JPS6321802A - 抵抗器のトリミング装置 - Google Patents

抵抗器のトリミング装置

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JPS6321802A
JPS6321802A JP61166954A JP16695486A JPS6321802A JP S6321802 A JPS6321802 A JP S6321802A JP 61166954 A JP61166954 A JP 61166954A JP 16695486 A JP16695486 A JP 16695486A JP S6321802 A JPS6321802 A JP S6321802A
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resistor
film resistor
film
thread
trimming
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、抵抗値調整を行うための抵抗器のトリミング
装置に関するもので、粋に炭素皮膜抵抗器や金属皮膜抵
抗器のような円筒形状を有する皮膜抵抗素子を用いた固
定抵抗器のトリミング装置に関するものである。
従来の技術 円筒形皮膜抵抗素子の両端に金属製キャンプを圧入嵌合
して構成される皮膜抵抗器は、一般に円筒形絶縁物の表
面に抵抗皮膜を形成した後に、その抵抗素子に螺旋状の
皮膜除去部分を設けるトリミングを行うことによって抵
抗値を所定の値まで上昇させることを目的とするトリミ
ング工程を存している。従来、本工程において上述のよ
うに抵抗皮膜を螺旋状にトリミングする装置には大別し
て、薄肉の円板状砥石を高速回転させて抵抗皮膜を研削
除去する装置と、レーザ光を抵抗素子上に集光させ局所
的に抵抗皮膜を蒸発除去させる装置とがあった。
前者の円板状砥石を用いた装置は、第7図に示すような
ものであった、すなわち、円筒形碍子の表面に抵抗皮膜
を被着させた皮膜抵抗器1を振動式パーツフィーダのよ
うな適当な整列供給装置(図示せず)により供給し、チ
ャック2および2aで挟持し、皮膜抵抗器1を回転させ
ながら軸方向に定速移動させ、それに薄肉の円板状砥石
3を高速回転させながら当てることによって抵抗皮膜を
螺旋状にトリミングし、所定の抵抗値を計測した時点で
円板状砥石3を抵抗器から分離解放させるという構造機
能を有する。また、第7図において、4は軸4aとベア
リング4bからなるスピンドルで、上記砥石3を回転さ
せる働きをするものである。また5は上記スピンドル4
を収めてなるカッターホルダーであり、スピンドル4は
モータ6゜大プーリ7、小プーリ8およびベルト9によ
り回転駆動される。
そして、上記円板状砥石3を皮膜抵抗器1に当てる機構
としては第8図に示すような物が一般的であった。
すなわち、円板状砥石3を回転させるスピンドル4を収
めたカッターホルダー5を支点10で支え、おもり11
の位置を調節することで円板状砥石3を皮膜抵抗器1に
押し付ける力を調節し、カム12によって円板状砥石3
を皮膜抵抗器1に当てるタイミングを取っていた。また
、第8図において13はカッターホルダー保持具、14
はおもりシャフト、15はカムレバー、16は支点であ
る。
なお、この調節装置においては、一般的に良好な溝を切
るために、第9図に示すように円板状砥石3の回転面を
皮膜抵抗器1に対し角度θをなすようにして、螺旋溝1
7に沿うように調整していた。
また、後者のレーザ光を利用した装置は、上述の円板状
砥石を用いた装置と同様な抵抗素子供給機構、スピンド
ルチャック機構に加えて、レーザ発振器ならびにレーザ
光集光のための光学系機器より構成されており、円板状
砥石を利用した装置の砥石機構をレーザ発生機構で置換
したものである。
発明が解決しようとする問題点 このような従来のトリミング装置のうち、円板状砥石を
用いた装置およびそれでトリミングされた抵抗器には以
下に述べるような問題点を有していた。
(1)円板状砥石を高速回転させて皮膜抵抗器に当てて
トリミングを行うため、皮膜抵抗器に熱的ストレスや機
械的ストレスを与え、溝の縁に細かい亀裂などを残し、
これらが電気的特性悪化の要因になる。また、皮膜抵抗
器の温度が上がることにより、抵抗皮膜の温度特性のた
めに抵抗値が常温時とは異なる値となり、抵抗値調整時
の抵抗値計測誤差を生じ易い。
(2)第8図に示したように、円板状砥石3の刃先と皮
膜抵抗器1との接触がカッターホルダー5などの自重の
みによって行われているため、特に溝切り開始時に刃先
のプレが生じて溝深さおよび溝幅が変動する。また、円
板状砥石が皮膜抵抗器上で弾んだ場合は溝跳びを起こす
、これらのことは製品となった皮膜抵抗器の電気的特性
悪化の原因となる。
(3)  上記(2)項の溝跳びゃ溝不良を防ぐには、
ある程度以上強(円板状砥石を皮膜抵抗器に押し付けな
ければならず、そのために数十μm程度の深い溝ができ
ることになる。この様子を示したのが第1O図であり、
17は上述した深い溝である。この第10図に示される
ように、皮ll*抵抗器を構成する抵抗器碍子18の表
面に存在する抵抗皮膜19の部分の厚みは、抵抗器碍子
18の表面粗さを含め数μm以下である。したがって、
上記の深い溝17のために抵抗器本体の機械的曲げ強度
が極端に低下することになる。
これはたとえば製品となった皮膜抵抗器をインサートマ
シンでプリント基板に挿入する際に、皮膜抵抗器が折れ
る原因となり好ましくない。
また、抵抗器碍子を深く削ることによりアルミナなどか
らなる碍子の粉塵が多量に発生することになるが、この
粉塵は人体に有害なばかりでな(、他の機械の精密部に
詰ったりして正常な機能を阻害する。
(4)円板状砥石が摩耗して径が小さくなると、溝状態
が悪化したり、切り始めと切り終りのタイミングのズレ
によりトリミング後の抵抗値が目標からはずれたりする
ため、カッターホルダーの位置調整が必要であり、生産
性の低下を招くことになる。
(5)  第10図に示すように溝のエツジが鋭くなる
ので、製品搬送時などにおいて他の皮膜抵抗器の抵抗皮
膜や端子キャンプのメッキを傷付は易く、溝のエツジ自
身も欠けて抵抗値が変化したり、他の皮膜抵抗器の端子
キャップのメッキが抵抗皮膜に付着したりして電気的特
性が悪化する。
(6)  チャックへの皮膜抵抗器のはさみ込みに失敗
し、偏心状態でチャッキングして皮膜抵抗器が偏心回転
した場合には、円板状砥石の刃先に衝撃が加わり、刃の
一部が欠ける原因となる。このようにして刃の一部が欠
けた場合には溝状態が著しく悪化し、そのまま気づかず
にトリミングを続けた場合は不良品を多量に生産してし
まうことになる。
(7)  円板状砥石が一定以上摩耗したり、目つぶれ
を起こした場合は、ドレッシングや交換が必要で、その
際に細かい調整を必要とし、生産性を上げることに制約
がある。
(8)1枚の円板状砥石を用いて、チャックでつかんだ
皮膜抵抗器1個づつしかトリミングできないため、単位
時間当たりの生産数が少ない。
(9)  良好なトリミングを行うためには、第9図に
示すように円板状砥石の回転面を皮膜抵抗器に対して螺
旋溝に沿った角度θをなすように設定し、さらに試しに
トリミングを行いながら皮膜抵抗器の軸方向に対しての
傾きを細かく調整しなければならず、熟練作業者に幀ら
ざるを得ない、また、調整が不十分な場合はトリミング
された溝の状態が悪くなるだけでなく、円板状砥石の寿
命も短いものとなる。
また、レーザ光を利用したトリミング装置およびそれで
トリミングされた抵抗器の問題点を一般的なQスイッチ
ングYAGレーザトリミング装置を例にして以下に述べ
る。
α〔レーザ光により抵抗皮膜をトリミングする際に品質
管理上重要なことは螺旋状の皮膜除去部分で抵抗皮膜が
残留していないことであり、通常は代用特性として電流
直線性等の評価を行う必要があり、繁雑な準備作業を伴
う。
αυ レーザ光を用いたこの装置の単位時間当たりの処
理能力は上記の円板状砥石を用いた装置の高々数倍に留
まることに対し、装置自体および補修部品が極めて高価
であるため、付加価値の高い製品以外ではほとんど採算
が合わない。
そこで本発明は上記の問題点を解決するために、研削物
として糸状で経時変化の少ない研磨糸を用い、はとんど
抵抗皮膜だけを削り取ることにより、皮膜抵抗器に与え
るストレスや発生する粉塵を凍らし、保守をも容易にし
、安価で生産性の高いトリミング装置を提供しようとす
るものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、砥粒を研磨砥粒
を繊維内部および/または表面に分布。
含有してなる研磨糸を研削物として用い、円筒形皮膜抵
抗器の両端を挟持するチャックを多数組備え、それらを
円周上に配置した円筒形ドラムを回転駆動させる駆動装
置を備え、さらに個々の皮膜抵抗器の挟持したチャック
を回転させる機構を備え、多数組のチャックに挟持され
た皮膜抵抗器のうち少なくとも1個に上記研磨糸を接触
させながら走行させる機構、および研磨糸あるいは皮膜
抵抗器を挟持したチャックの少なくとも一方を皮膜抵抗
器の軸方向に相対運動させる機構から構成され、上記研
磨糸の有する砥粒により上記皮膜抵抗器表面の抵抗皮膜
を螺旋状に研削除去するトリミングを行い、かかる皮膜
抵抗器の抵抗値を調整する構成としたものである。
作用 本発明のトリミング装置は、糸状の研削物で抵抗皮膜を
部分的に削り落すようにしたため、皮膜抵抗器の表面の
浅い部分のみを削り取ることが可能で、研削物である研
磨糸の走行スピードも従来用いていた円板状砥石の周速
の1/lO程度で十分なことから、研削部の温度上昇は
ほとんどないため、抵抗器に熱的ストレスを与えること
がない。
また、溝の縁に細かい亀裂などの機械的ストレスを残す
こともない、これらのことから電気的特性が悪化するこ
とはなくなる。また、研削物は皮膜抵抗器の表面から離
れることなく走行させることが容易にできるため、溝跳
びが生じることがなく、かつ研削物に与えるテンシ1ン
、走行スピードおよび押し込み量を一定に制御すれば、
溝深さや溝幅などの導状態は経時的に不変となり、電気
的特性は良好に保たれることとなる。さらに、上述した
ように削り取られた溝が浅いために、抵抗器本体の機械
的曲げ強度が劣化せず、インサートマシンでの基板への
挿入時に衝撃によって製品が破損することもない、そし
て、皮膜抵抗器の表面の浅い部分しか削らないため、碍
子はほとんど削られることがなく、されによって碍子の
粉塵が極端に少ないものとなる。また、多数組のチャッ
クにてつかんだ多数個の皮膜抵抗器を1本の糸状の研削
物でもって同時に調整することができるため、単位時間
当りの生産性を高めることができることとなる。そして
、回転されている皮膜抵抗器に研磨糸を当てながら、皮
膜抵抗器の軸方向に研磨糸またはその抵抗器のいずれか
一方もしくは両者を同時に移動させても、同様に螺旋状
の溝切を行うことができ、装置設計の際の自由度が高い
ものとなる。また、多数個の皮膜抵抗器を常にトリミン
グしていることになるため、機械の仕事率が高いものと
なる。
実施例 以下、本発明の一実施例の皮膜抵抗器のトリミング装置
について第1図から第6図を参照しながら説明する。
まず、本発明の一実施例のトリミング装置のトリミング
ユニットを示す第1図の中での主構成要素とそれらの働
きを示す斜視図である第3図から説明を行う。
第3図において、円筒形皮膜抵抗器20は適当な供給装
置(図示せず)によりその皮膜抵抗器20を収める谷2
1を円周上に等間隔に有したディスク22に供給され、
送りカム23で抵抗器の軸方向に送られる左チャック2
4と、バネ26で支えられた右チャック25によって上
記ディスク22の谷21に収められた皮膜抵抗器20の
両端は挟持され、ディスク22と共に回転(角速度w2
)される、そして、大ギヤ27をディスク22より少し
遅く回転(角速度w r )させることによって、小ギ
ヤ28は回転(角速度w3)し、左チャック24は送り
カム23によって抵抗器の軸方向に送られながら回転し
、右チャック25との間に挟持した皮膜抵抗器20をそ
の軸方向に送りながら回転させる。
ここで、上記と同様の機構をもつチャックを多数組設け
、皮膜抵抗器20を連続供給する構成としている。
次に、説明する第4図はトリミングされつつある1個の
皮膜抵抗器20およびその周辺部の拡大斜視図であり、
皮膜抵抗器20を収める谷21をもったディスク22の
山29の部分には研磨糸30をガイドするための溝31
が設けられており、それに沿って第3図のプーリ32a
、32bによって出入口のガイドをされた研磨糸30が
走行する0本発明によるトリミング装置が研削物として
用いている研磨糸30は、たとえばポリアミド系の合成
高分子であるナイロン(デュポン社の商品名)の溶融状
態のものに炭化ケイ素の研磨砥粒を添加して内部および
表面均一に拡散させたものを紡糸、延伸して糸状になし
たものである。この研磨糸30は第5図に示される研磨
糸走行ユニットから供給される。
第5図は第1図で示されるところのトリミングユニット
33に研摩糸30を任意の糸速およびテンションで供給
するための研磨糸走行ユニットの構成図である。第5図
においてモータ34によって任意の周速で駆動されるフ
ィードローラ35によって研磨糸30はボビン37から
ボビン38へ任意の速度で送られる。36a、36bは
ニップローラで、研磨糸30がフィードローラ35の上
で滑らないように押え付ける働きをする。また、39は
ポテンショメータでアーム42の水平に対する角度を検
出し、アーム42が水平の状態で研磨糸30のテンシラ
ンがダンサプーリ40を引き上げようとする力を、バネ
43が引き下げようとする力とつり合わせるためにモー
タ44の回転数のフィードバック制御を行い、研磨糸3
0をバネ43の強さで決められる所定のテンションでト
リミングユニット33に供給する。同様にポテンショメ
ータ45.アーム46.テンションダンサプーリ41お
よびバネ47はポビン48が研磨糸30を巻取る時のテ
ンションを検出し、モータ48の回転数をフィードバッ
ク制御し、研磨糸30が切断されることなくボビン38
に巻取られるようにするものである。
第1図、第2図を用いて本発明の一実施例であるトリミ
ング装置の構成を次に説明する。
まず、皮膜抵抗器20を挟持する左チャック24、右チ
ャック25をそれぞれ収めた左ドラム50、右ドラム5
1はピン61で位置決めされつつ上記ディスク22を挟
み、チャック取付は後に組み付けられる左チャックドラ
ム63.右チヤツクドラム64と共に円筒形ドラム65
を形成する。
このドラム65はキー62でシャフト49に固定されて
おり、シャフト49は左ベース55と右ヘース56に支
えられ、かつギヤ52.ギヤ53を介してモータ54に
よって回転駆動(角速度W2)される。
上記の大ギヤ27はギヤ57と共に取付板58に取付け
られ、さらにベアリング59.59’を介して上記シャ
フト49に取付けられており、上記ギヤ57とかみ合う
ギヤ66を介してモータ60によって回転駆動(角速度
wt)されている、この大ギヤ27の回転角速度W1を
上記ドラム65の回転角速度W2より若干遅くすること
により、左チャック24に取付けられた小ギヤ2日は右
チャック25の側からみて反時計回りに回転(角速度W
a)する、さらに、送りカム23に沿って転がる鋼球6
7が左端に取付けられた左チャック24は、抵抗器の軸
方向に左から右に送られることにより、バネ26で支え
られた右チャック25と上記左チャック24との間に挟
持された皮膜抵抗器20は上述したように回転しながら
その軸方向に左から右へ送られる。
そして、上記円筒形ドラム65には上記の左チャック2
4.右チヤツク25−と同機構のチャックが合計50組
収められており、それぞれ適当な供給装置(図示せず)
より供給された皮膜抵抗器20を1個づつ挟持する。こ
のうち25組の左チャック24.右チヤツク25に挟持
された皮膜抵抗器20の上を上記研磨糸30が接触しな
がら走行し、皮膜抵抗器30上の抵抗皮膜を順次トリミ
ングする。
上記実施例のトリミング装置では、大ギヤ27の回転角
速度W1をドラム65の回転角速度W2より若干遅くす
ることで左チャック24を回転させているが、大ギヤ2
7の回転角速度W1をドラム65の回転角速度W2より
若干速くした場合は、左チャック24の回転方向は上記
と逆になるが、トリミングされる螺旋溝の回転方向が反
対になるだけで他は上記実施例と同様のトリミングを行
うことができる。
また、上記実施例のトリミング装置はチャックで挟持し
た皮膜抵抗器20をその軸方向に移動させる機構となっ
ているが、これは研磨糸30を、あるいは研磨糸30と
皮膜抵抗器20を同時に相対移動させる構成とすること
も可能である。
さらに、上記実施例のトリミング装置に抵抗値測定器を
加え、これを皮膜抵抗器20を挟持するチャック24.
25と電気的に接続させることにより、皮膜抵抗器20
の抵抗値を測定しつつ、研磨糸30によりトリミングを
行い、設定された抵抗値に等しくなった時点で研磨糸3
0を皮膜抵抗器20の表面より開放する構成にすること
もできる。
第6図は本発明の一実施例のトリミング装置によりトリ
ミングされた皮膜抵抗器20の導状態を示す拡大断面図
であり、浅い溝68がトリミングされ、抵抗器碍子70
の表面のほぼ抵抗皮膜69のみが削り落されている状態
を示している。
なお、研磨糸30は研磨砥粒を繊維内部および/または
表面に分布、含存してなる構成のものであればよいもの
である。
発明の効果 以上のように構成された本発明に係る皮膜抵抗器のトリ
ミング装置により得られる効果は、下記に述べる通りで
ある。
(1)研磨糸(糸状の研削物)によって皮膜抵抗器の表
面のほぼ抵抗皮膜だけ、すなわち浅い部分のみを削り取
ればよく、研磨糸の走行スピードも従来用いていた円板
状砥石の周速の1/10程度(はぼ300m/分)で十
分なことから、研削部の温度上昇はほとんどない。この
ため、抵抗器に熱的ストレスを与えることもなく、抵抗
値調整時の計測誤差を生しることもない。また、溝の縁
に細かい亀裂などの機械的ストレスを残すこともない、
これらのことから電気的特性が悪化することはなくなる
。
(2)本装置に用いる研磨糸は皮膜抵抗器の表面から離
れることなく走行させることが容易にできるため、溝跳
びが生じることがなく、かつ本装置により研磨糸に与え
るテンション、走行スピードおよび押し込み量を一定に
制御すれば、溝深さや溝幅などの導状態は経時的に不変
となり、製品の電気的特性は良好に保たれる。
(3)  皮膜抵抗器の抵抗値を調整するためには、抵
抗器表面の抵抗皮膜が存在する部分(厚み数μm)のみ
削り取ればよいが、本装置が用いる研磨糸は浅い溝の研
削が上述したように容易である。
このように削り取られた溝が浅いため、抵抗器本体の機
械的曲げ強度が劣化せず、インサートマシンでの基板へ
の挿入時に衝撃によって製品が破損することもない、ま
た、皮膜抵抗器の表面の浅い部分しか削らないため、抵
抗器碍子はほとんど削られることがなく、これによって
発生する碍子の粉塵が極端に少ないものとなる。
(4)  本装置は研磨糸を走行させることによって次
々に新しい部分を抵抗器表面に当てることができるため
、研磨糸の研削力は経時的に不変で導状態が悪化するこ
とはない。
(5)  第6図に示したように溝のエツジが鋭くなる
ことはないため、他の抵抗器を傷付けたり、溝のエツジ
自身が欠けたりしにくいことにより、抵抗器の電気的特
性の悪化が防げる。
(6)  本装置では仮にチャックへの皮膜抵抗器のは
さみ込みに失敗し、皮膜抵抗器が偏心回転した場合でも
、研磨糸は皮膜抵抗器の動きに合わせて自由に動けるた
め、研磨糸が破損することはない。
(7)本装置は碍子の表面の浅い部分のみ削り取ること
が可能なので研磨糸の摩耗は少なく、交換の際も研磨糸
のみを掛は換えるだけでよく、細かい調整を必要としな
い、したがって、上記(5)。
(6)の点と併せて生産性を高めることができる。
、(8)  多数組のチャックにてつかんだ多数個の皮
膜抵抗器を1本の研磨糸で同時に抵抗値調整することが
でき、生産性が高いものとなる。
(9)回転されている皮膜抵抗器に研磨糸を当てながら
、皮膜抵抗器の軸方向に研磨糸またはその皮膜抵抗器の
いずれか一方もしくは両者を同時に移動させても、同様
に螺旋状の溝切を行うことができ、装置設計の自由度が
高い、また、研磨糸を皮膜抵抗器に対して螺旋溝に沿っ
た角度θをなすように設定する際の調整が従来の切削砥
石の場合に比べてはるかに容易であり、熟練作業者でな
くとも良好な溝切を簡単にして行うことができる。
OQ  レーザ光を用いたトリミング装置に比べて、設
備コストが安価で、保守に必要な作業を容易で熟練が不
要であり、生産性が高いことと合わせて運転コストが低
くなる。
Ql)  従来のトリミング装置では、皮膜抵抗器がチ
ャックに供給されつつある間は円板状砥石機構は待機し
、トリミングは行われないが、本発明によるトリミング
装置では、常に多数個の皮膜抵抗器をトリミングしてい
ることになるので、機械の仕事率が高いものとなる。
亜 同時にトリミングしようとする皮膜抵抗器をドラム
の円周上に配置して研磨糸を巻きつける構成としている
ので、供給する研磨糸のテンションを一定に制御するこ
とによって、個々の皮膜抵抗器に研磨糸を押し付ける力
を一定にすることができるので、トリミングされた多数
の皮膜抵抗器の溝の深さなどの状態も一定に保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるトリミング装置のトリ
ミングユニットの構成を示す正面断面図、第2図は第1
図の装置においてチャックを駆動する大ギヤの駆動機構
を示す平面断面図、第3図は本発明の一実施例によるト
リミング装置のトリミングユニットの主構成要素とそれ
らの働きを示す斜視図、第4図は第1図のトリミング装
置によりトリミングされつつある皮膜抵抗器およびその
周辺部の拡大斜視図、第5図は第1図のトリミング装置
に研磨糸を任意の糸速およびテンションで供給するため
の研磨糸走行ユニットの構成図、第6図は本発明の一実
施例のトリミング装置によりトリミングされた皮膜抵抗
器の導状態を示す拡大断面図、第7図は従来の技術によ
る円板状砥石を用いたトリミング装置の斜視図、第8図
は第7図に示されたトリミング装置において円板状砥石
を皮膜抵抗器に当てる機構例を示す図、第9図は第7図
の装置において円板状砥石と皮膜抵抗器とが角度θをな
していることを示す図、第10図は第7図の装置によっ
てトリミングされた皮膜抵抗器の導状態を示す拡大断面
図である。 20・・・・・・円筒形皮膜抵抗器、22・・・・・・
ディスク、23・・・・・・送りカム、24・・・・・
・左チャック、25・・・・・・右チャック、26・・
・・・・バネ、27・・・・・・大ギヤ、28・・・・
・・小ギヤ、30・・・・・・研磨糸、32a、32b
・・・・・・プーリ、33・・・・・・トリミングユニ
ット、65・・・・・・円筒形ドラム。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 第4図 第5図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  研磨砥粒を繊維内部および/または表面に分布、含有
    してなる研磨糸を研削物として用い、円筒形皮膜抵抗器
    の両端を挟持するチャックを多数組備え、それらを円周
    上に配置した円筒形ドラムを回転駆動させる駆動装置を
    備え、さらに個々の皮膜抵抗器を挟持したチャックを回
    転させる機構を備え、多数組のチャックに挟持された皮
    膜抵抗器のうち少なくとも1個に上記研磨糸を接触させ
    ながら走行させる機構、および研磨糸あるいは皮膜抵抗
    器を挟持したチャックの少なくとも一方を皮膜抵抗器の
    軸方向に相対運動させる機構から構成され、上記研磨糸
    の有する砥粒により上記皮膜抵抗器表面の抵抗皮膜を螺
    旋状に研削除去するトリミングを行い、かかる皮膜抵抗
    器の抵抗値を調整する構成とした抵抗器のトリミング装
    置。
JP61166954A 1986-07-16 1986-07-16 抵抗器のトリミング装置 Granted JPS6321802A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61166954A JPS6321802A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 抵抗器のトリミング装置

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JP61166954A JPS6321802A (ja) 1986-07-16 1986-07-16 抵抗器のトリミング装置

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