JPS6312666B2 - - Google Patents
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- JPS6312666B2 JPS6312666B2 JP18000285A JP18000285A JPS6312666B2 JP S6312666 B2 JPS6312666 B2 JP S6312666B2 JP 18000285 A JP18000285 A JP 18000285A JP 18000285 A JP18000285 A JP 18000285A JP S6312666 B2 JPS6312666 B2 JP S6312666B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- substrate
- saturant
- pressure
- mandrel
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
発明の背景
紙のような多孔性の基層材料は、未処理の基層
に比較して著しく増大した有用性を有する製品を
形成するために、飽和剤(浸透剤)溶液中の1つ
又は2つ以上の種々の固体で含浸されることがで
きる。例えば、クラフト紙のような基層は、未処
理の紙よりはるかにすぐれた強度と、耐水性と、
耐火性と剛性とを示す製品を形成するために、溶
液中のアルカリ金属珪酸塩で含浸されることがで
きる。このような製品は、すぐれた包装材料を作
るために用いることができ、又は製品のいくつか
の層を積層してカウンタートツプ、壁パネル材、
及び他の建築材料にすることができる。例えば、
熱硬化性樹脂であるメラミン樹脂で含浸された基
層は、商標名“Formica”で販売されている製品
に形態と性質が類似する建築材料を作るために使
用されうる。このような製品を形成するために紙
と化学的添加剤のような安価な前駆物質を使用す
ることは、プラスチツク、木、又は金属のような
より高価な材料を使用するよりも著しいコストの
利益を与える。原材料の比較的な入手容易さと低
い費用とから得られる利益は、従来利用し得た含
浸装置と方法の相対的な非効率と費用によつての
み減少される。 この方法自体は、基層の繊維を飽和剤中の固体
で被覆するため、及び/又は基層の隙間の中に含
まれた空気を飽和剤材料で置換するために、普通
に加熱され且つ加圧された飽和剤溶液に基層をさ
らす、ということを含んでいる。固体を適所にも
つ担体は、水又は他の適当な媒質例えばアセトン
でよいが、この担体は蒸発して、固体材料により
カプセルに包まれた繊維を残す。多くの互に関連
する要因が組み合わされて最終製品に影響を及ぼ
す。基層については、材料の組成と厚さとが重要
である。飽和剤溶液については、組成、温度、粘
性及び相対圧力が重要である。方法それ自体につ
いては、飽和装置の設計とその方法を実施する速
度とが重要である。 圧力サチユレータに関する本発明の米国特許第
4411216号は、基層に対する飽和剤の100%に近い
重量対重量の比率を飽和装置を通して一回の急速
な移送で達成しうる飽和装置を開示している。こ
の方法は、飽和剤溶液の最少量を加熱することを
含み、この溶液は加圧されてもよく又されなくて
もよい。100%に近い濃度にあつては、最終製品
は、飽和剤溶液からの添加剤の望ましい特性の大
部分と相当な剛性とを示す。然しながら、作動の
信頼性と改善された速度で作動しうる改良された
サチユレータに対する必要が現在存在する。 発明の概要 それ故、本発明の主目的の1つは、基層の重量
に対する飽和剤の重量の濃度比率の広い範囲で基
層の中へ飽和剤材料を含浸させることができ、こ
の含浸が、本サチユレータを通して一回の迅速な
移送で遂行しうる、圧力サチユレータを提供する
ことである。 本発明のもう1つの目的は、多くの場合に飽和
剤溶液を加熱する必要なしに含浸工程を遂行し、
それによつて加熱要素と加熱制御システムとの必
要をなくし、従来の装置に比較してサチユレータ
と含浸方法とのコストを低減し、競争材料に関し
て最終製品のコストの利益を高めることである。 本発明のもう1つの目的は、種々の異なる種類
の基層と共に使用することができ、飽和の非常に
低い%から75%重量以上の範囲にわたる重量の乾
燥付加をもつて、種々の異なる種類の飽和剤を基
層の中へ含浸させることのできる、圧力サチユレ
ータと方法を提供することである。 これらの目的と追加の目的は、多孔性基層を飽
和剤で含浸させるための圧力サチユレータと方法
に関する本発明により達成される。サチユレータ
は、比較的に深い部分から比較的に浅い部分へ漸
次変化する。傾斜する上側表面をもつブロツク部
材を有する。サチユレータを通して基層を動かす
ためのコンベヤ装置が、ブロツク部材の両側に配
設され、コンベヤ装置とコンベヤ装置との間にマ
ンドレルが配設され、マンドレルの下側は、傾斜
する表面により形成された凹みの中へ延び、サチ
ユレータを通して基層を案内すべくブロツク部材
の上面表面から離間されている。室が、ブロツク
部材とマンドレルとの対向表面により形成され、
比較的に深い入口領域と比較的に浅い出口領域と
を有し、ブロツク部材の傾斜表面により郭成され
ている。基層がサチユレータを通して動かされる
とき、室の集中する(互に近寄る)輪郭のために
室内に圧力が発生され、それによつて基層の隙間
の空隙の中へ飽和剤を押し込む。種々の基層は、
最終製品に望まれる性質に依存して、種々の適当
な飽和剤で含浸されることができる。例えば、ク
ラフト紙のような基層は、カウンタトツプを構成
する際に用いるのに適当な最終製品を形成するた
めにメラミン樹脂で含浸されることができる。 本発明の種々の他の目的と利点は、添付図面を
参照して以下の説明から明らかになるであろう。 現在好ましい実施態様の詳細な説明 添付図面を参照して詳細に説明する。第1図に
おいて、参照数字10は、本発明の圧力サチユレ
ータの現在好ましい実施態様を全体的に指示して
いる。このサチユレータは、図示されている紙1
2のような種々の多孔性基層と共に、又はガラス
繊維もしくはナイロンのような他の種類の繊維状
基層と共に使用されることができる。同様に、飽
和剤溶液内の広範囲の固体を本発明の装置を用い
て基層の中へ含浸させることができる。この固体
の2つの例として、珪酸ナトリウムとメラミン樹
脂とが役立つ。最終製品12′の性質は、基層の
性質と含浸された固体の性質との組合せである。
例えば、紙12を形成する個々のセルローズ繊維
は、相当に強力であるが、然し個々の繊維間の弱
い化学的結合作用と紙が作られるときの僅かな物
理的結合作用とによつてのみ紙を形成するように
互に連結されている。然しながら、処理された紙
又はウエブは、飽和剤溶液からくる固体によりカ
プセルに包まれた繊維を有し、この固体は、結合
作用を補強し、基層を一緒に保持している結合を
弱め又は除去することのある外力から繊維を保護
する。 サチユレータは、中心マンドレル16を含む作
動要素を支持するベース部14を有する。マンド
レル16の各側にはサイドローラ18,20のよ
うなコンベヤ装置が位置決めされ、ローラとマン
ドレルとが、その各端部で回転可能に装着されて
いる。マンドレル16は、マンドレル16の各端
部に配置されたT字形ブロツク22上に装架され
ている。T字形ブロツク22は、夫々のフレーム
部材23に装着されている。T字形ブロツクは、
中心マンドレル16と軸支されたT字形ブロツク
22とを単位体としてフレーム部材23から持ち
上げうるように形作られている。サイドローラ1
8,20は、フレーム部材23に結合され、フレ
ーム部材23は、サチユレータのベース14のか
どに配置されたフレーム部材24に結合され、フ
レーム部材24は、基層の種々の厚さに順応する
ように垂直と水平の両方向に調節可能である。ロ
ーラ18,20は、コンベヤとして機能し、運転
中、基層12又はウエブは、第1図に矢印で示す
ように、ローラ18の上、マンドレル16の下、
及びローラ20の上を通る。運転中、ローラとマ
ンドレルとを駆動するために、例えば第2図に仮
想線で示すチエーン駆動装置25のような適当な
駆動システムが用いられる。チエーン駆動システ
ムが特に有利である。何故ならば、チエーンが、
基層の径路にほぼ従い、従つて、駆動システムを
分解することなくウエブ又はマンドレルを取替え
るためマンドレルを取外すことを可能とするため
である。 マンドレル16は、サドルブロツク26のよう
なブロツク部材の上に装架され、このサドルブロ
ツク26は、マンドレル16の長さを延ばし、垂
直方向と横断方向との両方向に調節可能である。
サドルブロツク26の上面は、マンドレル16を
中に受入れることを可能とするためにマンドレル
16の直径より大きい直径をもつ傾斜した弓形又
は凹面であり、比較的に深い部分から比較的に浅
い部分へ次第に変化している。従つて、飽和剤溶
液を受入れるためのプレナム状の空洞又は室28
がマンドレル16とサドルブロツク26との間に
形成される。飽和剤溶液は、本発明の一部を形成
しない外部の槽(図示せず)の中に収容される。
溶液の粘性のような若干の変量を制御するため、
所望により、槽を加熱し加圧してもよい。飽和剤
溶液は、入口30を通して基層12と共に室28
の中へ運ばれるか、又は入口32を通してポンプ
移送されるか、の何れでもよい(第3図)。入口
30が用いられるとき、飽和剤溶液は、大気圧で
室28に入る。入口32は、通常閉じられている
が、然し若干の条件下では用いられる。例えば、
基層12が比較的に厚いとき、溶液が比較的に高
い粘性を有するとき、又は基層12の低い速度で
高い飽和水準が望まれるとき等に用いられる。こ
のような条件下で、追加の圧力が、入口32を通
して結合された容積式ポンプを経て供給され、加
圧された飽和剤溶液を供給し、この供給された圧
力は、運転中に本サチユレータにより発生された
圧力に対する付加圧力である。 第3図を参照して説明する。室28は、相互に
流体連通にある3つの領域からなる。参照数字6
0で示す第1領域は、入口領域であり、仮に飽和
剤溶液の供給が短時間の間中断されても本サチユ
レータの正しい作用が維持されるように、比較的
に大きい供給空洞を形成する。参照数字62で示
す第2領域は中心領域であり、この領域62にお
いて、室28の深さは、R′として示す点とAと
して示す点との間で直線状に収束又は集中してい
る。室の深さの減少は、マンドレルの円周の増分
変量当り一定の割合で生ずるのが好ましく、それ
によつて実際上、第3図と第4図に示すように傾
斜した平面を形成する。参照数字64で示す第3
領域は出口領域であり、この領域において、室の
深さ即ち半径方向の幅は、実質的に一定であり、
処理される基層12又はウエブの厚さに実質的に
等しいのが好ましい。この集中する形状寸法は、
マンドレル16が回転されるとき室内に動的圧力
を生じさせ、それによつて特定の多孔性基層の中
へ飽和剤溶液中の固体を押し入れる。ウエブ12
がサドルブロツク26に関してサチユレータを通
して移動することにより、圧力が発生され、維持
され、そして増大され、飽和剤溶液をウエブと共
に比較的に深い領域60から比較的に浅い領域6
4へ運ぶ。室28の所望の深さと集中性とが達せ
られるまで、第2図に概略的に示されているシム
又はねじ65と65′のような任意の適当なタイ
プの調節機構を用いて、調節可能のサドルブロツ
ク26をマンドレル16に関して半径方向又は横
方向に動かすことにより、室28の形状寸法を変
えることができる。例えば、サドルブロツク26
をマンドレル16の方へ動かすと、入口と出口と
を制限し、室28の深さを小さくし、その結果と
して室28内に著しく増大した圧力を生ずる。マ
ンドレル16とサドルブロツク26との間の距離
を増大させると反対の効果が得られる。更に、室
28は、本質的に傾斜した平面として示されてい
るけれども、同様に、他の集中(収束)する形状
寸法を有してもよい。動的圧力が、熱を与えるこ
となく発生され、それによつてサチユレータのコ
ストとサチユレータを用いるエネルギコストとを
減少し、競争材料を越えて最終製品12′のコス
トの利益を増大させる。 引き続き、第3図と第4図を参照すると、マン
ドレル16は半径Rを規定し、基層12は厚さY
を規定する。従つて、左から右へ進むとき、中心
領域62の始めの深さはR+Y+R′により定義
される。室の深さは減少し、最初にR+Y+Qへ
等々、そしてR+Y+Aへ減少する。測定点Aを
過ぎると、端部領域64は、R+Yにより定義さ
れる深さを有し、この深さR+Yは、基層12の
みの厚さとマンドレル16の半径との和に実質的
に等しい。出口領域におけるこの深さは、処理さ
れるウエブ12′内の飽和剤の均一な最終的分布
を保証する。圧力の維持を保証し、飽和剤の漏洩
を防止又は減少するために、弁66のような閉鎖
装置が入力領域内に設けられ、第3図に示すよう
に出口領域にも同様に弁68を含めるのがよい。
弁は、ばね鋼、空気負荷式又は油圧システムのよ
うな任意の適当なタイプのものでよく、その下を
通る基層12の部分に対抗して偏倚され、同様
に、基層の幅の如何に拘らず基層の両側でマンド
レル16に対抗して偏倚される。 第5図は、マンドレル16の一端を通る縦断面
図で、適当な端部シールの1つの好ましい実施態
様を示す。第5図に示されているように、マンド
レル16は、T字形ブロツク22内に軸支された
中心軸80を有する。環状ダイヤフラム82が、
溶接等により、マンドレル16と中心軸80との
間で固着されている。フランジ付ブロンズシール
84が、マンドレル16とT形ブロツク22との
間に位置決めされ、シール86によりマンドレル
16に対してシールされている。シール84は、
シール84がマンドレル16と一致して回転する
ように、ダイヤフラム82に固定されたダボ88
上を滑るように装着されている。 Tブロツク22は、複数の油通路90を形成
し、油通路90の各々は、一端が管継手92に終
つており、他端がシール84に対向する浅い凹み
94に終つている。シール84は、これらの凹所
94に隣接して円形油溝を郭成する。空気管98
は、軸80を軸線方向に通過し、一端が管継手1
00に終り、他端がシール84とダイヤフラム8
2との間の室102に終つている。 使用中、油通路90は、管継手92を経て適当
な潤滑油で満され、室102は、潤滑油で部分的
に満される。管継手92,100は、この油の逃
げを防ぐ。次に、圧縮空気が管継手100を経て
導入されてシール84をT形ブロツク22に対抗
して偏倚させ、それによつて中心マンドレル16
とサドルブロツク26との間の領域からの飽和剤
の漏洩を制限する端部シールを生ずる。 基層12が、弁66と加圧された溶液とにより
マンドレル16に対向して実質的に保持されると
き、基層を通過した余分の飽和剤が室28へ戻る
ことを可能とするため、マンドレルの外周表面内
に溝70のような溝装置を設けるのがよい。溝の
配置と寸法とは変りうるが、然しこの実施態様に
おいては、マンドレルの中心から両端へスパイラ
ル状に外方へ延びる対称パターンの溝が設けられ
ている。図示されている溝は、深さが0.010〜
0.015インチ(0.254〜0.381mm)であり、約1/8〜
1/4インチ(.175〜6.35mm)だけ互に離間されて
いる。マンドレル16は、また、特定の基層と所
望の最終製品とに依存して、平滑な外側表面を有
してもよい。ウエブ12′が処理された後、ウエ
ブ12は、サチユレータからローラ20の上を通
り、第2図に示すドクターブレード72のような
適当なワイパー装置の間を通る。ドクターブレー
ドは、ウエブから余分の飽和剤を除去し、ウエブ
は、本発明の一部を構成しない適当な駆動機構
(図示せず)へ更に前進する。 上述の好ましい実施態様をより良く定義するた
めに、構造の細部を以下に実施例としてのみ説明
する。この実施態様において、中心マンドレル1
6は、長さが85インチ(2159mm)、直径が21.125
インチ(537mm)である。サドルブロツク26の
集中する表面の形状は、マンドレル16の中心か
らサドルブロツク26の表面までの距離がR+Y
+Nに等しいように機械加工された。ここで、R
はマンドレル16の半径、Yはウエブの厚さ、N
は第1表に示されている通りである。第1表にお
いて、角度位置は、第3図のマンドレル16の中
心線を左へ通過する。
に比較して著しく増大した有用性を有する製品を
形成するために、飽和剤(浸透剤)溶液中の1つ
又は2つ以上の種々の固体で含浸されることがで
きる。例えば、クラフト紙のような基層は、未処
理の紙よりはるかにすぐれた強度と、耐水性と、
耐火性と剛性とを示す製品を形成するために、溶
液中のアルカリ金属珪酸塩で含浸されることがで
きる。このような製品は、すぐれた包装材料を作
るために用いることができ、又は製品のいくつか
の層を積層してカウンタートツプ、壁パネル材、
及び他の建築材料にすることができる。例えば、
熱硬化性樹脂であるメラミン樹脂で含浸された基
層は、商標名“Formica”で販売されている製品
に形態と性質が類似する建築材料を作るために使
用されうる。このような製品を形成するために紙
と化学的添加剤のような安価な前駆物質を使用す
ることは、プラスチツク、木、又は金属のような
より高価な材料を使用するよりも著しいコストの
利益を与える。原材料の比較的な入手容易さと低
い費用とから得られる利益は、従来利用し得た含
浸装置と方法の相対的な非効率と費用によつての
み減少される。 この方法自体は、基層の繊維を飽和剤中の固体
で被覆するため、及び/又は基層の隙間の中に含
まれた空気を飽和剤材料で置換するために、普通
に加熱され且つ加圧された飽和剤溶液に基層をさ
らす、ということを含んでいる。固体を適所にも
つ担体は、水又は他の適当な媒質例えばアセトン
でよいが、この担体は蒸発して、固体材料により
カプセルに包まれた繊維を残す。多くの互に関連
する要因が組み合わされて最終製品に影響を及ぼ
す。基層については、材料の組成と厚さとが重要
である。飽和剤溶液については、組成、温度、粘
性及び相対圧力が重要である。方法それ自体につ
いては、飽和装置の設計とその方法を実施する速
度とが重要である。 圧力サチユレータに関する本発明の米国特許第
4411216号は、基層に対する飽和剤の100%に近い
重量対重量の比率を飽和装置を通して一回の急速
な移送で達成しうる飽和装置を開示している。こ
の方法は、飽和剤溶液の最少量を加熱することを
含み、この溶液は加圧されてもよく又されなくて
もよい。100%に近い濃度にあつては、最終製品
は、飽和剤溶液からの添加剤の望ましい特性の大
部分と相当な剛性とを示す。然しながら、作動の
信頼性と改善された速度で作動しうる改良された
サチユレータに対する必要が現在存在する。 発明の概要 それ故、本発明の主目的の1つは、基層の重量
に対する飽和剤の重量の濃度比率の広い範囲で基
層の中へ飽和剤材料を含浸させることができ、こ
の含浸が、本サチユレータを通して一回の迅速な
移送で遂行しうる、圧力サチユレータを提供する
ことである。 本発明のもう1つの目的は、多くの場合に飽和
剤溶液を加熱する必要なしに含浸工程を遂行し、
それによつて加熱要素と加熱制御システムとの必
要をなくし、従来の装置に比較してサチユレータ
と含浸方法とのコストを低減し、競争材料に関し
て最終製品のコストの利益を高めることである。 本発明のもう1つの目的は、種々の異なる種類
の基層と共に使用することができ、飽和の非常に
低い%から75%重量以上の範囲にわたる重量の乾
燥付加をもつて、種々の異なる種類の飽和剤を基
層の中へ含浸させることのできる、圧力サチユレ
ータと方法を提供することである。 これらの目的と追加の目的は、多孔性基層を飽
和剤で含浸させるための圧力サチユレータと方法
に関する本発明により達成される。サチユレータ
は、比較的に深い部分から比較的に浅い部分へ漸
次変化する。傾斜する上側表面をもつブロツク部
材を有する。サチユレータを通して基層を動かす
ためのコンベヤ装置が、ブロツク部材の両側に配
設され、コンベヤ装置とコンベヤ装置との間にマ
ンドレルが配設され、マンドレルの下側は、傾斜
する表面により形成された凹みの中へ延び、サチ
ユレータを通して基層を案内すべくブロツク部材
の上面表面から離間されている。室が、ブロツク
部材とマンドレルとの対向表面により形成され、
比較的に深い入口領域と比較的に浅い出口領域と
を有し、ブロツク部材の傾斜表面により郭成され
ている。基層がサチユレータを通して動かされる
とき、室の集中する(互に近寄る)輪郭のために
室内に圧力が発生され、それによつて基層の隙間
の空隙の中へ飽和剤を押し込む。種々の基層は、
最終製品に望まれる性質に依存して、種々の適当
な飽和剤で含浸されることができる。例えば、ク
ラフト紙のような基層は、カウンタトツプを構成
する際に用いるのに適当な最終製品を形成するた
めにメラミン樹脂で含浸されることができる。 本発明の種々の他の目的と利点は、添付図面を
参照して以下の説明から明らかになるであろう。 現在好ましい実施態様の詳細な説明 添付図面を参照して詳細に説明する。第1図に
おいて、参照数字10は、本発明の圧力サチユレ
ータの現在好ましい実施態様を全体的に指示して
いる。このサチユレータは、図示されている紙1
2のような種々の多孔性基層と共に、又はガラス
繊維もしくはナイロンのような他の種類の繊維状
基層と共に使用されることができる。同様に、飽
和剤溶液内の広範囲の固体を本発明の装置を用い
て基層の中へ含浸させることができる。この固体
の2つの例として、珪酸ナトリウムとメラミン樹
脂とが役立つ。最終製品12′の性質は、基層の
性質と含浸された固体の性質との組合せである。
例えば、紙12を形成する個々のセルローズ繊維
は、相当に強力であるが、然し個々の繊維間の弱
い化学的結合作用と紙が作られるときの僅かな物
理的結合作用とによつてのみ紙を形成するように
互に連結されている。然しながら、処理された紙
又はウエブは、飽和剤溶液からくる固体によりカ
プセルに包まれた繊維を有し、この固体は、結合
作用を補強し、基層を一緒に保持している結合を
弱め又は除去することのある外力から繊維を保護
する。 サチユレータは、中心マンドレル16を含む作
動要素を支持するベース部14を有する。マンド
レル16の各側にはサイドローラ18,20のよ
うなコンベヤ装置が位置決めされ、ローラとマン
ドレルとが、その各端部で回転可能に装着されて
いる。マンドレル16は、マンドレル16の各端
部に配置されたT字形ブロツク22上に装架され
ている。T字形ブロツク22は、夫々のフレーム
部材23に装着されている。T字形ブロツクは、
中心マンドレル16と軸支されたT字形ブロツク
22とを単位体としてフレーム部材23から持ち
上げうるように形作られている。サイドローラ1
8,20は、フレーム部材23に結合され、フレ
ーム部材23は、サチユレータのベース14のか
どに配置されたフレーム部材24に結合され、フ
レーム部材24は、基層の種々の厚さに順応する
ように垂直と水平の両方向に調節可能である。ロ
ーラ18,20は、コンベヤとして機能し、運転
中、基層12又はウエブは、第1図に矢印で示す
ように、ローラ18の上、マンドレル16の下、
及びローラ20の上を通る。運転中、ローラとマ
ンドレルとを駆動するために、例えば第2図に仮
想線で示すチエーン駆動装置25のような適当な
駆動システムが用いられる。チエーン駆動システ
ムが特に有利である。何故ならば、チエーンが、
基層の径路にほぼ従い、従つて、駆動システムを
分解することなくウエブ又はマンドレルを取替え
るためマンドレルを取外すことを可能とするため
である。 マンドレル16は、サドルブロツク26のよう
なブロツク部材の上に装架され、このサドルブロ
ツク26は、マンドレル16の長さを延ばし、垂
直方向と横断方向との両方向に調節可能である。
サドルブロツク26の上面は、マンドレル16を
中に受入れることを可能とするためにマンドレル
16の直径より大きい直径をもつ傾斜した弓形又
は凹面であり、比較的に深い部分から比較的に浅
い部分へ次第に変化している。従つて、飽和剤溶
液を受入れるためのプレナム状の空洞又は室28
がマンドレル16とサドルブロツク26との間に
形成される。飽和剤溶液は、本発明の一部を形成
しない外部の槽(図示せず)の中に収容される。
溶液の粘性のような若干の変量を制御するため、
所望により、槽を加熱し加圧してもよい。飽和剤
溶液は、入口30を通して基層12と共に室28
の中へ運ばれるか、又は入口32を通してポンプ
移送されるか、の何れでもよい(第3図)。入口
30が用いられるとき、飽和剤溶液は、大気圧で
室28に入る。入口32は、通常閉じられている
が、然し若干の条件下では用いられる。例えば、
基層12が比較的に厚いとき、溶液が比較的に高
い粘性を有するとき、又は基層12の低い速度で
高い飽和水準が望まれるとき等に用いられる。こ
のような条件下で、追加の圧力が、入口32を通
して結合された容積式ポンプを経て供給され、加
圧された飽和剤溶液を供給し、この供給された圧
力は、運転中に本サチユレータにより発生された
圧力に対する付加圧力である。 第3図を参照して説明する。室28は、相互に
流体連通にある3つの領域からなる。参照数字6
0で示す第1領域は、入口領域であり、仮に飽和
剤溶液の供給が短時間の間中断されても本サチユ
レータの正しい作用が維持されるように、比較的
に大きい供給空洞を形成する。参照数字62で示
す第2領域は中心領域であり、この領域62にお
いて、室28の深さは、R′として示す点とAと
して示す点との間で直線状に収束又は集中してい
る。室の深さの減少は、マンドレルの円周の増分
変量当り一定の割合で生ずるのが好ましく、それ
によつて実際上、第3図と第4図に示すように傾
斜した平面を形成する。参照数字64で示す第3
領域は出口領域であり、この領域において、室の
深さ即ち半径方向の幅は、実質的に一定であり、
処理される基層12又はウエブの厚さに実質的に
等しいのが好ましい。この集中する形状寸法は、
マンドレル16が回転されるとき室内に動的圧力
を生じさせ、それによつて特定の多孔性基層の中
へ飽和剤溶液中の固体を押し入れる。ウエブ12
がサドルブロツク26に関してサチユレータを通
して移動することにより、圧力が発生され、維持
され、そして増大され、飽和剤溶液をウエブと共
に比較的に深い領域60から比較的に浅い領域6
4へ運ぶ。室28の所望の深さと集中性とが達せ
られるまで、第2図に概略的に示されているシム
又はねじ65と65′のような任意の適当なタイ
プの調節機構を用いて、調節可能のサドルブロツ
ク26をマンドレル16に関して半径方向又は横
方向に動かすことにより、室28の形状寸法を変
えることができる。例えば、サドルブロツク26
をマンドレル16の方へ動かすと、入口と出口と
を制限し、室28の深さを小さくし、その結果と
して室28内に著しく増大した圧力を生ずる。マ
ンドレル16とサドルブロツク26との間の距離
を増大させると反対の効果が得られる。更に、室
28は、本質的に傾斜した平面として示されてい
るけれども、同様に、他の集中(収束)する形状
寸法を有してもよい。動的圧力が、熱を与えるこ
となく発生され、それによつてサチユレータのコ
ストとサチユレータを用いるエネルギコストとを
減少し、競争材料を越えて最終製品12′のコス
トの利益を増大させる。 引き続き、第3図と第4図を参照すると、マン
ドレル16は半径Rを規定し、基層12は厚さY
を規定する。従つて、左から右へ進むとき、中心
領域62の始めの深さはR+Y+R′により定義
される。室の深さは減少し、最初にR+Y+Qへ
等々、そしてR+Y+Aへ減少する。測定点Aを
過ぎると、端部領域64は、R+Yにより定義さ
れる深さを有し、この深さR+Yは、基層12の
みの厚さとマンドレル16の半径との和に実質的
に等しい。出口領域におけるこの深さは、処理さ
れるウエブ12′内の飽和剤の均一な最終的分布
を保証する。圧力の維持を保証し、飽和剤の漏洩
を防止又は減少するために、弁66のような閉鎖
装置が入力領域内に設けられ、第3図に示すよう
に出口領域にも同様に弁68を含めるのがよい。
弁は、ばね鋼、空気負荷式又は油圧システムのよ
うな任意の適当なタイプのものでよく、その下を
通る基層12の部分に対抗して偏倚され、同様
に、基層の幅の如何に拘らず基層の両側でマンド
レル16に対抗して偏倚される。 第5図は、マンドレル16の一端を通る縦断面
図で、適当な端部シールの1つの好ましい実施態
様を示す。第5図に示されているように、マンド
レル16は、T字形ブロツク22内に軸支された
中心軸80を有する。環状ダイヤフラム82が、
溶接等により、マンドレル16と中心軸80との
間で固着されている。フランジ付ブロンズシール
84が、マンドレル16とT形ブロツク22との
間に位置決めされ、シール86によりマンドレル
16に対してシールされている。シール84は、
シール84がマンドレル16と一致して回転する
ように、ダイヤフラム82に固定されたダボ88
上を滑るように装着されている。 Tブロツク22は、複数の油通路90を形成
し、油通路90の各々は、一端が管継手92に終
つており、他端がシール84に対向する浅い凹み
94に終つている。シール84は、これらの凹所
94に隣接して円形油溝を郭成する。空気管98
は、軸80を軸線方向に通過し、一端が管継手1
00に終り、他端がシール84とダイヤフラム8
2との間の室102に終つている。 使用中、油通路90は、管継手92を経て適当
な潤滑油で満され、室102は、潤滑油で部分的
に満される。管継手92,100は、この油の逃
げを防ぐ。次に、圧縮空気が管継手100を経て
導入されてシール84をT形ブロツク22に対抗
して偏倚させ、それによつて中心マンドレル16
とサドルブロツク26との間の領域からの飽和剤
の漏洩を制限する端部シールを生ずる。 基層12が、弁66と加圧された溶液とにより
マンドレル16に対向して実質的に保持されると
き、基層を通過した余分の飽和剤が室28へ戻る
ことを可能とするため、マンドレルの外周表面内
に溝70のような溝装置を設けるのがよい。溝の
配置と寸法とは変りうるが、然しこの実施態様に
おいては、マンドレルの中心から両端へスパイラ
ル状に外方へ延びる対称パターンの溝が設けられ
ている。図示されている溝は、深さが0.010〜
0.015インチ(0.254〜0.381mm)であり、約1/8〜
1/4インチ(.175〜6.35mm)だけ互に離間されて
いる。マンドレル16は、また、特定の基層と所
望の最終製品とに依存して、平滑な外側表面を有
してもよい。ウエブ12′が処理された後、ウエ
ブ12は、サチユレータからローラ20の上を通
り、第2図に示すドクターブレード72のような
適当なワイパー装置の間を通る。ドクターブレー
ドは、ウエブから余分の飽和剤を除去し、ウエブ
は、本発明の一部を構成しない適当な駆動機構
(図示せず)へ更に前進する。 上述の好ましい実施態様をより良く定義するた
めに、構造の細部を以下に実施例としてのみ説明
する。この実施態様において、中心マンドレル1
6は、長さが85インチ(2159mm)、直径が21.125
インチ(537mm)である。サドルブロツク26の
集中する表面の形状は、マンドレル16の中心か
らサドルブロツク26の表面までの距離がR+Y
+Nに等しいように機械加工された。ここで、R
はマンドレル16の半径、Yはウエブの厚さ、N
は第1表に示されている通りである。第1表にお
いて、角度位置は、第3図のマンドレル16の中
心線を左へ通過する。
【表】
【表】
水平線から反時計方向に角度で測定されてい
る。 この実施態様において、サドルブロツク26の
表面は170゜で止まつた。サドルブロツク26の集
中する表面は、一連の10゜の弧から機械加工され、
各弧は、第1表に定義された傾斜平面に近づける
ように選ばれた半径と中心とを有する。この機械
加工技術は、結果として、僅かに被形仕上げ表面
を生じた。弁66は、中心マンドレル16に関し
て40゜の角度に向けられている。適当な弁66は、
長さ84−7/8インチ(2156mm)、幅2インチ(50.8
mm)、厚さ0.006インチ(0.1524mm)のDactwyler
のばね鋼製の直線ドクターブレードから構成する
ことができる。これらの詳細を用い、入口32を
経て追加の圧力を供給しないとき、150フイート
(45.72m)毎分のウエブ速度で点Aにおける
200psi(14.062Kg/cm2)の圧力が計算され、200フ
イート(60.96m)毎分のウエブ速度で270psi
(18.98Kg/cm2)の点Aにおける圧力が計算され
た。 本サチユレータ10は、非常に低い濃度から
100%重量を越える濃度までほとんどいかなる水
準の重量対重量の飽和を達成することができる。
最初は繊維より多くの空気を含む基層に、飽和剤
溶液中の固体を含浸させ、繊維自体の濃度よりも
高い濃度の飽和剤固体をもつ最終製品を作ること
ができる。この製品は、大きい有用性、特に耐火
性を有する。と言うのは、炎が被覆されない繊維
を通して貫通するという“トンネル効果”の可能
性が、実質的に除去されるためである。重量で
100%又はそれ以上の濃度を達成する際の他の利
点が、基層を耐湿性にすることに見出される。と
いうのは、基層内の実質的にすべての繊維が、飽
和剤材料によりカプセルに包まれ、水分からの攻
撃と品質低下に対し実質的に不浸透ならしめるた
めである。含浸の工程は、基層と飽和剤溶液との
性質に依存して、毎分10フイート(3.045m)か
ら数百フイートまでの範囲にわたる速度で、本装
置を通して1つの急速な移送で完了される。 この圧力サチユレータの使用と作動中、基層1
2又はウエブは、ローラ18の上を通され、マン
ドレル16とサドルブロツク26との間の室28
の中へ送られる。飽和剤溶液は、通常は圧力下で
入口開口部30又は32を通して室28へ供給さ
れる。室28は、入口領域から出口領域へ集中す
る(互に近寄る)形状寸法を有し、それによつ
て、ウエブがサドルブロツクに関して集中する室
を通してマンドレルと共に移動するとき、動的な
流体圧力を発生する。種々の集中する形状寸法を
使用しうるけれども、中心領域を通して入口から
出口へ一定の割合で室内の圧力を増大させるよう
に、好ましい実施態様は、実質的に傾斜平面であ
る。出口は、処理されたシール12′の厚さによ
り本質的に定義される深さを有し、ウエブの隙間
内での飽和剤の完全で最終的な分布を保証する。 室内に発生した圧力を、基層を含浸するのに適
当な水準に維持するために、入口領域に弁66、
出口領域に弁68のような閉鎖装置を設けること
ができる。然しながら、基層に関して飽和剤の比
較的に低い濃度が望まれるようなすべての用途に
対しては、弁は必要でなく、室内で発生される圧
力が含浸のために十分である。 入口32に結合された容積式ポンプ(図示せ
ず)のような、加圧された流体を供給するポンプ
により、室28内に追加の圧力を与えることがで
き、この供給された圧力は、室内に発生された圧
力に対する付加である。本サチユレータは、基層
に対する飽和剤固体の重量対重量の濃度範囲を数
%から100%以上にわたる最終製品を作ることが
でき、いかなる濃度点においても、すべての繊維
が、製品が乾燥された後に残る固体によりカプセ
ルに包まれる。 この方法を実施する際、ローラ18,20とマ
ンドレル16とは、チエーン駆動装置のような適
当なシステムにより駆動される。基層12は、弁
66を十分に押し開き、基層の進入を可能とす
る。弁は、マンドレルに対向して偏倚され、加圧
された飽和剤と組合せて、ウエブをマンドレルに
対して保持する。室28の中心領域62と端部領
域64内に発生された圧力は、飽和剤溶液中の固
体を基層の隙間と空隙の中へ押し込む。最終製品
12′がサチユレータを出るとき、最終製品1
2′は、弁68(もしもあるならば)を押し開い
て隙間を作り、最終製品から余分の飽和剤を除去
するドクターブレード72の間を通り、次に適当
な乾燥装置へ移送される。 実施例として、上述した装置は、次のように用
いられてクラフト紙のウエブに珪酸ソーダを含浸
させた。この例のクラフト紙は、60インチ(1524
mm)の幅を有し、もとの重さは1000平方フイート
当り42ポンド(204g/m2科であつた。用いられ
た飽和剤は、水と、Na2O(飽和剤の全重量の9.3
%)と、SiO2(飽和剤の全重量の30.0%)との混
合物であつた。この飽和剤は、11.78ポンド/ガ
ロン当り(1.41g/cm3)の重さと、140ストロー
マー秒の粘性とを有していた。飽和作業は、毎分
120フイート(36.6m/分)のウエブ速度を用い
て、周囲温度で遂行された。入口32を経て追加
の圧力が供給されなかつたとき、その結果生ずる
処理された紙は、1000平方フイート当り45ポンド
(219g/m2)の乾燥重量を有することが判明し
た。これは、8%の重量の付加を表わす。開口部
32を経て10psi(0.7Kg/m2)の追加の圧力が供
給されたとき、その結果生ずる処理された紙は、
1000平方フイート当り48ポンド(234g/m2)の
乾燥重量を有することが判明した。これは、15%
の重量の付加を表わした。上述のように、重量の
付加は、ウエブ速度、追加圧力、又はその両方を
調節することにより広範囲に変えることができ
る。極めて高い水準の飽和を達成するために、
160psi(11.25Kg/cm3)又はそれ以上の高さの追加
の液体圧力を用いることができる。 本発明のサチユレータの一実施態様とそのいく
つかの修正態様を図示し詳述したけれども、本発
明の範囲から離れることなく種々の他の変更と修
正をなすことができる。
る。 この実施態様において、サドルブロツク26の
表面は170゜で止まつた。サドルブロツク26の集
中する表面は、一連の10゜の弧から機械加工され、
各弧は、第1表に定義された傾斜平面に近づける
ように選ばれた半径と中心とを有する。この機械
加工技術は、結果として、僅かに被形仕上げ表面
を生じた。弁66は、中心マンドレル16に関し
て40゜の角度に向けられている。適当な弁66は、
長さ84−7/8インチ(2156mm)、幅2インチ(50.8
mm)、厚さ0.006インチ(0.1524mm)のDactwyler
のばね鋼製の直線ドクターブレードから構成する
ことができる。これらの詳細を用い、入口32を
経て追加の圧力を供給しないとき、150フイート
(45.72m)毎分のウエブ速度で点Aにおける
200psi(14.062Kg/cm2)の圧力が計算され、200フ
イート(60.96m)毎分のウエブ速度で270psi
(18.98Kg/cm2)の点Aにおける圧力が計算され
た。 本サチユレータ10は、非常に低い濃度から
100%重量を越える濃度までほとんどいかなる水
準の重量対重量の飽和を達成することができる。
最初は繊維より多くの空気を含む基層に、飽和剤
溶液中の固体を含浸させ、繊維自体の濃度よりも
高い濃度の飽和剤固体をもつ最終製品を作ること
ができる。この製品は、大きい有用性、特に耐火
性を有する。と言うのは、炎が被覆されない繊維
を通して貫通するという“トンネル効果”の可能
性が、実質的に除去されるためである。重量で
100%又はそれ以上の濃度を達成する際の他の利
点が、基層を耐湿性にすることに見出される。と
いうのは、基層内の実質的にすべての繊維が、飽
和剤材料によりカプセルに包まれ、水分からの攻
撃と品質低下に対し実質的に不浸透ならしめるた
めである。含浸の工程は、基層と飽和剤溶液との
性質に依存して、毎分10フイート(3.045m)か
ら数百フイートまでの範囲にわたる速度で、本装
置を通して1つの急速な移送で完了される。 この圧力サチユレータの使用と作動中、基層1
2又はウエブは、ローラ18の上を通され、マン
ドレル16とサドルブロツク26との間の室28
の中へ送られる。飽和剤溶液は、通常は圧力下で
入口開口部30又は32を通して室28へ供給さ
れる。室28は、入口領域から出口領域へ集中す
る(互に近寄る)形状寸法を有し、それによつ
て、ウエブがサドルブロツクに関して集中する室
を通してマンドレルと共に移動するとき、動的な
流体圧力を発生する。種々の集中する形状寸法を
使用しうるけれども、中心領域を通して入口から
出口へ一定の割合で室内の圧力を増大させるよう
に、好ましい実施態様は、実質的に傾斜平面であ
る。出口は、処理されたシール12′の厚さによ
り本質的に定義される深さを有し、ウエブの隙間
内での飽和剤の完全で最終的な分布を保証する。 室内に発生した圧力を、基層を含浸するのに適
当な水準に維持するために、入口領域に弁66、
出口領域に弁68のような閉鎖装置を設けること
ができる。然しながら、基層に関して飽和剤の比
較的に低い濃度が望まれるようなすべての用途に
対しては、弁は必要でなく、室内で発生される圧
力が含浸のために十分である。 入口32に結合された容積式ポンプ(図示せ
ず)のような、加圧された流体を供給するポンプ
により、室28内に追加の圧力を与えることがで
き、この供給された圧力は、室内に発生された圧
力に対する付加である。本サチユレータは、基層
に対する飽和剤固体の重量対重量の濃度範囲を数
%から100%以上にわたる最終製品を作ることが
でき、いかなる濃度点においても、すべての繊維
が、製品が乾燥された後に残る固体によりカプセ
ルに包まれる。 この方法を実施する際、ローラ18,20とマ
ンドレル16とは、チエーン駆動装置のような適
当なシステムにより駆動される。基層12は、弁
66を十分に押し開き、基層の進入を可能とす
る。弁は、マンドレルに対向して偏倚され、加圧
された飽和剤と組合せて、ウエブをマンドレルに
対して保持する。室28の中心領域62と端部領
域64内に発生された圧力は、飽和剤溶液中の固
体を基層の隙間と空隙の中へ押し込む。最終製品
12′がサチユレータを出るとき、最終製品1
2′は、弁68(もしもあるならば)を押し開い
て隙間を作り、最終製品から余分の飽和剤を除去
するドクターブレード72の間を通り、次に適当
な乾燥装置へ移送される。 実施例として、上述した装置は、次のように用
いられてクラフト紙のウエブに珪酸ソーダを含浸
させた。この例のクラフト紙は、60インチ(1524
mm)の幅を有し、もとの重さは1000平方フイート
当り42ポンド(204g/m2科であつた。用いられ
た飽和剤は、水と、Na2O(飽和剤の全重量の9.3
%)と、SiO2(飽和剤の全重量の30.0%)との混
合物であつた。この飽和剤は、11.78ポンド/ガ
ロン当り(1.41g/cm3)の重さと、140ストロー
マー秒の粘性とを有していた。飽和作業は、毎分
120フイート(36.6m/分)のウエブ速度を用い
て、周囲温度で遂行された。入口32を経て追加
の圧力が供給されなかつたとき、その結果生ずる
処理された紙は、1000平方フイート当り45ポンド
(219g/m2)の乾燥重量を有することが判明し
た。これは、8%の重量の付加を表わす。開口部
32を経て10psi(0.7Kg/m2)の追加の圧力が供
給されたとき、その結果生ずる処理された紙は、
1000平方フイート当り48ポンド(234g/m2)の
乾燥重量を有することが判明した。これは、15%
の重量の付加を表わした。上述のように、重量の
付加は、ウエブ速度、追加圧力、又はその両方を
調節することにより広範囲に変えることができ
る。極めて高い水準の飽和を達成するために、
160psi(11.25Kg/cm3)又はそれ以上の高さの追加
の液体圧力を用いることができる。 本発明のサチユレータの一実施態様とそのいく
つかの修正態様を図示し詳述したけれども、本発
明の範囲から離れることなく種々の他の変更と修
正をなすことができる。
第1図は、本発明を具体化している圧力サチユ
レータの斜視図で、基層を含浸する過程で示され
ている。第2図は、中心マンドレルと、支持体
と、調節構造体と、サイドローラとの間の関係を
示す部分断面概略図である。第3図は、拡大部分
側面図で、中心マンドレルとサドルブロツクの弧
形の傾斜した上側表面との間の関係を示す部分断
面概略図で、この上側表面とマンドレルとの間に
飽和剤受入れ室を形成している。第4図は、本発
明の飽和剤受入れ室即ちプレナムの概略図であ
る。第5図は、中心マンドレルの一端の断面図
で、中心マンドレルに対する端部シールの関係を
示す。 10……圧力サチユレータ、16……マンドレ
ル、18,20……ローラ、12……基層、28
……室、60……入口領域(第1領域)、62…
…第2領域、64……出口領域(第3領域)。
レータの斜視図で、基層を含浸する過程で示され
ている。第2図は、中心マンドレルと、支持体
と、調節構造体と、サイドローラとの間の関係を
示す部分断面概略図である。第3図は、拡大部分
側面図で、中心マンドレルとサドルブロツクの弧
形の傾斜した上側表面との間の関係を示す部分断
面概略図で、この上側表面とマンドレルとの間に
飽和剤受入れ室を形成している。第4図は、本発
明の飽和剤受入れ室即ちプレナムの概略図であ
る。第5図は、中心マンドレルの一端の断面図
で、中心マンドレルに対する端部シールの関係を
示す。 10……圧力サチユレータ、16……マンドレ
ル、18,20……ローラ、12……基層、28
……室、60……入口領域(第1領域)、62…
…第2領域、64……出口領域(第3領域)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基層に液体飽和剤を含浸させるための圧力サ
チユレータにおいて、前記サチユレータが: 第1と第2の対向する要素であつて、該要素は
その間に漸次集中する室を形成するように位置決
めされ、前記集中する室は、入口領域と出口領域
とを有し、入口領域内の比較的に大きい深さから
出口領域内の比較的に小さい深さへ深さが集中し
ている、第1と第2の対向する要素と; 室を通して入口領域から出口領域へ基層を通す
ための装置と; 液体飽和剤を室へ供給するための装置と; 集中する室内の液体飽和剤の移動が室内の液体
飽和剤を加圧し、それによつて基層の中へ飽和剤
を押し込むように選択されたより大きい深さ及び
より小さい深さと; を包含する、液体飽和剤で基層を含浸するための
圧力サチユレータ。 2 より小さい深さが、基層の厚さにほぼ等し
い、特許請求の範囲第1項に記載の圧力サチユレ
ータ。 3 供給装置が、液体飽和剤を圧力下で室へ供給
する、特許請求の範囲第1項に記載の圧力サチユ
レータ。 4 加圧された液体飽和剤を室内に保持するため
室をシールするための装置を更に含む、特許請求
の範囲第1項に記載の圧力サチユレータ。 5 集中する室が、移動する基層と協働して、室
内の入口領域から出口領域へ徐々に増大する圧力
を生じさせる、特許請求の範囲第1項に記載の圧
力サチユレータ。 6 第1要素が、回転可能のマンドレルからな
り、第2要素が、マンドレルの一部を受入れてそ
の間に室を形成するように寸法決めされた凹形の
くぼみを形成し、マンドレルの回転は、基層の移
動が室内の液体飽和剤を加圧するように室を通し
て基層を運ぶ、特許請求の範囲第1項に記載の圧
力サチユレータ。 7 前記マンドレルが、基層を通過した余分の飽
和剤を受入れて前記室へ導くための溝を形成した
円筒形外側表面を有する、特許請求の範囲第6項
に記載の圧力サチユレータ。 8 前記第2要素がサドルブロツクからなり、前
記凹形のくぼみが、前記マンドレルの直径より大
きい直径を有する、特許請求の範囲第6項に記載
の圧力サチユレータ。 9 室を通して基層を通すための前記装置が、前
記マンドレルの各側に設けたローラからなり、駆
動装置が、前記ローラを前記マンドレルと共に回
転するように前記マンドレルに結合している、特
許請求の範囲第6項に記載の圧力サチユレータ。 10 前記マンドレルと前記第2要素とが、前記
室の形状と寸法と前記出口領域の深さとを変える
べく相互に半径方向に調節可能である、特許請求
の範囲第6項に記載の圧力サチユレータ。 11 入口から出口へ徐々に減少する半径方向の
幅をもつ飽和剤室を第1要素と第2要素との間に
形成するように位置決めされた第1要素と第2要
素とを用いて、液体飽和剤を基層に含浸する方法
において、 前記方法が: a 基層と液体飽和剤とを室の中へ導入し; b 基層を前記室を通して移動させ、それによつ
て基層を液体飽和剤中に浸漬し、基層が前記室
を通して移動するとき上昇した圧力に基層をさ
らし; c 含浸された基層を前記室から前記出口を通し
て引き出すこと; からなる、液体飽和剤に基層を含浸させる方法。 12 前記方法が、前記室の全体を通して飽和剤
の圧力を更に増大させる追加の工程を含む、特許
請求の範囲第11項に記載の基層に液体飽和剤を
含浸する方法。 13 前記方法が、前記室内に発生された圧力を
高い水準に維持するため、前記室に対する前記入
口と出口とを制限する追加の工程を含む、特許請
求の範囲第11項に記載の基層に液体飽和剤を含
浸する方法。 14 前記方法が、基層が前記室から出た後、基
層から余分の飽和剤を除去する追加の工程を含
む、特許請求の範囲第11項に記載の基層に液体
飽和剤を含浸する方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US64156884A | 1984-08-16 | 1984-08-16 | |
| US641568 | 1984-08-16 | ||
| US661913 | 1984-10-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61118167A JPS61118167A (ja) | 1986-06-05 |
| JPS6312666B2 true JPS6312666B2 (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=24572938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18000285A Granted JPS61118167A (ja) | 1984-08-16 | 1985-08-15 | 基層に液体飽和剤を含浸させる方法とその方法を実施するための圧力サチユレ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61118167A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2540889B2 (ja) * | 1987-11-20 | 1996-10-09 | ソニー株式会社 | テ―プカセット |
| JP2010207721A (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Toppan Printing Co Ltd | グラビア塗布装置 |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP18000285A patent/JPS61118167A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61118167A (ja) | 1986-06-05 |
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