JPS63165663A - 空気膜構造体の補強構造 - Google Patents

空気膜構造体の補強構造

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JPS63165663A
JPS63165663A JP30967686A JP30967686A JPS63165663A JP S63165663 A JPS63165663 A JP S63165663A JP 30967686 A JP30967686 A JP 30967686A JP 30967686 A JP30967686 A JP 30967686A JP S63165663 A JPS63165663 A JP S63165663A
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air
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豊 村田
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Mitsui Construction Co Ltd
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Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、膜材に反力を付与する引張材等の構造材を新
規な構成にて配設してなる空気膜構造体における補強構
造に関するものである。
(従来の技術) 近年、大スパン構築物の構造方式の1つとしての空気膜
構造を採用したエアドーム等が注目を集めている。
該空気膜構造の構築物は、一体成形された空気膜により
密閉空間を作り、内部にエアー圧を供給して空気膜を浮
上支持させてドーム等を形成するもので、内部に供給さ
れる大容量のエアー圧そのものて所定の完成形状を維持
しつつ、自重及び積載荷重等を支える構成である。
一方1強風等による該空気膜の突発的挙動を拘束し、構
造的に補強するために膜材の外表面には、ワイヤーロー
プ等の所定の引張強度を有する引張材が配設され、端部
な地上部分に定着することにより、空気膜から加えられ
る圧力を引張力として負担し、該空気膜に所定の反力を
与えることにより、力学的に平衡状態を保っている。
しかして、従来の膜材とワイヤーロープ等との接合は、
エアーアップ後の空気膜の形状を想定した上で、地上位
置にて該ワイヤーロープな膜材の所定位置に、その長手
方向の全長に亘って連続していわゆる線方式て緊結固定
していくものであり、前記エアーアップ時及びその後の
膜材とワイヤーロープとの相互の相対的移動は不可能に
なっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、膜材は材質的に柔軟性に富み、しかも織
り目による異方性を有しているため、空気圧を加えるエ
アーアップ時の挙動が把握困難である。
よって、コンピューター等によるシュミレーションが可
能となった現在においても、施工時における突発的かつ
特殊な事態までは想定不可能であり、例えば第9図(a
)に示すように、エアーアップ段階て内部に送給される
空気圧が一部に偏り、変則的な膨出形状となった場合等
には、膜材に固定されかつ端部が地」二部分てアンカー
された引張材には、部分的に応力が集中し、膜材と引張
材の接合部の破損などの事故につながるというような問
題を有していた。
また、引張材は完成時には立体的な格子状をなすもので
あるが、膜材への緊結固定時には平面上で固定作業がな
されるため、膜材の正確な位置への固定が非常に困難で
あり、取+J誤差を生じ易く、該誤差が大きいときには
、エアーアップ後に初期の正確な形状に形成されない結
果となるおそれがあった。
しかして、かかる問題は、例えば第10図に示すような
円形ドームDの場合には、引張材の配置態様が規則的で
あるため比較的正確な位置設定が可能であるが、第1図
に示すような非対称で特殊な曲面形状を有する空気膜構
造体の場合には、各引張材毎にその配置態様が異なって
くるため、設計段階あるいは、上記した地上での準備作
業がさらに困難になっていた。
さらに、かかる特殊形状の空気膜構造体は、その形状か
らして、完成後においても突発的な強風の影響を受は易
いという問題を有していた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み開発されたもので
あり、各構造材が新規な接合構造でもワて構築される、
特殊形状からなる空気膜構造体における補強構造を提供
することにより、特に、従来からの懸案であった完成後
の風圧力による危険性を排除することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係る空気膜構造体の
補強構造においては、一対の半円形状ドーム形状部と、
その間に配設された直線的もしくは曲線的なアーチ形状
部とが一体に形成され、少なくとも前記ドーム形状部と
前記アーチ形状部との頂部近傍に沿って線条体からなる
1本以上の無端状リング部材を膜面に固定することなく
配設し、該リング部材と、構造体の外周端部に形成され
た基礎アンカー部間に、膜面に反力を付与する第1引張
材を所定間隔て張架してなる空気膜構造体において、前
記リング部材と、前記基礎アンカー部間に耐風ブレース
材を配設したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示すものであり
1本実施例に係る空気膜構造体lは、平面的には略勾玉
形状をなす、特殊形状、−重膜方式のものであり、構造
的には、構造膜4、第1引張材5、第2引張材6、リン
ク部材7、及び耐風ブレース材8を主構造材とするもの
である。
即ち、第1図に示すように、空気膜構造体lは、両端部
に、円形エアドームを鉛直方向に半分に切断した半円形
ドーム形状をなす、各々外径の異なる一対の半円形ドー
ム形状部2.2が形成され、該一対の半円形ドーム形状
部2.2の間に、曲折したアーチ形状をなすアーチ形状
部3が一体に形成されてなるものであり、非線対称かつ
非点対称の異形平面形状をなしている。
しかして、本実施例では、材質的には前記構造膜4はポ
リ塩化ビニールシートで成形されており、前記第1引張
材5、リング部材7及び耐風ブレース材8は、各々ワイ
ヤーロープから、また、前記第2引張材6は、第1引張
材5よりも各交点間隔か所定寸法分狭いネット状に、ポ
リエステル等の合成樹脂線条体を結節して形成されてい
る。
また、構成としては、第2図に示すように構造膜4の上
に第2引張材6が、その上に第1引張材5が配設されて
おり、第1引張材5は、本実施例では各々所定間隔をお
いて平行に長手方向に延設された2木のワイヤーロープ
9.9から構成されている。
さらに、前記リング部材7は1本実施例では第1図の如
く無端状をなして一方の前記ドーム形状部2から前記ア
ーチ形状部3を経て他方のドーム形状部2に至る各部の
頂部に沿って1本のみ配設されており、前記耐風ブレー
ス材8は、第3図(a)に示すように、構造体lの内部
上方に直線状に配設されている。
次に、相互の接合については、第2図に示すように前記
構造膜4と、第1引張材5、第2引張材6とは相互に何
ら緊結、固定されておらず、また、前記リング部材7も
構造膜4、第2引張材6とは何ら接合されていない。
また、構造膜4及び第2引張材6は、外周端部位置にお
いても前記基礎アンカー部10等の他部材には固定され
ておらず、全くの自由状態に設定されているものである
なお、耐風ブレース材8は、後述するように。
上端部8aが所定の接合具を介して前記リング部材7及
び第1引張材5に、また下端部8bか構造体1の外周端
部に沿って形成された布基礎状の基礎アンカー部10に
接合されている。
しかして、第1引張材5とリンク部材7とは第5図及び
第7図に示す如く接合されている。
即ち、本実施例では、前記ドーム形状部2と、前記アー
チ形状部3とては、第1引張材5とリング部材7との接
合態様は、構造的には略同−であるが構成的に異なって
いる。
しかして、前記ドーム形状部2においては、第5図に示
すように、第1引張材5とリング部材7とは、所定力以
上の外力が作用した場合にのみ。
相互にリング部材7の長手方向に対して相対的に摺動が
可能なように、第1Mi合具11により接合されている
即ち、第1接合具11は、本実施例では上下一対の取付
プレー)12.12と4木のボルト13及びナツト14
で構成されている。
リング部材7は、上下一対の取付プレート12.12と
4木のボルト13で画成される取付スペースを貫通し、
ナツトの締付により上下の取付プレートでもって抑圧挟
持され、エアーアップ時には簡単には摺動しないが、該
施工時あるいは完成後に所定力以上の外力が作用した場
合には、該リング部材7の長手方向に摺動が可能な程度
の締付力で螺合、締付されているものである。
また、リング部材7の長手方向と直交する方向への移動
は、上記した大きさの外力が作用した場合でも、ボルト
13により前記取付スペースの範囲内に拘束されている
なお、第1接合具11は構造膜4や第2引張材6には固
定されていないので、リング部材7は、該第1接合具1
1及び第1引張材5とともに、全体として上下方向(第
5図(a)において紙面と直交方向)にある程度動くこ
とができる。
また、第1引張材5を構成する各ワイヤーロープ9.9
は、先端9aがリング状に形成されており、該リング部
9aが各々対応するボルト13に係合され、該リング部
9aの大きさの範囲内で若干の動きが可能となっている
また、ドーム形状部2における該第1引張材5の下端9
bは、第6図に示すように前記基礎アンカー部10に固
定されている。
即ち、該第1引張材5の下端9bもリンク状に形成され
、クランプ15により補強されて回転プレート16に組
付けられたボルト17に掛止されている。
該回転プレート16に組付けられたもう1本のボルト1
8は、アンカープレート19に止め付けられているが、
大きな力が作用したときは回転プレート16が回動可能
な程度の締付力に設定されている。
また、アンカーブレー)19は、コンクリート酸の基礎
アンカー部に定着されたアンカーボルト20て固定され
ているものである。
次に、前記アーチ形状部3における第1引張材5とリン
グ部材7との接合態様につき第7図により説明する。
該アーチ形状部3においても、第7図に示すように、第
1引張材5とリング部材7とは、所定力以上の外力が作
用した場合にのみ、相互にリンク部材7の長手方向に対
して相対的に摺動が可能なように、第2接合具21によ
り接合されている。
しかして、第2接合具21は、本実施例では相互に直交
状態で一体化された取付プレート22.23と2木のU
ボルト24及び接合プレート25を備えている。
リング部材7は、第1引張材5を構成する一対のワイヤ
ーロープ9.9間に配設された前記取付プレート22と
、該プレート22にナツト26により組付けられた一対
の前記Uボルト24との間を貫通して接合されており、
ナツト26の締付は力を調整することにより、エアーア
ップ時には簡単には摺動しないが、該施工時もしくは完
成後に」;記の如く所定力以上の外力が作用した場合に
は、第2接合具21及び第1引張材5に対して、該リン
グ部材7の長手方向に相対的移動が可能となっている。
また、第2接合具21は施工段階では構造膜4や第2引
張材6には結合されておらず、リング部材7はこの位置
でも該第2接合具21及び第1引張材5とともに、全体
として上下方向(第7図(a)において紙面と直交方向
)にある程度動くことができる。
なお、第2接合具21の取付プレート23は、第7図(
b)に示すように、構造膜4よりも下方に垂下されてお
り、該位置で構造膜4にはわずかの隙間が生じているが
、エアーアップ時の施工性に影響するほどのものてはな
く、該隙間は完成後に封止されるようになっている。
また、アーチ形状部3においては、第1図及び第4図に
示すように第1引張材5は、リング部材7−との接合位
置からさらに延長され、並行して位置する他方のリング
部材7と、」二記したと同様の接合態様て第2接合具2
1により接合され、さらに延長されて反対側の外周端部
の基礎アンカー部10に固定されている。
即ち、一対のワイヤーローブ9.9がアーチ状に配設さ
れているものである。
なお、アーチ形状部3における第1引張材5の両端部5
Aと基礎アンカー部lOとの接合構造は、第8(a)図
に示すように、前記半円形ドーム形状部2におけると同
様であり、同一符号を付して説明を省略する。
次に、前記耐風ブレース材8については、その上端部8
aは、第7図(b)に示すように、前記第2接合具21
の接合プレート25に接合されている。
該接合プレート25は、取付プレート23にボルト27
、ナツト28により取付けられており、前記耐風ブレー
ス材上端8aは、クランプ材15により補強されてリン
グ状に形成され、該リング状上端部8aが接合プレート
25の他端に取付けたれたボルト29に回動可能に掛止
されている。
また、耐風ブレース材8の下端部8bも、第8図(b)
に示すように、クランプ材15により補強されてリング
状に形成され、該リング状下端部8bが、シャックル3
0に回動可能に掛止されている。
該シャックル30は、アンカープレート31に回動自在
に枢着されており、該アンカープレート31は、基礎ア
ンカー部10に定着されたアンカーボルト32により固
定されているものである。
なお、各耐風ブレース材8は、第1図等に示す如く、本
実施例てはその全てが第1引張材5の直下位置に配設さ
れているものである。
以上、詳細に説明した本実施例においては、まず、耐風
ブレース材8を上記の如く配設したことにより、完成後
の突発的な強風の際にも充分に対処しつる点が特長の1
っである。
即ち、空気膜構造体が完成後に、第3図に矢線て示すよ
うに、図中左方向から風か作用した場合にてま図中左側
の耐風ブレース材8がこれに抵抗して、構造体lを正規
の形状に保ち、逆方向の風には図中右側のブレース材8
が機能する。
よって、本実施例の如き異形形状の空気膜構造体1のよ
うに風の影響を受は易いものの場合に、特に有効なもの
となる。
また、該耐風ブレース材8は、地上ての準備作業段階で
その一端8aを第2接合具21に、また他端を基礎アン
カー部材10に固定しておくたけて、ブローアツプ後に
は自動的に所定の位置に配設することができる。
なお、本実施例ては、構造膜4.第1引張材5、第2引
張材6は、相互に全く固定されておらず、これらの各部
材は相互に自由な挙動を採ることかできるものである。
また、リング部材7についても、前記構造膜4及び第2
引張材6とは何ら固定されておらず、第1引張材5との
関係についても、上記の如くリング部材7の長手方向に
は、所定力量上の外力が作用すれば相互に相対的移動が
可能であり、該長手方向と略直交する方向に対して相互
に拘束されているだけである。
よって、本実施例によれば、エアーアップ前の地上での
準備作業の際には前記各部材相互の位置関係、特に、従
来量も重要かつ困難であった構造膜4に対する他部材の
正確な位置決めや、煩雑な該構造膜4への固定作業は全
く必要としない。
しかして、準備作業時は、まず構造膜4を所定位置に配
置し、その上にネット状の第2引張材6を配置し、次に
、各第1引張材5、リング部材7及び各耐風ブレース材
8を各々所定位置に配置していく。
さらに、各第1引張材5及び各耐風ブレース材8の端部
な基礎アンカー部lOに上記の如く接合し、また、半円
形ドーム形状部2.2においては、第1引張材5とリン
グ部材7とを第1接合具11にて接合し、さらに、アー
チ形状部3においては、あらかじめ第1引張材5の所定
位置に固定された第2接合具21にリング部材7及び耐
風ブレース材8の上端部8aを接合するだけでよい。
なお、第1接合具11の組付けに際しては、前記各ボル
ト13を前記取付プレート12の一方の取付孔に嵌挿、
突出させた状態で、前記第1引張材5を構成する各ワイ
ヤーロープ9のリング状の上端部9aを該上端部9a側
のボルト13a、13bに各々掛止し、かつ、前記リン
グ部材7を4個のボルト間に図示の如く配置しておき、
しかる後に他方の取付プレート12を組付け、各ボルト
13にナツト14を、上記の如くエアーアップ時にはリ
ング部材7が簡単には摺動しないが、該施工時あるいは
完成後に所定力量上の外力が作用した場合には、該リン
グ部材7が摺動可能な程度の締付力で螺合しておく。
この点については、第2接合具21の場合も同様に所定
の締付力に設定しておくものとする。
これだけの作業を行なっておけば、エアーアップ段階に
おいて正確な位置に自動的に各部材の立体的な配置が可
能となるものである。
即ち、準備作業時に、例えばリング部材7と各第1引張
材5との相対的な位置関係が多少設計位置よりズしてい
たとしても、構造膜4が送給される空気圧により膨出す
るにつれて、上記所定力量上の内圧の作用により第1及
び第2接合具11.21の位置て、相互にリング部材7
の長手方向に相対的摺動がなされ、各第1引張材5で画
成される構造膜4相互間の内圧がバランスする位置、即
ち所定の設計位置に自動的に配置されていくのである。
なお、上記相対的摺動が円滑になされるように本実施例
では、第1接合具11及び第2接合具21のナツト締め
は、上記準備作業時には上記準備作業時には上記締付力
に調整しておき、また、完成後の突発的な強風等に備え
るためには、完成後も上記締付力に設定しておくもので
あるが、条件によっては、正確な設計形状に完成後に強
固に本締めしてもよいものである。
また、例えば、第8図(a)に概念的に示すように、エ
アーアップ初期段階において、送給空気の方向性により
、第1引張材5で画成される一部の区画だけが他部位よ
りも大きく膨出したような場合であワても、上記の如く
構造膜4、第1引張材5及び第2引張材6は、相互に全
く独立して挙動しつるため、第1引張材5や第2引張材
6は、上記事態に対応して各々独立して柔軟に挙動し、
危険な応力集中個所等が発生するのを防止しうる。
しかして、さらに空気圧の注入が進めば、第3図(a)
のように変形状態にあった構造膜4は、次第に第1引張
材5て画成される構造膜4相互間の内圧がバランスする
、正確な設計形状へと自動的に自己矯正を開始するもの
である。
即ち、第3図(a)に示す状態では第1引張材5や第2
引張材6が応力集中を避けるように本来の位置とはズし
た位置に移動しても、構造膜4は内部に送給される空気
による内圧が増大するにつれて次第に正規の形状へと移
行してゆくため、この変化に対応して、第1引張材5や
第2引張材6もやがて徐々に本来の設定された位置へと
前記構造膜4からの内圧により移動していき、最後には
第3図(b)に示すような正確な膨出形状に自動的に設
定される。
また、本実施例では、各第1引張材5として2木のワイ
ヤーロープ9を使用することにより、各第1引張材5の
負担しつる許容引張耐力が2倍に増大する。
また、引張材を第1引張材5及び第2引張材6の2部品
で構成することにより、引張強度が大である第1引張材
5は、大スパンで膜材2に対して大まかな反力を与え、
また、第2引張材6は、該第1引張材5がカバーできな
い前記大スパン間の各部位において、小間隔の格子状ネ
ットの特性を活かして細やかな反力を与えるという、相
互補完的な機能を発揮でき、大スパンとなった分だけ第
1引張材5の本数や接合部の数が減少し、地上での上記
接合作業がより省力化されるものである。
なお、上記実施例では、耐風ブレース材8が、前記リン
グ部材7と前記第1引張材5との接合位置において接合
されている例を示し、接合部を1点に集中することによ
りその数が減少し、接合具の個数も減少するのでかかる
例が好ましいが、条件によっては、リング部材の他の位
置に接合するようにしてもよいものである。
また、耐風ブレース材8の端部の接合構造も上記実施例
に限定されるものではなく、第2接合具21の構成につ
いて上記した作用効果を奏しつる他の適宜構成のものを
使用することにより、上端部の接合態様の変形例が可能
であり、さらに、基礎アンカー部lOにおける接合構造
も同等の作用効果を奏しうる他の適宜構成のものを採用
することができ、その材質についても設計条件に応じて
適宜選択可能である。
さらに、本実施例では、空気膜構造体1として第1図に
示し、かつ上記したような平面形状の例を示したが、本
発明はこれに限定されるものでなく、少なくとも、一対
の半円形ドーム形状部と、その間に配設された直線的も
しくは曲線的なアーチ形状部とが一体に形成されてなる
、あらゆる特殊形状の空気膜構造体に適用可能なもので
ある。
また、本実施例では前記ドーム形状部2と前記アーチ形
状部3との頂部に沿って、線条体からなる1本の無端状
リング部材7を膜面に固定することなく配設した例を示
したが、第1引張材5で画成される各区画があまり大き
くなるような場合には、前記頂部と外周端部との中間位
置にも、第1図に示したリング部材7に略平行に複数本
のリンク部材を所定間隔で配置し、各第1引張材5とは
、前記第2接合具21に準じた接合具により、上記した
と同様の接合条件にて接合を行なうようにしてもよいも
のである。
また1本実施例では第1引張材4かダブルのヤーロープ
9.9から構成されている例を示したが、2本以上のも
のであってもよく、また、設計条件等によってはシング
ルでもよい。
さらに、条件に応じてワイヤーロープ以外の所定の引張
強度を有する適宜線条体を使用することも可能である。
さらに、構造膜4、第2引張材6、リング部材7、の各
材質についても他の適宜材質のものを採用しつる。
また、第1接合具11の構成についても上記した作用効
果を奏しうる他の適宜構成のものを使用することができ
、さらに、基礎アンカー部10における第1引張材5の
接合構造も同等の作用効果を奏しつる他の適宜構成のも
のを採用することができる等、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々の変形例が可能なことは言うまでもない
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、完成後の構造体
に強風が作用したとしても、安全かつ確実にこれに対処
することができ、強風の影響を受は易い特殊形状の空気
膜構造物における従来の問題点を解決し、その普及を促
進しうるものである。
また、エアーアップ前の準備作業が従来例に比較して格
段に省力化され、取付誤差かあった場合でもエアーアッ
プ段階で自動的に正確な位置に自己矯正が可能となる。
また、引張材を第1及び第2引張材の2部品て構成する
という要件を加えることにより、引張強度が大である第
1引張材は、大スパンで膜材に対して大まかな反力を与
え、また、第2引張材は、該第1引張材かカバーできな
い前記大スパン間の各部位において、小間隔の格子状ネ
ットの特性を活かして細やかな反力を与えるという、相
互補完的な機能を発揮でき、従来にない新規な構造方式
を提供しうる。
さらに、構造膜、第1引張材、第2引張材、リング部材
が相互に独立して挙動しうろことにより、施工時に予測
しない突発事態が生じても、柔軟にこれに対処しつるも
のであり、応力集中による破損、損傷等のおそれがない
等、種々の有用な効果を奏しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示し、第1図は
本実施例に係る空気膜構造体の概略構成を示す全体平面
図、第2図は構造膜、第1引張材及び第2引張材の相互
関係を示す要部斜視図、第3図は本実施例に係る耐風ブ
レース材の配置態様を°示す、第1図のA−A線におけ
る概念的断面図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図
(a)は半円形ドーム形状部における第1引張材とリン
グ部材の接合態様を示す説明図、第5図(b)はその側
面図、第6図(a)は第5図における第1引張材の他端
部の接合態様を示す説明図、第6図(b)はその側面図
、第7図(a)はアーチ形状部における第1引張材とリ
ング部材及び耐風ブレース材との接合態様を示す説明図
、第7図(b)はその側面図、第8図(a)は第7図に
おける第1引張材および耐風ブレース材の他端部の接合
態様を示す説明図、第9図(a)及び第9図(b)は、
各々施工時の態様を示す概念図、第10図は従来例を示
す概念図である。 l・・・空気膜構造体、 2・・・半円形ドーム形状部、 3・・・アーチ形状部、   4・・・構造膜、5・・
・第1引張材、   6・・・第2引張材、7・・・リ
ング部材、    8・・・耐風ブレース材、9・・・
ワイヤーロープ、10・・・基礎アンカー部、11−・
・第1接合具、 21・・・第2接合具。、特許出願人
 有限会社 村田豊建築事務所(外1名)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の半円形状ドーム形状部と、その間に配設さ
    れた直線的もしくは曲線的なアーチ形状部とが一体に形
    成され、少なくとも前記ドーム形状部と前記アーチ形状
    部との頂部近傍に沿って線条体からなる1本以上の無端
    状リング部材を膜面に固定することなく配設し、該リン
    グ部材と、構造体の外周端部に形成された基礎アンカー
    部間に、膜面に反力を付与する第1引張材を所定間隔で
    張架してなる空気膜構造体において、前記リング部材と
    、前記基礎アンカー部間に耐風ブレース材を配設したこ
    とを特徴とする空気膜構造体の補強構造。
  2. (2)前記耐風ブレース材が、前記リング部材と前記第
    1引張材との接合位置において所定の接合具を介して接
    合されている特許請求の範囲第1項に記載の空気膜構造
    体の補強構造。
  3. (3)前記リング部材は、所定力以上の外力が作用した
    場合に該リング部材の長手方向に摺動可能であるように
    、前記各引張材に対して接合されている特許請求の範囲
    第1項もしくは第2項に記載の空気膜構造体の補強構造
  4. (4)前記膜材と第1引張材との間には、該第1引張材
    よりも各交点間隔が所定寸法分狭い、線条体からなるネ
    ット状の第2引張材が配設されている特許請求の範囲第
    1項乃至第3項のいずれかに記載の空気膜構造体の補強
    構造。
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