JPS629564Y2 - - Google Patents

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JPS629564Y2
JPS629564Y2 JP13584578U JP13584578U JPS629564Y2 JP S629564 Y2 JPS629564 Y2 JP S629564Y2 JP 13584578 U JP13584578 U JP 13584578U JP 13584578 U JP13584578 U JP 13584578U JP S629564 Y2 JPS629564 Y2 JP S629564Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば磁気シートの如きシート状記録
媒体を用い、このシート状記録媒体を回転ヘツド
の周囲に円弧状に装着し、シート状記録媒体と回
転ヘツドとをその回転ヘツドの回転軸心方向に相
対的に移動させることにより、記録又は再生を行
うように構成した記録再生装置におけるシート状
記録媒体装着装置に関するものである。
周知の如くこの種記録再生装置ではシート状記
録媒体に対する回転ヘツドの接触状態、いわゆる
ヘツドタツチの善し悪しによつて記録、再生の特
性が大きく左右される。
ところで従来は通常シート状記録媒体を回転ヘ
ツドの周囲に円弧状に押え込むようにした開閉蓋
の内面にゴム等の弾性層を貼り付け、この弾性層
によつてシート状記録媒体を回転ヘツドに弾性的
に押圧させるような構造を採用していた。しかし
ながらこの構造では、先ず弾性層の真円度を高精
度に出し難い。次に回転ヘツドは弾性層内に喰い
込むようにしてシート状記録媒体に接触する為、
その接触時の負荷(抵抗)が非常に大きい。従つ
て回転ヘツドがシート状記録媒体の全面に亘つて
均一に接触し難い上に、回転ヘツドの接触により
シート状記録媒体に急激な部分的変形を与え、シ
ート状記録媒体を傷つけ易かつたり、シート状記
録媒体に位置ずれを生じたりして、記録、再生の
特性が低い欠陥を有していた。
また従来回転ヘツドに対向させてシート状記録
媒体の外側に円弧状をなすシート受ガイドを配置
し、そのシート受ガイドの内面に円弧状をなす凹
溝を設け、回転ヘツドにてシート状記録媒体の一
部をその凹溝内に押し込むようにして接触させる
ようにしたものがある。しかしながらこの場合も
やはり回転ヘツドの接触によりシート状記録媒体
に急激な部分的変形を与え、シート状記録媒体を
傷つけ易かつたり、シート状記録媒体に位置ずれ
を生じ易い等の欠陥があつた。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案され
たものであつて、ヘツドタツチが非常に良好な記
録再生装置を提供しようとするものである。
以下本考案を適用した磁気シート記録再生装置
の実施例を図面に基き説明する。
先ず記録再生装置本体の構造を第1図〜第10
図によつて説明すれば、基体1上に本体2が取付
けられている。本体2は全体としてほゞカマボコ
形をなしていて、内部は中空状に形成され、また
上部には開口3が設けられている。なお本体2は
前面壁4と、背面壁5と、左右両側面壁6,7と
で構成されている。そして左右両側面壁6,7の
内側面部分には前面壁4の上端面4aと、後面壁
5の上端面5aとの間に亘つて上方に向けてほゞ
半円弧状に彎曲されて突出された一対の円弧状基
準面8a,8bが設けられている。なおこれら両
円弧状基準面8a,8bの両側は垂直状に立上つ
た巾規制面9a,9bに形成されている。
そして上記本体2にはその開口3を開閉する開
閉蓋10が設けられている。この開閉蓋10は
ほゞ半円筒状をなしていて本体2の左右両側面壁
6,7の間に挿入されている。そしてこの開閉蓋
10の一端にその長手方向(円筒の軸心と平行な
方向)に挿通された支点軸11の両端が背面壁5
の上端近傍部分の横位置において左右両側面壁
6,7に取付けられていて、開閉蓋10はその支
点軸11を中心として第7図に実線で示した閉状
態と、鎖線で示した開状態とにほゞ90゜の角度で
開閉自在に構成されている。なお上記開状態で開
閉蓋10は基台1上に取付けられた蓋受板12に
よつて支えられる。
しかして第1図、第7図、第8図に明示される
ように開閉蓋10の円弧状面を呈する内面10c
には可撓性並びに弾性を有する例えば合成樹脂の
フイルム13が空気層14を隔てゝ円弧状に取付
けられている。なおこの際フイルム13はその円
弧方向における両端部13aにおいて例えば弾性
体からなる一対のスペーサ15によつて開閉蓋1
0に接着等にて固定されている。なおスペーサ1
5は必ずしも弾性体である必要はない。
そして開閉蓋10を上記閉状態にした時、フイ
ルム13の長手方向(円筒の軸心と平行な方向)
の両端部13b部分で前記両円弧状基準面8a,
8bに密着されるように構成されている。
また本体2の背面壁5にはその上面5aから下
方に切込まれた溝16がこの背面壁5に沿つて設
けられている。そしてこのV溝16の水平状をな
す下端面が後述する回転ヘツド軸の軸心と平行な
水平基準面17に構成されている。
次に上記本体2内に内蔵された回転磁気ヘツド
装置と、その駆動装置を説明する。
先ず前記両円弧状基準面8a,8bを含む仮想
円筒面の軸心位置に回転ヘツド軸19が設けられ
ている。この回転ヘツド軸19はその両端19
a,19bを左右両側面壁6,7に挿通され、こ
れら両側面壁6,7に取付けられた例えばオイル
レスメタルからなる一対の軸受20a,20bに
よつて回転自在に軸支されている。なおこの回転
ヘツド軸19はスプライン軸に構成されていて、
その周面には複数本の凹溝21が軸心方向に互に
平行状に設けられている。そしてこの回転ヘツド
軸19に回転ヘツド板22がそのボス部23によ
つて挿嵌されている。但しこの回転ヘツド板22
は回転ヘツド軸19の前記凹溝21にそれぞれ鋼
球24を介して係合されていて、回転ヘツド軸1
9の回転力をその鋼球24を介して受けて、回転
ヘツド軸19と一体に回転され得る状態で、その
回転ヘツド軸19の軸心方向に摺動出来るように
構成されている。そして鋼球24は回転ヘツド軸
19に対する回転ヘツド板22の摺動を極めて低
摩擦にしている。そしてこの回転ヘツド板22の
一側面の外周位置には一対の回転磁気ヘツド25
a,25bがそれぞれ磁気ヘツド調整機構26
a,26bを介してほゞ180゜の間隔で取付けら
れている。なお両磁気ヘツド調整機構26a,2
6b関して詳細構造を省略して概略的に図示した
が、これらの磁気ヘツド調整機構26a,26b
は、両回転磁気ヘツド25a,25bの回転半径
の調整(磁気シートに対する接触圧の調整)と、
アジマスの調整等とを行うものである。
また回転ヘツド軸19の下側位置にはネジ軸2
8がこれと平行な状態で設けられている。このネ
ジ軸28はその両端28a,28bを左右両側面
壁6,7に挿通され、これら両側面壁6,7に取
付けられた例えばオイルレスメタルからなる一対
の軸受29a,29bによつて回転自在に軸支さ
れている。
なおこのネジ軸28は両軸受29a,29bに
対してその軸心方向に摺動出来るように構成され
ているが、その軸心方向の移動は押しバネ30と
調整ネジ31とで押えられ、通常状態ではその軸
心方向の移動は行われない。即ち第10図に示さ
れるようにネジ軸28の他端28bに嵌装された
圧縮バネからなる前記押しバネ30が、この他端
28bに嵌装されてネジ軸28の段部32に当接
されたバネ受リング33と他方の軸受29とに当
接されたワツシヤー34との間に圧縮された状態
で介在されている。そしてこの押しバネ30のバ
ネ力によつてネジ軸28は第10図で左方向に摺
動附勢されている。一方前記調整ネジ31はネジ
軸28の一端28aの横側部に互にほゞ同一軸心
状態で配されている。そしてこの調整ネジ31は
前記基台1上に取付けられた支持壁35に設けら
れたネジ孔36に挿通(ネジ嵌合)されて支持さ
れ、その先端面31aはネジ軸28の一端28a
の端面28cに当接されている。なおこの調整ネ
ジ31の他端にはつまみ31bが設けられてい
る。また調整ネジ31は支持壁35にネジ止めさ
れた押えネジ37(第6図参照)によつて押えら
れるように構成されている。
そして前記回転ヘツド軸19とネジ軸28との
間に亘つてスライド板39が垂直状に配設されて
いる。このスライド板39の上端39aは前記回
転ヘツド板22のボス部23に回転支持機構40
によつて回転自在に支持されている。またこのス
ライド板39の下端39bにはネジ孔41が設け
られ、このネジ孔41にネジ軸28が挿通(ネジ
嵌合)されている。
一方前記本体2の一側部には記録又は再生用の
モータ43が配置されている。このモータ43は
前記基台1上に取付けられていて、そのモータ軸
44と、前記回転ヘツド軸19の一端19aとが
中間軸45、プーリ46a,46b、ベルト4
7、プーリ48a,48b、ベルト49からなる
ベルト伝動機構を介して連動されている。なお中
間軸45は基台1上に取付けられた一対の支持板
50a,50b間で軸支されており、またプーリ
46b,48bはフライホイールを兼用してい
る。
他方前記本体2の他側部には早送り及び巻戻し
用のモータ52が配置されている。このモータ5
2は取付台53によつて前記基台1上に取付けら
れていて、そのモータ軸54と、前記回転ヘツド
軸19の他端19bと、前記ネジ軸28の他端2
8bとの間にはギヤークラツチ機構が設けられて
いる。このギヤークラツチ機構はモータ軸54に
固着されたギヤー55と、両他端19b,28b
に固着されたギヤー56,57と、これら3つの
ギヤー55,56,57に係合可能な状態に配さ
れたスライドギヤー58とで構成されている。そ
してスライドギヤー58は巾広のギヤーにて構成
され、基台1上に取付けられた支持板59に固設
のガイド軸60に摺動自在に支持されている。ま
た支持板59にはガイド軸60と平行なもう1本
のガイド軸61が固設されていて、スライドギヤ
ー58を摺動操作する為の摺動杆62がこれら両
ガイド軸60,61に摺動自在に挿嵌されてい
る。なお基台1上には電磁プランジヤー63が取
付けられていて、その吸引杆64に一端が連動さ
れた変換レバー65が支点軸66を介して基台1
上に回動自在に枢支されている。そしてその変換
レバー65の他端がピン67及び長孔68を介し
て前記摺動杆62に連動されている。なおこの変
換レバー65は引張バネからなる戻しバネ69に
よつて第4図で時計方向に回動附勢されている。
そしてこの回動附勢により摺動杆62を介してス
ライドギヤー58が第2図に実線で示されるよう
に左側に摺動されて、そのスライドギヤー58は
ギヤー56と57とに係合し、ギヤー55から外
されている。
また第9図に示されるように前記本体2の背面
側で前記両円弧状基準面8a,8bの背面に対向
する位置には一対のシート押えレバー71a,7
1bが配置されている。これら両レバー71a,
71bはほゞL字状に屈曲された対称形状を有し
ていて、これらの水平部72a,72bにおいて
支点軸73a,73bによつて前記基台1上に回
動自在に枢支されている。そしてこれら両レバー
71a,71bの垂直部74a,74bの上端部
が両円弧状基準面8a,8bの背面に対向されて
いて、その上端部の前面にはそれぞれシート押え
ゴム75a,75bが接着等にて貼りつけられて
いる。また基台1上には電磁プランジヤー76が
取付けられていて、その吸引杆77の先端には吸
引板78が取付けられている。そしてその吸引板
78に固着されたピン79が両シート押えレバー
71a,71bの水平部72a,72bの先端部
分にそれぞれ設けられた長孔80に係合されてい
る。なお吸引板78は戻しバネ81によつて第4
図で下方側に摺動附勢され、これによつて両シー
ト押えレバー71a,71bが第4図で時計方向
と反時計方向とにそれぞれ回動附勢されている。
そしてその回動附勢によりシート押えゴム75
a,75bは両円弧状基準面8a,8bから離間
されている。
なおSW1は磁気シートの装着検出スイツチであ
り、例えばリーフスイツチにて構成されていて、
前記本体2の背面壁5のほゞ中央部に設けられた
切欠き83部分に設けられている。またSW2
SW3は回転磁気ヘツド25a,25bの往復動ス
トローク規制用の位置検出スイツチであり、例え
ばリーフスイツチにて構成されていて、前記本体
2内の左右両側面壁6,7の近傍位置に設けられ
ている。
また85〜90は前記本体2の前面壁4等の所
定位置に取付けられた押釦であり、これらは例え
ば巻戻し釦85、停止釦86、再生釦87、早送
り釦88、記録釦89、エンドレス再生釦90等
にて構成されている。そしてこれらの押釦85〜
90は例えばフエザータツチ方式の押釦やタツチ
スイツチ等にて構成されている。なお前記両回転
磁気ヘツド25a,25bは前記回転ヘツド板2
2のボス部23部分に設けられたスリツプリング
91と、これに接触させて前記スライド板39に
取付けられたブラシ92を介して所定の回路に電
気的に接続されている。
次に第11図〜第13図によつて磁気シート9
3につき説明すると、この磁気シート93には例
えばポリエステルフイルムの如き、適度な剛性、
弾性、柔かさ等を有する合成樹脂フイルム材94
が用いられていて、そのフイルム材94の片面
(或いは両面)に磁性膜95が形成されている。
なおこの磁気シート93には長さAの記録トラツ
ク96がその長手方向に沿つて巾Bに亘つて順次
記録されるように構成されている。しかして記録
トラツク96は磁気シート93の長手方向に対し
て極く僅かな角度θだけ傾斜されている。また各
記録トラツク96の間にはガードバンド97が設
けられているが、記録トラツク96の巾t1が例え
ば0.6mm、ガードバンド97の巾t2が例えば0.4mm
に構成されていて、トラツクピツチt3は1mmとな
つている。なおここで実施された磁気シート93
の大きさはほゞハガキ大である。
一方前記回転ヘツド板22の送りピツチは2mm
に構成されていて、この回転ヘツド板22の1回
転における半回転動作毎に、前記一対の回転磁気
ヘツド25a,25bが前記巾t1の記録トラツク
96を1本づつ交互に形成するように構成されて
いる。
次に以上述べた磁気シート記録再生装置の使用
法を説明する。
先ず開閉蓋10は第7図で鎖線の如く開状態に
する。次に磁気シート93の一方端93aを第7
図(鎖線)及び第9図に示すようにV溝16内に
差し込む。この時磁気シート93の一方端93a
は水平状基準面17に当接されて上記差し込み深
さが規制され、かつその一方端93aは回転ヘツ
ド軸19の軸心と平行になる。また磁気シート9
3の上記一方端93a側の左右両端93b,93
cが両円弧状基準面8a,8bに接触されると共
に、両巾規制面9a,9bによつてその磁気シー
ト93の長手方向の位置が規制される。
しかして上記磁気シート93の差し込みが行わ
れた時、その一方端93aが装着検出スイツチ
SW1を押し、これがオン状態に切換えられる。す
ると電磁プランジヤー76が通電され、その吸引
ロツド77が戻しバネ81に抗して第4図で上方
側に吸引される。この結果吸引板78を介して両
シート押えレバー71a,71bが第4図で反時
計方向及び時計方向に同時に回動され、これらの
両シート押えゴム75a,75bが、磁気シート
93の一方端93a側の左右両端93b,93c
を両円弧状基準面8a,8bに同時に圧着する。
次に開閉蓋10を第7図で反時計方向に回動さ
せて、実線の如く閉状態にする。するとこの時開
閉蓋10にて磁気シート93が押され、この磁気
シート93がその弾性に抗して次第に彎曲されな
がら開閉蓋10の内側にすべり込む。そして開閉
蓋10が第7図で実線の如く完全に閉じられた
時、開閉蓋10のフイルム13によつて磁気シー
ト93が押え込まれ、その磁気シート93の左右
両端93b,93cが両円弧状基準面8a,8b
にフイルム13によつて密着され、磁気シート9
3は180゜以上の巻付け角度で両回転磁気ヘツド
25a,25bの周囲に円弧状に装着される。そ
してフイルム13は磁気シート93の外周全面に
密着して、これを保持する。
なおこの際磁気シート93の一方端93aを水
平状基準面17で規制し、かつその一方端93a
側の左右両端93b,93cを一対のシート押え
レバー71a,71bにて押圧固定(係止)させ
た状態で、この磁気シート93を開閉蓋10にて
押え込んで両円弧状基準面8a,8bに密着させ
るようにしたので、この磁気シート93の装着時
に磁気シート93が位置ずれ等の不都合を全く発
生せず、磁気シート93は前記円弧状に正確に装
着される。
なおこの際開閉蓋10の自重だけで磁気シート
93を充分に押えつけることが出来るが、必要に
応じてトグルバネ等を用いて開閉蓋10を第7図
で反時計方向に積極的に押しつけるようにするこ
とが出来る。
次に上記磁気シート装着状態で例えば記録釦8
9を押す。するとモータ43が回転し、そのモー
タ軸44の回転力が、プーリ46a、ベルト4
7、プーリ46b、中間軸45、プーリ48a、
ベルト49、プーリ48bを介して回転ヘツド軸
19に減速されて伝達され、これが第7図で反時
計方向に回動される。なおこの両ベルト47,4
9は振動を吸収し、また両プーリ46b,48b
はフライホイール効果を発揮するので、回転ヘツ
ド軸19は所定の速度で滑らかに回転駆動され
る。
そして回転ヘツド軸19により回転ヘツド板2
2を介して両回転磁気ヘツド25a,25bが同
方向に回転駆動される。
一方回転ヘツド軸19の回転力はギヤー56,
58,57を介してネジ軸28に伝達され、これ
を第5図で反時計方向に回転駆動する。
しかしてネジ軸28が回転されると、このネジ
軸28とスライド板39のネジ孔41とのネジ嵌
合によるネジ送り作用により、スライド板39が
第8図で左方向に所定の速度でネジ送りされる。
以上の結果両回転磁気ヘツド25a,25bは
回転ヘツド軸19の周囲で回転されながら、その
回転ヘツド軸19に沿つて第8図に1点鎖線で示
されたスタート位置から、2点鎖線で示されたス
トツプ位置に向けて左方向に横移動される。なお
この時両回転磁気ヘツド25a,25bは開閉蓋
10のフイルム13によつて弾性的に包み込まれ
ている磁気シート93の内側面の磁性膜95に
180゜の回転角で交互に弾性接触して回転され
る。そして回転ヘツド板22の1回転中における
半回転動作毎に、両回転磁気ヘツド25a,25
bが前記長さA及び巾t1の記録トラツク96を磁
気シート93に1本づつ交互に記録して、所望の
記録動作がなされる。
なお再生釦87が押された時も上記同様の動作
が行われるがこの時は両回転磁気ヘツド25a,
25bが予め記録されている磁気シート93の記
録トラツク96を順次再生することになる。
また早送り釦88が押された時にはモータ43
は回転されず、電磁プランジヤー63が通電され
ると同時にモータ52が正回転される。そして電
磁プランジヤー63の通電によりその吸引杆64
が戻しバネ69に抗して第4図で左方向に吸引さ
れ、変換レバー64が第4図で反時計方向に回動
され、摺動杆62が第4図で右方向に摺動され
る。そしてスライドギヤー58が第2図の実線位
置から鎖線位置へ摺動され、このスライドギヤー
58はギヤー56から外されて、ギヤー55と5
7とに係合される。そしてモータ軸54の正回転
力がギヤー55,58,57を介してネジ軸28
に高速状態で伝達され、ネジ軸28が第5図で反
時計方向に高速で回転される。
以上の結果両回転ヘツド25a,25bは回転
停止された状態で、回転ヘツド軸19に沿つて第
8図で左方向に高速で横移動される。
なお巻戻し釦85が押された時には、電磁プラ
ンジヤー63が通電されると同時にモータ52が
逆回転される。この為ネジ軸28は第5図で時計
方向に高速で逆回転され、両回転磁気ヘツドは回
転停止された状態で、回転ヘツド軸19に沿つて
第8図で右方向に高速で横移動される。
なお記録、再生、早送り、巻戻し等の何れの動
作中においても停止釦86が押されゝば、モータ
43,52の何れも停止され、両回転磁気ヘツド
25a,25bはその位置で停止される。そして
早送り又は巻戻し動作中であれば、電磁プランジ
ヤー63の通電が断たれ、戻しバネ69によつて
変換レバー65が第4図で時計方向に回動され、
スライドギヤー58が第2図に実線で示された位
置に復動される。
また記録、再生又は早送りの動作中において両
回転磁気ヘツド25a,25bが前記ストツプ位
置に達すると、位置検出スイツチSW2がスライド
板39に接触してその位置検出がなされ、モータ
43又は52が停止される。また同様に巻戻し動
作中において両回転磁気ヘツド25a,25bが
前記スタート位置に達すると、位置検出スイツチ
SW3がスライド板39に接触してその位置検出が
なされ、モータ52が停止される。
なお再生動作中にエンドレス再生釦90が押さ
れると、モータ43が継続して回転される一方、
モータ52が回転されずに電磁プランジヤー63
が通電される。この結果スライドギヤー58がギ
ヤー56から外され、ネジ軸28が停止されて、
両回転磁気ヘツド25a,25bの横移動が停止
されて、両回転磁気ヘツド25a,25bはその
停止位置で回転動作のみ行う。そしてこの時には
両回転磁気ヘツド25a,25bは1本の記録ト
ラツク96を繰り返し再生、即ちエンドレス再生
する。
なおこの磁気シート記録再生装置では、トラツ
ク位置調整を極めて簡単に行うことが出来る。即
ち第10図に示されるように調整ネジ31を回転
調整すると、この調整ネジ31と押しバネ30と
の相互押しつけの共働作用にて、ネジ軸28が軸
心方向に移動調整される。この結果ネジ軸28に
ネジ嵌合されているスライド板39がそのネジ軸
28と一緒に移動調整されて、回転ヘツド板22
を介して両回転磁気ヘツド25a,25bが回転
ヘツド軸19に沿つて移動調整される。そしてこ
の調整により、磁気シート93の記録トラツク9
6に対する両回転磁気ヘツド25a,25bの位
置調整、即ちトラツク位置調整がなされる。なお
記録トラツク96のトラツクピツチが1mmである
から上記トラツク位置調整はこの1mm以内のいわ
ゆる微調整動作となる。
また磁気シート93を抜き取る場合には、先ず
開閉蓋10を第7図で鎖線の如く開く。すると磁
気シート93がそれ自体の弾性復元力によつて第
7図で鎖線の如く立ち上がる。なおこの際磁気シ
ート93とフイルム13との摩擦係数が一定値以
下であると、磁気シート93はそのフイルム13
に吸着したまゝにならず、そのフイルム13から
確実にすべり出して、第7図で鎖線の如く円滑に
立ち上がることが出来る。
次に磁気シート93を上方に極く僅かに引き上
げると、装着検出スイツチSW1がオフ状態に切換
えられる。この結果電磁プランジヤー76の通電
が断たれ、吸引杆77及び吸引板78が戻しバネ
81によつて第4図で下方側に引き戻され、両シ
ート押えレバー71a,71bが第4図で時計方
向及び反時計方向に復動されて、両シート押えゴ
ム75a,75bが磁気シート93から離間され
る。そしてこの後は磁気シート93をV溝16内
から上方側に極めて容易に抜き取ることが出来
る。
しかして以上述べた磁気シート記録再生装置に
よれば、開閉蓋10の内面10cとの間に空気層
14を介して円弧状に取付けられたフイルム13
によつて磁気シート93をその外側から円弧状を
なして弾性的に包み込むように構成してある。そ
して磁気シート93に対する回転磁気ヘツド25
a,25bの接触時に、これらの回転磁気ヘツド
25a,25bがフイルム13をその弾性に抗し
て押し上げ、その反力として磁気シート93に対
する回転磁気ヘツド25a,25bの接触圧を得
るように構成してある。
従つて回転磁気ヘツド25a,25bは磁気シ
ート93の全面に亘つて所定の接触圧で均一に接
触することが出来る。また上記接触時における負
荷(抵抗)は非常に小さく、かつまた上記接触時
に磁気シート93は無理なく滑らかに彎曲するよ
うになり、磁気シート93に急激な部分的変形を
与えない。またフイルム13によつて磁気シート
93の左右両端93b,93cは両円弧状基準面
8a,8bに確実に押圧固定されるので、この磁
気シート93の位置ずれは全く生じない。
即ち回転磁気ヘツド25a,25bは磁気シー
ト93の全面に均一に接触し、その接触時の負荷
(抵抗)が小さいにも拘わらず、所定の接触圧を
確実に得られると言う、いわゆるヘツドタツチが
非常に良好なものになる。そしてこのことにより
この磁気シート記録再生装置の記録、再生の特性
は非常に高いものとなつている。
また以上述べた磁気シート記録再生装置によれ
ば、第11図に示したように記録トラツク96を
磁気シート93のほゞ横巾方向に沿つて直線的
に、かつ平行状に記録するように構成した、いわ
ゆる等間隔の平行記録方式である。従つて長さA
の記録トラツク96を巾Bに亘つて磁気シート9
3のほゞ全面域に無駄なく、有効に記録出来て、
磁気シート93の利用効果が非常に良く、高密度
の磁気記録が可能である。また磁気シート93の
磁気転写を行う場合に、バイアス磁界を直線的に
かけることが出来る。従つてそのバイアス磁界を
非常に容易にかけることが出来て、バイアス磁界
発生装置の構造は非常に簡単にすることが出来、
かつその磁気転写を非常に簡単に行える。
また以上述べた実施例では回転磁気ヘツド25
a,25bを2個用いた、いわゆる2ヘツド方式
を採用し、180゜以上の巻付け角度で半円弧状に
装着された磁気シート93をその2個の回転磁気
ヘツド25a,25bで交互に走査するように構
成したが、3ヘツド方式や4ヘツド方式等に変更
が可能である。なお3ヘツド方式の場合には、上
記巻付け角度は120゜以上で良く、また4ヘツド
方式の場合には、上記巻付け角度は90゜以上で良
い。
また図面では開閉蓋10を不透明部品として示
したが、この開閉蓋10を例えばアクリル樹脂等
にて成形して透明又は半透明に構成し、弾性層1
4を両円弧状基準面8a,8bに沿う部分のみに
設けるようにすれば、記録、再生等の動作中にお
いて、この開閉蓋10を透して磁気シート93を
外部から直視することが出来る。そしてこのよう
に構成した場合には磁気シート93の磁性膜95
とは反対側の面に例えば見出し、絵、文字等を表
示して、これらを記録、再生動作中に外部から直
視させることが出来て非常に便利である。
また以上述べた実施例では本考案で云うシート
状記録媒体及び回転ヘツドとして、磁気シート及
び磁気ヘツドを用いたが、本考案はこれらに限定
されることなく、各種方式によつて記録又は再生
される各種シート状記録媒体及び回転ヘツドを用
い得る。
また以上述べた実施例において、パルスモータ
等にてネジ軸28を一定時間づつ間欠的に回転駆
動するようにして、回転ヘツドを回転ヘツド軸1
9に沿つて一定ピツチでステツプ送りするように
構成し、かつその回転ヘツドのステツプ送りの移
動停止中に、回転ヘツドにてシート状記録媒体を
走査させるように構成すれば、シート状記録媒体
の長手方向に対して完全に直角な記録トラツクを
記録することが出来て、エンドレス再生等を行う
上では好都合である。
また上述した実施例では磁気シート93を固定
して、回転磁気ヘツド25a,25bを回転させ
ながらその回転軸心方向に移動させるように構成
したが、本考案によれば、回転ヘツドを定位置で
回転させる一方、シート状記録媒体を往復動可能
なキヤリツジに保持させ、そのキヤリツジにより
シート状記録媒体を上記回転軸心方向に移動させ
るように構成することも出来る。
また以上述べた実施例ではシート状記録媒体の
端部係止手段として、電磁プランジヤー76等の
駆動手段にて駆動される一対のシート押えレバー
74a,74bを用い、これらによつて磁気シー
ト93の左右両端部93b,93cを押えつけて
係止する構造を採用したが、この他にも例えば磁
気シート93の端部に係止用孔を設け、この係止
用孔内に板バネ等の係止部を係止させるような構
造や、磁気シート93の端部を差し込んだV溝1
6の内壁面と、磁気シート93との摩擦力を利用
して係止させるような構造、その他有効な各種の
係止構造を用いることが出来る。
本考案は上述の如く開閉蓋の内面に空気層を隔
てゝ円弧状に取付けた可撓性を有するフイルムに
よつてシート状記録媒体を円弧状に包み込み、か
つそのフイルムによつてシート状記録媒体の両端
部を円弧状をなす一対の基準面に押圧固定するよ
うに構成し、このフイルムによつて保持されたシ
ート状記録媒体に回転ヘツドを弾性的に接触させ
て、記録又は再生を行うように構成したものであ
るから、ヘツドタツチが非常に良好である。そし
てシート状記録媒体を傷つけたり、或いは記録又
は再生時にシート状記録媒体に位置ずれを発生さ
せたりすることが全くなく、極めて高精度な記
録、再生を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を磁気シート記録再生装置に適用
した一実施例を示したものであつて、第1図は斜
視図、第2図は正面図、第3図は背面図、第4図
は平面図、第5図は第4図−線矢視図、第6
図は第4図−線矢視図、第7図は第4図−
線断面図、第8図は第4図−線断面図、第
9図は磁気シートの差し込み側端部の係止構造部
分を示した斜視図、第10図はトラツク位置調整
装置部分を示した断面図、第11図は磁気シート
の記録面を示した平面図、第12図は同上の拡大
断面図、第13図は同上の記録トラツク部分の拡
大平面図である。 また図面に用いられた符号において、8a,8
b……一対の基準面の一例を構成する円弧状基準
面、10……開閉蓋、13……フイルム、14…
…空気層、25a,25b……回転ヘツドの一例
を構成する回転磁気ヘツド、93……シート状記
録媒体の一例を構成する磁気シート、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状記録媒体を回転ヘツドの周囲に円弧状
    に装着し、シート状記録媒体と回転ヘツドとをそ
    の回転ヘツドの回転軸心方向に相対的に移動させ
    ることにより、記録又は再生を行うように構成し
    てある記録再生装置において、前記回転ヘツドの
    回転軸心方向における両端部に設けられた円弧状
    をなす一対の基準面と、前記シート状記録媒体を
    円弧状に押え込む開閉蓋と、その開閉蓋の内面に
    空気層を隔てゝ円弧状に取付けられた可撓性を有
    するフイルムとをそれぞれ具備し、前記フイルム
    で前記シート状記録媒体を円弧状に包み込み、か
    つこのシート状記録媒体の両端部を前記一対の基
    準面に押圧固定させるように構成したことを特徴
    とする記録再生装置。
JP13584578U 1978-10-03 1978-10-03 Expired JPS629564Y2 (ja)

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JP13584578U JPS629564Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03

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JPS5552678U JPS5552678U (ja) 1980-04-08
JPS629564Y2 true JPS629564Y2 (ja) 1987-03-05

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