JPS6322874B2 - - Google Patents
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- JPS6322874B2 JPS6322874B2 JP54141371A JP14137179A JPS6322874B2 JP S6322874 B2 JPS6322874 B2 JP S6322874B2 JP 54141371 A JP54141371 A JP 54141371A JP 14137179 A JP14137179 A JP 14137179A JP S6322874 B2 JPS6322874 B2 JP S6322874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- treatment
- heat exchange
- sludge
- digested sludge
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/20—Waste processing or separation
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエネルギー回収型ごみ処理設備、特
に、熱分解処理と発酵処理とを併用してごみがら
エネルギーを回収すると共に、そこから最終的に
排出される物質の容積を著しく小さくすることの
できるごみ処理設備に関するものである。
に、熱分解処理と発酵処理とを併用してごみがら
エネルギーを回収すると共に、そこから最終的に
排出される物質の容積を著しく小さくすることの
できるごみ処理設備に関するものである。
現在、都市の固形廃棄物(所謂都市ごみ)は、
そのほとんどが埋立や、焼却によつて処理されて
いる。近年、このようなごみがエネルギー再生資
源としてて見直されていることは周知の通りであ
る。これに適した都市ごみの処理設備の一つとし
て、ごみの熱分解処理と発酵処理とを併用する方
式の開発が進められている。この併用方式の詳細
については、後述されるこの発明の一実施例の説
明において言及されるが、概略は次の通りであ
る。まず、収集されたごみは、前処理段階におい
て、厨芥を主体とするグループと、その他の有機
物主としてプラスチツク、紙類とに分別される。
前者のごみからは嫌気性発酵により消化ガス(メ
タンガス+炭酸ガス)が回収される。なお、この
際消化スラツジが発生する。
そのほとんどが埋立や、焼却によつて処理されて
いる。近年、このようなごみがエネルギー再生資
源としてて見直されていることは周知の通りであ
る。これに適した都市ごみの処理設備の一つとし
て、ごみの熱分解処理と発酵処理とを併用する方
式の開発が進められている。この併用方式の詳細
については、後述されるこの発明の一実施例の説
明において言及されるが、概略は次の通りであ
る。まず、収集されたごみは、前処理段階におい
て、厨芥を主体とするグループと、その他の有機
物主としてプラスチツク、紙類とに分別される。
前者のごみからは嫌気性発酵により消化ガス(メ
タンガス+炭酸ガス)が回収される。なお、この
際消化スラツジが発生する。
後者のごみは熱分解により生成ガスと炭化物と
に分解され、生成ガスから可燃性油(プラスチツ
ク系油およびセルロース系油)が分離精製され
る。
に分解され、生成ガスから可燃性油(プラスチツ
ク系油およびセルロース系油)が分離精製され
る。
このようにして回収される消化ガスおよび可燃
性油がエネルギー源として利用される訳である
が、この場合に問題となるのは、発酵処理の際に
生ずる消化スラツジと、熱分解処理の際に生ずる
炭化物との処理である。例えば、従来より存在す
る熱分解炉においては、そこから排出された炭化
物はしばらくの間外気中に放置され、温度が下る
のをまつて埋立等によつて処分されていた。しか
しながら、埋立地の不足その他の理由からこの処
分方法にも限界があり、処分不可能な炭化物が放
置されたままになる場合が多かつた。したがつ
て、大量の都市ごみを熱分解によつて処理するた
めには、この炭化物に対する適切な処置、特にそ
の容積を減少させること(減容化)が必要であ
る。これが実現しないと、ごみの処理がこの面か
ら制約されることにもなり兼ねない。
性油がエネルギー源として利用される訳である
が、この場合に問題となるのは、発酵処理の際に
生ずる消化スラツジと、熱分解処理の際に生ずる
炭化物との処理である。例えば、従来より存在す
る熱分解炉においては、そこから排出された炭化
物はしばらくの間外気中に放置され、温度が下る
のをまつて埋立等によつて処分されていた。しか
しながら、埋立地の不足その他の理由からこの処
分方法にも限界があり、処分不可能な炭化物が放
置されたままになる場合が多かつた。したがつ
て、大量の都市ごみを熱分解によつて処理するた
めには、この炭化物に対する適切な処置、特にそ
の容積を減少させること(減容化)が必要であ
る。これが実現しないと、ごみの処理がこの面か
ら制約されることにもなり兼ねない。
他方、発酵処理は、これまで下水処理や産業廃
水処理等において多く用いられていたが、これら
の分野においてそこから排出されるスラツジの処
理としては、一般には埋立や焼却処理がおこなわ
れている。しかし、焼却する場合スラツジは含水
率が75重量%以上と極めて高く、このままの状態
で焼却すると燃焼温度は非常に低くなり、臭気、
有害ガス、水蒸気等を含んだガス(以下、混合ガ
スという)を発生することになる。スラツジを、
外部の熱源を使用して予備乾燥したりあるいは焼
却に際して補助燃料を使用する等によつて、高い
燃焼温度で焼却するようにすれば混合ガスの発生
は防止することができる。しかしながら、いずれ
の場合においても多量のエネルギーを消費するこ
とになり好ましくない。
水処理等において多く用いられていたが、これら
の分野においてそこから排出されるスラツジの処
理としては、一般には埋立や焼却処理がおこなわ
れている。しかし、焼却する場合スラツジは含水
率が75重量%以上と極めて高く、このままの状態
で焼却すると燃焼温度は非常に低くなり、臭気、
有害ガス、水蒸気等を含んだガス(以下、混合ガ
スという)を発生することになる。スラツジを、
外部の熱源を使用して予備乾燥したりあるいは焼
却に際して補助燃料を使用する等によつて、高い
燃焼温度で焼却するようにすれば混合ガスの発生
は防止することができる。しかしながら、いずれ
の場合においても多量のエネルギーを消費するこ
とになり好ましくない。
その対策の一つとして、スラツジを焼却処理す
る焼却炉からの燃焼排ガスとスラツジとを熱交換
させて、スラツジが焼却炉に投入される前に予備
乾燥をおこなう方式がある(例えば、特開昭48−
78782)。この方式では、焼却炉で発生する熱量と
熱交換に際して消費される熱量とが旨くバランス
がとれないと、ごみの乾燥が不十分となり、その
結果、焼却炉の燃焼温度が下がり、結局は十分高
い燃焼温度を得るために補助燃料を必要とするよ
うになる。しかしながら、考え方としては、この
方式を前述したごときこの発明の適用対象である
熱分解処理・発酵処理併用のごみ処理設備におけ
る消化スラツジの処理に適用することは可能であ
る。
る焼却炉からの燃焼排ガスとスラツジとを熱交換
させて、スラツジが焼却炉に投入される前に予備
乾燥をおこなう方式がある(例えば、特開昭48−
78782)。この方式では、焼却炉で発生する熱量と
熱交換に際して消費される熱量とが旨くバランス
がとれないと、ごみの乾燥が不十分となり、その
結果、焼却炉の燃焼温度が下がり、結局は十分高
い燃焼温度を得るために補助燃料を必要とするよ
うになる。しかしながら、考え方としては、この
方式を前述したごときこの発明の適用対象である
熱分解処理・発酵処理併用のごみ処理設備におけ
る消化スラツジの処理に適用することは可能であ
る。
ところで、上記の方式を前記のごときごみ処理
設備に適用したとしても、それは消化スラツジを
単に発酵処理系内で処理するだけに留るいわば局
部的な解決策にすぎず、ごみ処理設備としての全
体的な解決とはなつていない。なぜならば、熱分
解によつて生ずる炭化物は依然として未処理のま
ま残ることになるし、またそれが持つている顕熱
の利用も全然なされていないからである。
設備に適用したとしても、それは消化スラツジを
単に発酵処理系内で処理するだけに留るいわば局
部的な解決策にすぎず、ごみ処理設備としての全
体的な解決とはなつていない。なぜならば、熱分
解によつて生ずる炭化物は依然として未処理のま
ま残ることになるし、またそれが持つている顕熱
の利用も全然なされていないからである。
この発明は上記のごとき点に鑑みてなされたも
のであつて、その目的とするところは、ごみの熱
分解処理と発酵処理とを併用するごみ処理設備に
おいて、そこから最終的に排出される物質を効率
的に処理し、著しい減容化を図ることのできる排
出物処理系を備えた新規なエネルギー回収型ごみ
処理設備を提供することにある。
のであつて、その目的とするところは、ごみの熱
分解処理と発酵処理とを併用するごみ処理設備に
おいて、そこから最終的に排出される物質を効率
的に処理し、著しい減容化を図ることのできる排
出物処理系を備えた新規なエネルギー回収型ごみ
処理設備を提供することにある。
この発明の要旨とするところは、熱分解処理系
から排出される炭化物の顕熱を利用して発酵処理
系から排出された消化スラツジを乾燥せしめて燃
焼し易いものに変換し、その焼却に際しては炭化
物を共に燃焼させようとするものである。
から排出される炭化物の顕熱を利用して発酵処理
系から排出された消化スラツジを乾燥せしめて燃
焼し易いものに変換し、その焼却に際しては炭化
物を共に燃焼させようとするものである。
炭化物が混焼されることにより、焼却の際の燃
焼温度は通常のごみ焼却炉における場合とほぼ同
程度まで高められ、したがつて両物質は最終的に
は焼却灰となり、熱分解、発酵の両処理系からの
排出物の著しい減容化を図ることができる。
焼温度は通常のごみ焼却炉における場合とほぼ同
程度まで高められ、したがつて両物質は最終的に
は焼却灰となり、熱分解、発酵の両処理系からの
排出物の著しい減容化を図ることができる。
さらに、上述のごとく、焼却の際の燃焼温度は
かなり高くなるので、そこからの燃焼排ガスを消
化スラツジの一層の乾燥のために利用することが
できる。
かなり高くなるので、そこからの燃焼排ガスを消
化スラツジの一層の乾燥のために利用することが
できる。
以下、図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例になるごみ処理設
備の概略構成を示す。なお、図中、ごみ、排出
物、油、ガス、水等の各物質は各種装置間を管路
その他の運搬設備などの適宜な搬送手段により移
送されるが、図においては、すべて上記各物質の
流れとして矢印をもつた実線で示してある。その
うち、細い実線はガスないしガス状物質の流れを
示し、他の物質は太い実線で示されている。ただ
し、以下の説明においては、夫々に付される参照
番号は当該搬送手段を示す場合と、それによつて
移送される物質自体を示す場合とがある。
備の概略構成を示す。なお、図中、ごみ、排出
物、油、ガス、水等の各物質は各種装置間を管路
その他の運搬設備などの適宜な搬送手段により移
送されるが、図においては、すべて上記各物質の
流れとして矢印をもつた実線で示してある。その
うち、細い実線はガスないしガス状物質の流れを
示し、他の物質は太い実線で示されている。ただ
し、以下の説明においては、夫々に付される参照
番号は当該搬送手段を示す場合と、それによつて
移送される物質自体を示す場合とがある。
図において、1は前処理装置を示し、これは収
集されてきたごみ2を紙、プラスチツク等の熱分
解処理に適したごみ3(発酵処理には適せずある
いは熱分解でなければ処理できないごみを含む)
と、厨芥を主体とする発酵処理に適したごみ4と
に分別する。分別手段としては種々提案されてい
るが、典型的なものとしては、まず投入されたご
み2から磁気力を利用した装置により空罐その他
の金属類を除去し、其後、風力やごみの比重を利
用して上述のごとき分別をおこなう装置がある。
このようにして分別されたごみは、夫々、熱分解
処理系と発酵処理系とに供給される。
集されてきたごみ2を紙、プラスチツク等の熱分
解処理に適したごみ3(発酵処理には適せずある
いは熱分解でなければ処理できないごみを含む)
と、厨芥を主体とする発酵処理に適したごみ4と
に分別する。分別手段としては種々提案されてい
るが、典型的なものとしては、まず投入されたご
み2から磁気力を利用した装置により空罐その他
の金属類を除去し、其後、風力やごみの比重を利
用して上述のごとき分別をおこなう装置がある。
このようにして分別されたごみは、夫々、熱分解
処理系と発酵処理系とに供給される。
熱分解処理系の主な構成要素は熱分解炉5およ
び油分離精製装置6である。熱分解炉5はこの実
施例においては流動床式の熱分解炉として説明さ
れるが、熱分解炉の型式によつてこの発明が限定
されるものではない。ここで、流動床式の炉につ
いて簡単に説明しておくと、炉内に砂を入れ、炉
下方からブロア7により空気8を吹き込むことに
よつて砂を流動化させ、その流動化した砂の中へ
ごみ3を投入して熱分解させるものである。炉内
においては、ごみも砂と一緒に流動化するため、
都市ごみなどのような不均質な物質であつても均
一な熱を与えることができる。熱分解炉5は通常
450〜550℃の温度範囲で運転され、ごみ3の熱分
解をおこなう。
び油分離精製装置6である。熱分解炉5はこの実
施例においては流動床式の熱分解炉として説明さ
れるが、熱分解炉の型式によつてこの発明が限定
されるものではない。ここで、流動床式の炉につ
いて簡単に説明しておくと、炉内に砂を入れ、炉
下方からブロア7により空気8を吹き込むことに
よつて砂を流動化させ、その流動化した砂の中へ
ごみ3を投入して熱分解させるものである。炉内
においては、ごみも砂と一緒に流動化するため、
都市ごみなどのような不均質な物質であつても均
一な熱を与えることができる。熱分解炉5は通常
450〜550℃の温度範囲で運転され、ごみ3の熱分
解をおこなう。
熱分解によつて発生した生成ガスは炉上部の配
管9より取り出される。この生成ガス9はガス状
の可燃性の油分を含んでいる。取り出された生成
ガス9は油分離精製装置6に導びかれる。この装
置6は水を使用して生成ガス9を冷却し、可燃性
油10を分離、回収する。残りのガス成分はオフ
ガス11として、必要な排ガス処理を施される
後、大気中に放出される。また、熱分解炉5は
次々に投入されるごみの熱分解処理に際して発生
する炭化物を一部の砂と共にオーバーフロー管1
2より排出する。この排出物12は分別機13に
導びかれ、そこで砂14と炭化物15とに分別さ
れる。砂14は熱分解炉5に戻され、流動床のた
めに再使用される。炭化物15は後述する排出物
の処理系に移送される。
管9より取り出される。この生成ガス9はガス状
の可燃性の油分を含んでいる。取り出された生成
ガス9は油分離精製装置6に導びかれる。この装
置6は水を使用して生成ガス9を冷却し、可燃性
油10を分離、回収する。残りのガス成分はオフ
ガス11として、必要な排ガス処理を施される
後、大気中に放出される。また、熱分解炉5は
次々に投入されるごみの熱分解処理に際して発生
する炭化物を一部の砂と共にオーバーフロー管1
2より排出する。この排出物12は分別機13に
導びかれ、そこで砂14と炭化物15とに分別さ
れる。砂14は熱分解炉5に戻され、流動床のた
めに再使用される。炭化物15は後述する排出物
の処理系に移送される。
発酵処理系の主たる構成要素は発酵処理装置1
6である。この装置16は、例えばメタン発酵菌
によつて、ごみ4を嫌気性発酵させる。それによ
つて生じた消化ガス17は脱流された後、貯蔵さ
れる。発酵処理によつて生じた消化スラツジ18
と、そのために使用された水を廃水19として排
出する。消化スラツジ18は後述する排出物の処
理系に移送される。また、廃水19は、油分離精
製装置6からの廃水20と共に廃水処理装置21
に導びかれ、そこで処理された後、放流水22と
して放出される。
6である。この装置16は、例えばメタン発酵菌
によつて、ごみ4を嫌気性発酵させる。それによ
つて生じた消化ガス17は脱流された後、貯蔵さ
れる。発酵処理によつて生じた消化スラツジ18
と、そのために使用された水を廃水19として排
出する。消化スラツジ18は後述する排出物の処
理系に移送される。また、廃水19は、油分離精
製装置6からの廃水20と共に廃水処理装置21
に導びかれ、そこで処理された後、放流水22と
して放出される。
上記の炭化物15および消化スラツジを供給さ
せる排出物の処理系は次のごとく構成される。前
記両排出物は、まず乾燥装置23に導びかれる。
熱分解炉5から排出される炭化物15は熱分解炉
の運転温度(450〜550℃)にほぼ近い温度を持つ
ている。そこで、乾燥装置23はこの炭化物15
の顕熱を利用し、消化スラツジ18との間で熱交
換をおこなわせ、消化スラツジ18の乾燥をおこ
なう。熱交換の最も簡単な方法は両排出物を混合
することである。すなわち、上述のごとき温度を
有する炭化物15を消化スラツジ18と混合し、
良く撹拌することにより、両物質の直接接触によ
る熱交換をおこなわせる。これによつて、消化ス
ラツジ18は、水分を蒸発させ、その乾燥がおこ
なわれる。その際、臭気等を含んだ混合ガス24
が発生するが、これは脱臭装置25で脱臭された
後、放出ガス26として大気中に放出される。な
お、ここで使用される混合手段としては、混合す
べき物質の温度がそれ程高いものではないので、
従来より周知のこの種装置を利用することが可能
である。
せる排出物の処理系は次のごとく構成される。前
記両排出物は、まず乾燥装置23に導びかれる。
熱分解炉5から排出される炭化物15は熱分解炉
の運転温度(450〜550℃)にほぼ近い温度を持つ
ている。そこで、乾燥装置23はこの炭化物15
の顕熱を利用し、消化スラツジ18との間で熱交
換をおこなわせ、消化スラツジ18の乾燥をおこ
なう。熱交換の最も簡単な方法は両排出物を混合
することである。すなわち、上述のごとき温度を
有する炭化物15を消化スラツジ18と混合し、
良く撹拌することにより、両物質の直接接触によ
る熱交換をおこなわせる。これによつて、消化ス
ラツジ18は、水分を蒸発させ、その乾燥がおこ
なわれる。その際、臭気等を含んだ混合ガス24
が発生するが、これは脱臭装置25で脱臭された
後、放出ガス26として大気中に放出される。な
お、ここで使用される混合手段としては、混合す
べき物質の温度がそれ程高いものではないので、
従来より周知のこの種装置を利用することが可能
である。
乾燥装置23からの混合物27は焼却炉28に
導びかれ、そこで焼却処理される。この焼却処理
により発生する燃焼排ガス29は、周知の排ガス
処理を施されて大気中に放出される。焼却炉28
からの排出物(すなわち、ごみ処理設備としての
最終的な排出物)30は焼却灰であるので、熱分
解炉5、発酵処理装置16からの排出物である炭
化物15、消化スラツジ18と比較すると、その
容積において著しい減少となる。また、含水率の
高い消化スラツジ18の乾燥のために炭化物15
の有する顕熱を利用しているので、外部からのエ
ネルギーの補充を必要とせず、ごみ処理設備全体
としての効率の良い排出物処理を実現している。
導びかれ、そこで焼却処理される。この焼却処理
により発生する燃焼排ガス29は、周知の排ガス
処理を施されて大気中に放出される。焼却炉28
からの排出物(すなわち、ごみ処理設備としての
最終的な排出物)30は焼却灰であるので、熱分
解炉5、発酵処理装置16からの排出物である炭
化物15、消化スラツジ18と比較すると、その
容積において著しい減少となる。また、含水率の
高い消化スラツジ18の乾燥のために炭化物15
の有する顕熱を利用しているので、外部からのエ
ネルギーの補充を必要とせず、ごみ処理設備全体
としての効率の良い排出物処理を実現している。
ところで、上述の実施例においては、消化スラ
ツジ18の乾燥は顕熱をもつた炭化物15との直
接接触による熱交換によつていた。この方法は構
成的に極めて簡単であり、また最終的には消化ス
ラツジ18を炭化物15と混焼させる点からも最
も手つ取り早い方法である。しかし、十分な配慮
がなされないと、焼却炉28に投入される混合物
27に乾燥むらを生ぜしめるおそれがある。
ツジ18の乾燥は顕熱をもつた炭化物15との直
接接触による熱交換によつていた。この方法は構
成的に極めて簡単であり、また最終的には消化ス
ラツジ18を炭化物15と混焼させる点からも最
も手つ取り早い方法である。しかし、十分な配慮
がなされないと、焼却炉28に投入される混合物
27に乾燥むらを生ぜしめるおそれがある。
その理由の一つは、外部から常に一定不変の熱
エネルギーを得ながら混合、乾燥させる場合と異
なり、混合すべき一方の物質自体の持つている熱
エネルギーを利用するものであるため、例えば次
のような状態がおこる。すなわち、乾燥装置23
に新たに供給された炭化物(したがつて、十分な
乾燥能力を持つている)が、同じく全く新たに供
給された消化スラツジ(したがつて、ほとんど乾
燥を受けていない)と接触すると、両物質間には
大きな温度差があるため、炭化物からはかなりの
熱量が奪われることになる。そのときの消化スラ
ツジは十分な乾燥を受けるかも知れないが、一方
の炭化物は乾燥能力を大きく減じ、その後の混合
過程において、その炭化物と接触する消化スラツ
ジを十分に乾燥し得ないことになる。逆に、新た
に供給された炭化物が既に乾燥装置内で混合さ
れ、しばらく撹拌されていた部分と接触する場合
には、両物質間の温度差はあまり大きくないの
で、大きな熱量を奪われることもなく、炭化物は
以後もかなりの乾燥能力を維持することになる。
このようにして、混合物の中に局部的に乾燥十分
な部分と、不十分な部分とが生ずる。
エネルギーを得ながら混合、乾燥させる場合と異
なり、混合すべき一方の物質自体の持つている熱
エネルギーを利用するものであるため、例えば次
のような状態がおこる。すなわち、乾燥装置23
に新たに供給された炭化物(したがつて、十分な
乾燥能力を持つている)が、同じく全く新たに供
給された消化スラツジ(したがつて、ほとんど乾
燥を受けていない)と接触すると、両物質間には
大きな温度差があるため、炭化物からはかなりの
熱量が奪われることになる。そのときの消化スラ
ツジは十分な乾燥を受けるかも知れないが、一方
の炭化物は乾燥能力を大きく減じ、その後の混合
過程において、その炭化物と接触する消化スラツ
ジを十分に乾燥し得ないことになる。逆に、新た
に供給された炭化物が既に乾燥装置内で混合さ
れ、しばらく撹拌されていた部分と接触する場合
には、両物質間の温度差はあまり大きくないの
で、大きな熱量を奪われることもなく、炭化物は
以後もかなりの乾燥能力を維持することになる。
このようにして、混合物の中に局部的に乾燥十分
な部分と、不十分な部分とが生ずる。
もう一つの理由は次のことにある。上記のよう
にして生じた乾燥むらがあつたとしても、例えば
流体同志を混合する場合のごとく均一な混合が可
能であつたならば、十分な混合によりかなりの均
一化を図ることができる。しかし、炭化物と消化
スラツジとを、流体の場合のごとく、全く均一に
混合するのは困難なことである。このことによつ
て、上記のごとくして発生した乾燥むらが焼却炉
に投入される混合物のなかに残ることになる。
にして生じた乾燥むらがあつたとしても、例えば
流体同志を混合する場合のごとく均一な混合が可
能であつたならば、十分な混合によりかなりの均
一化を図ることができる。しかし、炭化物と消化
スラツジとを、流体の場合のごとく、全く均一に
混合するのは困難なことである。このことによつ
て、上記のごとくして発生した乾燥むらが焼却炉
に投入される混合物のなかに残ることになる。
このような乾燥むらは焼却炉内における燃焼を
不安定にするので、できるだけ発生を防止した方
がよい。そのためにほ、乾燥装置内における乾燥
過程を熱交換過程と混合過程とに明確に区別し、
熱交換過程においては炭化物と消化スラツジとを
直接接触させることなく効果的に熱交換をおこな
わせ、しかる後に両物質を混合させることであ
る。このための概略構成を第2図に示す。なお、
図は乾燥装置23内のみの構成を示し、23aは
熱交換装置、23bは混合装置である。他の参照
番号は第1図の場合と同じものを示す。但し、熱
交換装置23aから排出された炭化物、消化スラ
ツジは夫々15′,16′と示してある。この場合
においても、混合装置23bとしては、前記の実
施例において述べたのと同様に、周知の混合装置
を使用することができる。また、この場合におけ
る熱交換装置23aとして有効な構成の一例を示
せば第3図のごとくである。
不安定にするので、できるだけ発生を防止した方
がよい。そのためにほ、乾燥装置内における乾燥
過程を熱交換過程と混合過程とに明確に区別し、
熱交換過程においては炭化物と消化スラツジとを
直接接触させることなく効果的に熱交換をおこな
わせ、しかる後に両物質を混合させることであ
る。このための概略構成を第2図に示す。なお、
図は乾燥装置23内のみの構成を示し、23aは
熱交換装置、23bは混合装置である。他の参照
番号は第1図の場合と同じものを示す。但し、熱
交換装置23aから排出された炭化物、消化スラ
ツジは夫々15′,16′と示してある。この場合
においても、混合装置23bとしては、前記の実
施例において述べたのと同様に、周知の混合装置
を使用することができる。また、この場合におけ
る熱交換装置23aとして有効な構成の一例を示
せば第3図のごとくである。
図において、熱交換装置23aのケーシング3
5内には、例えばベルトコンベア等の2つの適宜
な移送装置36,37が設けられる。一方の装置
36は熱分解炉5から排出された炭化物15の移
送装置であつて、その投入口38から投入された
炭化物15を排出口39に向つて移送する。他方
の装置37は前記の移送装置36のほぼ真上部空
間に設けられ、発酵処理装置16からの消化スラ
ツジ18をその投入口40から排出口41に向け
て移送する。このような構成により、上段を移動
する消化スラツジ18は、その移動過程におい
て、下段を移動する炭化物15からの輻射熱を受
けて、次第に乾燥され、排出口41より排出され
る。この際発生する臭気、水蒸気等を含んだガス
24はケーシング35の上部に設けられた排気口
42より脱臭装置25に導びかれる。
5内には、例えばベルトコンベア等の2つの適宜
な移送装置36,37が設けられる。一方の装置
36は熱分解炉5から排出された炭化物15の移
送装置であつて、その投入口38から投入された
炭化物15を排出口39に向つて移送する。他方
の装置37は前記の移送装置36のほぼ真上部空
間に設けられ、発酵処理装置16からの消化スラ
ツジ18をその投入口40から排出口41に向け
て移送する。このような構成により、上段を移動
する消化スラツジ18は、その移動過程におい
て、下段を移動する炭化物15からの輻射熱を受
けて、次第に乾燥され、排出口41より排出され
る。この際発生する臭気、水蒸気等を含んだガス
24はケーシング35の上部に設けられた排気口
42より脱臭装置25に導びかれる。
なお、図において矢印をもつて示したごとく、
炭化物15と消化スラツジ18とは互に対向する
方向に移動される。これは、次のような効果をも
たらす。移動装置36上の炭化物15の温度分布
は、投入口38から排出口39に向つて、すなわ
ち炭化物15の移動方向に沿つて、ほぼ直線的に
低下するごとくである。移動装置37上の消化ス
ラツジ18は、投入口40より供給された当初は
低い温度で予熱され、排出口41側に向うにした
がい次第に高い温度に晒されることになる。した
がつて、その温度分布は移動方向に沿つてほぼ直
線的に上昇するごとくなる。この結果、上段を移
動する消化スラツジ18と下段を反対方向に移動
する炭化物15との温度差は、両物質の移動の全
区間に亘つて略々等しくなる。これが、消化スラ
ツジ18の均一な加熱と十分な乾燥を可能にす
る。
炭化物15と消化スラツジ18とは互に対向する
方向に移動される。これは、次のような効果をも
たらす。移動装置36上の炭化物15の温度分布
は、投入口38から排出口39に向つて、すなわ
ち炭化物15の移動方向に沿つて、ほぼ直線的に
低下するごとくである。移動装置37上の消化ス
ラツジ18は、投入口40より供給された当初は
低い温度で予熱され、排出口41側に向うにした
がい次第に高い温度に晒されることになる。した
がつて、その温度分布は移動方向に沿つてほぼ直
線的に上昇するごとくなる。この結果、上段を移
動する消化スラツジ18と下段を反対方向に移動
する炭化物15との温度差は、両物質の移動の全
区間に亘つて略々等しくなる。これが、消化スラ
ツジ18の均一な加熱と十分な乾燥を可能にす
る。
なお、第3図に示す熱交換装置は望ましい態様
の一例を示したものであつて、この発明に適用し
うる熱交換装置がこれに限定されるものではな
い。
の一例を示したものであつて、この発明に適用し
うる熱交換装置がこれに限定されるものではな
い。
上述のごとくして乾燥された排出口41からの
消化スラツジ18′は排出口39からの炭化物1
5′と混合装置23bによつて混合され、焼却炉
28に導びかれる。この場合、消化スラツジ1
8′はかなり十分に乾燥されるので、その乾燥の
程度によつては、熱交換装置23aから排出され
た後の炭化物15′と混合することは必ずしも必
要ではなく、両物質を別個に焼却炉28に導び
き、混焼せしめるようにしてもよい。しかしなが
ら、焼却炉28内でのより均一な燃焼のため、お
よび次に述べる理由などから、上述のごとく、焼
却炉28に投入する以前に両物質を混合しておい
た方が望ましい。すなわち、この混合により、焼
却炉28での燃焼物としての含水率(消化スラツ
ジ自体の含水率ではない)が一段と低下して、よ
り燃焼し易くなるからである。例えば、熱交換装
置23aから排出される炭化物15′の単位時間
当りの量をA(Kg)とし、消化スラツジ18′のそ
れをB(Kg)とする。また、消化スラツジ18′は
熱交換装置23aにおいて乾燥させられるとはい
え、その含水率が零にはならない。そこで、この
含水率をαとすると、混合装置23bに入つてく
る水分の量はαB(Kg)となる。他方、混合によつ
てできる全体量はA+B(Kg)である。したがつ
て、混合装置23bより排出される混合物(すな
わち、焼却炉28に投入される燃焼物)における
含水率はαB/(A+B)となり、これは消化ス
ラツジ18′自体の含水率αよりも明らかに小さ
くなる。このことからも、消化スラツジ18′自
体を燃焼させたときよりも、混合物として燃焼さ
せたときの方が燃焼し易くなることが理解されよ
う。
消化スラツジ18′は排出口39からの炭化物1
5′と混合装置23bによつて混合され、焼却炉
28に導びかれる。この場合、消化スラツジ1
8′はかなり十分に乾燥されるので、その乾燥の
程度によつては、熱交換装置23aから排出され
た後の炭化物15′と混合することは必ずしも必
要ではなく、両物質を別個に焼却炉28に導び
き、混焼せしめるようにしてもよい。しかしなが
ら、焼却炉28内でのより均一な燃焼のため、お
よび次に述べる理由などから、上述のごとく、焼
却炉28に投入する以前に両物質を混合しておい
た方が望ましい。すなわち、この混合により、焼
却炉28での燃焼物としての含水率(消化スラツ
ジ自体の含水率ではない)が一段と低下して、よ
り燃焼し易くなるからである。例えば、熱交換装
置23aから排出される炭化物15′の単位時間
当りの量をA(Kg)とし、消化スラツジ18′のそ
れをB(Kg)とする。また、消化スラツジ18′は
熱交換装置23aにおいて乾燥させられるとはい
え、その含水率が零にはならない。そこで、この
含水率をαとすると、混合装置23bに入つてく
る水分の量はαB(Kg)となる。他方、混合によつ
てできる全体量はA+B(Kg)である。したがつ
て、混合装置23bより排出される混合物(すな
わち、焼却炉28に投入される燃焼物)における
含水率はαB/(A+B)となり、これは消化ス
ラツジ18′自体の含水率αよりも明らかに小さ
くなる。このことからも、消化スラツジ18′自
体を燃焼させたときよりも、混合物として燃焼さ
せたときの方が燃焼し易くなることが理解されよ
う。
ところで、第1図に示した実施例においては、
焼却炉28からの燃焼排ガス29は、適当な排ガ
ス処理を施して、大気中に放出してしまつてい
た。しかし、こゝで、乾燥された消化スラツジ1
8′の燃焼に際して、炭化物15′が共に燃焼させ
られることに注意を払うべきである。すなわち、
上述したごとく、この発明において焼却炉28で
焼却処理される燃焼物は、乾燥された消化スラツ
ジ18′自体よりも更に燃え易いものである。し
たがつて、焼却炉28での燃焼温度は十分に高く
なり、通常のごみ焼却炉における燃焼温度にほと
んど近い温度となる。一般に、ごみの焼却処理
は、熱分解処理と比較して、かなり高い温度でお
こなわれる。その温度はほぼ900℃前後である。
このような高温で運転される焼却炉28からの燃
焼排ガスもほとんどそれに近い温度を有してい
る。
焼却炉28からの燃焼排ガス29は、適当な排ガ
ス処理を施して、大気中に放出してしまつてい
た。しかし、こゝで、乾燥された消化スラツジ1
8′の燃焼に際して、炭化物15′が共に燃焼させ
られることに注意を払うべきである。すなわち、
上述したごとく、この発明において焼却炉28で
焼却処理される燃焼物は、乾燥された消化スラツ
ジ18′自体よりも更に燃え易いものである。し
たがつて、焼却炉28での燃焼温度は十分に高く
なり、通常のごみ焼却炉における燃焼温度にほと
んど近い温度となる。一般に、ごみの焼却処理
は、熱分解処理と比較して、かなり高い温度でお
こなわれる。その温度はほぼ900℃前後である。
このような高温で運転される焼却炉28からの燃
焼排ガスもほとんどそれに近い温度を有してい
る。
他方、前述の実施例で消化スラツジ18と熱交
換させるために使用された炭化物15の温度は熱
分解炉5の運転温度である500℃前後にほぼ近い
温度である。したがつて、燃焼排ガス29は、炭
化物15と熱交換した後の消化スラツジ18(あ
るいは、それと炭化物15との混合物)を更に乾
燥させることに利用しうる。
換させるために使用された炭化物15の温度は熱
分解炉5の運転温度である500℃前後にほぼ近い
温度である。したがつて、燃焼排ガス29は、炭
化物15と熱交換した後の消化スラツジ18(あ
るいは、それと炭化物15との混合物)を更に乾
燥させることに利用しうる。
この考えに基づいて構成されるものが第4図に
示す実施例である。図は乾燥・焼却処理の部分の
みを示すが、他の部分は第1図の実施例と同様で
ある。また、図において、第1図における構成要
素と同じものには同じ参照番号を付して示してあ
る。上記の思想を実現するために、この実施例に
おいては第2の熱交換をおこなわせる乾燥装置3
1(以下、これを第2の乾燥装置という)が設け
られている。この第2の乾燥装置31において
は、乾燥装置23(以下、この実施例においては
第1の乾燥装置と言う)からの混合物27と焼却
炉28から導びかれた燃焼排ガス29との熱交換
がおこなわれ、混合物27は一層乾燥せしめられ
る。この熱交換後、燃焼排ガス29は必要な排ガ
ス処理を施されて大気中に放出される。一層の乾
燥を受けた混合物32は焼却炉28に移送され、
焼却処理される。また、第2の乾燥装置31にお
ける熱交換に際しても、混合ガス33を発生する
が、それは第1の乾燥装置23において同様に発
生した混合ガス24と共に脱臭装置25に導びか
れ、脱臭処理された後、大気中に放出される。
示す実施例である。図は乾燥・焼却処理の部分の
みを示すが、他の部分は第1図の実施例と同様で
ある。また、図において、第1図における構成要
素と同じものには同じ参照番号を付して示してあ
る。上記の思想を実現するために、この実施例に
おいては第2の熱交換をおこなわせる乾燥装置3
1(以下、これを第2の乾燥装置という)が設け
られている。この第2の乾燥装置31において
は、乾燥装置23(以下、この実施例においては
第1の乾燥装置と言う)からの混合物27と焼却
炉28から導びかれた燃焼排ガス29との熱交換
がおこなわれ、混合物27は一層乾燥せしめられ
る。この熱交換後、燃焼排ガス29は必要な排ガ
ス処理を施されて大気中に放出される。一層の乾
燥を受けた混合物32は焼却炉28に移送され、
焼却処理される。また、第2の乾燥装置31にお
ける熱交換に際しても、混合ガス33を発生する
が、それは第1の乾燥装置23において同様に発
生した混合ガス24と共に脱臭装置25に導びか
れ、脱臭処理された後、大気中に放出される。
この実施例においても、第1の乾燥装置23と
して、第3図に示したごとき熱交換装置を使用す
ることができる。この場合、第1の乾燥装置23
から第2の乾燥装置31へ移送する物質としては
2つの場合が考えられる。
して、第3図に示したごとき熱交換装置を使用す
ることができる。この場合、第1の乾燥装置23
から第2の乾燥装置31へ移送する物質としては
2つの場合が考えられる。
その一つは、第1の乾燥装置23内の熱交換装
置から排出される炭化物15′と消化スラツジ1
8′とを混合した後、その混合物を第2の乾燥装
置31へ送る場合、他の一つは、前記の熱交換装
置から排出された消化スラツジ18′のみを第2
の乾燥装置31へ送り、消化スラツジ18′が第
2の乾燥装置31から排出された後、炭化物1
5′と混合せしめる場合である。夫々の場合の概
略構成を第5図aおよびbに示す。図は乾燥装置
の部分のみを示すものであり、他の部分は第1図
の構成と同様である。また図中の参照番号もこれ
までの図面において使用されたものと同じである
ので説明は省略する。
置から排出される炭化物15′と消化スラツジ1
8′とを混合した後、その混合物を第2の乾燥装
置31へ送る場合、他の一つは、前記の熱交換装
置から排出された消化スラツジ18′のみを第2
の乾燥装置31へ送り、消化スラツジ18′が第
2の乾燥装置31から排出された後、炭化物1
5′と混合せしめる場合である。夫々の場合の概
略構成を第5図aおよびbに示す。図は乾燥装置
の部分のみを示すものであり、他の部分は第1図
の構成と同様である。また図中の参照番号もこれ
までの図面において使用されたものと同じである
ので説明は省略する。
第5図aの場合は、第2の乾燥装置31と焼却
炉28との間に何ら他の装置を設置する必要がな
いので、焼却炉28から第2の乾燥装置31へ最
短距離で燃焼排ガス29を導びくことができ、そ
の間での熱損失を少なくすることができる。しか
しその反面、第2の乾燥装置31内で、乾燥させ
るべき消化スラツジ18′のみならず、本来は乾
燥させる必要のない炭化物15′にも熱を吸収さ
れることになる。
炉28との間に何ら他の装置を設置する必要がな
いので、焼却炉28から第2の乾燥装置31へ最
短距離で燃焼排ガス29を導びくことができ、そ
の間での熱損失を少なくすることができる。しか
しその反面、第2の乾燥装置31内で、乾燥させ
るべき消化スラツジ18′のみならず、本来は乾
燥させる必要のない炭化物15′にも熱を吸収さ
れることになる。
第5図bの場合は、第2の乾燥装置31と焼却
炉28との間に混合装置が設置されることにな
り、燃焼排ガス29の径路が多少長くなつて熱損
失が増える。その代り、第2の乾燥装置31にお
いて、燃焼排ガス29は乾燥させる必要のある消
化スラツジ18′とのみ熱交換をおこなうことに
なり、効率的である。いずれにしろ、両者共に一
長一短があり、どちらの方法をとるかは、各装置
の諸元、それらの設置状況およびその他の要因に
より決定されるべきものである。
炉28との間に混合装置が設置されることにな
り、燃焼排ガス29の径路が多少長くなつて熱損
失が増える。その代り、第2の乾燥装置31にお
いて、燃焼排ガス29は乾燥させる必要のある消
化スラツジ18′とのみ熱交換をおこなうことに
なり、効率的である。いずれにしろ、両者共に一
長一短があり、どちらの方法をとるかは、各装置
の諸元、それらの設置状況およびその他の要因に
より決定されるべきものである。
以上、詳述してきたように、この発明によれ
ば、都市ごみから有効にエネルギーを回収するこ
とができ、しかも外部から何らエネルギー供給を
受けることなく、その最終的な排出物の容積を極
めて小さくすることができる新規なエネルギー回
収型ごみ処理設備を実現することができる。
ば、都市ごみから有効にエネルギーを回収するこ
とができ、しかも外部から何らエネルギー供給を
受けることなく、その最終的な排出物の容積を極
めて小さくすることができる新規なエネルギー回
収型ごみ処理設備を実現することができる。
第1図はこの発明の一実施例になるエネルギー
回収型ごみ処理設備の概略構成を示す図、第2図
は上記実施例における乾燥装置の改良例を示す
図、第3図は第2図に示す改良例において使用す
るのに適した熱交換装置の具体的構成を示す図、
第4図はこの発明の他の実施例になるエネルギー
回収型ごみ処理設備の部分構成の概略を示す図、
第5図aおよびbは上記他の実施例における乾燥
装置部分の変形例を示す図である。 主な符号の説明、1:前処理装置、5:熱分解
炉、6:油分離精製装置、10:回収された可燃
性油、13:砂・炭化物分別機、16:発酵処理
装置、17:回収される消化ガス、21:廃水処
理装置、23:乾燥装置、23a:熱交換装置、
23b:混合装置、25:脱臭装置、28:焼却
炉、31:第2の乾燥装置。
回収型ごみ処理設備の概略構成を示す図、第2図
は上記実施例における乾燥装置の改良例を示す
図、第3図は第2図に示す改良例において使用す
るのに適した熱交換装置の具体的構成を示す図、
第4図はこの発明の他の実施例になるエネルギー
回収型ごみ処理設備の部分構成の概略を示す図、
第5図aおよびbは上記他の実施例における乾燥
装置部分の変形例を示す図である。 主な符号の説明、1:前処理装置、5:熱分解
炉、6:油分離精製装置、10:回収された可燃
性油、13:砂・炭化物分別機、16:発酵処理
装置、17:回収される消化ガス、21:廃水処
理装置、23:乾燥装置、23a:熱交換装置、
23b:混合装置、25:脱臭装置、28:焼却
炉、31:第2の乾燥装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 収集されたごみを熱分解処理に適したごみと
発酵処理に適したごみとに分別する前処理手段
と、前記熱分解処理に適したごみを生成ガスと炭
化物とに熱分解せしめ前記生成ガスから可燃性油
を分離回収しかつ前記炭化物を外部に排出する熱
分解処理手段と、前記発酵処理に適したごみを嫌
気性発酵させることにより発生する消化ガスを回
収すると共にその際生ずる消化スラツジを外部に
排出する発酵処理手段と、前記排出された炭化物
と消化スラツジとを混焼せしめる焼却処理手段
と、前記炭化物と消化スラツジとを前記焼却処理
手段に供給する前に両物質間で熱交換をおこなわ
せ前記消化スラツジを乾燥させる乾燥手段とから
なることを特徴とするエネルギー回収型ごみ処理
設備。 2 特許請求の範囲第1項の記載において、前記
乾燥手段は混合装置を有し、前記炭化物と消化ス
ラツジとを混合せしめ、直接接触によつて両物質
間の熱交換をおこなわせることを特徴とするエネ
ルギー回収型ごみ処理設備。 3 特許請求の範囲第1項の記載において、前記
乾燥手段は熱交換装置と混合装置とを有し、前記
炭化物と消化スラツジは前記熱交換装置において
互に直接接触することなく熱交換をおこなつた
後、前記混合装置において混合されることを特徴
とするエネルギー回収型ごみ処理設備。 4 特許請求の範囲第3項の記載において、前記
熱交換装置は前記炭化物を移動させる第1の移送
装置と、前記第1の移送装置のほぼ上部空間に位
置し前記消化スラツジを移動させる第2の移送装
置を有し、これら2つの移送装置は夫々が移動せ
しめる物質の移動方向が互に対向方向となるよう
に運転されることを特徴とするエネルギー回収型
ごみ処理設備。 5 収集されたごみを熱分解処理に適したごみと
発酵処理に適したごみとに分別する前処理手段
と、前記熱分解処理に適したごみを生成ガスと炭
化物とに熱分解せしめ前記生成ガスから可燃性油
を分離回収しかつ前記炭化物を外部に排出する熱
分解処理手段と、前記発酵処理に適したごみを嫌
気性発酵させることにより発生する消化ガスを回
収すると共にその際生ずる消化スラツジを外部に
排出する発酵処理手段と、前記排出された炭化物
と消化スラツジとを混焼せしめる焼却処理手段
と、前記炭化物と消化スラツジとを前記焼却処理
手段に供給する前に両物質間で熱交換をおこなわ
せ前記消化スラツジを乾燥させる第1の乾燥手段
と、前記第1の乾燥手段から排出される物質を前
記焼却処理手段から導びかれる燃焼排ガスとの間
で熱交換をおこなわせた後前記焼却処理手段に供
給する第2の乾燥手段とからなることを特徴とす
るエネルギー回収型ごみ処理設備。 6 特許請求の範囲第5項の記載において、前記
第1の乾燥手段は混合装置を有し、前記炭化物と
消化スラツジとを混合せしめ、直接接触によつて
両物質間の熱交換をおこなわせることを特徴とす
るエネルギー回収型ごみ処理設備。 7 特許請求の範囲第5項の記載において、前記
第1の乾燥手段は熱交換装置と混合装置とを有
し、前記炭化物と消化スラツジは前記熱交換装置
において互に直接接触することなく熱交換をおこ
なつた後、前記混合装置において混合されること
を特徴とするエネルギー回収型ごみ処理設備。 8 特許請求の範囲第5項の記載において、前記
第1の乾燥手段は熱交換装置を有し、前記炭化物
と消化スラツジとを互に直接接触させることなく
両物質間の熱交換をおこなわせ、また前記第2の
乾燥手段は前記第1の乾燥手段より前記消化スラ
ツジのみを供給され、それを前記燃焼排ガスとの
間で熱交換をおこなわせた後、前記炭化物と混合
することを特徴とするエネルギー回収型ごみ処理
設備。 9 特許請求の範囲第7項または第8項の記載に
おいて、前記第1の乾燥手段における熱交換装置
は前記炭化物を移動させる第1の移送装置と、前
記第1の移送装置のほぼ上部空間に位置し前記消
化スラツジを移動させる第2の移送装置とを有
し、これら2つの移送装置は夫々が移動せしめる
物質の移動方向が互に対向方向となるように運転
されることを特徴とするエネルギー回収型ごみ処
理設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14137179A JPS5665697A (en) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | Energy recovery type municipal waste disposer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14137179A JPS5665697A (en) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | Energy recovery type municipal waste disposer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5665697A JPS5665697A (en) | 1981-06-03 |
| JPS6322874B2 true JPS6322874B2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=15290428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14137179A Granted JPS5665697A (en) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | Energy recovery type municipal waste disposer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5665697A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110180868A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-08-30 | 云南中贸环境节能科技投资股份有限公司 | 一种村镇生活垃圾高效清洁无害化综合处理方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4216036B2 (ja) * | 2002-10-16 | 2009-01-28 | 株式会社還元溶融技術研究所 | 廃棄物処理システム |
| JP2009034679A (ja) * | 2008-09-12 | 2009-02-19 | Kangen Yoyu Gijutsu Kenkyusho:Kk | 廃棄物処理システム |
| FI20105391A0 (fi) * | 2010-04-14 | 2010-04-14 | Preseco Oy | Jätteenjalostusmenetelmä |
| KR102393197B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2022-05-03 | 주식회사 대경에스코 | 고품질 고효율 유기 탄소원 제조 장치 및 그 방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239681B2 (ja) * | 1975-03-04 | 1977-10-06 | ||
| JPS5824199B2 (ja) * | 1977-09-20 | 1983-05-19 | 川崎重工業株式会社 | 都市ゴミと下水の同時処理方法 |
-
1979
- 1979-11-02 JP JP14137179A patent/JPS5665697A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110180868A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-08-30 | 云南中贸环境节能科技投资股份有限公司 | 一种村镇生活垃圾高效清洁无害化综合处理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5665697A (en) | 1981-06-03 |
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