JPS6320784Y2 - - Google Patents

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JPS6320784Y2
JPS6320784Y2 JP17870283U JP17870283U JPS6320784Y2 JP S6320784 Y2 JPS6320784 Y2 JP S6320784Y2 JP 17870283 U JP17870283 U JP 17870283U JP 17870283 U JP17870283 U JP 17870283U JP S6320784 Y2 JPS6320784 Y2 JP S6320784Y2
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wall
joint
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return piece
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JP17870283U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、現場打されるコンクリート建築物の
壁構造に関するものである。
(従来技術) 従来より、現場打ちされるコンクリート建築物
においては、柱と腰壁、柱と袖壁等の壁部分を一
体化した場合には地震等の振動の際に却つて壁部
分が柱の変形性を阻害することとなつて柱の剛性
が弱くなることが知られている。
従来、上記のような欠点を防止する手段として
柱と壁部分との間に低強度接合部を形成しておい
て振動の際に該低強度接合部の破壊を予定するよ
うに構成した構築物が提案されており(例えば、
特公昭54−32532号公報)、また、近時のコンクリ
ート建築工法基準として上記したような柱と壁部
分との間に何等かの破壊予定部を形成することが
要請されている。
上記のような破壊予定部を形成するため、柱と
腰壁等の壁部分との接合部にスペーサー部材(ス
リツト部材)を配置したり該接合部の一部にクラ
ツク誘発用の目地部材を両サイドに配置すること
が知られており、また、近時は上記したようなス
ペーサー部材や目地部材に関する各種の形状、構
造等についても種々提案されている。そしてこれ
らの部材には部材とコンクリートとの接合面から
雨水が侵入するのを防止するために壁面内に位置
するようにした水返し片が形成されているのが一
般である。
しかし従来のものにおいては、上記水返し片か
ら壁面までの肉厚の強度との関係から水返し片を
余り長くすることができないために水が水返し片
を乗越えて室内方向に浸透する虞があつた。
また、従来のものにおいては打継ぎ工法により
上部の階を打ち継ぐ場合、上記スペーサー部材又
は目地部材の下端が打継ぎ面に位置するために、
水返し片で止められた水が該水返し片に沿つて降
下してこれが打継ぎ面に沿つて室内側に浸透し、
床面に流出したり天井面から滴下する等の虞があ
つた。
(考案の目的) 本考案の目的は、上記した従来の壁構造の欠点
を解消し、雨水がスペーサー部材又は目地部材の
水返し片を乗越えたとしてもこれを適確に止水す
ることができ、また上記水返し片に沿つて雨水が
降下してもこれを適確に外部に排出できるように
した壁構造を提供することにある。
(考案の構成) 本考案に係るコンクリート建築物の壁構造は、
現場打ちされるコンクリート建築物の柱と腰壁等
の壁部分との間にスペーサー部材又は目地部材を
縦に配置することによつて低強度接合部を形成し
てなる壁構造において、上記スペーサー部材又は
目地部材に設けられている水返し片の後方には止
水部材を配置すると共に該水返し片及び止水部材
の下方には一部に排水部を形成した受皿を配置
し、該排水部の先端を壁部分の外壁面に露呈する
ように埋設配置したものである。
したがつて、雨水がスペーサー部材又は目地部
材に設けた水返し片を乗越えたとしてもその後方
に配置された止水部材によりこれを適確に止水す
ることができ、しかも水が上記各部材に沿つて降
下したとしてもこれを適確に外部に排出すること
ができて、水が打継ぎ面を介して床面に流出した
り天井から滴下したりするのを防止することがで
きる。
(実施例) 本考案に係るコンクリート建築物の壁構造をそ
の実施例として示す図面に基づいて説明する。
図中、1はコンクリート建築物における柱部
分、2は腰壁、袖壁等の壁部分であつて、現場打
ちにより構築されるものである。上記柱部分1と
壁部分2との接合部には低強度接合部が形成され
るが、このための手段として柱部分1と壁部分2
との間又は少なくとも壁部分2の柱部分1に近接
する部分に、第1図に示すように、縦にスペーサ
ー部材Sを介在させる場合と、第2図に示すよう
に、壁部分2の柱部分1に近接する部分において
壁部分2の外側部側と内側部側とにクラツク誘発
用の目地部材M,Mを縦に配置する場合等があ
る。
上記スペーサー部材Sは地震等による柱部分1
と壁部分2の振動に対してこれを吸収できるよう
な吸振構造とするために、通常、合成樹脂で成型
された基材4,4を対向的に配置し、その間に吸
水性をなくするために独立気泡としたポリエチレ
ン発泡体等の柔軟仕切体5を介挿して構成されて
いる。なお、5aは柔軟仕切体5の両側面に配置
した合成樹脂製のシートである。
上記基材4は対向的な脚部6と連接部7とから
なつているが、その全体の断面形状としては略
「H」字状のものや「M」字状のもの、或は更に
フレキシブルにするために連接部7を「W」字状
に形成したもの、更にはコーキングを不要とする
ために外面側に平板4aを一体接合したもの等各
種のものがあり、しかも、これらの基材4,4を
対向配置する場合においても同型のものを配置す
る場合と異なる形状の基材を配置する場合等があ
る。また、第2図に示すようにクラツク誘発用の
目地部材Mを配置する場合においては、目地部材
Mは上記スペーサー部材Sの基材と同様に形成さ
れた基材4内部にポリエチレン発泡体等の柔軟物
8を挿入して構成されている。
上記のような基材4には両サイドに水返し片9
が突成されていて壁部分2の外壁面と上記基材4
との間から侵入することのある雨水が室内方向に
流入するのを防止するようになつているが、この
水返し片9の後方に位置させるように止水部材3
が配置される。この止水部材3については後に詳
述するが、上記水返し片9をフオローして該水返
し片9を乗越えた水を止水するためのものであ
る。
上記のようにして埋設されるべきスペーサー部
材Sや目地部材Mに設けられた水返し片9及び上
記止水部材3の下方に受皿10が配置され、これ
により上記水返し片9やその後方に配置された止
水部材に沿つて流下する水を受けて壁部分2の外
壁面側に排出させるように構成したものである。
上記した目的から、上記受皿10は実質上上記
止水部材3の下端縁をも収容するような形状と面
積を備えている。即ち、この受皿10は合成樹脂
により第4図及び第5図に示すような平面形状に
形成され、底板部11は長方形部11aと台形部
11bとからなつている。底板部11には周壁1
2が形成されているがその一部には排水部13が
形成され、底板部11には上記排水部13側が低
くなるようにした傾斜面14が形成されている。
15は受皿10の下面に突設したアンカーであ
る。なお、上記受皿10の底板部11には実施例
では上記長方形部11aと台形部11bとに段差
を設けたが、これに限定されないこと勿論であ
る。
上記止水部材3は上記水返し片9の後方に位置
して実質上水返し片9をフオローできればよく、
従つて、その形状、材質等はこれを問わないが、
第1図乃至第5図の例では合成樹脂製とし、上記
柔軟仕切体5又は柔軟物8の両サイドに添わせる
ようにした基板部16と、上記柔軟仕切体5又は
柔軟物8の端部を抱持し得るような断面「U」字
状をなした連結部17と、上記基板部16から外
方向に突設した止水片18とからなり、該止水片
18の先端には折曲部19が形成されていると共
に中間には複数の止水用リブ19aが突出成形さ
れている。
次に、上記受皿10は上記排水部13の先端が
壁部分2の外壁面に露呈するようにして配置され
るものであるが、その配置手段やこれと上記スペ
ーサー部材又は止水部材との関係について第5図
乃至第7図に基づいて説明する。図中、20は外
側用の型枠、21は内側用の型枠、22は梁をそ
れぞれ示しているが、梁22の上面に壁部分2を
打継ぎする場合に該打継ぎ面23上に上記受皿1
0をセツトする。
通常、打継ぎ部には打継ぎ目地棒24(横目
地)が配置されるが、この目地棒24には第6図
に示すように孫目地部24aを有するものと第7
図に示すようにこれを有しないものとがあり、上
記受皿10の排水部13はこの目地棒24の奥壁
部分25に当接するようにして配置される。ま
た、本考案においては目地棒24の下面側に紙等
の繊維製シート26を配置し、目地棒を取り外し
た後ここに施されるコーキングにより上記繊維製
シートを埋め込み、水が該繊維製シートを介して
外部に導出されるようにする。
上記のようにして配置された受皿10の上方に
上記スペーサー部材S又は目地部材Mと止水部材
3が立設されるが、受皿10の周壁12内に上記
水返し片9や止水部材3の下端縁を収容するよう
にセツトし、型枠20,21内にコンクリートが
充填されて壁部分2が構築される。
第8図は上記止水部材3を鉄板製としたもので
あり、図示例では上記止水用リブ19aが形成さ
れていないが、プレス成型によりリブを形成する
ことができること当然である。また、第9図に示
す止水部材3はスペーサー部材Sを用いる場合に
その中間に配置しようとするものであり、止水部
材3を略「T」字状に形成すると共に基部27を
上記したシート5aに貼着して両サイドに突出さ
せる。なお、この場合には上記折曲部19及び止
水用リブ19aを両方向に突出成形する。
第10図に示す止水部材3は上記柔軟仕切体5
の側面に沿わせるようにした長尺の基部27にカ
ツト目盛29を付したものであり、施工すべき壁
圧に応じて該カツト目盛からカツトし得るように
構成したものである。
(考案の効果) 本考案に係るコンクリート建築物の壁構造によ
れば、現場打ちされるコンクリート建築物の柱と
腰壁等の壁部分との間にスペーサー部材又は目地
部材を縦に配置することによつて低強度接合部を
形成してなる壁構造において、上記スペーサー部
材又は目地部材に設けられている水返し片の後方
には止水部材が配置されると共に該水返し片及び
止水部材の下方には一部に排水部を形成した受皿
が配置され、該排水部の先端が壁部分の外壁面に
露呈するように埋設配置されているから、スペー
サー部材又は目地部材と壁部分の外壁面との間か
ら雨水が侵入してこれが上記スペーサー部材又は
目地部材、或は止水部材に沿つて降下したとして
もこれを受皿で受けて排水部から適確に外部に排
出することができ、打継ぎ面を介して室内側に浸
透したりする虞は全くない。
また、構成的には簡単であつて、その施工も容
易であるから何等コストアツプとなるものではな
く、この種コンクリート建築物における壁構造と
して最適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンクリート建築物の壁構
造の実施例を示し、第1図は壁部分にスペーサー
部材を配置した例を示す壁部分の斜視図、第2図
はクラツク誘発用目地部材を配置した例を示す壁
部分の斜視図、第3図は受皿の断面側面図、第4
図は同上平面図、第5図は横断面図、第6図及び
第7図は縦断面図、第8図乃至第10図は止水部
材の他の構成例を示す平面図である。 1……柱部分、2……壁部分、S……スペーサ
ー部材、M……目地部材、3……止水部材、4…
…基材、5……柔軟仕切体、8……柔軟物、9…
…水返し片、10……受皿、11……底面部、1
2……周壁、13……排水部、14……傾斜面、
20,21……型枠、22……梁、23……打継
ぎ面、24……目地棒、26……繊維製シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 現場打ちされるコンクリート建築物の柱と腰壁
    等の壁部分との間にスペーサー部材又は目地部材
    を縦に配置することによつて低強度接合部を形成
    してなる壁構造において、 上記スペーサー部材又は目地部材に設けられて
    いる水返し片の後方には止水部材が配置されると
    共に該水返し片及び止水部材の下方には一部に排
    水部を形成した受皿が配置され、該排水部の先端
    が壁部分の外壁面に露呈するように埋設配置され
    ていることを特徴とするコンクリート建築物の壁
    構造。
JP17870283U 1983-11-21 1983-11-21 コンクリート建築物の壁構造 Granted JPS6089316U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17870283U JPS6089316U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 コンクリート建築物の壁構造

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JP17870283U JPS6089316U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 コンクリート建築物の壁構造

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Publication Number Publication Date
JPS6089316U JPS6089316U (ja) 1985-06-19
JPS6320784Y2 true JPS6320784Y2 (ja) 1988-06-08

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JP17870283U Granted JPS6089316U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 コンクリート建築物の壁構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2553918Y2 (ja) * 1991-11-07 1997-11-12 株式会社日本アルミ 伸縮継手装置の排水桝構造
JP4764736B2 (ja) * 2006-02-07 2011-09-07 日本仮設株式会社 土木用止水コンクリートクラック誘発目地材

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JPS6089316U (ja) 1985-06-19

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