JPS63190808A - 微生物性植物疾病の予防・治療剤 - Google Patents

微生物性植物疾病の予防・治療剤

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JPS63190808A
JPS63190808A JP62022403A JP2240387A JPS63190808A JP S63190808 A JPS63190808 A JP S63190808A JP 62022403 A JP62022403 A JP 62022403A JP 2240387 A JP2240387 A JP 2240387A JP S63190808 A JPS63190808 A JP S63190808A
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plant diseases
present
preventive
microbial plant
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JP62022403A
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Mitsuo Hamada
光男 浜田
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KOURAN SANGYO KK
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KOURAN SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、花木、果樹に多発する種類癌腫病、および
草花、野菜に発病する灰色77ご病、茎腐れ病、野菜の
軟腐病等、微生物性の植物疾病に対する予防・治療剤に
関する。
〔従来技術] 植物の種類癌腫病としては花木、果樹、苗木等に対する
ものが知られているが、これに効く的確な予防剤はなく
、ましてや治療剤は全く存在していない。一方、灰色か
び病、茎腐れ病、軟腐病等、その他の微生物性植物疾病
に対しては、これまで種々の化学剤が使用されているが
、た。(もっとも種類癌腫病に対しては、静岡県農業試
験場か、ニューシーラントから取り寄せた菌、^・Ra
diovacLer 5Lraid 84を使用して、
昭和58年末から昭和59年11月にかけ実験を重ね、
癌腫病に対する抑制効果を確認したと報告されている。
) [考案か解決しようとする問題点コ さらに従来の農薬では、こうした疾病に対し、予防、治
療のいずれに於いてもあまり効果が上がらず、また、化
学物質を使用する関係上、人体に対する副作用があって
問題であった。
本発明は人体に副作用を伴うことなく、微生物性の植物
疾病を予防、かつ、治療することができる配合・発酵の
天然物質を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この発明に係る微生物性植物
疾病の予防・治療剤は、活性化物質、植物性蛋白質およ
び酵母または枯草菌を混合して発酵させたことを特徴と
する構造としている。
以下、本発明の実施例につき、観察記録を示す図面を参
照しつつ詳細に説明する。
[実施例1] 第1図および第2図は、それぞれ本発明物質を投与され
た種類癌腫病のバラが如何に病気から治療されていった
かを示す観察記録である。
実験は昭和61年11月1日から同年12月1日にかけ
て行われた。実験場所は神奈川県平塚市横内3186番
地である。第1図は同一温室(木造693平方m)内に
栽培中の病気にかかった5本のバラ(ブライダルピンク
種)、第2図は同一温室(アルミニューム製792 平
方m )内に栽培中の病気にかかった6本のバラ(マダ
ムヴイオ一しN)のそれぞれ1箇月間における変化状態
を示している。
ここで投与された本発明に係る微生物性植物疾病の予防
・治療剤(以下、「本発明物質」と略す)の具体的内容
は下記の通りである。
(a)成分 酒粕(サツカロミセス属菌優勢)200 g活性化物質
          sog水           
          101米糠          
   30kg(注)上記活性化物質とは具体的には次
の物質である。すなわち米糠または油粕30%〜40%
に水を50%〜60%、ta類を10%添加して混合撹
拌した後堆積し、60度C強の本発明物質の温度(品温
)を維持して30日〜50日間醸成させ発効醸熟粉にす
る。完成時の水分は約30%である。
この発酵醸熟粉に粉状の硫酸第1鉄を重量比3ニア〜5
:5で混合する。ただし、ここに用いる硫酸第1鉄は、
無水塩ないし1水塩程度の状態まで高温乾燥させたもの
で、上記発酵醸熟粉との混合によって同発酵醸熟粉中の
水分が硫酸第1鉄に移動し、硫酸第1鉄は2価を維持し
たまま5水塩ないし6水塩の状態に戻って安定する。す
なわち硫酸第1鉄は発酵醸熟粉によって酸化および固結
を回避され、2価を維持する。
さらに、上記混合物に少量(2%〜5%)の有機酸、例
えばクエン酸あるいはリンゴ酸を添加して、2価維持を
一層安定にさせている。
以上の活性化物質の詳細は特願昭60−233547参
照。
(b)調合手順 水10リットルに酵母として酒粕(サツカロミセス属菌
優勢)200gを溶かし、これに活性化物質50gを混
入し、撹拌後、これらを米1130kg中に入れる。
(c)発酵場所 上記バラ温室内。日中温度23度C前後、K量温度17
度C前後。
(d)発酵状態 (1)調合後12時間経過:米糠の匂い消失。
(2)2日目の午前7時:撹拌。
(3)撹拌投数時間経過:甘酸っばい匂い。
(4)2日目の夜:温度50度C1強い酒麹の匂い。
(5)3日目の午前7時:撹拌。
(6)5日目の午前中:撹拌せずに温度50度Cのもの
を投与。(昭和61年11月1日)考察(第1図に図示
の実験について):No、1:  26日目で種類癌腫
細胞が腐ってバラの根から落ちてしまい、細胞の破壊作
用が一番早かった。
No、2:  26日目には細胞が腐ってほぼ死細胞と
なった。
No、3 :  11月1日本発明物質を取り付けた時
点で、あらかじめ10月23日に地表に蒔いておいた本
発明物質の作用により、既に癌腫細胞の一部が茶色に変
色していた。
11月21日調査の時点では既に死細胞となっていたと
思われる。
No、4:10日目頃から癌腫に取り付いた本発明物質
の白カビに対し癌腫の下方から黒カビが繁殖し始め、2
1日目には黒カビが全面を占領するようになった。この
lO〜21日目の間、癌腫細胞は急激に縮小し、体積は
1/3程に減少した。26日目になるとその1/3にな
った癌腫細胞は硬く脱水状態となり、はぼ死細胞となっ
た。
No、5:26日目にはほぼ腐り死細胞となったと考え
られる。
以上第1図に図示の実験では、腐敗、縮小の違いは見ら
れるものの、1箇月で完全に癌細胞が破壊されてしまっ
た。特にNo、4については、本発明物質の作用により
黒カビを呼び、癌腫の縮小を起させるという現象が見ら
れた。この黒カビの正体は不明であるが、いずれにして
も本発明物質によって起される作用であることは間違い
ない事実である。本発明物質より強力なこの黒カビの正
体を調べる必要がある。本発明物質の作用により種類癌
腫病の細胞が破壊されると思われるが、異常増殖した細
胞にのみ破壊作用が起り正常な細胞に対しては細胞破壊
は起らない。本発明物質を多量に種類癌腫細胞に取り付
けることで、1箇月という短期間で破壊作用を起したこ
とから考え、種類癌腫細胞に対する本発明物質の菌の密
度如何が重要であると考えられる。
なお、酵母菌のみによる実験も試みたが効果ほかなり緩
慢で、はかばかしくなかった。
考察(第2図に図示の実験について):No、I:5日
目頃より白カビが癌腫細胞に取り付き始め、6日目より
茶色化していって、株の右側にできていた癌腫は乾燥し
ながら硬くなってきた。左側にできていた癌腫は一部が
 。
黒く腐り、別の一部が26日以降になって収縮していっ
た。1箇月後には死細胞へと変っていった。
No、2+  株の左側に3つの癌細胞ができたが、上
部2箇所は硬くなってゆき、下部の細胞は腐るという変
化を起し、1箇月後には死細胞となった。
No、3:1つの形の癌細胞であったが、脱水症状を起
して乾燥状態となり、枯死という形で死細胞になってい
った。
No、4:  脱水症状を起した形で細胞破壊が進み、
11月26日の26日目でほぼ死細胞になった。
No、5 :  No、4等とほぼ同じように脱水症状
を呈したが、この癌細胞には黒い糸状のカビが15日目
頃より付着し、更に21日目になると癌細胞の頭部に5
 m m大の黄色いカビが発生してきた。やがて26日
目1こはカチ、カヂに乾いて死細胞となった。
to、 6 :  No、 1〜No、 6の中では癌
腫の発達程度が最もひどく、株の左右にびっしりと詰ま
っていた。しかし左側の癌腫は腐っていって、21日目
には指で軽く押すとポロリと取れてしまった。一方右側
のものは収縮乾燥していった。もっともその最上部の癌
細胞は腐っていった。これも1箇月後にはほぼ死細胞と
言える状態となった。
上記の通り第2図に図示の実験結果では、腐るという形
の細胞破壊が2株で見られたが、4株では脱水症状を示
し乾燥硬化して死細胞になるという形が見られた。腐る
という形の2株中にも夫々の株に脱水・収縮・乾燥の症
状を示す細胞も見られた。総体的に第2図の実験の方は
第1図の実験に於けるよりも脱水・収縮・乾燥という形
をとるものが多かった。
この点につき推察できることは、第1図実験よりも第2
図実験のバラの方が癌腫のできる位置が僅かながら地表
から高<、シたがって土中の水分を吸収しなかったため
と考えられる。さらに考えてみれば、面前は実験場所が
木造温室で、後者に比較し棟の高さも低く、また、日中
の温室内の気温も上昇が低く、天窓の開閉も少ないため
湿度が若干多めであろうことが原因かとも考えられる。
しかしいずれにしてもこのように破壊形態上若干の相異
はあるものの、異常増殖していた癌細胞がほぼ1箇月で
死細胞にされてしまうという現象に変りはなく、本発明
の効果には著しいものがある。
[実施例2] 次に第2実施例は白菜の軟腐病に対して投与された本発
明物質の実験例を示す(図示せず)。
実験期間:昭和61年9月8日〜11月中旬実験場所二
千葉県匝護郡野栄町野手12777当地方に於いては、
夏まき秋収穫の白菜には例年90%近くに軟腐病の発病
がみられ、そのうち30%〜50%は収穫出来ないのが
普通である。しかし実験の結果、本年は100株中8o
株に全く軟腐病はじめ他の病の発生もなく事前に発病し
ていた20株も食用に利用出来るなど過去に例がない好
現象である。以下に詳述する。
本実験で使用された本発明物質は下記の通りである。
(a)成分 食卓用納豆I包(枯草菌優勢)  50g活性化物質 
          5gぬるま湯         
    11米糠              3kg
(注)ここに活性化物質とは、第1実施例の場合と異な
り、無水塩ないし1水塩の2価を維持された硫酸第1鉄
である。
(b)調合手順 上記第1実施例と同様である。すなわち、ぬるま湯1リ
ットルに食卓用納豆1包(枯草菌優勢)50gを入れ、
これに活性化物質5gを混入し、撹拌後、これらを米糠
3kg中に入れる。
(C)発酵状態 上記調合した物質を毎朝1回撹拌した。培養期間は昭和
61年9月8日から9月12日の4日間である。9月1
2日における米糠の状態は十分発酵し、酒のもろみの匂
いが強くした。温度は40度C〜50度C程。
実験経過 圃場の状1s=砂地でトウモロコシを収穫した後のマル
チング(地表を被覆するプラスチックシートのこと、以
下同じ)をそのまま利用して、マルチングに穴をあけ、
100株描8゜ 昭和61年7月258二(山種。
昭和61年9月12日二本発明物質投与。
投与時には白菜は捕種後50日を経ており、草丈的30
cmに成育し中心部の結球が始まりかけていた。この投
与の時点で既に20株に軟腐病の初期症状が見られた。
投与は株元のマルチングを破り本発明 物質を1つかみ土に混ぜて行った。
昭和61年10月丁旬:収穫 多肥栽培であるトウモロコシの跡作ということもあって
、結球白菜の大きさは25cm〜30cmと例年になく
大型であった。先の20株は若干軟腐病の初期症状が進
んだものの、まずまずの結球を見、自家食用に供するに
不自由はなかった。
他の80株には全く軟腐病の発生が見 られず兄事な作柄となった。
考察: 本発明物質には軟腐病の発生を抑制し、あるいは軟腐病
の菌を殺す効果があるものと考えられる。来年には9月
1日もしくはそれ以前に1山種し、描種と同時に本発明
物質を投与する実験も試みたい。そうすれば100%近
く軟腐病の発生を防止する期待が持てる。
[実施例3] 第3実施例はシクラメンの灰色カビ病に対する本発明物
質の例である。実験は昭和61年2月15日から1司年
5月30日にかけて行われた。
実験場所は第1実施例の場所と同一である。
ここで投与された本発明物質は次の通り。
(a)成分 食卓用納豆(枯草菌優勢)   20g活性化物質  
        5g ぬるま湯         700cc米糠     
        2kg(注)ここに活性化物質とは第
1実施例のものと同一である。
(b)調合手順 食卓用納豆(枯草菌優勢)20gを米1112kg中に
混入し、これに活性化物質5gを添加してぬるま湯70
0 c cを加えて撹拌。
(c)発酵状態 上記調合した本発明物質を毎朝1回撹拌。
培養期間は昭和61年2月15日から2月20日の5日
間である。既に2日目の2月16日から酒店の匂いが強
くなり、5日目の2月20日には温度が40度C〜50
度C程にまで上昇した状態。
実験経過 2月初旬: 昭和60年年末に購入した5寸鉢の白いシ
クラメンの葉や花が球根の付は根から倒れ始めベントー
レ水和剤100倍液(商標)をかけても効果が全く見ら
れなかった。そして次第に葉や花の数が少なくなり、夫
々3〜4枚となってしまった。
2月20日 午前10時二球根の白カビ上に本発明物質
を1つまみ載せておいた。
2月21日 午前7時;白カビのフサフサが崩れ落ちて
いる。
2月22日 午前7時:白カビ完全に消滅。
2月24日 午前7時:白カビの消えた球根を指で押す
とグズグズに腐った状態。その腐った表面を爪で少し削
って、そこに再度本発明物質を1立法Cm程入れる。
鉢をこれまでの日当り良好な室内から温室に移す。温室
の室温は夜間18度C9日中23度C前後。湿度75%
2月288:病気に犯されても残っていた葉と花3〜4
枚は、倒れて1枚も無くなってしまった。
3月上旬:腐っていた球根は完全に乾き、病気は治癒さ
れた状態。
3月lO日:球根の3/4が病気に犯され、1/4が球
根として生き残った状態。その生き残った部分の先端に
芽ができかかつている。
4月上旬;上記芽が新芽となって5〜6個発芽。長いも
のは1cm程。
5月30日:新芽(葉と思われる)が長いもので2cm
程となり、病気の進行、再発は全く見られない。
考察: 灰色カビ病に犯されたシクラメンに本発明物質を投与し
た所、僅か1昼夜で盛り上っていたカビが消滅した。こ
れは本発明物質が灰色カビ病の菌を抑制(殺すか、弱ら
すか)したと考えられる。その後も腐った球根に本発明
物質を投与してさらに観察を続けたが、腐敗の進行は止
まり、球根から新芽が出、成長を始めた。これらから、
本発明物質は灰色カビ病に対して治療的効果を持ってい
ると言える。また例えば、シクラメンを定植する際、用
土に本発明物質を入れておくことにより灰色カビ病を予
防できるのではないかと考える。
[実施例4] 第4実施例はサンゴアブラギリ(台湾産の観葉植物)の
幹腐れ病に対するものである。実験は昭和61年6月1
7日から同年12月17日にかけて行った。実験場所は
第1実施例と同一。
木造温室内(693平方m)。この実験で使用した本発
明物質の(a)成分、 (b)R合手順、(c)発酵場
所および(d)発酵状態の夫々は第■実施例と同一であ
る。
実験対象: 幼木で台湾より購入後、はぼ5年程成育させた1尺鉢の
サンゴアブラギリ。
実験経過: 6月15日二mは枯れて無く、枠部分の上部から茶色の
泡が出ている。表皮を剥がすと幹が腐ってグズグズした
状態。
6月17日二本発明物質を小指大量、上記幹の腐った箇
所に投与(まぶす)。
6月24日:グズグズに腐っていた部分は完全に乾いて
いる。
7月10日:腐った状態は無く、茎部分から新芽(葉)
が現れた。
9月15日二葉の大きさ12〜25cmのものが18枚
となり、赤い花が咲く。
11月1日:病気の再発全く無く樹勢は旺盛。
12月17日;同上。乾燥した幹のかっての病気部分は
深さ20mm、幅30賢長さ50曾の凹部ができて跡を
遺すが、その傷痕を含めて全体は健全な色を呈している
「実施例5」 第5実施例は再び種類癌腫病に犯された温室栽培バラ(
ブライダルピンク種)に対する本発明物質の例である。
実験は昭和61年5月2日から同年11月1日にかけて
行った。実験場所は第1実施例と同一。ここで投与され
た本発明物質は下記の通りである。
(a)成分 米麹(アスペルギルス属菌優勢)200 g活性化物質
          50g水           
          101米IN         
     30kg注)活性化物質は第1実施例のもの
と同一。
(b)調合手順 米麹200 g、活性化物質50g1米6830に、を
よく配合混合した後、水101を加えて十分に混合撹拌
する。
(c)発酵場所 直径55cm、高さ50cmの金属性温室内。日中温度
23度C前後、夜間温度17度C前後。
(d)発酵状態 (1)調合後12時間経過:米糠臭が消えアルコール(
酒臭)を感じる。
(2)28目午前中:撹拌する。酒臭、甘酸っばい匂い
(3)3日月午前中:撹拌する。強い酒臭の匂い、本発
明物質の温度(品温)40度C0(4)5白目午前中:
撹拌する。酒臭も薄くなる。品温50度C0この段階で
発酵物質化する。61年5月2日である。
実験経過: 同一温室内のブライダルピンク種に発生している巨大な
種類癌腫(直径60mm、40m m )の2株にラベ
ルを付けて試験を行った。
5月2日:60mm大の癌腫の瘤に親指大の本発明物質
をまぶす。同じ<40mm大の癌腫の瘤にやや少なめに
本発明物質をまぶす。温室内は日中22度C〜25度0
1夜間17度C−18度Cである。
5月4日:白色で生き生きとした癌腫に白い色のカビが
発生してきた。
5月7日:白色の癌腫は茶色に変化し始める。
癌腫の増殖は無い。
5月IO日:チョコレート色化してきた癌腫にヒビ割れ
現象が起こってくる。ヒビ割れた部分が左右に引きつら
れるような変型も見られる。
5月30日:癌腫はヒビ割れして黒条色のコルク状とな
りカラカラに乾いている。癌腫の瘤は破壊された状態で
あり、60mm大のものが45mm大と小さくなり、他
方の40mm大のものは30mm大と夫々小さくなって
いる。
6月5日:癌腫の瘤を指で押すと、グラグラと動き今に
も株からとれそうである。
6月20日:癌腫の瘤は全く乾き切ったしわを寄せてい
る。
7月lO日:癌腫の瘤は株元から取れてしまった。取れ
た跡は健全な生育中の表皮になっている。
8月IO日:2株とも癌腫の再発は無い。
11月1日:同上。
考察: 本発明物質の密度ないし濃度が癌腫の予防・治療に影響
することは確実である。本発明物質を2〜3箇月に一度
程、株元に無差別に全面散布することで予防ができ、ま
た、癌腫が出てきた株についてはその瘤に直接まぶすこ
とで治療ができる。
[実施例6コ 第6実施例は種類癌腫病に犯されたバラ(マダムヴイオ
ーレ種)に対するものである。実験場所は前記第1実施
例の場所と同一である。実験時期は昭和61年5月2日
から同年11月1日までである。本発明物質の(a)成
分、(b)調合手順、(d)発酵状態は実施例1の記載
と同一である。
実験経過: 鉢植えのバラ苗木の種類癌腫病発生株に投与した。鉢は
バラ栽培中の温室(木造693平方m)内に置いた。
5月2日:親指大の種類癌腫瘤(直径25mm)に小指
大の本発明物質をまぶして乗せる。そのとき癌腫病頂部
に直径5mm大のオレンジ色のカビが存在していた。
5月4日:癌腫病に白いカビが全体を包むように発生し
た。
5月7日:白色した癌腫病は茶色に変わってきた。
5月14日:癌腫病が18mmに縮小。
5月18日:癌腫病は急速に小さくなり、10 m m
 。
5月25日=18日現在より小さくならないが、癌腫病
はツメで押してもへこまず硬く乾燥している。
8月10日:癌腫病は株元より落下しており再発の兆し
は無い。パラ株も高さ80mとなり直径10mmの太い
シュートが現れている。生育良好。
11月IO日:再発無く旺盛に生育中。
考察: 異常な増殖をしていた種類癌腫に投与した所、僅かI6
日間でその癌腫の瘤が1/3以下に縮小した。そしてや
がて自然落下しバラから取り除かれた。
[発明の効果] 上述したことから既に明らかであるが、本発明物質、す
なわち微生物性植物疾病の予防・治療剤は、植物の微生
物性疾病を確実に予防もしくは治療する効果を有する。
そして本発明物質の構成は、上記の通り発酵された天然
物質から成るものであり、かつ、それら発酵産物はいず
れも食用に古くから常用されてきたものであるため、人
体に対し何の悪影響も無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明物質を投与された種類癌腫病のバラが如
何に病気から治療されていったかを示す観察記録である
。第2図同左。第3図は幹腐れ病に犯されたサンゴアブ
ラギリの状態を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性化物質、植物性蛋白質および酵母または枯草
    菌を混合して発酵させたことを特徴とする微生物性植物
    疾病の予防・治療剤。
  2. (2)重量部に於いて活性化物質0.05〜0.5が添
    加された酵母または枯草菌2〜20の水溶液約1,00
    0を、植物性蛋白質約3,000中に混合撹拌後、発酵
    させた微生物性植物疾病の予防・治療剤。
  3. (3)活性化物質が2価を維持された硫酸第1鉄である
    特許請求の範囲第1項に記載の微生物性植物疾病の予防
    ・治療剤。
  4. (4)酵母がサッカロミセス属菌もしくはアスペルギル
    ス属菌を優勢に含んでいる物質である特許請求の範囲第
    1項に記載の微生物性植物疾病の予防・治療剤。
  5. (5)植物性蛋白質が米糠、ふすま等の穀類粉末、また
    はなたね油等の油粕類である特許請求の範囲第1項に記
    載の微生物性植物疾病の予防・治療剤。
  6. (6)活性化物質、植物性蛋白質、酵母、および枯草菌
    を混合して発酵させたことを特徴とする微生物性植物疾
    病の予防・治療剤。
JP62022403A 1987-02-04 1987-02-04 微生物性植物疾病の予防・治療剤 Pending JPS63190808A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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