JPS63215765A - 耐衝撃性の向上した樹脂ブレンド - Google Patents

耐衝撃性の向上した樹脂ブレンド

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JPS63215765A
JPS63215765A JP32423787A JP32423787A JPS63215765A JP S63215765 A JPS63215765 A JP S63215765A JP 32423787 A JP32423787 A JP 32423787A JP 32423787 A JP32423787 A JP 32423787A JP S63215765 A JPS63215765 A JP S63215765A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、耐衝撃性の向上した樹脂ブレンドに関するも
のである。
ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂とのブレンド
は当業界において公知である。たとえば、米国特許第3
128372号明細書中にはポリカーボネートとポリア
ルキレンチレフタレ−、トとのブレンドが開示されてお
り、また米国特許第4125572号明細書中にはポリ
カーボネート、ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート
)、および脂肪族または脂環式ジオールとテレフタル酸
/イソフタル酸混合物とのコポリエステルから成るブレ
ンドが開示されている。ポリカーボネート/ポリエステ
ルブレンドは優れた性質を有するため、フィルム、繊維
および成形品の製造にとって有用である。たとえば、か
かるブレンドは単独のポリエステルよりも良好な延性を
示し、かつ単独のポリカーボネートよりも良好な加工性
を示す、しかるに、ある種の状況下では、従来のポリカ
ーボネート/ポリエステルブレンドよりも優れた耐衝撃
性を示すようなポリカーボネート/ポリエステルブレン
ドが要求される場合がある。
単独のポリカーボネート樹脂の耐衝撃性は、そのポリカ
ーボネート樹脂に耐衝撃性向上剤を配合することによっ
て改善し得ることが知られている。
1−(Ya)等の米rEI!lI−許第4148842
号明細書中には、架橋(メタ)アクリレート、架橋水チ
レンーアクリロニトリルおよび非架橋スチレン−アクリ
ロニトリルから成る共重合体の耐衝撃性向上剤をポリカ
ーボネート樹脂に配合して得られるブレンドが開示され
ている。また、単独のポリエステル樹脂の耐衝撃性は、
そのポリエステル樹脂に耐衝撃性向上剤を配合すること
によって改善し得ることも知られている。米国特許第4
342846号明細書中には、架橋アクリルゴムまたは
メタクリルゴム、架橋スチレン−アクリロニトリルおよ
び非架橋スチレン−アクリロニトリルから成る耐衝撃性
の共重合体をポリエチレンテレフタレートまたはポリブ
チレンテレフタレートのごときポリエステル樹脂に配合
して得られるブレンドが開示されている。ニー(Yu)
等の米国特許第3944631号明細書中には、この種
の耐衝撃性向上剤は三段重合法によって得られる三相共
重合体として記載されている。かかる方法の第3段にお
いては、架橋アクリレートと架橋スチレン−アクリロニ
トリルとから成る重合物質を反応成分として使用しなが
ら、架橋剤の不存在下でスチレンおよびアクリロニトリ
ルの重合が行われる。
このたび、熱可塑性の芳香族カーボネート樹脂とポリエ
ステル樹脂とのブレンドに対し、二段重合法によって得
られる二相物質(すなわち、架橋ポリアクリレートと架
橋スチレン−アクリロニトリル樹脂との共重合体)を有
効な耐衝撃性向上剤として使用し得ることが見出された
。架橋ポリアクリレートエラストマーと架橋スチレン−
アクリロニトリル樹脂とから成るこのような二相共重合
体の使用は、従来の文献中に記載された公知技術とは異
なるものである。たとえば、前述の米国特許第3944
631.4148842および4342846号の明細
書中に提唱されているのは、架橋アクリレート、架橋ス
チレン−アクリロニトリルおよび非架橋または線状スチ
レン−アクリロニトリルから成る三相共重合体を三段重
合法により製造して配合することであって、二段重合法
によって製造された二相共重合体を配合することではな
い。
芳香族カーボネート樹脂とポリエステル、樹脂とのブレ
ンド中において、架橋ポリアクリレートと架橋スチレン
−アクリロニトリル樹脂とから成る二相共重合体が耐衝
撃性向上剤として有効に使用し得るという事実は、一般
的に見て全く意外なことであるやすなわち、ある物質が
熱可塑性樹脂に対する有効な耐衝撃性向上剤として役立
つためには、それが該樹脂の耐衝撃性を向上させるばか
りでなく、該樹脂に対する適合性を有すること(すなわ
ち、該樹脂の有利な性質に悪影響を及ぼさないこと)も
必要である。更にまた、該樹脂の耐衝撃性を向上させる
ために有効な濃度範囲全体にわたってそれが該樹脂と容
易に混合し得ることも必要である。実際には、ある種の
樹脂の##衝撃性を顕著に向上させるために有効であっ
ても、該樹脂のその他の有利な性質の一部に悪影響を及
ぼすことが避けられないような物質が存在する。また、
ある種の樹脂に対する耐衝撃性向上剤として役立ち、し
かも該樹脂の有利な性質のほとんどに顕著な悪影響を及
ぼさないにもかかわらず、該樹脂と容易に混合し得ない
物質も存在する。更にまた、ある種の樹脂の耐衝撃性を
顕著に向上させるためには比較的大量に配合することが
必要であるような物質も存在する。
このように、耐衝撃性向上剤として役立つ各種の化合物
を配合することによって各種樹脂の耐衝撃性向上を図る
技術は、厳密な科学の領域とは言えないものである。す
なわち、かかる技術は今なお経験的アプローチが例外と
いうよりもむしろ原則を成すような領域なのである。特
に2種の相異なる樹脂のブレンドを扱うような場合、そ
の事実は顕著なものとなるのであって、上記の諸問題は
大きな困難を引起こす。
それ故、本発明の二相共重合体が芳香族カーボネート樹
脂とポリエステル樹脂とのブレンドに対する有効な耐衝
撃性向上剤として役立ち、該ブレンドに対して適合性を
示し、比較的少ない添加量で該ブレンドの耐衝撃性を顕
著に向上させ、かつ該ブレンドと容易に混合可能である
ということは、予測のできない全く意外な事実であった
のである。
発明の要約 本発明に従えば、芳香族カーボネート樹脂とポリエステ
ル樹脂とのブレンドに対し、架橋ポリアクリレートエラ
ストマーの第1相と架橋スチレン−アクリロニトリル重
合1本の第2相とから成る二相共重合体である有効量の
耐衝撃性向上剤を添加することにより、耐衝撃性の向上
した樹脂ブレンドが得られる。
発明の詳細な説明 本発明の組成物は、(i)少なくとも1種の芳香族カー
ボネート樹脂と少なくとも1種のポリエステル樹脂との
ブレンド、並びに(ii)架橋ポリアクリレートの第1
相と架橋スチレン−アクリロニトリル1合ノ來の第2相
とを相互浸透網状組織により結合して得られ、かつ上記
ブレンドの耐衝撃性を向上させるのに有効な量で使用さ
れる二相共重合体から成るものである。
本発明の芳香族カーボネート樹脂としては、ポリカーボ
ネート樹脂およびコポリエステル−カーボネート樹脂が
挙げられる。ポリカーボネート樹脂(以後は単にポリカ
ーボネートと呼ぶ)は従来公知の熱可塑性樹脂であって
、それらは商業的に入手可能であるか、あるいは公知の
方法によって容易に製造することが可能である。かかる
ポリカーボネートおよびそれらの製造方法は、特に米国
特許第3161615.3220973.331265
9.3312660.3313777.3666614
t−5よび3393672号明ItaI書中に記載され
ている。かかるポリカーボネートは、少なくとも1種の
二価フェノール類とカーボネート前駆物質との共反応に
基づく界面重合法をはじめとする各種の公知方法によっ
て製造することができる。これらのポリカーボネートは
、一般式(式中、RおよびR1のそれぞれは1価の炭化
水素基、1価の炭化水素オキシ基およびハロゲン原子の
中から独立に選ばれた1員、Wは2価の炭化n1のそれ
ぞれは0〜4の値を有する整数の中から独立に選ばれた
整数、そしてbは0または1である)で表わされる少な
くとも1個の反復構造単位を含有している。
RおよびR1によって表わされる1価の炭化水素基とし
ては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基およびアルカリール基が挙げられる。好適な
アルキル基は1〜約12個の炭素原子を有するものであ
る。好適なシクロアルキル基は4〜約8個の環内炭素原
子を有するものである。好適なアリール基は、6〜12
個の環内炭素原子を有するもの、すなわちフェニル基、
ビフェニル基およびナフチル基である。好適なアラルキ
ル基およびアルカリール基は、7〜約14個の炭素原子
を有するものである。
RおよびR1によって表わされる好適なハロゲン原子は
、塩素原子および臭素原子である。
RおよびR1によって表わされる1価の炭化水素オキシ
基は1式−OR’(式中、Roは上記のごとき1価の炭
化水素基である)によって表わすことができる。好適な
炭化水素オキシ基は、アルコキシ基およびアリールオキ
シ基である。
Wによって表わされる2価の炭化水素基としては、アル
キレン基、アルキリデン基、シクロアルキレン基および
シクロアルキリデン基が挙げられる。好適なアルキレン
基は2〜約20個の炭素原子を有するものである。好適
なアルキリデン基は1〜約20個の炭素原子を有するも
のである。好適なシクロアルキレン基およびシクロアル
キリデン基は、6〜約16個の環内炭素原子を有するも
のである。
通例、上記のごときポリカーボネートを製造するために
使用される二価フェノール類は一般式(式中、R,R”
 、W、n、n”およびbは前記に定義された通りであ
る)によって表わすことができる。
上記式(II)の範囲内に含まれる二価フェノール頚の
実例としては、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパン(ビスフェノールA>、2゜2−ビス(3,
5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2
,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、 2,2−ビス(3−ブロモ−5−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1.1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカン、 1
.1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロドデカン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)デカン、 1,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン
、4.4°−チオジフェノールおよびビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エーテルが挙げられるが、それらのみに
限定されるわけではない。
その他の二価フェノール類もまた使用可能であって、そ
れらの実例は米国特許第2998835.302836
5および3334154号明細書中に記載されている。
カーボネート前駆物質としては、ハロゲン化カルボニル
、炭酸エステルまたはとスへロギ酸エステルを使用する
ことができる。ハロゲン化カルボニルとしては、臭化カ
ルボニル、塩化カルボニルおよびそれらの混合物が挙げ
られる。炭酸エステルとしては、炭酸ジフェニル、炭酸
ジ(へロフェニル)[たとえば炭酸ジ(ブロモフェニル
)、炭酸ジ(クロロフェニル)および炭酸(トリブロモ
フェニル)コ、炭酸ジ(アルキルフェニル)[たとえば
炭酸ジトリル]、炭酸ジナフチル、炭酸クロロフェニル
クロロナフチル、並びに炭酸フェニルトリルが挙げられ
る。使用可能なとスハロギ酸エステルとしては、二価フ
ェノール類(たとえばビスフェノールAやヒドロキノン
)のビスへロギ酸エステル、並びにグリコール類(たと
えばエチレングリコール、ネオペンチルグリコールおよ
びポリエチレングリコール)のビスへロギ酸エステルが
挙げられる。なお、好適なカーボネート前駆物質は、ホ
スゲンとしても知られる塩化カルボニルである。
上記のごときポリカーボネートの製造方法としては、ピ
リジン法、界面重合法、エステル交換法および溶融重合
法が挙げられる。なお、かかるポリカーボネートの簡便
な製造方法は界面重合法である。この方法は、互いに混
和しない2種の溶媒を使用するものである。その場合、
一方の溶媒は塩基性の水性溶媒である。他方の溶媒は、
その水性溶媒と混和しない有機溶媒(たとえば塩化メチ
レン)である、界面重合法においてはまた、連鎖停止機
構によってポリカーボネートの鎖長または分子量を調節
する分子量調整剤および触媒も使用される0分子量調整
剤は当業界において公知であって、そあ実例としてはフ
ェノール、p−t−ブチルフェノールおよびクロマンI
が挙げられるが、それらのみに限定されるわけではない
、触媒もまた当業界において公知であって、その実例と
しては第三アミン(たとえばトリエチルアミン)、第四
アンモニウム化合物(たとえば臭化テトラエチルアンモ
ニウム)および第四ホスホニウム化合物(たとえばn−
ブチルトリフエノールホスホニウム)が挙げられるが、
それらのみに限定されるわけではない。
ここで言う「ポリカーボネート」という用語の範囲内に
は、ランダムに枝分れした熱可塑性のポリカーボネート
も含まれる。かかるポリカーボネートは、通例は多官能
性芳香族化合物から成る分岐剤を二価フェノール類およ
びカーボネート前駆物質と反応させることによって得ら
れるものである。上記の多官能性芳香族化合物は少なく
とも3個の官能基(たとえばカルボキシル基、ヒドロキ
シル基、無水カルボン酸基、へロホルミル基またはそれ
らの組合せ)を含有するものであり、そして少量(すな
わち、枝分れを生じさせるために有効な量)で使用され
る。分岐剤として使用し得る多官能性芳香族化合物の実
例としては、無水トリメリド酸、トリメリド酸、三塩化
トリメシン酸、4−クロロホルミル無水フタル酸、ピロ
メリト酸、ピロメリト酸二無水物、メリト酸、無水メリ
ト酸、トリメシン酸およびベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸が挙げられるが、それらのみに限定されるわけでは
ない。
コポリエステル−カーボネート樹脂(以後は単:こコポ
リエステル−カーボネートと呼ぶ)も当業界において公
知である。かかるコポリエステル−カーボネートおよび
それの製造方法は、米国特許第3169121.423
8596.4156069および4238597号明細
書中に記載されている。
簡単に述べれば、高分子量の熱可塑性芳香族コポリエス
テル−カーボネートは、重合鎖中に反復するカーボネー
ト基、カルボン酸エステル基および芳香族炭素環式基を
含有し、しかも少なくとも一部のカーボネート基および
少なくとも一部のカルボン酸エステル基は芳香族炭素環
式基の環内炭素原子に直接に結合している。これらのコ
ポリエステル−カーボネートは、重合鎖中にニス、手ル
結合およびカーボネート結合を含有するが、その場合の
エステル結合の量は約25〜約90(モル)%好ましく
は約35〜約80(モル)%の範囲内にある。たとえば
、5モルのビスフェノールAが4モルの二塩化イソフタ
ロイルおよび1モルのホスゲンと完全に反応した場合に
は、80(モル)%のエステル結合を含有するコポリエ
ステル−カーボネートが得られることになる。
上記のごときコポリエステル−カーボネートは、(i)
少なくとも1種の二価フェノール類、(ii)カーボネ
ート前駆物質および(iii)エステル前駆物質の反応
に基づく界面重合法によって容易に製造することができ
る。二価フェノール類およびカーボネート前駆物質とし
ては、上記に記載のごときものが使用される。エステル
前駆物質としては二官能性のカルボン酸を使用すること
ができるが、好ましくはそれのエステル生成可能な反応
性誘導体(たとえば酸二ハロゲン化物)が使用される。
かかる反応性誘導体の実例としては、二塩化イソフタロ
イル、二塩化テレフタロイルおよびそれらの混合物が挙
げられる。なお、有用な二官能性カルボン酸の実例は米
国特許第3169121号明細書中に記載されている。
本発明のポリエステル樹脂(以後は単にポリエステルと
呼ぶ)は、脂肪族、芳香族または脂肪族−芳香族のいず
れに属するものであってもよい。
かかるポリエステルは、重合鎖中に反復するエステル単
位(すなわち、炭化水素基または置換炭化水素基の炭素
原子に結合したカルボン酸基)を含有することによって
特徴づけられる。
本発明において使用するための好適なポリエステルは、
一般的に述べれば、一般式 (式中、R2およびR3のそれぞれは2gfの炭化水素
基および2価の置換炭化水素基の中から独立に選ばれた
1員である)で表わされる少なくとも1個の反復構造単
位を含有するものである。
脂肪族ポリエステルの場合には、R2およびR3の両方
が2価の脂肪族炭化水素基および2値の置換脂肪族炭化
水素基の中から独立に選ばれる。かかる2僅の脂肪族炭
化水素基としては、アルキレン基、アルケニレン基、ア
ルキリデン基、シクロアルキレン基、シクロアルキリデ
ン基およびシクロアルケニレン基が挙げられる。好適な
アルキレン基は2〜約20個の炭素原子を有するもので
ある。好適なアルキリデン基は1〜約20個の炭素原子
を有するものである。好適なアルケニレン基は2〜約2
0個の炭素原子を有するものである。
好適なシクロアルキレン基、シクロアルキリデン基およ
びシクロアルケニレン基は約4〜約8個の環内炭素原子
を有するものである。2価の置換脂肪族炭化水素基とは
、上記のごとき2価の脂肪族炭化水素基上に少なくとも
1個好ましくは1〜約3個の置換基を有するものである
。なお、好適な置換基はハロゲン原子、ニトロ基および
アミノ基である。
本発明において使用するのに適した芳香族ポリエステル
は、−m的に述べれば、上記式(I[[)中においてR
2およびR3が2価の芳香族基、または2価の置換芳香
族基の中から独立に選ばれて成るような少なくとも1個
の反復構造単位を含有するものである R2およびR3
によって表わされる2価の芳香族基としては、フェニレ
ン基、置換フェニレン基、ビフェニレン基、置換ビフェ
ニレン基、ナフチレン基、置換ナフチレン基、および一
般式 (R)fi       (R1)、t(式中、R,R
” 、W、n、n”およびbは前記に定義された通りで
ある)で表わされる基が挙げられる。
特に有用な芳香族ポリエステルは、R2が上記式(I[
[a)の基でありかつR3がフェニレン基であるような
ものである。
脂肪族−芳香族ポリエステルとは、R2およびR3の一
方が2価の芳香族基でありかつ他方が2価の脂肪族基で
あるようなものである。好適な脂肪族−芳香族ポリエス
テルは、R2が2価め脂肪族基または2価の置換脂肪族
基でありかつR3が2価の芳香族基または2価の置換芳
香族基であるようなものである。
特に有用な1群の脂肪族−芳香族ポリエステルは、ポリ
アルキレンテレフタレートおよびポリアルキレンイソフ
タレートである。この種のポリエステルは、一般式 (式中、mは2〜約4の値を有する整数である)で表わ
される少なくとも1個の反復構造単位を含有している。
上記式(I[[b)で表わされる特に好適なポリエステ
ルは、ポリエチレンテレフタレートおよびポリ(1,4
−ブチレンテレフタレート)である。
特に有用な別の1群の脂肪族−芳香族ポリエステルは、
ポリエステル共重合体またはコポリエステルである。か
かるコポリエステルとしては、(a)1.4−シクロヘ
キサンジメタノールから成るグリコール部分と、テレフ
タル酸、イソフタル酸またはそれらの混合物から成る酸
部分との反応生成物、並びに(b)1.4−シクロヘキ
サンジメタノールおよびエチレングリコールを約4=1
〜約1:4の範囲内のモル比で含有して成るグリコール
部分と、テレフタル酸、イソフタル酸またはそれらの混
合物から成る酸部分との反応生成物が挙げられるが、そ
れらのみに限定されるわけではない。
この種のコポリエステルは、米国特許第2901466
号明細書中に記載のごとき縮合反応法をはじめとする公
知の方法によって製造することができる。更に詳しく述
べれば、芳香族ジカルボン酸、カルボン酸混合物、また
はそれらのアルキルエステル(たとえばジメチルテレフ
タレート)が二価アルコールと共にフラスコ内に装入さ
れ、そして縮合反応を開始させるのに十分な温度(たと
えば175〜225℃)に加熱される。その後、温度を
250〜300℃に上昇させかつ減圧を行うことにより
、縮合反応が実質的に完了するまで継続される。
かかる縮合反応は触媒の使用によって促進することがで
きるが、触媒の選択は反応体の性質に応じて決定される
。このような目的のために使用される各種の触媒は当業
界において公知であって、個別に述べるには及ばないほ
どに数多く存在する。
とは言え、ジカルボン酸のアルキルエステルを使用する
場合には、一般にエステル交換形の触媒が好適である。
遊離の酸を遊離のグリコール類と反応させる場合には、
予備縮合が開始するまでは触媒を添加しないのが普通で
ある。
上記の反応は一般に過剰のグリコール類の存在下で開始
され、また初期には予備縮合およびそれに続く過剰のグ
リコール類の蒸発を引起こすのに十分な温度にまで加熱
が行われる0反応全体を通じ、不活性雰囲気下で攪拌が
行われる。温度を上昇させることは有利であるが、減圧
は必ずしも直ちに行う必要はない、温度が更に上昇する
のに伴って圧力を大幅に低下させることは有利であって
、そのようにして所望の重合度が達成されるまで縮合反
応が継続される。こうして得られた生成物はこの段階で
も完成品と見なすことができるが、公知の技術に従って
更に固相重合を施すこともできる。その場合には、得ら
れた低分子量の縮合生成物を冷却し、微粉砕し、次いで
それの融点より低い温度に加熱することにより、固体粒
子の凝固を回避することができる。かかる固相重合は、
所望の重合度が達成されるまで行われる。かかる固相重
合によれば、とりわけ、所望の重合度を達成するのに高
い温度下で溶融重合を最後の段階まで継続した場合にし
ばしば見られる劣化を伴うことなしに高い重合度を得る
ことができる。ががる固相重合は、常圧または大幅な減
圧下にある不活性雰囲気下において攪拌を行いながら実
施することが好ましい。
上記のごときコポリエステルは、一般に、フェノールと
テトラクロロエチレンとの60:40混液またはその他
類似の溶媒中において約25℃で測定した場合に少なく
とも約0.4dl/gの固有粘度を有し、また264p
siで約60〜70℃の加熱ひずみ温度を有する。前述
のコポリエステル(b)の場合、上記範囲内の適当な加
熱ひずみ温度およびその他の適当な性質を持ったポリエ
ステル共重合体を得るためには、グリコール部分中に存
在する 1,4−シクロヘキサンジメタノールとエチレ
ングリコールとの相対量がモル比として約1:4〜4:
1の範囲内にあればよい。
極めて有用な種類のポリエステルは、グリコール部分に
おいてエチレングリコールが 1.4−シクロヘキサン
ジメタノールより多量に存在しくすなわち、エチレング
リコールおよび 1.4−シクロヘキサンジメタノール
が約50:50より大きいモル比、特に好ましくは約7
0 : 30のモル比で存在し)、かつ酸部分がテレフ
タル酸であるようなコポリエステルである。このような
種類の好適なコポリエステルは、イーストマン・ケミカ
ル社(Eastman Chemical Co、)か
らコダール(KODAR)PETG6763の商品名で
商業的に入手することができる。また、 1.4−シク
ロヘキサンジメタノールをグリコール部分として使用し
かつイソフタル酸とテレフタル酸との混合物を酸部分と
して使用して得られるコポリエステルも好適なものであ
る。このような冒頭のコポリエステルもまた、イースト
マン・ケミカル社からコダールA150の商品名で入手
することができる。
本発明の組成物中における芳香族カーボネート樹脂とポ
リエステル樹脂との比は広範囲にわたって変化し得る。
とは言え、約2〜約98(重量)%の芳香族カーボネー
ト樹脂および約98〜約2(重量)%のポリエステル樹
脂を含有する組成物が一般に好適であり、また約5〜約
95(重量)%の芳香族カーボネート樹脂および約95
〜約5(重量)%のポリエステル樹脂を含有する組成物
が一層好適である。更にまた、極めて有用な組成物は約
10〜約90(重量)%の芳香族カーボネート樹脂およ
び約90〜約10(重量)%のポリエステル樹脂を含有
するものである。なお、芳香族カーボネート樹脂の重量
パーセントは本発明の組成物中に存在する芳香族カーボ
ネート樹脂およびポリエステル樹脂の合計量(すなわち
、芳香族カーボネート樹脂/ポリエステル樹脂ブレンド
の量、)を基準とした値である。同様に、ポリエステル
樹脂の重量パーセントも本発明の組成物中に存在する芳
香族カーボネート樹脂およびポリエステル樹脂の合計量
を基準とした値である。
本発明の耐衝撃性向上剤は、架橋ポリアクリレートエラ
ストマーの第1相と架橋スチレン−アクリロニトリルi
今S末の第2相とから成る二相共重合体である。2つの
相は、架橋ポリアクリレートおよび架橋スチレン−アク
リロニトリル!8の相互浸透網状組織によって結合され
ている。2つの相の結合性は、−mに、2種の成分のグ
ラフト結合ではなく、2種の架橋成分の相互浸透やから
み合いのごとき機械的手段によって保持されている。
従って、かかる共重合体はグラフト結合を実質的に含有
しないか、あるいは含有していてもその量は少ない0本
発明の二相共重合体はまた、追加された非架橋状態また
は線状のスチレン−アクリロニトリル重合体を全くもし
くは実質的に含有しない、この点で本発明の共重合体は
、非架橋状態または線状のスチレン−アクリロニトリル
重奇体を含有する米国特許第3944631号の共重合
体とは全く異なっている。
このような二相共重合体は、下記のごとき逐次二段重合
法によって製造することができる。
1、先ず最初に、少なくとも1種の02〜CIOアルキ
ルアクリレート、08〜C22アルキルメタクリレート
またはそれらの相溶性混合物から成るアクリレート単量
体を水性重合媒質中に装入し、そして有効量[たとえば
約0,05〜10(重量)%]の二官能性または多官能
性のエチレン性不飽和架橋剤の存在下で乳化重合を行う
ことにより、架橋ポリアクリレートエラストマー粒子の
水性ラテックスが生成される。
2 次に、工程1の生成物と共にスチレン単量体および
アクリロニトリル単量体を水性重合媒質中に装入し、そ
して有効量の適当な二官能性または多官能性のエチレン
性不飽和架橋剤の存在下で乳化重合を行えば、架橋ポリ
アクリレートと架橋スチレン−アクリロニトリル1合体
とが相間の相互浸透により結合して共重合体を生成する
。
このような二段重合法はニー等の米国特許第39446
31号明細書中に記載された三段重合法に類似している
が、本発明の二段重合法の場合には、架橋剤の不存在下
でスチレン単量体およびアクリロニトリル単量体を添加
して線状の非架橋スチレン−アクリロニトリル重合体を
生成させるという重要な第3の工程が含まれないという
点て異なっている。その点を別にすれば、工程1および
2は米国特許第3944631号明細書中に記載された
ものと同様である。
本発明の共重合体を製造する際に使用されるポリアクリ
レートエラストマーは、約25°C以下のTg(ガラス
転移温度)を有する架橋アクリレート重合体または共重
合体から成るものであって、これは遊離基開始乳化重合
技術によって調製することができる。かかるポリアクリ
レートは、それの重合に際し、重合混合物中に多官能性
のエチレン性不飽和架橋剤を存在させることによって架
橋させられる。
好適なアクリレート単量体はC4〜C8アルキルアクリ
レート単量体であって、その実例としてはn−ブチルア
クリレート、エチルアクリレートおよび2−エチルへキ
シルアクリレートが挙げられる。所望ならば、単量体装
入材料中に少量[すなわち、アクリレート単量体の1〜
20(重り%に相当する量]の随意単量体を添加するこ
ともできる。かかる随意単量体としては、スチレ〉・、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、メチルメタク
リレート、メタクリル酸、アクリル酸、塩化ビニリデン
、ビニルトルエン、および使用するアクリレート単量体
と共重合可能なその他のエチレン性不飽和単量体が挙げ
られる。
なお、ここで言う「アクリレート」という用語は、アク
リル酸エステル(すなわち、アルキルアクリレート)お
よびメタクリル酸エステル(すなわち、アルキルメタク
リレート)の両方を包括するものと理解すべきである。
本発明の共重合体は、一般に、約40〜約90(重量)
%の少なくとも1種の架橋ポリアクリレートと約10〜
約60(重量)%の架橋スチレン−アクリロニトリル重
合1宋とから成っている。また、かかる共重合体は約5
0〜約80(重量)%の架橋ポリアクリレートと約20
〜約50(重量)%の架橋スチレン−アクリロニトリル
1脅イ朱とから成ることが好ましい。なお、これらの重
量パーセントは共重合体中に存在する架橋ポリアクリレ
ートおよび架橋スチレン−アクリロニトリル樹脂の合計
量を基準として計算された値である。
本発明の二相共重合体は、米国特許第3944631号
明細書中に記載された二相共重合体とは異なり、架橋剤
の不存在下でスチレン単量体およびアクリロニトリル単
量体を重合させることによって得られる追加の非架橋ス
チレン−アクリロニトリル重合体を全く含有しない、前
述のごとき第2の重合架橋工程に由来する少量の非架橋
スチレン−アクリロニトリル重合体が存在することもあ
り得るが、このような非架橋スチレン−アクリロニトリ
ル重合体は微量の不純物としてのみ存在するのであって
、本発明の二相共重合体の一成分を成すわけではない、
換言すれば、このような非架橋スチレン−アクリロニト
リル重合体は工程2の架橋反応が不完全であるために存
在するものである。従って、「非架橋状態または線状の
スチレン−アクリロニトリル重合体を実質的に含まない
」という表現は、固有の不純物あるいは工程2の未反応
残留物として存在する非架橋スチレン−アクリロニトリ
ル重合体以外に本発明の共重合体が追加の非架橋スチレ
ン−アクリロニトリル重合体を含有しないことを意味す
るわけである。要するに、本発明の共重合体は前述のニ
ー等の米国特許の三相共重合体中に存在するような非架
橋状態または線状のスチレン−アクリロニトリル重合体
から成る第3の相を含有しないのである。
本発明の組成物中に存在する二相共重合体の量は、芳香
族カーボネート樹脂とポリエステル樹脂とのブレンドの
耐衝撃性(たとえば衝撃強さ)を向上させるのに少なく
とも有効な量である。かかる量は、一般に約1〜約30
(重量)%、好ましくは約3〜約25(重量)%、そし
て一層好ましくは約4〜約20(重量)%である。なお
、かか、る耐衝撃性向上剤の重量パーセントは、芳香族
カーボネート樹脂/ポリエステル樹脂ブレンドおよび耐
衝撃性向上剤の合計量を基準とした値である。
一般に、本発明の組成物中に存在する耐衝撃性向上剤の
量が約1(重量)%より少ない場合には、芳香族カーボ
ネート樹脂/ポリエステル樹脂ブレンドのIWt衝撃性
の十分な向上は得られない、また。
本発明の組成物中に存在する耐衝撃性向上剤の量が約3
0(重量)%より多い場合には、上記ブレンドの有利な
性質が実質的な悪影響を受けることになる。すなわち、
本発明の組成物は芳香族カーボネート樹脂/ポリエステ
ル樹脂ブレンドに由来する有利な物理的性質を実質的に
喪失するようになるのである。従って本発明の組成物は
、該ブレンドの耐衝撃性を盟著に向上させるのに有効で
あると同時に該ブレンドの有利な物理的性質のほとんど
に実質的な悪影響を及ぼさないような量の耐衝撃性向上
剤を含有するわけである。
本発明の組成物は、任意の公知方法によって製造するこ
とができる。たとえば、先ず最初に芳香族カーボネート
樹脂とポリエステル樹脂とを配合し、次いでかかる予備
配合ブレンドを本発明に基づく適量の耐衝撃性向上剤と
混合することによって本発明の組成物を製造し得る。あ
るいはまた、芳香族カーボネート樹脂とポリエステル樹
脂とを予め配合しないで、芳香族カーボネート樹脂、ポ
リエステル樹脂および耐衝撃性向上剤を同時に混合する
ことによっても本発明の組成物を製造し得る。
本発明の組成物は、所望に応じ、各種の常用添加剤を含
有することもできる。かかる添加剤としては、たとえば
、酸化防止剤、離型剤、紫外線安定剤、加水分解安定剤
(たとえば米国特許第3489716.4138379
および3839247号明細書中に記載のごときエポキ
シド)、色安定剤(たとえば米国特許第3305520
および4118370号明細書中に記載のごとき有機亜
リン酸エステル)、充填材[たとえばタルク、粘”土、
雲母、およびガラス(たとえばガラス粒子やチョツプド
ガラス繊維)]、他の常用耐衝撃性向上剤〔たとえばミ
ラー(Mtllcr)の米国特許第4512980号明
細書中に記載のもの]、並びに難燃剤が挙げられる。
有用な難燃剤としては、有機スルホン酸のアルカリ金属
塩およびアルカリ土類金属塩が挙げられる。この種の難
燃剤は、特に米国特許第3933734.394885
1.3926908.3919167、3909490
.3953396.3931100.3978024、
3953399.3917559.3951910およ
び3940366号明細書中に開示されている。
その他の有用な難燃剤としては、硫黄および(または)
ハロゲンを含有する無機および有機化合物も知られてい
る。その実例はハロゲン化(たとえば臭素化)カーボネ
ートオリゴマーまたはポリマーである。かかる化合物は
単独で使用されることもあれば、酸化アンチモンと組合
わせて使用されることもある。
前述の通り、本発明の組成物は所望に応じてガラス充填
材を含有することができる。かかるガラス充填材は、小
さなガラス粒子またはガラス球あるいはガラス繊維の形
態を有し得る。ここで言う「ガラス繊維」とは、ガラス
フィラメント並びにそれから誘導される全てのガラス繊
維材料(たとえば、ガラス繊維織物、ロービング、ステ
ーアルファイバーおよびマット)を包括するものである
。
ガラスフィラメントの長さ、それらが繊維とじて結束さ
れているか否か、並びにかかる繊維が糸、ローブ、ロー
ビング、マットなどに加工されているか否かは重要でな
い、とは言え、繊維状のガラスフィラメントを使用する
場合には、先ず最初にそれらを束ねてストランドを形成
することが好ましい。ガラスフィラメントからストラン
ドを形成するためには、そのガラスフィラメントに結合
剤を添加すればよい。こうして得られたストランドは容
易に取扱うことができる。かかるストランドは各種の長
さに切断することができる。とは言え、好ましくは約1
78〜約]2インチ、一層好ましくは1/4インチ未満
、そして最も好ましくは約1/8インチの長さに切断さ
れる。本発明の組成物は、−最に樹脂、耐衝撃性向上剤
およびガラス繊維の合計量を基準として約50(重量)
%までのガラス繊維を含有し、また好ましくは約30(
重量)%までのガラス繊維を含有することができる。
好適な実施の態様の説明 本発明を一層詳細かつ明確に説明するため、以下に実施
例を示す、これらの実施例は本発明の例示を目的とする
ものであって、本発明の範囲を制限するものと解すべき
でない。これらの実施例中においては、特に記載のない
限り、全ての部および百分率は重量に基づく値である。
次の実施例は、架橋ポリアクリレ−1〜と架橋スチレン
−アクリロニトリルす金床とから成る本発明の二相共重
合体の製造を例示するものである。
実施例1 750012のステンレス鋼製反応器内に5488J2
の脱イオン水を装入した。攪拌機を55 rpmの速度
で動作させながら、下記の成分を記載の順序で装入した
。
n−ブチルアクリレート単量体    1112   
 kg反応器内を窒素で0.703 kg/cm”に加
圧し、次いで0.141 kg/cm”に排気すること
によって反応器内の空気を追出した。このようなパージ
操作を3回繰返した。その後、反応器を54.4℃に加
熱した。この時点において、6.11の脱イオン水に溶
解した2、09kgの過硫酸アンモニウムを添加した。
反応器のジャケットに冷却液を供給する自動温度調節装
置により、バッチ温度を54.4°C付近に保った。こ
のようにして、バッチを2時間にわたり反応させた。
2時間の反応時間が経過した後、下記の成分を装入した
。
一層         −一1−一一 〇−ブチルアクリレート単量体    4458   
 kg脱イオン水(11,4f)に溶解した 過硫酸アンモニウム開始剤         5.70
  kg脱イオン水(3,8f>に溶解した亜 硫酸水素ナトリウム緩衝剤         2.25
  kg反応器内を窒素で0.703 kg/cm2に
加圧し、次いで0.141 kg/cm2に排気する操
作を3回繰返すことにより、反応器内の空気を追出した
。次いで、温度調節装置によって54.4°Cの温度を
保ちながら、3.25時間にわたってバッチを反応させ
た。
3.25時間の反応時間が経過した後、攪拌機を停止し
、そして下記の予備混合溶液を反応器内に装入した。
成〜−−]L−−−jL−−− スチレン単量体           1357   
 kgアクリロニトリル単量体        500
    kgジビニルベンゼン「活性成分55 (重量)%]19.63  kg 上記溶液を装入した直後、55rpmの速度で攪拌を再
開しな0次いで、54.4℃で3.5時間にわたりバッ
チを反応させた。
3.5時間の反応時間が経過した後、11.4ffの脱
イオン水に溶解した1、5kgのアスコルビン酸を添加
した。バッチを冷却した後、ストレーナ−を通してそれ
を貯留タンクに移送した。ストレーナ−内には10kg
未満の不要の重合体凝固物が認められた。
ストレーナ−を通過した後のバッチに対し、等重量部の
メタノールおよび0.5(重量)%の塩化カルシウムを
添加した。こうして得られた凝塊を濾過し、水洗し、そ
れから真空炉内で乾燥した。
下記の39の実施例は、比較目的のなめ、本発明の範囲
外にある組成物を例示するものである。
実施例2 本実施例は、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂
とのブレンドに関するものである。
ビスフェノールAおよびホスゲンから誘導された芳香族
ポリカーボネート樹脂[ゼネラル・エレクトリック・カ
ンパニー(General Electric Com
−pany)から販売されているレキサン(LEXAN
)■ 樹脂、銘柄131] 15重量部に対し、ポリブ
チレンテレフタレート樹脂[ゼネラル・エレクトリック
・カンパニーから販売されているバロックス(VALO
X)■ 樹脂、銘柄315コア0重量部、色安定剤0.
3重量部、および熱安定剤0.15重量部を添加した。
こうして得られた混合物を押出成形することにより、厚
さ1/1インチの試験片を作製した。かかる試験片に関
し、ASTM  D−256に従ってノツチ付きアイゾ
ツト衝撃強さ試験を行った。得られた結果を第1表中に
示す。
実施例3 本実施例は、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂
との難燃性ブレンドに関するものである。
ビスフェノールAおよびホスゲンから誘導された芳香族
ポリカーボネート樹脂(ゼネラル・エレクトリック・カ
ンパニーから販売されているレキサン0樹脂、銘柄10
1)2重量部に対し、ポリブチレンテレフタレート樹脂
(ゼネラル・エレクトリック・カンパニーから販売され
ているバロックス0樹脂、銘柄315)65.75重量
部、臭素化ビスフェノールAおよびホスゲンから誘導さ
れかつ26(重量)%の臭素含量を有する臭素化ポリカ
ーボネート樹脂26重量部、酸化アンチモン5゜2重量
部、熱安定剤0115重量部、およびエチレンビニルア
セテート1.9重量部を添加した。こうして得られた混
合物を押出成形することにより、厚さl/8インチの試
験片を作製した。実施例2の手順に従い、かかる試験片
のノツチ付きアイゾツト衝撃強さを測定した。得られた
結果を第1表中に示す。
実施例4 本実施例は、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂
とのガラス繊維入りブレンドに関するものである ビスフェノールAおよびホスゲンから誘導された芳香族
ポリカーボネート樹脂(ゼネラル・エレクトリック・カ
ンパニーから販売されているレキサン0樹脂、銘柄12
1)14重量部に対し、ポリブチレンテレフタレート樹
脂(ゼネラル・ニレ。
クトリック・カンパニーから販売されているバロックス
■樹脂、銘柄295)55.55重量部、ガラス繊維3
0重量部、色安定剤0.3重量部、および熱安定剤0.
15重量部を添加した。こうして得られた混合物を押出
成形することにより、厚さ178インチの試験片を作製
した。実施例2の手順に従い、かかる試験片のノツチ付
きアイゾツト衝撃強さを測定した。得られた結果を第1
表中に示す。
下記の39の実施例は本発明の組成物を例示するもので
ある。
実施例5 実施例2において使用されたポリカーボネート樹脂15
重量部に対し、実施例2において使用されたポリブチレ
ジテレフタレート樹脂70重量部、実施例1の手順に従
って得られた二相共重合体15重量部、実施例2におい
て使用された色安定剤0.3重量部、および実施例2に
おいて使用された熱安定剤0.15重量部を添加した。
こうして得られた混合物を押出成形することにより、厚
さ178インチの試験片を作製しな、実施例2の手順に
従い、かかる試験片のノツチ付きアイゾツト衝撃強さを
測定した。得られた結果を第1表中に示す。
実施例6 本実施例は、本発明の二相共重合体を含有するポリカー
ボネート樹脂とポリエステル樹脂との難燃性ブレンドに
関するものである ポリカーボネート樹脂(ゼネラル・エレクトリック・カ
ンパニーから販売されているレキサン0樹脂、銘柄13
1)15重量部に対し、ポリブチレンテレフタレート樹
脂(ゼネラル・エレクトリック・カンパニーから販売さ
れているバロックス■樹脂、銘柄315)36.05重
量部、実施例3において使用された臭素化ボカーボネー
ト樹脂29重量部、実施例3において使用された色安定
剤0゜1重量部、実施例3において使用された熱安定剤
0.15重量部、エチレンビニルアセテート1.3重量
部、酸化アンチモン5.4重量部、および実施例1の手
順に従って得られた二相共重合体13重量部を添加した
。こうして得られた混合物を押出成形することにより、
厚さ178インチの試験片を作製した。実施例2の手順
に従い、かかる試験片のノツチ付きアイゾツト衝撃強さ
を測定した6得られた結果を第1表中に示す。
実施例7 本実施例は、本発明の二相共重合体を含有するポリカー
ボネート樹脂とポリエステル樹脂とのガラス繊維入りブ
レンドに関するものである実施例4において使用された
芳香族ポリカーボネート樹脂15重量部に対し、実施例
4において使用されたポリブチレンテレフタレート樹脂
39゜55重量部、実施例4において使用された熱安定
剤0.15重量部、実施例4において使用された色安定
剤0.3重量部、実施例4において使用された長さ17
8インチのチョツプドガラス繊維30重量部、および実
施例1の手順に従って得られた二相共重合体15重量部
を添加した。こうして得られた混合物を押出成形するこ
とにより、厚さ178インチの試験片を作製しな、実施
例2の手順に従い、かかる試験片のノツチ付きアイゾツ
ト衝撃強さを測定した。得られた結果を第1表中に示す
。
3      0       0.74      
0       1.67     15      
 3.4第1表中のデータかられかる通り、本発明の組
成物〈実施例5〜7)は本発明の二相共重合体を含有し
ない同等な組成物(実施例2〜4)に比べて衝撃強さの
向上を示している。なお、実施例2の組成物は実施例5
の組成物と比較すべきであり、実施例3の組成物は実施
例6の組成物と比較すべきであり、また実施例4の組成
物は実施例7の組成物と比較すべきである。
本発明の組成物は、成形品および押出品の製造のために
有用である。
なお、本明細書中に記載された本発明の特定の実施の態
様に対しては、前記特許請求の範囲によって規定される
本発明の範囲から逸脱することなしに様々な変更を加え
得ることを理解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)少なくとも1種の芳香族カーボネート樹脂、
    (ii)少なくとも1種のポリエステル樹脂、並びに(
    iii)架橋ポリアクリレートと架橋スチレン−アクリ
    ロニトリル重合体とから成りかつ耐衝撃性を向上させる
    のに有効な量で使用される少なくとも1種の二相共重合
    体の諸成分から成ることを特徴とする樹脂組成物。 2、前記架橋ポリアクリレートが、少なくとも1種のア
    ルキルアクリレート単量体、少なくとも1種のアルキル
    メタクリレート単量体、またはそれらの混合物を重合さ
    せかつ架橋させて得られた反応生成物から成る特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。 3、前記アルキルアクリレート単量体がC_2〜C_1
    _0アルキルアクリレート単量体の中から選ばれる特許
    請求の範囲第2項記載の組成物。 4、前記アルキルアクリレート単量体がC_4〜C_8
    アルキルアクリレート単量体の中から選ばれる特許請求
    の範囲第3項記載の組成物。 5、前記アルキルアクリレート単量体がブチルアクリレ
    ートである特許請求の範囲第4項記載の組成物。 6、前記アルキルメタクリレート単量体がC_8〜C_
    2_2アルキルメタクリレート単量体の中から選ばれる
    特許請求の範囲第2項記載の組成物。 7、前記共重合体が約40〜約90(重量)%の前記架
    橋ポリアクリレートと約10〜約60(重量)%の前記
    架橋スチレン−アクリロニトリル重合体とから成る特許
    請求の範囲第2項記載の組成物。 8、前記共重合体が約50〜約80(重量)%の前記架
    橋ポリアクリレートと約20〜約50(重量)%の前記
    架橋スチレン−アクリロニトリル重合体とから成る特許
    請求の範囲第7項記載の組成物。 9、前記架橋ポリアクリレートが、少なくとも1種のC
    _4〜C_8アルキルアクリレート単量体を重合させか
    つ架橋させて得られた反応生成物から成る特許請求の範
    囲第8項記載の組成物。 10、前記アルキルアクリレート単量体がブチルアクリ
    レートである特許請求の範囲第9項記載の組成物。 11、前記芳香族カーボネート樹脂がポリカーボネート
    樹脂である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 12、前記ポリエステル樹脂がポリアルキレンテレフタ
    レート樹脂である特許請求の範囲第11項記載の組成物
    。 13、前記ポリアルキレンテレフタレート樹脂がポリエ
    チレンテレフタレート樹脂である特許請求の範囲第12
    項記載の組成物。 14、前記ポリアルキレンテレフタレート樹脂がポリブ
    チレンテレフタレート樹脂である特許請求の範囲第12
    項記載の組成物。 15、前記ポリエステル樹脂が、1、4−シクロヘキサ
    ンジメタノール、エチレングリコールまたはそれらの混
    合物から成るグリコール部分と、イソフタル酸、テレフ
    タル酸またはそれらの混合物から成る酸部分との反応生
    成物から成る特許請求の範囲第11項記載の組成物。 16、前記芳香族カーボネート樹脂がコポリエステル−
    カーボネート樹脂である特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 17、前記ポリエステル樹脂がポリアルキレンテレフタ
    レート樹脂である特許請求の範囲第16項記載の組成物
    。 18、前記ポリアルキレンテレフタレート樹脂がポリエ
    チレンテレフタレート樹脂である特許請求の範囲第17
    項記載の組成物。 19、前記ポリアルキレンテレフタレート樹脂がポリブ
    チレンテレフタレート樹脂である特許請求の範囲第17
    項記載の組成物。 20、前記ポリエステル樹脂が、1、4−シクロヘキサ
    ンジメタノール、エチレングリコールまたはそれらの混
    合物から成るグリコール部分と、イソフタル酸、テレフ
    タル酸またはそれらの混合物から成る酸部分との反応生
    成物から成る特許請求の範囲第16項記載の組成物。 21、前記成分(i)〜(iii)の合計量を基準とし
    て約1〜約30(重量)%の量で前記共重合体を含有す
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 22、約3〜約25(重量)%の量で前記共重合体を含
    有する特許請求の範囲第21項記載の組成物。 23、約4〜約20(重量)%の量で前記共重合体を含
    有する特許請求の範囲第22項記載の組成物。 24、前記共重合体が非架橋状態のスチレン−アクリロ
    ニトリル重合体を実質的に含まない特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 25、前記架橋ポリアクリレートの第1相と前記架橋ス
    チレン−アクリロニトリル重合体の第2相とが、前記架
    橋ポリアクリレートと前記架橋スチレン−アクリロニト
    リルとの相互浸透網状組織によって結合している特許請
    求の範囲第24項記載の組成物。 26、架橋剤の存在下で少なくとも1種のアルキルアク
    リレート単量体、少なくとも1種のアルキルメタクリレ
    ート単量体、またはそれらの混合物の乳化重合を行い、
    次いで得られた架橋ポリアクリレートおよび架橋剤の存
    在下でスチレン単量体およびアクリロニトリル単量体の
    乳化重合を行うことから成る二段重合法によって前記共
    重合体が生成される特許請求の範囲第1項記載の組成物
    。 27、少なくとも1種の難燃剤を難燃性付与のために有
    効な量で追加含有する特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 28、前記難燃剤が芳香族ハロゲン化ポリカーボネート
    である特許請求の範囲第27項記載の組成物。 29、前記ハロゲン化ポリカーボネートが臭素化ポリカ
    ーボネートである特許請求の範囲第30項記載の組成物
    。 30、酸化アンチモンを追加含有する特許請求の範囲第
    29項記載の組成物。 31、ガラス充填材を含有する特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 32、前記ガラス充填材がガラス繊維である特許請求の
    範囲第31項記載の組成物。 33、約50(重量)%までの量で前記ガラス繊維を含
    有する特許請求の範囲第32項記載の組成物。 34、約30(重量)%までの量で前記ガラス繊維を含
    有する特許請求の範囲第33項記載の組成物。 35、少なくとも1種の芳香族カーボネート樹脂と少な
    くとも1種のポリエステル樹脂とのブレンドの耐衝撃性
    を向上させるための方法において、少なくとも1種のC
    _2〜C_1_0アルキルアクリレート単量体、少なく
    とも1種のC_8C_2_2アルキルメタクリレート単
    量体、またはそれらの混合物を重合させかつ架橋させて
    得られた反応生成物から成る架橋ポリアクリレート第1
    相と架橋スチレン−アクリロニトリル樹脂第2相とから
    成りかつ非架橋状態または線状のスチレン−アクリロニ
    トリル重合体を実質的に含まない二相共重合体が前記ブ
    レンドの耐衝撃性を向上させるのに有効な量で前記ブレ
    ンドと混合されることを特徴とする方法。 36、前記アルキルアクリレート単量体がC_4〜C_
    6アルキルアクリレート単量体である特許請求の範囲第
    35項記載の方法。 37、前記アルキルアクリレート単量体がアクリル酸ブ
    チルである特許請求の範囲第36項記載の方法。 38、前記共重合体が約40〜約90(重量)%の前記
    架橋ポリアクリレート第1相と約10〜約60(重量)
    %の前記架橋スチレン−アクリロニトリル樹脂第2相と
    から成る特許請求の範囲第35項記載の方法。 39、前記共重合体が約50〜約80(重量)%の前記
    架橋ポリアクリレート第1相と約20〜約50(重量)
    %の前記架橋スチレン−アクリロニトリル樹脂第2相と
    から成る特許請求の範囲第38項記載の方法。 40、約1〜約30(重量)%の前記共重合体が前記ブ
    レンドと混合される特許請求の範囲第25項記載の方法
    。 41、約3〜約25(重量)%の前記共重合体が前記ブ
    レンドと混合される特許請求の範囲第40項記載の方法
    。 42、約4〜約20(重量)%の前記共重合体が前記ブ
    レンドと混合される特許請求の範囲第41項記載の方法
    。
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