JPS63252292A - 軽水炉の炉心 - Google Patents
軽水炉の炉心Info
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- JPS63252292A JPS63252292A JP62085748A JP8574887A JPS63252292A JP S63252292 A JPS63252292 A JP S63252292A JP 62085748 A JP62085748 A JP 62085748A JP 8574887 A JP8574887 A JP 8574887A JP S63252292 A JPS63252292 A JP S63252292A
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- fuel
- reactor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は軽水炉の炉心に係り、特に運転サイクルが長く
かつ炉停止余裕の大きい軽水炉の炉心に関する。
かつ炉停止余裕の大きい軽水炉の炉心に関する。
(従来の技術)
軽水炉の炉心は、多数の燃料棒を規則正しく束ねた多数
の燃料集合体から構成されており、各燃料棒間には減速
材の機能を兼ねた冷却材である軽水が、炉心の下方から
上方に向って流れており、各燃料棒から放出された熱を
除去している。このため、原子炉が高出力ないし定格出
力で運転されているときの軽水は高温高圧となっている
。ちなみに、沸騰水型原子炉(BWR>では水温は約2
86°C2沸騰していない状態での水の密度は約0、7
4g/cm3となっている。沸騰時の気泡を含めた水の
密度は0.2〜0.3程度になる場合がある。一方、加
圧水型原子炉では水温は310〜330°Cにも及び、
水の密度は0.660/cm3 (0,69〜0.6
4)になる場合がある。
の燃料集合体から構成されており、各燃料棒間には減速
材の機能を兼ねた冷却材である軽水が、炉心の下方から
上方に向って流れており、各燃料棒から放出された熱を
除去している。このため、原子炉が高出力ないし定格出
力で運転されているときの軽水は高温高圧となっている
。ちなみに、沸騰水型原子炉(BWR>では水温は約2
86°C2沸騰していない状態での水の密度は約0、7
4g/cm3となっている。沸騰時の気泡を含めた水の
密度は0.2〜0.3程度になる場合がある。一方、加
圧水型原子炉では水温は310〜330°Cにも及び、
水の密度は0.660/cm3 (0,69〜0.6
4)になる場合がある。
ところで、これらの原子炉では原子炉運転中は大多数の
制御棒が炉心から引後かれており、原子炉停止中は全て
の制御棒が挿入されている。原子炉停止中に何らかの事
情により反応度価値の最も大きい制御棒が炉心から引扱
かれた場合でも、原子炉は停止状態を保持できなければ
ならない。このことをその原子炉は停止余裕があるとい
う。
制御棒が炉心から引後かれており、原子炉停止中は全て
の制御棒が挿入されている。原子炉停止中に何らかの事
情により反応度価値の最も大きい制御棒が炉心から引扱
かれた場合でも、原子炉は停止状態を保持できなければ
ならない。このことをその原子炉は停止余裕があるとい
う。
原子炉に使用される燃料は、原子力発電の経済性向上の
点から、燃料に含まれる核分裂性核種の濃度(濃縮度)
を高める方向にある。燃料の濃縮度を高めると核分裂が
起り易くなるため、その結果として停止余裕は小さく、
即ちきびしくなる傾向にある。停止余裕がなくなれば、
万一原子炉を停止しなければならない時に停止できなく
なる場合が生じることになるから、停止余裕は確保しな
ければならない。停止余裕は一般に経済性向上への要求
に逆行する性質を有している。現在でも、燃料内に可燃
性毒物を添加したり、冷却水の中にボロンを添加するな
どして停止余裕の確保の為の工夫がなされているが、一
方では経済性を向上させる要求は一段と高まっており、
これに応えるためにもなお一層の工夫が不可欠となって
きている。
点から、燃料に含まれる核分裂性核種の濃度(濃縮度)
を高める方向にある。燃料の濃縮度を高めると核分裂が
起り易くなるため、その結果として停止余裕は小さく、
即ちきびしくなる傾向にある。停止余裕がなくなれば、
万一原子炉を停止しなければならない時に停止できなく
なる場合が生じることになるから、停止余裕は確保しな
ければならない。停止余裕は一般に経済性向上への要求
に逆行する性質を有している。現在でも、燃料内に可燃
性毒物を添加したり、冷却水の中にボロンを添加するな
どして停止余裕の確保の為の工夫がなされているが、一
方では経済性を向上させる要求は一段と高まっており、
これに応えるためにもなお一層の工夫が不可欠となって
きている。
次に、軽水炉に用いられた従来の燃料集合体の代表例を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
第6図(a)および第6図(b)はそれぞれ従来のBW
Rの燃料集合体の斜視図および燃料集合体を構成する燃
料棒の概略縦断面図である。同図(a)において、燃料
集合体は水棒(図示せず)と燃料棒2を上部タイプレー
ト4.スペーサ5.下部タイプレート6により固定し、
その外側をチャンネルボックス1で取囲むように構成さ
れている。燃料棒2は同図(b)に示すように、被覆管
7内に燃料ペレット8を配設し、その上部のガスプレナ
ムにスプリング9を設け、上端に上部端栓10を下端に
下部端栓11を設けている。
Rの燃料集合体の斜視図および燃料集合体を構成する燃
料棒の概略縦断面図である。同図(a)において、燃料
集合体は水棒(図示せず)と燃料棒2を上部タイプレー
ト4.スペーサ5.下部タイプレート6により固定し、
その外側をチャンネルボックス1で取囲むように構成さ
れている。燃料棒2は同図(b)に示すように、被覆管
7内に燃料ペレット8を配設し、その上部のガスプレナ
ムにスプリング9を設け、上端に上部端栓10を下端に
下部端栓11を設けている。
第7図(a)は第6図(a)に示す従来の燃料集合体か
らなるBWRの炉心横断面図、同図(b)は同図(a)
のセルの拡大図である。チャンネルボックス1内には6
2本の燃料棒2と2本の水棒3が配列されて燃料集合体
を構成している。水棒3は集合体内部で減速材である水
が不足するのを抑制しているが、この水棒3は軸方向に
一様であるため炉心下方では水過剰、上方では水不足に
なるという問題点がある。
らなるBWRの炉心横断面図、同図(b)は同図(a)
のセルの拡大図である。チャンネルボックス1内には6
2本の燃料棒2と2本の水棒3が配列されて燃料集合体
を構成している。水棒3は集合体内部で減速材である水
が不足するのを抑制しているが、この水棒3は軸方向に
一様であるため炉心下方では水過剰、上方では水不足に
なるという問題点がある。
一方、PWRの炉心は制御棒クラスタ付き燃料集合体1
2と制御棒クラスタ無し燃料集合体13とが第8図に示
すように、炉心バッフル14内に規則正しく配置されて
いる。第9図に制御棒クラスタ付き燃料集合体12の斜
視図を、また第10図に第9図の制御棒クラスタ付き燃
料集合体の横断面図を示している。これらの図に示すよ
うに、この燃料集合体12は燃料棒15と制御棒を挿脱
する制御棒案内管16を規則正しく配置し、上部ノズル
17.スペーサ18.下部ノズル19で固定されている
。このような構成のPWRの炉心でも炉停止余裕ととも
に経済性を向上する要求が一段と高まってきており、こ
れに応えるための工夫が要求されている。
2と制御棒クラスタ無し燃料集合体13とが第8図に示
すように、炉心バッフル14内に規則正しく配置されて
いる。第9図に制御棒クラスタ付き燃料集合体12の斜
視図を、また第10図に第9図の制御棒クラスタ付き燃
料集合体の横断面図を示している。これらの図に示すよ
うに、この燃料集合体12は燃料棒15と制御棒を挿脱
する制御棒案内管16を規則正しく配置し、上部ノズル
17.スペーサ18.下部ノズル19で固定されている
。このような構成のPWRの炉心でも炉停止余裕ととも
に経済性を向上する要求が一段と高まってきており、こ
れに応えるための工夫が要求されている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように、軽水炉の停止余裕を確保しようとする
と、従来の技術では原子力発電プラントの経済性向上を
これ以上望めないという不具合があった。
と、従来の技術では原子力発電プラントの経済性向上を
これ以上望めないという不具合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、原子炉の停止余裕を改善することによって原子力発電
プラントの経済性向上に寄与することができる軽水炉の
炉心を提供することにある。
、原子炉の停止余裕を改善することによって原子力発電
プラントの経済性向上に寄与することができる軽水炉の
炉心を提供することにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明は多数の燃料棒を規
則正しく束ねた燃料集合体の軸がそれぞれ垂直で互に平
行になるように配置された炉心と、前記各燃料棒間にそ
の燃料棒の下方から上方に向って冷却材である軽水が流
れるように構成された軽水炉の炉心において、前記炉心
の一部分または全体を上下方向に少なくとも2ケの炉心
切片に分割するごとく所定幅の核分裂性核種濃度を大幅
に低下させた介在領域を配置し、前記介在領域はその幅
が軽水炉出力運転中における熱中性子拡散距離ないしそ
の2倍の距離以内でおり、軽水炉の常温停止時における
熱中性子拡散距離ないしややそれより大きくしたことを
特徴とするものである。
則正しく束ねた燃料集合体の軸がそれぞれ垂直で互に平
行になるように配置された炉心と、前記各燃料棒間にそ
の燃料棒の下方から上方に向って冷却材である軽水が流
れるように構成された軽水炉の炉心において、前記炉心
の一部分または全体を上下方向に少なくとも2ケの炉心
切片に分割するごとく所定幅の核分裂性核種濃度を大幅
に低下させた介在領域を配置し、前記介在領域はその幅
が軽水炉出力運転中における熱中性子拡散距離ないしそ
の2倍の距離以内でおり、軽水炉の常温停止時における
熱中性子拡散距離ないしややそれより大きくしたことを
特徴とするものである。
(作 用)
上記したように、本発明の炉心構成によると、核分裂性
物質濃度の低い領域(介在領VA)を挟んで上下の燃料
領域の中性子相互作用(結合効果)が減少し、その結果
停止中の炉の未臨界度をより大きく(深く)することが
でき、また原子炉運転中の不要な過剰反応度が抑制され
、サイクル末期で過剰反応度がなくなり結合効果がよく
なり、その結果運転サイクルを延長することができる等
により燃料の健全性が保たれる 先ず、本発明の原理について説明する。
物質濃度の低い領域(介在領VA)を挟んで上下の燃料
領域の中性子相互作用(結合効果)が減少し、その結果
停止中の炉の未臨界度をより大きく(深く)することが
でき、また原子炉運転中の不要な過剰反応度が抑制され
、サイクル末期で過剰反応度がなくなり結合効果がよく
なり、その結果運転サイクルを延長することができる等
により燃料の健全性が保たれる 先ず、本発明の原理について説明する。
炉心の実効増倍率をkeffとする。(ここでは簡素化
のためkで表わし“eff ”を省略する)そうすると
、修正1群モデル(軽水炉のkに関する記述として簡単
で信頼性が高い)では下記のように表わせる。
のためkで表わし“eff ”を省略する)そうすると
、修正1群モデル(軽水炉のkに関する記述として簡単
で信頼性が高い)では下記のように表わせる。
ここで、k■・・・無限増倍率
M2・・・中性子移動面積
B2・・・バックリング(cm−2単位)k■は炉心設
計では、通常、便宜的に各点(又は一定の体積点)にお
ける核分裂による中性子放出率と中性子吸収率との比と
して取扱われる。
計では、通常、便宜的に各点(又は一定の体積点)にお
ける核分裂による中性子放出率と中性子吸収率との比と
して取扱われる。
M2はM2 =τ+L2で表わされる。τはフェルミ年
齢で、炉心設計では高速中性子の移動面積と呼ばれる。
齢で、炉心設計では高速中性子の移動面積と呼ばれる。
なお、τ=τF+τE (又はτ1+τ2)であり、τ
はこのように更に高速(fast)中性子と熱外(ep
ithermal)中性子に分けることもあるが、本発
明ではここまで分けて説明する必要は殆どない。
はこのように更に高速(fast)中性子と熱外(ep
ithermal)中性子に分けることもあるが、本発
明ではここまで分けて説明する必要は殆どない。
L2は熱中性子移動面積(熱中性子拡散係数と吸収断面
積の比で与えられる)、M=扉は中性子移動距離、L=
ID は熱中性子移動距離、また、B2はバックリン
グ(cm−2単位)であり、B2−3 2 +8 2で
表わせる。B−は半径方向バックリング、B22は軸方
向バックリングである。
積の比で与えられる)、M=扉は中性子移動距離、L=
ID は熱中性子移動距離、また、B2はバックリン
グ(cm−2単位)であり、B2−3 2 +8 2で
表わせる。B−は半径方向バックリング、B22は軸方
向バックリングである。
ところで、kの値は中性子炉物理学としては臨界近傍で
は体系全体で定義されるが、本発明では、k■に空間依
存性を取り入れる炉心設計の立場に立つので、k値も上
式を用い、空間依存性を取り入れたものとして取扱うこ
とにする。
は体系全体で定義されるが、本発明では、k■に空間依
存性を取り入れる炉心設計の立場に立つので、k値も上
式を用い、空間依存性を取り入れたものとして取扱うこ
とにする。
また動力用原子炉では、M2B2は0.03〜0.05
程度、B2は0.0001〜0.0002 (cm−2
)程度、軸方向は通常平板状であり、炉心の高さをZ軸
方向反射体節約(軸方向外挿距離ということもある)を
δ=δや+δ−(上側士下側の意)とすれば、で与えら
れる。
程度、B2は0.0001〜0.0002 (cm−2
)程度、軸方向は通常平板状であり、炉心の高さをZ軸
方向反射体節約(軸方向外挿距離ということもある)を
δ=δや+δ−(上側士下側の意)とすれば、で与えら
れる。
反応度?三に−1
に
未臨界度9=−S’o=ニー1
(未臨界体系を取扱うために反応度の定義で符号を変え
たもの) 9の値は中性子炉物理学における臨界近傍では体系全体
で定義されるが、本発明ではに■に空間依存性を取り入
れる炉心設計の立場に立つので、(k■→に→?)9値
にも空間依存性を取り入れたものとして取扱う。
たもの) 9の値は中性子炉物理学における臨界近傍では体系全体
で定義されるが、本発明ではに■に空間依存性を取り入
れる炉心設計の立場に立つので、(k■→に→?)9値
にも空間依存性を取り入れたものとして取扱う。
したがって、本発明における未臨界度は上記した理由で
空間依存の未臨界度を論じている。炉心体系内でこのよ
うな未臨界度が小ざい(臨界に近い)場所があると、そ
こが臨界になり易いことを示す指標となる。
空間依存の未臨界度を論じている。炉心体系内でこのよ
うな未臨界度が小ざい(臨界に近い)場所があると、そ
こが臨界になり易いことを示す指標となる。
次に、本発明の作用を第2図を参照して説明する。第2
図(a)に示すように、炉心を軸方向に3分割し2個の
介在層が存在する場合について説明する。図において各
炉心片の未臨界度?+ 、 ?2 。
図(a)に示すように、炉心を軸方向に3分割し2個の
介在層が存在する場合について説明する。図において各
炉心片の未臨界度?+ 、 ?2 。
S’3を求めると次のようになる。
91−上−−1
に1
B1−82+8712
B22=8 2十8222
BZ22= (−二し−> 2
h2+62
B32=Bp ” −4−3732
B2=(−−二一一)?
23 h3+δ3
ここで、δiは上下隣接炉心片の影響を収り入れた反射
体節約、Br2は各炉心片とも共通とする。炉心温度が
上昇すると、減速材の温度が上ったりボイドが発生する
。するとにωiは僅かに変化しく軽水炉では平均的には
減少する)、Mi2は増加し、δiの増加によりB22
は減少する。
体節約、Br2は各炉心片とも共通とする。炉心温度が
上昇すると、減速材の温度が上ったりボイドが発生する
。するとにωiは僅かに変化しく軽水炉では平均的には
減少する)、Mi2は増加し、δiの増加によりB22
は減少する。
介在層の厚さdl 、d2を適切に選ぶと、δiが著し
く増大する。そして、各炉心片は一体的に結合し、軸方
向バックリングは一体化し、B22=(浩)2 となる。逆に炉心温度が下ると、介在層により各炉心片
が分割されたような特徴が現れてくる。これは、炉心温
度が下ると水の密度が上昇し、介在層の水が炉心を上下
に分割遮蔽する働きが現れてくるためである。このよう
に、介在層により冷温時(炉停止時)は炉心片を上下に
分離する機能が増大し、高温時は分離する機能が弱まる
(水の密度が低下するため、実質的にdl 、d2が小
ざくなる効果が現れる。これは結合効果といえる。)特
性を有する。dl 、d2の値を適切に選定すると、高
温時の水(減速材)不足の効果を補う効果も現われて、
介在層が存在しない(dl、dl部も燃料あり)場合よ
りk。ff値を多少増大させることさえ可能となる。
く増大する。そして、各炉心片は一体的に結合し、軸方
向バックリングは一体化し、B22=(浩)2 となる。逆に炉心温度が下ると、介在層により各炉心片
が分割されたような特徴が現れてくる。これは、炉心温
度が下ると水の密度が上昇し、介在層の水が炉心を上下
に分割遮蔽する働きが現れてくるためである。このよう
に、介在層により冷温時(炉停止時)は炉心片を上下に
分離する機能が増大し、高温時は分離する機能が弱まる
(水の密度が低下するため、実質的にdl 、d2が小
ざくなる効果が現れる。これは結合効果といえる。)特
性を有する。dl 、d2の値を適切に選定すると、高
温時の水(減速材)不足の効果を補う効果も現われて、
介在層が存在しない(dl、dl部も燃料あり)場合よ
りk。ff値を多少増大させることさえ可能となる。
介在層の厚さは、冷温時(炉停止時)の熱中性子の移動
距離より大きく、高温時(BWRでは更にボイド発生時
)のそれと同程度かやや小ざい程度とするのが最適であ
る。具体的な値として好ましい範囲は3〜8cm程度で
ある。2cm未満では冷態時に分離機能が発生せず、1
0cm以上では高温時の分離は能は弱まるものの、介在
層が存在しない時に比べて炉心の実効増倍率が減少し、
運転サイクルの低減を招くため不利である。BWRでは
介在層の厚さは3〜8cmが好適であり、PWRでは介
在層の厚さは3〜5cmが好適である。それはBWRで
は冷態から高温になると水の密度は1/3になるので、
中性子移動距離は3倍となるが、PWRでは冷態から高
温になっても水の密度は0.65程度にしか減少、従っ
て中性子移動距離も2°倍以内にしか増大しない。この
ように介在層の厚さが異なる理由の一つは、上記したよ
うに介在層が存在する近傍の減速材密度、減速材対燃料
体積比。
距離より大きく、高温時(BWRでは更にボイド発生時
)のそれと同程度かやや小ざい程度とするのが最適であ
る。具体的な値として好ましい範囲は3〜8cm程度で
ある。2cm未満では冷態時に分離機能が発生せず、1
0cm以上では高温時の分離は能は弱まるものの、介在
層が存在しない時に比べて炉心の実効増倍率が減少し、
運転サイクルの低減を招くため不利である。BWRでは
介在層の厚さは3〜8cmが好適であり、PWRでは介
在層の厚さは3〜5cmが好適である。それはBWRで
は冷態から高温になると水の密度は1/3になるので、
中性子移動距離は3倍となるが、PWRでは冷態から高
温になっても水の密度は0.65程度にしか減少、従っ
て中性子移動距離も2°倍以内にしか増大しない。この
ように介在層の厚さが異なる理由の一つは、上記したよ
うに介在層が存在する近傍の減速材密度、減速材対燃料
体積比。
燃料の中の核分裂性核種濃度等によって分離・結合効果
が影響を受けるためである。
が影響を受けるためである。
しかして、介在層が分離効果を発揮する冷態時では、3
z2が急増するために、各炉心片のk。
z2が急増するために、各炉心片のk。
が減少し、?(未臨界度)が増大する。介在層が結合効
果を発揮する高温運転時では、B 2の値は急減し、好
適状態ではほぼ介在層がない状態と等しくなり、k、は
急増する(このに、は介在層なしの時とほぼ等しいかや
や大にすることができる)。
果を発揮する高温運転時では、B 2の値は急減し、好
適状態ではほぼ介在層がない状態と等しくなり、k、は
急増する(このに、は介在層なしの時とほぼ等しいかや
や大にすることができる)。
次に、介在層が分離効果および結合効果を発揮する具体
的計算例を示す。
的計算例を示す。
BWRにおいて、初期平均濃縮度3.7%、燃焼度28
GWd/lの体系で、制御棒は部分挿入されていないも
のとする。
GWd/lの体系で、制御棒は部分挿入されていないも
のとする。
このようなりWRでは、炉心上端から1/4 良付近で
炉停止中に未臨界度が最も小さくなるので、その部分に
介在層を全炉心に亙っで水平に配置し、介在層の厚さを
変えて計算した。計算体系は冷態時(20℃)と高温運
転時(286℃、ボイド分布あり)の2種類とし、また
画体系それぞれに対して、介在層の厚さをゼロとしたと
きの炉心の実効増倍率k。ffを基準とした。この計算
例を示したのが第2図(b)のグラフである。このグラ
フから次のことが分る。
炉停止中に未臨界度が最も小さくなるので、その部分に
介在層を全炉心に亙っで水平に配置し、介在層の厚さを
変えて計算した。計算体系は冷態時(20℃)と高温運
転時(286℃、ボイド分布あり)の2種類とし、また
画体系それぞれに対して、介在層の厚さをゼロとしたと
きの炉心の実効増倍率k。ffを基準とした。この計算
例を示したのが第2図(b)のグラフである。このグラ
フから次のことが分る。
■冷態時においては、〜5cm(これが分離効果が顕著
に増加する範囲となる)まで急に減少、それから飽和状
態に向かう。この漸近値は炉心切片(本例では炉心下方
374部)のkeff値になる。
に増加する範囲となる)まで急に減少、それから飽和状
態に向かう。この漸近値は炉心切片(本例では炉心下方
374部)のkeff値になる。
■高温時においては、<10cmまではk。ff値は介
在層によって殆ど減少しない。これが結合効果によるも
ので、特に、3〜5cm付近ではかえってkeffが増
大している。これは高温ボイド時の減速材不足による熱
中性子束不足を介在層から補給する作用が有効に作用す
るためである。
在層によって殆ど減少しない。これが結合効果によるも
ので、特に、3〜5cm付近ではかえってkeffが増
大している。これは高温ボイド時の減速材不足による熱
中性子束不足を介在層から補給する作用が有効に作用す
るためである。
(実施例)
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例の概略縦断面図、同図
(b)は炉心軸方向のボイド割合および未臨界度分布を
示した図である。
(b)は炉心軸方向のボイド割合および未臨界度分布を
示した図である。
本実施例は8WRの例である。BWRでは、第1図(b
)に示すように、炉心の中央高さより上方で未臨界度が
浅くなるので、高さの中央よりやや上方(hl <h
2 )に本発明の介在領域が挿入されている。すなわち
、本実施例では全ての燃料集合体の同じ高さに介在領域
が設けられている。この介在領域の幅(上下d1方向)
は3〜8cm程度である。
)に示すように、炉心の中央高さより上方で未臨界度が
浅くなるので、高さの中央よりやや上方(hl <h
2 )に本発明の介在領域が挿入されている。すなわち
、本実施例では全ての燃料集合体の同じ高さに介在領域
が設けられている。この介在領域の幅(上下d1方向)
は3〜8cm程度である。
介在領域の幅d1を一定とした場合h1 、 h2夫々
の炉心切片に対する実効増倍率に1 、 k2がほぼ等
しくなるようhl とh2の値を決定すれば、k +
(i−1−2>がほぼ等しくなるので、本実施例によ
れば、同図(b)の二点鎖線で示すように、未臨界度?
t 、 S’2がほぼ等しくなり、最も効果的に未臨界
度を大きくすることができる。
の炉心切片に対する実効増倍率に1 、 k2がほぼ等
しくなるようhl とh2の値を決定すれば、k +
(i−1−2>がほぼ等しくなるので、本実施例によ
れば、同図(b)の二点鎖線で示すように、未臨界度?
t 、 S’2がほぼ等しくなり、最も効果的に未臨界
度を大きくすることができる。
第3図(a)は本発明の第2の実施例の概略縦断面図、
同図(b)は炉心軸方向のボイド割合および未臨界度分
布を示した図である。
同図(b)は炉心軸方向のボイド割合および未臨界度分
布を示した図である。
本実施例と前記実施例との違いは、介在領域を2段に設
けた点にある。hl 、 h2 、 h3に対応する炉
心の切片の実効増倍率に1 、 k2 、 k3が運転
サイクルを通じて最もきびしくなる時点でほぼ等しくな
るようにhi 、 h2 、 h3の値が決められる。
けた点にある。hl 、 h2 、 h3に対応する炉
心の切片の実効増倍率に1 、 k2 、 k3が運転
サイクルを通じて最もきびしくなる時点でほぼ等しくな
るようにhi 、 h2 、 h3の値が決められる。
運転中のボイド割合が上方で高いため、未臨界度が小さ
く(浅く)なるので、hl <hl<h3の順になる。
く(浅く)なるので、hl <hl<h3の順になる。
dl とd2の値は3〜8cm程度であるが、d2はd
lよりやや小ざく選定してもよい。本実施例の場合も同
図(b)の二点鎖線で示すように、未臨界度を炉心全長
に亙って効果的に大ぎくすることができる。
lよりやや小ざく選定してもよい。本実施例の場合も同
図(b)の二点鎖線で示すように、未臨界度を炉心全長
に亙って効果的に大ぎくすることができる。
第4図(a)は本発明の第3の実施例の概略縦断面図、
同図(b)は炉心軸方向の核分裂核種濃度および未臨界
度分布を示した図である。
同図(b)は炉心軸方向の核分裂核種濃度および未臨界
度分布を示した図である。
本実施例はPWRの例である。PWRではボイドの発生
はなく、軸方向の減速材の温度変化(幅〜40℃)に伴
う密度変化は小さい(0,69〜0.64間の変化)。
はなく、軸方向の減速材の温度変化(幅〜40℃)に伴
う密度変化は小さい(0,69〜0.64間の変化)。
また、軸方向の出力分布も上下で大凡対称であるため、
核分裂性核種濃度も上下で大凡対称である。従って、未
臨界度分布も大凡一定で上下はぼ対称である。このよう
な場合、hl 、 hl、h3の大きざは大凡等しいが
、hlは上下両側からの炉心切片の影響(結合作用)の
ためhlおよびhlより通常小とするのが好適である。
核分裂性核種濃度も上下で大凡対称である。従って、未
臨界度分布も大凡一定で上下はぼ対称である。このよう
な場合、hl 、 hl、h3の大きざは大凡等しいが
、hlは上下両側からの炉心切片の影響(結合作用)の
ためhlおよびhlより通常小とするのが好適である。
このように介在領域を2段挿入することによって、炉心
冷態時は上下方向に3つの切片に分けられ、介在領域が
炉心切片間の結合作用を抑制している。高温運転時は水
の密度が低下し、その結果炉心切片相互間の中性子結合
効果が強められる。
冷態時は上下方向に3つの切片に分けられ、介在領域が
炉心切片間の結合作用を抑制している。高温運転時は水
の密度が低下し、その結果炉心切片相互間の中性子結合
効果が強められる。
PWRではBWRの高温ボイド時に比べて水の密度は2
倍程度大きいので、dl :d2の値はBWRの3〜
8cm程度よりやや狭く、3〜5cm程度が好適となる
。本実施例の場合も同図(b)の二点鎖線で示すように
、未臨界度を炉心全長に互って効果的に大きくすること
ができる。
倍程度大きいので、dl :d2の値はBWRの3〜
8cm程度よりやや狭く、3〜5cm程度が好適となる
。本実施例の場合も同図(b)の二点鎖線で示すように
、未臨界度を炉心全長に互って効果的に大きくすること
ができる。
第5図(a)〜(d)は本発明に係るそれぞれ異なる燃
料棒の縦断面図である。
料棒の縦断面図である。
すなわち、同図(a)で示す燃料棒は被覆管20内に燃
料物質を含まない領域をもち、この領域は5cm程度と
され、グラファイト21が挿入されている。
料物質を含まない領域をもち、この領域は5cm程度と
され、グラファイト21が挿入されている。
グラファイト21は高温特性が優れており、かつ熱中性
子の吸収が少なく、減速材としての機能も有する最適な
例の一つである。低密度(多孔質)の1!z 03 、
Zr0z等は、減速特性は優れていないものの耐熱特性
がよく、中性子吸収の少ない物質を用いることもできる
。中実のグラファイトの代りに、中空グラファイト、中
空A、+!203 。
子の吸収が少なく、減速材としての機能も有する最適な
例の一つである。低密度(多孔質)の1!z 03 、
Zr0z等は、減速特性は優れていないものの耐熱特性
がよく、中性子吸収の少ない物質を用いることもできる
。中実のグラファイトの代りに、中空グラファイト、中
空A、+!203 。
ZrO2,中空天然ウラン、中空減損ウランなどを用い
、中空部をガスプレナムとして利用してもよい。
、中空部をガスプレナムとして利用してもよい。
この領域に要求される特性で最も重要な点は、サイクル
末期で熱中性子吸収率がこの領域を挟む燃料領域より小
さいことである。このグラフフィト21に隣接する燃料
物質では、2cm程度(多くても5cm)の範囲で出力
ピーク(スパイク)が生じ、燃料の健全性上不利である
ため、軸心近傍にのみ可燃性毒物を含むペレット22が
それぞれ2ケ(約2cm)ずつ配置されている。これら
のペレット22は外周には毒物が含まれていないため、
出力は運転ナイクル全般にわたって比較的変動が少ない
。
末期で熱中性子吸収率がこの領域を挟む燃料領域より小
さいことである。このグラフフィト21に隣接する燃料
物質では、2cm程度(多くても5cm)の範囲で出力
ピーク(スパイク)が生じ、燃料の健全性上不利である
ため、軸心近傍にのみ可燃性毒物を含むペレット22が
それぞれ2ケ(約2cm)ずつ配置されている。これら
のペレット22は外周には毒物が含まれていないため、
出力は運転ナイクル全般にわたって比較的変動が少ない
。
サイクル末期に近づくにつれて毒物の吸収特性が消滅し
、この部分の出力が緩やかに上昇するように設計する。
、この部分の出力が緩やかに上昇するように設計する。
この時、グラフフィトを挟んだ上下の熱中性子の相互作
用(結合効果)が上昇し、炉心の余剰反応度(keXc
ess)が回復する。この結果、原子炉はより長い期間
運転を続けることができる、すなわち運転サイクルの長
期化が可能になる。
用(結合効果)が上昇し、炉心の余剰反応度(keXc
ess)が回復する。この結果、原子炉はより長い期間
運転を続けることができる、すなわち運転サイクルの長
期化が可能になる。
しかして、サイクルの終り頃、余剰反応度(kexce
ss)は減少するのが通常であるが、本発明では減少が
始まる時点で、グラファイトを挟む上下の結合効果がこ
の可燃性毒物の毒物作用消滅により上昇し、この結果k
excessが上昇するというユニークな現象を引き起
こすことができる。なお、23は燃料ペレットである。
ss)は減少するのが通常であるが、本発明では減少が
始まる時点で、グラファイトを挟む上下の結合効果がこ
の可燃性毒物の毒物作用消滅により上昇し、この結果k
excessが上昇するというユニークな現象を引き起
こすことができる。なお、23は燃料ペレットである。
核分裂性核種濃度の低い領域(以下介在領域という)を
挟んだ上下の燃料領域の中性子相互作用(結合効果)が
減少し、その結果停止中の炉の未臨界度をより大きくす
ることが出来る。
挟んだ上下の燃料領域の中性子相互作用(結合効果)が
減少し、その結果停止中の炉の未臨界度をより大きくす
ることが出来る。
第5図(b)に示す燃料棒と同図(a)の燃料棒との違
いは、グラファイト21の代りに熱中性子吸収断面積の
小ざいジルカロイ製の管24を挿入した点にある。この
例では多くの変形が考えられる。すなわら、 (1)ガスプレナムとして利用する場合は非密封管とす
る。
いは、グラファイト21の代りに熱中性子吸収断面積の
小ざいジルカロイ製の管24を挿入した点にある。この
例では多くの変形が考えられる。すなわら、 (1)ガスプレナムとして利用する場合は非密封管とす
る。
(2)ZrH2(ジルコニウムハイドライド、水素化ジ
ルコニウム等と呼ぶ)を高密度充填する場合ではZrH
2は正確にはZr1−1x (0<X<2>と書くべき
で、Xが大きい捏水発明の目的には望ましいが、Xが大
きくなると脆くなり易いので一般には管に密封しておく
のが望ましい。管内には比較的小さな空隙を、ZrH2
から僅かに放出されるH2のガスプレナムとして使うた
めに設ける。
ルコニウム等と呼ぶ)を高密度充填する場合ではZrH
2は正確にはZr1−1x (0<X<2>と書くべき
で、Xが大きい捏水発明の目的には望ましいが、Xが大
きくなると脆くなり易いので一般には管に密封しておく
のが望ましい。管内には比較的小さな空隙を、ZrH2
から僅かに放出されるH2のガスプレナムとして使うた
めに設ける。
(3)Be、BeOは毒物があるので、管に入れるのが
好適である。Beも中性子との反応でHeガスを発生す
るので、小さなHeガス用プレナム(間隙)を設ける。
好適である。Beも中性子との反応でHeガスを発生す
るので、小さなHeガス用プレナム(間隙)を設ける。
ジルカロイ製管24と燃料ペレット23との間には小さ
な断熱材ペレット25.Al2O3、ZrO2゜減損ウ
ラン等を介在させて燃料健全性の向上を図っている。断
熱材ペレット25は熱中性子吸収特性が運転サイクル末
期において小さいものとすべきである。従って可燃性毒
物を添加したAjzO:+−Gdz 03 、減損ウラ
ンUO2−Gd203ペレツトのようなものが好適であ
る。ジルカロイ製管24の軸方向に隣接する燃料ペレッ
トでは、その端面から2cm程度(長くて5cm程度)
までは可燃性毒物を入れたペレット22を配置するのが
好適である。図(b)では細径Gdペレットを挿入した
燃料ペレット22を示しているが、ペレット全体にGd
を混入してもよく、同図(a)および同図(C)に示す
燃料棒についても同様にペレット全体にGdを混入して
もよい。
な断熱材ペレット25.Al2O3、ZrO2゜減損ウ
ラン等を介在させて燃料健全性の向上を図っている。断
熱材ペレット25は熱中性子吸収特性が運転サイクル末
期において小さいものとすべきである。従って可燃性毒
物を添加したAjzO:+−Gdz 03 、減損ウラ
ンUO2−Gd203ペレツトのようなものが好適であ
る。ジルカロイ製管24の軸方向に隣接する燃料ペレッ
トでは、その端面から2cm程度(長くて5cm程度)
までは可燃性毒物を入れたペレット22を配置するのが
好適である。図(b)では細径Gdペレットを挿入した
燃料ペレット22を示しているが、ペレット全体にGd
を混入してもよく、同図(a)および同図(C)に示す
燃料棒についても同様にペレット全体にGdを混入して
もよい。
第5図(C)に示す燃料棒と同図(b)の燃料棒との違
いは水を導入する構成にしている点である。
いは水を導入する構成にしている点である。
すなわち、同図(b)の燃料棒のジルカロイ製管がある
部分の被覆管20に通水孔26を上下に設けるとともに
この通水孔26の上下にそれぞれ中間プラグ27と断熱
材ペレット25を配置し、ざらに上方と下方に可燃性毒
物を入れたペレット22を設けてから上下それぞれに燃
料ペレット23を配置したことである。
部分の被覆管20に通水孔26を上下に設けるとともに
この通水孔26の上下にそれぞれ中間プラグ27と断熱
材ペレット25を配置し、ざらに上方と下方に可燃性毒
物を入れたペレット22を設けてから上下それぞれに燃
料ペレット23を配置したことである。
第5図(d)に示す燃料棒と同図(a)の燃料棒との違
イハグラ7Fイト(1!203 、Zr0z 。
イハグラ7Fイト(1!203 、Zr0z 。
1203−ZrO2などでもよい)に可燃性毒物を添加
した介在層28を設けた点である。この実施例によると
、燃料に可燃性毒物を入れないので、製造上のメリット
が生じる。
した介在層28を設けた点である。この実施例によると
、燃料に可燃性毒物を入れないので、製造上のメリット
が生じる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば以下に記載したよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
(1)原子炉停止時は水温も低くく水の密度が高いので
、7熱中性子の拡散距離は小さいが、本発明の炉心構成
によると、核分裂性物質濃度の低い領域(介在領域)を
挟んで上下の燃料領域の中性子相互作用(結合効果)が
減少し、その結果停止中の炉の未臨界度をより大ぎくす
ることができる。
、7熱中性子の拡散距離は小さいが、本発明の炉心構成
によると、核分裂性物質濃度の低い領域(介在領域)を
挟んで上下の燃料領域の中性子相互作用(結合効果)が
減少し、その結果停止中の炉の未臨界度をより大ぎくす
ることができる。
(2)高温運転時は、水の平均密度が大幅に低下し、そ
の結果、熱中性子拡散距離が大幅(2〜3倍)に延びる
。その結果、介在領域を挟んだ結合効果が向上し、実効
増倍率は核分裂性物質濃度が著しく減少した領域がある
にもかかわらず、反って僅かではあっても増大させるこ
とさえできる。
の結果、熱中性子拡散距離が大幅(2〜3倍)に延びる
。その結果、介在領域を挟んだ結合効果が向上し、実効
増倍率は核分裂性物質濃度が著しく減少した領域がある
にもかかわらず、反って僅かではあっても増大させるこ
とさえできる。
介在領域の導入により不利にならない。
(3)介在領域ないしそれに隣接する部分の限定した範
囲に可燃性毒物を添加し、運転サイクル末期が近付いた
頃に毒作用が消滅するように設計することは容易であり
、その場合、サイクル末期に近付くまでは、その可燃性
毒物が熱中性子を吸収して高温運転中でも結合効果が抑
えられる。即ち、運転中の不要な過剰反応度が抑制され
、サイクル末期で過剰反応度がなくなり、やむをえずサ
イクルを終了させざるを得ないような時点で結合効果が
よくなり、過剰反応度が供給される。この結果運転サイ
、タルを延長することができる。
囲に可燃性毒物を添加し、運転サイクル末期が近付いた
頃に毒作用が消滅するように設計することは容易であり
、その場合、サイクル末期に近付くまでは、その可燃性
毒物が熱中性子を吸収して高温運転中でも結合効果が抑
えられる。即ち、運転中の不要な過剰反応度が抑制され
、サイクル末期で過剰反応度がなくなり、やむをえずサ
イクルを終了させざるを得ないような時点で結合効果が
よくなり、過剰反応度が供給される。この結果運転サイ
、タルを延長することができる。
(4)本発明では、介在領域またはそれに軸方向に隣接
する燃料の限られた部分に可燃性毒物が効果的に配置さ
れるので、局所的な出力ピーク(出力スパイク)は発生
せず、従って燃料の健全性が保たれる。
する燃料の限られた部分に可燃性毒物が効果的に配置さ
れるので、局所的な出力ピーク(出力スパイク)は発生
せず、従って燃料の健全性が保たれる。
(5)介在領域を各炉心切片毎の実効増倍率が、運転サ
イクル中の停止余裕がきびしくなる時点で夫々はぼ等し
くなる位置に配置するので、限られた介在領域の体積で
、最大限に未臨界度を増大でき、停止余裕をより充分な
ものとすることができる。
イクル中の停止余裕がきびしくなる時点で夫々はぼ等し
くなる位置に配置するので、限られた介在領域の体積で
、最大限に未臨界度を増大でき、停止余裕をより充分な
ものとすることができる。
(6)全炉心に限らず、炉心の一部分に本発明の介在領
域を設けただけでも上記した(1)〜(5)の効果を奏
する。
域を設けただけでも上記した(1)〜(5)の効果を奏
する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例の概略縦断面図、
同図(b)は炉心軸方向のボイド割合および未臨界度分
布を示した図、第2図(a)および(b)は本発明に係
わる炉心の特性を説明するための図、第3図(a)は本
発明の第2の実施例の概略縦断面図、同図(b)は炉心
軸方向のボイド割合および未臨界度分布を示した図、第
4図(a)は本発明の第3の実施例の概略縦断面図、同
図(b)は炉心軸方向の核分裂核種濃度び未臨界度分布
を示した図、第5図(a)〜(d)はそれぞれ本発明に
係る燃料棒の異なる縦断面図、第6図(a)および(b
)はそれぞれ従来のBWR燃料集合体の斜視図および同
燃料集合体を構成する燃料棒の概略縦断面図、第7図(
a)は第6図(a)に示す従来の燃料集合体からなるB
WRの炉心横断面図、第7図(b)は同図(a)のセル
の拡大図、第8図は従来のPWRの炉心の横断面図、第
9図は第8図の制御棒クラスタ付き燃料集合体の斜視図
、第10図に第9図の制御棒クラスタ付き燃料集合体の
横断面図である。 1・・・チVンネルボックス 2・・・燃料棒 3・・・水棒7・・・被覆管
8・・・燃料ペレット12・・・制御棒クラ
スタ付き燃料集合体13・・・制御棒クラスタ無し燃料
集合体20・・・被覆管 21・・・グラフフ
ィト22・・・可燃料毒物を含むペレット 23・・・燃料ペレット 24・・・ジルカロイ製管 25・・・断熱材ペレット 26・・・通水孔 27・・・中間プラグ28
・・・介在物 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか
1名) 第 M 図 第 3 図 N□ 紀釦本aで匁脩−紀メ wヶ譲W禦棺鍼 (b) (a)第4図 (a) (b) (c)
(d)第5図 (a) (bン 第 7 rA 第81!2 第 10m 第9図
同図(b)は炉心軸方向のボイド割合および未臨界度分
布を示した図、第2図(a)および(b)は本発明に係
わる炉心の特性を説明するための図、第3図(a)は本
発明の第2の実施例の概略縦断面図、同図(b)は炉心
軸方向のボイド割合および未臨界度分布を示した図、第
4図(a)は本発明の第3の実施例の概略縦断面図、同
図(b)は炉心軸方向の核分裂核種濃度び未臨界度分布
を示した図、第5図(a)〜(d)はそれぞれ本発明に
係る燃料棒の異なる縦断面図、第6図(a)および(b
)はそれぞれ従来のBWR燃料集合体の斜視図および同
燃料集合体を構成する燃料棒の概略縦断面図、第7図(
a)は第6図(a)に示す従来の燃料集合体からなるB
WRの炉心横断面図、第7図(b)は同図(a)のセル
の拡大図、第8図は従来のPWRの炉心の横断面図、第
9図は第8図の制御棒クラスタ付き燃料集合体の斜視図
、第10図に第9図の制御棒クラスタ付き燃料集合体の
横断面図である。 1・・・チVンネルボックス 2・・・燃料棒 3・・・水棒7・・・被覆管
8・・・燃料ペレット12・・・制御棒クラ
スタ付き燃料集合体13・・・制御棒クラスタ無し燃料
集合体20・・・被覆管 21・・・グラフフ
ィト22・・・可燃料毒物を含むペレット 23・・・燃料ペレット 24・・・ジルカロイ製管 25・・・断熱材ペレット 26・・・通水孔 27・・・中間プラグ28
・・・介在物 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか
1名) 第 M 図 第 3 図 N□ 紀釦本aで匁脩−紀メ wヶ譲W禦棺鍼 (b) (a)第4図 (a) (b) (c)
(d)第5図 (a) (bン 第 7 rA 第81!2 第 10m 第9図
Claims (8)
- (1)多数の燃料棒を規則正しく束ねた燃料集合体の軸
がそれぞれ垂直で互に平行になるように配置された炉心
と、前記各燃料棒間にその燃料棒の下方から上方に向っ
て冷却材である軽水が流れるように構成された軽水炉の
炉心において、前記炉心の一部分または全体を上下方向
に少なくとも2ヶの炉心切片に分割するごとく所定幅の
核分裂性核種濃度を大幅に低下させた介在領域を配置し
、前記介在領域はその幅が軽水炉出力運転中における熱
中性子拡散距離ないしその2倍の距離以内であり、軽水
炉の常温停止時における熱中性子拡散距離ないしややそ
れより大きくしたことを特徴とする軽水炉の炉心。 - (2)炉心上端と上端に最も近い前記介在領域とで挟ま
れた炉心切片、炉心下端と下端に最も近い前記介在領域
とで挟まれた炉心切片あるいは隣接する二つの介在領域
に挟まれた炉心切片の幅は、原子炉運転期間内で原子炉
停止余裕がきびしくなる時点において各炉心切片ごとの
実効増倍率がそれぞれ互にほぼ等しくなるように構成さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の軽水
炉の炉心。 - (3)前記介在領域は燃料棒の内部にグラファイト、ベ
リリウム、水素化ジルコニウムなどの固体減速材が充填
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の軽水炉の炉心。 - (4)前記介在領域は燃料棒の内部に燃料ペレット間隔
を保持するスペーサの機能を有するガスプレナムが構成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の軽水炉の炉心。 - (5)前記介在領域は燃料棒の内部に減速材としての水
を導入したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の軽水炉の炉心。 - (6)前記介在領域は原子炉運転サイクル末期に近づく
につれて中性子吸収特性が燃焼してほとんど消滅する濃
度の可燃性毒物を添加したグラファイト、ベリリウム、
水素化ジルコニウム、アルミナ、ジルコニア等を燃料棒
内部に充填したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の軽水炉の炉心。 - (7)前記介在領域は原子炉運転サイクル末期の中性子
吸収特性を抑制した多孔質の低密度アルミナあるいはジ
ルコニア等のセラミックを燃料棒内部に充填したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第6項記載の軽
水炉の炉心。 - (8)前記介在領域に隣接する燃料棒内の1cmないし
5cm以内の燃料ペレットに原子炉運転サイクル末期に
近づくにつれて中性子吸収特性が燃焼してほとんど消滅
する濃度の可燃性毒物を含有させたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の軽水炉の炉心。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62085748A JP2523615B2 (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | 軽水炉の炉心 |
| DE3810202A DE3810202A1 (de) | 1987-03-28 | 1988-03-25 | Kern eines leichtwasser-reaktors |
| SE8801101A SE503244C2 (sv) | 1987-03-28 | 1988-03-25 | Lättvattenreaktorhärd där bränslestavarna har mellanliggande områden med lite eller ingen fissil nuklid |
| US08/034,670 US5347550A (en) | 1987-03-28 | 1993-03-22 | Core of light-water reactor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62085748A JP2523615B2 (ja) | 1987-04-09 | 1987-04-09 | 軽水炉の炉心 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63252292A true JPS63252292A (ja) | 1988-10-19 |
| JP2523615B2 JP2523615B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=13867472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62085748A Expired - Fee Related JP2523615B2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-04-09 | 軽水炉の炉心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523615B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133853A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | 内部スペーサエレメントを使用する燃料棒の設計、およびそれを使用する方法 |
| CN116092712A (zh) * | 2023-02-23 | 2023-05-09 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 熔盐堆流体控制组件、熔盐堆系统及其控制方法 |
-
1987
- 1987-04-09 JP JP62085748A patent/JP2523615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009133853A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | 内部スペーサエレメントを使用する燃料棒の設計、およびそれを使用する方法 |
| US8842800B2 (en) | 2007-11-28 | 2014-09-23 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Fuel rod designs using internal spacer element and methods of using the same |
| CN116092712A (zh) * | 2023-02-23 | 2023-05-09 | 中国科学院上海应用物理研究所 | 熔盐堆流体控制组件、熔盐堆系统及其控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2523615B2 (ja) | 1996-08-14 |
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