JPS6315352Y2 - - Google Patents

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JPS6315352Y2
JPS6315352Y2 JP8888383U JP8888383U JPS6315352Y2 JP S6315352 Y2 JPS6315352 Y2 JP S6315352Y2 JP 8888383 U JP8888383 U JP 8888383U JP 8888383 U JP8888383 U JP 8888383U JP S6315352 Y2 JPS6315352 Y2 JP S6315352Y2
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JP
Japan
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layer
nickel
wire rope
zinc
alloy layer
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JP8888383U
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JPS59193894U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本案はワイヤロープに関する。 従来ワイヤロープとしては実公昭54−25500号
公報に開示されている如く、亜鉛層を設けた鋼線
を伸線したワイヤ単体の複数本を撚り合せ、撚り
合せ後その外周面に錫層を設けたものがあるが、
このものは短時間のうちに塩水によつて赤錆が発
生するものであり、またこのものは最外層が錫の
メツキ層その儘で凹凸があり、光沢がなく充分な
滑性が期待できないので例えばコントロールケー
ブル用のインナーワイヤとして使用した場合、ア
ウターケースとの滑性が悪い等の欠点があつた。 この欠点を解消するために考案したのが本案
で、従つて本案の目的は、塩水によつても長時間
に亘つて赤錆が発生せず、また表面が平滑で光沢
があり滑性に富み、例えばインナーワイヤとして
有効に使用し得るワイヤロープを提供することで
あり、この目的を達成するために本案は、亜鉛層
又は亜鉛合金層を設けた鋼線を伸線したワイヤ単
体の複数本を撚り合せてワイヤロープ本体を形成
し、その外周面にニツケル層又はニツケル合金層
を設けた点を要旨とするものである。 次に本案ワイヤロープの一実施例を図面に基づ
いて説明する。 1は鋼線で、該鋼線1の全外周面にはメツキ手
段で亜鉛層又は亜鉛合金層2を設け伸線してワイ
ヤ単体Aを構成するのであり、このワイヤ単体A
の複数本を撚り合せてワイヤロープ本体Bを形成
するのである。 又、必要に応じて前記亜鉛層又は亜鉛合金層2
の全外周面にメツキ手段で銅層又は銅合金層3を
形成するのである。しかして前記亜鉛合金として
は例えば亜鉛+錫、亜鉛+鉄、亜鉛+鉛を、又銅
合金としては例えば銅+亜鉛、銅+錫を使用する
ことが好ましいのである。 又伸線したワイヤ単体Aの表面である銅層又は
銅合金層3の全外周面にメツキ手段でニツケル層
又はニツケル合金層4を形成するのであり、ニツ
ケル合金としてはニツケル+鉄、ニツケル+クロ
ム、ニツケル+コバルト等を使用することが好ま
しいのである。 又必要に応じては前記の如く構成したワイヤロ
ープを例えばクロム酸溶液中に浸漬してクロム酸
被膜の如き化成被膜5を形成して防錆力を向上す
るのである。 本案ワイヤロープは前記の如く構成した即ち亜
鉛層又は亜鉛合金層2及び銅層或は銅合金層3を
設けた鋼線1を伸線したので亜鉛層又は亜鉛合金
層2及び銅層或は銅合金層3に形成されたピンホ
ールが潰れて耐蝕性が向上したのである。 又ワイヤロープ本体Bの外周面に、ニツケル層
又はニツケル合金層4を形成するに当り、鋼線1
の外周面に銅層又は銅合金層3を設けたので亜鉛
層又は亜鉛合金層2上に直接ニツケル層又はニツ
ケル合金層を設けるのに比較してニツケル層又は
ニツケル合金層4の密着性がよく、ニツケル層又
はニツケル合金層4が剥離しないのである。 又本案品は、前記従来品の如く最外側に、錫層
或は錫合金層を形成したものに比較して、最外側
をニツケル層或はニツケル合金層としたので同一
単位時間でメツキ層の厚いものとなり、赤錆が発
生しにくく耐蝕性の良好なものが短時間で得られ
るのであり、しかもニツケル層又はニツケル合金
層4の表面は平滑で光沢があるので、例えばイン
ナーワイヤとして使用した場合アウターケースと
の滑性が良好となるのである。又ニツケル或はニ
ツケル合金は錫に比較して格安である故、製品を
安価に提供できるのである。又ニツケル層或はニ
ツケル合金層の外周面に化成被膜5を形成したの
で、防錆力が顕著に向上したのである。 因みに、本案ワイヤロープと、従来のワイヤロ
ープについて、耐蝕性能の試験を「JIS Z2371塩
水噴霧試験方法」に基づいて耐蝕性能試験を行つ
たところ、次に示す比較表通りの結果を得た。
尚、この比較表において、は本考案による亜鉛
層とニツケル合金層とを設けたワイヤロープであ
り、は本考案による亜鉛層と銅層およびニツケ
ル合金層とを設けたワイヤロープである。そし
て、は亜鉛メツキワイヤロープ外周に錫メツキ
を施したワイヤロープであり、は亜鉛メツキワ
イヤロープ、はニツケルメツキワイヤロープで
ある。 尚、共に、直径0.33mmの素線7本か
ら成るストランドを7本撚り合わせて構成した直
径3.0mmのワイヤロープであつて、ワイヤロープ
を構成する素線の径は全て同一であり、メツキ被
膜の厚さは、2.5μから3μである。
【表】 上記比較表において、◎、〇、〓、□、△、×
の表示内容は下記の通りである。 ◎は「正常」 〇は「一部が青緑色になる」 〓は「白色生成物が発生する」 □は「下地が一部露出する」 △は「一部に赤錆が発生する」 ×は「曲げによる断線の発生の為に中止する」 上記試験結果から明らかな通り、の亜鉛メツ
キワイヤロープ及びのニツケルメツキワイヤロ
ープの場合、共に、噴霧時間が96時間で赤錆が発
生し、168時間で曲げによる断線が発生するのに
対し、の本考案による亜鉛層とニツケル合金層
とを設けたワイヤロープの場合、噴霧時間が480
時間で赤錆が発生し、曲げによる断線が発生する
のは576時間経過後である。 従つて、曲げに断線発生を考えた場合、の亜
鉛メツキワイヤロープの耐蝕時間とのニツケル
メツキワイヤロープの耐蝕時間を単純計算しても
336時間であるのに対し、の本考案による亜鉛
層とニツケル合金層とを設けたワイヤロープの耐
蝕時間は576時間であつて、亜鉛とニツケル合金
との二層によれば、その組合わせの相乗効果によ
り、耐蝕性能をより飛躍的に増大させることがで
きるのである。 本案ワイヤロープは前記の如く構成したので以
上の説明により明白な如く、特に亜鉛層又は亜鉛
合金層とニツケル層又はニツケル合金層とを組み
合せることによる相乗効果により、前記実験結果
の通り、赤錆が発生しにくく耐蝕性が良好であ
り、しかも、滑性及び光沢に富むのである。 その上、鋼線を、単線としてではなく、撚り合
せてワイヤロープ本体を形成して、その外周面に
ニツケル層又はニツケル合金層等をメツキ形成し
たので、安価にメツキを施すことができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本案ワイヤロープの一実施例の断面図で
ある。 1……鋼線、2……亜鉛層又は亜鉛合金層、3
……銅層又は銅合金層、4……ニツケル層又はニ
ツケル合金層、5……化成被膜、A……ワイヤ単
体、B……ワイヤロープ本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 亜鉛層又は亜鉛合金層を設けた鋼線を伸線し
    たワイヤ単体の複数本を撚り合せてワイヤロー
    プ本体を形成し、その外周面にニツケル層又は
    ニツケル合金層を設けたことを特徴とするワイ
    ヤロープ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載したワ
    イヤロープであつて、前記鋼線を亜鉛層又は亜
    鉛合金層上に銅層又は銅合金層を設けた鋼線と
    したことを特徴とするワイヤロープ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項及び第(2)項記
    載のワイヤロープであつて、前記ニツケル層又
    はニツケル合金層の外周面に化成被膜を設けた
    ことを特徴とするワイヤロープ。
JP8888383U 1983-06-09 1983-06-09 ワイヤロ−プ Granted JPS59193894U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8888383U JPS59193894U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 ワイヤロ−プ

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JP8888383U JPS59193894U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 ワイヤロ−プ

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JPS59193894U JPS59193894U (ja) 1984-12-22
JPS6315352Y2 true JPS6315352Y2 (ja) 1988-04-28

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JP8888383U Granted JPS59193894U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 ワイヤロ−プ

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CN101365835B (zh) * 2005-11-14 2013-06-19 奥的斯电梯公司 在张紧构件上具有转化覆层的电梯承载构件

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JPS59193894U (ja) 1984-12-22

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