JPS63149457A - 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置

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JPS63149457A
JPS63149457A JP29446786A JP29446786A JPS63149457A JP S63149457 A JPS63149457 A JP S63149457A JP 29446786 A JP29446786 A JP 29446786A JP 29446786 A JP29446786 A JP 29446786A JP S63149457 A JPS63149457 A JP S63149457A
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hydraulic
valve
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hydraulic cylinder
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置の改
良に関するものである。
従来技術 一次側回転軸および二次側回転軸にそれぞれ設けられた
一対の一次側可変プーリおよび二次側可変プーリと、そ
れら一対の可変プーリに巻き掛けられて動力を伝達する
伝動ベルトと、前記一対の可変プーリの有効径をそれぞ
れ変更する一対の一次側油圧シリンダおよび二次側油圧
シリンダとを備えた車両用ベルト式無段変速機が知られ
ている。
断る無段変速機の油圧制御装置では、たとえば特開昭5
2−98861号公IIa&こ記載されているように、
二次側(従動側)油圧シリンダに供給される作動油圧を
調圧することにより専ら伝動ベルトの張力が調節され、
一次側(駆動側)油圧シリンダに供給される作動油流量
或いはそれから排出される作動油流量を調節することに
より専ら速度比が制御されるように構成されている。
かかる形式の無段変速機の油圧制御装置においては、速
度比などと関連して調圧されたライン油圧が一種類用意
されてこれが専ら伝動ベルトの張力を維持する二次側油
圧シリンダへ供給されるとともに、速度比を制御する流
量制御弁を介して一次側油圧シリンダに供給される。こ
のため、一次側油圧シリンダに供給する作動油あるいは
それから排出される作動油の流量は上記ライン油圧、す
なわち無段変速機の速度比などに対応して変化するので
、速度比変化速度がそのときの速度比などによって影響
されてしまうことが避けられない。
したがって、速度比の制御において充分な過渡応答性が
得られない場合があった。また、車両のエンジンブレー
キ時において動力の伝達方向が反対となると、実質的に
は、一次側油圧シリンダにて専ら伝導ベルト張力を制御
し且つ二次側油圧シリンダにて専ら速度比を制御するこ
とになるため、伝動ベルトの張力および速度比の制御特
性が好適に得られない欠点があった。
これに対し、特公昭58−29424号公報に記載され
ているように、油圧源からの作動油を油圧シリンダの一
方へ供給すると同時に他方から流出させることにより速
度比を変化させる制御弁(4方弁)と、この制御弁から
流出する作動油を調圧する調圧弁とが備えられたベルト
式無段変速機の油圧制御装置が提供されている。かかる
形式の油圧制御装置においては、両油圧シリンダのうち
、動力伝達状態において内部の油圧が高くなる側(駆動
側)に位置する油圧ミリングに油圧源からの比較的高い
作動油圧が作Fさせられ、反対側の油圧シリンダには調
圧弁により調圧された油圧が作用させられるため、動力
伝達方向が反対となっても好適に伝動ベルトの張力およ
び速度比が制御される。しかし、このような形式の油圧
制御装置においては、油圧源の圧力は制御されておらず
通常のリリーフ弁によって一定の圧力に維持されている
に過ぎないため、伝達トルクや速度比にしたがって油圧
シリンダ内の油圧値が変化すると変速比変化速度、すな
わち変速応答性が一定に得られない場合がある。また、
これに対し、作動条件全域にわたって充分な変速比変化
速度が得られるように大きな余裕油圧を見込んで油圧源
の圧力を高く設定すると、常時その圧力を維持するため
の動力1員失が大きくなる欠点があった。
これに対し、本出願人は斯る問題点を解決するための油
圧制御装置を創作し且つ先に出願した。
特願昭61−37571号に記載された油圧制御装置が
それである。この油圧制御装置は、(11油圧源から供
給される作動油を調圧して第1ライン油圧とする第1 
illl弁圧弁(2)前記第1ライン油圧に調圧された
作動油を一次側油圧シリンダおよび二次側油圧シリンダ
の一方へ供給すると同時に、他方内の作動油を流出させ
ることにより、一次側可変プーリおよび二次側可変プー
リの有効径を変化させて前記無段変速機の速度比を調節
する変速制御弁と、(3)その変速制御弁を通して一次
側油圧シリンダおよび二次側油圧シリンダの他方から流
出  −する作動油の圧力を調圧し、第1ライン油圧よ
りも低い第2ライン油圧とする第2調圧弁とを、含んで
構成される。このように構成された油圧制御装置におい
ては、第1調圧弁および第2調圧弁により第1ライン油
圧および第2ライン油圧が用意されるので、それらの差
圧によって一次側油圧シリンダおよび二次側油圧シリン
ダの一方に供給される作動油或いはそれから排出される
作動油の流量が決定される。したがって、変速比変化速
度は無段変速機の速度比に拘わらず第1ライン油圧およ
び第2ライン油圧の差圧にしたがって決まるので、変速
比制御の充分な過渡応答性が得られる。
しかも、第1調圧弁をエンジンの出力状態と関連させて
制御することにより第1ライン油圧は速度比変化速度が
充分に得られ且つ動力損失が生じないように必要かつ充
分な値に制御されるとともに、第2調圧弁を速度比や伝
達トルクと関連させて制御することにより第2ライン油
圧は伝動ベルトの滑りが生じない範囲で必要かつ充分な
値に制御されるので、車両の動力隔失が大幅に軽減され
る利点がある。
発明が解決すべき問題点 ところで、上記油圧制御装置の変速制御弁は2種類の第
1ライン油圧および第2ライン油圧を一次側油圧シリン
ダおよび二次側油圧シリンダへ相反的に作用させて変速
比を一定に維持したり或いは変化させたりする。たとえ
ば、所定の運転状態における成る速度比において一次側
油圧シリンダ内の油圧P、7が二次側油圧シリンダ内の
油圧P auLよりも大きい場合、または増速変速を行
う場合には、変速制御弁は第1ライン油圧を一次側油圧
シリンダへ作用させると同時に第2ライン油圧を二次側
油圧シリンダへ作用させる。また、これとは反対に、成
る速度比においてP、7がPoo、よりも小さい場合や
減速変速を行う場合には、変速制?111弁は第1ライ
ン油圧を二次側油圧シリンダへ作用させ且つ第2ライン
油圧を一次側油圧シリンダへ作用させる。このように、
変速制御弁はその流通断面積(弁開度)を変化させるこ
とによる流量制御だけでなく、2種類のライン油圧を作
用させる油圧シリンダを交換するという切換弁としての
制御機能をも備えている。このため、2個のスプリング
により中立位置に位置させられ且つ2個のソレノイドに
より左右に移動させられるスプール弁子が設けられてい
る。また、本出願人が先に出願した特願昭61−375
75号にされているように、上記のような形式の変速制
御弁に替えて、流量制御弁を2組併設して同様な機能を
設けることも考えられている。
したがって、従来の油圧制御装置によれば、上記のよう
にスプール弁子を中立位置に保持するための2組のスプ
リングやソレノイドが必要となったり、或いは2組もの
流量側で1■弁を用いる必要があるため、構造が複雑と
なるとともに構成部品が多くなって充分な信頬性が得ら
れ難く、また高価となる欠点があった。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、一次側回転軸および二次倶1
回転軸にそれぞれ設けられた一対の一次側可変プーリお
よび二次側可変プーリと、それら一対の可変プーリに巻
き掛けられて動力を伝達する伝動ベルトと、前記一対の
可変プーリの有効径をそれぞれ変更する一対の一次側油
圧シリンダおよび二次側油圧シリンダとを備えた車両用
ベルト式無段変速機の油圧制御装置であって、(a) 
一対の第1出力ポートおよび第2出力ポートを備え、該
第1出力ポートおよび第2出力ポート間に予め定められ
た一定の差圧が発生するように油圧源から圧送される作
動油を分配して該第1出力ポートおよび第2出力ポート
から流出させる分配弁と、fb)その分配弁の一対の第
1出力ポートおよび第2出力ポートにそれぞれ接続され
、それら第1出力ポートおよび第2出力ポートから流出
する作動油の圧力を目標速度比を得且つ前記伝動ベルト
の張力を適性に維持するための第1ライン油圧および第
2ライン油圧に調圧する一対の第1調圧弁および第2調
圧弁と、(C)その一対の調圧弁により第1ライン油圧
および第2ライン油圧に調圧された作動油圧を前記一次
側油圧シリンダおよび二次側油圧シリンダへそれぞれ供
給する油路に設けられて、該油路内の作動油流量を制御
する流量制御弁と、を含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、流量制御弁は従来の変速制御弁と異
なり専ら作動油流量を制御するだけでよいので、スプー
ル弁子を1つのソレノイドおよび1つのスプリングによ
り位置決め駆動すればよく、構造が簡単となって信重頁
性が向上する。また、第1調圧弁は専ら一次側油圧シリ
ンダの油圧を制御し、第2調圧弁は専ら二次側油圧シリ
ンダの油圧を制御するが、分配弁により予め差圧が設け
られた後の作動油圧に対して調圧すればよいから、両調
圧弁は全く同じ仕様の圧力制御弁を採用することができ
るので、装置の製造が容易となり且つ装置が安価となる
ここで、好適には、前記第1調圧、弁および第2調圧弁
の一方は、前記第1ライン油圧および第2ライン油圧の
うち相対的に低い側の油圧を前記ベルト式無段変速機の
トルク伝達に必要且つ充分な張力を前記伝動ベルトに発
生させる値に調圧するものであり、第1調圧弁および第
2調圧弁の他方は、第1ライン油圧および第2ライン油
圧のうち相対的に高い側の油圧をベルト式無段変速機の
速度比を前記目標速度比に維持するに必要な推力を発生
させる値に調圧するものである。
また、前記流量制御弁は、好適には、前記ベルト式無段
変速機の実際の速度比と目標速度比との偏差の大きさに
対応して流通断面積を増加させるものであり、前記第1
調圧弁または第2調圧弁は、上記偏差の大きさに対応し
て、前記一対の一次側可変プーリおよび二次側可変プー
リのうち相対的に推力の小さい側の油圧を高めるか、或
いはHg一次側可変プーリおよび二次側可変プーリのう
ち相対的に推力の大きい側の油圧を低くするものである
また、前記流量制御弁は、好適には、前記一対の調圧弁
により第1ライン油圧および第2ライン油圧に調圧され
た作動油圧を前記一次側油圧シリンダおよび二次側油圧
シリンダへそれぞれ供給する一対の油路を同時に開閉す
る一本のスプール弁子と、そのスプール弁子を開弁方向
若しくは閉弁方向へ付勢するスプリングと、そのスプリ
ングの付勢力に抗して前記スプール弁子を駆動するソレ
ノイドとを備えたものである また、好適には、前記ベルト式無段変速機の一次側油圧
シリンダと二次側油圧シリンダとの間には、絞りが設け
られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図において、車両に設けられたエンジン10の出力
はクラッチ12を介してベルト式無段変連接14の一次
側回転軸16へ伝達される。ベルト式無段変速機14は
、一次側回転軸16および二次側回転軸18と、それら
一次側回転輪16および二次側回転軸18に取り付けら
れた有効径が可変の一次側可変プーリ20および二次側
可変プーリ22と、それら一次側可変プーリ20および
二次側可変プーリ22に巻き掛けられた伝動ベルト24
と、一次側可変プーリ20および二次側可変プーリ22
の有効径を変更する一次側油圧シリンダ26および二次
側油圧シリンダ28とを備えている。これら一次側油圧
シリンダ26および二次側油圧シリンダ28は同等の受
圧面積となるように形成されており、上記一次側可変プ
ーリ20および二次側可変プーリ22の外形が同等とさ
れてベルト式無段変速[14が小型とされている。
そして、上記一次側可変プーリ20および二次側可変プ
ーリ22は、一次側回転軸16および二次側回転軸18
にそれぞれ固定された固定回転体30および32と、上
記一次側回転輪16および二次側回転軸18にそれぞれ
相対回転不能且つ軸方向の移動可能に設けられて前記固
定回転体30および32との間にV?iを形成する可動
回転体34および36とから成る。
上記ベルト式無段変速機14の二次側回転軸18からの
出力は、図示しない副変速機、作動歯車装置などを経て
車両の駆動輪へ伝達されるようになっている。
このように構成された車両の動力伝達装置を作動させる
ための油圧制御回路は以下に説明するように構成される
。すなわち、図示しない還流路を経てオイルタンク38
に還流した作動油はストレーナ40および吸入油路41
を介してオイルポンプ42に吸引され、分配弁44の入
力ポート46へ圧送される。このオイルポンプ42は、
本実施例の油圧源を構成し、図示しない駆動軸を介して
前記エンジン10により駆動される。
分配弁44は、入力ポート4G、第1出力ポート48お
よび第2出力ポート50が連通ずる円柱状のポア51と
、このボア51内に摺動可能に嵌合されることにより上
記第1出力ポート48と連通する第1弁室52と第2出
力ポート50に連通ずる第2弁室54とに分割するとと
もに、それら第1出力ポート48および第2出力ポート
50の流通断面積を相反的に変化させる弁子56と、第
1出力ポート48を開き且つ第2出力ポート50を閉じ
る方向に弁子56を付勢するスプリング58とを備えて
いる。上記弁子56は円筒状を成し、その縦通孔59が
長手方向の中間部において紋穴60を有する隔壁61に
より塞がれており、この紋穴60を通して第1弁室52
と第2弁室54とが互いに連通させられている。したが
って、弁子56の左右の端面の受圧面積をS、第1弁室
52内の作動油圧をPl、第2弁室54内の作動油圧を
P2、スプリング58の付勢力をF (rE!i密には
弁子56の位置の関数であるが近似的に一定と考える)
とすると、弁子56は次式(1)にしたがって位置決め
される。
PI  −3+F=P2  ・S ・・・(1)Pz=
Pl +F/S    ・・・(2)上記(1)式から
変換された(2)弐に示されるように、分配弁44は、
第2弁室54内の作動油圧P2が第1弁室52内の作動
油圧P、よりも常に一定値F/Sだけ高なるように、換
言すれば紋穴60において一定の圧力損失ΔP(−P2
−Pl)が形成されるように、人力ポート46に供給さ
れた作動油を分配し、第1出力ポート48および第2出
力ポート50からそれぞれ流出させる流量を調節する。
第1ライン油路62には制御装置66からの指令によっ
て作動油の逃がし量を変化させることにより第1ライン
油圧P7!1を調圧する第1調圧弁68が設けられてお
り、また、第2ライン油路64には制′41■装置66
からの指令によって作動油の逃がし量を変化させること
により第2ライン油圧PEzを調圧する第2調圧弁70
が設けられているので、上記分配弁44の作千JJによ
り、第1ライン油圧P11 と第2ライン抽圧PAz 
との間にそれらの値に拘わらず一定の差圧ΔPが常に形
成されるのである。たとえば、第1ライン油圧Pl、よ
りも第2ライン油圧Pe2が高く設定される場合におい
て、第2調圧弁70の作動により第2ライン油路64か
らドレンへの流出量が絞られると紋穴60を通過する流
量が多くなりそこに発生する圧力損失が増加して弁子5
6がスプリング58の付勢力に抗して移動させられる。
このため、上記圧力損失が前記一定の差圧ΔPとなるま
で第1出力ポート48における流出量が減少させられる
。他方、第1ライン油圧pHが第2ライン油圧P7!2
よりも高く設定される場合において、第1調圧弁68の
作動により第1ライン油路62からドレンへの流出量が
絞られると紋穴60を通過する流量が減少してそこに発
生する圧力1員失が小さくなり弁子56がスプリング5
8の付勢力にしたがって移動させられる。このため、上
記圧力損失が前記一定の差圧ΔPとなるまで第2出力ポ
ート50における流出量が減少させられる。このような
作動では、紋穴60における通過流量、換言すれば第1
出力ポート48からの流出量が一定となるように制御さ
れるので、第1ライン油圧pHおよび第2ライン油圧P
2□のいずれが高(なっても両者間の差圧が保持される
のである。
第1調圧弁68および第2調圧弁70によりそれぞれ調
圧された第1ライン油路62および第2ライン油路64
内の作動油は流量制御弁72を介して一次側油圧シリン
ダ26および二次側油圧シリンダ28へそれぞれ導かれ
る。そして、それら一次側油圧シリンダ26および二次
側油圧シリンダ28は絞り74を介して互いに接続され
ている。
流量制御弁72は、4ポ一ト2位置形式の弁であって、
一次側油圧シリンダ26に接続された一次側出力ポート
75および二次側油圧シリンダ28に接続された二次側
出力ポードア7と、第1ライン油路62と一次側油圧シ
リンダ26との間、および第2ライン油路64と二次側
油圧シリンダ28との間をそれぞれ開閉する共通のスプ
ール弁子76と、このスプール弁子76を閉弁方向へ付
勢するスプリング78と、スプール弁子76に当接する
コア80とこのコア80を駆動するための電磁力を発生
させるコイル82とを有してスプリング78の付勢力に
抗してスプール弁子76を駆動する電磁ツレ7ノイド8
4とを備えている。したがって、電磁ソレノイド84が
励磁されることによりスプリング78の付勢力に抗して
スプール弁子76が駆動されると、第1ライン油路62
と一次側油圧シリンダ26との間、および第2ライン油
路64と二次側油圧シリンダ28との間がそれぞれ開か
れるが、電(〃ソレノイド84の励磁状態が弱められる
にしたがって電(n力が弱くされると、第1ライン油路
62と一次側油圧シリンダ2Gとの間、および第2ライ
ン抽路64と二次側油圧シリンダ28との間の/it通
断面積がそれぞれ連続的に小さくされる。すなわち、上
記流量制御弁72は可変絞りとして機能し、これにより
、ベルト式無段変速機14の速度比変化速度が変化させ
られるのである。
車両においては、ベルト式無段変速機14の一次側回転
軸16および二次側回転軸18の回転速度N i nお
よびN。uLを検出するための第1回転センサ86およ
び第2回転センサ88が一次側可変プーリ20および二
次側可変プーリ22の近傍に設けられており、それら第
1回転センサ86および第2回転センサ88からは一次
側回転軸16および二次側回転軸18の回転速度に対応
した信号SRIおよびSR2が制御装置66へ供給され
る。
また、エンジン10の吸気配管にはストノロル弁90の
開度θいを検出するためのスロットルセンサ92が設け
られており、そのスロットルセンサ92からはストソロ
ル弁開度θいを表す信号Sθが制御装置66へ供給され
る。また、エンジン10にはエンジン回転速度N。を検
出するためのエンジン回転センサ94が設けられており
、そのエンジン回転センサ94からはエンジン回転速度
N8を表す信号SEが制御装置66へ供給される。
前記制御装置66は、CPU、ROM、RAMなどを含
む所謂マイクロコンピュータであって、CPUはRA 
Mの記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプロ
グラムにしたがって人力信号を処理し、第1調圧弁68
、第2調圧弁70、流量制j11弁72を制御するため
の駆動信号PDI、FD2、FDを出力する。
以下、本実施例の作動を第2図のフローチャートにした
がって説明する。
先ず、ステップS1が実行されることにより、一次側回
転輪16の回転速度N、、、、二次側回転軸18の回転
速度N。uL、ストノロル弁90の開度θい、エンジン
回転速度N8が人力信号に基づいて読み込まれる。次い
で、ステップS2では、予めROMに記憶された次式(
3)に従ってベルト式無段変速機14の実際の速度比e
が算出される。
e ” Nout / N、、、HH+ + !3)続
くステップS3では、ROMに予め記1.なされた関係
からスロットル弁開度θthに基づいて目標回転速度N
82が算出される。この目標回転速度N i R*を決
定するため関係(Ni、、”=f  (θ、、h)〕は
、たとえば第3図に示すものであって、第4図に示す最
小燃費率曲線上でエンジン10が作動するように予め求
められたものである。また、ステップS4では、前記(
3)式に示す関係から目標回転速度N i n  およ
び二次側回転輪18の回転速度N。1に基づいて目標速
度比e1が算出される。そして、ステップS5では、次
式(4)に基づいて流量制御弁72に対する駆動信号の
内容である制御量■oが算出される。後述のステップ3
16では、この制御量■。に基づいて作動油流量力4円
節される。すなわち、目標速度比e1と実際の速度比e
との偏差が大きくなるほど作動油流量が多くされて応答
性が高められる。なお、(4)式におけるkは定数であ
る。
■o=k・1e*−e1/e  ・・・(4)次いで、
ステップS6においては、エンジンlOの実際のトルク
T、が良く知られた関fi CT。
=f(θい、N、))から実際のスロットル弁開度θt
hおよびエンジン回転速度N。に基づいて算出される。
上記関数は予めROMに記憶されている。そして、ステ
ップS7においては、上記のようにして求められた実際
のトルクT、の正負にしたがって車両が正駆動状態であ
るか或いはエンジンブレーキ状態であるかが判断される
このような判断が必要な理由は、正トルク状態とエンジ
ンブレーキ状態とにおいて動力伝達方向が異なると、油
圧シリンダ26.28内の油圧P8、、およびP。ut
の速度比eに対する油圧変化特性が異なるからである。
たとえば、第5図および第6図は正トルク状態およびエ
ンジンブレーキ状態における一次側油圧シリンダ26内
の油圧P、。および二次側油圧シリンダ28内の油圧P
。uLの油圧変化特性をそれぞれ示しており、油圧Pi
と油圧P outとの大小関係が反対となり、いずれも
駆動側の油圧が従動側の油圧よりも大きくなっている。
この現象は本来は一次側油圧シリンダ26および二次側
油圧シリンダ28の推力相互間にて論じられるものであ
るが、本実施例では一次側油圧シリンダ26および二次
側油圧シリンダ28の受圧面積が同等であるので、油圧
の大小関係にそのまま現れているのである。
ステップS7において出力トルクT8が正であると判断
された場合には、ステップS8において、トルク伝達に
必要な推力、換言すれば伝動ベルト24に対する狭圧力
を必要かつ充分に発生させるための推力W。utを二次
側油圧シリンダ28に発生させるための第2ライン油圧
P12が決定される。すなわち、、先ず、予めROMに
予め記憶された次式(5)に示す関係からエンジン10
の実際の出力トルクT、、実際の速度比eに基づいて最
適な二次側油圧シリンダ28の推力(算出値)Wout
oが算出される。また、次式(6)から、上記推力W。
−5”、二次側油圧シリンダ28の受圧面積A。8゜、
二次側回転輪18の回転速度N o u Lに基づいて
油圧(算出値) Pout  ′が算出される。この値
P。、°は上記推力W。uL  °を発生させるために
必要な値である。そして、ROMに予め記憶された次式
(7)にしたがって、(6)式により求められたP o
ut゛から圧力補正値ΔP2を差し引くことにより、第
2ライン油圧P12が算出されるのである。このΔP2
は第2ライン油圧Pff2と二次側油圧シリンダ28内
の油圧P。uLとの差である。
Wout  ’ = r  (Te  、  e)  
      ・’  ・(51ここで、上記(5)式は
伝動ベルト24の張力、すなわち伝動ベルト24に対す
る挟圧力を必要かつ充分な値とするために予め求められ
たものであり、推力W o u t  °は出力トルク
T8および速度比eとともに比例的に増加させられる。
また、(6)式の関係において、第2項は回転速度N。
utとともに増大する遠心油圧を第1項から差し引いて
油圧P0゜、°を補正するためのものである。第2項の
C2は遠心力補正係数であり、二次側油圧シリンダ28
の諸元および作動油の比重から予め決定される。
また、上記(7)式における圧力補正値ΔP2は好適に
は予め求められた関係から算出される。第7図は正駆動
時における流量制御弁72の出力圧特性を示している。
この第7図は一次側油圧シリンダ26内油圧P1゜およ
び二次側油圧シリンダ28内油圧P。utの制御値VO
(スプール弁子76の位置)に対する変化特性をそれぞ
れ示すものであるが、Δ■oで推力が平衡して速度比e
が一定となるとすると、このときの二次側油圧シリンダ
28内油圧P。uLは第2ライン油圧Pe2に対してΔ
P2だけ大きな値となる。したがって、(6)式にて算
出した油圧P。ut  “から上記ΔP2を差し引くこ
とにより制御すべき第2ライン油圧PI!2が求められ
る。このΔP2は流量制御弁72の出力油圧変化特性、
制御値V。、ライン油圧差(PNI−PN2)で決定さ
れるが、制御値■。は(e II−e)/eに基づいて
決定され且つライン油圧差CPl+   Pj!z)は
出力トルクT、および速度比eに基づいて決定されるか
ら、結局ΔP2は速度比e、目標速度比e jl、出力
トルクT、の関数となり、それら速度比e、目標速度比
e1、出力トルクT、の実際値から求められるのである
。なお、流量制御弁72の油圧変化特性によってはΔP
2が全域にわたって小さい値となる場合があるがこのよ
うなときは補正油圧ΔP2を予め定めた一定の値として
もよい。
続くステップS9においては、目標とする速度比e8を
実現できる推力を必要かつ充分に発生させるための一次
側油圧シリンダ26内の油圧(目標油圧)PNIが決定
される。すなわち、先ず、予めROMに記t6された次
式(8)に示す関係から目標速度比e′およびエンジン
10の実際の出力トルクT8に基づいて正駆動時の堆力
比γ、(二次側油圧シリンダ2Bの推力W。ut /一
次側油圧シリンダ26の推力W、、)が算出されるとと
もに、次式(9)から上記推力比T、および二次側油圧
シリンダ28の推力W。ut  ゛から一次側油圧シリ
ンダ26の推力W、。°が求められる。そして、次式〇
〇+から一次側油圧シリンダ26の推力Win’、一次
側油圧シリンダ26の受圧面積A、。、一次側回転軸1
6%回転速度N i nに基づいて油圧(算出値)Pl
、°を算出するとともに、次式aDから上記油圧P8、
゛および補正油圧ΔP1に基づいて一次側うイン油圧P
p1が算出される。
T。=f  (e”、T、)         ・ ・
 us)ここで、上記(8)式は広範な運転条件範囲全
域にわたって基本的には目標速度比e1を得るための推
力比γ、を決定できるように予め求めた関係を示すもの
であって、この関係から目標速度比e1および実際の出
力トルク下工と関連して決定され°た推力比γ、が得ら
れるように、第1ライン油圧を制’<’I”Jするので
ある。また、上記001式の関係において、第2項は回
転速度N、、、とともに増加する遠心油圧を第1項から
差し引いて補正するものであり、第2項のC5は一次側
油圧シリンダ26の諸元および作動油の比重から予め決
定される。さらに、上記(10式は、(101式により
求められた油圧P、。
°に油圧補正値(余裕値)ΔP1を加えることにより第
1ライン油圧PNlが決定されるが、この油圧補正値Δ
P1は互いに相反する動力損失および定常偏差Δe (
Δ■oに対応)の均衡点において決定される。すなわち
、ΔP1を小さくした場合は定常偏差が大きくなるが、
補正油圧ΔP1を大きくした場合には定常偏差が小さく
なる。しかし、ΔP、を大きくする程多くの運転条件下
で不要に大きな第1ライン油圧PI、を発生させてしま
うのである。
以上の目標速度比e*を得且つ伝動ベルト24の張力を
適性に維持するための第1ライン油圧PA、および第2
ライン油圧P12の制御方式では、車両の正駆動時のも
のであるため一次側油圧シリンダ26内の油圧P、、、
が二次側油圧シリンダ28内の油圧P 6uLに対して
相対的に高くされ、第2ライン油圧Pe2によって専ら
伝動ベルト24の張力が制御されるが、エンジンブレー
キ時にはそれと逆に、二次側油圧シリンダ28内の油圧
P。utが一次側油圧シリンダ26内の油圧P、、、に
対して相対的に高くされ、第1ライン油圧PN、によっ
て専ら伝動ベルト24の張力が制御される。すなわち、
前記ステップS7において車両がエンジンブレーキ状態
であると判断された場合には、ベルト式無段変速機14
における動力伝達方向が逆となるので、前記ステップS
8およびS9と略同様なステップSIOおよびSllが
実行されることにより、一次側油圧シリンダ26内に必
要な油圧p、n1およびそのための第1ライン油圧P7
!lを決定し、二次側油圧シリンダ28内に必要な油圧
P out  ′およびそのための第2ライン油圧P1
2を決定する。詳しくは、ステップSIOにおいては、
予め記憶された次式0混こ示ず関係から出力トルクT、
、速度比eに基づいて最適な一次側油圧シリンダ26の
推力W、7°が算出されるとともに、次式Q3)から一
次側油圧シリンダ26に供給すべき油圧P、。°が算出
される一方、次式(+41から上記油圧P、fi+およ
び油圧補正値ΔP、4こ基づいて第1ライン油圧PI!
、が算出される。この油圧補正値ΔP2はベルト挟圧力
制御を正確に実行するために前記ステップS8に説明し
たように車両の運転状態に応じて決定するが、そうでな
い場合には一定値でも差支えない。このように一定値で
あっても第7図および第8図に示す油圧特性の違いから
正駆動状態と異なる値が採用されることが望ましい。続
く、ステップSIOにおいては、次式〇9かろ目標速度
比e1、出力トルクT8に基づいて基本的には目標速度
比e8を得るための推力比T−が算出されるとともに、
次式〇〇から上記推力比γ−を得るための二次側油圧シ
リンダ28の推力W。U。
“が推力比T−および一次側油圧シリンダ26の推力W
、。“に基づいて求められるとともに、07)式から二
次側油圧シリンダ28内に必要な油圧P。ut“が求め
られ、さらに次式08)から上記油圧P。ut”および
油圧補正値ΔP、に基づいて第2ライン油圧PI22が
決定される。なお、この油圧補正値ΔP1は、前記ステ
ップS9の場合と同様に、動力損失および定常偏差へ〇
 (ΔV、に対応)の均jjj点において決定されるが
、一定値でも差支えない。このように一定値であっても
第7図の正駆動時の特性と第8図のエンジンブレーキ時
の油圧特性の違いから正駆動状態と異なる値が採用され
ることが望ましい。
W、n’=f  (’ra、  e)       −
−・Q21Pf、=P、、l’−ΔP2      ・
・・04〕T−=f  (e”、 T、 )     
  ・= −051WOut’ = r−−W、、、’
       −−・Q61Pj22=P、、uL ’
+ΔP+      ・・・Q81このようにして、第
2ライン油圧P12、第1ライン油圧PI、が決定され
ると、正駆動時ではステップS12、エンジンブレーキ
時ではステ・2ブS13が実行されて目標速度比e1と
実際の速変圧eとの偏差(e”−e)/eが正であるか
或いは負であるかが判断される。たとえば、正駆動時に
実行されるステップS12において、正と判断された場
合にはステップS14がスキップさせられてステップS
15が実行されることにより、前述のように決定された
第1ライン油圧Pβ1および第2ライン油圧Plzを実
現するための駆動信号PDI、PD2の内容である制′
411量V1、■2が次式09)および(2のに従って
決定され、その後ステップS16が実行されることによ
り第1調圧弁68および第2調圧弁70へ出力される。
このステップ316においては、前記ステップS5にお
いて決定された制御量VOも流量制御弁72へ出力され
る。しかし、上記ステップS12において負であると判
断された場合にはステップS14が実行されることによ
り、次式Qυおよびに)にしたがって、第1ライン油圧
Petが第2ライン油圧P12に、第2ライン油圧P1
2が第1ライン油圧pHに交換された後にステップS1
5およびS16が実行される。以上のステップが操り返
些実行されることにより、第9図、第10図に示すよう
に、速度比e、第1ライン油圧Pj2.、第2ライン油
圧Pβ2が制御される。
V+ = f’ (P (1+ )   ・・・Q91
V2 = f  (P I!z )   ・・・(2の
P21=PNz     ・・・(21)PZg=PN
+     ・・・(22)以下、本実施例の作動を更
に詳しく考察する。
先ず、正駆動であり且つベルト式無段変速機14の定常
状態である場合には、常時Pin〉Poutとなり、偏
差(e”−e)/eが正となる。これは、ある速度比を
維持するためのあるシリンダ油圧、たとえば第7図の○
印に示すシリンダ油圧を得るためにはΔVoという制?
]1ffiを常時出力させねばならないが、このために
、変速比には必ず定常偏差が伴うことになり、また、制
?111 ffi V。(=k・l e” −e l/
e)が大きくなるにしたがって一次側のシリンダ油圧p
 inが増加するので速度比は増速側(増加方向)へ変
化することになる。このため、上記ΔVoは現在の速度
比よりも増速側に形成される速度比偏差に対応し、この
場合には定常偏差(、e’  e)/eが正となる。し
たがって、定常状態においては、ステップ512におい
ては必ず正と判断されてステップ315以下が直接実行
される。
上記と同様の正駆動であり、しかも速度比の増速変化状
態では、目標速度比e8と実際の速度比eとの間に大き
な差があるため前記(4)式によって制御1v。が大き
くなり、流量制御弁72が開かれる。これにより、第7
図から明らかなように、余裕圧ΔP1があるため、■o
が大きくなるとPl、がP。uLに対して増加し増速変
速が実行されるのである。第9図は、このときの速度比
e、偏差(e′″−e)/e、各部の油圧値の変化を示
したものである。一方、正駆動であり、しかも速度比の
減速(減少)変化状態でも、目標速度比e8と実際の速
度比eとの間に大きな差があるため前記(4)式によっ
て制御量V。が大きくなり、流量制御弁72が開かれる
。しかし、このままでは増速変速しでしまうので、二次
側油圧シリンダ28内に作動油を供給し且つ一次側油圧
シリンダ26内から作動油を排出させるために、ステッ
プS9にて求められた第1ライン油圧PR,の値とステ
ップS8にて求められた第2ライン油圧P12の値とが
ステップS14において交換される。すなわち、増速変
速時には偏差(e”−e)/e>Qであるからステップ
S9にて求められた第1ライン油圧P1.の値とステッ
プS8にて求められた第2ライン油圧PR□の値とがそ
のまま実現されるが、減速変速時には偏差(e’−e)
/e<OであるからステップS14が実行されてステ、
プS9にて求められた第1ライン油圧Pl+ の値が第
2ライン油圧として、また、ステップS8にて求められ
た第2ライン油圧PJzの値が第1ライン油圧として実
現されるのである。したがって、ステ。
プS14は、従来の変速制御弁の切り換え殿構と同様の
機能を果たすものである。第10図は、このときの速度
比e、偏差(e’−e)/e、各部の油圧値の変化を示
したものである。なお、第10図においては、ステップ
S14の作用によってライン油圧の大小関係が逆転し、
減速変速が始まるが、この後は時間の経過とともに実際
の速度比eは目標速度比e7に接近し、やがて偏差(e
l−e)/eが零或いは僅かに正となる。この時には、
ライン油圧の相互関係は元に戻るので、この後ある正の
定常偏差を伴って速度比が一定値に安定して変速が終了
する。
また、エンジンブレーキ時である場合においても、ステ
、プS10およびSllにおいて第1ライン油圧Pp1
および第2ライン油圧Pβ2が決定された後、ステップ
513’こおいて偏差(el−e)/eの正負が判定さ
れる。第8図はこのときの流量制御弁72の出力特性を
示すものである。
ベルト式無段変速機14の速度比が一定値に維持される
定常状態では、その値に安定させるためにΔ■oを常に
出力させる必要があり、また制御値V0を大きくする程
P’ o u tはp inよりも大きくなるため速度
比は減速側へ移行する。すなわち、ΔV、は減速側の定
常偏差に対応するものとなる。
このため、正駆動時とは反対に、ステップ513では偏
差(e’−e)/eが負であるとそのままステップ31
5以下が実行されるが、正であるとステップS14が実
行される。定常状態では常に減速側の速度比偏差を生じ
ているから偏差は負となっており、この場合は、ステッ
プSIOおよびSllにて算出された第1ライン油圧P
1tおよび第2ライン油圧Pρ2が交換されることなく
そのまま実現される。ベルト式無段変速機14の速度比
変化時では、第1ライン油圧PI、および第2ライン油
圧Pjl!2の大小関係を変えない限り制?ilV。を
大きくすると余裕油圧ΔP1があるためP。utはP、
、、に対して上昇する。これは二次側油圧シリンダ28
の推力が相対的に増加することであるから減速変速が行
われる。すなわち、減速変速時には第1ライン油圧PR
2および第2ライン油圧P12の大小関係を変える必要
がないのである。反対に、増速変速の場合には、一次側
油圧シリンダ26の推力を相対的に高くする必要がある
ので、ステップSIOおよびSllにおいて決定された
第1ライン油圧Pl、および第2ライン油圧P12の大
小関係は適当ではなく、ステップS14においてその大
小関係を入れ換える必要がある。ステップS13はこの
ためのものである。
ここで、第7図および第8図に示す流量制御弁72の特
性は、その構造および絞り74によって決定される。す
なわち、流量制御弁72のスプール弁子76はあるクリ
アランスを以て組み立てられているので、多少の漏れが
存在する。このため、2つの制御圧P7!、およびPI
!2に挟まれる一次側出力ポート75ては閉弁時にそれ
らの圧力P1+およびPI3の中間圧が発生するととも
に、制御圧P7!2と大気圧とに挟まれる二次側出力ポ
ードア7では閉弁時に制御圧P12より低い圧が発生す
るが、流量制御弁72弁が開かれるにともなって上記一
次側出力ポート75および二次側出力ポードア7では本
来4かれる制御圧の影客が強(なりやがてそれと−敗す
る。このため、第1ライン油圧PI、が第2ライン油圧
Pffzよりも大きい第7図に示す状態と、第2ライン
油圧PI22が第1ライン油圧PA、よりも大きい第8
図に示す状態とでは、流量制御弁72の出力特性が異な
る。
この場合、低圧側のシリンダ油圧が低圧(=Jのライン
油圧に近い方が制御精度が高くなるため、本実施例では
使用頻度が高い正駆動時に第7図の特性となるように一
次側出力ポート75および二次側出力ポードア7の油圧
シリンダ2.6.28に対する接続が選択されているの
である。
また、絞り74が設けられていないと、第1ライン油圧
Pβ1が第2ライン油圧P12よりも大きい場合におい
て流量制御弁72の閉弁時には、一次側のシリンダ油圧
P、。はPl+およびPI2の中間圧となるが、二次側
のシリンダ油圧P。utはPRzよりもやや小さい値と
なるので、閉弁時におけるP、7とP outとの間に
はかなりの差圧が発生する。しかし、このような特性で
あるとP、、。
とP。uLとが相互に接近した値となる速度比が実現さ
れ得ないことになる。このため、絞り74を設けると、
高圧側のp 、1の変化特性は全体的に低くなるととも
に低圧側のP。utの変化特性は全体的に高くなるので
、第7図に示す特性が得られるのである。
上述のように、本実施例によれば、比較的簡単な構成の
分配弁44によって流量制御弁72に切り換え機能を設
ける必要が無くなるので、油圧制御装置の構成が簡単と
なり安価となるとともに、信頼性が高められる。たとえ
ば、特願昭61−37571号に記載の従来の油圧制御
装置のように、変速制御弁が流量制御および圧力切り換
え制御を共に実行する形式のものに比較して、スプール
弁子を中立位置に保持する一対のスプリング、それを駆
動するための一対のソレノイドをそれぞれ1つとするこ
とができるので、変速制f’[tl弁が簡単且つ安価と
なるとともに、部品が減少するため信頼性が高められる
のである。
また、上記の分配弁44によって、作動油流量やライン
油圧PN+およびPN2間の差の正負に拘わらず、それ
らライン油圧Pβ1およびPe2に一定の差圧が形成さ
れて、第1調圧弁68および第2調圧弁70の調圧範囲
が同じであってもよく、それらは同じ仕様の弁を用いる
ことができるので、この点においても油圧制御装置が安
価となり、また製造が容易となる。
しかも、このような構成としても、上記従来の油圧制御
装置の利点を損なうことがない。すなわち、第1調圧弁
68および第2調圧弁70により第1ライン油圧PI!
1および第2ライン油圧PI22が用意されているので
、それらの差圧によって前記一次側油圧シリンダ26お
よび二次側油圧シリンダ28の一方に供給される作動油
或いはそれから排出される作動油の流量が決定される。
したがって、変速比変化速度はベルト式無段変速機14
の実際の速度比や伝達トルク(出力トルクT、)に拘わ
らず第1ライン油圧P1.および第2ライン油圧Pe2
の差圧にしたがって決まるので、変速比制御の充分な過
渡応答特性が得られるのである。しかも、たとえば正駆
動時において、第1調圧弁68をエンジン10の出力ト
ルクT8および実際の速度比eと関連させて制御するこ
とにより、第1ライン油圧Pl、が変速比変化速度が充
分に得られかつ動力1員失が生じないように必要かつ充
分な値に制御されるとともに、第2調圧弁70を速度比
や伝達トルクと関連させて制御することにより、第2ラ
イン油圧P122が伝動ベルトの滑りが生しない範囲で
必要かつ充分な値に制御されるので、車両の動力損失が
大幅に軽減される利点がある。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前記ステップS12において負と判断される
、正駆動時の減速変速状態と、前記ステップS13にお
いて正と判断される、エンジンブレーキ時の増速変速状
態とでは、いずれもステップS14において第1ライン
油圧PR,の値と第2ライン油圧P12の値とが交換さ
れるが、これらの処理を別の制御式に分けてもよい。す
なわち、正駆動時の減速変速は速やかな変速が要求され
る場合があるため、Pe、の値とPe2の値とを単に交
換するのではなく、Pff、およびPe2を、四式およ
び例式を用いてもっと要求に合ったものに新たに設定す
るのである。また、それに替えて、偏差(e’−e)/
eが予め定められた値Cよりも小さい場合にはPA、の
値とPe2の値とを交換する示、偏差(e”−e)/e
が予め定められた値Cよりも大きい場合にはPI、の値
を最低圧とし且つPe2の値を最大圧とするようにして
も良い。
e−e” PN2=Pβ、+に、□ ・・・l′23e−e” pl、=P1z   kz  □ ・・・■O但し、k
l、kzは定数である。
また、エンジンブレーキ時には積極的に速度比を制御す
る必要はなく、成り行きで速度比が決まっても差支えな
いので、ステップS13を省略し、ステップSllに続
いてステップS15が実行されるようにしても良いので
ある。このようにしても、減速変速は可能であり充分な
実用性が得られる。
また・前述のベルト式無段変速機14の一次側油圧シリ
ンダ26および二次側油圧シリンダ28は同一の受圧面
積を備えたものであったが、異なる受圧面積であっても
差支えない。
また、前述の実施例においては、変速制御弁44は、目
標速度比e1と実際の速度比eとが一致するように制御
されていたが、ステップS3において求めた目標回転速
度N i n′と一次側回転輪16の回転速度N i 
nとが一敗するように制御されても差支えなく、また、
車両の要求出力と実際の駆動力とが一致するように制御
されてもよい。
また、前述の実施例では、偏差として(e8−e)/e
なる量が用いられていたが、(e” −e)であっても
差支えない。
また、前述の実施例では、車両の要求出力を表す量とし
てスロットル弁開度が検出されていたが、ディーゼルエ
ンジンなどを搭載した車両においては、アクセルペダル
操作量などが用いられてもよい。
また、前述の実施例では、スプール弁子76の位置を連
続的に変化させることにより流量制御弁72の出力が比
例的に制御されていたが、オンオフ作動の時間比率を連
続的に変化させるデユーティ制御が用いられても良い。
また、第4図の曲線は燃費率および運転性を両立させる
ように定められた最適曲線であっても良、い。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の措成を示す図である。第2
図は第1図の実施例の作動を説明するためのフローチャ
ートである。第3図は第2図のフローチャートの作動の
説明に用いられる関係を示す図である。第4図は第1図
のエンジンの最小燃費率曲線を示す図である。第5図お
よび第6図は第1図の実施例において速度比に対するシ
リンダ油圧の変化特性をそれぞれ示す図であり、第5図
は正トルク状態を、第6図はエンジンブレーキ状態を示
している。第7図および第8図は、第1図の流量制御弁
の出力特性をそれぞれ示す図であって、第7図は車両の
正駆動状態を、第8図は車両のエンジンブレーキ状態を
示している。第9図および第10図は、第1図の実施例
における各部の油圧の過渡特性をそれぞれ示すタイムチ
ャートであって、第9図は正トルクで増速変速状態、第
10図は正トルクでエンジンブレーキ状態を示している
。 14:ベルト式無段変速機 16二一次側回転輪  18二二次側回転軸20ニー次
側可変プーリ 22;二次側可変プーリ 24:伝動ベルト 26:一次側油圧シリンダ 28:二次側油圧シリンダ 44:分配弁 68:第1調圧弁 70:第2調圧弁 72:流量制御弁 74:絞り エンジン回嘩へ遠足Ne 第5図 第6図 第7図 第9因

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次側回転軸および二次側回転軸にそれぞれ設け
    られた一対の一次側可変プーリおよび二次側可変プーリ
    と、それら一対の可変プーリに巻き掛けられて動力を伝
    達する伝動ベルトと、前記一対の可変プーリの有効径を
    それぞれ変更する一対の一次側油圧シリンダおよび二次
    側油圧シリンダとを備えた車両用ベルト式無段変速機の
    油圧制御装置であって、 一対の第1出力ポートおよび第2出力ポートを備え、該
    第1出力ポートおよび第2出力ポート間に予め定められ
    た一定の差圧が発生するように油圧源から圧送される作
    動油を分配して該第1出力ポートおよび第2出力ポート
    から流出させる分配弁と、 該分配弁の一対の第1出力ポートおよび第2出力ポート
    にそれぞれ接続され、該第1出力ポートおよび第2出力
    ポートから流出する作動油の圧力を目標速度比を得且つ
    前記伝動ベルトの張力を適性に維持するための第1ライ
    ン油圧および第2ライン油圧に調圧する一対の第1調圧
    弁および第2調圧弁と、 該一対の調圧弁により第1ライン油圧および第2ライン
    油圧に調圧された作動油圧を前記一次側油圧シリンダお
    よび二次側油圧シリンダへそれぞれ供給する油路に設け
    られて、該油路内の作動油流量を制御する流量制御弁と
    、 を含むことを特徴とする車両用ベルト式無段変速機の油
    圧制御装置。
  2. (2)前記第1調圧弁および第2調圧弁の一方は、前記
    第1ライン油圧および第2ライン油圧のうち相対的に低
    い側の油圧を前記ベルト式無段変速機のトルク伝達に必
    要且つ充分な張力を前記伝動ベルトに発生させる値に調
    圧するものであり、該第1調圧弁および第2調圧弁の他
    方は、該第1ライン油圧および第2ライン油圧のうち相
    対的に高い側の油圧を該ベルト式無段変速機の速度比を
    前記目標速度比に維持するに必要な推力を発生させる値
    に調圧する特許請求の範囲第1項に記載の車両用ベルト
    式無段変速機の油圧制御装置。
  3. (3)前記流量制御弁は、前記ベルト式無段変速機の実
    際の速度比と目標速度比との偏差の大きさに対応して流
    通断面積を増加させるものであり、前記第1調圧弁また
    は第2調圧弁は、該偏差の大きさに対応して、前記一対
    の一次側可変プーリおよび二次側可変プーリのうち相対
    的に推力の小さい側の油圧を高めるか、或いは該一次側
    可変プーリおよび二次側可変プーリのうち相対的に推力
    の大きい側の油圧を低くするものである特許請求の範囲
    第2項に記載の車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装
    置。
  4. (4)前記流量制御弁は、前記一対の調圧弁により第1
    ライン油圧および第2ライン油圧に調圧された作動油圧
    を前記一次側油圧シリンダおよび二次側油圧シリンダへ
    それぞれ供給する一対の油路を同時に開閉する一本のス
    プール弁子と、該スプール弁子を開弁方向若しくは閉弁
    方向へ付勢するスプリングと、該スプリングの付勢力に
    抗して前記スプール弁子を駆動するソレノイドとを備え
    たものである特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置。
  5. (5)前記ベルト式無段変速機の一次側油圧シリンダと
    二次側油圧シリンダとの間には、絞りが設けられている
    特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の車
    両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置。
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