JPS6321760B2 - - Google Patents

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JPS6321760B2
JPS6321760B2 JP59022630A JP2263084A JPS6321760B2 JP S6321760 B2 JPS6321760 B2 JP S6321760B2 JP 59022630 A JP59022630 A JP 59022630A JP 2263084 A JP2263084 A JP 2263084A JP S6321760 B2 JPS6321760 B2 JP S6321760B2
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JP
Japan
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aluminum
masking substance
substance
masking
treatment
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JP59022630A
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JPS60165391A (ja
Inventor
Takeshi Unami
Kazuro Kobayashi
Yasuharu Ikeda
Mitsuo Sakashita
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60165391A publication Critical patent/JPS60165391A/ja
Publication of JPS6321760B2 publication Critical patent/JPS6321760B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、陽極酸化皮膜の微細孔中に金属酸化
物を析出させて着色したアルミニウムの表面に部
分的にマスキング物質を付着させ、マスキング物
質の非付着部分を淡色化もしくは脱色化させるこ
とによつて、マスキング物質の付着部分と非付着
部分の色の濃淡もしくは色調の差異に基づく模様
を生成するための表面処理方法に関するものであ
る。 本明細書においてアルミニウムとはアルミニウ
ムとアルミニウム合金を総称するものである。 従来、着色浴として、金属酸素酸もしくはその
塩を含む浴、又は、金属酸素酸塩を除く金属塩と
過酸化水素水を含む浴を用いて電解着色処理する
と陽極酸化皮膜の微細孔中に金属酸化物が析出
し、一方、金属酸素酸塩を除く金属塩を含み、金
属酸素酸や過酸化水素水を含まない浴を用いて電
解着色処理すると陽極酸化皮膜の微細孔中には金
属の単体が析出するものと推擦されている。 そして、後者の陽極酸化皮膜の微細孔中に金属
の単体を析出することによつて着色されたアルミ
ニウムの場合は、その表面に部分的にマスキング
物質を付着した後、無機酸,有機酸又はそれらの
塩を含む浴中に浸せきするか、あるいは当該浴中
で電解処理することによつてマスキング物質の非
付着部分を脱色することが知られている(特開昭
57−149491号)。 しかしながら、陽極酸化皮膜の微細孔中に金属
酸化物を析出して成る着色アルミニウムを部分的
に脱色するに際し、上記公知の脱色方法を適用し
て、この着色アルミニウムを部分的にマスキング
した後、無機酸,有機酸又はそれらの塩を含む浴
中に浸せきしても、脱色はおろか淡色化すること
すら困難であつた。 又、上記の無機酸,有機酸又はそれらの塩を含
む浴中で電解処理をすれば、金属酸化物の析出に
よつて着色されたアルミニウムの場合でも脱色さ
せることができるが、電解処理の設備費を要する
とともに脱色もしくは淡色化のための電気エネル
ギーを要し、模様付きアルミニウム製品を安価に
提供することができない欠点を有している。 本発明方法は、上記の欠点に鑑みてなされたも
のであり、陽極酸化皮膜の微細孔に金属酸化物を
析出させて着色したアルミニウムを、電解処理す
ることなく単に水溶液に浸せきするだけでマスキ
ング物質の非付着部分を脱色もしくは均一に淡色
化することを目的として独自の創意工夫を凝らし
たものである。 即ち、本発明方法は、陽極酸化皮膜の微細孔中
に金属酸化物を析出したアルミニウムの表面にマ
スキング物質を適宜の模様状態で付着させ、然る
後、マスキング物質を付着させたままのアルミニ
ウムを還元作用を有する物質を含む水溶液中に浸
せきしてマスキング物質非付着部分を脱色もしく
は淡色化させることにより、模様を生成ることを
特徴とするものである。 更に本発明を詳述すれば、まずアルミニウムの
表面に陽極酸化皮膜を生成するにあたつての常法
とは、脱脂,エツチング,スマツト除去などの前
処理を行なつたアルミニウムを、硫酸,蓚酸,硫
酸蓚酸混酸などの多孔性酸化皮膜を生成する浴中
で、直流電解,交流電解又は交直垂畳電解などそ
の他同等の効果を有する電流波形を用いて電解す
ることである。 次いで、電解着色処理を行なうのであるが、こ
れに先立つて、陽極酸化皮膜の特性を変化させる
電解処理を行なつてもよい。 そのための処理浴としては、オルトリン酸,ピ
ロリン酸,亜リン酸,クロム酸,硫酸アミド,
40V/V%以上の高濃度硫酸又はこれらの塩のう
ち1種又は2種以上の無機酸を主体とするもので
あり、他に、リンゴ酸,グルコン酸,マレイン
酸,クエン酸,マロン酸,酒石酸,クレゾールス
ルホン酸,スルホフタル酸,スルホサリチル酸,
没食子酸,安息香酸,フタル酸,石炭酸などの―
OH基あるいは−COOH基を含む有機酸もしくは
これらの塩のうち1種又は2種以上を主体とする
浴が用いられる。又、上記無機酸,有機酸を適宜
混合して用いることもできる。 電流波形としては、交流もしくはこれと同様に
正負の極性が交互に変換する波形,直流又は交直
重畳波形を用いる。処理電圧は5〜50Vが好まし
く、処理時間は1〜10分で充分な効果が得られ
る。 この電解処理によつて、陽極酸化皮膜の微細孔
の構造が常法のものと異なつた複雑なものとな
り、陽極酸化皮膜が封孔されにくい状態に特性変
化させられる。 上記の通り、陽極酸化処理を施した後、もしく
は更に陽極酸化皮膜の特性を変化させる電解処理
を行なつた後、電解着色処理を施すのであるが、
本発明方法の電解着色処理は、陽極酸化皮膜の微
細孔中に金属酸化物を析出させる処理であり、そ
のための浴の主なものとして次の2つを挙げるこ
とができる。 モリブデン,セレン,マンガン,バナジウ
ム,タングステン,テルルなどの金属オキシ酸
もしくはその塩を含む浴。 スカンジウム,チタン,クロム,マンガン,
鉄,コバルト,ニツケル,銅,亜鉛などの金属
塩と過酸化水素水を含む浴。 上記着色浴中で、直流陰極電解,交流電解,交
直重畳電解又は不完全整流波形など適宜電流波形
を用いて電解処理することにより、陽極酸化皮膜
の微細孔中に金属酸化物が析出され、着色アルミ
ニウムが得られる。 この後、マスキング物質をアルミニウムの表面
に付着させるのであが、この際アルミニウムの表
面が乾燥している必要があり、乾燥を促進して生
産能率を向上させるために湯洗処理を行なうとよ
い。 常法によつて得られた陽極酸化皮膜又は着色陽
極酸化皮膜を単に湯洗処理すると、封孔処理され
た状態となつて陽極酸化皮膜としての活性を失
い、その後の脱色もしくは淡色化が困難になるの
であるが、上述の如く陽極酸化皮膜の微細孔に構
造的な変化を与える電解処理を施せば、陽極酸化
皮膜を封孔されにくい状態に特性変化させること
ができ、封孔作用を伴わない湯洗処理が可能であ
る。 湯洗処理の条件としては純水を用いることが好
ましいが、これに限る必要はなく中性付近の界面
活性剤を含む水やその他の薬品を適宜含むものの
使用も可能である。封孔作用を伴わない湯洗を可
能にする処理時間は50〜90℃で1〜30分間,90〜
100℃で1〜10分間が好ましく、この範囲内で自
由に選択することができる。 そして、上述のように特性変化された着色陽極
酸化皮膜を湯洗処理すると、当該着色陽極酸化皮
膜は封孔されることなく、処理槽からの引上げ後
は速やかに乾燥状態となつて次工程の模様付けの
ためのマスキング物質付着処理に移ることができ
る。 マスキング物質としては、フレタート,アセテ
ート,エチレングリコール,高級脂肪酸エステル
などの疎水性油性物質、アクリル樹脂,ウレタン
樹脂,エポキシ樹脂,アルキツド樹脂などの合成
樹脂に高沸点有機溶剤を希釈剤として添加した透
明性の樹脂、又は低沸点有機溶剤を希釈剤として
含有する市販の速乾性オフセツトインキ,グラビ
アインキを使用し、これらのマスキング物質をス
クリーン印刷,グラビアオフセツト印刷等従来公
知の印刷方法により直接アルミニウムの表面に適
宜の模様状に付着すればよい。 又、印刷によりアルミニウム表面に直接マスキ
ング物質を付着することが困難な非常に複雑な凹
凸面を有するアルミニウムについては、マスキン
グ物質として、上記疎水性油性物質又は合成樹脂
に高沸点有機溶剤を希釈剤として添加した透明性
の樹脂を使用し、これらのマスキング物質を次の
方法でアルミニウムの表面に付着すればよい。 即ち、上記マスキング物質を適宜デザイン模様
として印刷した薄膜をその印刷面を上にして液面
に浮かべた後、アルミニウムを上記印刷面に押圧
しながら液中に沈めることにより、液圧を利用し
て薄膜をアルミニウムの表面全体にくまなく密着
させ、これにより印刷面のマスキング物質をアル
ミニウムの表面に付着させるのである。この方法
による場合、上記マスキング物質をアルミニウム
の表面に付着させた後、湯洗などの各種手段を用
いて薄膜を除去することが必要となる。 このようにしてアルミニウムの表面に模様状態
のマスキング物質を付着させた後、脱色もしくは
淡色化のための浸せき処理を施す。 そのための処理浴としては、硫酸ヒドラジン,
硫酸ヒドロキシルアミン,塩酸ヒドロキシルアミ
ン,塩化第1スズ,チオ硫酸ナトリウム,亜硫酸
水素ナトリウム,亜硫酸水素カリウム,硫化カリ
ウム,亜硫酸ナトリウムなどの還元作用を有する
物質の1種もしくは2種以上を含む水溶液が用い
られる。又、上記還元作用を有する物質を安定に
する意味で、上記水溶液に、硫酸,塩酸,リン
酸,ピロリン酸,亜リン酸,オルトリン酸等の無
機酸及び―COOH基,―OH基を含む有機酸の1
種もしくは2種以上を添加してもよい。 上記処理浴の温度は、得ようとするマスキング
物質非付着部分の色調により適宜選択可能である
が、10乃至50℃が好ましい。10℃未満では脱色効
果が不充分であり、又、50℃を越えるときは上記
還元作用を有する物質は酸性のものが多いため、
皮膜の化学溶解が激しくなり非実用的である。 又、処理時間についても、所望の色調に応じて
適宜選択可能であるが、1乃至15分が好ましい。
1分未満では充分な脱色効果が得られず、又、15
分程度で完全に脱色できるので、それ以上浸せき
することは時間的に無駄であるとともに皮膜の化
学溶解が進むので好ましくない。 上記処理浴中にアルミニウムを浸せきすると、
マスキング物質非付着部分の陽極酸化皮膜の微細
孔中に析出した金属酸化物が徐々に溶出して淡色
化し、最終的には完全に溶出して脱色されてしま
うのであり、このようにして、電解着色処理によ
つて得られたマスキング物質付着部分の色もしく
はオフセツトインキ,グラビアインキなどのマス
キング物質の色と、脱色もしくは淡色化されたマ
スキング物質非付着部分の色の差に基づく模様を
生成することができるのである。 上記の如く模様を生成したアルミニウムに、更
に塗装をを施してもよい。 本発明方法は、上記の如く、マスキング物質非
付着部分を脱色もしくは淡色化したアルミニウム
に、マスキング物質を付着したままもしくはマス
キング物質除去後、更に第2次着色処理を施すこ
とができる。 マスキング物質を付着したまま着色処理する本
発明方法の第2番目の場合、従来公知の電解着色
処理,電解発色処理,染色処理を適宜採用するこ
とができ、前記陽極酸化皮膜の微細孔に金属酸化
物を析出させる電解着色処理によつて得られたマ
スキング物質付着部分の色もしくはオフセツトイ
ンキ,グラビアインキなど着色されたマスキング
物質の色と、上記第2次着色処理によつて得られ
たマスキング物質非付着部分の色の差に基づく模
様が生成されることになる。 又、本発明方法の第3番目は上記第2次着色処
理に先立つてマスキング物質を除去するものであ
るが、そのためには脱色もしくは淡色化後のマス
キング物質が付着したままのアルミニウムを、酢
酸エチル,トルエン,アルコール類,ケトン類,
トリクレンに代表されるハロゲン化炭化水素系溶
剤など各種の溶剤に浸せきしてマスキング物質を
除去すればよい。 この場合着色処理としては、電解着色処理,電
解発色処理が適用可能で、例えば第2次電解着色
処理を施すと、陽極酸化皮膜の微細孔中に既に金
属酸化物が析出している部分(マスキング物質が
付着していた部分)には、金属もしくは金属酸化
物がほとんど析出せず、脱色もしくは淡色化され
た部分(マスキング物質が付着していなかつた部
分)に集中して析出が生じ、又、電解発色処理を
施した場合も当該部分が集中的に発色し、既に金
属酸化物が析出している部分と新たに金属もしく
は金属酸化物が析出した部分又は発色した部分の
色の差に基づく模様が生成されることになる。 なぜなら、通電しても、陽極酸化皮膜の微細孔
中に析出している金属酸化物が電気をほとんど通
さず、脱色もしくは淡色化によつて金属酸化物が
溶出して微細孔中に金属酸化物が全くないかもし
くは少くなつた部分に電流が集中し、当該部分に
集中して新たな析出もしくは発色が生ずるからで
ある。 上記の通り、本発明方法の第3番目の場合、既
に金属酸化物が析出して着色している部分に新た
な析出もしくは発色が生じて複合色とならないこ
とから、既に金属酸化物の析出している部分と、
新たに金属もしくは金属酸化物の析出した部分又
は発色した部分の色の差が明確となり、くつきり
と鮮かな模様を表出させることができる。 本発明方法は、以上のように、陽極酸化皮膜の
微細孔に金属酸化物を析出して成る着色アルミニ
ウムに、適宜模様状態にマスキング物質を付着し
た後、電解処理することなく、単に浸せき処理す
るだけでマスキング物質非付着部分を脱色もしく
は淡色化するものであるから、電解処理のための
設備費及び電力料が不要となり、模様付きアルミ
ニウム製品を安価に提供することが可能である。 又、完全に脱色するのでなく淡色化する場合
は、電解処理による方法であれば、処理浴の濃度
及び温度管理の他、電解電圧などの管理を厳密に
行なわねばならぬが、本発明方法であれば電解電
圧の管理が不要であり、管理が容易となる。 以下、本発明方法の実施例について説明する。
【実施例 1】 アルミニウム合金A6063S押出形材を10wt%硝
酸に浴温20℃で5分間浸せきして脱脂洗浄した
後、5wt%水酸化ナトリウム水溶液に50℃で8分
間浸せきしてエツチング処理を施し、次いで、浴
温20℃の10wt%硝酸に浸せきしてスマツト除去
を行なつた。この押出形材を、硫酸150g/浴
中で浴温20℃,電流密度1A/dm2の条件で30分
間陽極酸化処理を施した後、亜リン酸150g/,
蓚酸15g/浴中で押出形材を陽極に接続して、
浴温20℃,DC20Vで1分間陽極酸化皮膜の特性
を変化させる電解処理を行なつた。 次いで、押出形材を硫酸マンガン20g/,過
酸化水素水10ml/浴中で陰極に接続し、浴温15
℃,DC30Vで1分間電解着色処理を行なうと、
押出形材表面に均一なゴールド色の着色皮膜が生
成した。 この押出形材を、純水70℃で10分間湯洗処理を
施した後、皮膜表面を乾燥状態とした。 次いで、アルキツド樹脂,ブチルカルビトール
アセテート,フタル酸ジブチルの混合物から成る
透明性樹脂を木目パターンとしてグラビア印刷さ
れたポリビニールアルコール薄膜を、印刷面を上
にして水面上に浮かべ、上記押出形材に水圧を利
用して薄膜を密着させ、上記木目パターンのマス
キング物質を押出形材に付着させた後、40℃の温
水シヤワーにより、薄膜を溶解除去した。 然る後、この押出形材を硫酸ヒドロキシルアミ
ン35g/の水溶液中に、浴温30℃で4分間浸せ
きすると、マスキング物質非付着部分がシルバー
色に脱色され、シルバー色を下地としたゴールド
色の木目模様が押出形材表面に均一に生成した。 この押出形材に淡ベージユ色の半透明クリヤー
塗料を塗装したところ、美麗な白木調の木目がア
ルミニウム表面に生成した。
【実施例 2】 アルミニウム板A1100Pに実施例1と同様の前
処理,陽極酸化処理を施した後、硫酸アミド50
g/の浴中で陽極に接続して、浴温20℃,
DC20Vの条件で3分間の電解処理を施し、陽極
酸化皮膜の特性を変化させた。 次いで、このアルミニウム板を過マンガン酸カ
リウム10g/,硫酸10g/の浴中で浴温20
℃,AC15Vの条件で3分間電解すると、濃黄色
の着色陽極酸化皮膜が生成した。 このアルミニウム板を純水65℃で15分間湯洗処
理を施した後、皮膜表面を乾燥状態とした。 このアルミニウム板に、スクリーン印刷を用い
てマスキング物質であるエポキシ樹脂系の茶色の
スクリーンインキを木目模様状態に付着させた
後、100℃,5分間の条件で乾燥処理を施した。
次いで、このアルミニウム板を塩化第1錫10g/
,塩酸100g/浴中に浴温20℃で1分間浸せ
きすると、マスキング物質非付着部分が淡ゴール
ド色に淡色化した。このアルミニウム板にアクリ
ル系のクリヤー塗料を塗装すると、淡ゴールド色
と茶色から成る木目模様が、アルミニウム板上に
生成した。
【実施例 3】 アルミニウム合金A6063S押出形材に実施例1
と同様の前処理及び陽極酸化処理を行なつた後、
亜リン酸150g/,マロン酸20g/浴中で陽
極に接続して浴温25℃,DC17Vの条件で4分間
電解処理を施し、陽極酸化皮膜の特性を変化させ
た。 次いで、押出形材を亜セレン酸30g/,硫酸
14g/浴中で浴温20℃,AC16Vで3分間電解
着色処理を行なうと、押出形材表面に均一な濃黄
金色の着色皮膜が生成した。 この押出形材を純水74℃で5分間湯洗処理を施
した後、50℃で10分間温風を吹き付け、皮膜表面
を乾燥状態とした。 次いで、この押出形材にマスキング物質として
マレイン酸樹脂をビヒクルとする褐色の市販グラ
ビアインキを用い、木目模様のグラビアオフセツ
ト印刷を行なつた。 この押出形材をチオ硫酸ナトリウム10g/浴
中に、浴温40℃で2分間浸せきすると、インキ非
付着部分がレモンゴールド色に淡色化し、レモン
ゴールド色を下地とした褐色の鮮かな木目模様が
アルミニウム押出形材表面に均一に生成した。
【実施例 4】 アルミニウム合金A6063S押出形材に実施例1
と同様の前処理及び陽極酸化処理を行なつた後、
硫酸コバルト20g/,過酸化水素水25ml/の
浴中で陰極に接続して浴温20℃,DC33Vの条件
で50秒間電解着色処理を行ない、押出形材表面に
均一な黄色の着色皮膜を生成させた。 この押出形材をPH7の工業用井水を用いて65℃
で3分間湯洗処理を施した後、60℃の温風を5分
間吹き付け、皮膜表面を乾燥状態とした。 次いで、マスキング物質としてロジン変性フエ
ノール樹脂をビヒクルとする濃茶色の市販グラビ
アインキを用いて、上記押出形材に木目模様のグ
ラビアオフセツト印刷を行なつた。 このアルミニウム押出形材を、塩酸ヒドロキシ
ルアミン50g/浴中に浴温30℃で2分間浸せき
すると、インキ非付着部分が淡黄色に淡色化し、
淡黄色を下地とした濃茶色の木目模様がアルミニ
ウム形材表面に均一に生成した。
【実施例 5】 アルミニウム合金A6063S押出形材に実施例1
と同様の前処理及び陽極酸化処理を行なつた後、
ピロリン酸100g/,リンゴ酸50g/浴中で
押出形材を陽極に接続して、浴温20℃,DC20V
で2分間電解処理を施し、陽極酸化皮膜の特性を
変化させた。次いで、押出形材をモリブデン酸ナ
トリウム30g/,硫酸20g/,ホウ酸30g/
で、浴温22℃,AC12Vで4分間電解着色処理
を行なうと、押出形材表面に均一なベージユ色の
着色皮膜が生成した。 この押出形材をPH7の工業用井水を用いて75℃
で10分間湯洗処理を施した後、皮膜表面を乾燥状
態とした。 次いで、ブチルセロソルブ,エチルアルコー
ル,ポリビニールブチラール,ジブチルフタレー
トを混合して成る透明性樹脂を木目パターンとし
て、グラビア印刷されたポリアクリル酸ソーダ薄
膜を、印刷面を上にして水面上に浮かべ、上記押
出形材に水圧を利用して薄膜を密着させ、上記木
目パターンのマスキング物質を押出形材に付着さ
せた後、35℃の温水シヤワーにより薄膜を溶解除
去した。 然る後、この押出形材を亜硫酸水素カリウム30
g/,硫酸2g/浴中に、浴温25℃で10分間
浸せきするとマスキング物質非付着部分がシルバ
ー色に脱色し、シルバー色を下地としたベージユ
色の木目模様が押出形材表面に均一に生成した。
【実施例 6】 アルミニウム板A1200Pに実施例1と同様の前
処理及び陽極酸化処理を施した後、クロム酸100
g/の浴中で陽極に接続して、浴温20℃,
DC20Vの条件で、4分間の電解処理を施し、陽
極酸化皮膜の特性を変化させた。 次いで、このアルミニウム板を、硫酸第一鉄30
g/,過酸化水素水20ml/浴中で陰極に接続
し、浴温20℃,DC40Vで1分間電解着色処理を
行なうと、押出形材表面に均一な濃黄色の着色皮
膜が生成した。 このアルミニウム板を100℃の雰囲気で10分間
乾燥した後、水玉模様のマスキング用型紙を介し
てマスキング物質であるアクリル系塗料をスプレ
ー塗装した。 次いで、このアルミニウム板を硫酸5g/,
硫酸ヒドラジン20g/浴中に、浴温30℃で3分
間浸せきすると、マスキング物質非付着部分が淡
黄色に淡色化し、淡黄色を下地とした濃黄色の水
玉模様がアルミニウム板の表面に均一に生成し
た。
【実施例 7】 アルミニウム合金A6063S押出形材に実施例1
と同様の前処理及び陽極酸化処理を施した後、亜
セレン酸ナトリウム30g/,硫酸20g/浴中
で、浴温20℃,AC15Vで3分間電解着色処理を
行なうと、押出形材表面に均一なレモンゴールド
色の着色皮膜が生成した。 この押出形材を乾燥状態とした後、熱硬化アク
リル樹脂,トルエン,ブチルカルビトールから成
る透明性樹脂を木目パターンとしてスクリーン印
刷されたポリビニールアルコール薄膜を、印刷面
を上にして水面上に浮かべ、上記押出形材に水圧
を利用して薄膜を密着させ、上記木目パターンの
マスキング物質を押出形材に付着させた後、40℃
の温水シヤワーにより薄膜を溶解除去した。その
後、80℃で5分間の乾燥を行ない、然る後、この
押出形材を硫化カリウム5g/,硫酸5g/
浴中に、浴温25℃で2分間浸せきすると、マスキ
ング物質非付着部分が淡オレンジ色に淡色化し、
色化し、淡オレンジ色を下地としたレモンゴール
ド色の木目模様が押出形材表面に均一に生成し
た。 この押出形材に淡白色系の艶消半透明クリヤー
塗料を塗装したところ、白木調の美麗な木目模様
が、アルミニウム表面に均一に生成した。
【実施例 8】 アルミニウム合金A6063S押出形材に実施例1
と同様の前処理及び陽極酸化処理を施した後、亜
リン酸150g/,蓚酸15g/浴中で押出形材
を陽極に接続して、浴温20℃,DC20Vで1分間
陽極酸化皮膜の特性を変化させる電解処理を行な
つた。 次いで、押出形材を硫酸マンガン20g/,過
酸化水素水10ml/浴中で陰極に接続し、浴温15
℃,DC30Vで1分間電解着色処理を行なうと、
押出形材表面に均一なゴールド色の着色皮膜が成
した。 この押出形材を純水70℃で10分間湯洗処理を施
した後、皮膜表面を乾燥状態とした。 次いで、アルキツド樹脂,ブチルカルビトール
アセテート,フタル酸ジブチルの混合物から成る
透明性樹脂を木目パターンとしてグラビア印刷さ
れたポリビニールアルコール薄膜を、印刷面を上
にして水面上に浮かべ、上記押出形材に水圧を利
用して薄膜を密着させ、上記木目パターンのマス
キング物質を押出形材に付着させた後、40℃の温
水シヤワーにより薄膜を溶解除去した。 然る後、この押出形材を硫酸ヒドロキシルアミ
ン35g/の水溶液中に、浴温30℃で4分間浸せ
きすると、マスキング物質非付着部分がシルバー
色に脱色され、シルバー色を下地としたゴールド
色の木目模様が押出形材表面に均一に生成した。 このマスキング物質が付着したままの押出形材
を、硫酸第一錫10g/,硫酸10g/,スルホ
サリチル酸10g/浴中で、浴温20℃,AC20V
で2分間第2次電解着色処理を施すと、マスキン
グ物質非付着部分がブロンズ色に着色され、ブロ
ンズ色とゴールド色の2色による木目模様が押出
形材表面に生成した。
【実施例 9】 アルミニウム合金A6063S押出形材に実施例1
と同様の前処理及び陽極酸化処理を施した後、亜
セレン酸ナトリウム30g/,硫酸20g/浴中
で浴温20℃,AC15Vで3分間電解着色処理を行
なうと、押出形材表面に均一なレモンゴールド色
の着色皮膜が生成した。 この押出形材を乾燥状態とした後、熱硬化アク
リル樹脂,トルエン,ブチルカルビトールから成
る透明性樹脂を木目パターンとしてスクリーン印
刷されたポリビニールアルコール薄膜を、印刷面
を上にして、水面上に浮かべ、上記押出形材に水
圧を利用して薄膜を密着させ、上記木目パターン
のマスキング物質を押出形材に付着させた後、40
℃の温水シヤワーにより薄膜を溶解除去した。そ
の後、80℃で5分間の乾燥を行ない、然る後、こ
の押出形材を硫化カリウム5g/,硫酸5g/
浴中に、浴温25℃で2分間浸せきすると、マス
キング物質非付着部分が淡オレンジ色に淡色化
し、淡いオレンジ色を下地としたレモンゴールド
色の木目模様が押出形材表面に生成した。 この押出形材をトリクレン中に浸せきしてマス
キング物質を除去した後、硫酸ニツケル30g/
,硼酸30g/浴中で陰極に接続して、浴温20
℃,DC25Vで1分間第2次電解着色処理を施し
たところ、淡いオレンジ色が淡いブロンズ色に着
色され、淡いブロンズ色を下地としたレモンゴー
ルド色の木目模様が押出形材表面に生成した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 常法によつて陽極酸化皮膜を生成したアルミ
    ニウムに電解着色処理を施して陽極酸化皮膜の微
    細孔中に金属酸化物を析出させた後、このアルミ
    ニウムの表面にマスキング物質を適宜の模様状態
    で付着させ、次いで、マスキング物質を付着させ
    たままのアルミニウムを還元作用を有する物質を
    含む水溶液中に浸せきしてマスキング物質非付着
    部分を脱色もしくは淡色化させることにより、模
    様を生成することを特徴とするアルミニウムの模
    様付け表面処理方法。 2 電解着色処理が、金属オキシ酸もしくはその
    塩を含む浴中で行なわれる特許請求の範囲第1項
    記載のアルミニウムの模様付け方法。 3 電解着色処理が金属塩及び過酸化水素水を含
    む浴中で行なわれる特許請求の範囲第1項記載の
    アルミニウムの模様付け方法。 4 常法によつて陽極酸化皮膜を生成したアルミ
    ニウムに電解着色処理を施して陽極酸化皮膜の微
    細孔中に金属酸化物を析出させた後、このアルミ
    ニウムの表面にマスキング物質を適宜の模様状態
    で付着させ、次いで、マスキング物質を付着させ
    たままのアルミニウムを還元作用を有する物質を
    含む水溶液中に浸せきしてマスキング物質非付着
    部分を脱色もしくは淡色化させ、然る後、マスキ
    ング物質を付着させたままのアルミニウムに着色
    処理を施すことにより模様を生成することを特徴
    とするアルミニウムの模様付け表面処理方法。 5 常法によつて陽極酸化皮膜を生成したアルミ
    ニウムに電解着色処理を施して陽極酸化皮膜の微
    細孔中に金属酸化物を析出させた後、このアルミ
    ニウムの表面にマスキング物質を適宜の模様状態
    で付着させ、次いで、マスキング物質を付着させ
    たままのアルミニウムを還元作用を有する物質を
    含む水溶液中に浸せきしてマスキング物質非付着
    部分を脱色もしくは淡色化させ、然る後、マスキ
    ング物質を除去し、次いで、このアルミニウムに
    電解着色処理又は電解発色処理を施すことにより
    模様を生成することを特徴とするアルミニウムの
    模様付け表面処理方法。
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