JPS63107742A - 新規な機能性リポソ−ム及びその製造法 - Google Patents

新規な機能性リポソ−ム及びその製造法

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JPS63107742A
JPS63107742A JP62123542A JP12354287A JPS63107742A JP S63107742 A JPS63107742 A JP S63107742A JP 62123542 A JP62123542 A JP 62123542A JP 12354287 A JP12354287 A JP 12354287A JP S63107742 A JPS63107742 A JP S63107742A
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compound
liposome
liposomes
functional
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JP62123542A
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English (en)
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Masaaki Kida
正章 木田
Isako Kitahata
北端 伊佐子
Kazuhisa Kubotsu
窪津 和久
Yoshitsugu Sakata
佐方 由嗣
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
    • A61K9/1271Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes or liposomes coated or grafted with polymers

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、臨床検査9診断、治療等、医学上の分野に於
て、特にその用途が期待される新規な機能性リポソーム
及びその製造法に関する。
〔発明の背景〕 Banghamらが生体膜由来の界面活性剤であるリン
脂質の水懸濁物が脂質2分子膜よりなる閉鎖小胞体であ
ることを見出して以来、この小胞体はリポソームと呼ば
れ、近年、その調製法及び多方面での応用研究が精力的
になされている。また、最近では、リン脂質以外で高度
に分子設計された人工合成脂質(分子i 1000前後
の低分子両親媒性物質)が、リポソームと同様な小胞体
を形成することモ見出されている。リポソームは、その
生体適合性により単なる細胞の機能や構造特性のモデル
としてのみならず、人工赤血球として遺伝子工学におけ
るプロトシラストへの遺伝情報の導入手段として、或は
酵素を固定化するための担体として、更には、がんや難
病の治療法の開発、改良などのための薬物運搬体(Dr
ug Delivery system )としてなど
、臨床検査9診断、医薬等の分野に於て、非常に幅広い
範囲にわたって注目されている。
従来の封入リポソームの調製法としては、最も基本的な
、脂質薄膜形成後、ボルテックスイング法、超音波法等
により処理を行なう方法をはじめとして、有機溶媒を用
いる逆相蒸発法(REV法)。
エタノール注入法、エーテル注入法、また、界面活性剤
を用いる方法など数多く報告されている。
これらの調製方法により種々のタイプのリポソームを4
つくることができる。リポソームのサイズは。
直径0.02〜10μmにわたり、大小さまざまであり
、大きさと構造から通常多重層リポソー4multil
amellarvasiele、 MLVと略す、直径
0.3〜10pm)、小さい一枚膜(small un
ilamellar vesicle 、SUVと略す
直径0.025〜0.1 ttm ) 、及び大きい一
枚膜(largeunilamellar vesic
le 、 LUVと略す、直径0.2〜2.0μm)の
3つのタイプに大別されるが、この他に、構造的にはL
UVに近いが、数枚膜のもの(oligolamell
ar)などもあり、また、特にREV法で得られたもの
を逆相蒸発法リポソーム(reversephase 
evaporationvesicle 、 REVと
略す)として別に扱うこともある。
内包効率は被封入物質がリポソーム内に保持される割合
を示すもので脂質1モルあたりの水の保持容量を意味す
るが、この値はリポソームの種類により異なり、現在の
ところREV法で調製したリポソーム(REV)が最も
高い内包率を呈し、次いでLUVが高く、蛋白質や核酸
を内包できるとされている。しかしながら、従来の調製
法で得られるこれらのリポソームはいずれも、酵素蛋白
質のような高分子物質を内包する上でその内包量が必ず
しも充分なものであるとは言えず、リポソーム中への高
価な薬剤の封入や高感度な診断薬組成物の調製など医療
9診断、臨床検査等の分野への応用を考えるとき、より
内包量の大きい、内包効率の高いリポソームの出現が待
ち望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した如き状況に鑑みなされたもので、臨
床検査1診断、治療等医学上の幅広い分野に於てその用
途が期待される内包効率の極めて高い機能性リポソーム
を提供することをその目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、(1)リポ多糖(LPSと略す。)又はLP
S様化合物をマトリックス素材として含む機能性リポソ
ーム、及び(2)機能性リボン・−ムを製造するに際し
、LPS又はLPS様化合物の存在下にこれを形成させ
ることを特徴とする、機能性リポソームの製造法の発明
である。
即ち、本発明は、何らかの形態でリポソームにリポ多糖
(リポポリサッカライド、 LPS )又はLPS様化
合物が組み込まれた機能性リポソームとその製造法に関
するものである。
本発明で用いるLPSは通常E、Co11起原のものが
好ましく用いられるが、これに限らず、例えばWest
phal法で処理して得られたものなどでも充分使用し
得る。本発明に係るLPS様化合物とは、LPSそのも
のに何らかの化学修飾を施した化合物で、例えばその糖
鎖部分を酸化したもの、アセチル化。
サクシニル化、フタリル化等の化学的処理を行ったもの
などを言う。
本発明の機能性リポソームの製造法(調製法)は、従来
からよく知られているボルテ1クスイング法、超音波法
、界面活性剤法、逆相蒸発法(REV法)、エタノール
注入法、エーテル注入法、プレ−ベジクル(Pre−V
esiele)法、フレンチプレスエクストルージョン
(French Press Extrusion)法
、 Ca”融合法、アニーリング(Anneal in
g)法、凍結融解融合法、 W/O/Wエマルジョン法
等の方法や、最近、S、M、Grunerら(Bioc
hemistry 、 24 、2833(1985)
]により報告された5tabl@Plurilamel
lar vesicle法(SPLV法(Stnble
PlurilamellarVesicie法)などの
方法に全て適用が可能である。
即ち、本発明の機能性リポソームの製造法は、LPS又
はLPS様化合物の存在下に17 、dソームを形成さ
せる以外は、これら自体公知の或はその他のり2ソーム
の製造法に準じてこれを行うことで足りる。
本発明に係るリポソームの主たる構成素材としては、天
然レシチン(例えば、卵黄レシチン、大豆レシチン等)
やゾパルミトイルフォスファチジルコリン(DPPC)
 、ジミリストイルフォスファチジルコリン(DMPC
) 、 システアロイルフォスファチジルコリン(DS
PC) 、ジオレオイルフォスファチジルコリン(DO
PC) 、ジミリストイルフォスファチジルエタノール
アミン(DMPE) 、ゾパルミトイルフォスファチジ
ルグリセロール(Dppc) 、ジミリストイルフォス
ファチジン酸(DMPA)等のリン脂質の一種又は二種
以上、或≠はこれらとコレステロール類との混合系等、
既存のリポソームの製造法に於て通常用いられる構成素
材が全て使用可能なものとして挙げられる。
本発明の機能性リポソームは前記いずれの調製法で調製
したものでも、被封入物質の内包効率が従来のものと比
べて遥かに高く、各種低分子化合物から生化学的高分子
物質までいずれも効率よく内包する。本発明リポソーム
が内包可能な化合物としては、例えば、酵素、遺伝子、
核酸、ポリヌクレオチP、ホルモン、免疫グロブリン類
等から、各種薬剤や抗生物質、更には色素、螢光性物質
、発光化合物等に到るまで、既存のリポソームに封入可
能な物質は全て挙げられる。
また、本発明りIソームは既存のリポソーム同様、各種
抗原又は抗体をその膜上に固定化させることができる。
本発明のり一ソーム上に固定化し得る抗原又は抗体とし
ては、例えば、糖脂質のような低分子抗原、例えば、α
−フェトプロティン。
ガン胎児性抗原(CEA) 、塩基性フェトプロティン
(RFP) 、膵ガン胎児性抗原(POA)等の腫瘍マ
ーカー、例えばC−反応性蛋白(CRP )等の抗原蛋
白、IgA 、 IgE 、 IgG 、 rgM等の
免疫グロブリン等の抗原或はこれらの抗原に対する抗体
、更にはインシーリン、ヒト繊毛性ゴナPトロピy (
hCG) 等のホルモンや各種薬物ハプテン抗原或はこ
れらの抗体等既存のリポソームに固定化し得る抗原又は
抗体は全て挙げられる。
固定化の方法としては架橋法、脂質活性化法等がある。
架橋法は、先ず常用されている架橋剤と所望の脂質とを
溶媒中で反応させて、リポソーム上に固定される抗原又
は抗体と結合し得る官能基を脂質分子に導入し、次いで
得られた官能性脂質とコレステロール、又は、要すれば
、これに更に他の脂質を加えて感作リポソームを調製す
る。一方、リポソームに固定すべき抗原又は抗体を緩衝
液中で架橋剤と反応させて架橋基を導入し、しかる後に
必要であれば、該架橋基を還元する試薬(例えばジチオ
スレイトール、 DTT )と更に反応させて修飾抗原
又は、抗体を得る。
最後に、感作リポソームと修飾抗原又は抗体とを緩衝液
中で反応させることにより免疫的リポソーム上−ム。
また、脂質活性化法は、先ず脂質を架橋剤或は脂質の活
性化剤を用いて抗原又は抗体と結合せしめ、得られた結
合体を界面活性剤と共に水中に加えてミセルを形成させ
、然る後に、透析或はrルデ過等の手段を用いて界面活
性剤を除去する。
このようにして得られた、前記各種抗原又は抗体を組み
込んだ本発明のリポソームは当然のことながら、それら
の抗原又は抗体、或はそれら抗原又は抗体の抗体又は抗
原を免疫学的に測定することが可能である。
本発明の機能性リポソームの製造法に関し、界面活性剤
法を例にとり挙げて以下に詳しく説明する。
即ち、先ず前記の如きリン脂質及びコレステロール類を
有機溶媒(例えば、クロロホルム、エーテル類、アルコ
ール類等)に溶解し、減圧下で濃縮乾固後、デシケータ
−中で充分減圧乾燥する。
次いで、作製された脂質フィルムに界面活性剤水溶液(
10mM〜500rIIM)を加えて、これを均一に分
散させる。ここで使用する界面活性剤としては、例えば
、従来からよく用いられているコール酸。
トリトン、オクチルグルコシド等がl’られるが、望ま
しくは、オクチルグルコシドのような臨界ミセル濃度(
CMC)の高い界面活性剤が良い。次に、本発明の手法
の鍵となるLPS或はLPS様化合物を粉末のまま、或
は溶液として加え、更に、所望する内包物(例えば酵素
等)の溶液を加えて充分に攪拌混合する。この後、直ち
に界面活性剤を除去するのが最も望ましいが、その方法
としては透析法、cyvys過法、樹脂吸着法等、自体
公知の方法が挙げられる。処理条件は時間として1時間
乃至1昼夜で、温度はリポソームの構成素材及び内包物
の性質(安定性など)等により若干異なるが、0〜70
℃位の範囲で適宜選択して行えばよい。
更にLPS及び遊離内包物の除去については、前記した
方法を内包物の種類により低分子物質であれば、透析や
5ephadex G −50を用いるrル濾過等で、
また、高分子物質であれば、5epharose 4 
Bを用いるj’ k 濾過や遠心分離等の操作により行
なうのが良い。かくして、得られたリポソームは限外濾
過等により所定の濃度に濃縮して使用、又は保存される
。リポソームのサイズの均一化に関しては、繁用されて
いるポリカーボネート膜を用いる方法も良いが、rル濾
過法(例えば5ephacryl S−1000を使用
)で行うのも効果的である。
界面活性剤性以外の方法で本発明機能性リポソームを製
造する場合についても、同様に、LPS又はLPS様化
合物を共存させる以外は、自体公知の或はその他のリポ
ソーム製造(調製)法に準じてこれを行えばよい。
このようにして酵素等を内包して得られた本発明機能性
リポソームの外観は、従来法で調製されたものがかなり
の濁度を有しているのに対し、殆ど濁りがなく透明観を
有し、しかも保存安定性に優れている。これら本発明の
方法により得られたリポソームのリン脂質の回収率は通
常60〜70チ位であり、従来法のそれよりも、一般に
高い。
内包量としては、例えば、アルカリフォスファターゼ(
APと略鳴)の場合、従来法に比べ約2〜20倍程度高
い値を示す。この値は調製方法及び調製条件によっても
多少異なるが、第一に共存させるLps (又はI、P
S様化合物)の割合に大きく影響を受ける。例えば、卵
黄レシチン6、4189/rugに対して、LPS 1
〜5η/lutの範囲内では効率はよいが、それ以下又
はそれ以上でのLPS濃度(量)では、逆に低下する傾
向が見られることもある。また、勿論、調製時のAP仕
込み量にも依存し、例えば、卵黄レシチン9.5 Qに
対して、AP量が300U以上で最も高い内包効率を示
す。
APを内包したLPS −IJ yt?ソームの場合、
その保存温度(通常4〜37℃)、リポソーム濃度等に
よっても、多少の活性の差異は認められるが、通常約4
〜5ケ月の間では全く安定である。
APを内包した本発明機能性リポソームは、また、LP
Sが添加されていない従来のリポソームとは異なった、
甚だ興味深い性質をも有す。即ち、これらリポソームは
一般に界面活性剤により1yaisが起こり、そのため
内包されていた酵素の活性が回復するが、ポリミキシン
BのようなLPsに高い親和性をもつ物質を用いた場合
には、従来のリポソームでは殆ど1ysisが起らず、
LPSを組み込んだ本発明リポソーム(LPS −リポ
ソーム)にのみ特異的に1ysfが起こることが認めら
れる。
本゛発明リポソームは、電子顕微鏡観察、光学顕微鏡観
察1粒度分布測定(光散乱)などによれば、形態的にも
従来の調製法によるす4ソームとけ明らかに異なり、サ
イズ的にもより大きなものである場合が多く、リポソー
ム間の会合もし難く、より安定なものとなっている。
以下に実施例及び参考例を挙げるが、本発明はこれら実
施例及び参考例により何ら限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1.  LPS−卵黄レシチン−リポソームの調
製〔界面活性剤法〕 卵黄レシチンのクロロホルム溶液(1,47wt%)0
.65mjトコレスチロールのクロロホルム溶m(20
mM) 0.22tttlとをフラスコに入れ、ロータ
リーエバ2レータ−を用いて溶媒を留去して、コルベン
内壁に薄膜を形成させた。これをデシケータ−内で1〜
2時間真空乾燥させた後、オクチルグルコシド水溶液(
200mM)1.5meを加え、ポルテックスミキサー
で均一に分散するまで攪拌した。次いで、アルカリフォ
スファターゼ(AP)水溶液(1,0OOU/1 me
 N20 ) 300μl及びLPS 3 m9を加え
、更に5分間攪拌した。これを透析チー−プに入れ、ト
リス緩衝液(50mM 、 pH7,8’) 21で約
−晩透析した後、リポソーム懸濁液を5epharos
e 4 Bカラム(1,5X25創)に付し、グル濾過
により目的とするLPS−卵黄レシチン−リポソームの
溶液を得た。
実施例2.  LPS−卵黄レシチンーリ4ソームの調
製〔ボルテックスイング法〕 卵黄レシチン11.8W、ジセチルリン酸(DCP)1
.76μmol 、コレステロール8μmolの混合脂
質系(溶媒:クロロホルム)にLPS 1.6 I+1
9を加え、減圧下で濃縮乾固した後、充分乾燥した。残
渣にAP溶液160μl (160U 、 50mM 
)リス緩衝* pH7,8)を加えて均一な懸濁液とな
るまで激しく攪拌した。
得られた懸濁液をポリカーボネート膜(1,Ottm)
に通した後、超遠心分離(15000rPm 、 4℃
)して上清を除き、ベレットをトリス緩衝液2 meで
分散さセjLPs−卵黄しシチンーリポソームヲ得だ。
実施例3.  LPS−卵黄レシチンーリポソームの調
製(’ REV法〕 卵黄レシチン4.7■、ジ/9ルミトイルホスファチジ
ル−グリセロール(DPPG) 0.65 pmol、
コレステロール6.5μmal及びジチオピリジルジノ
母ルミトイルホスファチジルエタノールアミン(DTP
−DPPE)0.325μmolの混合脂質系(溶媒:
クロロホルム)にLPS1.5■のクロロホルム溶液を
加え、減圧下で濃縮乾固した後、充分乾燥した。残渣に
りooホルム0、5 ag及びエチルエーテル0.5 
atを加えて溶解し、これにAP溶液(160U、ヘイ
ス緩衝液(N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’
−2−エタンスルホン酸)〕を加えて充分攪拌してエマ
ルジヨンとシタ。ロータリーエバポレーターにより減圧
下。
45℃付近で溶媒を留去した後、更にヘベス緩衝液を加
えて激しく攪拌した。得られたivi濁液をポリカーボ
ネート膜(1,0μ、m )に通した後、超遠心分離(
34,OOtDPm 、 4℃)して上清を除き、ベレ
ットをヘペス緩衝液2 mlで分散させてLPS−卵黄
レシチン−リポソームを得た。
実施例4.  LPS−卵黄レシチン−リポソームの調
製[SPLV法(StnblePlurilamell
arVesicie法]実施例3と同様の混合脂質系の
クロロホルム−エーテル溶液に、AP溶液(160U、
ヘペス緩衝液)を加えてエマルジヨンとした後、バス式
の超音波洗浄器中でN2気流下、45℃付近で約5分間
溶媒を留去した。次いで、ヘベス緩衝液を加えて激しく
攪拌し、得られた懸濁液を遠心分離(12,000(P
rn * 4℃)して上清を除き、ベレットをヘイス緩
衝液で再分散してLPS−卵黄レシチン−リポソームを
得た。
実M 例5.  t、ps−ジパルミトイルホスファチ
ノルコリン(DPPC)−リポソームの調製〔界面活性
剤法〕ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC
)のクロロホルムii(20m八1へ2ゴとコレステロ
ールのクロロホルム溶液(20mM) 2 mgとをフ
ラスコに入れ、ロータリーエバポレーターを用いて溶媒
を留去して、コルベン内壁に薄膜を形成させた。これを
デシケータ−内で1〜2時間真空乾燥させた後、LPS
を6.689/at含むオクチルグルコシド水溶液c2
00rrM)0.6rnlを加え、ボルテックスミキサ
−で均一に分散するまで攪拌した。次いで、AP水溶液
(2,000U/ 1ml N20 ) 250 Il
lを加え、更に5分間攪拌した。これをフロータイブの
透析装置に入れ、ヘペス緩衝′p2i、(10mM 、
 pl+7.4 )を用いて、50℃保温下で約2時間
透析した後、超遠心分離(34,OOOrpm 、 4
℃)を3回行って上清を除き、ベレットをへ(ス緩衝液
に分散させてLPS −DPPC−リポソームを得た。
実施例6.  LPS−DPPC−リポソームの調製〔
ボルテックスイング法〕 DPPC8fimol 、ジセチルリン酸(DCP) 
1.76 Amol、コレステロール8μmolの混合
脂質系(溶媒:クロロホルム)にLPS 1.6 ml
を加え、減圧下で濃縮乾固した後、充分乾燥した。これ
にAP溶Q160μl(160U 、 50 mM )
リス緩衝液−7,8)を加えて均一な懸濁液となるまで
激しく攪拌した。得られた懸濁液をポリカーボネート膜
(1,0μm)に通した後、超遠心分離(15,0OO
rPrn 、4℃)して上清を除き、ベレットをトリス
緩衝液21!#で分散させてLPS −DPPC−リポ
ソームを得た。
実施例7.  LPS−DPPC−リポソームノ調製1
: REV法〕 DPPC6,5μmol 、ジパルミトイルホスファチ
ジルグリセロール(DPPG) 0.6511mol 
、コレステロール6.5μmol及びジチオピリジルジ
パルミトイルホスファチジルエタノールアミン(DTP
−DPPE) 0.325μmolの混合脂質系(溶媒
:クロロホルム)にLPSl、5りのクロロホルム溶液
を加え、減圧下で濃縮乾固した後、充分乾燥した。残渣
にクロロホルム0.5コ及びエチルエーテル0.5 m
lを加えて溶解し、これにAP溶液(160U、ヘベス
緩衝液)を加えて充分攪拌してエマルジョンとした。ロ
ータリーエバポレーターにより減圧下、45℃付近で溶
媒を留去した後、更にヘイス緩衝液を加えて激しく攪拌
した。得られた懸濁液をポリカーボネート膜(1,0μ
m)に通した後、超遠心分離(34,000rPl’n
 。
4℃)して上清を除き、ベレットをヘイス緩衝液2 t
ugで分散させてり、PS −DPPC−リポソームを
得た。
実施例8.  LPS−DPPC−リポソームノ調製[
SPLV法(StnblePlurilamellar
Vesicie法〕実施例7と同様の混合脂質系のクロ
ロホルム−エーテル溶液に、AP溶液(160U、ヘベ
ス緩衝液)を加えてエマルジヨンとした後、バス式の超
音波洗浄器中でN2気流下、45℃付近で約5分間溶媒
を留去した。次いで、ヘペス緩衝液を加えて激しく攪拌
し、得られた懸濁液を遠心分離(12,000rarn
4℃)して上清を除き、ベレットをヘベス緩衝液で再分
散してLPS −DPPC−リポソームを得た。
実施例9.界面活性剤(Br1ji 58 )によるI
ysisからのリポソーム内包量(AP活性)の測定各
種調製法により得られた本発明のリポソーム溶液各10
 tllにBr1ji 58 (1%溶液)を加え、3
7℃で30分間インキュベートした後%p−ニトロフェ
ニルリン酸溶液(2mM ) 2 rrtを加え、更に
30分間インキエペートし、然る後、0.5N NaO
H(1#!l)を加え、410 nmでの吸光度を測定
しAP内包量を求めた。
結果を表1及び2に示す。尚、比較の為、同じ調製法で
LPSを添加しない場合(即ち、従来法)の結果も併せ
て表1及び2に示す。
表1.  卵黄レシチン−リポソームのAP内包量(B
riji 581ysis assayによる)表2.
  DPPC−リポソームのAP内包量(Brijl 
581ysis assayによる)表中の数値は、リ
ン脂質1 mol当りのAPの活性値を従来法の界面活
性剤法の場合を100とじた相対値で示しておる。
表1及び2より明らかな如く、LPS法により得られた
本発明のリポソームは従来法のそれと比べていずれもA
P内包量が著しく大である。
実施例10.2リミキシンBによるLPS−卵黄レシチ
ン−リポソームの1ysis挙動 実施例1の界面活性剤法で得た本発明のリポソーム溶液
10μlにポリミキシンBの所定の濃度の溶液を100
μe加え、更にp−ニトロフェニ/L/ IJ 7酸(
2mM)3tnlを加えて、37℃で30分間インキエ
ベートした後、410 nmの吸光度を測定して1ys
is挙動を調べた。
結果を第1図に示す(−0−で表示)。また、比較の為
、従来法で得られたリポソームについて同様に測定した
結果も第1図に併せて示す(−×−で表示)。尚、第1
図に於ける縦軸は各ポリミキシン濃度に於ける1ysi
sの大きさを、Br1ji 58による1ysisの値
(吸光度)を100としたときの相対値で示しである。
第1図より明らかな如く、ポリミキシンBによる1ys
iaはLPSを組み込んだ本発明のIJ 、dンームに
のみ特異的に起ることがわかる。
実施例11.  IgGを結合したLPS−卵黄レシチ
ン−リポソームの製造 卵黄レシチン(クロロホルム溶液)、コレステロール(
クロロホルム溶液)及びDTP ’−DI)PE(クロ
ロホルム溶液)を13:4.4:0.10モル比で混和
し、溶媒を留去して薄膜を作製した。この脂質フィルム
を減圧乾燥し、200mMのオクチルグルコシド水溶液
1.5 rttt、LPS 3ダ、AP水溶液(1,0
OOU/1wl H2O) 180μlを加えて、脂質
フィルムを溶かし、50 mM )リス−塩酸緩衝液(
0,15M NaCtを含む1、o 7.8 )に対し
て一夜透析した。得られた懸濁液を5epharose
 4 Bにて精製してAPを内包し、且つ膜表面に抗原
(IgG)結合官能基であるDTP基をもつリポソーム
を得た。
別途に5ηのヒ) IgGを2meの0.OIMへ一?
スffl衝液(0,85%NaC4を含む、pH7,4
)に溶かし、10綱のN−サクシンイミジル−3−(2
−ピリジルジチオ)プロピネー) (SPDP) 10
μlを加えて反応させた。次いで、反応液を5epha
dex G −25(0,I M酢酸緩衝液、 0.1
5M NaC1を含む、p)44.5)によるグルヂ過
にかけ、得られた蛋白分画2 rtteにノチオスレイ
トール30 # (DTT)を加えて反応を行なった。
反応液を0.OIMヘペス緩衝液で平衡化した5eph
adexG−25に展開し、5PDPにより修飾された
IgG分画を得た。
かくして得られた5PDP修飾IgGと、先に得たリポ
ソームとを等量混合し、室温で一夜反応させた。
反応後、 5ephadsx 4Bにてリポソーム分画
を分取し、IgG結合LPS−卵黄レシチン−リポソー
ム溶液を得た。
参考例1.  IgG結合LPS−卵黄レシチンーリ、
lソームを用いるIgGの定量 実施例11で得られたIgG結合LPS−卵黄レシチン
−リポソームを用いて、ヒトIgGの定量を行った。I
gG結合LPS−卵黄レシチンーリポソーム20μ!、
抗IgG血清200μl、各穏濃度のヒトIgG溶液2
0μl、モルモット血清補体(ICH5o)200μl
を試験管に入れ、37℃で30分間反応させた。
次にp−ニトロフェニルリン酸(20mM )400 
filを加え、37℃で30分間反応させた後、0.1
 NNaOH1,5agを加えて反応を停止し、410
 nmでの吸光度を測定した。IgGfi度(μ9Al
 )と相対吸光度(IgG無含有試料により得られる吸
光度を100とした時の値)(%)との関係(検量線)
を第2図に示す。
実施例12.C反応性蛋白(CRP)を結合したLPS
 −DPPC−リポソームの製造 実施例7で得たLPS −DPPC−IJボソーム溶液
のh量を、実施例11の5PDP修飾IgGと同様にし
て得た5PDP修飾CRP3m!9と混合し、室温で一
夜反応させた。反応後、超遠心分離(34,000rl
)rrl )により上清を除き、ペレットをヘペス緩衝
液で再分散してCRP結合LPS −DPPC−リポソ
ーム分画を得た。
参考例2.  CRP結合LPS −DPPC−リポソ
ームを用いるCRPの定量 実施例12で得られたCRP結合LPS −DPPC−
リポソームを用いて、参考例1と同様にしてCRPの定
量を行った。
CRP濃度(pl/nt )と相対吸光度*##(CR
P無〔発明の効果〕 本発明は、臨床検査1診断、医療等の分野に於て、特に
その用途が期待される新規な機能性リポソームとその製
造法を提供するものであり、被封入物質の内包効率が極
めて高い機能性リポソームを提供するものである点に甚
だ顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はポリミキシンBによる本発明リポソームの1y
sjs挙動を調べた実施例1oの測定結果(÷で表示)
と、比較の為の従来法のそれ(−X−で表示)を表わし
、横軸はポリミキシン濃度(IR9/rIl)を、また
、縦軸はBr1Jl 58による1ysisの値(吸光
度)を100としたときの相対吸光度(%)を夫々示す
。 第2図は参考例1で得られた検量線を表わし、横軸はI
gG濃度(μg/11g)を、また、縦軸はIgG無含
有試料により得られる吸光度を100とした時の相対吸
光度(%)を夫々示す。 第3図は参考例2で得られた検量線を表わし、横軸はC
RP濃度(μ1Al)を、また、縦軸はCRP無含有試
料により得られる吸光度を100とした時の相対吸光度
(チ)を夫々示す。 特許出願人  和光純薬工業株式会社 第1図 ;r: ’) ミ* シンB :jvL(,3/m!l
 )奨裟イ皐壇(ネ)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リポ多糖(LPSと略す。)又はLPS様化合物
    をマトリックス素材として含む機能性リポソーム。
  2. (2)LPS様化合物が、LPSの糖鎖部分を酸化した
    もの、或はアセチル化、サクシニル化、フタリル化等の
    化学的処理を行ったものである、特許請求の範囲第1項
    記載の機能性リポソーム。
  3. (3)酵素又は遺伝子等の生化学的高分子物質を内包し
    た、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の機能性リポ
    ソーム。
  4. (4)色素、発光化合物又は螢光性物質等の低分子化合
    物を内包した、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    機能性リポソーム。
  5. (5)蛋白質抗原、低分子ハプテン抗原又はそれらの抗
    体を結合させた、特許請求の範囲第1項〜第4項のいず
    れかに記載の機能性リポソーム。
  6. (6)機能性リポソームを製造するに際し、リポ多糖(
    LPSと略す。)又はLPS様化合物の存在下にこれを
    形成させることを特徴とする、機能性リポソームの製造
    法。
  7. (7)LPS様化合物が、LPSの糖鎖部分を酸化した
    もの、或はアセチル化、サクシニル化、フタリル化等の
    化学的処理を行ったものである、特許請求の範囲第6項
    記載の製造法。
  8. (8)LPS又はLPS様化合物の存在下、ボルテック
    スイング法、超音波法、界面活性剤法、逆相蒸発法(R
    EV法)、エタノール注入法、エーテル注入法、プレ−
    ベジクル(Pre−Vesicle)法、フレンチプレ
    スエクストルージョン(French Press E
    xtrusion)法、Ca^2^+融合法、アニーリ
    ング(Annealing)法、凍結融解融合法、W/
    O/Wエマルジョン法又はSPLV法(Stnble 
    Plurilamellar Vesicie法)によ
    りリポソームを形成させる、特許請求の範囲第6項又は
    第7項記載の製造法。
  9. (9)酵素又は遺伝子等の生化学的高分子物質を内包し
    た機能性リポソームを製造する、特許請求の範囲第6項
    〜第8項のいずれかに記載の製造法。
  10. (10)色素、発光化合物又は螢光性物質等の低分子化
    合物を内包した機能性リポソームを製造する、特許請求
    の範囲第6項〜第8項のいずれかに記載の製造法。
  11. (11)蛋白質抗原、ハプテン抗原又はそれらの抗体を
    結合させた機能性リポソームを製造する、特許請求の範
    囲第6項〜第10項のいずれかに記載の製造法。
JP62123542A 1986-05-20 1987-05-20 新規な機能性リポソ−ム及びその製造法 Pending JPS63107742A (ja)

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