JPS63192448A - 単針式血漿分離装置 - Google Patents

単針式血漿分離装置

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JPS63192448A
JPS63192448A JP62025306A JP2530687A JPS63192448A JP S63192448 A JPS63192448 A JP S63192448A JP 62025306 A JP62025306 A JP 62025306A JP 2530687 A JP2530687 A JP 2530687A JP S63192448 A JPS63192448 A JP S63192448A
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blood
line
plasma
collection
pump
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JP62025306A
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Inventor
立哉 藤井
孝明 大澤
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、単針式血漿分離装置に関し、特に再循環方式
による単針式血漿分離装置の改良に係る。
〔従来の技術〕 血漿等の血液製剤の製造に使用される血漿分離装置は、
供血者の静脈から血液を採血し、これを血漿分離器にか
けて血漿を分離採取した後、残りの血液を供血者に返還
する回路から構成されている。最近では、供血者の苦痛
を緩和するために採血および返血を一本の留置針で行な
う単針式血漿分離装置が広く用いられている。
この単針式血漿分離装置においては、供血者の静脈から
採血した血液を血漿分離器に送血して血漿を分離採取し
た後、血漿分離後の血液を貯血部分に貯溜する。そして
、返血時には貯血部分に貯溜した血液を直接、又は再度
血漿分離操作を行なった後に静脈内に返血する方法が用
いられている。
また、血漿分離効率を上げるために、貯血部分に貯溜し
た血液を更に血漿分離器に再循環させる方法も行なわれ
ている。
第2図は、上記再循環方式を採用した従来の血漿分離装
置を示している。同図において、1は採血ポンプ、2は
再循環ポンプ、3は採漿ポンプである。採血ポンプ1の
作動により供血者の静脈から採血された血液は、血漿分
離器4を通って血漿分離を受ける。ここで分離された血
漿は、採漿ポンプ3の作動によって採漿部分6に貯溜さ
れる。
他方、血漿を分離されて高ヘマトクリット値となった血
液は貯血部分5に貯溜される。この貯溜血液は、再循環
ポンプ2の作動により血漿分離器の入口側に送られ、採
血された未処理の血液に合流された後に再度血漿分離操
作を受ける。
なお、返血時には採血ポンプ1を逆方向に動作させるこ
とにより、貯血部分5に貯溜された血液を供血者の静脈
内に注入する。その時、採血ポンプ1の流量を再循環ポ
ンプ2の流量よりも小さくすることにより、返血時にも
一部血漿分離をすることも行なわれている。その場合に
は、血漿分離条件の変化にともない採漿ポンプ3の流量
も小さく変更する必要が生じる場合もある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図に示した従来の再循環方式による単針式血漿分離
装置には次のような問題がある。
即ち、第2図の装置では一旦血漿分離を受けた高ヘマト
クリット値の血液と、静脈ラインからの低ヘマトクリッ
ト値の血液とが、血漿分離器の直前で合流される。この
ため、血漿分離器入口のへマドクリット値が大きく変動
し、安定した血漿分離が困難となる。また、このような
血漿分離条件の変化に伴って再循環ポンプの調節が繁雑
となり、採血返血の切替えのために採血ポンプの動作を
反転させなければならない等の問題がある。
加えて、再循環のための血液回路を採血時と返血時に共
用しているため、返血時に高ヘマトクリット値の血液が
この血液回路内に残留する。この残留した高ヘマトクリ
ット値の血液は、次の採血開始時に血漿分離器内に流入
するため、TMP(T rans  M embran
e P ressure ;隔膜圧)の急激な上昇を引
起し、安定した血漿分離が困難となる。
なお、TMPは血漿分離器の入口圧力をPl、出口圧力
をPo1濾液側圧力をPf’としたとき、(Pi +P
o /2) −Pfで与えられ、血漿分離器に対する負
荷の大きさを知る目安となる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決した再循
環方式による単針式血漿分離装置を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の基本的思想を具現した血漿分離装置の
構成を示す回路図である。同図を参照し。
て本発明の詳細な説明すれば次の通りである。
第1図において、11は供血者の静脈内に穿刺された留
置針に接続される静脈ラインである。該静脈ライン後端
からは採血ライン12が分岐され、この採血ラインは貯
血部分13に接続されている。
採血ライン12には採血ポンプ14が設けられ、該ポン
プ14は採血時にのみ図中矢印方向に動作し、静脈ライ
ン11に流出した血液を貯血部分13に送給し、貯溜す
る。
貯血部分13は送血ライン15を介して血漿分離器16
に接続されており、送血ライン15には送血ポンプ17
が設けられている。該送血ポンプ17は、採血時および
返血時の何れの場合にも図中矢印方向に駆動され、貯血
部分13に貯溜された血液を血漿分離器16の入口側に
送給する。血漿分離器16には採漿ライン18及び血液
排出ライン21が接続されている。血漿分離器16で血
液から分離された血漿は、採漿ライン18に設けられた
採漿ポンプ19の駆動により採漿部分20に貯溜される
。一方、血漿を分離されて高ヘマトクリット値となった
血液は、血液排出ライン21から血漿分離器16の外に
導出される。血液排出ライン21は再循環ライン22と
返血ライン23とに分岐されている。再循環ライン22
は貯血部分13に接続され、返血ライン23は静脈ライ
ン11に接続されている。また、再循環ライン22には
クランプ24が設けられ、該クランプは採血時に開、返
血時には閉とされる。一方、返血ラインにもクランプ2
5が設けられ、該クランプは採血時に閉、返血時に開と
される。
なお、本発明では上記第1図の構成のように、採血ライ
ン12を再循環ライン22とが合体されて貯血部分に接
続するのが望ましいが、夫々のライン12.22を独立
に貯血部分に接続するようにしてもよい。
また、貯血部分を振盪して内部に貯溜されている血液を
攪拌するのが望ましい。
〔作用〕
上記構成からなる装置を用いて血漿分離操作を行なうと
、採血時には静脈ライン11、採血ライン12を経て一
旦貯血部分13に貯溜された血液が、血漿分離器16に
送血されて血漿分離を受ける。そして、血漿分離を受け
た高ヘマトクリット値の血液は、血液排出ライン21及
び再循環ライン22を経て貯血部分13に送血され、こ
こで静脈から採血された低ヘマトクリット値の血液と混
合された後、再度血漿分離器16に送血される。
このように本発明では第2図の従来例と異なり、ヘマト
クリット値の異なる両血液は、混合されて一旦貯血部分
に貯溜された後に血漿分離器16に送血されるため、貯
溜されている間に均一化される。従って、血漿分離器1
6の入口におけるヘマトクリット値の変動が抑制され、
安定した血漿分離が行なわれる。
なお、第1図のように貯血部分に至る前で再循環ライン
22を採血ライン12に合流することにより、上記両血
液の混合効果が増大し、より安定した血漿分離を行なう
ことができる。また、貯血部分13を振盪して内部の血
液を攪拌すれば、この効果は更に大きくなる。
次に、一定量の採血が終了したら引き続いて返血操作を
行なう。採血操作から返血操作への切替えは、採血ポン
プ14を停止し、再循環ラインのクランプ24を開から
閉に切替えると共に、返血ラインに設けたクランプ25
を閉から開に切替えることによって行なうことができる
。即ち、第2図の従来例のように送血ポンプを逆転させ
る必要はない。しかも、送血ポンプ17の駆動により、
貯血部分13に貯溜された血液は送血ライン15から血
漿分離器16を経た後、血液排出ライン21、返血ライ
ン23、静脈ライン11を通って供血者の静脈内に返還
される。従って、返血時にも連続的に血漿分離を行なう
ことができ、且つその時に送血ポンプ17及び採漿ポン
プ19の流量を変更する必要もない。
加えて、返血時には貯血部分13に貯溜した血液が全て
血漿分離器16を経て静脈内に返血される。しかも、返
血終了時に血液排出ライン21及び返血ライン23に残
った高ヘマトクリット値の血液は、既述の回路構成とク
ランプ24.25の動作によって、次サイクルの採血開
始時に採血ライン3には流入しない。
更に、静脈ライン11に残った少量の高ヘマトクリット
値の血液も、既述したように、次の採血時には貯血部分
13で低ヘマトクリット値の血液と混合攪拌されるから
、採血開始時のTMPの急激な上昇を引起こす危険性は
完全に回避される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る単針式血漿分離装置の実施例を詳細
に説明する。
第3図は、本発明の一実施例になる単針式血漿分離シス
テム100の概略図を示している。説明の都合上、同図
を参照しながらその構成およびこれを用いた血漿分離方
法を併せて説明する。
同図において、101は採血ポンプである。常法により
プライミングした後の採血時にはこの採血ポンプを駆動
することにより、供血者の静脈から流出した血液を静脈
ライン102、採血ライン103を経て貯血部分104
に送血する。この時、採血ポンプ101の流量に対して
一定の割合で、ACDポンプ(抗凝固剤添加用ポンプ)
105を駆動することにより、ACDバッグ106の中
の抗凝固剤を、静脈ライン102の途中に開口するAC
Dライン107を介して静脈から流出した血液に対して
一定の割合で添加する。
貯血部分104に貯溜された血液は、送血ポンプ10g
によって血漿分離器109の入口側iに送給される。こ
こで分離された血漿は、採漿ポンプ112の駆動によっ
て、濾液出口fから採漿ライン113を通って採漿部分
114に採取される。
一方、血漿分離器109の血液排出側0から流出した高
ヘマトクリット値の血液は、送血ポンプ108の駆動に
より、血液排出ライン132、再循環ライン110を経
て採血ライン 103の血液と合流して貯血部分104に送血される。
こうして合流された血液は、貯血部分104で混合され
た後、送血ポンプ108の駆動により送血ライン111
を経て血漿分離器109に順次送血される。
上記第3図の血漿分離装置には、血液の流れを制御する
ためにクランプ手段115〜119 、123 。
130が設けられている。採血時におけるこれらクラン
プ手段の状態は次の通りである。採血ラインクランプ手
段115.再循環ラインクランプ手段116および採漿
ラインクランプ手段117は開放状態にあり、その他の
クランプ手段は閉鎖状態にある。但し、第1回目の採血
開始時には、ブライミング操作で各ライン内に充填され
た生理食塩液を廃棄するために、再循環ラインクランプ
手段11Bと採漿ラインクランプ手段117は閉鎖状態
とし、その代りに第一廃液ラインクランプ手段118と
第二廃液クランプ手段11Bを開放状態として、各々第
一廃液ライン120および第二廃液ライン121を介し
て廃液バッグ122へと廃棄する。
また、上記血漿分離操作中における血漿分離状態および
採血状態は、四つの圧力計126〜129によって監視
される。洗浄ライン125に接続された第一の圧力計1
26は採血時における採血状態の監視に使用される。送
血ライン111に接続された第二の圧力計127および
返血ライン124に接続された第三の圧力計128は、
夫々血漿分離器109の入口圧および出口圧を計測し、
これによって血漿分離器109への送血状態を監視する
ために使用される。採漿ライン11Bに接続された第四
の圧力計129は、血漿圧を計測して採漿状態を監視す
るために使用される。
一定量の採血が終了したならば、次に述べる返血操作に
移行する。即ち、返血時にはACDポンプ105と採血
ポンプ101を停止し、また再循環ラインクランプ手段
11Bを閉鎖する一方、返血ラインクランプ手段123
を開放状態に変更する。そして、貯血部分104に貯溜
されている血液は、送血ポンプ108の駆動により血漿
分離器109に送血され、血漿分離操作を受けた後、血
液排出ライン132、返血ライン124および静脈ライ
ン102を経て供血者の静脈内に返血される。貯血部分
104に貯溜されている血液がなくなった時点で返血操
作を終了する。
返血操作が終了したら、各クランプ手段を先の採血時と
同じ状態に戻し、次の採血操作に移る。
このとき、血液回路内の111 、124 、132内
に残留している高ヘマトクリット値の残留血液は、クラ
ンプ手段123が閉鎖状態であることにより、採血ライ
ン103への流入は防止される。一旦貯血部分104に
貯溜されて均一に混合されるため、直接血液分離器10
9に送られることはない。従って、高ヘマトクリット値
の残留血液がそのまま血漿分離器に流れ込み、TMPの
急激な上昇を引起すといった問題は生じない。
上記の採血および返血操作を繰返し、所定量の血漿が採
漿部分114に貯溜した時点で血漿分離操作を終了し、
次の洗浄操作に移行する。即ち、洗浄ラインクランプ手
段130を開放し、洗浄用バッグ131の中の生理食塩
液を洗浄ライン125を経て採血ラインに流入する。採
血ラインに流入した生理食塩液は、採血ポンプ101お
よび送血ポンプ108の流速、並びに回転方向を適宜変
更し、また各クランプ手段の開閉状態を切替えることに
より各ラインに輸送される。そして、各ライン内に残存
した血液を洗浄した後、最後は静脈内に輸注される。
次に1.上記実施例の装置および方法について、血漿分
離性能のin vitro評価を行なった結果について
説明する。
ヘマトクリット値を40%に調整した生血4ノを使用し
、上述した血漿分離方法により血漿分離を行なった。な
お、採血時の各ポンプの流量は次のように設定した。即
ち、採血ポンプ101の流速50m1!/分、送血ポン
プ108の流速75 m17分、採漿ポンプ112の流
速13〜15IIlノ/分である。また、使用した牛血
には既に一定の割合で抗凝固剤が添加しであるため、A
CDポンプ105は停止して行なった。
一方、返血時においては採血ポンプ101とACDポン
プ105を停止し、送血ポンプ108の流速を75mJ
/分、採漿ポンプ112の流速を13〜15mノ/分に
設定した。このように、返血時におけるポンプ108 
、112の流速を採血時と同じ流速にして実施できるこ
とも、本発明による効果の一つである。
また、1サイクルの採血量は200+mj?とし、1サ
イクルの採血所要時間は4分間、返血所要時間は2分間
として、合計5サイクル30分間の血漿分離操作を行な
った。この血漿分離操作の結果について以下に説明する
第1表は、各サイクルにおける採漿量を示している。こ
の結果から明らかなように、各サイクルにおいて80 
m1以上の安定した血漿量を採取することができた。
第  1  表 第4図は、血漿分離器109の入口および血液排出口に
おける血液のへマドクリット値の変動を示している。入
口側でのへマドクリット値は50%〜55%と非常に安
定している。また、血液排出口側でのへマドクリット値
は徐々に上昇するが、3サイクル目以後は70〜75%
と非常に安定していた。
第5図は血漿分離操作中のTMPの変動を示し、第6図
はpr−po(濾液側血漿圧から出口圧を引いた値)の
変動を示している。図示のように、TMPは全操作中に
亙って35ImHg以下と安定していた。また、Pf−
Poについても常に511IIIIHg以上と安定して
おり、血漿分離能力に余裕のあることが伺える。
TMPの変動およびPr−poの変動に関する比較例と
して、次のような血漿分離操作を行なった。
第一の比較例では、第2図に示した従来の単針式血漿分
離装置を用い、一度血漿分離器を通過し貯血部分に貯溜
した血液を血漿分離器に送血する再循環方法により血漿
分離を行なった。この時のTMPの変動を第9図に、p
f−POの変動を第8図に示す。この結果を上記実施例
の結果と比較すると、TMPについては変動の幅が極め
て大きいことが分る。また、P r  P □について
も全体的に低値を示し、血漿分離能力に余裕のないこと
がうかがわれる。
第二の比較例では、上記実施例の装置における再循環ラ
イン110を採血ライン103に合流させずに直接貯血
部分104に接続した点を除き、全て実施例と同じ方法
で血漿分離を行なった。即ち、この例では血漿分離器1
09から流出した高ヘマトクリット値の血液と、静脈よ
り流出した低ヘマトクリット値の血液とは貯血部分10
4中で始めて合流され、混合されることになる。このと
きのTMPの変動を第7図に示した。図から明らかなよ
うに、3サイクル(時間にして18分)まではTMPの
変動が大きく、貯血部分104の中の血液が充分に攪拌
されていないことが原因と考えられる。これに対し、4
サイクル目以降については血漿分離操作中に貯血部分1
04を振盪攪拌したところ、図示のようにTMPの変動
は極めて小さくなり、常に30a+mHg以下と安定し
た血漿分離操作が可能となった。
上記実施例および比較例の結果から、本発明においては
、血漿分離器109から流出する高ヘマトクリット値の
血液と静脈から流出する低ヘマトクリット値の血液が、
貯血部分104に至る前の血液回路中で混合されること
でより大きな効果を得られることが分る。即ち、これに
よって貯血部分104に貯溜される血液の攪拌効率が上
昇し、より均一に混合されるため、安定したヘマトクリ
ット値の血液が血漿分離器109に送血されることにな
る。また、振盪装置を付加して貯血部分を振盪攪拌すれ
ば、更に大きな効果を得ることができる。
また、上記実施例において、採血時に血漿分離器109
に送血される血液のへマドクリット値の変動は、一般に
採血ポンプ1012送血ポンプ108、および採漿ポン
プ112の流速比によって変化する。
しかし、採血ポンプ101の流速は採血状態に変化がな
い限り一定で、送血ポンプ108の流速も圧力損失に変
化がない限り一定である。従って、血漿分離器109に
送血される血液のへマドクリット値の変動は、採漿ポン
プ112の流速によって制御することが可能である。即
ち、血漿分離操作中は静脈から流出する血液のへマドク
リット値に応じ、採漿ポンプ112の流速を調整するだ
けで安定した血漿分離操作を行なうことができる。
なお、採漿ポンプ112の流速を上げていくと、貯血部
分104に貯溜する血液および血漿分離器109に送血
される血液のへマドクリット値は徐々に上昇していく。
そのため、採漿ポンプ112の流速は血漿分離器109
の血漿分離能力の上限よりもやや余裕をもった流速とす
るのが好ましい。更に望ましくは、採血時と返血時とで
採漿速度が等しくなるように流速を調節するのが良い。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の単針式血漿分離装置によ
れば採血時に静脈から流出した血液と、血漿分離器から
流出した血液を貯血部分にて混合した後、その血液を血
漿分離器へ送血して血漿分離操作が行なわれるため、常
に一定性状の血液を血漿分離器に送血して連続的に血漿
分離操作を行なうことができる。また、返血時には貯血
部分に貯溜した血液を血漿分離器に送血し、血漿分離操
作を行なった後に静脈に返血するから、返血時にも連続
的に安定した血漿分離操作を行なうことができる。
更に、再循環ラインを採血ラインの採血ポンプと貯血部
分との中間部位に開口させることにより、また貯血部分
を振盪攪拌することにより、貯血部分に貯溜する血液の
攪拌効率は上昇し、より安定した性状の血液が血漿分離
器に供給され、安定した血漿分離操作が可能となった。
加えて、血漿分離操作中の操作および制御が簡便になっ
たことも利点の一つにあげられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による単針式血漿分離装置を概念的に示
す説明図、第2図は再循環方式による従来の単針式血漿
分離装置の概略図、第3図は本発明の一実施例になる単
針式血漿分離装置の説明図、第4図〜第6図は本発明に
よる血漿分離方法の一実施例において、血漿分離操作中
に行なった種々の測定結果を示す図で、第4図は血漿分
離器の入口および血液排出口のへマドクリット値の変動
を測定した結果を示す図、第5図はT &I Pの変化
を示す図、第6図はP r ”’−P oの変化を示す
図である。第9図および第8図は従来の再循環方式によ
る血漿分離装置を用いた場合の測定値を示す図で、第9
図はTMPの変動を示す図、第8図はP、−poの変動
を示す図、第7図は再循環ラインを直接貯血部分に接続
した以外は第3図と同じ装置と血液回路を使用し、血漿
分離操作を行なった際、貯血部分の振盪攪拌操作の有無
によるT M P変動の差異を示す図である。 100・・・単針式血漿分離装置、101・・・採血ポ
ンプ、102・・・静脈ライン、103・・・採血ライ
ン、104・・・貯血部分、105・・・ACDポンプ
、10G・・・ACDバッグ、107・・・ACDライ
ン、108・・・送血ポンプ、109・・・血漿分離器
、110・・・再循環ライン、111・・・送血ライン
、112・・・採漿ポンプ、113・・・採漿ライン、
114・・・採漿部分、115・・・採血ライ/クラ〉
ブ手段、116・・・再循環ラインクランプ手段、11
7  ・・採漿ラインクランプ手段、118・・・第一
廃液ライ゛7/クランプ手段、119・・・第二廃液ラ
インクランプ手段、120・・・第一廃液ライン、12
1・・・第二廃液う・イン、122・・・廃液バッグ、
123・・・返血ラインクランプ手段、124・・・返
血ライン、125・・・洗浄ライン、126・・・第一
圧力計、127・・・第二圧力計、128・・・第三圧
力計、129・・・第四圧力計、130・・・洗浄ライ
ンクランプ手段、131・・・洗浄用バッグ、132・
・・血液排出ライン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第2図 第3図 Pf−Po(mmHg)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血液供給源に穿刺された留置針に接続さるべき静
    脈ラインと、該静脈ライン後端から分岐されて貯血部分
    に接続された採血ラインと、該採血ラインに設けられて
    前記静脈ラインカラ血液を前記貯血部分に送給する採血
    ポンプと、前記貯血部分を血漿分離器に接続する送血ラ
    インと、該送血ラインに設けられて血液を前記貯血部分
    から前記血漿分離器に送給する送血ポンプと、前記血漿
    分離器の濾液側に採漿ラインを介して接続された採漿部
    分と、前記血漿分離器の血液排出口側に接続された血液
    排出ラインと、該出口ラインから分岐して前記貯血部分
    に帰還する再循環ラインと、該再循環ラインに設けられ
    た第一のクランプ手段と、前記け血液排出ラインから分
    岐して前記静脈ラインの分岐部分に接続された返血ライ
    ンと、該返血ラインに設けられた第二のクランプ手段と
    を具備し、採血時には第二のクランプ手段で返血ライン
    を閉鎖した状態で前記採血ポンプ、送血ポンプを駆動さ
    せることにより、血液を静脈ラインから採血ラインを経
    て送血された血液と、血漿分離器から前記血液排出ライ
    ンおよび再循環ラインを経て送給されて来る血液を前記
    貯血部分にて貯溜した後、該貯溜された血液を前記送血
    ラインから血漿分離器に送血して血漿分離操作を行ない
    、分離された血漿を前記採漿ラインを経て前記採漿部分
    に採取する一方、返血時には前記第一のクランプ手段で
    前記再循環ラインを閉鎖し、且つ前記採血ポンプを停止
    した状態で前記送血ポンプを駆動することにより、前記
    貯血部分に貯溜されている血液を前記送血ラインを経て
    血漿分離器へと送血し、採血時と同様に血漿を採漿部分
    に採取しつつ、前記血液排出ラインに流出した血液を前
    記返血ライン、静脈ラインを経て血液供給源に返血する
    ことを特徴とする単針式血漿分離装置。
  2. (2)前記再循環ラインが、前記採血ライン上の採血ポ
    ンプと貯血部分の中間部位に開口することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の単針式血漿分離装置。
  3. (3)前記貯血部分に振盪攪拌装置を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の単針式
    血漿分離装置。
  4. (4)前記送血ポンプ及び前記採漿ポンプが、採血時も
    返血時も一定の速度で駆動されるようになっていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第3
    項記載の単針式血漿分離装置。
  5. (5)前記送血ポンプ及び前記採漿ポンプの駆動速度が
    、採血時および返血時の何れにおいても、血漿採取速度
    が一定となるように設定されることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項記載の単針式血漿分離装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178263A (ja) * 1988-01-05 1989-07-14 Nissho Corp 採漿装置
JPH0257266A (ja) * 1988-08-22 1990-02-27 Nissho Corp 血漿採取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01178263A (ja) * 1988-01-05 1989-07-14 Nissho Corp 採漿装置
JPH0257266A (ja) * 1988-08-22 1990-02-27 Nissho Corp 血漿採取装置

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