JPS6310136B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6310136B2 JPS6310136B2 JP58229072A JP22907283A JPS6310136B2 JP S6310136 B2 JPS6310136 B2 JP S6310136B2 JP 58229072 A JP58229072 A JP 58229072A JP 22907283 A JP22907283 A JP 22907283A JP S6310136 B2 JPS6310136 B2 JP S6310136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hydrocarbon recovery
- feed liquid
- cumene
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクメン法フエノールプロセスのハイド
ロカーボン回収蒸溜塔におけるスケール付着防止
方法に関する。
ロカーボン回収蒸溜塔におけるスケール付着防止
方法に関する。
クメン法フエノール製造プロセスにおいてはア
セトンをはじめとして副生する有価成分を出来う
る限り回収し原単位向上を計るべく改良が行われ
てきている。クメン法フエノールプロセスにおい
ては、クメンの空気酸化によりクメンハイドロパ
ーオキサイドを生成し、次に酸分解し中和後アセ
トンを蒸溜分離し、更に、クメン、α−メチルス
チレン等のハイドロカーボンを分離回収して粗フ
エノールを得る。このようなプロセスにおけるハ
イドロカーボン回収系では、先づ粗ハイドロカー
ボンから、少量混入するフエノールを分離回収す
るため苛性ソーダによる処理を行うが、この処理
の結果有機ナトリウム塩が粗ハイドロカーボン液
に少量溶残し、ハイドロカーボン回収蒸溜塔にお
いて濃縮析出し塔の充填物等にスケールとなつて
付着し経時的に蒸溜効率を大きく低下させる原因
となつていた。
セトンをはじめとして副生する有価成分を出来う
る限り回収し原単位向上を計るべく改良が行われ
てきている。クメン法フエノールプロセスにおい
ては、クメンの空気酸化によりクメンハイドロパ
ーオキサイドを生成し、次に酸分解し中和後アセ
トンを蒸溜分離し、更に、クメン、α−メチルス
チレン等のハイドロカーボンを分離回収して粗フ
エノールを得る。このようなプロセスにおけるハ
イドロカーボン回収系では、先づ粗ハイドロカー
ボンから、少量混入するフエノールを分離回収す
るため苛性ソーダによる処理を行うが、この処理
の結果有機ナトリウム塩が粗ハイドロカーボン液
に少量溶残し、ハイドロカーボン回収蒸溜塔にお
いて濃縮析出し塔の充填物等にスケールとなつて
付着し経時的に蒸溜効率を大きく低下させる原因
となつていた。
本発明者はかかる問題点につき鋭意研究の結
果、本発明に到つたものである。
果、本発明に到つたものである。
すなわち、本発明のクメン法フエノールプロセ
スのハイドロカーボン回収蒸溜塔におけるスケー
ル付着防止方法は、蒸溜工程のハイドロカーボン
回収蒸溜塔において油性のフイード液を水と混合
しエマルジヨン状とし、ついで油水分離器により
水分を合一分離することによりフイード液中に溶
存する水溶性有機塩を分離除去した後、フイード
することを特徴とするものである。以下、本発明
を実施例により説明する。
スのハイドロカーボン回収蒸溜塔におけるスケー
ル付着防止方法は、蒸溜工程のハイドロカーボン
回収蒸溜塔において油性のフイード液を水と混合
しエマルジヨン状とし、ついで油水分離器により
水分を合一分離することによりフイード液中に溶
存する水溶性有機塩を分離除去した後、フイード
することを特徴とするものである。以下、本発明
を実施例により説明する。
実施例
図1において、1は油性のフイード液であつ
て、混入フエノールを苛性ソーダ処理したあとの
粗ハイドロカーボン回収液でクメンおよびα−メ
チルスチレンを主成分として、その他4〜5%の
アセトン及び水溶性の有機ナトリウム塩約2ppm
を含む液である。この粗ハイドロカーボン回収液
約4.5t/Hに水2 0.1t/Hを配管で直接添加し、
ラインミキサー3において混合し有機ナトリウム
塩を水側に抽出させる。ラインミキサーを出た液
はフイルター4、で固形物を除去し油水分離器、
例えばコアレツサー5、に於てエマルジヨン状と
なつている水分を合一沈降させて分離し7、に排
水する。水分と共に有機ナトリウム塩を除去した
粗ハイドロカーボン回収液はフイードライン6よ
りハイドロカーボン回収蒸溜塔8にフイードす
る。本発明の方法によれば、ハイドロカーボン回
収蒸溜塔のフイード液中の有機ナトリウム塩は殆
んど検出出来ない程度に除去され、塔内充填物
(住友スルザーパツクドカラム)は従来2ケ月の
運転でその50%以上にスケールによる目詰りが発
生し、HETPが250mmから500mmに増加していた
ものが3ケ月の運転を経ても殆んどスケールの付
着が認められず、HETPは250mmで全く変化しな
かつた。
て、混入フエノールを苛性ソーダ処理したあとの
粗ハイドロカーボン回収液でクメンおよびα−メ
チルスチレンを主成分として、その他4〜5%の
アセトン及び水溶性の有機ナトリウム塩約2ppm
を含む液である。この粗ハイドロカーボン回収液
約4.5t/Hに水2 0.1t/Hを配管で直接添加し、
ラインミキサー3において混合し有機ナトリウム
塩を水側に抽出させる。ラインミキサーを出た液
はフイルター4、で固形物を除去し油水分離器、
例えばコアレツサー5、に於てエマルジヨン状と
なつている水分を合一沈降させて分離し7、に排
水する。水分と共に有機ナトリウム塩を除去した
粗ハイドロカーボン回収液はフイードライン6よ
りハイドロカーボン回収蒸溜塔8にフイードす
る。本発明の方法によれば、ハイドロカーボン回
収蒸溜塔のフイード液中の有機ナトリウム塩は殆
んど検出出来ない程度に除去され、塔内充填物
(住友スルザーパツクドカラム)は従来2ケ月の
運転でその50%以上にスケールによる目詰りが発
生し、HETPが250mmから500mmに増加していた
ものが3ケ月の運転を経ても殆んどスケールの付
着が認められず、HETPは250mmで全く変化しな
かつた。
第1図は本発明のプロセスの1例を示したもの
である。 1……粗ハイドロカーボン回収液、2……水、
3……ラインミキサー、4……フイルター、5…
…油水分離器(コアレツサー)、6……蒸溜塔フ
イードライン、7……排水、8……ハイドロカー
ボン回収蒸溜塔。
である。 1……粗ハイドロカーボン回収液、2……水、
3……ラインミキサー、4……フイルター、5…
…油水分離器(コアレツサー)、6……蒸溜塔フ
イードライン、7……排水、8……ハイドロカー
ボン回収蒸溜塔。
Claims (1)
- 1 クメン法フエノールプロセスのハイドロカー
ボン回収蒸溜塔において、油性のフイード液を水
と混合しエマルジヨン状とし、ついで油水分離器
により水分を合一分離することによりフイード液
中に溶存する水溶性有機塩を分離除去した後、フ
イードすることを特徴とする蒸溜塔のスケール付
着防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22907283A JPS60123433A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | クメン法フエノ−ルプロセスにおける蒸留塔のスケ−ル付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22907283A JPS60123433A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | クメン法フエノ−ルプロセスにおける蒸留塔のスケ−ル付着防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60123433A JPS60123433A (ja) | 1985-07-02 |
| JPS6310136B2 true JPS6310136B2 (ja) | 1988-03-04 |
Family
ID=16886295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22907283A Granted JPS60123433A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | クメン法フエノ−ルプロセスにおける蒸留塔のスケ−ル付着防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60123433A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7771765B2 (ja) * | 2022-01-13 | 2025-11-18 | 三菱ケミカル株式会社 | フェノールの製造方法及びフェノール組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583559B2 (ja) * | 1975-07-10 | 1983-01-21 | ヤマハ株式会社 | デンシガツキ |
| JPS5699430A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | Eliminating method of salt in decomposed and neutralized solution of hydroperoxide |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP22907283A patent/JPS60123433A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60123433A (ja) | 1985-07-02 |
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