JPS6323785B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6323785B2 JPS6323785B2 JP56078973A JP7897381A JPS6323785B2 JP S6323785 B2 JPS6323785 B2 JP S6323785B2 JP 56078973 A JP56078973 A JP 56078973A JP 7897381 A JP7897381 A JP 7897381A JP S6323785 B2 JPS6323785 B2 JP S6323785B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- static magnetic
- nuclear
- magnetic resonance
- linear gradient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 37
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 claims description 26
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 25
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 claims description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 2
- 230000005311 nuclear magnetism Effects 0.000 claims 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 10
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 6
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 5
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 description 4
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002223 garnet Substances 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 239000010421 standard material Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の属する分野
本発明は、核磁気共鳴(以下「NMR」と称す
る)現象を利用して、生体内各組織の特定原子核
密度分布を被検体外部より無浸襲に測定し、医学
的診断のための情報を得る診断用NMR装置に関
するものである。
る)現象を利用して、生体内各組織の特定原子核
密度分布を被検体外部より無浸襲に測定し、医学
的診断のための情報を得る診断用NMR装置に関
するものである。
(2) 従来技術およびその問題点
NMR装置は、静磁場に対応したラジオ波周波
数での原子核の共鳴を測定する装置であり、特定
原子核(一般には水素原子核の場合が多い)分布
の高精度の測定が可能である。このため測定に使
用する静磁場としても高安定なものが必要とされ
る。すなわちNMRの測定中に印加している静磁
場が変動すると共鳴周波数がずれるため、測定誤
差が生ずる。このため、高安定な磁石用電源を用
い、且つ磁石本体および測定環境の温度制御を行
なうだけでなく、磁場を直接測定して、フイード
バツク制御を行なつている。磁場の測定方法とし
ては、NMR現象を用いるのが最適であり、理化
学用のNMR装置においては一部利用されている
が、生体の水素原子核等の密度分布像を得る診断
用NMR装置では、従来、次のような理由で
NMRによる磁場の測定が行なわれていなかつ
た。
数での原子核の共鳴を測定する装置であり、特定
原子核(一般には水素原子核の場合が多い)分布
の高精度の測定が可能である。このため測定に使
用する静磁場としても高安定なものが必要とされ
る。すなわちNMRの測定中に印加している静磁
場が変動すると共鳴周波数がずれるため、測定誤
差が生ずる。このため、高安定な磁石用電源を用
い、且つ磁石本体および測定環境の温度制御を行
なうだけでなく、磁場を直接測定して、フイード
バツク制御を行なつている。磁場の測定方法とし
ては、NMR現象を用いるのが最適であり、理化
学用のNMR装置においては一部利用されている
が、生体の水素原子核等の密度分布像を得る診断
用NMR装置では、従来、次のような理由で
NMRによる磁場の測定が行なわれていなかつ
た。
(i) 密度分布測定領域等を特定するため線型傾斜
磁場を静磁場に重ねているため、位置により共
鳴周波数が異なり、NMR信号の周波数がある
幅をもつて拡がるため、静磁場の変動を明確に
は識別することができない。
磁場を静磁場に重ねているため、位置により共
鳴周波数が異なり、NMR信号の周波数がある
幅をもつて拡がるため、静磁場の変動を明確に
は識別することができない。
(ii) 対象原子核を水素以外とすると、被検体内に
異物(磁場測定用標準物質)を挿入しなければ
ならず、事実上測定中の磁場測定は行なえな
い。
異物(磁場測定用標準物質)を挿入しなければ
ならず、事実上測定中の磁場測定は行なえな
い。
(iii) 対象原子核を水素とした場合には、測定画像
情報と同じ原子核を対象にしているので、同時
測定はできない。
情報と同じ原子核を対象にしているので、同時
測定はできない。
このため、例えば、特開昭54−156597号公報に
示された技術においては、別途にYIG(イツトリ
ウム―鉄―ガーネツト)同調発振器を磁場測定器
として用いている。
示された技術においては、別途にYIG(イツトリ
ウム―鉄―ガーネツト)同調発振器を磁場測定器
として用いている。
一方、超伝導磁石を永久モードで用いれば、磁
場の時間的変動はほとんど生じないが、現状では
磁石が高価になりすぎ、また常時液体ヘリウムで
冷却する必要があるため、構成が複雑でしかも保
守が容易でないなどの問題がある。
場の時間的変動はほとんど生じないが、現状では
磁石が高価になりすぎ、また常時液体ヘリウムで
冷却する必要があるため、構成が複雑でしかも保
守が容易でないなどの問題がある。
(3) 本発明の目的
本発明は、比較的簡単な構成で静磁場の時間的
変動を効果的に補正し得る診断用NMR装置を提
供することを目的としている。
変動を効果的に補正し得る診断用NMR装置を提
供することを目的としている。
(4) 発明の概要
本発明は、一様静磁場に線型傾斜磁場を重ねて
被検体に印加し前記線型傾斜磁場を制御して前記
被検体に対する面状の投影部分および投影方向を
選択しつつ前記投影方向を逐次変更して前記被検
体のNMR信号を測定して前記面状の部分につい
ての多方向の特定原子核密度分布の投影情報を
得、この投影情報に基づいて前記被検体内の前記
面状の部分における特定原子核密度分布像を再構
成する診断用NMR装置において、前記被検体に
印加する一様静磁場を補正するための補助コイル
と、前記線型傾斜磁場の印加を停止させる手段
と、この手段により前記線型傾斜磁場が除去され
たときの前記一様静磁場中におけるNMRの検出
信号から自由誘導減衰(以下「FID」と称する)
信号の周波数を計測する周波数計測手段と、この
周波数計測手段の計測値を設定値と比較しこれら
の差に応じた出力を得る比較手段と、この比較手
段の出力に応じた電流を前記補助コイルに印加す
る電源回路とを具備し、投影情報収集の休止期間
に静磁場の変動を計測補正し、常に一定の静磁場
を得るものである。
被検体に印加し前記線型傾斜磁場を制御して前記
被検体に対する面状の投影部分および投影方向を
選択しつつ前記投影方向を逐次変更して前記被検
体のNMR信号を測定して前記面状の部分につい
ての多方向の特定原子核密度分布の投影情報を
得、この投影情報に基づいて前記被検体内の前記
面状の部分における特定原子核密度分布像を再構
成する診断用NMR装置において、前記被検体に
印加する一様静磁場を補正するための補助コイル
と、前記線型傾斜磁場の印加を停止させる手段
と、この手段により前記線型傾斜磁場が除去され
たときの前記一様静磁場中におけるNMRの検出
信号から自由誘導減衰(以下「FID」と称する)
信号の周波数を計測する周波数計測手段と、この
周波数計測手段の計測値を設定値と比較しこれら
の差に応じた出力を得る比較手段と、この比較手
段の出力に応じた電流を前記補助コイルに印加す
る電源回路とを具備し、投影情報収集の休止期間
に静磁場の変動を計測補正し、常に一定の静磁場
を得るものである。
(5) 発明の実施例
本発明の一実施例の構成図を第1図に示す。第
1図において、1は4個のコイルからなる電磁石
コイルであり、この電磁石コイル1により一様静
磁場をつくる。2はその電源である。3は前記静
磁場に沿う方向(Z方向)に線型傾斜磁場をつく
る傾斜磁場用コイルであり、対をなすヘルムホル
ツ型コイルに逆方向に電流を流して傾斜磁場をつ
くるようにしている。4はその電源であり、この
電源4からコイル3に流す電流値は、デイジタル
計算機5により制御される。6は前記静磁場方向
(Z方向)に沿い且つその方向に垂直な方向(x
―y方向)に傾斜する線型傾斜磁場をつくるため
のコイルであり、7はその電源で、電源4と同様
にデイジタル計算機5により制御される。8は励
起パルス(選択励起パルスおよび90゜パルス)を
発生する発振器であり、9は発振器8からの励起
パルスの送出とNMR信号の受信とを行なうデユ
プレクサである。10はデユプレクサ9に接続さ
れ被検体に高周波磁場(励起パルス)をかけると
ともに被検体からNMR信号を検出するプローブ
ヘツドである。11は検出NMR信号のFID信号
を増幅する増幅器である。前記デイジタル計算機
5はFID信号をA/D(アナログ―デイジタル)
変換し、記録積算した後に、これをフーリエ変換
して投影情報を得るとともに、さらにこの投影情
報から再構成像をつくる。12はデイジタル計算
機5において得られた画像を表示する表示器であ
る。13は各投影情報を得るための計測動作の合
い間に、線型傾斜磁場を止め、発振器8からデユ
プレクサ9、プローブヘツド10を介して90゜パ
ルスを被検体に印加して、プローブヘツド10、
デユプレクサ9を介して得られたFID信号の周波
数を計測し、且つ計測値と設定値との差をD/A
(デイジタル―アナログ)変換する計測回路であ
る。14は前記静磁場の変動を補償するための補
助コイルである。15は補助コイル14の電源で
あり、計測回路13の出力に応じて補助コイル1
4に流す電流値を制御する。
1図において、1は4個のコイルからなる電磁石
コイルであり、この電磁石コイル1により一様静
磁場をつくる。2はその電源である。3は前記静
磁場に沿う方向(Z方向)に線型傾斜磁場をつく
る傾斜磁場用コイルであり、対をなすヘルムホル
ツ型コイルに逆方向に電流を流して傾斜磁場をつ
くるようにしている。4はその電源であり、この
電源4からコイル3に流す電流値は、デイジタル
計算機5により制御される。6は前記静磁場方向
(Z方向)に沿い且つその方向に垂直な方向(x
―y方向)に傾斜する線型傾斜磁場をつくるため
のコイルであり、7はその電源で、電源4と同様
にデイジタル計算機5により制御される。8は励
起パルス(選択励起パルスおよび90゜パルス)を
発生する発振器であり、9は発振器8からの励起
パルスの送出とNMR信号の受信とを行なうデユ
プレクサである。10はデユプレクサ9に接続さ
れ被検体に高周波磁場(励起パルス)をかけると
ともに被検体からNMR信号を検出するプローブ
ヘツドである。11は検出NMR信号のFID信号
を増幅する増幅器である。前記デイジタル計算機
5はFID信号をA/D(アナログ―デイジタル)
変換し、記録積算した後に、これをフーリエ変換
して投影情報を得るとともに、さらにこの投影情
報から再構成像をつくる。12はデイジタル計算
機5において得られた画像を表示する表示器であ
る。13は各投影情報を得るための計測動作の合
い間に、線型傾斜磁場を止め、発振器8からデユ
プレクサ9、プローブヘツド10を介して90゜パ
ルスを被検体に印加して、プローブヘツド10、
デユプレクサ9を介して得られたFID信号の周波
数を計測し、且つ計測値と設定値との差をD/A
(デイジタル―アナログ)変換する計測回路であ
る。14は前記静磁場の変動を補償するための補
助コイルである。15は補助コイル14の電源で
あり、計測回路13の出力に応じて補助コイル1
4に流す電流値を制御する。
第2図は計測回路13の詳細な構成を示す構成
図である。第2図において、13―1はコンパレ
ータ、13―2はカウンタ、13―3は引算回
路、13―4はD/A変換器である。
図である。第2図において、13―1はコンパレ
ータ、13―2はカウンタ、13―3は引算回
路、13―4はD/A変換器である。
次にこのような構成における動作について述べ
る。
る。
Z方向に沿う一様静磁場H0を電磁石コイル1
と電源2によつてつくり、Z方向について傾斜し
た傾斜磁場GZをコイル3と電源4とでつくり、
これらを重畳してプローブヘツド10の中に配置
された被検体に印加しておき、さらに発振器8、
デユプレクサ9とプローブヘツド10によつて選
択励起パルスH1を前記被検体に印加する。ここ
で、選択励起パルスH1の周波数を前記静磁場に
対応する周波数値0に合わせておくと、選択励起
パルスH1の周波数幅Δに対応するスライス幅
ΔGの面状(板状)の部分の水素原子核が被検体
内で選択的に励起される。ここでスライスの中心
は傾斜磁場GZがゼロである位置となる。前記周
波数幅Δとスライス幅ΔGの関係は π・Δ=γ・ΔG (但し、γは磁気回転比である。) 選択励起パルスH1印加後に、x―y平面に沿う
方向に傾斜をもつ線型傾斜磁場Gxyを、コイル6
と電源7によつて印加しつつFID信号を検出し、
増幅器11で増幅した後、デイジタル計算機5
で、一定時間幅のサンプリングを行ないつつ、デ
イジタル変換して記録する。こうして、必要な回
数のFID信号を同様の処理によつて記録し、これ
らを積算すれば信号/雑音比の向上が実現でき
る。こうして得られた信号をフーリエ変換する
と、選択励起した部分内の水素原子核密度分布を
傾斜磁場Gxyの傾斜方向に投影した投影情報が得
られる。傾斜磁場Gxyをx―y平面内で電気的に
回転させながら、順次投影情報を測定し、最後に
画像再構成を行なえば、被検体断面(前記面状部
分)内の水素原子核密度分布像が得られる。
と電源2によつてつくり、Z方向について傾斜し
た傾斜磁場GZをコイル3と電源4とでつくり、
これらを重畳してプローブヘツド10の中に配置
された被検体に印加しておき、さらに発振器8、
デユプレクサ9とプローブヘツド10によつて選
択励起パルスH1を前記被検体に印加する。ここ
で、選択励起パルスH1の周波数を前記静磁場に
対応する周波数値0に合わせておくと、選択励起
パルスH1の周波数幅Δに対応するスライス幅
ΔGの面状(板状)の部分の水素原子核が被検体
内で選択的に励起される。ここでスライスの中心
は傾斜磁場GZがゼロである位置となる。前記周
波数幅Δとスライス幅ΔGの関係は π・Δ=γ・ΔG (但し、γは磁気回転比である。) 選択励起パルスH1印加後に、x―y平面に沿う
方向に傾斜をもつ線型傾斜磁場Gxyを、コイル6
と電源7によつて印加しつつFID信号を検出し、
増幅器11で増幅した後、デイジタル計算機5
で、一定時間幅のサンプリングを行ないつつ、デ
イジタル変換して記録する。こうして、必要な回
数のFID信号を同様の処理によつて記録し、これ
らを積算すれば信号/雑音比の向上が実現でき
る。こうして得られた信号をフーリエ変換する
と、選択励起した部分内の水素原子核密度分布を
傾斜磁場Gxyの傾斜方向に投影した投影情報が得
られる。傾斜磁場Gxyをx―y平面内で電気的に
回転させながら、順次投影情報を測定し、最後に
画像再構成を行なえば、被検体断面(前記面状部
分)内の水素原子核密度分布像が得られる。
ここで、各投影情報測定中に静磁場H0が変動
すると選択励起パルスによる選択面(部分)がZ
方向にずれてしまい、再構成画像が歪んでしま
う。これを避けるために、投影情報測定の休止期
間すなわち測定の合い間に線型傾斜磁場GZ、Gxy
を止め、発振器8から90゜パルスを発生させ被検
体に印加する。この場合傾斜磁場が印加されてい
ないので選択励起されず、被検体中の水素原子核
からのFID信号が得られる。このFID信号は、単
一周波数の信号となる。このFID信号の波形を第
3図aに示す。このFID信号を増幅器11によつ
て増幅したのち、計測回路13に入力する。この
FID信号はコンパレータ13―1で基準電圧と比
較され第3図bに示すような波形のパルスとして
出力される。このパルス出力をカウンタ13―2
で一定時間ずつ計数する。この計数値は、FID信
号の周波数に対応する。引算回路13―3でこの
計数値から、設定静磁場の周波数値に対応する設
定カウント値を差引く。前記設定カウント値はデ
イジタル計算機5から与えられる。例えば、静磁
場が高い値に変動すると前記計数値が大きくな
り、差が正となる。逆に静磁場が低い値に変化す
ると、前記計数値が小さくなり、差が負となる。
この差分値をD/A変換器13―4によりアナロ
グ信号に変換して補助コイル電源15に与え、補
助コイル14に流す電流を制御して、全体の静磁
場を設定値に戻す。このようにして静磁場の時間
変動を比較的簡単にかつ、高い精度で安定に保つ
ことができる。第4図aは静磁場が高くなつた場
合のFID信号波形、同図bは、設定条件のFID信
号つまり静磁場が設定状態にあるときのFID信号
波形、同図cは静磁場が低い場合のFID信号波形
である。
すると選択励起パルスによる選択面(部分)がZ
方向にずれてしまい、再構成画像が歪んでしま
う。これを避けるために、投影情報測定の休止期
間すなわち測定の合い間に線型傾斜磁場GZ、Gxy
を止め、発振器8から90゜パルスを発生させ被検
体に印加する。この場合傾斜磁場が印加されてい
ないので選択励起されず、被検体中の水素原子核
からのFID信号が得られる。このFID信号は、単
一周波数の信号となる。このFID信号の波形を第
3図aに示す。このFID信号を増幅器11によつ
て増幅したのち、計測回路13に入力する。この
FID信号はコンパレータ13―1で基準電圧と比
較され第3図bに示すような波形のパルスとして
出力される。このパルス出力をカウンタ13―2
で一定時間ずつ計数する。この計数値は、FID信
号の周波数に対応する。引算回路13―3でこの
計数値から、設定静磁場の周波数値に対応する設
定カウント値を差引く。前記設定カウント値はデ
イジタル計算機5から与えられる。例えば、静磁
場が高い値に変動すると前記計数値が大きくな
り、差が正となる。逆に静磁場が低い値に変化す
ると、前記計数値が小さくなり、差が負となる。
この差分値をD/A変換器13―4によりアナロ
グ信号に変換して補助コイル電源15に与え、補
助コイル14に流す電流を制御して、全体の静磁
場を設定値に戻す。このようにして静磁場の時間
変動を比較的簡単にかつ、高い精度で安定に保つ
ことができる。第4図aは静磁場が高くなつた場
合のFID信号波形、同図bは、設定条件のFID信
号つまり静磁場が設定状態にあるときのFID信号
波形、同図cは静磁場が低い場合のFID信号波形
である。
このようにして、投影情報の測定の休止期間に
傾斜磁場を切り90゜パルスによるFID信号の周波
数値から静磁場の短時間変動を測定し、補助コイ
ル14に流す電流を制御して、静磁場の変動を打
ち消すことにより、高安定の磁石用電源を要する
ことなく、精度の高いNMR投影情報を得ること
が可能となる。
傾斜磁場を切り90゜パルスによるFID信号の周波
数値から静磁場の短時間変動を測定し、補助コイ
ル14に流す電流を制御して、静磁場の変動を打
ち消すことにより、高安定の磁石用電源を要する
ことなく、精度の高いNMR投影情報を得ること
が可能となる。
なお、上述において、電磁石の安定度が良好な
場合には、各投影毎に、補正信号を得る必要はな
く、予め設定した一定数の投影情報を得た後に行
なえばよい。この場合、全体の計測時間が短縮で
きるという利点が生ずる。
場合には、各投影毎に、補正信号を得る必要はな
く、予め設定した一定数の投影情報を得た後に行
なえばよい。この場合、全体の計測時間が短縮で
きるという利点が生ずる。
また、得られるFID信号の周波数が低く、その
まま周波数計測をしたのでは、精度が低くなつて
しまう場合には、さらに別の補助コイルを追加し
て、静磁場の測定時にのみ、全体の静磁場をシフ
トさせ、FID信号の周波数を上げることによつ
て、精度を向上させることができる。また逆に、
静磁場の測定時にのみ、別の補助コイルに流す電
流を切ることによつて静磁場をシフトさせるよう
にしても、同様の効果が得られる。
まま周波数計測をしたのでは、精度が低くなつて
しまう場合には、さらに別の補助コイルを追加し
て、静磁場の測定時にのみ、全体の静磁場をシフ
トさせ、FID信号の周波数を上げることによつ
て、精度を向上させることができる。また逆に、
静磁場の測定時にのみ、別の補助コイルに流す電
流を切ることによつて静磁場をシフトさせるよう
にしても、同様の効果が得られる。
この他、本発明はその要旨を変更しない範囲内
で種々変形して実施することができる。
で種々変形して実施することができる。
(6) 発明の効果
比較的簡単な構成であるにもかかわらず、静磁
場の時間的変動を高精度に測定し効果的な補正を
行なうことが可能となる。
場の時間的変動を高精度に測定し効果的な補正を
行なうことが可能となる。
第1図は本発明の一実施例の構成を模式的に示
す構成図、第2図は同実施例における計測回路の
具体的な構成図、第3図aおよびbならびに第4
図a〜cは同実施例の動作の説明のための波形図
である。 1…電磁石コイル、2…電磁石コイル1用電
源、3…Z方向線型傾斜磁場コイル、4…傾斜磁
場コイル3用電源、5…デイジタル計算機、6…
x―y方向線型傾斜磁場コイル、7…傾斜磁場コ
イル6用電源、8…発振器、9…デユプレクサ、
10…プローブヘツド、11…増幅器、12…表
示器、13…計測回路、13―1…コンパレー
タ、13―2…カウンタ、13―3…引算回路、
13―4…D/A変換器、14…補助コイル、1
5…補助コイル用電源。
す構成図、第2図は同実施例における計測回路の
具体的な構成図、第3図aおよびbならびに第4
図a〜cは同実施例の動作の説明のための波形図
である。 1…電磁石コイル、2…電磁石コイル1用電
源、3…Z方向線型傾斜磁場コイル、4…傾斜磁
場コイル3用電源、5…デイジタル計算機、6…
x―y方向線型傾斜磁場コイル、7…傾斜磁場コ
イル6用電源、8…発振器、9…デユプレクサ、
10…プローブヘツド、11…増幅器、12…表
示器、13…計測回路、13―1…コンパレー
タ、13―2…カウンタ、13―3…引算回路、
13―4…D/A変換器、14…補助コイル、1
5…補助コイル用電源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一様静磁場に線型傾斜磁場を重ねて被検体に
印加し前記線型傾斜磁場を制御して前記被検体に
対する面状の投影部分および投影方向を選択しつ
つ前記投影方向を逐次変更して前記被検体の核磁
気共鳴信号を測定して前記面状の部分についての
多方向の特定原子核密度分布の投影情報を得、こ
の投影情報に基づいて前記被検体内の前記面状の
部分における特定原子核密度分布象を再構成する
診断用核磁気共鳴装置において、前記被検体に印
加する一様静磁場を補正するための補助コイル
と、前記線型傾斜磁場の印加を停止させる手段
と、この手段により前記線型傾斜磁場が除去され
たときの前記一様静磁場中における核磁気共鳴の
検出信号から自由誘導減衰信号の周波数を計測す
る周波数計測手段と、この周波数計測手段の計測
値を設定値と比較しこれらの差に応じた出力を得
る比較手段と、この比較手段の出力に応じた電流
を前記補助コイルに印加する電源回路とを具備す
ることを特徴とする診断用核磁気共鳴装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の診断用核磁気共
鳴装置において、補助コイルによる一様静磁場の
補正を、予定個数の投影情報の測定後の測定休止
期間毎に行なうことを特徴とする診断用核磁気共
鳴装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
診断用核磁気共鳴装置において、周波数計測手段
による計測時にのみ一様静磁場の大きさを一様に
シフトさせる磁場シフト用補助コイルを設けたこ
とを特徴とする診断用核磁気共鳴装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56078973A JPS57192541A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Nuclear magnetic rosonance apparatus for diagnosis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56078973A JPS57192541A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Nuclear magnetic rosonance apparatus for diagnosis |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192541A JPS57192541A (en) | 1982-11-26 |
| JPS6323785B2 true JPS6323785B2 (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=13676839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56078973A Granted JPS57192541A (en) | 1981-05-25 | 1981-05-25 | Nuclear magnetic rosonance apparatus for diagnosis |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57192541A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59142444A (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-15 | Hitachi Ltd | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |
| US4685468A (en) * | 1983-03-18 | 1987-08-11 | Albert Macovski | NMR imaging system using field compensation |
| JPS59200947A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-14 | Toshiba Corp | Mri装置における静磁場強度調整方法 |
| JPS59230148A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-24 | Hitachi Ltd | Nmrイメ−ジング装置 |
| JPH01299543A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-04 | Hitachi Ltd | 核磁気共鳴を用いた検査方法及び装置 |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP56078973A patent/JPS57192541A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192541A (en) | 1982-11-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100481740B1 (ko) | 와전류들에의해유도된공간적및시간적으로변화하는자계들을측정하고보상하는방법 | |
| US6489765B2 (en) | Magnetic field variation measuring method and magnetic field variation compensating method for MRI apparatus, and MRI apparatus | |
| US7208951B2 (en) | Magnetic resonance method | |
| US6507190B1 (en) | Method and apparatus for compensating polarizing fields in magnetic resonance imaging | |
| US4684889A (en) | NMR apparatus compensated for primary field changes | |
| JPH0638943A (ja) | 磁気共鳴イメージングシステム及び磁気共鳴イメージング方法 | |
| CN104011557B (zh) | 用于校正mr成像中的主磁场b0的磁场不均匀性的mr设备 | |
| US6737865B2 (en) | MRI apparatus | |
| US4520828A (en) | Nuclear magnetic resonance method and apparatus | |
| US4472683A (en) | Imaging apparatus using nuclear magnetic resonance | |
| US5451877A (en) | Method for the compensation of eddy currents caused by gradients in a nuclear magnetic resonance apparatus | |
| US5631561A (en) | Arrangement for measuring and controlling the basic field of an NMR tomography apparatus | |
| US6377043B1 (en) | Magnetic resonance method | |
| EP0124108B1 (en) | Correction circuit for a static magnetic field of an nmr apparatus and nmr apparatus for utilizing the same | |
| US4709211A (en) | Nuclear magnetic resonance system | |
| JPS62189056A (ja) | 磁界の均質性を改善する方法 | |
| JPH03292934A (ja) | 核磁気共鳴を用いた検査方法 | |
| EP1202072A2 (en) | MRI phase error compensation | |
| JP3848005B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| EP0361574A1 (en) | Method of and device for eddy current compensation in MR apparatus | |
| JP4388019B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
| JP2528864B2 (ja) | 核磁気共鳴を用いた検査装置 | |
| WO2003037183A1 (fr) | Dispositif d'imagerie par resonance magnetique | |
| JPH049414B2 (ja) | ||
| JPH11290289A (ja) | 核磁気共鳴を用いた検査装置 |