JPS6312110A - 均一磁界の発生装置 - Google Patents

均一磁界の発生装置

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JPS6312110A
JPS6312110A JP62052189A JP5218987A JPS6312110A JP S6312110 A JPS6312110 A JP S6312110A JP 62052189 A JP62052189 A JP 62052189A JP 5218987 A JP5218987 A JP 5218987A JP S6312110 A JPS6312110 A JP S6312110A
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JP
Japan
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ring
magnetic field
permanent magnet
blocks
magnet block
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JP62052189A
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English (en)
Inventor
Mitsuhito Yamaguchi
山口 潤仁
Takeshi Ueda
武 上田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、均一磁界の発生装置に関し、さらに詳しくは
、複数の異方性永久磁石ブロックが環状に配置されたリ
ングよりなる均一磁界発生装置に関する。
[従来の技術] 永久磁石を用いて均一磁界を得ようとする提案はこれま
でに種々なされている。例えば、米国特許第4,580
,098号明細書には、複数の異方性永久磁石ブロック
が環状に配置された複数のリングよりなる磁界発生装置
が開示されている。
この米国特許においては、第15図に示すように、5つ
のリング磁石101〜105を有し、中心の1つのリン
グ磁石101が正のBr(残留磁束密度)を有し、この
外側に負のBrをもつ2つのリング磁石102および1
03を連設し、さらにその外側に正のBrをもつ2つの
リング磁石104および105を連設する構造が最も好
ましいと記載されている。しかしながら、実質的理由に
より、第16図に示すように、4つのリング磁石111
,112,113および114がある間隔をもって配置
された構造が実際の装置のためには好ましいことが記載
されている。さらにまた、第17図に示すように、3つ
のリング磁石121.122および123が連設されて
おり、中央のリング磁石が外側のリング磁石よりも小さ
い外半径を有する構造についても記載されている。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来、複数個の永久磁石ブロックからなるリング状磁石
を用いた磁界発生装置では、比較的小重量の磁性材料を
用いて広い均一磁界空間を得るためにリングの個数とし
て2以上を必要としていた。一般に、リング数を増加す
ると、リング間の距離を調整する手段を磁界調整に使用
でき、均一磁界を得やすくなる。さらに、ブロック数が
増加するため、組立後の調整手段もそれだけ多く持つこ
とができる。
ところで、NMR−CT用の磁界発生装置にはぎわめて
高い磁界均一性が要求されている。例えば、中心磁界が
1000ガウスでは必要とされる均一磁界空間内の均一
性か1100pp以下であることが要求され、3000
ガウスでは3099m以下が必要とされる。
これを実現するためには、高精度の組立てが要求され、
それと同時に、組立後の構造体において磁界均一化のた
めの高精密な磁界調整手段を具備していなければならな
い。
ところが、リング数が増えると組立てる時に誤差を生じ
る可能性のある部位が多くなり、高い組立精度を保つこ
とが困難になる。しかもまた、組立工程も多く、複雑に
なるという大きな欠点がある。
さらにまた、リング数を増加することは組立後の磁界調
整手段を多く持つという利点を有するものの、高精密な
調整機構はきわめて高価なものであり、これを数多く具
備するということは、装置の価格を著しく上昇させる要
因となり、好ましくない。また、数多くの調整機構を操
作するため、調整作業を複雑なものにする。
さらにまた、動物実験用などの小型のNRIへの利用を
考えた場合、数多くの調整機構を取り付けることは困難
であh、さらに調整機構を操作するスペースの確保も難
しくなるので、リング数の多い、調整手段の多い構造に
することは現実的でない。
以上の理由から、できるだけ少ないリング数で比較的少
量の磁性材料を用いて均一で広い磁界空間が得られる磁
界発生装置が望まれていた。
一方、上述した従来のリング状磁石を用いた磁界発生装
置においては、リング数を1にして均一磁界を得ようと
するならば、リングの軸線方向に極めて長いリングが必
要であり、重量的にも巨大なものとなり、現実的でない
前述の米国特許第4,580,098号の従来例、すな
わち第15図に示された、5つのリング磁石101〜1
05を連設し、中心の1つのリング磁石101が正のB
rを有し、この外側に負のBrを有する2つのリング磁
石102および103を連設し、さらにその外側に正の
Brをもつ2つのリング磁石104および105を連設
した装置、および第17図に示された3つのリング磁石
121〜123を連設し、中央のリング磁石122が外
側のリング磁石121および123よりも小さい外半径
を有する装置は、複数個のリングを連設することによっ
て、1つのリングとしてふるまわせることができる可能
性をもっているので興味ある構造である。しかしながら
、本発明者らが検討した結果、いずれの場合にも、十分
な均一性をもつ磁界は得られなかフた。
そこで、本発明の目的は、高精度な組立が可能で組立工
程が単純であり、かつ、十分な6H界調整手段を具備し
、比較的少量の磁性材料を用いて広い均一磁界空間を得
ることができる磁界発生装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、複数個の永久磁石ブロックからなるリン
グ磁石を用いた磁界発生装置について、磁石の形状、大
きさ、配置等を種々検討し、鋭意、研究を続けてきた。
その結果、リングを構成する永久磁石ブロックの形状が
、ブロックをリング軸に垂直に切ったとき、少なくとも
2個所以上の断面積が異なる場合に磁界の均一度が著し
く高くなることを見い出した。
すなわち、本発明は、複数個の永久磁石ブロックを環状
に配置して構成した1個のリングを具え、永久磁石ブロ
ックは連続体であり、かつ、同一ブロック内で、リング
の軸線方向に対する垂直な断面において、少なくとも2
以上の異なった断面積を有することを特徴とする。
かかる永久磁石ブロックの形状について詳しく説明する
。永久磁石ブロックは面対称形状をしており、連続体で
あるブロック内において、リングの軸線に垂直に切断し
た断面の面積は、中央の主部におけるよりも左右の画先
端部の方が大きく、中央の主部と先端部との中間にその
いずれよりも断面積の小さい狭小部を有する。このよう
な形状の永久磁石ブロックが広く均一な磁界を得るため
に好ましい。かかる永久磁石ブロックを複数個環状に配
設して1個のリングを構成した場合に磁界の均一度が著
しく高くなることが見い出された。
また、永久磁石ブロックは通常それより小さなセミブロ
ックの状態で着磁され組立てられるが、内側部およびま
たは外側部になる面に凹凸がない方が、組立て時の位置
決め等を容易に行うことができ、精度の高い組立てがで
きるので好ましい。
さらにまた、本発明の他の形態では、複数個の永久磁石
ブロックを環状に配置して1個のリングを構成し、その
リングより発生する磁界が均一となるように調整するよ
うにした均一磁界の発生装置において、複数個の永久磁
石ブロックの各々の、リングを構成するときのリング外
側面に対応する面に固着された非磁性材料による複数個
の裏板と、リングを遊嵌させることのできる非磁性材料
によるリング状架台と、架台に固定されると共に、裏板
に調節可能に結合されて複数個の永久磁石ブロックの各
々を移動可能に支持する非磁性材料による複数個の調整
治具とを具え、調整治具により複数個の永久磁石ブロッ
クを個別に調整してリングより均一な磁界を発生させる
ようにしたことを特徴とする。
[作 用コ 本発明によれば、fくべきことに、たった1個のリング
であっても、広い均一磁界空間が得られる。その様子を
第13図と第14図とを対比して説明する。
第13図は従来のリング状磁石においてリング数が1個
の場合のユニットの側断面に対応し、そのリング軸線(
Z軸)方向に沿っての磁界変化を示す図である。この図
より、従来のリング磁石では中央付近の磁界が強くなり
、広い均一磁界空間は得られない。
これに対して、第14図は本発明によるリング状磁石の
ユニットの側断面に対応し、そのリング軸線方向に沿っ
ての磁界変化を示す図である。ここで、リングの軸線に
垂直に切断した断面積は、先端部よりも中央部において
小さくなっており、第13図の従来のリング状磁石の欠
点である中央付近の磁界が強くなることを解決し、さら
に、中央部と先端部の間にどちらよりも断面積の小さい
部分を設けることにより、均一性を向上させていること
がわかる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する
まず最初に、本発明磁界発生装置で用いる永久磁石ブロ
ックの形状について詳しく説明する。
第1図は、本発明磁界発生装置における永久磁石ブロッ
ク2の一例を示す側面図である。
第2a図は、第1図のリング軸線に垂直なA−A’線に
沿って切断した永久磁石ブロック2の断面図である。
第2b図は、第1図のリング軸線に垂直なり一8゛線に
沿って切断した永久磁石ブロック2の断面図である。
第2c図は、第1図のリング軸線に垂直なc−c’線に
沿って切断した永久磁石ブロック2の断面図である。
ここで、永久磁石ブロック2は所要の磁界強度に対応す
る断面積を有する主部6と、この主部6の両端に連設さ
れる断面積の小さな狭小部7と、これら狭小部7の両端
に連設され、断面積が主部6より大である先端部8とに
より構成されている。この永久磁石ブロック2において
、中央の主部6の厚さh3および長さ13は、所要の磁
界強度Haに対応して、次式によって規定される。
ここで、Rは所要のボア径、Brは使用する永久磁石の
残留磁束密度である。C0〜C8は係数であり、所要の
磁界強度を得るためには、C,=0.57〜0.62.
 C2= 0.81〜1.10. C3= 0.029
〜0.043 とすることが好ましい。
永久磁石ブロック2の両端の先端部8の厚さhlおよび
長さ℃1は、主部6の厚さh3および長さ13に関連し
て次式によって規定される。
h + = C4h3(R+h3)         
(3)ここで、Bは所要の視野径である。C4,CSは
係数であり、所要の磁界均一性を得るためには、fl:
4−1.3X 10−3〜1.8x 10−3mm−’
、C,−2.4X 10−’〜3.4X 10−3とす
ることが好ましい。
主部6の両端に連設される狭小部7の長さfl2は、主
部6の長さ1.と厚さh3および先端部8の厚さhlに
関連して次式で規定される。
ここで、C6は係数であり、CB−0,9〜2.0であ
ることが所要の磁界均一性を得るために好ましい。
また、狭小部7の厚さh2は、主部6の厚さh3および
先端部8の厚さhlおよび狭小部7の長さI12に関連
して次式で規定される。
ここで、C7は係数であり、C7= 54〜72 (m
m)であることが所要の磁界均一性を得るために好まし
い。
第1図示の永久磁石ブロック2は内側部に凹凸のない形
状を有しているが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。ただし、永久磁石ブロックは通常それより小さな
セミブロックの状′態で着るnされ組立てられるが、内
側部およびまたは外側部になる面に凹凸がない方が、組
立て時の位置決め等を容易に行うことができ、精度の高
い組立てができるので好ましい。
また、第1図の永久磁石ブロック2は左右対称の形状と
なしているが、前述の条件を満足すればこれに限定され
るものではない。
異方性永久磁石ブロック2として使用可能な永久磁石材
料は、配向された異方性永久磁石であり、特に、ar(
残留磁束密度)が大きく、かつ保磁力の大きいものが好
ましい。
例えば、SmCo5系、 Sm、Co、、系などの希土
類−コバルト磁石、 Nd−Fe−8系などの希土類−
鉄磁石、およびフェライト磁石またはこれらの類似物を
使用することが可能である。その中でも、最大エネルギ
ー積OH,、Xが高く、低比重な磁石がより好ましく、
かかる磁石として、Ln(ただしLnはYを含む希土類
元素のうち少なくとも1種)8〜3゜原子%、82〜2
8原子%、 Fe42〜9o原子%を主成分として主相
が正方晶からなる永久磁石を挙げることができる。
第3図は、第1図示の永久磁石ブロック2で構成したリ
ング磁石1の斜視図である。このリング磁石1は永久磁
石ブロック2が環状に配設されて形成されている。
第3図では、1個のリング磁石1による永久磁石ユニッ
トは8個の異方性永久磁石ブロック2から成っているが
、それより多いまたは少ない個数のブロック2でリング
磁石1を形成することもできる。
本発明者らの検討した結果によれば、リング磁石1を形
成する永久磁石ブロック2の個数が多いほど、同一中心
磁界を得るための磁石量を少なくできる。また、リング
磁石1を形成するブロック2の個数が偶数であるときに
は、リング磁石1の対称性が高いので均一磁界を得やす
い。
さらに、第3図ではリング磁石1は正8角形状をなして
いるが、向い合せのブロックの形状が実質的に等しけれ
ば、正多角形である必要はなく、横に長いもの、あるい
は縦に長いものであってもよい。
第4図は永久磁石ブロック2の磁化方向9を示す図であ
る。紙面に垂直なリング磁石1の軸方向をZ、リング磁
石1の軸に垂直な面をXY面とした場合、リング磁石1
を形成している永久磁石ブロック2は磁石の容易軸の配
向が次式に定める角度となるように環状に配列されたも
のが好ましい。
α=20+π/2 上式中、θは永久磁石ブロック2の半径対称線10とX
軸との間の角度であり、αはブロック2の容易軸9とX
軸に平行な線11とのなす角度である。
ところで、永久磁石を用いた磁界発生装置では、組立て
後に、磁界の不均一性を発生させる要因がいくつか考え
られる。なかでも、各磁石ブロック間の磁気特性の不均
一性は避けられない問題である。そこで、組立て後に永
久磁石ブロックを8動させる等の磁界調整機構を具備す
ることが好ましい。以下にかかる磁界調整手段について
説明する。
第5図は本発明による均一磁界発生装置の一実施例にお
ける永久磁石ユニット1の正面図である。リング磁石1
を構成している各々の永久磁石ブロック2のx−y−z
座標軸を第5図に示すように定義する。すなわち、リン
グ磁石1の中心から外に向うリングの半径方向をX@と
じ、紙面に垂直なリングの軸線方向をZ軸として、X軸
およびZ軸に垂直なリングの接続方向をy軸とする。
第6図は永久磁石ブロック2のX方向への8動を示す図
である。つまり、位置12にあった永久磁石ブロック2
を位置13へ8動させることをX方向への8動と呼ぶ。
第7図は永久磁石ブロック2のX方向への8動を示す図
である。つまり、位i14にあった永久磁石ブロック2
を位置15へB動させることをX方向への8動と呼ぶ。
第8図は永久磁石ブロック2のX軸回転を示す図である
。つまり、位置16にあった永久磁石ブロック2を位置
17へ回転することをX軸回転と呼ぶ。
第9図は永久磁石ブロック2のX軸回転を示す図である
。つまり、位置18にあった永久磁石ブロック2を位置
19へ回転することをX軸回転と呼ぶ。
本発明の磁界発生装置における、磁界調整手段は、上述
した永久磁石ブロック2のX方向およびX方向の移動お
よびX軸回転可動手段を具備することが好ましい。さら
に好ましくは、磁界調整手段は、これら3つの可動手段
に加えて、永久磁石ブロック2のX軸回転可動手段をも
具備し、それによって、磁界均一性をより一層向上させ
ることができる。
さらにまた、上述のような永久磁石ブロック2の機械的
位置移動に加えて、磁界発生用コイルを永久磁石ブロッ
ク2に関連して配設することによって磁界の均一性を向
上させることもできる。
以下に本発明による永久磁石ユニットの設計例の均一性
の実験例を、第15図および第17図示の従来例につい
て検討した結果と共に第1表に示す。
ここでは、比較のため、中心磁界、リングの軸線方向の
長さ、ボア径は統一した。ここで、磁石材料はNd−F
e−B となし、Br= 12300Gとした。
果1表 第10図は本発明による均一磁界の発生装置の永久磁石
ユニットの一例を示す斜視図である。
ここで、永久磁石ユニットは1個のリング磁石1からな
り、このリング磁石1は、第3図に示すように、8個の
永久磁石ブロック2が環状に配設されて構成される。こ
れら永久磁石ブロック2には、そのブロック2力ずリン
グ磁石1を構成したときのリング外側面に対応する面に
非磁性材料の裏板5が接着されている。他方、永久磁石
ブロック2を移動させて磁界の調整を行う調整治具4お
よび4°を、リング磁石1を遊嵌可能なリング状架台3
に固定し、これら調整治具4および4°を裏板5に取り
付けて、永久磁石ブロック2の各々を8勅可能に支持す
る。調整治具4および4°は永久磁石ユニットを組立後
、各永久磁石ブロック2の位置を移動させて、磁界の均
一性を改善させるためのものである。これらの調整治具
4および4°と架台3は非磁性材料で構成する。
次に、かかる調整治具4および4“の好適例の詳細を第
11図および第12図に示す。
第11図は、第10図に示した永久磁石ユニットを真上
から見て、永久磁石ブロック2のひとつについて、架台
3への取付は例を示す平面図である。
また、第12図は第11図示の永久磁石ブロックを第1
1図の矢印方向から見た側面図である。
上述したように、永久磁石ブロック2には裏板5が接着
されており、この永久磁石ブロック2はその長手方向に
おいて左右の2点で調整治具4および4°によって架台
3に固定されている。調整治具4および4°は永久磁石
ブロック2の位置および姿勢を調整できるようにしたも
のであり、前述のX方向、Y方向の移動およびX軸のま
わりの回動、Y軸のまわりの回動の調整が可能であるよ
うに構成する。
すなわち、第11図および第12図において、30はス
ライド軸28を回動上下自在に保持するガイド部材であ
り、これらは架台3の中心面に対するほぼ左右対称位置
の永久磁石ブロック裏板5に固定されている。一方、2
6および27は架台3の側に固定された軸受部材であっ
て、これらの軸受部材26および27にはそれぞれ回転
軸25および24が軸支される。また、これらの図で左
方の治具4°の回転軸24にはスイングアーム22が回
動自在に支承されており、アーム22の先端はピン23
を介してスライド軸28に連結される。なお、ここでス
イングアーム22とピン23との間には遊びを持たせる
ものとする。
一方、図の右方の治具4の回転軸25はスライド軸28
に直接連結される。21は軸受部材26および27のア
ーム26Aおよび27Aにそれぞれ設けたねじ孔に螺合
された押しボルトであり、それぞれ、対向アームから内
側に向けて螺着されており、その双方の対向する先端部
で、左方の治具4°はスイングアーム22を、また右方
の治具4はスライド軸28を直接保持している。20は
スライド軸28に嵌め合わされ、そのねじ込みまたはね
じ戻しによって、スライド軸28自体を上下に移動可能
な押し引きボルトである。
このように構成した調整治具4および4°において、例
えば、X方向に移動させるためには、2個の押し引きボ
ルト20を左右同量だけ同一方向に回転する。また、Y
方向に移動するためには、第11図で左右の軸受部材2
6および27に設けた4個の押しボルト21のうち移動
したい側(図では上下のいずれかの例)の2個の押しボ
ルト21を移動量に対応してゆるめ、逆の側の押しボル
ト21を同様にしめこんでいけばよい。
また、X軸まわりの回動を実施するには、上述した4個
の押しボルト21を用いて、左右を逆方向に移動するこ
とによって行えばよく、この操作によってガイド部材3
0の中でスライド軸28を回動させることができる。
また、Y軸まわりの回動を実施するには、X方向移動の
ときに用いた押し引きボルト20を、左右逆方向に移動
することによって行うことができる。このときの回動は
、回転軸24および25とピン23が関連する。さらに
、Y軸回転によって生じる左右の調整治具4°と4の間
の距離変化はスイングアーム22によって吸収される。
次に、本発明磁界発生装置の各部分の加工と組立の手順
について説明する。
(1)  ピース 永久磁石ブロック2は小さな、例えば20mmx30■
X 50mm程度の異方性永久磁石ピースから組立てら
れる。
(2)セミブロック化 セミブロックとは永久磁石ブロックをいくつかに分割し
たものであり、その大きさは着磁機の能力、ハンドリン
グ性等によって制限され、例えば200mm x 20
0mm X 200mmの中に入る大きさとする。上記
の着磁されていない異方性永久磁石ピースを磁化容易軸
を揃えて接着していったり、あるいは、また、あらかじ
め所要の形状に切断した後に接着していく。この後、切
断と接着を繰り返すことにより、所要の形状および磁化
方向をもつセミブロックとする。さらに、このセミブロ
ックを全面研削して、所要の寸法精度に仕上げる。
(3)着磁 以上のようにして構成したセミブロックを磁化方向に従
って所要の磁場で着磁する。
(4)ブロック化 着磁されたセミブロックを治具を用いて高精度に次々に
接着していき、第1図に示したような永久磁石ブロック
2を得る。
(5)ユニット化(リング化) このようにして構成した永久磁石ブロック2の複数個を
治具4および4°を用いて架台3に取り付けていき、永
久磁石ユニットとする。
(6)初期設定 調整治具4および4“を用いて永久磁石ブロックの位置
を調整して、設計値に合わせる。
次に、磁界調整手順について説明する。
(1)磁界測定 永久磁石ユニットの中心の所要の大きさの視野空間(球
)表面上の多数の点(例えば91点)について磁界をN
MRプローブを用いて測定する。
(2)均一性の評価 磁界の均一性は、上記磁界測定の結果より、その最も大
きい値と最も小さい値との差を絶対磁界(平均値)で割
算し、ppmで表現する。
例えば、中心磁界が3000ガウスのユニットでは30
ppm以下が要求される。
(3)調整 まず、(1)の磁界測定により不均一性のパターンを求
める。次に、各永久磁石ブロック2の移動量(X方向、
Y方向、X軸回転、Y軸回転)をパラメータとして均一
性が最もよくなる位置を計算機シミュレーションによっ
て求める。調整治具4および4°を用いて、以上のよう
にして決められた位置に各永久磁石ブロック2を移動す
る。
以下のステップ(1) 、 (2) 、 (3)を所要
の均一性が得られるまで繰り返す。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明均一磁界の発生
装置によれば、リング磁石のリングの個数が1個の場合
でも、広く均一な磁界空間を得ることができるので、具
備させなければならない磁界調整機構はきわめて少なく
て済む。この結果、磁界の調整作業が容易になり、装置
も安価に構成することができる。
さらに加えて、本発明では、リングの個数が少なくなる
ことにより、組立て工程も減り、永久磁石ブロックを保
持する架台の構造も単純化でき、このこともまた、装置
を安価に構成するのに寄与する。
したがって、本発明は、例えば、各磁気共鳴映像装置(
NMR−(:T)のようなきわめて均一で比較的広い均
一磁界空間を必要とする装置に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる永久磁石ユニットを構成する永
久磁石ブロックの一例を示す側面図、第2a図、第2b
図および第2c図は第1図示の永久磁石ブロックの、そ
れぞれ、A−A’線、B−8’線およびc−c’線断面
図、 第3図は本発明の一実施例におけるリング磁石の一例を
示す斜視図、 第4図は永久磁石ブロックの磁化方向を示す図、 第5図は永久磁石ユニットの正面図において各磁石ブロ
ックの座標側の取り方を定義して示す説明図、 第6図、第7図、第8図および第9図は磁界調整手段の
説明図、 第1O図は本発明による均一磁界の発生装置の一実施例
を示す斜視図、 第11図および第12図は第10図示の永久磁石ブロッ
クの取り付は例を示す、それぞれ、平面図および側面図
、 第13図は従来例の磁界分布図、 第14図は本発明による磁界分布図、 第15図、第16図および第17図は従来のリング磁石
の3例を示す断面図である。 1・・・永久磁石ユニット(リング)、2・・・異方性
永久磁石ブロック、 3・・・架台、 4.4′ ・・・調整治具、 5・・・裏板、 6・・・主部、 7・・・□狭小部、 8・・・先端部。 紀              駅 永久組旧70・ツクのE社化方向哀爪す図第4図 永父刀り石7パロ・フッの座標車重の1込日月間第5図 永久1磁万の1方向への4列肋′l示′を2第6図 工 1    、 永久TQハEフ゛口・ン7の9方向へり1多tjJと示
す7第7図 第8図 工 永久磁石ア07フりす軸回転丘ホす間 第9″図 ″S齢 (疋宋イ列0)B面図 第15図 暖宋つ11の凹面図 第16図 −C’、A− 笹一宋介11の断面図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数個の永久磁石ブロックを環状に配置して構成し
    た1個のリングを具え、前記永久磁石ブロックは連続体
    であり、かつ、同一ブロック内で、前記リングの軸線方
    向に対する垂直な断面において、少なくとも2以上の異
    なった断面積を有することを特徴とする均一磁界の発生
    装置。 2)前記永久磁石ブロックは面対称形状をしていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の均一磁界の
    発生装置。 3)前記リングの軸線に垂直に切断した前記永久磁石ブ
    ロックの断面の面積は、中央の主部におけるよりも左右
    の両先端部の方が大きく、前記中央の主部と前記両先端
    部との中間に、前記中央の主部および前記両先端部にお
    ける各断面積よりも小さい断面積を持つ狭小部を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の均一磁
    界の発生装置。 4)複数個の永久磁石ブロックを環状に配置して1個の
    リングを構成し、そのリングより発生する磁界が均一と
    なるように調整するようにした均一磁界の発生装置にお
    いて、 前記複数個の永久磁石ブロックの各々の、前記リングを
    構成するときのリング外側面に対応する面に固着された
    非磁性材料による複数個の裏板と、 前記リングを遊嵌させることのできる非磁性材料による
    リング状架台と、 前記架台に固定されると共に、前記裏板に調節可能に結
    合されて前記複数個の永久磁石ブロックの各々を移動可
    能に支持する非磁性材料による複数個の調整治具とを具
    え、前記調整治具により前記複数個の永久磁石ブロック
    を個別に調整して前記リングより均一な磁界を発生させ
    るようにしたことを特徴とする均一磁界の発生装置。 5)前記調整治具は、前記リングの軸線方向と互いに直
    交する2つの軸線方向に前記永久磁石ブロックを移動可
    能であると共に該2つの軸線方向のまわりに前記永久磁
    石ブロックを回動可能であることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載の均一磁界の発生装置。
JP62052189A 1986-03-14 1987-03-09 均一磁界の発生装置 Pending JPS6312110A (ja)

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