリンダ10が位置割出部材5の摺動方向と同
方向(上下方向)に配置され、該油圧シリンダ1
0のピストンロツド10a上端にはアーム部材1
1が取り付けられ、該アーム部材11の先端は、
上記位置割出部材5の上記ストツパ9より上側部
分に回動自在にかつ所定ストロークだけ摺動自在
に嵌合した保持部材12に連結固定されており、
油圧シリンダ10の伸縮作動によつて位置割出部
材5を保持部材12を介して摺動(上下動)させ
るように構成されている。
また、上記位置割出部材5において上記保持部
材12内に挿通された部分のうち上半部分は下半
部分より小径に形成されて小径部5aが設けら
れ、該小径部5aによつて保持部材12との間に
間隙13が形成されている。一方、上記保持部材
12の上端開口部は上記位置割出部材5の小径部
5aを貫通せしめる貫通孔14aを有するカバー
部材14で閉塞され、該カバー部材14と位置割
出部材5の小径部5a下端(段差部)との間には
コイルスプリング15が小径部5a廻り(間隙1
3内)に配置されて縮装され、該スプリング15
により位置割出部材5を保持部材12に対して下
方に付勢している。よつて、上記位置割出部材5
と、保持部材12と一体の油圧シリンダ10とは
スプリング15を介して弾接されている。
材12内に挿通された部分のうち上半部分は下半
部分より小径に形成されて小径部5aが設けら
れ、該小径部5aによつて保持部材12との間に
間隙13が形成されている。一方、上記保持部材
12の上端開口部は上記位置割出部材5の小径部
5aを貫通せしめる貫通孔14aを有するカバー
部材14で閉塞され、該カバー部材14と位置割
出部材5の小径部5a下端(段差部)との間には
コイルスプリング15が小径部5a廻り(間隙1
3内)に配置されて縮装され、該スプリング15
により位置割出部材5を保持部材12に対して下
方に付勢している。よつて、上記位置割出部材5
と、保持部材12と一体の油圧シリンダ10とは
スプリング15を介して弾接されている。
さらに、上記位置割出部材5の上端には上記油
圧シリンダ10側に水平横方向に延出されたテン
プレート16が一体的に固定され、該テンプレー
ト16の先端には油圧シリンダ10側に開放され
たガイド溝16aが形成され、該ガイド溝16a
は第3図に拡大詳示するように、上端から上下略
中央位置までは斜めに延び該上下略中央位置から
連続して下端までは鉛直方向に延びるように形成
されている。一方、上記アーム部材11の上端に
はブラケツト17を介してカムフオロア18が取
り付けられ、該カムフオロア18は上記テンプレ
ート16のガイド溝16a内に摺動可能に係合さ
れて該テンプレート16で案内されるように設け
られており、テンプレート16とカムフオロア1
8との相対移動時に上記位置割出部材5を所定角
度だけ回動せしめるように構成されている。以上
により、上記位置割出部材5の摺動および回動に
より主軸2の定位置割出しを行うようにした本考
案の主軸定位置割出装置Aが構成されている。
尚、19は主軸2に固定したプーリである。
圧シリンダ10側に水平横方向に延出されたテン
プレート16が一体的に固定され、該テンプレー
ト16の先端には油圧シリンダ10側に開放され
たガイド溝16aが形成され、該ガイド溝16a
は第3図に拡大詳示するように、上端から上下略
中央位置までは斜めに延び該上下略中央位置から
連続して下端までは鉛直方向に延びるように形成
されている。一方、上記アーム部材11の上端に
はブラケツト17を介してカムフオロア18が取
り付けられ、該カムフオロア18は上記テンプレ
ート16のガイド溝16a内に摺動可能に係合さ
れて該テンプレート16で案内されるように設け
られており、テンプレート16とカムフオロア1
8との相対移動時に上記位置割出部材5を所定角
度だけ回動せしめるように構成されている。以上
により、上記位置割出部材5の摺動および回動に
より主軸2の定位置割出しを行うようにした本考
案の主軸定位置割出装置Aが構成されている。
尚、19は主軸2に固定したプーリである。
次に、上記主軸定位置割出装置Aの作動につい
て説明すると、装置Aの非作動時には、第1図に
示すように、油圧シリンダ10が伸張状態にあつ
てそのピストンロツド10aと一体の保持部材1
2が上昇位置にあり、また位置割出部材5はスプ
リング15の付勢力によつて上記保持部材12に
対して押し下げられており、このことによりカム
フオロア18はテンプレート16のガイド溝16
aの上端に位置している。
て説明すると、装置Aの非作動時には、第1図に
示すように、油圧シリンダ10が伸張状態にあつ
てそのピストンロツド10aと一体の保持部材1
2が上昇位置にあり、また位置割出部材5はスプ
リング15の付勢力によつて上記保持部材12に
対して押し下げられており、このことによりカム
フオロア18はテンプレート16のガイド溝16
aの上端に位置している。
この状態において、回転停止した主軸2を回転
方向に対して定位置に割り出すべく、油圧シリン
ダ10を収縮作動させると、この収縮作動に伴つ
てピストンロツド10aと一体の保持部材12が
下降するとともに、該保持部材12にスプリング
15を介して弾接された位置割出部材5が下降
し、該位置割出部材5下端の位置決め用挿入部8
が主軸2上端の位置決め用受部4に接近する。そ
して、上記主軸2が定位置近傍で回転停止してい
る場合、すなわち主軸2の位置決め用受部4と位
置割出部材5の位置決め用挿入部8とが上方から
見て直交しない位置にある通常の場合には、上記
位置割出部材5の下降に伴つて、位置決め用挿入
部8がそのカム7,7が上記位置決め用受部4の
傾斜端面4aに摺接案内されて上記位置決め用受
部4内に挿入され、このことにより主軸2は僅か
な角度だけ回動しながら上記位置割出部材5の角
度位置通りに補正される。さらに位置割出部材5
が下降してその下降端位置に達すると、上記位置
決め用挿入部8が位置決め用受部4の凹部4bに
まで挿入されて両者が係合するとともに、位置割
出部材5のストツパ9が基台1上面に当接して該
位置割出部材5は下降停止する。しかる後は油圧
シリンダ10の収縮作動に伴つて保持部材12が
スプリング15の付勢力に抗して上記停止した位
置割出部材5に対してスライドしながら下降し、
該保持部材12と一体のカムフオロア18が位置
割出部材5と一体のテンプレート16のガイド溝
16aを滑り下り、このテンプレート16とカム
フオロア18との相対移動により位置割出部材5
が主軸2と略同一軸心廻りに回動して該位置割出
部材5と係合する主軸2を回動させ、このことに
より主軸2は定位置に割り出される。
方向に対して定位置に割り出すべく、油圧シリン
ダ10を収縮作動させると、この収縮作動に伴つ
てピストンロツド10aと一体の保持部材12が
下降するとともに、該保持部材12にスプリング
15を介して弾接された位置割出部材5が下降
し、該位置割出部材5下端の位置決め用挿入部8
が主軸2上端の位置決め用受部4に接近する。そ
して、上記主軸2が定位置近傍で回転停止してい
る場合、すなわち主軸2の位置決め用受部4と位
置割出部材5の位置決め用挿入部8とが上方から
見て直交しない位置にある通常の場合には、上記
位置割出部材5の下降に伴つて、位置決め用挿入
部8がそのカム7,7が上記位置決め用受部4の
傾斜端面4aに摺接案内されて上記位置決め用受
部4内に挿入され、このことにより主軸2は僅か
な角度だけ回動しながら上記位置割出部材5の角
度位置通りに補正される。さらに位置割出部材5
が下降してその下降端位置に達すると、上記位置
決め用挿入部8が位置決め用受部4の凹部4bに
まで挿入されて両者が係合するとともに、位置割
出部材5のストツパ9が基台1上面に当接して該
位置割出部材5は下降停止する。しかる後は油圧
シリンダ10の収縮作動に伴つて保持部材12が
スプリング15の付勢力に抗して上記停止した位
置割出部材5に対してスライドしながら下降し、
該保持部材12と一体のカムフオロア18が位置
割出部材5と一体のテンプレート16のガイド溝
16aを滑り下り、このテンプレート16とカム
フオロア18との相対移動により位置割出部材5
が主軸2と略同一軸心廻りに回動して該位置割出
部材5と係合する主軸2を回動させ、このことに
より主軸2は定位置に割り出される。
これに対して、主軸2が定位置より大きく外れ
て回転停止している場合、すなわち第4図に示す
ように主軸2の位置決め用受部4と位置割出部材
5の位置決め用挿入部8とが上方から見て略直交
するように位置している場合には、位置割出部材
5の下降に伴つて、上記位置決め用挿入部8下端
と位置決め用受部4上端とが衝合して引つ掛かり
位置割出部材5の下降が停止規制される。この停
止規制により、保持部材12が上記通常時と同様
に、スプリング15の付勢力に抗して停止状態の
位置割出部材5に対しスライドしながら下降し、
このスライド下降により保持部材12側のカムフ
オロア18と位置割出部材5側のテンプレート1
6とが相対移動して該位置割出部材5を主軸2と
略同一軸心廻りに回動させ、この位置割出部材5
の回動により上記位置決め用挿入部8が第4図の
実線位置から仮想線位置へ位置決め用受部4上を
摺動して該位置決め用受部4との引つ掛かりが解
除される。その結果、スプリング15の付勢力に
より、直ちに、上記位置割出部材5が下降して位
置決め用挿入部8が位置決め用受部4内に挿入さ
れるとともに、カムフオロア18がテンプレート
16のガイド溝16a上端位置に戻り、しかる後
は上記通常の場合と同様にして主軸2の定位置割
出しが行われる。
て回転停止している場合、すなわち第4図に示す
ように主軸2の位置決め用受部4と位置割出部材
5の位置決め用挿入部8とが上方から見て略直交
するように位置している場合には、位置割出部材
5の下降に伴つて、上記位置決め用挿入部8下端
と位置決め用受部4上端とが衝合して引つ掛かり
位置割出部材5の下降が停止規制される。この停
止規制により、保持部材12が上記通常時と同様
に、スプリング15の付勢力に抗して停止状態の
位置割出部材5に対しスライドしながら下降し、
このスライド下降により保持部材12側のカムフ
オロア18と位置割出部材5側のテンプレート1
6とが相対移動して該位置割出部材5を主軸2と
略同一軸心廻りに回動させ、この位置割出部材5
の回動により上記位置決め用挿入部8が第4図の
実線位置から仮想線位置へ位置決め用受部4上を
摺動して該位置決め用受部4との引つ掛かりが解
除される。その結果、スプリング15の付勢力に
より、直ちに、上記位置割出部材5が下降して位
置決め用挿入部8が位置決め用受部4内に挿入さ
れるとともに、カムフオロア18がテンプレート
16のガイド溝16a上端位置に戻り、しかる後
は上記通常の場合と同様にして主軸2の定位置割
出しが行われる。
したがつて、このように、主軸2が如何なる角
度位置に回転停止していても常に確実にその定位
置割出しを行うことができるので、工作機におけ
るワークの着脱を安定して行うことができる。特
に、位置決め用受部4の中心を主軸2の軸心Oと
略一致させ、かつ位置決め用挿入部8の中心及び
軸心を主軸2の軸心Oと一致させたことにより、
位置決め用受部4と位置決め用挿入部8とを、該
両者が常に摺動し得る状態におくことができるの
で、上述の如き両者の衝合解除の際、位置割出部
材5を大きく回動させるような場合にあつても両
者の係合当接が外れることがなく、上記衝合解除
を確実に行うことができる。
度位置に回転停止していても常に確実にその定位
置割出しを行うことができるので、工作機におけ
るワークの着脱を安定して行うことができる。特
に、位置決め用受部4の中心を主軸2の軸心Oと
略一致させ、かつ位置決め用挿入部8の中心及び
軸心を主軸2の軸心Oと一致させたことにより、
位置決め用受部4と位置決め用挿入部8とを、該
両者が常に摺動し得る状態におくことができるの
で、上述の如き両者の衝合解除の際、位置割出部
材5を大きく回動させるような場合にあつても両
者の係合当接が外れることがなく、上記衝合解除
を確実に行うことができる。
尚、上記実施例では、主軸2の位置決め用受部
4を凹形状とし、位置割出部材5の位置決め用挿
入部8を凸形状としたが、逆に、主軸の受部を凸
形状とし、位置割出部材の挿入部を凹形状として
もよい。また、位置割出部材5側にテンプレート
16を、油圧シリンダ10側にカムフオロア18
をそれぞれ設けたが、逆に、油圧シリンダ側にテ
ンプレートを、位置割出部材側にカムフオロアを
それぞれ設けてもよく、いずれの場合でも上記実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
4を凹形状とし、位置割出部材5の位置決め用挿
入部8を凸形状としたが、逆に、主軸の受部を凸
形状とし、位置割出部材の挿入部を凹形状として
もよい。また、位置割出部材5側にテンプレート
16を、油圧シリンダ10側にカムフオロア18
をそれぞれ設けたが、逆に、油圧シリンダ側にテ
ンプレートを、位置割出部材側にカムフオロアを
それぞれ設けてもよく、いずれの場合でも上記実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記施例では、主軸2が上下方向に延び
る立形工作機に適用した場合を述べたが、主軸が
水平方向に延びる通常の工作機に対しても適用す
ることができるのは言うまでもない。
る立形工作機に適用した場合を述べたが、主軸が
水平方向に延びる通常の工作機に対しても適用す
ることができるのは言うまでもない。
考案の効果
以上説明したように、本考案によれば、主軸の
位置決め用受部の中心、並びに該受部と係合する
位置決め用挿入部の中心及び軸心をそれぞれ主軸
の軸心に略一致させた状態で、上記位置決め用挿
入部を先端に有する位置割出部材に、摺動と回動
とを行わせて主軸を定位置に割り出すようにした
ので、上記位置決め用受部と位置決め用挿入部と
が引つ掛かつた場合でも主軸の割り出しを確実に
行うことができ、よつて主軸の定位置割出しを安
定して行うことができ、工作機におけるワークの
着脱安定化を図ることができるものである。
位置決め用受部の中心、並びに該受部と係合する
位置決め用挿入部の中心及び軸心をそれぞれ主軸
の軸心に略一致させた状態で、上記位置決め用挿
入部を先端に有する位置割出部材に、摺動と回動
とを行わせて主軸を定位置に割り出すようにした
ので、上記位置決め用受部と位置決め用挿入部と
が引つ掛かつた場合でも主軸の割り出しを確実に
行うことができ、よつて主軸の定位置割出しを安
定して行うことができ、工作機におけるワークの
着脱安定化を図ることができるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
縦断正面図、第2図は位置決め用受部および位置
決め用挿入部を示す斜視図、第3図は第1図のB
方向矢視拡大図、第4図は位置決め用受部と位置
決め用挿入部との係合状態を上方から見た平面図
である。 A……主軸定位置割出装置、2……主軸、4…
…位置決め用受部、5……位置割出部材、8……
位置決め用挿入部、10……油圧シリンダ、12
……保持部材、15……スプリング、16……テ
ンプレート、18……カムフオロア。
縦断正面図、第2図は位置決め用受部および位置
決め用挿入部を示す斜視図、第3図は第1図のB
方向矢視拡大図、第4図は位置決め用受部と位置
決め用挿入部との係合状態を上方から見た平面図
である。 A……主軸定位置割出装置、2……主軸、4…
…位置決め用受部、5……位置割出部材、8……
位置決め用挿入部、10……油圧シリンダ、12
……保持部材、15……スプリング、16……テ
ンプレート、18……カムフオロア。
Claims (1)
- 回転可能な主軸に凹形状および凸形状のうち一
方の形状の位置決め用受部を形成する一方、先端
に該位置決め用受部と係合する凸形状および凹形
状のうち他方の形状の位置決め用挿入部が形成さ
れた位置割出部材を、主軸の回転する方向に回動
可能にかつ上記位置決め用挿入部を位置決め用受
部に対して接離せしめる方向に摺動可能に設ける
とともに、該位置割出部材を摺動させるシリンダ
を設け、さらに、上記凹形状の位置決め用受部ま
たは位置決め用挿入部は主軸方向視すると円形状
でかつ主軸線に対して傾斜端面を含有して該傾斜
端面の最も内側部に凹部が形成された形状とする
一方、上記凸形状の位置決め用挿入部または位置
決め用受部は上記凹部に挿入係合可能な形状と
し、上記凹形状の位置決め用受部または位置決め
用挿入部の中心および軸心を上記凸形状の位置決
め用挿入部または位置決め用受部の軸心と略一致
させて上記位置決め用受部と位置決め用挿入部と
を配設するとともに、上記位置割出部材とシリン
ダとをスプリングを介して該位置割出部材を位置
決め用受部方向に付勢した状態で弾接し、上記位
置割出部材およびシリンダの一方にテンプレート
を、他方に該テンプレートで案内されるフオロア
を、該テンプレートおよびフオロアの相対移動時
に上記位置割出部材を設定量回動せしめるように
設け、位置割出部材の摺動および回動により主軸
の定位置割出しを行うようにしたことを特徴とす
る主軸定位置割出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15877981U JPS5863935U (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 主軸定位置割出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15877981U JPS5863935U (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 主軸定位置割出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5863935U JPS5863935U (ja) | 1983-04-28 |
| JPS628984Y2 true JPS628984Y2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=29951264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15877981U Granted JPS5863935U (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 主軸定位置割出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5863935U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5856116Y2 (ja) * | 1979-04-03 | 1983-12-23 | 本田技研工業株式会社 | 回転軸の定位置停止装置 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP15877981U patent/JPS5863935U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5863935U (ja) | 1983-04-28 |
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