JPS6320971Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6320971Y2 JPS6320971Y2 JP6354383U JP6354383U JPS6320971Y2 JP S6320971 Y2 JPS6320971 Y2 JP S6320971Y2 JP 6354383 U JP6354383 U JP 6354383U JP 6354383 U JP6354383 U JP 6354383U JP S6320971 Y2 JPS6320971 Y2 JP S6320971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- lens group
- moves
- lens
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 24
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はズームレンズの制動機構、詳しくは、
操作部材の全ズーム操作領域における操作力量を
均一にする制動機構に関する。
操作部材の全ズーム操作領域における操作力量を
均一にする制動機構に関する。
第1図は、従来のズームレンズの一例を示す上
半部の断面図である。なお、この断面図は全体の
構成を分り易くするために同一面の断面でなく、
総ての係合ピン等が見えるように切断した断面図
である。第1図において符号01はズームレン
ズ、1はフオーカスレンズ群L1を保持するフオ
ーカスレンズ枠、2は操作枠、3は固定枠、4は
補償レンズ群L3を保持する補償レンズ枠、5は
変倍レンズ群L2を保持する変倍レンズ枠、6は
固定枠3の後端部に取付用ねじ10によつて取り
付けらた周知のレンズマウント部材、7はリレー
系レンズ群L4を保持するリレーレンズ枠、8は
上記固定枠3の後端部に上記取付用ねじ10によ
つて固着され、上記リレーレンズ枠7を移動可能
に支持する支持枠、9は上記支持枠8の上壁に穿
設された光軸方向の長孔8aを通して上記リレー
レンズ枠7にねじ込まれ、同リレーレンズ枠7を
上記支持枠8の調整位置に固定させるリレーレン
ズ固定用ねじ、11,12は固定枠3の後端部外
周面に、夫々回動可能に嵌着された周知の絞り環
及び飾り環を示している。なお、第1図中符号3
dは固定枠3の後端部外周面の上記リレーレンズ
枠7の上位に穿設された、同リレーレンズ枠7の
移動調整用ドライバー等の工具挿通用孔を示して
いる。
半部の断面図である。なお、この断面図は全体の
構成を分り易くするために同一面の断面でなく、
総ての係合ピン等が見えるように切断した断面図
である。第1図において符号01はズームレン
ズ、1はフオーカスレンズ群L1を保持するフオ
ーカスレンズ枠、2は操作枠、3は固定枠、4は
補償レンズ群L3を保持する補償レンズ枠、5は
変倍レンズ群L2を保持する変倍レンズ枠、6は
固定枠3の後端部に取付用ねじ10によつて取り
付けらた周知のレンズマウント部材、7はリレー
系レンズ群L4を保持するリレーレンズ枠、8は
上記固定枠3の後端部に上記取付用ねじ10によ
つて固着され、上記リレーレンズ枠7を移動可能
に支持する支持枠、9は上記支持枠8の上壁に穿
設された光軸方向の長孔8aを通して上記リレー
レンズ枠7にねじ込まれ、同リレーレンズ枠7を
上記支持枠8の調整位置に固定させるリレーレン
ズ固定用ねじ、11,12は固定枠3の後端部外
周面に、夫々回動可能に嵌着された周知の絞り環
及び飾り環を示している。なお、第1図中符号3
dは固定枠3の後端部外周面の上記リレーレンズ
枠7の上位に穿設された、同リレーレンズ枠7の
移動調整用ドライバー等の工具挿通用孔を示して
いる。
上記フオーカスレンズ枠1は長い外筒1bと短
い内筒1cとが前端部における共通壁によつて一
体化された2重連筒からなり、内筒1cの後端部
外周には、上記固定枠3の先端部内周面に設けら
れたヘリコイドねじ3cに螺合するヘリコイドね
じ1dが設けられている。上記操作枠2は後端部
を共通壁によつて一体化されたほぼ同長の外筒2
bと内筒2aとの2重連筒からなり、この内外筒
2a,2b間に上記フオーカスレンズ枠1の外筒
1bが嵌入している。そして、上記操作枠2の外
筒2bの内面上には、上記フオーカスレンズ枠1
の外筒1bの後端部外周面上に植設された係合ピ
ン1aが嵌入する光軸方向のカム溝2b1が設けら
れていて、フオーカスレンズ枠1は操作枠2の光
軸方向の移動に対してはフリーとなり、同操作枠
2の回動によつてのみ、上記ヘリコイドねじ1d
を介して光軸方向に移動するようになつている。
又、上記操作枠2の内筒2aの内面上には、第3
図Bに示すように、その左方に上記変倍レンズ枠
5上に植設された係合ピン5aが嵌入する上下方
向のカム溝2a1と、同カム溝2a1の右方にはほぼ
全周に亘る巾広な凹部2a2とが設けられており、
上記凹部2a2には上記固定枠3上に植設されたス
トツパーピン3bが入り込むことによつて、操作
枠2の光軸方向の移動範囲及び回動範囲が規制さ
れるようになつている。上記固定枠3には、第3
図Aに示すように、上記操作枠2のカム溝2a1の
下端部に嵌入している上記係合ピン5aを操作枠
2の光軸方向に移動させるための光軸方向の横長
のリード孔3a1と、上記補償レンズ枠4上に植設
された係合ピン4bが嵌入し、同係合ピン4bの
上下及び前後の移動を規制する逆くの字状のリー
ド孔3a2とが設けられている。又、上記補償レン
ズ枠4には、第3図Aに示すように、上記係合ピ
ン5aが嵌入し、同ピン5aの光軸方向に移動に
より同レンズ枠4を回動させるための、光軸方向
と所定の角度θを有して傾斜する横長のリード孔
4aが設けられている。
い内筒1cとが前端部における共通壁によつて一
体化された2重連筒からなり、内筒1cの後端部
外周には、上記固定枠3の先端部内周面に設けら
れたヘリコイドねじ3cに螺合するヘリコイドね
じ1dが設けられている。上記操作枠2は後端部
を共通壁によつて一体化されたほぼ同長の外筒2
bと内筒2aとの2重連筒からなり、この内外筒
2a,2b間に上記フオーカスレンズ枠1の外筒
1bが嵌入している。そして、上記操作枠2の外
筒2bの内面上には、上記フオーカスレンズ枠1
の外筒1bの後端部外周面上に植設された係合ピ
ン1aが嵌入する光軸方向のカム溝2b1が設けら
れていて、フオーカスレンズ枠1は操作枠2の光
軸方向の移動に対してはフリーとなり、同操作枠
2の回動によつてのみ、上記ヘリコイドねじ1d
を介して光軸方向に移動するようになつている。
又、上記操作枠2の内筒2aの内面上には、第3
図Bに示すように、その左方に上記変倍レンズ枠
5上に植設された係合ピン5aが嵌入する上下方
向のカム溝2a1と、同カム溝2a1の右方にはほぼ
全周に亘る巾広な凹部2a2とが設けられており、
上記凹部2a2には上記固定枠3上に植設されたス
トツパーピン3bが入り込むことによつて、操作
枠2の光軸方向の移動範囲及び回動範囲が規制さ
れるようになつている。上記固定枠3には、第3
図Aに示すように、上記操作枠2のカム溝2a1の
下端部に嵌入している上記係合ピン5aを操作枠
2の光軸方向に移動させるための光軸方向の横長
のリード孔3a1と、上記補償レンズ枠4上に植設
された係合ピン4bが嵌入し、同係合ピン4bの
上下及び前後の移動を規制する逆くの字状のリー
ド孔3a2とが設けられている。又、上記補償レン
ズ枠4には、第3図Aに示すように、上記係合ピ
ン5aが嵌入し、同ピン5aの光軸方向に移動に
より同レンズ枠4を回動させるための、光軸方向
と所定の角度θを有して傾斜する横長のリード孔
4aが設けられている。
次に、このように構成された従来のズームレン
ズ01の作用を第3図Aを用いて説明する。第3
図Aは、上記操作枠2がその周方向のカム溝2a1
により上記係合ピン5aを介して変倍レンズ枠5
を最短焦点位置Wにおいたときの、上記係合ピン
5aと固定枠3のリード孔3a1及び上記補償レン
ズ枠4のリード孔4aとの係合状態、及び補償レ
ンズ枠4上の係合ピン4bと上記固定枠3のリー
ド孔3a2との係合状態を夫々示している。この状
態から操作枠2を光軸方向に図において右方に移
動させ、そのカム溝2a1により上記係合ピン5a
を上記固定枠3の直線状のリード孔3a1に沿つて
移動させ、変倍レンズ枠5を最長焦点位置Tに変
位させると、上記係合ピン5aが嵌入している上
記補償レンズ枠4のリード孔4aを介して同補償
レンズ枠4は周方向に回動し、この補償レンズ枠
4の回動につれて同枠4上の上記係合ピン4bが
固定枠3の上記逆くの字状に彎曲したリード孔3
a2に沿つてW位置からT位置に移動することによ
つて、補償レンズ枠4は光軸方向に前後に移動し
て上記補償レンズ群L3を移動させ焦点位置を補
償する。第2図は上記各レンズ群L1〜L4の動き
をそれぞれ示した線図である。
ズ01の作用を第3図Aを用いて説明する。第3
図Aは、上記操作枠2がその周方向のカム溝2a1
により上記係合ピン5aを介して変倍レンズ枠5
を最短焦点位置Wにおいたときの、上記係合ピン
5aと固定枠3のリード孔3a1及び上記補償レン
ズ枠4のリード孔4aとの係合状態、及び補償レ
ンズ枠4上の係合ピン4bと上記固定枠3のリー
ド孔3a2との係合状態を夫々示している。この状
態から操作枠2を光軸方向に図において右方に移
動させ、そのカム溝2a1により上記係合ピン5a
を上記固定枠3の直線状のリード孔3a1に沿つて
移動させ、変倍レンズ枠5を最長焦点位置Tに変
位させると、上記係合ピン5aが嵌入している上
記補償レンズ枠4のリード孔4aを介して同補償
レンズ枠4は周方向に回動し、この補償レンズ枠
4の回動につれて同枠4上の上記係合ピン4bが
固定枠3の上記逆くの字状に彎曲したリード孔3
a2に沿つてW位置からT位置に移動することによ
つて、補償レンズ枠4は光軸方向に前後に移動し
て上記補償レンズ群L3を移動させ焦点位置を補
償する。第2図は上記各レンズ群L1〜L4の動き
をそれぞれ示した線図である。
ところで、第4図に示すように、上記係合ピン
5aを固定枠3のリード孔3a1に沿つてW位置か
らT位置に移動させた際、同係合ピン5aがリー
ド孔3a1のほぼ中間位置及びT位置に達したとき
を夫々5a′,5a″とすると、同係合ピン5aに嵌
合するリード孔4aを介して補償レンズ枠4は、
図において下方に回動して上記係合ピン5aが位
置5a′,5a″に達したとき上記リード孔4aは
夫々点線4a′,4a″に示す位置となる。一方、上
記補償レンズ枠4上の係合ピン4bは同枠4の回
動につれて、上記固定枠3の逆くの字状のリード
孔3a2に沿つて、夫々上記係合ピン5aの5a′,
5a″位置に達したとき、夫々4b′,4b″位置に移
動する。従つて、操作枠2を右方に移動させて補
償レンズ枠4を回動させる際には、上記係合ピン
5aを介して同枠4を回動させる操作力量の他
に、上記係合ピン4bを上記彎曲したリード孔3
a2に沿つてその接触抵抗に抗して移動させる操作
力量が加わるものとなる。
5aを固定枠3のリード孔3a1に沿つてW位置か
らT位置に移動させた際、同係合ピン5aがリー
ド孔3a1のほぼ中間位置及びT位置に達したとき
を夫々5a′,5a″とすると、同係合ピン5aに嵌
合するリード孔4aを介して補償レンズ枠4は、
図において下方に回動して上記係合ピン5aが位
置5a′,5a″に達したとき上記リード孔4aは
夫々点線4a′,4a″に示す位置となる。一方、上
記補償レンズ枠4上の係合ピン4bは同枠4の回
動につれて、上記固定枠3の逆くの字状のリード
孔3a2に沿つて、夫々上記係合ピン5aの5a′,
5a″位置に達したとき、夫々4b′,4b″位置に移
動する。従つて、操作枠2を右方に移動させて補
償レンズ枠4を回動させる際には、上記係合ピン
5aを介して同枠4を回動させる操作力量の他
に、上記係合ピン4bを上記彎曲したリード孔3
a2に沿つてその接触抵抗に抗して移動させる操作
力量が加わるものとなる。
この場合、上記係合ピン4bを第4図における
位置から4b′位置へ向けて移動させる場合には移
動方向とリード孔3a2の方向が図に示すように一
致するので殆んど抵抗はないが、4b′位置から4
b″位置に向けて移動させる場合には係合ピン4b
の移動方向とリード孔3a2の向きとが逆方向とな
るので大きな摩擦接触抵抗が加わり、大きな操作
力量が必要となり、全体としての操作力量は中間
で大きく変化し、極めて不都合なものとなつてい
た。そのため、操作枠と例えば固定枠3等の摺動
部材との間にばね板等の弾性部材を介装して全体
の抵抗力を増加させ上記変化感を和らげる手段等
も用いられていたが、上記操作力量の変化はその
まま残るものであり、上記欠点は何等解消される
ものではなかつた。
位置から4b′位置へ向けて移動させる場合には移
動方向とリード孔3a2の方向が図に示すように一
致するので殆んど抵抗はないが、4b′位置から4
b″位置に向けて移動させる場合には係合ピン4b
の移動方向とリード孔3a2の向きとが逆方向とな
るので大きな摩擦接触抵抗が加わり、大きな操作
力量が必要となり、全体としての操作力量は中間
で大きく変化し、極めて不都合なものとなつてい
た。そのため、操作枠と例えば固定枠3等の摺動
部材との間にばね板等の弾性部材を介装して全体
の抵抗力を増加させ上記変化感を和らげる手段等
も用いられていたが、上記操作力量の変化はその
まま残るものであり、上記欠点は何等解消される
ものではなかつた。
本考案の目的は、上記の点に鑑み、上記操作枠
の操作により、上記補償レンズ枠を上記変倍レン
ズ枠と同一方向に移動させる時には、同補償レン
ズ枠の移動に制動をかけ、逆方向に移動する時に
は制動を解除する制動部材を巧みに設けることに
よつて、上記欠点を見事に解消したズームレンズ
の制動機構を提供するにある。
の操作により、上記補償レンズ枠を上記変倍レン
ズ枠と同一方向に移動させる時には、同補償レン
ズ枠の移動に制動をかけ、逆方向に移動する時に
は制動を解除する制動部材を巧みに設けることに
よつて、上記欠点を見事に解消したズームレンズ
の制動機構を提供するにある。
以下、本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。
る。
第5図A,Bは本考案の一実施例を示すズーム
レンズの制動機構の縦断面及び横断面を夫々示す
図であつて、第5図Cはこのズームレンズ制動機
構中のばね部材の斜視図である。なお、このズー
ムレンズ制動機構が配設されるズームレンズの構
成は上記第1図のズームレンズ01と全く同様に
構成されているので同一構成部材については同一
符号を付すに止め、その説明は省略する。本考案
の制動機構14は、上記補償レンズ枠4(第1図
参照)上に固定される従来の係合ピン4bを、上
記固定枠3(第1図参照)のリード孔3a2(第6
図参照)に嵌入する肉厚の短管軸15と、この短
管軸15の外周の中程に設けられた周溝15a内
に介装されるC字形状のばね部材16とで構成さ
れている。上記短管軸15は第5図Aに示すよう
に、下端部が一段と細径となつていて同細径部1
5cが補償レンズ枠4に設けられた凹部4cに嵌
入し、中心部に螺合して貫通する取付ねじ17に
より同枠4に固定されている。この短管軸15の
周溝15aの下側壁左方部には、第5図Bに示す
ように、上記ばね部材16の下方に折り曲げられ
た両端部16a(第5図C参照)が移動可能に嵌
入する円弧状の溝15bが設けられている。上記
ばね部材16は、第5図B,Cに示すように、縦
巾が上記短管軸15の外径より大きく、横巾が同
管軸15の外径より小さい縦長のC字状の弾力性
線材からなり、長手方向に弾力を有し、下方に折
り曲げられた両端部16aが上記短管軸15の規
制用溝15bに嵌入するようになつていて、同溝
15bによつて、ばね部材16の縦方向への伸縮
が規制されるようになつている。そして、同ばね
部材16の伸縮方向、即ち縦方向は、第6図に示
すように、光軸方向と上記補償レンズ枠4のリー
ド孔4a方向とのなす角θ(第3図A参照)と一
致するようにしてばね部材16は上記短管軸15
の周溝15a内に配設されている。
レンズの制動機構の縦断面及び横断面を夫々示す
図であつて、第5図Cはこのズームレンズ制動機
構中のばね部材の斜視図である。なお、このズー
ムレンズ制動機構が配設されるズームレンズの構
成は上記第1図のズームレンズ01と全く同様に
構成されているので同一構成部材については同一
符号を付すに止め、その説明は省略する。本考案
の制動機構14は、上記補償レンズ枠4(第1図
参照)上に固定される従来の係合ピン4bを、上
記固定枠3(第1図参照)のリード孔3a2(第6
図参照)に嵌入する肉厚の短管軸15と、この短
管軸15の外周の中程に設けられた周溝15a内
に介装されるC字形状のばね部材16とで構成さ
れている。上記短管軸15は第5図Aに示すよう
に、下端部が一段と細径となつていて同細径部1
5cが補償レンズ枠4に設けられた凹部4cに嵌
入し、中心部に螺合して貫通する取付ねじ17に
より同枠4に固定されている。この短管軸15の
周溝15aの下側壁左方部には、第5図Bに示す
ように、上記ばね部材16の下方に折り曲げられ
た両端部16a(第5図C参照)が移動可能に嵌
入する円弧状の溝15bが設けられている。上記
ばね部材16は、第5図B,Cに示すように、縦
巾が上記短管軸15の外径より大きく、横巾が同
管軸15の外径より小さい縦長のC字状の弾力性
線材からなり、長手方向に弾力を有し、下方に折
り曲げられた両端部16aが上記短管軸15の規
制用溝15bに嵌入するようになつていて、同溝
15bによつて、ばね部材16の縦方向への伸縮
が規制されるようになつている。そして、同ばね
部材16の伸縮方向、即ち縦方向は、第6図に示
すように、光軸方向と上記補償レンズ枠4のリー
ド孔4a方向とのなす角θ(第3図A参照)と一
致するようにしてばね部材16は上記短管軸15
の周溝15a内に配設されている。
次に、このように構成された本考案の制動機構
14の作用を第6図によつて説明する。第6図
は、上記補償レンズ枠4が上記第4図におけるW
位置、中間位置、T位置に夫々ある時の固定枠リ
ード孔3a2における短管軸15の位置を夫々鎖線
で示したものである。図から明かなように、短管
軸15がW位置から中間位置に移動する間は、上
記ばね部材16の縦方向の伸びはリード孔3a2の
両側壁によつて、その弾力に抗して短管軸15の
外径と等しくなるまで圧縮されている。従つて、
同ばね部材16と上記リード孔3a2の両側壁との
摩擦抵抗力は極めて大きいものとなる。一方、同
短管軸15の中間位置からT位置に移動する間
は、上記ばね部材16の縦方向の伸びは、図に示
すように、その両端部16aが上記短管軸15の
規制用溝15bの長手方向一杯迄開いた状態でも
上記リード孔3a2の両側壁には接触しないので、
同ばね部材16による上記摩擦抵抗力は全く解消
される。即ち、短管軸15に上記ばね部材16を
介装させることによつて、同短管軸15の上記リ
ード孔3a2に対する移動接触抵抗は、上記W位置
から中間位置迄は大きく、中間位置からT位置迄
は殆んどなくなる。従つて、上記ばね部材16の
弾力を好適に選択することによつて、その摩擦抵
抗力を上述した短管軸15が上記中間位置からW
位置に達する間にリード孔3a2の両側壁から受け
る抵抗力とほぼ同じ大きさにすることは容易であ
る。かくすれば、操作枠2の補償レンズ枠4を回
動させる操作力量は全操作領域に亘つて均一とな
るので、上記従来のこの種のズームレンズ操作機
構が有していた欠点を極めて簡単な構造で見事に
解消することが出来る。
14の作用を第6図によつて説明する。第6図
は、上記補償レンズ枠4が上記第4図におけるW
位置、中間位置、T位置に夫々ある時の固定枠リ
ード孔3a2における短管軸15の位置を夫々鎖線
で示したものである。図から明かなように、短管
軸15がW位置から中間位置に移動する間は、上
記ばね部材16の縦方向の伸びはリード孔3a2の
両側壁によつて、その弾力に抗して短管軸15の
外径と等しくなるまで圧縮されている。従つて、
同ばね部材16と上記リード孔3a2の両側壁との
摩擦抵抗力は極めて大きいものとなる。一方、同
短管軸15の中間位置からT位置に移動する間
は、上記ばね部材16の縦方向の伸びは、図に示
すように、その両端部16aが上記短管軸15の
規制用溝15bの長手方向一杯迄開いた状態でも
上記リード孔3a2の両側壁には接触しないので、
同ばね部材16による上記摩擦抵抗力は全く解消
される。即ち、短管軸15に上記ばね部材16を
介装させることによつて、同短管軸15の上記リ
ード孔3a2に対する移動接触抵抗は、上記W位置
から中間位置迄は大きく、中間位置からT位置迄
は殆んどなくなる。従つて、上記ばね部材16の
弾力を好適に選択することによつて、その摩擦抵
抗力を上述した短管軸15が上記中間位置からW
位置に達する間にリード孔3a2の両側壁から受け
る抵抗力とほぼ同じ大きさにすることは容易であ
る。かくすれば、操作枠2の補償レンズ枠4を回
動させる操作力量は全操作領域に亘つて均一とな
るので、上記従来のこの種のズームレンズ操作機
構が有していた欠点を極めて簡単な構造で見事に
解消することが出来る。
第7図Aは、本考案の他の実施例を示すズーム
レンズの制動機構の平面図、第7図B,Cは上記
第7図A中のB−B線、C−C線に夫々沿う断面
図である。なお、本実施例における制動機構20
が適用されるズームレンズの構成も上記第1図の
ズームレンズ01の構成と全く同様であるので、
同一構成部材については同一符号を付すに止め、
その説明は省略する。この制動機構20は、上記
補償レンズ枠4上に植設された係合ピン4bの前
半の移動範囲において、同係合ピン4bと係合し
て回動するフオーク状の制動レバー21と、この
制動レバー21の基部に重合して、同レバー21
の回動に制動をかける制動板22とで、その主要
部が構成されている。上記制動レバー21は、第
7図Aに示すように、上記係合ピン4bの上記固
定枠3のリード孔3a2に沿う移動の前半部に相対
して、基部を固定枠3上の扇形状の凹部24の基
部に回動可能に配設されていて、そのフオーク状
の自由端部21aで上記係合ピン4bを挾持して
いる。上記制動板22は、第7図Bに示すよう
に、上記制動レバー21の基部の下位に重合し
て、上記固定枠3の凹部24内に取付用ねじ23
で取付けられる、摩擦係数の大きい材料からなる
ワツシヤーで形成され、上記制動レバー21の回
動に好適に制動を与える役目をするものである。
なお、第7図Aに示すように、上記係合ピン4b
の初期位置、即ちW位置における上記制動レバー
21との係合状態では、同制動レバー21は光軸
に対して、上述した補償レンズ枠4のリード孔4
aと光軸との傾斜角θと同角度となつている。
レンズの制動機構の平面図、第7図B,Cは上記
第7図A中のB−B線、C−C線に夫々沿う断面
図である。なお、本実施例における制動機構20
が適用されるズームレンズの構成も上記第1図の
ズームレンズ01の構成と全く同様であるので、
同一構成部材については同一符号を付すに止め、
その説明は省略する。この制動機構20は、上記
補償レンズ枠4上に植設された係合ピン4bの前
半の移動範囲において、同係合ピン4bと係合し
て回動するフオーク状の制動レバー21と、この
制動レバー21の基部に重合して、同レバー21
の回動に制動をかける制動板22とで、その主要
部が構成されている。上記制動レバー21は、第
7図Aに示すように、上記係合ピン4bの上記固
定枠3のリード孔3a2に沿う移動の前半部に相対
して、基部を固定枠3上の扇形状の凹部24の基
部に回動可能に配設されていて、そのフオーク状
の自由端部21aで上記係合ピン4bを挾持して
いる。上記制動板22は、第7図Bに示すよう
に、上記制動レバー21の基部の下位に重合し
て、上記固定枠3の凹部24内に取付用ねじ23
で取付けられる、摩擦係数の大きい材料からなる
ワツシヤーで形成され、上記制動レバー21の回
動に好適に制動を与える役目をするものである。
なお、第7図Aに示すように、上記係合ピン4b
の初期位置、即ちW位置における上記制動レバー
21との係合状態では、同制動レバー21は光軸
に対して、上述した補償レンズ枠4のリード孔4
aと光軸との傾斜角θと同角度となつている。
次に、このように構成された制動機構20の作
用について説明する。第7図Aは、上記係合ピン
4bが初期位置、即ちW位置における状態を示し
ている。この状態から、補償レンズ枠4の回動に
つれて、上記係合ピン4bが上記リード孔3a2に
沿つて右方に移動するときは、同係合ピン4bと
係合する上記制動レバー21の上記制動板22に
よる摩擦抵抗によつて大きな制動を受けるので、
操作枠2(第1図参照)の操作力量は極めて大き
いものとなつているが、上記係合ピン4bが上記
リード孔3a2の中間位置4b′位置に達した後は、
図に示すように、上記制動レバー21との係合が
解除されるので、同レバー21による制動は解消
される。即ち、上記制動板22の摩擦抵抗を好適
にすれば、上記第5図の制動機構14と全く同様
に、操作枠2の補償レンズ枠4を回動させる操作
力量を全操作領域に亘つて均一にすることが出来
る。
用について説明する。第7図Aは、上記係合ピン
4bが初期位置、即ちW位置における状態を示し
ている。この状態から、補償レンズ枠4の回動に
つれて、上記係合ピン4bが上記リード孔3a2に
沿つて右方に移動するときは、同係合ピン4bと
係合する上記制動レバー21の上記制動板22に
よる摩擦抵抗によつて大きな制動を受けるので、
操作枠2(第1図参照)の操作力量は極めて大き
いものとなつているが、上記係合ピン4bが上記
リード孔3a2の中間位置4b′位置に達した後は、
図に示すように、上記制動レバー21との係合が
解除されるので、同レバー21による制動は解消
される。即ち、上記制動板22の摩擦抵抗を好適
にすれば、上記第5図の制動機構14と全く同様
に、操作枠2の補償レンズ枠4を回動させる操作
力量を全操作領域に亘つて均一にすることが出来
る。
以上説明したように、本考案によれば、極めて
簡単な構造で従来のこの種の制動機構における欠
点を見事に解消したズームレンズの制動機構を提
供することが出来る。
簡単な構造で従来のこの種の制動機構における欠
点を見事に解消したズームレンズの制動機構を提
供することが出来る。
第1図は、従来のズームレンズの構成の一例を
示す上半部の断面図、第2図は、上記第1図のズ
ームレンズにおける各レンズ群の動きを示す線
図、第3図Aは、上記第1図の操作枠、固定枠、
補償レンズ枠の夫々のカム溝、リード孔の係合態
様を示す拡大平面図、第3図Bは、上記第1図の
操作枠の展開図、第4図は、上記第1図のズーム
レンズの作動態様を示す拡大平面図、第5図A
は、本考案の一実施例を示すズームレンズの制動
機構の断面図、第5図Bは、上記第5図A中のX
−X線に沿う断面図、第5図Cは、上記第5図A
の制動機構のばね部材の斜視図、第6図は、上記
第5図の制動機構の作動態様を示す平面図、第7
図Aは、本考案の他の実施例を示すズームレンズ
の制動機構の平面図、第7図B,Cは、上記第7
図A中のB−B線及びC−C線に夫々沿う断面図
である。 01……ズームレンズ、2……操作枠(操作部
材)、4……補償レンズ枠、5……変倍レンズ枠、
15……短管軸、16……ばね部材(制動部材)、
21……制動レバー(制動部材)、22……制動
板(制動部材)、L2……変倍レンズ群、L3……補
償レンズ群。
示す上半部の断面図、第2図は、上記第1図のズ
ームレンズにおける各レンズ群の動きを示す線
図、第3図Aは、上記第1図の操作枠、固定枠、
補償レンズ枠の夫々のカム溝、リード孔の係合態
様を示す拡大平面図、第3図Bは、上記第1図の
操作枠の展開図、第4図は、上記第1図のズーム
レンズの作動態様を示す拡大平面図、第5図A
は、本考案の一実施例を示すズームレンズの制動
機構の断面図、第5図Bは、上記第5図A中のX
−X線に沿う断面図、第5図Cは、上記第5図A
の制動機構のばね部材の斜視図、第6図は、上記
第5図の制動機構の作動態様を示す平面図、第7
図Aは、本考案の他の実施例を示すズームレンズ
の制動機構の平面図、第7図B,Cは、上記第7
図A中のB−B線及びC−C線に夫々沿う断面図
である。 01……ズームレンズ、2……操作枠(操作部
材)、4……補償レンズ枠、5……変倍レンズ枠、
15……短管軸、16……ばね部材(制動部材)、
21……制動レバー(制動部材)、22……制動
板(制動部材)、L2……変倍レンズ群、L3……補
償レンズ群。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 操作部材の操作により光軸方向に移動して焦点
距離を変化させる変倍レンズ群と、 焦点位置を補償する補償レンズ群と、 この補償レンズ群を上記変倍レンズ群と光軸方
向に関して同方向に移動させる順方向領域および
逆方向に移動させる逆方向領域を連続して形成さ
れたカムを有していて、上記変倍レンズ群の移動
に連動して補償レンズ群を光軸方向に移動させる
カム機構と、 このカム機構の、上記補償レンズ群が上記変倍
レンズ群と光軸方向に関して同一方向に移動する
順方向領域部分でカム機構に当接して同補償レン
ズの移動に制動をかけ、逆方向に移動する逆方向
領域部分でカム機構との当接を開放されて補償レ
ンズ群の移動の制動を解除する制動部材と、 を具備し、上記操作部材の全ズーム操作領域に
おける操作力量の変化を軽減したことを特徴とす
るズームレンズの制動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6354383U JPS59168711U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ズ−ムレンズの制動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6354383U JPS59168711U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ズ−ムレンズの制動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59168711U JPS59168711U (ja) | 1984-11-12 |
| JPS6320971Y2 true JPS6320971Y2 (ja) | 1988-06-10 |
Family
ID=30193727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6354383U Granted JPS59168711U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | ズ−ムレンズの制動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59168711U (ja) |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP6354383U patent/JPS59168711U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59168711U (ja) | 1984-11-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4484800A (en) | Control mechanism for a zoom lens | |
| GB2044384A (en) | Clearance adjustiong mechanism | |
| JP2002524131A (ja) | ヘッドクランプ | |
| JPS6320971Y2 (ja) | ||
| JPS626203B2 (ja) | ||
| WO2019039377A1 (ja) | ダンパおよび操作ユニット | |
| JP2596891Y2 (ja) | レンズ鏡筒の回転操作環機構 | |
| JPH0210747B2 (ja) | ||
| US4540135A (en) | Device for controlling a click brake on a fly reel | |
| JPH0677093B2 (ja) | レンズの焦点調節装置 | |
| JPH0722646Y2 (ja) | レンズの撮影距離範囲制限装置 | |
| JPH03212604A (ja) | ねじマウントレンズ鏡筒 | |
| ATE385583T1 (de) | Bremspedal- nachstellungmechanismus | |
| JPS6131285Y2 (ja) | ||
| JP2019144439A (ja) | ギア部を有するリング部材を含む装置 | |
| JPS6333204Y2 (ja) | ||
| JPS6234111A (ja) | レンズフオ−カシング装置 | |
| JPS6136963Y2 (ja) | ||
| JPS606913A (ja) | レンズ移動装置 | |
| JP2550970Y2 (ja) | レンズ位置調整装置 | |
| JPH0637533Y2 (ja) | 医療用無影照明灯の重心調節装置 | |
| JPH0112078Y2 (ja) | ||
| JPS6132018A (ja) | ズ−ムレンズ鏡胴 | |
| JPH0455373Y2 (ja) | ||
| JPS5918233Y2 (ja) | 伸縮自在管 |