JPS63207193A - ハイブリツドic - Google Patents
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- JPS63207193A JPS63207193A JP3989987A JP3989987A JPS63207193A JP S63207193 A JPS63207193 A JP S63207193A JP 3989987 A JP3989987 A JP 3989987A JP 3989987 A JP3989987 A JP 3989987A JP S63207193 A JPS63207193 A JP S63207193A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は各種電気機器や自動車の各種制御装置などに
使用される厚膜ハイブリッドIC(厚膜混成集積回路)
に関し、特に基板上に接点部分(被l習動接点部)を形
成したハイブリッドICに関するものである。
使用される厚膜ハイブリッドIC(厚膜混成集積回路)
に関し、特に基板上に接点部分(被l習動接点部)を形
成したハイブリッドICに関するものである。
従来の技術
一般に厚膜ハイブリッドICの製造に必たっては、アル
ミナ、SiCあるいはl’Nなどからなる基板上に、導
体ペーストをスクリーン印刷等によって予め定められた
パターンに従って印刷した後、その導体ペーストを焼成
して厚膜導体回路を形成し、その後はんだペーストを所
定のはんだ付は位置記印刷してから機能部品を実装し、
基板を例えば200〜300°Cに2〜10秒間加熱し
てはんだペーストを溶融させ、そのはんだにより機能部
品と厚膜導体回路とを接合することが行なわれている。
ミナ、SiCあるいはl’Nなどからなる基板上に、導
体ペーストをスクリーン印刷等によって予め定められた
パターンに従って印刷した後、その導体ペーストを焼成
して厚膜導体回路を形成し、その後はんだペーストを所
定のはんだ付は位置記印刷してから機能部品を実装し、
基板を例えば200〜300°Cに2〜10秒間加熱し
てはんだペーストを溶融させ、そのはんだにより機能部
品と厚膜導体回路とを接合することが行なわれている。
ここで、厚膜導体回路を形成するための導体ペーストは
、樹脂を有機溶媒に溶かした分散媒に、導電成分である
金属粉末と、そのほか低融点カラスフリットなどを分散
混練したもので必って、その導体金属粉末としては種々
のものが使用されているが、一般にはAg/Pd系のも
のを使用することが多く、またそのメタル比か、八〇8
5:Pd15〜Ag70:Pd30程度のものを使用す
るのが一般的である。
、樹脂を有機溶媒に溶かした分散媒に、導電成分である
金属粉末と、そのほか低融点カラスフリットなどを分散
混練したもので必って、その導体金属粉末としては種々
のものが使用されているが、一般にはAg/Pd系のも
のを使用することが多く、またそのメタル比か、八〇8
5:Pd15〜Ag70:Pd30程度のものを使用す
るのが一般的である。
ところでハイブリッドICにおいては、集積密度を上げ
るために基板上に接点部分(被摺動接点部)を形成する
必要が生じることがある。このような場合、接点部分を
も厚膜導体回路の一部として形成すれば、すなわち厚膜
導体回路形成のための導体ペーストを用いてスクリーン
印刷により接点部分をも直接形成すれば、接点部分の形
成を簡単かつ低コストで行なうことができ、そこでこの
ような手法が従来から接点部形成に用いられている。し
かしながら次項で改めて説明するように、待に厚膜導体
回路形成用の導体ペーストを用いた場合、接点部分には
シリコーン樹脂等の有機物に起因する接点障害が生じ易
いことから、このような接点障害を防止するため、基板
上の厚膜導体回路のうち、接点部分となるべき部分に、
Au等のめっきを施すことも行なわれている。
るために基板上に接点部分(被摺動接点部)を形成する
必要が生じることがある。このような場合、接点部分を
も厚膜導体回路の一部として形成すれば、すなわち厚膜
導体回路形成のための導体ペーストを用いてスクリーン
印刷により接点部分をも直接形成すれば、接点部分の形
成を簡単かつ低コストで行なうことができ、そこでこの
ような手法が従来から接点部形成に用いられている。し
かしながら次項で改めて説明するように、待に厚膜導体
回路形成用の導体ペーストを用いた場合、接点部分には
シリコーン樹脂等の有機物に起因する接点障害が生じ易
いことから、このような接点障害を防止するため、基板
上の厚膜導体回路のうち、接点部分となるべき部分に、
Au等のめっきを施すことも行なわれている。
発明が解決すべき問題点
前述のようにハイブリッドICの基板上に接点部を形成
する場合に問題となるのが、有機物特にシリコーン樹脂
による接点障害であり、とりわけ厚膜導体回路形成用の
導体ペーストとして広く用いられているAg/Pd系の
導体ペーストにより接点部分を形成した場合にシリコー
ン樹脂に起因する接点障害が大きな問題となる。
する場合に問題となるのが、有機物特にシリコーン樹脂
による接点障害であり、とりわけ厚膜導体回路形成用の
導体ペーストとして広く用いられているAg/Pd系の
導体ペーストにより接点部分を形成した場合にシリコー
ン樹脂に起因する接点障害が大きな問題となる。
すなわち、ハイブリッドICI、:おいては、封止など
のためにシリコーン樹脂やシリコーン樹脂含有物質を使
用することが多いが、この場合シリコーン樹脂の蒸気が
接点部の開閉による電気的エネルギによって分解反応を
起こして、その反応生成物、例えばSiO2やSiCが
接点部表面に吸着・堆積し、絶縁被膜の形成や摩耗の促
進により接点障害を起こすことがある。接点部の材料と
してAqZPd系のものが用いられている場合、AQが
多いほど反応生成物が少なくなって接点障害が生じにく
いが、Pdが多ければ反応生成物が多くなって接点障害
が生じ易く、通常使用されているPd/ (AQ+Pd
)比率15〜30%のAq/Pd系ペーストを用いた接
点部ではシリコーン樹脂に起因する接点障害の発生を確
実に防止することは困難でおった。
のためにシリコーン樹脂やシリコーン樹脂含有物質を使
用することが多いが、この場合シリコーン樹脂の蒸気が
接点部の開閉による電気的エネルギによって分解反応を
起こして、その反応生成物、例えばSiO2やSiCが
接点部表面に吸着・堆積し、絶縁被膜の形成や摩耗の促
進により接点障害を起こすことがある。接点部の材料と
してAqZPd系のものが用いられている場合、AQが
多いほど反応生成物が少なくなって接点障害が生じにく
いが、Pdが多ければ反応生成物が多くなって接点障害
が生じ易く、通常使用されているPd/ (AQ+Pd
)比率15〜30%のAq/Pd系ペーストを用いた接
点部ではシリコーン樹脂に起因する接点障害の発生を確
実に防止することは困難でおった。
このような接点障害の発生を未然に防止するため、既述
のようにAg/Pd系導体ペーストにより形成された厚
膜導体回路のうち、接点となるべき部分を、接点障害発
生のおそれの少ない金属、例えばAU(金)によりめっ
きすることも従来から行なわれているが、この場合は厚
膜回路形成工程中にめっき工程を入れる必要があり、そ
のため工程が複雑となって製造コストの上昇を招くとい
う問題がある。
のようにAg/Pd系導体ペーストにより形成された厚
膜導体回路のうち、接点となるべき部分を、接点障害発
生のおそれの少ない金属、例えばAU(金)によりめっ
きすることも従来から行なわれているが、この場合は厚
膜回路形成工程中にめっき工程を入れる必要があり、そ
のため工程が複雑となって製造コストの上昇を招くとい
う問題がある。
また前述のようにAq比率が高<Pd比率が低ければシ
リコーン樹脂に起因する接点障害が生じにくくなるとこ
ろから、Aq/Pd系導体ペーストでおっても通常使用
されているものよりもAg比率の高い導体ペーストを用
いて接点障害の発生を防止することが考えられる。しか
しながらこの場合には厚膜導体回路の耐マイグレーショ
ン性が低下してしまうという問題がある。すなわちマイ
グレーションは、使用時(電圧印加時)における基板表
面の導体回路の金属の電気化学的な溶解→析出による移
行現象、具体的には■極側の導体中のAOがACI+イ
オンとなってe極側へ移行し、e極側で電荷を受取って
Agとして析出する現象であって、このようなマイグレ
ーションが生じれは基板上の導体回路間がショートする
おそれがおり、一般にこのようなマイグレーションによ
る回路間ショートに対する耐久性能を耐マイグレーショ
ン性と称しているが、マイグレーションの発生のしやす
さは■極側の導体回路からのAQ+イオンの発生のしや
すさに依存しているから、その導体回路におけるAg比
率が高いほど耐マイグレーション性が劣化することが知
られている。したがってAg比率が高い導体ペーストを
用いて接点部を含む厚膜導体回路を形成することは、接
点障害の問題に対しては有効であるが、耐マイグレーシ
ヨン性低下の不都合を招くから実用的ではなかった。
リコーン樹脂に起因する接点障害が生じにくくなるとこ
ろから、Aq/Pd系導体ペーストでおっても通常使用
されているものよりもAg比率の高い導体ペーストを用
いて接点障害の発生を防止することが考えられる。しか
しながらこの場合には厚膜導体回路の耐マイグレーショ
ン性が低下してしまうという問題がある。すなわちマイ
グレーションは、使用時(電圧印加時)における基板表
面の導体回路の金属の電気化学的な溶解→析出による移
行現象、具体的には■極側の導体中のAOがACI+イ
オンとなってe極側へ移行し、e極側で電荷を受取って
Agとして析出する現象であって、このようなマイグレ
ーションが生じれは基板上の導体回路間がショートする
おそれがおり、一般にこのようなマイグレーションによ
る回路間ショートに対する耐久性能を耐マイグレーショ
ン性と称しているが、マイグレーションの発生のしやす
さは■極側の導体回路からのAQ+イオンの発生のしや
すさに依存しているから、その導体回路におけるAg比
率が高いほど耐マイグレーション性が劣化することが知
られている。したがってAg比率が高い導体ペーストを
用いて接点部を含む厚膜導体回路を形成することは、接
点障害の問題に対しては有効であるが、耐マイグレーシ
ヨン性低下の不都合を招くから実用的ではなかった。
この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、特
にめっきの如き複雑な工程を適用することなく、しかも
耐マイグレーション性を低下させることなく、シリコー
ン樹脂等の有機物に起因する接点障害発生を有効に防止
した、接点部分(被摺動接点部)を含む厚膜導体回路を
形成したハイブリッドICを提供することを目的とする
ものである。
にめっきの如き複雑な工程を適用することなく、しかも
耐マイグレーション性を低下させることなく、シリコー
ン樹脂等の有機物に起因する接点障害発生を有効に防止
した、接点部分(被摺動接点部)を含む厚膜導体回路を
形成したハイブリッドICを提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段
この発明は、基板上に接点部分を備え、かつその接点部
分を含む基板上の厚膜導体回路を導体ペーストのスクリ
ーン印刷により形成したハイブリッドICにおいて、接
点部分の少なくとも表面層は、AQペーストもしくは導
電成分中のPd比率の低いAg/Pd系ペーストを用い
て形成され、それ以外の部分の厚膜導体回路は導電成分
中のPd比率が相対的に高いAca/Pd系ペーストを
用いて形成されていることを特徴とするものでおる。
分を含む基板上の厚膜導体回路を導体ペーストのスクリ
ーン印刷により形成したハイブリッドICにおいて、接
点部分の少なくとも表面層は、AQペーストもしくは導
電成分中のPd比率の低いAg/Pd系ペーストを用い
て形成され、それ以外の部分の厚膜導体回路は導電成分
中のPd比率が相対的に高いAca/Pd系ペーストを
用いて形成されていることを特徴とするものでおる。
作 用
この発明のハイブリッドICにおいては、前述のように
接点部分(被摺動接点部)も含めて基板上に厚膜導体回
路を導体ペーストのスクリーン印刷により形成している
が、特にその厚膜導体回路のうち、接点部分の少なくと
も表面層は、Pdを実質的に含まないA(]系の導体ペ
ースト、あるいは導電成分(Ag+Pd)中のPd比の
低いAQ/Pd系導体ペースト(゛すなわち通常使用さ
れているAq/Pd系導体ペーストよりPd比の少ない
ペースト)を用いている。したがって接点部分の少なく
とも表面層はAg成分が極めて多い構成となっているか
ら、シリコーン樹脂等の有機物による接点障害が発生し
にくくなっている。
接点部分(被摺動接点部)も含めて基板上に厚膜導体回
路を導体ペーストのスクリーン印刷により形成している
が、特にその厚膜導体回路のうち、接点部分の少なくと
も表面層は、Pdを実質的に含まないA(]系の導体ペ
ースト、あるいは導電成分(Ag+Pd)中のPd比の
低いAQ/Pd系導体ペースト(゛すなわち通常使用さ
れているAq/Pd系導体ペーストよりPd比の少ない
ペースト)を用いている。したがって接点部分の少なく
とも表面層はAg成分が極めて多い構成となっているか
ら、シリコーン樹脂等の有機物による接点障害が発生し
にくくなっている。
一方基板上の厚膜導体回路のうち、接点部分を除いた部
分、すなわち通常の回路パターンを形成している部分、
あるいはそれに接点部分の下層を加えた部分は、導電成
分(Ag十Pd)中のPd比が相対的に高いAq/Pd
系ペースト(すなわち従来から汎用使用されているAq
/Pd系ペースト)を用いて形成されている。このよう
に通常の回路パターンを形成している部分にはPd比が
相対的に高いAg/Pd系導体ペーストを用いているか
ら、高い耐マイグレーション性を確保することができる
。すなわち、接点部分は基板上に形成されている厚II
!導体回路の一部を占めているに過ぎず、接点部分を除
いた通常の回路パターン部分は、基板上に形成されてい
る厚膜導体回路の大部分を占めているが、その部分で耐
マイグレーション性の優れたPd比の高いAq/Pd系
導体ペーストを用いることによってハイブリッドIC全
体としての耐マイグレーション性を優れたものとするこ
とができるのである。
分、すなわち通常の回路パターンを形成している部分、
あるいはそれに接点部分の下層を加えた部分は、導電成
分(Ag十Pd)中のPd比が相対的に高いAq/Pd
系ペースト(すなわち従来から汎用使用されているAq
/Pd系ペースト)を用いて形成されている。このよう
に通常の回路パターンを形成している部分にはPd比が
相対的に高いAg/Pd系導体ペーストを用いているか
ら、高い耐マイグレーション性を確保することができる
。すなわち、接点部分は基板上に形成されている厚II
!導体回路の一部を占めているに過ぎず、接点部分を除
いた通常の回路パターン部分は、基板上に形成されてい
る厚膜導体回路の大部分を占めているが、その部分で耐
マイグレーション性の優れたPd比の高いAq/Pd系
導体ペーストを用いることによってハイブリッドIC全
体としての耐マイグレーション性を優れたものとするこ
とができるのである。
以上のように、接点部分の少なくとも表面層と、それ以
外の部分とで導体ペーストを使い分けることにより、優
れた耐マイグレーション性を確保すると同時に、接点部
分における接点障害の問題を回避することが可能となっ
たのである。
外の部分とで導体ペーストを使い分けることにより、優
れた耐マイグレーション性を確保すると同時に、接点部
分における接点障害の問題を回避することが可能となっ
たのである。
さらに、一般にAq/Pd合金と比較してAqの方が耐
溶着性能が優れ、また電流負荷時における接点消耗量も
少ないため接点材料としての耐久性に優れており、また
Ag/Pd合金でもAQ比率が高いほどすなわちPd比
率が低いほど上記同様な理由により接点材料としての耐
久性に優れているが、この発明のハイブリッドICでは
接点部分の少なくとも表面層をAgペーストもしくはP
d比率が低いAq/Pd系ペーストを用いて形成してい
ることから、接点部の耐久性が優れていると言うことが
できる。
溶着性能が優れ、また電流負荷時における接点消耗量も
少ないため接点材料としての耐久性に優れており、また
Ag/Pd合金でもAQ比率が高いほどすなわちPd比
率が低いほど上記同様な理由により接点材料としての耐
久性に優れているが、この発明のハイブリッドICでは
接点部分の少なくとも表面層をAgペーストもしくはP
d比率が低いAq/Pd系ペーストを用いて形成してい
ることから、接点部の耐久性が優れていると言うことが
できる。
なおこの発明のハイブリッドICの製造においては、通
常のハイブリッドICにおける厚膜導体回路形成工程と
同様に、導体ペーストのスクリーン印刷→乾燥→焼成の
工程をそのまま用いることができ、特にめっき等の別工
程を組入れる必要はない。
常のハイブリッドICにおける厚膜導体回路形成工程と
同様に、導体ペーストのスクリーン印刷→乾燥→焼成の
工程をそのまま用いることができ、特にめっき等の別工
程を組入れる必要はない。
なおまた、この発明のハイブリッドICにおいて接点部
分の少なくとも表面層には、導電成分として実質的にA
CIのみを含有するAgペーストを用いることが最も望
ましいが、Pd含有量の少ないA(J/Pd系ペースト
を用いることもでき、その場合導電成分中のPd比、す
なわちPd/ (Aにl+Pd)は、重q%で5%以下
であることが接点障害の発生防止の点およびコスト而か
ら望まれる。一方、接点部分の表面層を除いた部分に用
いられる相対的にPd比の高いAg/Pd系ペーストと
しては、良好な耐マイグレートヨンを生を得るためにP
d/ (AQ+Pd)が重量%で10%以上、好ましく
は15〜30%のものを用いることが適当でおる。
分の少なくとも表面層には、導電成分として実質的にA
CIのみを含有するAgペーストを用いることが最も望
ましいが、Pd含有量の少ないA(J/Pd系ペースト
を用いることもでき、その場合導電成分中のPd比、す
なわちPd/ (Aにl+Pd)は、重q%で5%以下
であることが接点障害の発生防止の点およびコスト而か
ら望まれる。一方、接点部分の表面層を除いた部分に用
いられる相対的にPd比の高いAg/Pd系ペーストと
しては、良好な耐マイグレートヨンを生を得るためにP
d/ (AQ+Pd)が重量%で10%以上、好ましく
は15〜30%のものを用いることが適当でおる。
実施例
第1図にこの発明の第1実施例のハイブリッドICを示
す。
す。
第1図において、基板1は例えば厚さ0.635s〜1
m程度の96%アルミナからなるものであり、この基板
1上には導体ペーストを印刷・乾燥・焼成してなる厚膜
導体回路2が形成されている。この厚膜導体回路2は、
図示しない相手材接片との間で機械的接離による電気的
開閉が行われる接点部分(被1習動接点部分)2Aと、
それ以外の部分すなわち通常の回路パターンを形成する
部分2Bとに分けられる。前者の接点部分2Aは、その
表面層21AがAgペーストもしくはPd/ (Ag十
Pd)が好ましくは5%以下の低Pd比のAg/Pd系
ペーストを用いて形成され、その接点部分2Aの下層2
2Aと、接点部分以外の部分2Bは、好ましくはPd/
(Ag+Pd)比が10%以上のQ−P d比のAg
/Pd系ペーストを用いて形成されている。なお接点部
分2Aにおける表面層21Aと下層22Aとは、実際に
は後述するように拡散により一体化しており、したがっ
て表面層21AにもわずかにPdがi昆入することもあ
るが、その但は少ない。なおまた、基板1としては前述
のようなアルミナのほか、SiCやAINなどのセラミ
ック基板や、ホーロー基板を用いても良いことは勿論で
ある。
m程度の96%アルミナからなるものであり、この基板
1上には導体ペーストを印刷・乾燥・焼成してなる厚膜
導体回路2が形成されている。この厚膜導体回路2は、
図示しない相手材接片との間で機械的接離による電気的
開閉が行われる接点部分(被1習動接点部分)2Aと、
それ以外の部分すなわち通常の回路パターンを形成する
部分2Bとに分けられる。前者の接点部分2Aは、その
表面層21AがAgペーストもしくはPd/ (Ag十
Pd)が好ましくは5%以下の低Pd比のAg/Pd系
ペーストを用いて形成され、その接点部分2Aの下層2
2Aと、接点部分以外の部分2Bは、好ましくはPd/
(Ag+Pd)比が10%以上のQ−P d比のAg
/Pd系ペーストを用いて形成されている。なお接点部
分2Aにおける表面層21Aと下層22Aとは、実際に
は後述するように拡散により一体化しており、したがっ
て表面層21AにもわずかにPdがi昆入することもあ
るが、その但は少ない。なおまた、基板1としては前述
のようなアルミナのほか、SiCやAINなどのセラミ
ック基板や、ホーロー基板を用いても良いことは勿論で
ある。
次に第1図に示した第1実施例のハイブリッドICの厚
膜導体回路を形成する方法について第2図(A)〜(D
)を参照して説明する。
膜導体回路を形成する方法について第2図(A)〜(D
)を参照して説明する。
先ず第2図(A>に示すようなアルミナ、5tcSAI
N、あるいはホーロー板などからなる基板1を用意する
。次いで第2図(B)に示すように、基板1の上に、P
d/ (Aq+Pd)比が好ましくは10%以上の高P
d比のAg/Pd系導体ペースト3を所定のパターンに
従ってスクリーン印刷法により印刷する。次いで約12
0℃に10分間程度加熱して基板上の高Pd比のAg/
Pd系導体ペースト3を乾燥させる。この時の導体ペー
ストの印刷厚みは、焼成工程後に10um程度以上の膜
厚が得られるように、20〜307m程度とすることが
好ましい。
N、あるいはホーロー板などからなる基板1を用意する
。次いで第2図(B)に示すように、基板1の上に、P
d/ (Aq+Pd)比が好ましくは10%以上の高P
d比のAg/Pd系導体ペースト3を所定のパターンに
従ってスクリーン印刷法により印刷する。次いで約12
0℃に10分間程度加熱して基板上の高Pd比のAg/
Pd系導体ペースト3を乾燥させる。この時の導体ペー
ストの印刷厚みは、焼成工程後に10um程度以上の膜
厚が得られるように、20〜307m程度とすることが
好ましい。
次いで第2図(C)に示すように、印刷・乾燥後の高P
d比AO/Pd系導体ペースト3のパターンのうち、接
点部分となるべき部分の上に、AC7ペーストもしくは
Pd (Ag/Pd)比が好ましくは5%以下の低pd
比のAq/Pd系ペースト4をスクリーン印刷法にて印
刷する。この時の印刷厚みは、5〜IOA/m程度とす
る。その後約120’Cで10分間程度加熱して乾燥さ
せる。
d比AO/Pd系導体ペースト3のパターンのうち、接
点部分となるべき部分の上に、AC7ペーストもしくは
Pd (Ag/Pd)比が好ましくは5%以下の低pd
比のAq/Pd系ペースト4をスクリーン印刷法にて印
刷する。この時の印刷厚みは、5〜IOA/m程度とす
る。その後約120’Cで10分間程度加熱して乾燥さ
せる。
上述のようにしてACIペーストもしくは低Pd比のA
g/Pd系ペースト4を接点部分に印刷して乾燥させた
後、800〜850℃に加熱して、各導体ペースト3.
4を同時に焼成する。この時、高Pd比のAg/Pd系
ペースト3とAgペーストもしくは低Pd比A(J/P
d系ペースト4との界面では相互拡散が生じて一体化し
、これによって第2図(D>に示すように接点部分2A
を含む厚膜導体回路2が一体に形成されることになる。
g/Pd系ペースト4を接点部分に印刷して乾燥させた
後、800〜850℃に加熱して、各導体ペースト3.
4を同時に焼成する。この時、高Pd比のAg/Pd系
ペースト3とAgペーストもしくは低Pd比A(J/P
d系ペースト4との界面では相互拡散が生じて一体化し
、これによって第2図(D>に示すように接点部分2A
を含む厚膜導体回路2が一体に形成されることになる。
そしてこのようにして得られた厚膜導体回路2の接点部
分2Aにおいては、その表面層21Aは実質的にAgも
しくはpd比の低いAg/Pd合金で偶成され、下層2
2AはPd比の高いAg/Pd合金で偶成されることに
なり、また接点部分2A以外の部分2BもPd比の高い
Aq/Pd合金で偶成されることになる。
分2Aにおいては、その表面層21Aは実質的にAgも
しくはpd比の低いAg/Pd合金で偶成され、下層2
2AはPd比の高いAg/Pd合金で偶成されることに
なり、また接点部分2A以外の部分2BもPd比の高い
Aq/Pd合金で偶成されることになる。
第3図にこの発明の第2実施例のハイブリッドICを示
す。
す。
この第2実施例においては、基板1上の厚膜導体回路2
のうち、接点部分2AはAgペーストもしくは低Pd比
のAq/Pd系ペーストのみを用いて形成され、接点部
分2A以外の部分2Bは高Pd比のAg/Pd系ペース
トを用いて形成されている。
のうち、接点部分2AはAgペーストもしくは低Pd比
のAq/Pd系ペーストのみを用いて形成され、接点部
分2A以外の部分2Bは高Pd比のAg/Pd系ペース
トを用いて形成されている。
第4図には上記第2実施例のハイブリッドICの厚膜回
路形成工程を示す。この場合は第4図(A>に示すよう
に予め用意した基板1に対し、第4図(B)に示すよう
に、形成すべき厚膜導体回路パターンのうち接点部分と
なる部分に相当する基板1上の位置に、Agペーストも
しくはPd比の低いACt/Pd系ペースト4をスクリ
ーン印刷法で印刷し、乾燥、焼成させる。なおこれらの
印刷、乾燥、焼成の条件は第1実施例の場合と同様であ
れば良い。次いで第4図(C)に示すように、形成すべ
き厚膜導体回路パターンのうち接点部分以外の部分に相
当する基板1上の位置に、Pd比の高いAg/Pd系ペ
ースト3をスクリーン印刷法により印刷し、乾燥および
焼成させる。
路形成工程を示す。この場合は第4図(A>に示すよう
に予め用意した基板1に対し、第4図(B)に示すよう
に、形成すべき厚膜導体回路パターンのうち接点部分と
なる部分に相当する基板1上の位置に、Agペーストも
しくはPd比の低いACt/Pd系ペースト4をスクリ
ーン印刷法で印刷し、乾燥、焼成させる。なおこれらの
印刷、乾燥、焼成の条件は第1実施例の場合と同様であ
れば良い。次いで第4図(C)に示すように、形成すべ
き厚膜導体回路パターンのうち接点部分以外の部分に相
当する基板1上の位置に、Pd比の高いAg/Pd系ペ
ースト3をスクリーン印刷法により印刷し、乾燥および
焼成させる。
このようにして、接点部分2AはAgペーストもしくは
Pd比の低いAq/Pd系ペーストで形成され、それ以
外の部分2BはPd比の高いAg/Pd系ペーストで形
成された厚膜導体回路2を得ることができる。なおこの
場合、接点部分以外の部分2Bを形成するためのペース
ト3は、その一部が接点部分2Aを形成するためのペー
スト4に歪なるように形成することが望ましく、このよ
うにすることによって接点部分2Aとそれ以外の部分2
Bとの間に良好な導通を得ることができる。
Pd比の低いAq/Pd系ペーストで形成され、それ以
外の部分2BはPd比の高いAg/Pd系ペーストで形
成された厚膜導体回路2を得ることができる。なおこの
場合、接点部分以外の部分2Bを形成するためのペース
ト3は、その一部が接点部分2Aを形成するためのペー
スト4に歪なるように形成することが望ましく、このよ
うにすることによって接点部分2Aとそれ以外の部分2
Bとの間に良好な導通を得ることができる。
この第2実施例の場合には、接点部分2AにPd比の高
いAq/Pd系ペーストを用いなくて済むため、使用導
体ペーストのコストを下げることができる。すなわちA
qとPdとの地金コストは、PdがAcxの20倍以上
でおるから、AgのみのペーストやPd 5%程度以下
のPd比の低いAg/Pd系ペーストと比較して、Pd
lO%以上の高Pct比のAg/Pd系ペーストのコス
トは格段に高く、そのため高Pd比のAq/Pd系ペー
ストを接点部に使用しないことによって、トータルとし
ての地金コストを低減することができるのである。
いAq/Pd系ペーストを用いなくて済むため、使用導
体ペーストのコストを下げることができる。すなわちA
qとPdとの地金コストは、PdがAcxの20倍以上
でおるから、AgのみのペーストやPd 5%程度以下
のPd比の低いAg/Pd系ペーストと比較して、Pd
lO%以上の高Pct比のAg/Pd系ペーストのコス
トは格段に高く、そのため高Pd比のAq/Pd系ペー
ストを接点部に使用しないことによって、トータルとし
ての地金コストを低減することができるのである。
なお以上の第1実施例および第2実施例の説明において
は、厚膜導体回路の形成についてのみ述べたが、ハイブ
リッドICの他の製造工程、すなわち抵抗体ペーストに
よる厚膜抵抗体の形成、オーバーガラスやクロスオーバ
ーガラスの形成、レーザトリミング、部品実装、はんだ
付け、封止用樹脂による封止なとは、従来の通常の技術
による工程と同様に実施でき、その詳細は省略する。
は、厚膜導体回路の形成についてのみ述べたが、ハイブ
リッドICの他の製造工程、すなわち抵抗体ペーストに
よる厚膜抵抗体の形成、オーバーガラスやクロスオーバ
ーガラスの形成、レーザトリミング、部品実装、はんだ
付け、封止用樹脂による封止なとは、従来の通常の技術
による工程と同様に実施でき、その詳細は省略する。
発明の効果
この発明のハイブリッドICは、その厚膜導体回路のう
ち接点部分(被1習動接点部)の少なくとも表面層は、
Ag成分が著しく多い構成となっているため、シリコー
ン樹脂などの有機物に起因する接点障害の影響を受けに
くく、そのため接点部分の信頼性が高く、また接点部分
以外の導体回路はPd比の高いAq/Pd系合金で構成
されているため耐マイグレーション性にも優れ、また接
点部分自体の耐久性についても、その接点部分の少なく
とも表面層のAg成分が多いため接点耐久性能が優れて
おり、ざらにこの発明のハイブリッドICにおける厚膜
導体回路形成にあたっては、めっき等の異なる工程を組
入れる必要がないため、製造コストの大きな上昇を招く
ことなく前述のような効果を有するハイブリッドICを
得ることができる。
ち接点部分(被1習動接点部)の少なくとも表面層は、
Ag成分が著しく多い構成となっているため、シリコー
ン樹脂などの有機物に起因する接点障害の影響を受けに
くく、そのため接点部分の信頼性が高く、また接点部分
以外の導体回路はPd比の高いAq/Pd系合金で構成
されているため耐マイグレーション性にも優れ、また接
点部分自体の耐久性についても、その接点部分の少なく
とも表面層のAg成分が多いため接点耐久性能が優れて
おり、ざらにこの発明のハイブリッドICにおける厚膜
導体回路形成にあたっては、めっき等の異なる工程を組
入れる必要がないため、製造コストの大きな上昇を招く
ことなく前述のような効果を有するハイブリッドICを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例のハイブリッドICを示
す略解的な断面図、第2図(A)〜(D>は第1実施例
のハイブリッドICの厚膜導体回路形成工程を段階的に
示す略解的な断面図、第3図はこの発明の第2実施例の
ハイブリッドICを示す略解的な断面図、第4図(A)
〜(C)は第2実施例のハイブリッドICの厚膜導体回
路形成工程を段階的に示す略解的な断面図である。 1・・・基板、 2・・・厚膜導体回路、 2△・・・
接点部分、 2B・・・接点部分以外の部分、3・・・
高Pd比のAg/Pd系ペースト、 4・・・Agペー
ストもしくは低Pd比のAg/Pd系ペースト。
す略解的な断面図、第2図(A)〜(D>は第1実施例
のハイブリッドICの厚膜導体回路形成工程を段階的に
示す略解的な断面図、第3図はこの発明の第2実施例の
ハイブリッドICを示す略解的な断面図、第4図(A)
〜(C)は第2実施例のハイブリッドICの厚膜導体回
路形成工程を段階的に示す略解的な断面図である。 1・・・基板、 2・・・厚膜導体回路、 2△・・・
接点部分、 2B・・・接点部分以外の部分、3・・・
高Pd比のAg/Pd系ペースト、 4・・・Agペー
ストもしくは低Pd比のAg/Pd系ペースト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板上に接点部分を備え、かつその接点部分を含む基
板上の厚膜導体回路を導体ペーストのスクリーン印刷に
より形成したハイブリッドICにおいて、 接点部分の少なくとも表面層は、Agペーストもしくは
導電成分中のPd比率の低いAg/Pd系ペーストを用
いて形成され、それ以外の部分の厚膜導体回路は導電成
分中のPd比率が相対的に高いAg/Pd系ペーストを
用いて形成されていることを特徴とするハイブリッドI
C。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3989987A JPS63207193A (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | ハイブリツドic |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3989987A JPS63207193A (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | ハイブリツドic |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63207193A true JPS63207193A (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=12565809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3989987A Pending JPS63207193A (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | ハイブリツドic |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63207193A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019099849A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 三菱マテリアル株式会社 | 銅端子材及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-02-23 JP JP3989987A patent/JPS63207193A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019099849A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 三菱マテリアル株式会社 | 銅端子材及びその製造方法 |
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