JPS6319456B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319456B2 JPS6319456B2 JP20804583A JP20804583A JPS6319456B2 JP S6319456 B2 JPS6319456 B2 JP S6319456B2 JP 20804583 A JP20804583 A JP 20804583A JP 20804583 A JP20804583 A JP 20804583A JP S6319456 B2 JPS6319456 B2 JP S6319456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- sealing
- weight
- softening point
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
- C03C8/245—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders containing more than 50% lead oxide, by weight
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
本発明は、ガラス製の外囲器が使用されている
蛍光表示管のような表示管の外囲器の封着に用い
られる低融点の封着用ガラス組成物に関するもの
である。 一般に蛍光表示管は、ガラスで形成された絶縁
性基板上に配線導体、陽極導体、蛍光体等を積層
配設して陽極を形成し、陽極上に離間して制御電
極、フイラメント状の陰極等の電極が配設されて
いる。これらの電極を囲むように前面容器が配設
され、前記絶縁性基板の周縁で封着されている。
この前面容器は前記絶縁性基板と同様にガラスで
形成されている。したがつて封着に用いる封着材
は、ガラスとガラスを気密に接着することが必要
であるとともに絶縁性基板と前面容器の間に内部
の電極から延長されたリード端子が配設されてい
るために、このリード端子を形成する金属である
426合金とも接着性が必要である。また封着処理
は、400〜500℃位の熱処理をするので絶縁基板お
よび前面容器を形成する軟質のガラス板(ソーダ
ガラス)と封着材である封着用ガラス組成物の熱
膨張率がほぼ等しいことが必要である。 また、封着処理の加熱温度すなわち封着温度
は、封着材の軟化点に50〜70℃に加えた温度であ
る。封着時間が大であれば封着温度は多少低い温
度でもよく、また、封着物である基板と前面容器
に外圧を加えることにより、封着温度を軟化点に
近い温度に持つていくことができる。 この封着処理の時点で蛍光表示管の基板には、
配線導体、陽極導体、蛍光体が配設されているの
である。したがつて封着温度が高すぎると蛍光体
のドープ物質が蒸発したり、化学変化を起こした
りして蛍光体が変質してしまい、輝度の低下や発
光効率の低下という問題点が生じる。さらに配線
導体がアルミニウムの場合には、アルミニウムが
酸化したり、溶解して切断したりする現象が生じ
て導通不良を起こす問題点を有していた。 前記の問題点を解決するためには封着温度をで
きるだけ低い温度で封着処理をすればよいのであ
り、そのような低い温度で軟化し、封着作業がで
きるガラス封着材が要求されていた。 従来、このようなガラス容器を有している蛍光
表示管の封着に用いる封着材は、PbO―B2O3―
SiO2の非結晶性低軟化点ガラスが用いられてい
た。この低軟化点ガラスの一例としてPbOを主成
分とした高鉛ガラスである。 高鉛ガラスの原料組成の一例を示せば下記のと
おりである。 PbO 78〜88重量% B2O3 10〜12重量% SiO2 0〜10重量% 各原料組成の割合によつて熱膨張率、軟化点は
変化するが、熱膨張率は、90〜120×10-7/℃
(20〜280℃)であり、軟化点は、330℃〜450℃で
ある。PbOを多くすれば軟化点は、下がる傾向が
ある。PbOが88%、B2O3が12%の二成分の高鉛
ガラスで330℃という軟化点を有するが、熱膨張
率は、120×10-7/℃(20〜28℃)であり、ソー
ダガラス板の熱膨張率と比較して大きすぎるとい
う問題点と、耐薬品性、耐水性等のガラスの性質
が悪くなるという問題点もあつた。 また副成分してPbFを添加することにより、や
はり軟化点を下げることは可能であるが、蛍光表
示管の封着に用いると溶融したときにフツ素系の
ガスが発生し、蛍光体や酸化物熱陰極の特性を悪
くする原因となるので使用できなかつた。 軟化点の低いガラスは、前記PbOを主体にした
ものの他に、V2O5―B2O3―ZnO系のガラスや
V2O5―P2O5―ZnO系のガラスや、さらにTl2O3
―B2O3―Bi2O3系のガラス等は、PbOを主体とす
るガラスよりさらに軟化点の低いガラスを作るこ
とは可能である。しかし、これらのガラスは、非
晶質ガラスであるが、加熱して温度を上げたとき
も結晶化したりする現象が生じ使用することがで
きなかつた。しかも、またアルカリや酸等の薬品
に対して変化しないという耐薬品性や、水分に対
しても変化しないという耐湿性等の化学的性質が
悪く、蛍光表示管の封着用ガラスとしては使用で
きるものは現在のところ存在してない。 そこで本発明は前述の事情に鑑みてなされたも
のであり、軟化点が330℃以下で化学的性質に優
れ、機械的強度が大でありソーダガラスの熱膨張
係数とほぼ等しい熱膨張係数が得られる封着用ガ
ラス組成物を提供することを目的とするものであ
る。 前記目的を達成するための本発明の封着用ガラ
ス組成物は、次の組成を有する。 重量%表示で PbO 68〜73% B2O3 8〜10% Tl2O 14〜18% Al2O3 1.0〜2.5% SiO2 1.0〜2.5% TeO2 0.5〜1.5% SnO2 0.2〜1.0% の組成を有するガラス粉末60〜70重量%とチタン
酸鉛粉末30〜40重量%とからなることを特徴とす
る。 PbOが68重量%より少ないと軟化点が高く粘度
が大となり330℃以下の低温で封着ができなくな
る。また73%より多く含まれていると失透しやす
くなり、化学的性質のうち特に耐湿性が悪くな
る。したがつてPbOは、68〜73%の割合が適切で
ある。 B2O3が8重量%より少ないとガラス化が困難
になるかまたは失透性の問題も生じる。10重量%
より多くなると軟化点は下るが、安定なガラスが
できない。 Tl2Oは、軟化点を下げる目的のために入れる
のであるが14重量%より少ないと軟化点が330℃
より低くならず、18重量%より多くなると失透し
やすくなり、また化学的性質が大幅に悪くなる。 Al2O3は、化学的性質を増すために加えるので
あるが、1重量%以下だと効果が小さく、2.5重
量%以上含有させると軟化点が高くなりすぎるの
である。 SiO2は、化学的性質を増すためと、熱膨張係
数を小さくするために加えるのである。1重量%
以下では効果が小さく、また2.5重量%以上では
軟化点が高くなつてしまうのである。 TeO2は、軟化点を下げる目的で加える。0.5重
量%以下では軟化点が目的の値まで下らず、ま
た、1.5重量%より多くなると化学的性質のなか
でも耐湿性が悪くなる。 SnO2は、ガラスの失透性防止の目的で加える
のであるが、0.2重量%以下では効果はほとんど
なく、1.0重量%より多くなると軟化点が大幅に
高くなつてしまうのである。 以上のような組成を有するガラスは、軟化点が
300〜330℃であるので封着温度は350〜400℃と
400℃以下の温度で封着できることになるのであ
るが、このガラスの熱膨張係数が120〜150×
10-7/℃(30〜240℃)とソーダガラスの熱膨張
係数90×10-7/℃に比較して大きいので熱膨張係
数の小さい粉末を加え混合して組成物の熱膨張係
数を小さくする。この熱膨張係数が小さくてかつ
封着材料として必要な性質をおとさない物質とし
て、本発明者は、多数の実験の結果からチタン酸
鉛をさがし出したのである。このチタン酸鉛の熱
膨張係数は−10〜15×10-7/℃と小さい値であ
る。このチタン酸鉛の粉末を前述の組成のガラス
の粉末に対して30〜40重量%加えることにより熱
膨張係数を75〜90×10-7/℃にすることが可能で
ある。このチタン酸鉛は、熱膨張係数を下げる性
質の他に、粘性流動を確保し、粘度を上げない性
質を有する。またチタン酸鉛は、耐熱性の結晶体
であり、高温焼成したものであり、封着時に発
泡、分解、溶解等が起こらない性質も有してい
る。このような性質を有する物質のうち一番適す
るのはチタン酸鉛を説明したが、これに類する物
質として、ジルコン(ZrSiO4)、チタン酸アルミ
ニウム(AlTiO3)、アルミン酸鉛(PbAl2O4)、
コージエライト(MgO・2Al2O3・5SiO2)等が
あり、これらの粉末を混合させて使用することも
可能である。 〈実施例〉 次表に本発明の封着用ガラス組成物のガラス成
分を作るための原料成分の組成割合の実施例及び
比較例を示す。
蛍光表示管のような表示管の外囲器の封着に用い
られる低融点の封着用ガラス組成物に関するもの
である。 一般に蛍光表示管は、ガラスで形成された絶縁
性基板上に配線導体、陽極導体、蛍光体等を積層
配設して陽極を形成し、陽極上に離間して制御電
極、フイラメント状の陰極等の電極が配設されて
いる。これらの電極を囲むように前面容器が配設
され、前記絶縁性基板の周縁で封着されている。
この前面容器は前記絶縁性基板と同様にガラスで
形成されている。したがつて封着に用いる封着材
は、ガラスとガラスを気密に接着することが必要
であるとともに絶縁性基板と前面容器の間に内部
の電極から延長されたリード端子が配設されてい
るために、このリード端子を形成する金属である
426合金とも接着性が必要である。また封着処理
は、400〜500℃位の熱処理をするので絶縁基板お
よび前面容器を形成する軟質のガラス板(ソーダ
ガラス)と封着材である封着用ガラス組成物の熱
膨張率がほぼ等しいことが必要である。 また、封着処理の加熱温度すなわち封着温度
は、封着材の軟化点に50〜70℃に加えた温度であ
る。封着時間が大であれば封着温度は多少低い温
度でもよく、また、封着物である基板と前面容器
に外圧を加えることにより、封着温度を軟化点に
近い温度に持つていくことができる。 この封着処理の時点で蛍光表示管の基板には、
配線導体、陽極導体、蛍光体が配設されているの
である。したがつて封着温度が高すぎると蛍光体
のドープ物質が蒸発したり、化学変化を起こした
りして蛍光体が変質してしまい、輝度の低下や発
光効率の低下という問題点が生じる。さらに配線
導体がアルミニウムの場合には、アルミニウムが
酸化したり、溶解して切断したりする現象が生じ
て導通不良を起こす問題点を有していた。 前記の問題点を解決するためには封着温度をで
きるだけ低い温度で封着処理をすればよいのであ
り、そのような低い温度で軟化し、封着作業がで
きるガラス封着材が要求されていた。 従来、このようなガラス容器を有している蛍光
表示管の封着に用いる封着材は、PbO―B2O3―
SiO2の非結晶性低軟化点ガラスが用いられてい
た。この低軟化点ガラスの一例としてPbOを主成
分とした高鉛ガラスである。 高鉛ガラスの原料組成の一例を示せば下記のと
おりである。 PbO 78〜88重量% B2O3 10〜12重量% SiO2 0〜10重量% 各原料組成の割合によつて熱膨張率、軟化点は
変化するが、熱膨張率は、90〜120×10-7/℃
(20〜280℃)であり、軟化点は、330℃〜450℃で
ある。PbOを多くすれば軟化点は、下がる傾向が
ある。PbOが88%、B2O3が12%の二成分の高鉛
ガラスで330℃という軟化点を有するが、熱膨張
率は、120×10-7/℃(20〜28℃)であり、ソー
ダガラス板の熱膨張率と比較して大きすぎるとい
う問題点と、耐薬品性、耐水性等のガラスの性質
が悪くなるという問題点もあつた。 また副成分してPbFを添加することにより、や
はり軟化点を下げることは可能であるが、蛍光表
示管の封着に用いると溶融したときにフツ素系の
ガスが発生し、蛍光体や酸化物熱陰極の特性を悪
くする原因となるので使用できなかつた。 軟化点の低いガラスは、前記PbOを主体にした
ものの他に、V2O5―B2O3―ZnO系のガラスや
V2O5―P2O5―ZnO系のガラスや、さらにTl2O3
―B2O3―Bi2O3系のガラス等は、PbOを主体とす
るガラスよりさらに軟化点の低いガラスを作るこ
とは可能である。しかし、これらのガラスは、非
晶質ガラスであるが、加熱して温度を上げたとき
も結晶化したりする現象が生じ使用することがで
きなかつた。しかも、またアルカリや酸等の薬品
に対して変化しないという耐薬品性や、水分に対
しても変化しないという耐湿性等の化学的性質が
悪く、蛍光表示管の封着用ガラスとしては使用で
きるものは現在のところ存在してない。 そこで本発明は前述の事情に鑑みてなされたも
のであり、軟化点が330℃以下で化学的性質に優
れ、機械的強度が大でありソーダガラスの熱膨張
係数とほぼ等しい熱膨張係数が得られる封着用ガ
ラス組成物を提供することを目的とするものであ
る。 前記目的を達成するための本発明の封着用ガラ
ス組成物は、次の組成を有する。 重量%表示で PbO 68〜73% B2O3 8〜10% Tl2O 14〜18% Al2O3 1.0〜2.5% SiO2 1.0〜2.5% TeO2 0.5〜1.5% SnO2 0.2〜1.0% の組成を有するガラス粉末60〜70重量%とチタン
酸鉛粉末30〜40重量%とからなることを特徴とす
る。 PbOが68重量%より少ないと軟化点が高く粘度
が大となり330℃以下の低温で封着ができなくな
る。また73%より多く含まれていると失透しやす
くなり、化学的性質のうち特に耐湿性が悪くな
る。したがつてPbOは、68〜73%の割合が適切で
ある。 B2O3が8重量%より少ないとガラス化が困難
になるかまたは失透性の問題も生じる。10重量%
より多くなると軟化点は下るが、安定なガラスが
できない。 Tl2Oは、軟化点を下げる目的のために入れる
のであるが14重量%より少ないと軟化点が330℃
より低くならず、18重量%より多くなると失透し
やすくなり、また化学的性質が大幅に悪くなる。 Al2O3は、化学的性質を増すために加えるので
あるが、1重量%以下だと効果が小さく、2.5重
量%以上含有させると軟化点が高くなりすぎるの
である。 SiO2は、化学的性質を増すためと、熱膨張係
数を小さくするために加えるのである。1重量%
以下では効果が小さく、また2.5重量%以上では
軟化点が高くなつてしまうのである。 TeO2は、軟化点を下げる目的で加える。0.5重
量%以下では軟化点が目的の値まで下らず、ま
た、1.5重量%より多くなると化学的性質のなか
でも耐湿性が悪くなる。 SnO2は、ガラスの失透性防止の目的で加える
のであるが、0.2重量%以下では効果はほとんど
なく、1.0重量%より多くなると軟化点が大幅に
高くなつてしまうのである。 以上のような組成を有するガラスは、軟化点が
300〜330℃であるので封着温度は350〜400℃と
400℃以下の温度で封着できることになるのであ
るが、このガラスの熱膨張係数が120〜150×
10-7/℃(30〜240℃)とソーダガラスの熱膨張
係数90×10-7/℃に比較して大きいので熱膨張係
数の小さい粉末を加え混合して組成物の熱膨張係
数を小さくする。この熱膨張係数が小さくてかつ
封着材料として必要な性質をおとさない物質とし
て、本発明者は、多数の実験の結果からチタン酸
鉛をさがし出したのである。このチタン酸鉛の熱
膨張係数は−10〜15×10-7/℃と小さい値であ
る。このチタン酸鉛の粉末を前述の組成のガラス
の粉末に対して30〜40重量%加えることにより熱
膨張係数を75〜90×10-7/℃にすることが可能で
ある。このチタン酸鉛は、熱膨張係数を下げる性
質の他に、粘性流動を確保し、粘度を上げない性
質を有する。またチタン酸鉛は、耐熱性の結晶体
であり、高温焼成したものであり、封着時に発
泡、分解、溶解等が起こらない性質も有してい
る。このような性質を有する物質のうち一番適す
るのはチタン酸鉛を説明したが、これに類する物
質として、ジルコン(ZrSiO4)、チタン酸アルミ
ニウム(AlTiO3)、アルミン酸鉛(PbAl2O4)、
コージエライト(MgO・2Al2O3・5SiO2)等が
あり、これらの粉末を混合させて使用することも
可能である。 〈実施例〉 次表に本発明の封着用ガラス組成物のガラス成
分を作るための原料成分の組成割合の実施例及び
比較例を示す。
【表】
PbO、B2O3、Tl2O、Al2O3、SiO2、TeO2、
SnO2を前記の表の割合に秤量し、混合機によつ
て均一になるまで混合する。混合した原料を白金
溶解炉中で700〜900℃に加熱して溶解した後冷却
ローラーを通して冷却する。冷却したガラスは、
粗粉砕、微粉砕工程を経て、フルイにより選別さ
れ一定の微粒子以下のガラス粉末が形成される。 表の比較例1は、PbOが68重量%より少ない割
合の場合であり、このガラスは、軟化点が350℃
と多少高く、ガラスの失透性が悪く、さらに化学
的性質の耐湿性が悪くなる。 比較例2は、PbOが特許請求の範囲の上限値73
重量%より大になつた例であるが、軟化点は310
℃と低い値であるが、失透性と耐湿性および耐薬
品が悪くなり、封着材料として使用できない。 実施例1〜3は、本発明の組成割合の例であ
り、軟化点は、実施例1が315℃であり、実施例
2が320℃であり、実施例3が310℃といずれも
330℃以下である。 また、ガラスの失透性、耐湿性、耐薬品性、機
械的強度等の性質も優れ、封着材料として十分使
用できるものである。但し上記のガラスの熱膨張
率が120〜150×10-7/℃(30〜240℃)とソーダ
ガラスの熱膨張率に比較し大きいので前述のよう
にPbTiO3やZrSiO4やAlTiO3やPbAl2O4や
MgO・2Al2O3・5SiO2等のような熱膨張率の小
さく、かつ、ガラスの諸特性をおとさない物質を
粉末状にして加える。加える量はガラスの熱膨張
率によつて異なり、熱膨張率が大であるほど加え
る量も多くなるが、割合としては30〜40%であ
り、混合されて出来上つた封着用ガラス組成物の
熱膨張率は75〜90×10-7/℃の範囲内に入る値で
ある。 封着温度は、大体封着材の軟化点310〜320℃よ
り50〜70℃高い値であるので、約360〜390℃と
400℃以下の温度で封着処理を行うことが可能で
ある。したがつて蛍光体を変質させたり、アルミ
ニウム配線導体を酸化させたり、溶解させること
もなく蛍光表示管の封着ができるので、輝度が高
く、発光効率の優れた蛍光表示管が提供できると
いう効果を有する。 また本発明の封着材は、フツ化物が含有してい
ないので封着時にフツソガスによりフイラメント
状陰極がシンターするという劣化現像を生ずるこ
とはなくなり、化学的性質、機械的性質及び熱的
性質等優れた封着用ガラス組成物を提供できると
いう効果を有する。
SnO2を前記の表の割合に秤量し、混合機によつ
て均一になるまで混合する。混合した原料を白金
溶解炉中で700〜900℃に加熱して溶解した後冷却
ローラーを通して冷却する。冷却したガラスは、
粗粉砕、微粉砕工程を経て、フルイにより選別さ
れ一定の微粒子以下のガラス粉末が形成される。 表の比較例1は、PbOが68重量%より少ない割
合の場合であり、このガラスは、軟化点が350℃
と多少高く、ガラスの失透性が悪く、さらに化学
的性質の耐湿性が悪くなる。 比較例2は、PbOが特許請求の範囲の上限値73
重量%より大になつた例であるが、軟化点は310
℃と低い値であるが、失透性と耐湿性および耐薬
品が悪くなり、封着材料として使用できない。 実施例1〜3は、本発明の組成割合の例であ
り、軟化点は、実施例1が315℃であり、実施例
2が320℃であり、実施例3が310℃といずれも
330℃以下である。 また、ガラスの失透性、耐湿性、耐薬品性、機
械的強度等の性質も優れ、封着材料として十分使
用できるものである。但し上記のガラスの熱膨張
率が120〜150×10-7/℃(30〜240℃)とソーダ
ガラスの熱膨張率に比較し大きいので前述のよう
にPbTiO3やZrSiO4やAlTiO3やPbAl2O4や
MgO・2Al2O3・5SiO2等のような熱膨張率の小
さく、かつ、ガラスの諸特性をおとさない物質を
粉末状にして加える。加える量はガラスの熱膨張
率によつて異なり、熱膨張率が大であるほど加え
る量も多くなるが、割合としては30〜40%であ
り、混合されて出来上つた封着用ガラス組成物の
熱膨張率は75〜90×10-7/℃の範囲内に入る値で
ある。 封着温度は、大体封着材の軟化点310〜320℃よ
り50〜70℃高い値であるので、約360〜390℃と
400℃以下の温度で封着処理を行うことが可能で
ある。したがつて蛍光体を変質させたり、アルミ
ニウム配線導体を酸化させたり、溶解させること
もなく蛍光表示管の封着ができるので、輝度が高
く、発光効率の優れた蛍光表示管が提供できると
いう効果を有する。 また本発明の封着材は、フツ化物が含有してい
ないので封着時にフツソガスによりフイラメント
状陰極がシンターするという劣化現像を生ずるこ
とはなくなり、化学的性質、機械的性質及び熱的
性質等優れた封着用ガラス組成物を提供できると
いう効果を有する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%表示で PbO 68〜73% B2O3 8〜10% Tl2O 14〜18% Al2O3 1.0〜2.5% SiO2 1.0〜2.5% TeO2 0.5〜1.5% SnO2 0.2〜1.0% の組成を有するガラス粉末60〜70重量%とチタン
酸鉛粉末30〜40重量%とからなる封着用ガラス組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20804583A JPS60103050A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 封着用ガラス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20804583A JPS60103050A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 封着用ガラス組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60103050A JPS60103050A (ja) | 1985-06-07 |
| JPS6319456B2 true JPS6319456B2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=16549726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20804583A Granted JPS60103050A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 封着用ガラス組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60103050A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62270440A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-24 | Toshiba Glass Co Ltd | 封着用ガラス組成物 |
| JPS63170241A (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-14 | Toshiba Glass Co Ltd | 封着用ガラス組成物 |
| JP2525280B2 (ja) * | 1990-09-19 | 1996-08-14 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | 隔壁中の有孔金属板を電極としたプラズマディスプレイパネル |
| JP2741418B2 (ja) * | 1989-10-18 | 1998-04-15 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド | メタルコアリブおよびその製造方法、並びに該メタルコアリブを用いたプラズマディスプレイパネル |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP20804583A patent/JPS60103050A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60103050A (ja) | 1985-06-07 |
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