JPS631141B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631141B2 JPS631141B2 JP57008886A JP888682A JPS631141B2 JP S631141 B2 JPS631141 B2 JP S631141B2 JP 57008886 A JP57008886 A JP 57008886A JP 888682 A JP888682 A JP 888682A JP S631141 B2 JPS631141 B2 JP S631141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crown
- opening
- nut material
- nut
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/64—Making machine elements nuts
- B21K1/70—Making machine elements nuts of special shape, e.g. self-locking nuts, wing nuts
- B21K1/707—Self-locking nuts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ボルト等に螺合した後のゆるみを阻
止することができるゆるみ止めナツトの製造方法
に係り、特に良好なゆるみ止めトルクを得ること
ができるナツトを比較的容易に低コストで製造す
る方法に関するものである。
止することができるゆるみ止めナツトの製造方法
に係り、特に良好なゆるみ止めトルクを得ること
ができるナツトを比較的容易に低コストで製造す
る方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、例えば第4図に示すようなゆるみ止めナ
ツトの製造方法が知られている。これは、ナツト
素材11の一端側をそれのねじ孔よりも大径の円
形に適当深さ掘り下げて、凹所12と冠状部13
とを形成し、この冠状部13の外周角部対応部位
をV字状に切除した後、冠状部13を型Dにて軸
線方向に圧搾して内方に屈曲させ、冠状部13の
先端に略円形の開口14を形成し、この開口14
の内周にナツト素材11のねじ孔11aと同等の
ねじ13aを形成し、さらにその後先と同一の型
Dにて軸線方向に圧搾して開口14を縮小させる
ものである。
ツトの製造方法が知られている。これは、ナツト
素材11の一端側をそれのねじ孔よりも大径の円
形に適当深さ掘り下げて、凹所12と冠状部13
とを形成し、この冠状部13の外周角部対応部位
をV字状に切除した後、冠状部13を型Dにて軸
線方向に圧搾して内方に屈曲させ、冠状部13の
先端に略円形の開口14を形成し、この開口14
の内周にナツト素材11のねじ孔11aと同等の
ねじ13aを形成し、さらにその後先と同一の型
Dにて軸線方向に圧搾して開口14を縮小させる
ものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来のゆるみ止めナツトの製造方法におい
ては、冠状部13の外周角部対応部位をV字状に
切除する工程が連続工作のネツクとなり、製造に
手数を要し、コスト高となるし、ボルトとの螺合
時に切除部の両側の角がボルトの表面に対して鋭
角に接触するために、この部分がボルトのねじを
削つて切り粉を生じさせ、この切り粉がねじ部に
巻き込まれて焼き付きの原因となりやすいという
問題点があつた。
ては、冠状部13の外周角部対応部位をV字状に
切除する工程が連続工作のネツクとなり、製造に
手数を要し、コスト高となるし、ボルトとの螺合
時に切除部の両側の角がボルトの表面に対して鋭
角に接触するために、この部分がボルトのねじを
削つて切り粉を生じさせ、この切り粉がねじ部に
巻き込まれて焼き付きの原因となりやすいという
問題点があつた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、冠状部の外周角部対応部位をV字状に切
除する工程を省略し、これに代えて単純な外周切
除とすることにより上記従来の問題点を解決しよ
うとするものである。
もので、冠状部の外周角部対応部位をV字状に切
除する工程を省略し、これに代えて単純な外周切
除とすることにより上記従来の問題点を解決しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明においては、上記従来の問題点を解決す
るため、多角形ナツト素材1の一端側をそれのね
じ孔1aより大径の円形に適当深さ掘り下げて冠
状部3を形成し、その結果冠状部3にナツト素材
1の角部1bに対応する位置において肉が厚く、
平面部1cに対応する位置において肉が薄い部位
を形成する工程と、冠状部3の外周をナツト素材
1の他端側に向かつて拡大するように円錐形状に
切除し、その結果冠状部3の肉を先端側に薄く基
端側に厚くなるように形成する工程と、冠状部3
を横断面略円形の湾曲した凹所Daを備えた型D
にて軸線方向に圧搾して内側へ屈曲させ、その結
果平面部対応の肉薄部を角部対応の肉厚部よりも
内方へ大きく変形させて非円形の開口4を形成す
る工程と、冠状部3の非円形の開口4の内周にナ
ツト素材1のねじと同等のねじ3bを形成する工
程と、冠状部3を再び型Dにて軸線方向に圧搾し
て開口4を僅かに縮小させると共に、再び前記同
様に開口を非円形に形成する工程とを含む方法を
採用した。
るため、多角形ナツト素材1の一端側をそれのね
じ孔1aより大径の円形に適当深さ掘り下げて冠
状部3を形成し、その結果冠状部3にナツト素材
1の角部1bに対応する位置において肉が厚く、
平面部1cに対応する位置において肉が薄い部位
を形成する工程と、冠状部3の外周をナツト素材
1の他端側に向かつて拡大するように円錐形状に
切除し、その結果冠状部3の肉を先端側に薄く基
端側に厚くなるように形成する工程と、冠状部3
を横断面略円形の湾曲した凹所Daを備えた型D
にて軸線方向に圧搾して内側へ屈曲させ、その結
果平面部対応の肉薄部を角部対応の肉厚部よりも
内方へ大きく変形させて非円形の開口4を形成す
る工程と、冠状部3の非円形の開口4の内周にナ
ツト素材1のねじと同等のねじ3bを形成する工
程と、冠状部3を再び型Dにて軸線方向に圧搾し
て開口4を僅かに縮小させると共に、再び前記同
様に開口を非円形に形成する工程とを含む方法を
採用した。
(作用)
本発明の方法においては、多角形のナツト素材
1の一端側を座ぐり等の方法により、それのねじ
孔1aより大径の円形に適当深さ掘り下げて冠状
部3を形成する。こうすると冠状部3には、ナツ
ト素材1の角部1bに対する位置において肉が厚
く、平面部1cに対応する位置において肉が薄い
部位が形成される。次いで従来のV字状切除工程
に代えて、冠状部3の外周をナツト素材1の他端
側に向かつて拡大するように円錐形状に切除す
る。こうすると、冠状部3の、特に角部1bに対
応する肉厚の部分の肉が先端側に薄く基端側に厚
くなるようになる。次いで冠状部3を型Dにて軸
線方向に圧搾して内側へ屈曲させ、その結果比較
的軟弱な肉薄部を肉厚部よりも内方へ大きく変形
させてナツト素材1の外形と略相似形の非円形の
開口4を形成し、次いでこの非円形の開口4の内
周にナツト素材1のねじ部1a同等のねじ3bを
形成し、次いで冠状部3を再び型Dにて軸線方向
に圧搾して開口4を僅かに縮小させると共に、最
初の圧搾と同様の作用により再び開口4を非円形
に形成してゆるみ止めナツトを製造する。こうし
て製作されたナツトは、冠状部3の非円形の開口
4により、部分的にボルトを締め付けることでゆ
るみ止めトルクを得る。また冠状部3の周方向の
肉厚の変化により良好な総合的な弾力を得る。非
円形の開口4による部分的なボルトの締め付け及
び冠状部3の周方向のばね力の変化のために、ボ
ルトに対する締め付け力がその全周にわたつて一
様でないと共に、半径方向の弾性的復元力も冠状
部3の全周にわたつて一様でなく、ボルトを全周
にわたつて等しく締め付ける場合に比してボルト
への焼き付きを有効に防止する。
1の一端側を座ぐり等の方法により、それのねじ
孔1aより大径の円形に適当深さ掘り下げて冠状
部3を形成する。こうすると冠状部3には、ナツ
ト素材1の角部1bに対する位置において肉が厚
く、平面部1cに対応する位置において肉が薄い
部位が形成される。次いで従来のV字状切除工程
に代えて、冠状部3の外周をナツト素材1の他端
側に向かつて拡大するように円錐形状に切除す
る。こうすると、冠状部3の、特に角部1bに対
応する肉厚の部分の肉が先端側に薄く基端側に厚
くなるようになる。次いで冠状部3を型Dにて軸
線方向に圧搾して内側へ屈曲させ、その結果比較
的軟弱な肉薄部を肉厚部よりも内方へ大きく変形
させてナツト素材1の外形と略相似形の非円形の
開口4を形成し、次いでこの非円形の開口4の内
周にナツト素材1のねじ部1a同等のねじ3bを
形成し、次いで冠状部3を再び型Dにて軸線方向
に圧搾して開口4を僅かに縮小させると共に、最
初の圧搾と同様の作用により再び開口4を非円形
に形成してゆるみ止めナツトを製造する。こうし
て製作されたナツトは、冠状部3の非円形の開口
4により、部分的にボルトを締め付けることでゆ
るみ止めトルクを得る。また冠状部3の周方向の
肉厚の変化により良好な総合的な弾力を得る。非
円形の開口4による部分的なボルトの締め付け及
び冠状部3の周方向のばね力の変化のために、ボ
ルトに対する締め付け力がその全周にわたつて一
様でないと共に、半径方向の弾性的復元力も冠状
部3の全周にわたつて一様でなく、ボルトを全周
にわたつて等しく締め付ける場合に比してボルト
への焼き付きを有効に防止する。
(実施例)
第1図乃至第3図に本発明の一実施例を示す。
第1図A乃至Eは、ゆるみ止めナツトの製造工
程を順を追つて示す正面図、及び平面図、第2図
は第1図Bにおける―断面図、第3図は第1
図Bにおける―断面図である。
程を順を追つて示す正面図、及び平面図、第2図
は第1図Bにおける―断面図、第3図は第1
図Bにおける―断面図である。
この実施例の方法においては、第1図Aに示す
ように、先ず6角ナツト素材1の一端側を、それ
のねじ孔1aと同心で、これよりも大径の円形に
掘り下げて凹所2と、冠状部3とを形成する。ナ
ツト素材1が多角形状であるため、冠状部3は、
ナツト素材1の角部1b対応位置において肉が厚
く、平面部1c対応位置において肉が薄くなるよ
うに形成されることになる。
ように、先ず6角ナツト素材1の一端側を、それ
のねじ孔1aと同心で、これよりも大径の円形に
掘り下げて凹所2と、冠状部3とを形成する。ナ
ツト素材1が多角形状であるため、冠状部3は、
ナツト素材1の角部1b対応位置において肉が厚
く、平面部1c対応位置において肉が薄くなるよ
うに形成されることになる。
次いで、第1図Bに示すように、冠状部3の外
周をナツト素材1の他端側に向かつて広がる円錐
形状に切削し、角部1b対応位置周辺に斜面3a
を形成する。この状態において冠状部3の先端部
には、その全周にわたつて略肉厚の等しい環状縁
が形成されるが、基部側には、第2,3図によく
示されるように、ナツト素材1の角部1b対応位
置において肉が厚く、平面部1c対応位置におい
て肉が薄い部位が残され、従つて角部1b対応位
置は、肉が先端側に薄く基端側に厚くなるように
なる。即ち、円錐形状の切削により、冠状部3の
外周基部側に、6角部分が残され、肉の厚い部分
Xと、肉の薄い部分Yとができる。肉の薄い部分
Yは、先端から基部に到るまで均一の肉厚であ
る。
周をナツト素材1の他端側に向かつて広がる円錐
形状に切削し、角部1b対応位置周辺に斜面3a
を形成する。この状態において冠状部3の先端部
には、その全周にわたつて略肉厚の等しい環状縁
が形成されるが、基部側には、第2,3図によく
示されるように、ナツト素材1の角部1b対応位
置において肉が厚く、平面部1c対応位置におい
て肉が薄い部位が残され、従つて角部1b対応位
置は、肉が先端側に薄く基端側に厚くなるように
なる。即ち、円錐形状の切削により、冠状部3の
外周基部側に、6角部分が残され、肉の厚い部分
Xと、肉の薄い部分Yとができる。肉の薄い部分
Yは、先端から基部に到るまで均一の肉厚であ
る。
次に、第1図Cに示すように、断面略半円形の
凹所Daを備えた型Dにて、冠状部3を軸線方向
に圧搾し、先端部を内方に屈曲させる。このと
き、角部1b対応部位は基部に向い徐々に外方に
広がつているため、冠状部3の外周が均一に型D
に接触しない。即ち、角部1b対応部位がより大
きな圧力で型Dに接触すると考えられる。ところ
が、角部1b対応部位は、肉が厚く、従つて比較
的強固であるから、圧搾による変形は比較的肉の
薄い平面部1c対応部位に集中し、この部位が他
よりも僅かに大きく内側へ張り出す。この結果、
冠状部3の先端部には、ナツト素材1の外形(6
角形)と略相似形の非円形の開口4が形成され
る。
凹所Daを備えた型Dにて、冠状部3を軸線方向
に圧搾し、先端部を内方に屈曲させる。このと
き、角部1b対応部位は基部に向い徐々に外方に
広がつているため、冠状部3の外周が均一に型D
に接触しない。即ち、角部1b対応部位がより大
きな圧力で型Dに接触すると考えられる。ところ
が、角部1b対応部位は、肉が厚く、従つて比較
的強固であるから、圧搾による変形は比較的肉の
薄い平面部1c対応部位に集中し、この部位が他
よりも僅かに大きく内側へ張り出す。この結果、
冠状部3の先端部には、ナツト素材1の外形(6
角形)と略相似形の非円形の開口4が形成され
る。
次に、第1図Dに示すように、冠状部3の非円
形の開口4の内周にナツト素材1のねじ部1aと
同一のねじ3bを刻設する。この実施例において
ナツト素材1のねじ部1aが予め螺刻されている
が、ナツト素材1のねじ部1aを、この工程にお
いてねじ部3bと同時に螺刻することも可能であ
る。
形の開口4の内周にナツト素材1のねじ部1aと
同一のねじ3bを刻設する。この実施例において
ナツト素材1のねじ部1aが予め螺刻されている
が、ナツト素材1のねじ部1aを、この工程にお
いてねじ部3bと同時に螺刻することも可能であ
る。
次いで、第1図Eに示すように、前記と同一の
型Dにて冠状部3を前回よりやや深く軸線方向に
圧搾して、先ねじ切りで略円形に戻つた開口4を
僅かに縮小させると共に、再び前記同様の作用で
開口4を非円形に形成し、同時にねじ3bのピツ
チを僅かに圧搾方向にずらす。こうしてゆるみ止
めナツトが完成する。
型Dにて冠状部3を前回よりやや深く軸線方向に
圧搾して、先ねじ切りで略円形に戻つた開口4を
僅かに縮小させると共に、再び前記同様の作用で
開口4を非円形に形成し、同時にねじ3bのピツ
チを僅かに圧搾方向にずらす。こうしてゆるみ止
めナツトが完成する。
(発明の効果)
以上のように、本発明においては、多角形ナツ
ト素材1の一端側をそれのねじ孔1aより大径の
円形に適当深さ掘り下げて冠状部3を形成し、そ
の結果冠状部3にナツト素材1の角部1bに対応
する位置において肉が厚く、平面部1cに対応す
る位置において肉が薄い部位を形成する工程と、
冠状部3の外周をナツト素材1の他端側に向かつ
て拡大するように円錐形状に切除し、その結果冠
状部3の肉を先端側に薄く基端側に厚くなるよう
に形成する工程と、冠状部3を横断面略円形の湾
曲した凹所Daを備えた型Dにて軸線方向に圧搾
して内側へ屈曲させ、その結果平面部対応の肉薄
部を角部対応の肉厚部よりも内方へ大きく変形さ
せて非円形の開口4を形成する工程と、冠状部3
の非円形の開口4の内周にナツト素材1のねじと
同等のねじ3bを形成する工程と、冠状部3を再
び型Dにて軸線方向に圧搾して開口4を僅かに縮
小させると共に、再び前記同様に開口4を非円形
に形成する工程とを含む方法を採用したため、前
記従来の方法における面倒な角部のV字状カツト
工程を省略して容易に、かつ安価にゆるみ止めナ
ツトを製造することができ、その結果得られたナ
ツトは、冠状部3の開口4に部分的に内側張出し
部ができてその形状が非円形になつており、その
内側張出し部によりボルトを締め付けてゆるみ止
めのトルクが生じる。そして、この内側張出し部
は開口4の全周にわたつていないから、ボルトに
対する締め付け力がその全周にわたつて一様でな
く、また冠状部3の基部側に肉の厚い部分と薄い
部分とができるので、半径方向の弾性的復元力も
冠状部3の全周にわたつて一様でないため、ボル
トを全周にわたつて等しく締め付ける場合に比し
てボルトへの螺合時の焼き付きを有効に防止する
ことができる。また、開口4の内周は全周にわた
り比較的肉が薄くてボルトと摩擦する面積が小さ
いこと、及び開口4の周縁に摺り割りの如き切除
部がないので、ボルトの外周を削る恐れがないこ
とも焼き付き防止上有効である。また冠状部3の
開口4の内周縁部は全周にわたり比較的肉が薄い
にもかかわらず、基部側には、肉が厚くて固いば
ね特性を有する部分と、肉が薄くて柔らかいばね
特性を有する部分とが周方向に交互にでき、両者
の相互作用により、ゆるみ止めトルクを得るため
の適当な総合的ばね力が得られる。
ト素材1の一端側をそれのねじ孔1aより大径の
円形に適当深さ掘り下げて冠状部3を形成し、そ
の結果冠状部3にナツト素材1の角部1bに対応
する位置において肉が厚く、平面部1cに対応す
る位置において肉が薄い部位を形成する工程と、
冠状部3の外周をナツト素材1の他端側に向かつ
て拡大するように円錐形状に切除し、その結果冠
状部3の肉を先端側に薄く基端側に厚くなるよう
に形成する工程と、冠状部3を横断面略円形の湾
曲した凹所Daを備えた型Dにて軸線方向に圧搾
して内側へ屈曲させ、その結果平面部対応の肉薄
部を角部対応の肉厚部よりも内方へ大きく変形さ
せて非円形の開口4を形成する工程と、冠状部3
の非円形の開口4の内周にナツト素材1のねじと
同等のねじ3bを形成する工程と、冠状部3を再
び型Dにて軸線方向に圧搾して開口4を僅かに縮
小させると共に、再び前記同様に開口4を非円形
に形成する工程とを含む方法を採用したため、前
記従来の方法における面倒な角部のV字状カツト
工程を省略して容易に、かつ安価にゆるみ止めナ
ツトを製造することができ、その結果得られたナ
ツトは、冠状部3の開口4に部分的に内側張出し
部ができてその形状が非円形になつており、その
内側張出し部によりボルトを締め付けてゆるみ止
めのトルクが生じる。そして、この内側張出し部
は開口4の全周にわたつていないから、ボルトに
対する締め付け力がその全周にわたつて一様でな
く、また冠状部3の基部側に肉の厚い部分と薄い
部分とができるので、半径方向の弾性的復元力も
冠状部3の全周にわたつて一様でないため、ボル
トを全周にわたつて等しく締め付ける場合に比し
てボルトへの螺合時の焼き付きを有効に防止する
ことができる。また、開口4の内周は全周にわた
り比較的肉が薄くてボルトと摩擦する面積が小さ
いこと、及び開口4の周縁に摺り割りの如き切除
部がないので、ボルトの外周を削る恐れがないこ
とも焼き付き防止上有効である。また冠状部3の
開口4の内周縁部は全周にわたり比較的肉が薄い
にもかかわらず、基部側には、肉が厚くて固いば
ね特性を有する部分と、肉が薄くて柔らかいばね
特性を有する部分とが周方向に交互にでき、両者
の相互作用により、ゆるみ止めトルクを得るため
の適当な総合的ばね力が得られる。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すも
ので、第1図A乃至Eは、ゆるみ止めナツトの製
造工程を順を追つて示す正面図、及び平面図、第
2図は第1図Bにおける―断面図、第3図は
第1図Bにおける―断面図であり、第4図A
乃至Eは、従来のゆるみ止めナツトの製造工程を
順を追つて示す正面図、及び平面図である。 1……ナツト素材、1a……ねじ部、1b……
角部、1c……平面図、2……凹所、3……冠状
部、3a……斜面、3b……ねじ部、4……開
口、D……型、Da……凹所。
ので、第1図A乃至Eは、ゆるみ止めナツトの製
造工程を順を追つて示す正面図、及び平面図、第
2図は第1図Bにおける―断面図、第3図は
第1図Bにおける―断面図であり、第4図A
乃至Eは、従来のゆるみ止めナツトの製造工程を
順を追つて示す正面図、及び平面図である。 1……ナツト素材、1a……ねじ部、1b……
角部、1c……平面図、2……凹所、3……冠状
部、3a……斜面、3b……ねじ部、4……開
口、D……型、Da……凹所。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多角形ナツト素材の一端側をそれのねじ孔よ
り大径の円形に適当深さ掘り下げて冠状部を形成
し、その結果冠状部にナツト素材の角部対応位置
において肉が厚く、平面部対応位置において肉が
薄い部位を形成する工程と、 前記冠状部の外周をナツト素材の他端側に向か
つて拡大するように円錐形状に切除し、その結果
冠状部の肉を先端側に薄く基端側に厚くなるよう
に形成する工程と、 前記冠状部を横断面略円形の湾曲した凹所を備
えた型にて軸線方向に圧搾して内側へ屈曲させ、
その結果前記平面部対応の肉薄部を前記角部対応
の肉厚部よりも内方へ大きく変形させて非円形の
開口を形成する工程と、 前記冠状部の非円形の開口の内周に前記ナツト
素材のねじ孔と略同等のねじを形成する工程と、 前記冠状部を再び前記型にて軸線方向に圧搾し
て前記開口を僅かに縮小させると共に、再び前記
同様に開口を非円形にする工程とを含むことを特
徴とするゆるみ止めナツトの製造方法。 2 前記ナツト素材の外周が6角形状であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のゆる
み止めナツトの製造方法。 3 前記冠状部を再び前記型にて軸線方向に圧搾
する工程において、前記開口の内周に形成された
ねじのピツチが圧搾方向に僅かにずらされること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のゆる
み止めナツトの製造方法。 4 前記多角形ナツト素材のねじ孔が前記冠状部
の非円形の開口の内周にねじを形成する工程にお
いて同時に形成されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載のゆるみ止めナツトの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP888682A JPS58128237A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | ゆるみ止めナツトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP888682A JPS58128237A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | ゆるみ止めナツトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58128237A JPS58128237A (ja) | 1983-07-30 |
| JPS631141B2 true JPS631141B2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=11705157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP888682A Granted JPS58128237A (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | ゆるみ止めナツトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58128237A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4662795A (en) * | 1981-10-13 | 1987-05-05 | Clark Carl A | Method of supporting a mine roof using nut element with breakable portion |
| JPS61209736A (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-18 | Yoshio Kawabata | 接続用ナツトの製造方法 |
| DE102005062045A1 (de) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Hartmut Flaig | Schraubmutter, Verfahren zu ihrer Herstellung und Werkzeug dafür |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021316B2 (ja) * | 1971-10-16 | 1975-07-22 | ||
| JPS5126159B2 (ja) * | 1972-06-23 | 1976-08-04 |
-
1982
- 1982-01-25 JP JP888682A patent/JPS58128237A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58128237A (ja) | 1983-07-30 |
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