JPS629636B2 - - Google Patents
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- JPS629636B2 JPS629636B2 JP57201624A JP20162482A JPS629636B2 JP S629636 B2 JPS629636 B2 JP S629636B2 JP 57201624 A JP57201624 A JP 57201624A JP 20162482 A JP20162482 A JP 20162482A JP S629636 B2 JPS629636 B2 JP S629636B2
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- Japan
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- adhesive
- sheet
- ethylene
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明は発泡体を基材とする粘着テープもしく
はシートに関する。 従来自動車のサイドモールの固定はポリクロロ
プレンフオーム、ブチルゴムフオーム等のゴム系
フオームを基材とする粘着テープが使用されてい
るが、ゴム系フオームは柔軟性が不充分であり、
固定部分に段差があつたり、曲率が大であると被
着体になじみにくく、剥離しやすいという欠点が
ある。又低密度ポリエチレン発泡体を基材とする
粘着テープは、機械的強度が小さく剪断力によつ
て破壊されてしまうという欠点があつた。 本発明の目的は上記欠点に鑑み、機械的強度が
大であり、柔軟性がすぐれており、自動車のサイ
ドモールの固定の様に凹凸もしくは曲率の大なる
被着体に剪断力が加えられても破壊することなく
長期間貼着することができる粘着テープもしくは
シートを提供することにある。 即ち本発明の要旨は線状低密度ポリエチレンと
エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−ア
クリル酸エチル共重合体とよりなる軟質発泡体の
少なくとも一面にアクリル系粘着剤が積層されて
なる粘着テープもしくはシートに存する。 本発明において用いられる線状低密度ポリエチ
レンとは、例えば中低圧下のイオン重合反応によ
り、エチレンにプロピレン、ブテン−1、ペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチ
ルペンテン−1等のα−オレフインを少量(約1
〜10モル%)共重合させることにより、直鎖状の
幹ポリマーに適当数の短鎖分岐を導入し、それに
より密度を通常の高圧法低密度ポリエチレンの範
囲まで低下させたポリマーであり、密度0.915〜
0.94g/cm3、メルトインデツクス0.5〜50g/10
分のものが好ましく、より好ましくはメルトイン
デツクスが1.0〜10.0g/10分のものであり、例
えばUItzex−3021F、2020L(三井石油化学
(株)製)、DNGA7342、GRSN7345(ユニオンカ
ーバイト社製)等が挙げられる。 本発明において用いられるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体としては、エチレンと酢酸ビニルの共
重合体であり、酢酸ビニル含有量が5〜28%のも
のが成形性、発泡体の柔軟性、接着性等の面から
好ましい。酢酸ビニル含有量が少なすぎると発泡
体の接着性、柔軟性が乏しくなり、多すぎると発
泡体の成形性が悪くなる。 本発明において用いられるエチレン−アクリル
酸エチル共重合体としては、エチレンとアクリル
酸エチルの共重合体であり、アクリル酸エチルの
含有量が7〜25%のものが成形性、発泡体の柔軟
性、接着性等の面から好ましい。アクリル酸エチ
ルの含有量が少なすぎると発泡体の接着性、柔軟
性が乏しくなり、多すぎると発泡体の成形性が悪
くなる。 本発明において用いられる発泡体は上記線状低
密度ポリエチレンと、エチレン−酢酸ビニル共重
合体又はエチレン−アクリル酸エチル共重合体か
らなる軟質の発泡体であり、発泡倍率は特に限定
されるものではないが、3〜20倍であるのが好ま
しく、より好ましくは5〜10倍である。又その製
造方法は従来公知の製造方法が採用されてよく、
例えば、上記樹脂混合物に発泡剤を配合し、リボ
ンブレンダー等を使用して均一に混合した混合物
を、押出機又はカレンダーロールによつて発泡剤
が実質的に分解しない温度、圧力で混練溶融して
シート状に成形し、該シート状成形体に電離性放
射線を照射することによつて架橋し、その後発泡
剤の分解温度以上に加熱することにより架橋発泡
体を得る方法、或は上記樹脂混合物に発泡剤、架
橋剤を配合し、これを均一に混合した混合物を、
押出機又はカレンダーロールによつて発泡剤及び
架橋剤が実質的に分解しない温度、圧力で混練溶
融してシート状に成形し、これを架橋剤が分解す
る温度に加熱することによつて架橋し、更に発泡
剤の分解温度以上に加熱することにより架橋発泡
体を得る方法等が挙げられる。 発泡剤としては、加熱によつて分解ガスを発生
するアゾジカルボンアミド、N−N′−ジニトロ
ソペンタメチレンテトラミン等の化学発泡剤が使
用上特別な装置を要しないので好ましい。 樹脂を架橋せしめる手段として電離性放射線を
使用する場合は、β線、γ線、ニユートロン、電
子線等が使用され、その照射量としては0.5〜
20Mradの範囲が好ましい。又、樹脂を架橋せし
める手段として架橋剤を使用する場合は、ジクミ
ルパーオキサイド、2・5−ジメチル−2・5−
ジターシヤリーパーオキシヘキサン、ジターシヤ
リーブチルパーテレフタレート等の有機過酸化物
が使用される。 線状低密度ポリエチレンと、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体又はエチレン−アクリル酸エチル共
重合体との混合比としては、1:4〜4:1の範
囲が発泡体の機械的強度、柔軟性、接着性、成形
性等の面から好ましい。 線状低密度ポリエチレンが少なすぎると抗張力
等の機械的強度が不足し、多すぎると柔軟性、接
着性が不足するのである。上記混合においてエチ
レン−酢酸ビニル共重合体とエチレン−アクリル
酸エチル共重合体を一緒に用いてよいのはもちろ
んである。本発明においては前記混合物に更に通
常の低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレン
等の樹脂を加えることも可能である。例えば通常
の低密度ポリエチレンを加える場合は、その密度
が0.91〜0.93g/cm3、メルトインデツクス1〜10
g/10分のものが好ましく、全体の樹脂混合物の
50重量%まで好適に加えることができる。 又、上記発泡体を製造するに当つて、安定剤、
紫外線吸収剤、滑剤、顔料、帯電防止剤、充填
剤、補強剤等、通常用いられている添加剤、助剤
を混合してもよい。 本発明の粘着テープもしくはシートは上記発泡
体の少なくとも一面にアクリル系粘着剤が積層さ
れて形成されるのであり、アクリル系粘着剤とし
ては、一般式CH2=CHCOOR(式中Rは炭素数
4〜8のアルキル基)で表されるアクリル酸エス
テルよりなり、重量平均分子量が6×105〜106で
ある共重合体を主成分とする粘着剤が好ましい。 上記アクリル酸エステルとしては、たとえばア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸2エチルヘキシ
ル、アクリル酸イソアミル、アクリル酸n−オク
チル等があげられ、上記共重合体はアクリル酸エ
ステルだけの(共)重合体でもよいが、上記アク
リル酸エステルと共重合可能な、アクリル酸、メ
タクリル酸、2−ビドロキシエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、N−メ
チロールアクリルアミド、酢酸ビニル、アクリロ
ニトリル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチ
ル等のモノマーと共重合されてもよい。 又共重合体の重量平均分子量は小さくなると耐
熱クリープ性が低下し、逆に分子量が大きくなる
と低温貼着性が低下するので6×105〜106である
のが好ましい。 又上記共重合体はイソシアネート、エポキシ樹
脂、金属塩等により架橋されてもよいし、粘着剤
には粘着特性を調整する目的で粘着付与剤、充填
剤、顔料、防錆剤等が添加されてもよい。上記粘
着剤の製造方法は、従来公知の製造方法が採用さ
れてよく、たとえば溶液重合法、エマルジヨン重
合法等があげられる。 又粘着剤を発泡体に積層する方法も従来公知の
任意の方法が採用されてよく、たとえば離型紙に
粘着剤を塗布乾燥した後発泡体に転写する方法が
採用される。 本発明の粘着テープの構成は上述の通りである
から、機械的強度が大であり、柔軟性がすぐれて
いるので凹凸面や曲率の大なる面によくなじみ、
剪断力が加えられても破壊することなく長期間貼
着することができ自動車のサイドモールの固定に
好適に使用できる。 又アクリル系粘着剤の重量平均分子量が6×
105〜106であると耐熱クリープ及び低温貼着性が
すぐれており、低温で貼着することができ、貼着
後長時間高温にさらしても剥離することがない。 次に本発明を実施例を参照して説明する。尚物
性の測定方法は次の通りである。 (1) 引張強さ……JISK6767(5.2引張強さ及び伸
びA法)に準拠した。 (2) 圧縮硬さ……JISK6767(5.3圧縮硬さ)に準
拠した。 (3) 剪断強さ……標準状態(23℃、65%RH)で
半硬質塩化ビニル樹脂板(巾42mm、長さ
100mm)に試料の両面粘着テープ(巾25
mm、長さ25mm)を貼着し、5Kgゴムロー
ルを一往復して圧着し、24時間放置す
る。次に上記両面粘着テープの他面にメ
ラミン塗装鋼板を貼着し、5Kgゴムロー
ルを一往復して圧着し、24時間放置後、
50mm/minの速度で引張つて破断する強
度を測定した。 (4) 有効接着面積……標準状態で半硬質塩化ビニ
ル樹脂板(巾42mm、長さ100mm)の巾方
向の略中央部に試料の両面粘着テープ
(巾25mm、長さ42mm)を貼着し、5Kgゴ
ムロールを一往復して圧着し24時間放置
する。次に両側部に厚さ25μm、巾8mm
長さ100mmのアルミニウム板を接着し、
巾25mmの溝が形成された透明アクリル板
に上記両面粘着テープの貼着された塩化
ビニル樹脂板を貼着し、10Kgロールを一
往復して圧着した後、アクリル板に粘着
剤が貼着している面積を測定し、貼着面
積の比率を有効接着面積とした。 (5) 低温接着力……標準状態で半硬質塩化ビニル
樹脂板(巾42mm、長さ100mm)の長さ方
向に試料の両面粘着テープ(巾25mm、長
さ100mm)を貼着し、5Kgゴムロールを
一往復して圧着し、24時間放置する。次
に5℃の恒温室に3時間放置されたメラ
ミン塗装鋼板に貼着し、5Kgゴムロール
を1往復して圧着し、20分後に50mm/
minの速度で割裂強度を測定した。 (6) 耐熱クリープ……剪断強さの測定において作
成したと同様にして三層の測定試料を作
成し、80℃の恒温室の供給して吊設し、
1時間後にメラミン塗装鋼板に1Kgの錘
を吊設し、2時間後に粘着テープのずれ
た距離を測定した。 実施例 1 密度0.918g/cm3、メルトインデツクス2.0g/
10分の線状低密度ポリエチレン30重量部と、酢酸
ビニル含有量18%、メルトインデツクス2.5g/
10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体70重量部
と、発泡剤(アゾジカルボンアミド)5重量部
と、助剤5.5重量部とを混合し、押出機でシート
状に押出成形し、その後、電子線照射機にて
2.5Mradの電子線を照射して架橋し、次に250℃
のオーブンを連続的に通して加熱発泡させて、厚
み約1mmの発泡シートを得た。得られた発泡シー
トは柔軟性を有し、均一に分散された独立気泡を
有していた。発泡倍率は7倍であつた。 アクリル酸2エチルヘキシル90重量部、アクリ
ル酸9重量部、メタクリル酸2ヒドロキシエチル
1重量部、酢酸エチル100重量部及びアゾビスイ
ソブチルニトリル0.02重量部よりなる配合物を70
℃で8時間重合して固形分48%の粘着剤組成物を
得た。粘着剤の重量平均分子量は65万(ゲルパー
ミエーシヨンクロマトグラフイー法)であつた。 上記粘着剤組成物100重量部にイソシアネート
(日本ポリウレタン社、コロネートL、固形分55
%)4.4重量部添加し、シリコン処理した厚さ25
μmのポリエステルフイルムに塗布乾燥して厚さ
75μmの粘着剤層の形成された粘着シートを得
た。 上記発泡シートの両面をコロナ放電処理した後
上記粘着シートから粘着剤層を転写して両面粘着
シートを得た。 得られた両面粘着シートを使用し、物性(引張
強さ、圧縮硬さ、剪断強さ、有効接着面積、低温
接着力及び耐熱クリープ)を測定し結果を第1表
に示した。 実施例 2 実施例1と同じ線状低密度ポリエチレン30重量
部と、アクリル酸エチル含有量18%、メルトイン
デツクス6g/10分のエチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体70重量部と、発泡剤5重量部と、助剤
5.5重量部とを混合し、シート状に押圧成形し、
その後、2.5Mradの電子線を照射して架橋し、次
に250℃で加熱発泡させて、厚み約1mmの発泡シ
ートを得た。得られた架橋発泡シートは柔軟性を
有し、均一に分散された独立気泡を有していた。 発泡倍率は6.3倍であつた。 上記発泡シートに実施例1で使用した粘着剤を
実施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着
シートを得、同様にして物性を測定し結果を第1
表に示した。 実施例 3 実施例1と同じ線状低密度ポリエチレン30重量
部と、実施例1と同じエチレン−酢酸ビニル共重
合体50重量部と、密度0.923g/cm3、メルトイン
デツクス4.0g/10分の低密度ポリエチレン20重
量部と、発泡剤5重量部と、助剤5.5重量部とを
混合し、シート状に押出成形し、その後、
2.5Mradの電子線を照射して架橋し、次に250℃
で加熱発泡させて、厚み約1mmの発泡シートを得
た。 得られた架橋発泡シートは柔軟性を有し、均一
に分散された独立気泡を有していた。発泡倍率は
7.8倍であつた。 上記発泡シートに実施例1で使用した粘着剤を
実施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着
シートを得、同様にして物性を測定し結果を第1
表に示した。 比較例 1 樹脂を実施例3と同じ低密度ポリエチレン100
重量部のみに変更した他は実施例3と同様にして
厚み約1mmの発泡シートを得た。 発泡倍率は7.5倍であつた。 上記発泡シートに実施例1で使用した粘着剤を
実施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着
シートを得、同様にして物性を測定して結果を第
1表に示した。 比較例 2 厚さ1mmのクロロプレン発泡シート(発泡倍率
2.0倍)の両面に実施例1で使用した粘着剤を実
施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着シ
ートを得、同様にして物性を測定し結果を第1表
に示した。
はシートに関する。 従来自動車のサイドモールの固定はポリクロロ
プレンフオーム、ブチルゴムフオーム等のゴム系
フオームを基材とする粘着テープが使用されてい
るが、ゴム系フオームは柔軟性が不充分であり、
固定部分に段差があつたり、曲率が大であると被
着体になじみにくく、剥離しやすいという欠点が
ある。又低密度ポリエチレン発泡体を基材とする
粘着テープは、機械的強度が小さく剪断力によつ
て破壊されてしまうという欠点があつた。 本発明の目的は上記欠点に鑑み、機械的強度が
大であり、柔軟性がすぐれており、自動車のサイ
ドモールの固定の様に凹凸もしくは曲率の大なる
被着体に剪断力が加えられても破壊することなく
長期間貼着することができる粘着テープもしくは
シートを提供することにある。 即ち本発明の要旨は線状低密度ポリエチレンと
エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−ア
クリル酸エチル共重合体とよりなる軟質発泡体の
少なくとも一面にアクリル系粘着剤が積層されて
なる粘着テープもしくはシートに存する。 本発明において用いられる線状低密度ポリエチ
レンとは、例えば中低圧下のイオン重合反応によ
り、エチレンにプロピレン、ブテン−1、ペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチ
ルペンテン−1等のα−オレフインを少量(約1
〜10モル%)共重合させることにより、直鎖状の
幹ポリマーに適当数の短鎖分岐を導入し、それに
より密度を通常の高圧法低密度ポリエチレンの範
囲まで低下させたポリマーであり、密度0.915〜
0.94g/cm3、メルトインデツクス0.5〜50g/10
分のものが好ましく、より好ましくはメルトイン
デツクスが1.0〜10.0g/10分のものであり、例
えばUItzex−3021F、2020L(三井石油化学
(株)製)、DNGA7342、GRSN7345(ユニオンカ
ーバイト社製)等が挙げられる。 本発明において用いられるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体としては、エチレンと酢酸ビニルの共
重合体であり、酢酸ビニル含有量が5〜28%のも
のが成形性、発泡体の柔軟性、接着性等の面から
好ましい。酢酸ビニル含有量が少なすぎると発泡
体の接着性、柔軟性が乏しくなり、多すぎると発
泡体の成形性が悪くなる。 本発明において用いられるエチレン−アクリル
酸エチル共重合体としては、エチレンとアクリル
酸エチルの共重合体であり、アクリル酸エチルの
含有量が7〜25%のものが成形性、発泡体の柔軟
性、接着性等の面から好ましい。アクリル酸エチ
ルの含有量が少なすぎると発泡体の接着性、柔軟
性が乏しくなり、多すぎると発泡体の成形性が悪
くなる。 本発明において用いられる発泡体は上記線状低
密度ポリエチレンと、エチレン−酢酸ビニル共重
合体又はエチレン−アクリル酸エチル共重合体か
らなる軟質の発泡体であり、発泡倍率は特に限定
されるものではないが、3〜20倍であるのが好ま
しく、より好ましくは5〜10倍である。又その製
造方法は従来公知の製造方法が採用されてよく、
例えば、上記樹脂混合物に発泡剤を配合し、リボ
ンブレンダー等を使用して均一に混合した混合物
を、押出機又はカレンダーロールによつて発泡剤
が実質的に分解しない温度、圧力で混練溶融して
シート状に成形し、該シート状成形体に電離性放
射線を照射することによつて架橋し、その後発泡
剤の分解温度以上に加熱することにより架橋発泡
体を得る方法、或は上記樹脂混合物に発泡剤、架
橋剤を配合し、これを均一に混合した混合物を、
押出機又はカレンダーロールによつて発泡剤及び
架橋剤が実質的に分解しない温度、圧力で混練溶
融してシート状に成形し、これを架橋剤が分解す
る温度に加熱することによつて架橋し、更に発泡
剤の分解温度以上に加熱することにより架橋発泡
体を得る方法等が挙げられる。 発泡剤としては、加熱によつて分解ガスを発生
するアゾジカルボンアミド、N−N′−ジニトロ
ソペンタメチレンテトラミン等の化学発泡剤が使
用上特別な装置を要しないので好ましい。 樹脂を架橋せしめる手段として電離性放射線を
使用する場合は、β線、γ線、ニユートロン、電
子線等が使用され、その照射量としては0.5〜
20Mradの範囲が好ましい。又、樹脂を架橋せし
める手段として架橋剤を使用する場合は、ジクミ
ルパーオキサイド、2・5−ジメチル−2・5−
ジターシヤリーパーオキシヘキサン、ジターシヤ
リーブチルパーテレフタレート等の有機過酸化物
が使用される。 線状低密度ポリエチレンと、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体又はエチレン−アクリル酸エチル共
重合体との混合比としては、1:4〜4:1の範
囲が発泡体の機械的強度、柔軟性、接着性、成形
性等の面から好ましい。 線状低密度ポリエチレンが少なすぎると抗張力
等の機械的強度が不足し、多すぎると柔軟性、接
着性が不足するのである。上記混合においてエチ
レン−酢酸ビニル共重合体とエチレン−アクリル
酸エチル共重合体を一緒に用いてよいのはもちろ
んである。本発明においては前記混合物に更に通
常の低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピレン
等の樹脂を加えることも可能である。例えば通常
の低密度ポリエチレンを加える場合は、その密度
が0.91〜0.93g/cm3、メルトインデツクス1〜10
g/10分のものが好ましく、全体の樹脂混合物の
50重量%まで好適に加えることができる。 又、上記発泡体を製造するに当つて、安定剤、
紫外線吸収剤、滑剤、顔料、帯電防止剤、充填
剤、補強剤等、通常用いられている添加剤、助剤
を混合してもよい。 本発明の粘着テープもしくはシートは上記発泡
体の少なくとも一面にアクリル系粘着剤が積層さ
れて形成されるのであり、アクリル系粘着剤とし
ては、一般式CH2=CHCOOR(式中Rは炭素数
4〜8のアルキル基)で表されるアクリル酸エス
テルよりなり、重量平均分子量が6×105〜106で
ある共重合体を主成分とする粘着剤が好ましい。 上記アクリル酸エステルとしては、たとえばア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸2エチルヘキシ
ル、アクリル酸イソアミル、アクリル酸n−オク
チル等があげられ、上記共重合体はアクリル酸エ
ステルだけの(共)重合体でもよいが、上記アク
リル酸エステルと共重合可能な、アクリル酸、メ
タクリル酸、2−ビドロキシエチルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、N−メ
チロールアクリルアミド、酢酸ビニル、アクリロ
ニトリル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチ
ル等のモノマーと共重合されてもよい。 又共重合体の重量平均分子量は小さくなると耐
熱クリープ性が低下し、逆に分子量が大きくなる
と低温貼着性が低下するので6×105〜106である
のが好ましい。 又上記共重合体はイソシアネート、エポキシ樹
脂、金属塩等により架橋されてもよいし、粘着剤
には粘着特性を調整する目的で粘着付与剤、充填
剤、顔料、防錆剤等が添加されてもよい。上記粘
着剤の製造方法は、従来公知の製造方法が採用さ
れてよく、たとえば溶液重合法、エマルジヨン重
合法等があげられる。 又粘着剤を発泡体に積層する方法も従来公知の
任意の方法が採用されてよく、たとえば離型紙に
粘着剤を塗布乾燥した後発泡体に転写する方法が
採用される。 本発明の粘着テープの構成は上述の通りである
から、機械的強度が大であり、柔軟性がすぐれて
いるので凹凸面や曲率の大なる面によくなじみ、
剪断力が加えられても破壊することなく長期間貼
着することができ自動車のサイドモールの固定に
好適に使用できる。 又アクリル系粘着剤の重量平均分子量が6×
105〜106であると耐熱クリープ及び低温貼着性が
すぐれており、低温で貼着することができ、貼着
後長時間高温にさらしても剥離することがない。 次に本発明を実施例を参照して説明する。尚物
性の測定方法は次の通りである。 (1) 引張強さ……JISK6767(5.2引張強さ及び伸
びA法)に準拠した。 (2) 圧縮硬さ……JISK6767(5.3圧縮硬さ)に準
拠した。 (3) 剪断強さ……標準状態(23℃、65%RH)で
半硬質塩化ビニル樹脂板(巾42mm、長さ
100mm)に試料の両面粘着テープ(巾25
mm、長さ25mm)を貼着し、5Kgゴムロー
ルを一往復して圧着し、24時間放置す
る。次に上記両面粘着テープの他面にメ
ラミン塗装鋼板を貼着し、5Kgゴムロー
ルを一往復して圧着し、24時間放置後、
50mm/minの速度で引張つて破断する強
度を測定した。 (4) 有効接着面積……標準状態で半硬質塩化ビニ
ル樹脂板(巾42mm、長さ100mm)の巾方
向の略中央部に試料の両面粘着テープ
(巾25mm、長さ42mm)を貼着し、5Kgゴ
ムロールを一往復して圧着し24時間放置
する。次に両側部に厚さ25μm、巾8mm
長さ100mmのアルミニウム板を接着し、
巾25mmの溝が形成された透明アクリル板
に上記両面粘着テープの貼着された塩化
ビニル樹脂板を貼着し、10Kgロールを一
往復して圧着した後、アクリル板に粘着
剤が貼着している面積を測定し、貼着面
積の比率を有効接着面積とした。 (5) 低温接着力……標準状態で半硬質塩化ビニル
樹脂板(巾42mm、長さ100mm)の長さ方
向に試料の両面粘着テープ(巾25mm、長
さ100mm)を貼着し、5Kgゴムロールを
一往復して圧着し、24時間放置する。次
に5℃の恒温室に3時間放置されたメラ
ミン塗装鋼板に貼着し、5Kgゴムロール
を1往復して圧着し、20分後に50mm/
minの速度で割裂強度を測定した。 (6) 耐熱クリープ……剪断強さの測定において作
成したと同様にして三層の測定試料を作
成し、80℃の恒温室の供給して吊設し、
1時間後にメラミン塗装鋼板に1Kgの錘
を吊設し、2時間後に粘着テープのずれ
た距離を測定した。 実施例 1 密度0.918g/cm3、メルトインデツクス2.0g/
10分の線状低密度ポリエチレン30重量部と、酢酸
ビニル含有量18%、メルトインデツクス2.5g/
10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体70重量部
と、発泡剤(アゾジカルボンアミド)5重量部
と、助剤5.5重量部とを混合し、押出機でシート
状に押出成形し、その後、電子線照射機にて
2.5Mradの電子線を照射して架橋し、次に250℃
のオーブンを連続的に通して加熱発泡させて、厚
み約1mmの発泡シートを得た。得られた発泡シー
トは柔軟性を有し、均一に分散された独立気泡を
有していた。発泡倍率は7倍であつた。 アクリル酸2エチルヘキシル90重量部、アクリ
ル酸9重量部、メタクリル酸2ヒドロキシエチル
1重量部、酢酸エチル100重量部及びアゾビスイ
ソブチルニトリル0.02重量部よりなる配合物を70
℃で8時間重合して固形分48%の粘着剤組成物を
得た。粘着剤の重量平均分子量は65万(ゲルパー
ミエーシヨンクロマトグラフイー法)であつた。 上記粘着剤組成物100重量部にイソシアネート
(日本ポリウレタン社、コロネートL、固形分55
%)4.4重量部添加し、シリコン処理した厚さ25
μmのポリエステルフイルムに塗布乾燥して厚さ
75μmの粘着剤層の形成された粘着シートを得
た。 上記発泡シートの両面をコロナ放電処理した後
上記粘着シートから粘着剤層を転写して両面粘着
シートを得た。 得られた両面粘着シートを使用し、物性(引張
強さ、圧縮硬さ、剪断強さ、有効接着面積、低温
接着力及び耐熱クリープ)を測定し結果を第1表
に示した。 実施例 2 実施例1と同じ線状低密度ポリエチレン30重量
部と、アクリル酸エチル含有量18%、メルトイン
デツクス6g/10分のエチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体70重量部と、発泡剤5重量部と、助剤
5.5重量部とを混合し、シート状に押圧成形し、
その後、2.5Mradの電子線を照射して架橋し、次
に250℃で加熱発泡させて、厚み約1mmの発泡シ
ートを得た。得られた架橋発泡シートは柔軟性を
有し、均一に分散された独立気泡を有していた。 発泡倍率は6.3倍であつた。 上記発泡シートに実施例1で使用した粘着剤を
実施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着
シートを得、同様にして物性を測定し結果を第1
表に示した。 実施例 3 実施例1と同じ線状低密度ポリエチレン30重量
部と、実施例1と同じエチレン−酢酸ビニル共重
合体50重量部と、密度0.923g/cm3、メルトイン
デツクス4.0g/10分の低密度ポリエチレン20重
量部と、発泡剤5重量部と、助剤5.5重量部とを
混合し、シート状に押出成形し、その後、
2.5Mradの電子線を照射して架橋し、次に250℃
で加熱発泡させて、厚み約1mmの発泡シートを得
た。 得られた架橋発泡シートは柔軟性を有し、均一
に分散された独立気泡を有していた。発泡倍率は
7.8倍であつた。 上記発泡シートに実施例1で使用した粘着剤を
実施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着
シートを得、同様にして物性を測定し結果を第1
表に示した。 比較例 1 樹脂を実施例3と同じ低密度ポリエチレン100
重量部のみに変更した他は実施例3と同様にして
厚み約1mmの発泡シートを得た。 発泡倍率は7.5倍であつた。 上記発泡シートに実施例1で使用した粘着剤を
実施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着
シートを得、同様にして物性を測定して結果を第
1表に示した。 比較例 2 厚さ1mmのクロロプレン発泡シート(発泡倍率
2.0倍)の両面に実施例1で使用した粘着剤を実
施例1で行つたと同様にして転写して両面粘着シ
ートを得、同様にして物性を測定し結果を第1表
に示した。
【表】
※ 発泡シートが破壊、他はすべて界面
破壊
破壊
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 線状低密度ポリエチレンとエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体又はエチレン−アクリル酸エチル共
重合体とよりなる軟質発泡体の少なくとも一面に
アクリル系粘着剤が積層されてなる粘着テープも
しくはシート。 2 線状低密度ポリエチレンと、エチレン−酢酸
ビニル共重合体又はエチレン−アクリル酸エチル
共重合体との混合比が1:4〜4:1の範囲であ
る特許請求の範囲第1項記載の粘着テープもしく
はシート。 3 アクリル系粘着剤が、一般式CH2=
CHCOOR(式中Rは炭素数4〜8のアルキル
基)で表されるアクリル酸エステルよりなり、重
量平均分子量が6×105〜106である共重合体を主
体とする粘着剤である特許請求の範囲第1項又は
第2項記載の粘着テープもしくはシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57201624A JPS5991179A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 粘着テ−プもしくはシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57201624A JPS5991179A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 粘着テ−プもしくはシ−ト |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2044110A Division JPH0341179A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 粘着テープもしくはシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5991179A JPS5991179A (ja) | 1984-05-25 |
| JPS629636B2 true JPS629636B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=16444144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57201624A Granted JPS5991179A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 粘着テ−プもしくはシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5991179A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3006610U (ja) * | 1994-07-13 | 1995-01-31 | 安二 長島 | 畳修理用シール |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2633714B2 (ja) * | 1990-06-11 | 1997-07-23 | 東洋ケミテック 株式会社 | 粘接着フォームシートおよびその製造方法 |
| JP3350266B2 (ja) * | 1994-12-09 | 2002-11-25 | ダイハツ工業株式会社 | 熱硬化性両面接着テープ及びそれを用いた自動車の付属物取付け構造体 |
| JP2811052B2 (ja) * | 1995-05-29 | 1998-10-15 | 大松化学工業株式会社 | 貼り替え防止用貼着材 |
| KR100802814B1 (ko) | 2006-05-11 | 2008-02-12 | 현대자동차주식회사 | 핫멜트 접착제용 폴리에틸렌 수지 조성물 |
| US20180237673A1 (en) * | 2015-08-25 | 2018-08-23 | Teraoka Seisakusho Co., Ltd. | Adhesive tape |
| JPWO2019043810A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2020-09-24 | 株式会社寺岡製作所 | 粘着テープ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56155232A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Nippon Oil Co Ltd | Blowing composition |
| JPS56166281A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-21 | Soken Kagaku Kk | Pressure-sensitive adhesive composition |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP57201624A patent/JPS5991179A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3006610U (ja) * | 1994-07-13 | 1995-01-31 | 安二 長島 | 畳修理用シール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5991179A (ja) | 1984-05-25 |
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