JPS63251475A - 複合顔料とそれを含む肥料組成物 - Google Patents

複合顔料とそれを含む肥料組成物

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JPS63251475A
JPS63251475A JP8439787A JP8439787A JPS63251475A JP S63251475 A JPS63251475 A JP S63251475A JP 8439787 A JP8439787 A JP 8439787A JP 8439787 A JP8439787 A JP 8439787A JP S63251475 A JPS63251475 A JP S63251475A
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斎藤 義幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は雰囲気中の水分の多少(湿度)により自在に変
色する複合顔料と該複合顔料を肥料に含有させて得られ
る雰囲気中の水分の多少により変色性を示す肥料組成物
に関する。
(従来の技術) モンモリロナイト、スメクタイトなどの粘土鉱物は、そ
の結晶状態が独特の層状構造を有し、その居間には種々
の化合物が侵入したり、層間の交換性陽イオン(以下E
Cと呼ぶ)とイオン交換する現象が知られている。この
現象を利用して、粘土鉱物と有機化合物あるいは無機化
合物を反応させることにより粘土鉱物複合体が得られて
いて種々の分野に利用されている。
例えば粘土に親油性を付与させたり、化学反応の触媒あ
るいは担体としての機能を充実させたり、粘土鉱物に断
熱性その他の機能を持たせるようなことが試みられてい
る。また粘土鉱物の層間のECを塩基性染料てイオン交
換させることにより、水に濡れたときと乾燥したときて
色調の異なる顔料の得られることも知られている。
(発明か解決しようとする問題点) 上記の顔料は室内に静置するとき、通常は空気中の水分
により濡れた状態の色にやがて戻ってしまう。しかしこ
の顔料は、例えば室内に静置しておくたけては、濡れた
状態の色から乾燥時の色には戻らず、乾燥機などにより
強制乾燥を行って始めて乾燥時の色に戻る。
一方、雰囲気中の湿度に応じて自在に色相の変わりつる
顔料があれば、水分センサー、湿度センサーとしての機
能を有するなど、その利用価値は高い。
しかし上記の従来の顔料の変色は不可逆的でありこのよ
うな要求を満たすものてはなかった。
従って本発明は上述の湿度センサー、水分センサーとし
ての機能を有する高機能性の顔料を得ることを目的とし
ている。すなわち通常の湿度の室内において容易に濡れ
た状態の色から乾燥状態の色に、またその逆に、鮮やか
に変色できる顔料を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) そこて木発明者らは」−述の欠点を克服した顔料を粘土
鉱物と塩基性染料より得ることを目的として鋭意検討を
重ねた結果、遂に本発明の顔料を得るに至った。
すなわち本発明は、交換性陽イオンを含有する粘土また
は粘土鉱物に塩基性染料を結合させるとともに残余の交
換性陽イオンの一部又は全部を有機第4級アンモニウム
塩と反応させることにより凝集させて得られる、雰囲気
中の湿度に応じて変色することを特徴とする複合顔料及
びそれを含有してなる肥料組成物を提供するものである
本発明の複合顔料を得るために用いられる粘土あるいは
粘土鉱物に関しては、その趣旨に沿う限り特に制限され
るものてはない。例えばいわゆるスメクタイト型と称さ
れる粘土鉱物、すなわちモンモリロナイト、バイデライ
ト、ノントロナイト、サボナイト、ヘクトラフイトなど
が好適に用いられ、これらの粘土鉱物を多量に含む粘土
、例えばベントナイトと通称される膨潤性粘土を用いて
もよい。
しかし高品質の顔料を得る目的て、高純度の粘土鉱物を
出発原料に用いたい場合には、例えば膨潤性粘土を水で
抽出することにより、不純物を分離して得られる水簸ベ
ントナイトを用いることてその主旨を達成することが可
能である。一方例えば特開昭58−181718号公報
に記載されている方法などにより合成されるサボナイト
のような合成の粘」;鉱物を用いることも本発明の趣旨
に沿うものである。
次に本発明に用いられる塩基性染料としては、例えばオ
ーラミン(CI−41000)て代表されるジフェニル
メタン誘導体、ツクシン(CI −42510)、メチ
ルバイオレット(CI−42535)、クリスタルバイ
オレット(CI−42555)、ビクトリアブルーB 
(CI−44045)、ソリリアントクリーンGX(C
I−42040)、マラカイトクリーン(CI−420
00)などのトリアリールメタン誘導体、サフラニンT
 (CI−50240)、ニュートラルレット(CI−
ベーシウクレット5)などのアシン誘導体、チオニン、
メチレンツルー(CI−52015)などのチアジン誘
導体などか挙げられるか、必ずしもこれらに限定される
ものではない。
粘土もしくは粘土鉱物と反応させるのに用いられる上述
の塩基性染料の量は前者のECに対して0.5当量以下
、好ましくは0.2当量以下で十分てあり、例えばEC
の0.001当量程度の少量ても目的を達せられる場合
かある。従って塩基性染料の使用!11は得るべき顔料
の色相、粘土又は粘土鉱物の種類、染料の色相その他を
考慮して決めることかてきる。
上述の粘土もしくは粘土鉱物と塩基性染料を反応させる
方法としては、塩基性染料をイオン解離させておいて、
粘土もしくは粘土鉱物とイオン交換させつる方法てあれ
ば特に限定されるものではない。従って粘土もしくは粘
土鉱物を水に分散させて水系スラリーとし、イオン解離
させた塩基性染料の水溶液を該水系スラリーに添加する
ことでイオン交換を行うことか可能である。なお塩基性
染料が一イオン解離しにくいもの、水に溶解しにくいも
のなどの場合、塩酸、硫酸などの鉱酸な用いることによ
り目的を達成することかてきる。なお鉱酸て酸性にした
塩基性染料を亜鉛粉末、鉄粉などの還元剤を用いて還元
−ロイコ化する方法を採ってもよい。
粘土もしくは粘土鉱物中のECは通常ナトリウム、カリ
ウム、マクネシウム、カルシウムなどの種々の金属イオ
ンて構成されているか、上記イオン交換を行うに当りこ
れらのECを単一の金属イオンあるいは水素イオンに予
め統一しておく操作を行ってもよい。このためには粘土
もしくは粘土鉱物な鉱酸あるいはその塩を用いて処理す
る方法を採ってもよい。こうして処理された粘土もしく
は粘土鉱物を用いて上述の塩基性染料の水溶液と反応さ
せることによっても目的を達成することができる。。
上述した如く塩基性染料と反応させられた粘土もしくは
粘土鉱物は通常水系スラリーの状態を採っていることか
多く、親水性であるため、このものを例えば濃縮、乾燥
させても本発明の目的を満足するものは得られない。従
って染料を反応させられた粘土もしくは粘土鉱物中に残
存しているECの一部あるいは全部を有機第4級アンモ
ニウム塩と、さらには適宜にアルミニウム塩と反応させ
ることにより、その親木性を若干低減させることか重要
になる。
本発明において用いられる第4級アンモニウム塩は特に
制限されないが、次の一般式て表わされ」−記式中、R
1,R2,R3、R4は互いに同じでも異なっていても
よく、水素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アリール
アルキル基を示す。これらの1価の基にはアルキルアミ
ノ、アルコキシ、アリーロオキシなどのへテロ原子を含
む置換基かさらに導入されていてもよい。R1−R4の
隣り合う基が互いに結合して環を形成しても差支えない
。なおM はハロゲン化水素、硫酸、硝酸、リン酸など
の鉱酸の酸の残基を示し、nは1〜3の整数を示す。本
発明においては、R1,R2,R3,R4のいずれか、
あるいは2つか結合してなる基か炭素原子数か6以上で
あるか、R,、R2,R3,R4中の合計炭素原子数か
10を越えるものを選ぶのか特に好ましい。
具体的な有機第4級アンモニウム塩としては、塩化ベン
ジルトリエチルアンモニウム、塩化ペンシルトリプロピ
ルアンモニウム、塩化ベンジルトリブチルアンモニウム
、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルト
リメチルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム
、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステ
アリルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼントニウム、塩化1−n−ヘキサデシルピリ
ジニウムなどが挙げられる。
これらの第4級アンモニウム塩の使用量は、本発明で得
られる顔料か接触している雰囲気、特に通常の室温下て
の湿度により、顔料か濡れた状態から乾燥状1!?へ色
相変化を起こすのに十分な量を用いる必要があり、その
量は始めに用いる粘土もしくは粘土鉱物中のECの量に
対して概略当量に近い量から、その1/10倍当量の範
囲内で適当量を用いることができる。元の粘土または粘
土鉱物のECに対して1/3倍当量以上を用いる方が顔
料の色相の変化が激しくなるのて本発明の趣旨により沿
うものとなる。
本発明においては、必要により粘土または粘土鉱物に対
しアルミニウム塩を反応させる。この場合上述の第4級
アンモニウム塩を元の粘土もしくは粘土鉱物のECに対
して1倍当量になるように用いていない場合には、アル
ミニウム塩を用いて既に使用している第4級アンモニウ
ム塩と併せて元の粘土もしくは粘土鉱物に対してほぼ5
当量となる量が用いられるようにするのかより好ましい
。この際に用いられるアルミニウム塩としては、塩化ア
ルミニウム、臭化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝
酸アルミニウム、リン酸アルミニウムなとの鉱酸のアル
ミニウム塩から適宜選ばれる。
これらの有機第4級アンモニウム塩と必要に応じて用い
られるアルミニウム塩を塩基性染料か反応させられた粘
土もしくは粘土鉱物と反応させるための方法は特に限定
されない。例えば粘土もしくは粘土鉱物の水系スラリー
に塩基性染料を反応させた方法に準して実施することが
できる。例えばt1! 、!、に性染料か添加された粘
土もしくは粘土鉱物の水系スラリーは殆ど凝集を示して
いないのが通常なのて、この系に有機第4級アンモニウ
ム塩を溶解させた水溶液あるいは有機溶剤を滴下しつつ
、該水系スラリーを攪拌することにより目的を達成する
ことかてきる。必要に応じて添加されるアルミニウム塩
に関しても全く同様である。なお有機第4級アンモニウ
ム塩とアルミニウム塩はどちらを先に粘土もしくは粘土
鉱物系のスラリー中に添加してもよいし、また同時に添
加してもよい。しかし塩基性染料を粘土もしくは粘土系
のスラリーに添加する操作より後にすることが好ましい
」−述のようにして、塩基性染料、有機第4級アンモニ
ウム塩そして必要に応して用いられるアルミニウム塩を
反応させられた粘土もしくは粘土鉱物は、反応を水系ス
ラリーて行っていれば、固形分か凝集状態を示すのて、
常法に従ってろ過、水洗、乾燥などの操作を行うことに
より、本発明の顔料を得ることかてきる。
なお、本発明の顔料を製造する過程て他の添加剤、例え
ば分散剤、増粘剤、充填剤、艶消剤などを添加すること
は本発明の趣旨に反するものてない。
本発明の顔料の用途の1つとして、肥料成分とブレンド
したり、あるいは肥料成分にコーチインクしたものが挙
げられる。この際の肥料には特に限定されないか、高い
吸湿性を有するものを避けるのか賢明である。対象とな
る肥料としては、その肥効成分が窒素、リン酸、カリウ
ムのいわゆる三大要素のどれを主にしているものてあっ
ても、配合肥料であっても、本発明の趣旨に沿うもので
ある。また肥効成分かマグネシウム、カルシラム、鉄な
どのいわゆるミネラル分を主成分とするものであっても
よい。しかし本発明の場合、対象となる肥料は粉末、粒
状のいずれの形態を採ってもよいか、固形肥料であるの
が望ましい。
上述のような肥料に本発明の顔料を含有させるための方
法は特に限定されない。すなわち肥料と顔料を粉末状態
で混合してもよいし、こうして得られた混合物を造粒し
てもよい。また顔料の方を適当な形状に成形しておいて
、これを粉末あるいは粒状の肥料と混合する方法を採っ
てもよい。さらに粒状の肥料の表面に顔料を被覆する方
法によって本発明に係わる肥料を製造してもよい。
本発明の顔料の肥料に対する含有割合は特に制限はなく
顔料の色相、肥料の色、水分の多少によって変色させた
ときの識別てきる程度などにより、適宜調整されるか、
用いる顔料の色が濃い場合には、肥料に対して1%程度
の少量でも目的とする可変色性の肥料を得ることができ
る。
(発明の効果) 上述のようにして得られる本発明に係る顔料は特異な性
質を有している。すなわち室温下に上記の顔料に水を散
布して濡らした場合、室内の湿度が高くない場合に自然
に乾燥して行き、色相が変る性質を有する。通常の着色
している粉末の濡れている状態と乾燥している状態ても
色の変化は認められる場合もあるが、例えば濡れている
状態が緑ならば、乾燥している状態でも同系統の薄い緑
になるのが通常である。しかし本発明の顔料は例えば濡
れている場合か緑なら、乾燥すれば紫、赤褐、黄などの
他の系統の色に変化してしまう特徴を有する。しかもこ
のような湿潤時と乾燥時の色の変化は可逆的である。従
って顔料か乾いているかあるいは濡れているかの状態は
識別しやすく、センサーとして半永久的に利用すること
かてきる。
」二記のような性質の本発明の顔料は例えば壁紙、天井
材、カーテン、絵画その他のインテリア製品などに塗布
、塗装する顔料として用いれば、室内の湿度の多少に応
じて色が鮮やかに変わることから、天候の晴雨に応じて
複数のムードを醸し出すことか可能となる。また室内の
湿度を検出するための湿度計として用いることも考えら
れる。
さらに室の内外に置かれる鉢植、ポット栽培などの植物
の栽培土壌の表面に顔料あるいはその造粒物を散布して
おけば、土壌か晴天続きで乾燥状態になった際に、その
状態を人間に示唆するためのf段に用いることかできる
また、本発明の顔料は用いる有機第4級アンモニウム塩
の種類、使用量などを適宜調整することにより、有機溶
剤や油性物質への分散性を向上させることかてきる。従
って紙、布帛、不織布、フィルム、シー1〜、ボードそ
の他の材料に塗布、塗装、接着することがてきる。
次に本発明の肥料は、例えば鉢植、ポット栽培などの植
物の栽培されている土壌表面に散布しておけば、土壌か
乾燥して散水の必要かあるかどうかを指示するためのセ
ンサーの役割を負わせることもてきる。従って洋ランを
始めと高価な観賞用植物の栽培に用いるときに効果を発
揮する。なお本発明に係わる顔料はその合成の際に有機
第4級アンモニウム塩を用いているために、親水性をか
なり抑制していることになり、従って散水の際に顔料が
水に分散して土壌中に逃げたり、植物に吸収されて悪い
影響を与える心配は全くない。
植物は多種多様てあり、例えば観葉植物と呼ばれる植物
をみてもウラポジ科のアシアンタム、アビスやツユクサ
科のトラディスカンティアは水を切らすことはできない
また、植物への潅水は夏のように光が強く土かかわきや
すい時期や暖房のよくきいた乾燥の激しい部屋では潅水
を多くする必要があるが雨の多い梅雨期や湿度が高く蒸
散が活発でないときは潅水を控えめにする必要がある。
本発明の複合顔料は染料の含有量、第四級アンモニウム
塩の量、アルミニウム塩の量などを変えることにより水
分に対する感度を自由に変えることか可能であるので、
上記のような植物のタイプ、潅水条件に合わせた感度を
もつものとすることができる。
さらに本発明の顔料は中和反応のpH指示薬のように色
か急変するものでなく、湿潤状態から乾燥状態に移行す
る際に、例えば緑から青に変色する際、青味縁、青緑、
緑味前といった状1!Nの中間色を経るために、変色の
雰囲気は多様である。
従って上述の肥料中に用いる場合ても、土壌か完全に乾
いている場合と若干保湿状態である場合の識別もできる
。そのため鉢植などへの水のやりすぎという好ましくな
い状態も避けることができる。
(実施例) 以下実施例に基づいて本発明をさらに具体的に示すか、
本発明はこれらの実施例により限定されるものてはない
。なお実施例中、単に部とあるのは重量部を表わし、組
成を示す%は重量%を示す。
実施例1 市販のベントナイト(カルシウム型のベントナイト、水
分率8.5%、見掛比重0.66.200メツシュアン
ター87.7%、膨潤カフml/2g、陽イオン交換当
量75 、8mmol/ 100g、主な鉱物組成はモ
ンモリロナイトとクリストバライトて、モンモリロナイ
トの含有量は69.5%)のioo部を水1000部中
に攪拌しつつ添加し、5分間攪拌してベントナイトの分
散液を調製した。次に濃塩酸(試薬1級)IOTII+
!!を添加し、さらに試薬−級のクリスタルバイオレッ
トの0.3部を水100部に溶解させた液を5分間かけ
て上記の分散液中に攪拌しつつ滴下させ、さらに10分
間攪拌を行って染料とベントナイトのイオン交換を完了
させた。
次にベントナイトの元のECの1部2倍当量に相当する
塩化ベンザルコニウム51.8部を100部のメタノー
ルに溶解した液を5分間かけて滴下させ、さらに元のE
Cの172倍当量に相当する塩化アルミニウム3,92
部を水100部に溶解させた液を5分間かけて滴下させ
た。この間ベントナイトの分散系の攪拌を継続したが、
塩化アルミニウム液の滴下と共に色は白味か増大し、粘
性か増して、固形分の凝集していることか観察された。
さらに10分間攪拌を行った後、東洋ろ紙5Cを用いて
減圧ろ過することにより、凝集物をケーキとして採取し
、3回水洗を行った。このろ過、水洗の工程で発生する
ろ液は無色透明であった。
このケーキを105°Cで熱風乾燥し、粉砕して黄色の
粉末を得た。この粉末の一部をシャーレに採取し、水を
散布すると瞬時に緑色になった。水に濡れた上記の粉末
を湿度60〜80%の20°Cの室内に静置して置くと
やがて粉末より水が蒸発して逃げ、元の黄色に戻った。
この粉末は上記の温湿度の状態で、水の散布、静置を反
復させると、その色相は何度でも黄、緑の変色を繰返し
た。なお水を散布すると瞬時に黄から緑になるか、緑か
ら黄への移行は、その中間色を辿って緩慢てあった。
実施例2 実施例1において、クリスタルバイオレットの代りにマ
ラカイトグリーンを用い、有機第4級アンモニウム塩と
して下表に示すものをベントナイトの元のECに対して
1%4倍当量を用い、そして塩化アルミニウムの添加量
を元のECに対して3%4倍当量にした以外は、実施例
1と同様にして顔料を製造した。得られた顔料の湿潤時
と乾燥時の色相は下表に示す通ってあり、色相の変化は
可逆的であった。
第1表 実施例3 実施例1において、クリスタルバイオレットの代りにブ
リリアントクリーンを用い、塩化ベンザルコニウムの代
りに下表に示すように塩化ベンジルジメチルステアリル
アンモニウムを下表の配合量用い、さらに塩化アルミニ
ウムを下表の配合量の通り用いた以外は、実施例1と同
様にして顔料を製造した。得られた顔料の湿潤時と乾燥
時の色相は下表に示す通りであり、色相の変化は可逆的
てあった。
第2表 なお、塩化ベンジルジメチルステアリルアンモニウムを
用いない顔料は室温下、60〜80%の湿度下で静置し
た場合、濡れた色の状態の緑からは決して変化しなかっ
た。
実施例4 実施例1て用いたベントナイトの代りにコロイド性含水
けい酸アルミニウム(クニミネ工業社製膨潤力65m&
/2g)を用いた以外は、実施例1と同様にして複合顔
料を製造した。得られた乾燥顔料の色調は実施例1のも
のよりやや濃く、水に濡らしたときのねばりは実施例1
のものより強かったか、色相の変化の挙動は実施例1の
場合と全く同様であった。
実施例5 市販の有機質肥料(窒素1,2%、リン酸3.3%、加
里0.2%、カルシウム20.0%、有機物45%)1
00部に対し、実施例2に従って製造した試料l、3゛
および4の3種類を各20部加えそれぞれ造粒し、これ
を処方1.3.4とした。こうして本発明の複合顔料を
加えずに回しように造粒したもの(対照区)に比べ生育
にどのような差か出るかを同−KJ17Jに同一経路て
入「した金町小かふの種を用いて次のように栽培試験を
行った。収量は各50株について試験した。
栽培法は従来の方法に準し、プランタ−にビート、バー
ミキュライト腐葉土をよくまぜた土を同様に入れ、元肥
として鶏ふんをlrn’当り200g施し、種子を条ま
きにした1発芽後、木葉が1〜2枚のこる1〜2cm間
隔に、木葉が3〜4枚のこる5〜6c11間隔に、木葉
か5〜6枚のこる1OcI11間隔に間引きし、その都
度造粒した肥料を複合顔料分を補正し肥料分としてlr
n’当り200gとなるように追肥として与えた。栽培
は陽当りのよい温室中で毎朝十分な水をやり、4011
間行った。
第3表に各処方での収量を示す。
第 3 表  金町小かふの収量 第3表から本発明の顔料は肥料に添加しても金町小かふ
の収量には悪影響を及ぼさないことがわかる。
また処方1〜3は湿度が低い晴れた日には数時間から1
日て湿潤時から乾燥時の色へともどり、湿度の高い日や
雨の日には、湿潤時のままの色や中間色を呈した。
実施例6 市販の粒状の化成肥料(アンモニア性窒素8.0%、可
溶性リン酸8.0%(内水溶性リン酸6.0%)、水溶
性加重8.0%)100部に対して実施例2に従って製
造した複合顔料の試料No、1.3又は4のそれぞれ1
0部をコーティングしたものをそれぞれ処方1.3.4
とし、同一時期に同一経路で入手した正寸人参の種を使
用し、水晶なコープインクしないもの(対照区)と、発
芽率、収にを比較した。栽培法は従来の方法に準し、畑
土1rn’につき100gの苦土石灰をIJ−え耕した
後、元肥として化成肥料をlrn’当り150g(水晶
をコーティングしたものは、IJ!料分を回しにするた
め、165g)施し7日間潅水後、うね幅60cmに各
処方につき種100個を同様に2条まきにし、雨の移置
外毎日潅水し、毎朝発芽数を観察した。子葉か開いたも
のを発芽とみなし3日連続て種の発芽か観察されなかっ
た時点て終了とした。結果を第4表に示す。苗は発芽後
本葉か1〜2枚のとき、3〜4枚のとき、5〜6枚のと
きの計3回間引きを行い、最終的に株間な約10cmと
し、その都度化成肥料をlrn’当り200g (複合
顔料をコーチインクしたものは肥料分を同しにするため
220g)を追肥として施した。60日移牧穫し、収量
を調べた。結果を第5表に示す。
第4表 正寸人参の発芽率 第 5 表  正寸人参の収量 第4.5表より発芽率、収量とも実施例2のどの複合顔
料を化成肥料にコーチインクしても悪影響は見られなか
った。
実施例7 実施例6に準し、正寸人参の種を用いて陽当りのよい温
室中てプランタ−を使用し実験を行った。プランタ−は
計lO個用意し、1つのプランタ−に50個の種を同様
に条まきとし、そのうち5個については播種後実施例1
の複合顔料を造粒し、直径1.2mIMの円柱状とした
ものをプランタ−の土の上に30g/rn’となるよう
にばら散きにした。潅水は毎朝全てのプランタ−につい
て1文/lrn’行い、複合顔料の造粒品をおいたプラ
ンタ−については複合顔料が乾燥時の色にもどった時点
て随時14/lrn’の潅水を行い、各プランタ−中て
の発芽率ならびに平均発芽日数を観察した。子葉か開い
たものを発芽とみなし3日間連続して種の発芽か観察さ
れなかった時点で終了とした。結果を第6表に示す。
第6表 複合顔料の色か乾燥時の色に変わった時点て潅水を行っ
たものは行わないものに比べ発芽率で4.5%良くなっ
た。41均発芽日数についても0.6日早まった。発芽
に関しては水分供給が必須であり、多量の水を必要とす
る。今回使用した実施例1の複合顔料はECの1/2を
第四級アンモニウム塩て置き変えたものであり、水分に
対して非常に敏感に反応して色か変化するものであり、
このためこのような好結果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、交換性陽イオンを含有する粘土または粘土鉱物に塩
    基性染料を結合させるとともに残余の交換性陽イオンの
    一部又は全部を有機第4級アンモニウム塩と反応させる
    ことにより凝集させて得られる、雰囲気中の湿度に応じ
    て変色することを特徴とする複合顔料。 2、交換性陽イオンを含有する粘土または粘土鉱物に塩
    基性染料を結合させるとともに残余の交換性陽イオンの
    一部又は全部を有機第4級アンモニウム塩と反応させる
    ことにより凝集させて得られる雰囲気中の湿度に応じて
    変色する複合顔料を含有することを特徴とする肥料組成
    物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0633942U (ja) * 1992-10-08 1994-05-06 日本ケミテック株式会社 固形肥料

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