JPS6324825A - さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の合成基層とその製造方法 - Google Patents

さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の合成基層とその製造方法

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JPS6324825A
JPS6324825A JP61166548A JP16654886A JPS6324825A JP S6324825 A JPS6324825 A JP S6324825A JP 61166548 A JP61166548 A JP 61166548A JP 16654886 A JP16654886 A JP 16654886A JP S6324825 A JPS6324825 A JP S6324825A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の合成基層
に関する。
伝統的なさし芽の根づけと苗木の栽培方法では土や泥炭
等の天然の材料が使用されていた。
しかし、近年はそのような天然の材料のかわりにプラス
チック系の材料が広く利用されている。
プラスチック系材料には例えば粒状、小片状あるいはフ
オーム状といったふうに色々な形態がある。本発明は特
にフオーム状の材料に関連している。
〔従来の技術〕  ′ さし芽の根づけ又は苗木の栽培を成功させるためには、
合成基層が空気と伸長する根の両方に対する浸透性を備
えている必要がある。また、基層は水でぬらし易く、十
分な保水性ないし保湿性をもっていなければならない。
基層が例えばフェノール樹脂やポリウレタンのように、
粒状や小片状ではなく、連続したフオームプラスチック
材からなる場合、通気性と保湿性はかなりの程度互に相
いれない要件である。それは、実質的に同径の孔をもつ
従来のフオーム材では毛管現象が弱いからである。
例えば海綿状のフェノール樹脂基層のメーカーによれば
高さ5011のフオーム材のブロックの水の「テーブル
」を25鶴、つまりブロックの高さの半分、に保つのが
よいとされている。これでは水と(潜熱効果によって底
熱が与えられる場合は)エネルギーの浪費ばかりでなく
空気が根に達することを妨げることになる。このような
状態は実際に滋養分を供給する根ではなく、水ばかりを
供給する根の繁殖を促し、さし芽や苗の根腐れを起こし
がちである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の主目的は従来の基層の欠点をかなり減少させた
、さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の改良基層を提供す
ることにある。
本発明は、不均一気孔構造のプラスチック材における毛
管現象の程度はその密度に関係し、密度が高いほど毛管
現象が強くなる点に着目したものである。これを利用す
ることにより、水浸し状態を回避しながら最少量の水で
さし芽や苗に対する効率のよい給水と給気を行えること
が判った。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明のひとつの態様では、さし芽の根づけ及び苗木の
栽培用の合成基層であって、さし芽または苗木を保持す
るための少なくとも1個の、毛管現象の比較的弱い、比
較的低密度の部分と、この低密度部分よりも毛管現象の
強い少なくとも1個の比較的高密度の部分を備えた実質
的に不均一気孔構造のフオームプラスチック材からなる
基層が提供されている。
本発明の第2の態様では、さし芽の根づけ及び苗木の栽
培用の合成基層であって、さし芽または苗木を保持する
ための複数の、比較的低密度の部分を備え、これらの低
密度部分が毛管現象のより強い比較的高密度の部分によ
って分断されている構成の実質的に不均一気孔構造のフ
オームプラスチック材からなる基層が提供されている。
また、好適実施例では、基層が複数の低密度部分を備え
た帯状体からなり、それら低密度部分が幅狭の高密度部
分によって帯状体の長さ方向に分断されている。
低密度部分は例えば大体長円形の断面形状でもよく、ま
た、さし芽または苗木挿入用の少なくとも1個の有底穴
をもっていてもよい。
本発明の更に別の態様では、植物に水および/または滋
養剤を送るための毛管マットとして使用される合成基層
であって、植物の容器を載置するための少なくとも1個
の、毛管現象の比較的弱い、比較的低密度の部分と、こ
の低密度部分の下に位置して、低密度部分より毛管現象
の強い少なくとも1個の比較的高密度の部分を備えた実
質的に不均一気孔構造のフオームプラスチック材からな
る基層が提供されている。
フオームプラスチック材はポリウレタンフォーム(ポリ
エステルまたはポリエーテル)であることが望ましく、
以下の説明中で基材をポリウレタンフォームとする。し
かし、実際上は例えば海綿状のフェノール樹脂のように
同様な特性をもつ他のフオーム材でもよい。
ポリウレタンは熱硬化性であるから、通常は後で加熱成
形できない。しかし、適当なポリウレタンを選択して、
それを比較的低い最終密度(例えば7.5kg/m”)
になる程度に膨張させれば、フオームの圧縮度が非常に
高くなるくらいまでセル壁の厚みを減らすことになる。
従って、望ましい形状を得るために熱と圧力が加えられ
ると変形は実際の用途にかかわらず(ぬれである程度膨
張するが)永久的なものとなる。
ポリウレタンは熱硬化性であるから変形された部分はセ
ルを含んだままになる。単位体積当りのセルの径、従っ
てその数、は硬化後の密度の程度の関数であることはも
ちろんである。
従っ−て、本発明は、上記のような合成基層を形成する
方法であって、比較的低密度のフオームプラスチック材
のブロックの少なくとも1つの所定部分に熱と圧力を加
えることにより低密度の材料を選択的に圧縮し、永久変
形させて、前記比較的高密度の部分を形成することを特
徴とする合成基層の製造方法をも提供する。
〔作用と効果〕
密度を異ならせることにより、孔(セル)径が異なり、
その結果毛管現象が増加する。毛管現象の程度は上記の
ような選択的圧縮変化によって現出する形状によって更
に促進される。従って、さし芽や苗を保持する低密度部
分の間に位置する幅狭の毛管現象の強い部分の存在によ
ってさし芽や苗を水浸しにすることなく最適な給水と保
水性を達成できる。これにより、保水性の最も高い部分
の領域を変更すれば必要な通気性を保ちながら望ましい
湿度勾配が得られる。
本発明の他の効果はポリウレタンフォームの密度を異な
らせ得ることから発生する。高密度部分は蒸発率が低い
から含湿容量が大きく保湿性が高い。この部分が余分な
水をとることにより水浸しの恐れを減少させている。こ
の特徴はさし芽が霧ふきされている場合等に重要である
更に、高密度部分、特に横断面積を最小限にした部分は
ぬれた状態でも乾いた状態でも非常に強固である。
〔実施例〕
以下、添付図を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図はポリウレタンフォームや海綿状のフェノール樹
脂等の低密度のフオーム材のブロック(10)を示す。
ブロック(10)の高さは(H)、厚さは(T)である
。このようなフオームは元来、実質的に不均一気孔構造
をもっている(つまり連続気孔)。この材料の木目は第
1図中矢印(G)で示すように高さ方向に平行である。
第1図のブロック(10)は第2.3図に示す低密度の
植付は部分(14)を備えた帯状体(12)を形成する
ための材料となる。
この帯状体(12)は第4.5図に示す一対の加熱プラ
テン(16) 、 (18)を使って形成する。プラテ
ン(16) 、 (18)は第4図中矢印(D)で示す
ように互に遠近移動可能である。各プラテン(16) 
、 (18)は突出部(20)、 r22)を有し、そ
の形状は第6図に最もよく示されている。従って、例え
ば、プラテン(16)は4個の上下方向突出部(20a
) 、 (20b) 。
(20c) 、 (20d)を有し、これらはその下端
部で水平部(20e)によって連結されている。(上下
方向突出部の数は帯状体の長さに応じて選定する。)ブ
ロック(10)は第4図に示すようにプラテン(16)
 、 (18)の間に置かれる。ブロック(10)の高
さくII)はプラテンの高さくP)と実質的に同じであ
る。そしてプラテン(16) 、 (18)は対向する
突出部同士が至近距離(E)になるまで互に近づけられ
る。距X1f(E)の値は実際上はo、o6cm<らい
である。この状態で対向突出部間のフオーム材には熱と
圧力が加えられる結果ブロックは第5図に示すように変
形する。その後プラテン(16)。
(18)を引離すと変形状態は維持されて第2.3図に
示す形状のものが得られる。この例では比較的低密度の
部分(14)が3個でき、それらは第5図中の距離(E
)に実質的に相当する厚み(F)をもった比較的高密度
の膜状の部分(26)によって分断され各部分(14)
の3辺が膜状部分く26)に囲まれている。
各低宝度部分(工4)には、さし芽や苗を挿入するため
の有底穴(28)を適当な手段で形成できる。
このようにして、上下方向面がフオームの木目(G)に
平行な複数の不連続な低密度部分(14)が形成される
。低密度部分(14)の外側壁(3o)は若干高書度な
表面を有し、それが(挿入用上面は別にして)高密度部
分(26)に連なっている。
使用にあたって、このような構造は穴(28)に挿入さ
れたさし芽や苗の主として下方への根の伸長を容易にす
ることになる。低密度部分全体が最終的には根に浸透さ
れ得るものであるが、木目と密度差の共働作用により根
の成長はまず横方向より上下方向に助成される。これは
、各低密度部分が後で分割されるときに根を損傷するこ
とがないという利点をもたらす。
実例を挙げると、材料ブロックの当初の厚みは1.5c
m、密度は約7.5kg/m”である。上述の成形処理
後の低密度部分(14)の中心部の密度は7.5kg/
m″のままである。しかし、低密度部分(14) ノ表
面密度は約8.75kg/+n3T:、厚み約0.06
cmの連結膜部分(26)の密度は肖125kg/m”
である。
この実例の毛管現象についての比較実験の結果は次の通
りである。
厚さ1.5印、高さ4.Qcm、長さ25cm、密度7
.5kg/m’のポリウレタンフォーム材(上述の帯状
体の材料に相当)を高さ4 amの着色水を容れたトレ
イに置いた。同じトレイに上述のようにして製造した、
低密度部分を10個有する帯状体を置いた。載置前は両
サンプルとも湿気ゼロであった。24時間後に次のよう
な結果になった。
前者フオーム材の場合、移動した水の平均高さが161
1で、この部分のフオーム材は水浸しになった。
本発明の帯状体の場合、水が帯状体の上端まで達したが
、水の吸収は高密度部分つまり連結膜(26)が優先し
て行うことが判明した。
従って、高密度部分を利用することによって、水浸し状
態を回避しながら低密度部分に挿入されたさし芽や苗に
対して十分な給水を行うことができる。従来の基層の場
合に見られるように根が水没していることはなく、根に
対する給気が改善されている。更に、高密度部分の強い
毛管現象により、基層が沈むべき水深は従来よりずっと
浅いものになる。従って、必要な水量が少な(て済み、
その結果エネルギーを節約できるようになった。
本発明のさし芽、苗保持用低密度部分(14)は図示の
形状に限らず、種々の状況に合った形状を選択できる。
この保持用の低密度部分(14)は帯状体の一部として
形成する必要はない。例えば、単独で形成されたり、2
組の互に直交する分割みぞによって平行列に分割された
ブロックを使用して形成してもよい。このようなプロ。
りの場合、毛管現象の強い高密度部分は例えばみその底
部に形成されることになる。
また、本発明は植物の容器やトレイの下に置いて水や滋
養剤を供給するための毛管マントに適用できる。その一
実施例が第7.8図に示されている。この実施例は大体
平坦なディスク(32)からなり、その主要部(34)
はポリウレタンフォーム、海綿状フェノール樹脂等の低
密度の不均一気孔構造のフオーム材で形成されている。
主要部(34)はその下面に比較的高密度の部分(36
)を備え、これは例えばフオーム材の一面を加熱プレス
で熱処理することにより形成される。
この高密度部分(36)の少なくとも下面には(例えば
第7図に示すように)凹凸のパターンをつけることが望
ましい。この結果、ディスク(32)が第8図に示す向
きに平坦面に置かれた際に凸部のみが平坦面に当接する
ことになる。ディスク(32)の上面(38)は模様や
特殊形状をつけてもつけなくてもよい。
上記例のマントはディスク状だが、適用、される植物容
器やトレイの大きさと形によって都合のよい外周形状を
もたせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフオームプラスチック材の断片を示す図、第2
図は第1図の材料を使って形成した基層の一例を示す概
略側面図、第3図は第2図の基層の平面図、第4図は第
2.3図の基層の形成に使用する一対の加熱プラテンの
平面図、第5図は第4図のプラテンの閉じ状態を示す平
面図、第6図は一万のプラテンの形状を示す前面図、第
7図は別実施例の底面図、第8・図は第7図のA−A線
断面図である。 (14) 、 (34)・・・・・・低密度部分、(2
6) 、(36)・・・・・・高密度部分、(28)・
・・・・・有底穴。 Fiq、!。 、D歪2 4丘q7 、D及β

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の合成基層であ
    って、さし芽または苗木を保持するための少なくとも1
    個の、毛管現象の比較的弱い、比較的低密度の部分(1
    4)と、この低密度部分(14)よりも毛管現象の強い
    少なくとも1個の比較的高密度の部分(26)を備えた
    実質的に不均一気孔構造のフォームプラスチック材から
    なる基層。 (2)さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の合成基層であ
    って、さし芽または苗木を保持するための複数の、比較
    的低密度の部分(14)を備え、これらの低密度部分(
    14)が毛管現象のより強い比較的高密度の部分(26
    )によって分断されている構成の実質的に不均一気孔構
    造のフォームプラスチック材からなる基層。 (3)前記基層が複数の低密度部分(14)を備えた帯
    状体からなり、それら低密度部分(14)が幅狭の高密
    度の部分(26)によって帯状体の長さ方向に分断され
    ている特許請求の範囲第(2)項に記載の合成基層。 (4)前記低密度部分(14)が大体長円形の断面形状
    である特許請求の範囲第(3)項に記載の合成基層。 (5)前記低密度部分(14)がさし芽または苗木挿入
    用の少なくとも1個の有底穴(28)をもっている特許
    請求の範囲第(3)項または第(4)項に記載の合成基
    層。 (6)前記フォームプラスチック材がポリウレタンフォ
    ームないし海綿状のフェノール樹脂である特許請求の範
    囲第(1)項から第(5)項のいずれかに記載の合成基
    層。 (7)植物に水および/または滋養剤を送るための毛管
    マットとして使用される合成基層であって、植物の容器
    を載置するための少なくとも1個の、毛管現象の比較的
    弱い、比較的低密度の部分(34)と、この低密度部分
    (34)の下に位置して、低密度部分(34)より毛管
    現象の強い少なくとも1個の比較的高密度の部分 (36)を備えた実質的に不均一気孔構造のフォームプ
    ラスチック材からなる基層。 (8)基層が大体平坦な薄板状に形成され、その両面が
    それぞれ低密度部分(34)と高密度部分(36)を構
    成する特許請求の範囲第(7)項に記載の合成基層。 (9)毛管現象の比較的弱い、比較的低密度の部分(1
    4)、(34)と、この低密度部分(14)、(34)
    よりも毛管現象の強い比較的高密度の部分(26)、(
    36)を備えた、さし芽の根づけ及び苗木の栽培用の合
    成基層を製造する方法であって、比較的低密度のフォー
    ムプラスチック材のブロックの少なくとも1つの所定部
    分に熱と圧力を加えることにより低密度の材料を選択的
    に圧縮し、永久変形させて、前記比較的高密度の部分(
    26)、(36)を形成することを特徴とする合成基層
    の製造方法。
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