JPS62901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62901Y2 JPS62901Y2 JP1981157640U JP15764081U JPS62901Y2 JP S62901 Y2 JPS62901 Y2 JP S62901Y2 JP 1981157640 U JP1981157640 U JP 1981157640U JP 15764081 U JP15764081 U JP 15764081U JP S62901 Y2 JPS62901 Y2 JP S62901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- heat insulating
- layer
- urethane foam
- pvc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は断熱パネルに関する。
液化ガス例えばLNG,LPGなどが燃料等とし
て広く使用されるに至り、その輸送および貯蔵用
タンクに使用する低温用断熱材の開発および改良
に多くの努力が払われている。従来、この目的に
使用すべく試みられた代表的な素材は塩ビフオー
ム、フエノールフオーム、イソシアヌレートフオ
ームなどがあるが、性能面、特に難燃性および透
湿抵抗に優れている点で、低温用途に使用されて
いる塩ビフオームが広く採用されている。 しかしながら、塩ビフオームはモールド成形で
製造されるため、価格が非常に高くそれが実用上
の難点であつた。また、好ましくはより高い熱伝
導抵抗を有する素材の開発が望まれていた。 一方、熱伝導抵抗の高い比較的廉価に生産し得
る素材として硬質ウレタンフオームがあるが、こ
れは可燃性であり、透湿抵抗が低い上、低温収縮
性が大きいため、液化天然ガス等の可燃性ガスの
超低温タンク用断熱材としては適当でないとされ
ていた。 本考案者らは塩ビフオームと硬質ウレタンフオ
ームとの特徴を生かし両者を貼り合わせた複合パ
ネルの製造を試み上記塩ビフオームの特性を生か
し、熱伝導抵抗をより改良した複合断熱パネルの
提供を可能とした。 即ち、本考案は第1図に示すごとく硬質ウレタ
ンフオーム1と硬質塩ビフオーム2(以下単に塩
ビフオームと云う)の間に塩ビスキン層3(以下
単にスキン層と云う)を介在させた層4を少なく
とも一つの構成要素として有する低温用断熱パネ
ルに関する。 本考案に使用する硬質ウレタンフオーム1は密
度25〜500Kg/m3、好ましくは30〜40Kg/m3とな
るよう発泡させた独立気泡60〜100%を有するウ
レタンフオームであり、ポリイソシアネート、ポ
リオール、整泡剤、触媒、発泡剤から成形された
ものである。原料となるポリイソシアネートおよ
びポリオールは特に限定的ではなく、通常の硬質
ウレタンフオームに用いられるものであれば何で
もよい。 本考案に使用される塩ビフオーム2は密度25〜
350Kg/cm3、好ましくは25〜55Kg/cm3の独立気泡
を有するフオームであり、例えば塩化ビニル樹脂
ペーストを適当な発泡剤で発泡させたもの、塩化
ビニル樹脂を主材とし、これに他の成分、例えば
イソシアネート、酸無水物等を配合して発泡させ
たもの等種々のもの等がある。塩ビフオームの製
造に使用される配合成分は樹脂の主材が塩化ビニ
ルであればよく、他の樹脂成分、難燃剤、発泡
剤、顔料、帯電防止剤等が適宜配合されていても
よい。 本考案における最も大きな特徴は硬質ウレタン
フオームと塩ビフオーム間にスキン層3を有する
ことにある。通常、塩ビフオームはモールド成形
されるためその表面にスキン層を有しており、こ
れを切り落した上で市場に供される。本考案では
このスキン層を切り落すことなくウレタンフオー
ム層と塩ビフオーム層間に介在させる。スキン層
の密度は約200〜2000Kg/m3、好ましくは500〜
700Kg/m3、厚さ約0.05〜0.2mmが好ましい。 上記スキン層を介在させることにより、本考案
の断熱パネルの製造が容易となり、かつ得られた
断熱パネルの硬質ウレタンフオームの気泡が均一
となり、断熱性、強度にむらがなくなる。さらに
透湿抵抗が著るしく向上する。 本考案の断熱パネルは少なくとも上記三層より
形成されるものであるが、これを低温用断熱パネ
ルとして用いるときは第2図に示すごとく、一般
に第四の断熱層5を設ける。 即ち、本考案断熱パネルを使用するときは通常
塩ビフオームを最外層とし、火炎に対する抵抗性
を高め、かつ、透湿による断熱パネル内での水分
の凝結を防ぐ。しかしながら、断熱用に用いる抵
密度(例えば30〜31Kg/cm3)の硬質ウレタンフオ
ームは抵温収縮性が大であるため、液化天然ガス
タンクに直接接触すると収縮し、パネルが破損す
るおそれがある。従つて、本考案断熱パネルは一
般に第四の断熱層5を設ける。この断熱層は前述
の塩ビフオーム層と同じ材質のものが製造工程
上、あるいは得られるパネルの性能上好ましい。
しかしながら、他の低温収縮性の低い発泡体、例
えば密度の高いウレタン発泡体(40〜45Kg/cm3)
やアスベスト等の断熱材を用いてもよい。断熱層
5として塩ビフオームを用いるときは塩ビフオー
ムのスキン層はあつてもなくてもよく、またウレ
タンフオームと塩ビフオームの間に必らずしも介
在する必要はない。 硬質ウレタンフオーム層と塩ビフオーム層の厚
さは特に限定的ではないが後者1に対して前者が
0.5〜10、特に好ましくは1〜4の範囲が好まし
い。 本考案断熱パネルの典型的な製造法を第3図を
用いて説明する。 ボード状塩ビフオーム6をスキン層を上にして
ダブルコンベアーに連続的に供給し、これに硬質
ウレタンフオーム用原料7を載せ発泡させる。発
泡完了前に第四断熱層5用のボード8を重ね、十
分硬化させた後、所定の寸法に栽断する。ボード
8として塩ビフオームを用いるときは特別の接着
剤を用いることなくうまく接着する。またスキン
層上で硬質ウレタンフオームを形成させると均一
な気泡が生成する。 本考案で得られた断熱パネルは熱伝導抵抗値が
大きく、透湿抵抗値が大きく、強度、特に曲げ強
度が大きい。またモールド成形低温断熱用塩ビパ
ネルに比べ、価格が安く連続体として供給でき
る。 以下、実施例をあげて本考案を説明する。 実施例 塩ビフオーム(商品名クレゲセル:鐘淵化学工
業株式会社製)、厚さ50mm、幅1m、長さ2mの
モールド成形品(表面スキン付)を所定の厚さに
切断する。 このボードを第3図に示すごとき構成の硬質ウ
レタンフオームラミネート発泡成形機に表面スキ
ンを上にして連続的に供給する。このスキン上に
硬質ウレタンフオーム原液をスプレーもしくは塗
布し、所定の厚さに発泡硬化させて得られる資
料、および上記硬質ウレタンフオーム発泡完了前
に上述の塩ビフオームを第四断熱層として連続的
に供給する。 得られた断熱パネルの性状を表−1に示す。表
中、透湿抵抗はJIS Z0208、熱伝導抵抗はJIS
A1412により測定した。 【表】
て広く使用されるに至り、その輸送および貯蔵用
タンクに使用する低温用断熱材の開発および改良
に多くの努力が払われている。従来、この目的に
使用すべく試みられた代表的な素材は塩ビフオー
ム、フエノールフオーム、イソシアヌレートフオ
ームなどがあるが、性能面、特に難燃性および透
湿抵抗に優れている点で、低温用途に使用されて
いる塩ビフオームが広く採用されている。 しかしながら、塩ビフオームはモールド成形で
製造されるため、価格が非常に高くそれが実用上
の難点であつた。また、好ましくはより高い熱伝
導抵抗を有する素材の開発が望まれていた。 一方、熱伝導抵抗の高い比較的廉価に生産し得
る素材として硬質ウレタンフオームがあるが、こ
れは可燃性であり、透湿抵抗が低い上、低温収縮
性が大きいため、液化天然ガス等の可燃性ガスの
超低温タンク用断熱材としては適当でないとされ
ていた。 本考案者らは塩ビフオームと硬質ウレタンフオ
ームとの特徴を生かし両者を貼り合わせた複合パ
ネルの製造を試み上記塩ビフオームの特性を生か
し、熱伝導抵抗をより改良した複合断熱パネルの
提供を可能とした。 即ち、本考案は第1図に示すごとく硬質ウレタ
ンフオーム1と硬質塩ビフオーム2(以下単に塩
ビフオームと云う)の間に塩ビスキン層3(以下
単にスキン層と云う)を介在させた層4を少なく
とも一つの構成要素として有する低温用断熱パネ
ルに関する。 本考案に使用する硬質ウレタンフオーム1は密
度25〜500Kg/m3、好ましくは30〜40Kg/m3とな
るよう発泡させた独立気泡60〜100%を有するウ
レタンフオームであり、ポリイソシアネート、ポ
リオール、整泡剤、触媒、発泡剤から成形された
ものである。原料となるポリイソシアネートおよ
びポリオールは特に限定的ではなく、通常の硬質
ウレタンフオームに用いられるものであれば何で
もよい。 本考案に使用される塩ビフオーム2は密度25〜
350Kg/cm3、好ましくは25〜55Kg/cm3の独立気泡
を有するフオームであり、例えば塩化ビニル樹脂
ペーストを適当な発泡剤で発泡させたもの、塩化
ビニル樹脂を主材とし、これに他の成分、例えば
イソシアネート、酸無水物等を配合して発泡させ
たもの等種々のもの等がある。塩ビフオームの製
造に使用される配合成分は樹脂の主材が塩化ビニ
ルであればよく、他の樹脂成分、難燃剤、発泡
剤、顔料、帯電防止剤等が適宜配合されていても
よい。 本考案における最も大きな特徴は硬質ウレタン
フオームと塩ビフオーム間にスキン層3を有する
ことにある。通常、塩ビフオームはモールド成形
されるためその表面にスキン層を有しており、こ
れを切り落した上で市場に供される。本考案では
このスキン層を切り落すことなくウレタンフオー
ム層と塩ビフオーム層間に介在させる。スキン層
の密度は約200〜2000Kg/m3、好ましくは500〜
700Kg/m3、厚さ約0.05〜0.2mmが好ましい。 上記スキン層を介在させることにより、本考案
の断熱パネルの製造が容易となり、かつ得られた
断熱パネルの硬質ウレタンフオームの気泡が均一
となり、断熱性、強度にむらがなくなる。さらに
透湿抵抗が著るしく向上する。 本考案の断熱パネルは少なくとも上記三層より
形成されるものであるが、これを低温用断熱パネ
ルとして用いるときは第2図に示すごとく、一般
に第四の断熱層5を設ける。 即ち、本考案断熱パネルを使用するときは通常
塩ビフオームを最外層とし、火炎に対する抵抗性
を高め、かつ、透湿による断熱パネル内での水分
の凝結を防ぐ。しかしながら、断熱用に用いる抵
密度(例えば30〜31Kg/cm3)の硬質ウレタンフオ
ームは抵温収縮性が大であるため、液化天然ガス
タンクに直接接触すると収縮し、パネルが破損す
るおそれがある。従つて、本考案断熱パネルは一
般に第四の断熱層5を設ける。この断熱層は前述
の塩ビフオーム層と同じ材質のものが製造工程
上、あるいは得られるパネルの性能上好ましい。
しかしながら、他の低温収縮性の低い発泡体、例
えば密度の高いウレタン発泡体(40〜45Kg/cm3)
やアスベスト等の断熱材を用いてもよい。断熱層
5として塩ビフオームを用いるときは塩ビフオー
ムのスキン層はあつてもなくてもよく、またウレ
タンフオームと塩ビフオームの間に必らずしも介
在する必要はない。 硬質ウレタンフオーム層と塩ビフオーム層の厚
さは特に限定的ではないが後者1に対して前者が
0.5〜10、特に好ましくは1〜4の範囲が好まし
い。 本考案断熱パネルの典型的な製造法を第3図を
用いて説明する。 ボード状塩ビフオーム6をスキン層を上にして
ダブルコンベアーに連続的に供給し、これに硬質
ウレタンフオーム用原料7を載せ発泡させる。発
泡完了前に第四断熱層5用のボード8を重ね、十
分硬化させた後、所定の寸法に栽断する。ボード
8として塩ビフオームを用いるときは特別の接着
剤を用いることなくうまく接着する。またスキン
層上で硬質ウレタンフオームを形成させると均一
な気泡が生成する。 本考案で得られた断熱パネルは熱伝導抵抗値が
大きく、透湿抵抗値が大きく、強度、特に曲げ強
度が大きい。またモールド成形低温断熱用塩ビパ
ネルに比べ、価格が安く連続体として供給でき
る。 以下、実施例をあげて本考案を説明する。 実施例 塩ビフオーム(商品名クレゲセル:鐘淵化学工
業株式会社製)、厚さ50mm、幅1m、長さ2mの
モールド成形品(表面スキン付)を所定の厚さに
切断する。 このボードを第3図に示すごとき構成の硬質ウ
レタンフオームラミネート発泡成形機に表面スキ
ンを上にして連続的に供給する。このスキン上に
硬質ウレタンフオーム原液をスプレーもしくは塗
布し、所定の厚さに発泡硬化させて得られる資
料、および上記硬質ウレタンフオーム発泡完了前
に上述の塩ビフオームを第四断熱層として連続的
に供給する。 得られた断熱パネルの性状を表−1に示す。表
中、透湿抵抗はJIS Z0208、熱伝導抵抗はJIS
A1412により測定した。 【表】
第1図および第2図は本考案低温用断熱パネル
の模式図、第3図は本考案低温用断熱パネルの製
造工程の概要図である。 図中、1は硬質ウレタンフオーム層、2は塩ビ
フオーム層、3はスキン層、4は三層構造体、5
は第四の断熱層、6はボード状塩ビフオーム、7
は硬質ウレタンフオーム原料、8は第四の断熱層
用ボードを示す。
の模式図、第3図は本考案低温用断熱パネルの製
造工程の概要図である。 図中、1は硬質ウレタンフオーム層、2は塩ビ
フオーム層、3はスキン層、4は三層構造体、5
は第四の断熱層、6はボード状塩ビフオーム、7
は硬質ウレタンフオーム原料、8は第四の断熱層
用ボードを示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 硬質ウレタンフオームと硬質塩ビフオームと
の間に塩ビのスキン層を介在させた三層構造を
少なくとも一つの構成要素として有する低温用
断熱パネル。 2 硬質ウレタンフオームと硬質塩ビフオームの
厚さの比が0.5:1.0〜10〜1の間であり、三層
の合計厚さが400mm以下である第1項記載の断
熱パネル。 3 硬質ウレタンフオームの密度が25〜500Kg/
m3である第1項記載の断熱パネル。 4 硬質塩ビフオームの密度が20〜350Kg/m3で
ある第1項記載の断熱パネル。 5 スキン層の密度が200〜2000Kg/m3、厚さが
0.05〜0.2mmである第1項記載の断熱パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15764081U JPS5862630U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15764081U JPS5862630U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 断熱パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5862630U JPS5862630U (ja) | 1983-04-27 |
| JPS62901Y2 true JPS62901Y2 (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=29950162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15764081U Granted JPS5862630U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5862630U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4856262A (ja) * | 1971-11-17 | 1973-08-07 | ||
| JPS5014381A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-14 |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP15764081U patent/JPS5862630U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5862630U (ja) | 1983-04-27 |
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