JPS6325875B2 - - Google Patents

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JPS6325875B2
JPS6325875B2 JP12134581A JP12134581A JPS6325875B2 JP S6325875 B2 JPS6325875 B2 JP S6325875B2 JP 12134581 A JP12134581 A JP 12134581A JP 12134581 A JP12134581 A JP 12134581A JP S6325875 B2 JPS6325875 B2 JP S6325875B2
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welding
electricity
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phase conversion
voltage
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JP12134581A
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JPS5823578A (ja
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Shuji Nakada
Susumu Aono
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6325875B2 publication Critical patent/JPS6325875B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/24—Electric supply or control circuits therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は交流抵抗溶接時において被溶接箇所
の状態、特にナゲツトの成長に応じて溶接電流を
制御することのできる抵抗溶接装置に関する。
一般に、抵抗溶接において、その溶接品質は各
種の電気量、即ち、電圧、電流はもとより電圧を
電流で除した抵抗、電圧と電流の積である電力、
さらにはこれを通電時間で積分した値等と深い関
係があることは、従来からよく知られている。
そこで、被溶接材を最適溶接条件で溶接した際
の電気量をその被溶接材を挾持する両電極からう
けて、これを標準電気量として記憶させておき、
この記憶させた電気量とその後の溶接時に検出し
た電気量によつて、標準電気量をトレースするよ
うに溶接電流を制御する方法が実用に供されつつ
ある。
この種の先行技術を適用した装置として、先に
本出願人の出願にかかる特願昭56―79989号に開
示されているごとき「抵抗溶接装置」がある。こ
の装置は、被溶接材料を挾持する両電極から電気
量をうけて、該電気量をA/D変換する手段と、
前記被溶接材料を指定された溶接条件で溶接した
際の前記電極から得られる電気量を前記A/D変
換手段がうけた場合に、該A/D変換手段により
A/D変換された電気量をうけて、該電気量を記
憶する手段と、該記憶手段により記憶された電気
量とその後の溶接時に前記A/D変換手段から得
られる電気量とを比較する手段と、該比較手段の
出力に従つて溶接電流を制御する交流溶接電源と
を含んでなる抵抗溶接装置において、前記比較手
段の出力側に位相変換データを出力する手段を接
続し、該出力手段のなかに前記比較手段により比
較される両電気量の差に対応してその差を補正す
るための位相変換データテーブルを収容してお
き、溶接時に前記比較手段の出力に応じて該当す
る位相変換データを検索し、該検索された出力に
よつて前記交流溶接電源内のSCRの点弧角を制
御するようにし、被溶接個所の状態変化による
も、あらかじめ指定された溶接条件のもとに溶接
した際の基準となる電気量に迅速、かつ確実に追
従させるべく、溶接電流を制御して確実な溶接を
行なうようにしたものである。
また、上述の抵抗溶接装置において、前記交流
溶接電源の電源電圧の変動を監視する手段と、該
監視手段により検出された電圧変動の多寡に応じ
て前記位相変換データテーブルの検索番地を自動
的にシフトさせる手段とを付加し、交流溶接電源
の電源電圧Veの変動によるも、あらかじめ指定
された溶接条件のもとに溶接した際の基準となる
電気量に迅速、かつ確実に追従させるべく、溶接
電流を制御することができるようにしている。
さらに、上述の抵抗溶接装置には、前記比較手
段により比較される両電気量の差が予め決められ
た値を越えると、前記位相変換データの検索番地
を自動的にシフトさせる手段を付加し、あらかじ
め指定された溶接条件のもとに溶接された基準と
なる電極間電圧Vrと、その後の溶接時における
電極間電圧Vtとの差Δνが大なる場合においても、
上記基準となる電極間電圧Vrに迅速、かつ確実
に追従させるべく、溶接電流を制御することがで
きるようにしたものである。
この抵抗溶接装置によれば、確かに、被溶接箇
所が既に溶接された箇所との近接によつて生ずる
分流や被溶接箇所の表面状態ならびびに溶接条件
(溶接電流、通電時間、加圧力)などに変動が生
じても迅速、かつ確実に標準電気量をトレースす
ることができると共に、電源電圧が大きく変動し
た場合、あるいは標準電気量とその後の溶接時に
検出した電気量との差が大きい場合においても、
同じように標準電気量をトレーすることができ
る。それによつて、溶接装置、溶接材料並びに溶
接条件等の変動に左右されることなく、常に最適
のナゲツトを得ることができ、過大電流による電
極の損傷や電流不足による溶接強度不足等がなく
なる点において効果はある。しかし、あらかじめ
設定された最適溶接条件で溶接した際の電気量
と、その後の溶接時に検出した電気量とを、半サ
イクル毎のサンプリング間隔で比較して得た両気
量の差を用いて溶接電流の位相制御を行なつてい
るため、電源電圧が大きく変動した場合、あるい
は、標準電気量とその後の溶接時に検出した電気
量との差が大きい場合には、急激に溶接電流を増
減させなければならない。このように、標準電気
量とその後の溶接時に検出した電気量との差が大
きい場合において、前述の装置の応答特性を実験
により求めたものを示すと第1図のようになる。
この図においてaは、標準電圧として電流相当で
5000アンペアから7000アンペアに変動する矩形波
形を設定し、応答特性の異なるX,YおよびZの
3種類の位相変換データを用いて、この標準電圧
をトレースさせたものである。同図bは5000アン
ペア相当の標準電圧波形をトレースさせたものを
示し、同図cは5000アンペアから3000アンペアに
変動する矩形波をトレースさせた場合を示す。こ
こで、応答特性とは、半サイクル当りの溶接電流
の増加量を言い、X<Y<Zの関係にあるものと
する。この図から明らかなように、応答特性を大
きく定めた位相変換データZは急激な電圧の変化
にも十分追従するが、オーバーシユート気味にな
る傾向にあり、また応答特性を小さく定めた位相
変換データXは追従が遅れる傾向にある。
一般に、スポツト溶接中の電極間の電圧は第2
図のごとく変化することが知られている。同図に
おいて、通電初期の点線で示した部分は接触抵抗
の変化にもとづくもので、このうちAB間は接触
抵抗の発熱によつて接触抵抗が増大したことを示
すものであり、BC部は接触面の微小突起部が接
触抵抗発熱によつて溶融し、接触抵抗が消滅した
ことを意味している。CD区間は通電部分の抵抗
発熱により温度が上昇し、抵抗が増大している
が、その間ナゲツトが生成しはじめる。ナゲツト
が生成しはじめると、電流通路が広くなり、一方
溶接部の温度上昇は飽和するのでD点からはかえ
つて抵抗は減少しはじめ、チツプ間電圧はDEF
のごとく低下しはじめる。DE間はナゲツトが急
速に拡大する時期であり、FGはナゲツト成長の
飽和期である。G点以後はコロナボンドの面積増
大により、電流密度が低下し、通電中にもかかわ
らず溶接部の温度はむしろ下降気味になることを
示している。点線部分(ABC)は接触抵抗に関
係しているので不安定な現象であるが、C点以後
は安定な現象で再現性は高い。
いま、前述の装置において、第2図に示すよう
な電極間電圧波形を標準電気量として記憶させた
場合、その後の溶接時に検出した電極間電圧との
間に差が生ずると標準電極間電圧にその後の電極
間電圧を追従させるために溶接電流を増減させな
ければならない。しかし、この図から明らかなよ
うに、加熱期における電極間電圧の立上りは急峻
であり、ナゲツトの急速拡大期以後は緩やかな立
下りとなるので、上述の先行技術におけるごと
く、差電圧の大きな時に通電時間全体に亘つて同
一の応答性をもつ位相変換データを用いるやり方
は、最適な方法とはいえない。即ち、加熱期にお
ける急激な電圧の変化に追従するような応答特性
をもつた位相変換データを使用すれば、ナゲツト
の急速拡大期以後においては過電流気味になる。
また、急速拡大期以後に追従できるような応答特
性をもつた位相変換データを使用すれば、ナゲツ
トの急速拡大期においては電流が不足気味にな
る。いずれの場合も最適なナゲツトの生成に支障
をきたすという不都合のあることが否めない。
従つて、本発明の目的は、交流抵抗溶接時にお
いて、被溶接箇所のナゲツトの生成過程に応じた
補償を行なうことによつて、あらかじめ指定され
た溶接条件のもとで溶接した際の基準となる電気
量に確実に追従させるべく、溶接電流を制御する
ことのできる抵抗溶接装置を提供することにあ
る。
本発明による抵抗溶接装置は、被溶接材料を挾
持する両電極から電気量を受けて、該電気量を
A/D変換する手段と、前記被溶接材料を指定さ
れた溶接条件で溶接した際の前記両電極から得ら
れる電気量を前記A/D変換手段がうけた場合
に、該A/D変換手段によりA/D変換された電
気量をうけて、該電気量を記憶する手段と、該記
憶手段により記憶された電気量とその後の溶接時
に前記A/D変換手段から得られる電気量とを比
較する手段と、該比較手段の出力により、該出力
に得られる前記両電気量の差に対応して予め定め
た位相変換データを検索し出力する手段と、該検
索された出力によつて前記記憶された標準電気量
を自動的にトレースさせるための溶接電流制御手
段とを備えてなる抵抗溶接装置において、前記位
相変換データ出力手段に位相変換データテーブル
の検索番地を指定するためのデータ出力手段を接
続し、該出力手段のなかに予めナゲツトの生成過
程に応じた前記位相変換データテーブルの検索番
地を全通電時間にわたり指定するためのデータを
記憶させておき、溶接時にナゲツトの生成過程に
応じて前記位相変換データテーブルの検索番地を
自動的にシフトするようにしたことを特徴とす
る。
次に、本発明による抵抗溶接装置の実施例につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
第3図は本発明による実施例の構成を示すブロ
ツク図である。この図において、10は交流溶接
電源であり、溶接機頭(図示せず)に設けられた
起動用マイクロスイツチ12aに接続されたアク
チユエータ12によつて付勢される。アクチユエ
ータ12の出力信号は計時回路13に入力され、
ここで、この入力信号を起点として溶接時間設定
ツマミ13aによりあらかじめ設定された時間に
亘り、溶接電流を被溶接材に供給すべく作動す
る。この計時回路13は、例えば通常の交流溶接
電源に使用されている単安定マルチ・バイブレー
タと双安定マルチ・バイブレータ、もしくはカウ
ンタ回路から構成される。サイリスタ・トリガパ
ルス発生回路14は、詳細を後述する位相制御回
路11からの信号によつて、前記計時回路13の
作動期間中・同期パルス発生回路15の出力パル
スに同期して、トリガパルスを発生する。サイリ
スタ・トリガパルス発生回路14の出力は、スイ
ツチング素子16を介してSCR17に加えられ、
このSCR17によつて交流電源18からの供給
電圧が調整され、溶接トランス19を介して溶接
電極2および2′に供給される。
溶接電極2および2′には、リード線6および
6′が、例えばクリツプ等で接続されており、こ
れ等の他端は、溶接電流自動制御回路30のなか
の演算増幅回路31に接続されている。この演算
増幅回路31は両溶接電極2および2′からピツ
ク・アツプした第4図aに示すごとき溶接電圧
(電気量として電圧を例に挙げる)を増幅したの
ち、その出力をアナログ―デジタル(A/Dと称
す)変換器32に与える。A/D変換器32にお
いては、増幅された溶接電圧を第4図bに示すよ
うに全波整流し、半サイクル毎のサンプリング単
位で、第4図Cに示すようにピーク・ホールドし
たのち、その値をA/D変換する。ここで、この
A/D変換された信号が被溶接材1および1′を
指定された最適溶接条件で溶接した際の溶接電圧
に対応するものである場合には、一時、スイツチ
33を手動操作により“オン”し、A/D変換さ
れた信号を記憶回路34に記憶しておく。この記
憶回路34としては、例えば磁気方式、または半
導体で構成されたRAM(Random Access
Memory)が使用できる。また、記憶回路34に
は適宜の表示装置35を接続して、随時記憶され
たデイジタル値をアナログ電圧波形に変えて表示
し、観測し得るように構成することもできる。表
示装置35は、例えば通常のペン書きオシロスコ
ープ、または電磁オシロスコープ等を使用するこ
とができる。比較回路36においては、記憶回路
34に記憶されているデイジタル化された電圧波
形と、その後の溶接過程において新たに検出した
電極間電圧のデイジタル値を半サイクル毎に比較
し、この両電圧の差を位相変換データ出力回路3
7に入力する。位相変換データ出力回路37に
は、あらかじめこの差電圧のデイジタル値と溶接
電流を制御するSCR17の位相変換量とを対応
させた位相変換データバンクが内蔵されており、
比較回路36から差電圧のデイジタル値が与えら
れると、その差電圧に対応する位相変換量を検索
して、交流溶接電源10の位相制御回路11に入
力する。
位相変換データ出力回路37の位相変換データ
バンクとしては、例えば磁気方式、または半導体
で構成されたROM(Read Only Memory)が使
用される。このROMには、第5図に模式化して
示すごとき位相変換データテーブルが記憶されて
いる。この図において、左端欄の数字1,2…,
mは、あらかじめ指定された最適溶接条件のもと
に被溶接材1と1′とを溶接した際の基準となる
電気量、例えば電極間電圧Vrと、その後の溶接
時に検出した電極間電圧Vtとの差電圧Δυの絶対
値をコード化した数字である。この数字の決め方
は、まず実験によつて予想される差電圧Δυの最
大の変動値(幅)を決定し、これをもとに位相変
換データテーブルの記憶容量を限定したのち、m
等分したものである。また、上段欄の数字1,
2,…,n(表番号、または検索番地と呼ぶ)は、
差電圧Δυをもとに制御すべき溶接電流をΔiとし
た場合の関係 Δip=kΔυ(p-1) におけるk、即ち制御の回復率(ループゲイン)
に対し、使用が予想される溶接装置、溶接材料、
あるいは溶接条件を考慮して適当な幅をもつた値
を実験によつて求め、その幅をn等分したもので
ある。なお、上式において、pは溶接時間中にお
ける半サイクル周期の繰返し数を表わす。それぞ
れの表番号(1〜n)内の位相変換データ(1〜
m)は、ループゲインkが同一に定められてお
り、本実施例では表番号が大きくなる程高い応答
特性を示すようにループゲインkを定めている。
すなわち、このデータテーブルは、基準となる電
極間電圧Vrと、その後の溶接時に検出した電極
間電圧Vtとの差電圧Δυをもとに、それぞれのル
ープゲインkの値に相当するSCR17の点弧角
をコード化した値で表わしたものである。この値
は検索されて位相変換データ出力回路37から読
み出され、位相制御回路11に与えられる。
いま、比較回路36の出力である差電圧Δυの
絶対値が、位相変換データテーブルの差電圧欄の
3に相当したとすれば、別途選ばれた表番号(表
番号の選択については後述する)、例えば2との
交点にある値“1”に相当する量だけ、SCR1
7の点弧角が補正されることになる。なお、位相
変換データテーブルに示される差電圧Δνは絶対
値であるため、、Δυ>0のときの出力値は正、
Δυ<0のときの出力値は負、Δυ=0のときの出
力値は0とされる。
次に、この実施例に適用された本発明の主要素
である位相変換データテーブルの検索番号指定デ
ータ出力手段について説明する。この出力手段は
検索番地指定器38によつて示され、被溶接箇所
のナゲツトの生成過程に合わせて、上述の表番号
1,2,…,nの選択を行ない、位相変換データ
1,2,…,mにもとづくSCR17の点弧角の
補正量を補償するためのものである。これらの制
御について、第6図を参照して詳しく説明する。
同図において、検索番地指定器38はナゲツトの
生成過程、即ち、第2図に示した加熱期、急速拡
大期、緩速拡大期、飽和期および冷却期のそれぞ
れのグループに対応させて応答特性の高い順に実
験により使用する表番号を指定するための装置で
ある。この指定は、例えば検索番地指定器38に
設けたキーボード操作によつて、表番号と当該表
の使用時間、即ち、後述のタイミング回路のタイ
ミング信号に同期して、ナゲツトの成生過程の各
期の所要時間(サイクル)に合わせて決定され
る。これによつて、ナゲツトの成生過程に応じて
SCR17の点弧角を変更するのに最適な表が選択
される。なお、この検索番地指定器38による表
番号の指定は、前述のグループ単位による指定の
ほか、さらに細分化して半サイクル毎に指定する
ことも容易である。
交流溶接電源10内の位相制御回路11には溶
接電流設定回路が設けられており、前述のように
溶接の初期において、溶接電流設定ツマミ11a
によりサイリスタ・トリガパルス発生回路14を
制御して、溶接電流を設定する。なお、この位相
制御回路11に入力した位相変換データ出力回路
37からの検索されたデータ出力は、すでに位相
変換量に変えられているので、そのままの形で位
相制御回路11を通過し、サイリスタ・トリガパ
ルス発生回路14に与えられる。これをうけたサ
イリスタ・トリガパルス発生回路14のトリガパ
ルスは、位相変換量に相当する量だけデイジタル
的にシフトされ、上記記憶回路34に記憶されて
いる標準の電極間電圧波形に追従するように、
SCR17の点弧角が制御される。
なお、タイミング電源回路20は、タイミング
回路用電源トランス21、同期パルス発生回路2
2およびタイミング回路23からなり、前記溶接
電流自動制御回路30の各構成要素を駆動するた
めの動作タイミングをとるためのものである。
上記のごとく構成された抵抗溶接装置の操作手
順について、以下に詳述する。まず、本格的な溶
接作業に先立つて、被溶接材を実験的に溶接し、
当該被溶接材を溶接するに最も適した溶接条件
(溶接電流、通電時間および加圧力)を定めて、
この溶接条件たる溶接電流および通電時間を位相
制御回路11の溶接電流設定つまみ11aおよび
計時回路13の溶接時間(通電時間)設定つまみ
13aによつて設定する。その後、溶接機頭(図
示せず)に装備された上・下電極2および2′で
被溶接材1および1′を挾持し、加圧を開始する
と、溶接機頭内に装備されたマイクロ・スイツチ
12aがプリセツトされた加圧力において作動
し、アクチユエータ12を介して通電開始の指令
を計時回路13に与える。計時回路13において
は、アクチユエータ12の指令を起点として溶接
時間設定ツマミ13aによりあらかじめ設定され
た時間に亘り、溶接電流をサイリスタ・トリガパ
ルス発生回路14により制御されたSCR17を
介して被溶接材1および1′に供給する。この最
初の溶接時に溶接電極2および2′間に発生する
電圧波形は以後の溶接において標準となる電圧波
形であり、これをリード線6および6′でピツ
ク・アツプし、演算増幅回路31において演算増
幅する。演算増幅回路31の出力は、A/D変換
器32においてA/D変換され、スイツチ33を
介して記憶回路34に記憶される。このような過
程を経て記憶回路34に記憶された波形を標準電
圧波形と称する。叙上の操作によつて、当該被溶
接材に最適な標準電圧波形を記憶回路34に記憶
させたならば、この波形を表示装置35に表示し
て、ナゲツトの生成状態を時間的に測定し、検索
番地指定器38にキー操作によつてナゲツトの各
生成過程に最も適した表番号を選択して指定す
る。これらの操作が完了したならば、次にスイツ
チ33を開いて実際の溶接作業を行なう。
以後に行われる同種の溶接においてピツク・ア
ツプされ、演算増幅回路31およびA/D変換器
32により処理された電極間電圧は、比較回路3
6に入力されて記憶回路34の標準電圧波形と比
較される。この比較は定められたサンプリング間
隔(半サイクル)毎に照合され、両電圧波形に差
値(差電圧)が求められて位相変換データ出力回
路37に与えられる。位相変換データ出力回路3
7においては、まず溶接直前に検索番地指定器3
8からの表番号指定信号により表番号を指定し、
ついでこの補償された番号の表内の前記差電圧に
対応するSCR17の位相変換データ(位相変換
量)が検索される。この検索されたデータは、後
段の位相制御回路11に入力され、サイリスタ・
トリガパルス発生回路14およびスイツチング素
子16を介してSCR17の点弧角を逐次調整し、
溶接電流の値は半サイクル毎に増減される。この
ようにしてナゲツトの1生成過程が終つたなら
ば、表番号指定器38から次過程の表番号指定信
号が出力され、当初設定された位相変換データテ
ーブルの表番号を修正し、さらにこの補償された
番号の表内の前記差電圧に対応するSCR17の
位相変換データが検索される。以下、この動作は
ナゲツトの各生成過程ごとに繰り返されて溶接が
進行していく。この結果、溶接の電極間電圧波形
には全通電時間にわたり過不足なく標準電圧波形
に追従し、これによつて、溶接品質は常に一定に
保たれる。
なお、上記実施例の説明においては、点溶接装
置において、その溶接電極間の標準となる電圧波
形を記憶装置に記憶させ、この標準電圧波形を常
にトレースすることにより溶接品質を一定に保つ
回路構成について説明したが、被溶接材によつて
は電極間電圧よりは動抵抗、即ち電圧を電流で除
した値の方が、溶接品質とより密接な関係を有す
る場合も考えられる。その場合は簡単な回路変
更、即ちV/Iの演算回路を挿入することにより
変更可能である。また、電圧・電流の積、即ち
V・I=Eなる溶接エネルギーが溶接結果とより
密接な関係があるとすれば、同様にV・Iの演算
回路を付加すればよい。このように、本発明によ
る抵抗溶接装置は、溶接結果と最も関係の深い各
種の電気量を任意に選択し、これを標準値として
記憶回路に記憶させておき、以後の溶接波形を常
にこの標準値に追従させることができることは言
うまでもない。
以上の説明から明らかなごとく、本発明による
抵抗溶接装置によれば、被溶接箇所が既に溶接さ
れた箇所との近接によつて生ずる分流や被溶接箇
所の表面状態ならびに溶接条件(溶接電流、通電
時間、加圧力)などに変動が生じても迅速、かつ
確実に標準電気量をトレースすることができると
共に、ナゲツトの生成過程に応じた溶接電流補正
のための応答特性をも補償して、過不足なく標準
電気量をトレースすることができる。このため、
溶接装置、溶接材料並びに溶接条件等の変動に左
右されることなく、常に最適のナゲツトを得るこ
とができ、過大電流による電極の損傷や電流不足
による溶接強度不足等がなくなる点において、溶
接品質に対する信頼性を向上すべく得られる効果
は大きい。
また、被溶接材を最適溶接条件で溶接した際の
電気量を検出して自動的に記憶させるために、多
種少量生産においても実際の溶接にかかるまでの
準備が非常に簡単である。
さらに、通電中半波ごとの電気量について制御
しているので、比較的通電時間の長い材質の抵抗
溶接はもちろん、電子部品等の非常に通電時間の
短かいものの場合においても、溶接品質に対する
確実な保障が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよびcは、位相変換データテー
ブルによつて交流溶接電源内のSCRの点弧角を
制御し、標準電圧波形を追従するようにした先行
技術による抵抗溶接装置のループゲイン別応答特
性をそれぞれ示すグラフ、第2図は軟鋼板をスポ
ツト溶接した場合のナゲツトの生成過程を示す説
明図、第3図は本発明による抵抗溶接装置の一実
施例の構成を示すブロツク図、第4図a,bおよ
びcは、第3図におけるそれぞれ電極2,2′か
らのピツクアツプ電圧、A/D変換器における溶
接電圧およびそのピーク・ホールドされた電圧の
波形を示す図、第5図は、第3図における位相変
換データ出力回路のデータバンクに記憶させた位
相変換データテーブルを模式化して示した図、第
6図は第5図における位相変換データテーブルの
表番号の選択を説明するためのさらに具体的に示
された構成図である。 参照記号:1,1′……被溶接材、2,2′……
上下電極、6,6′……リード線、10……交流
溶接電源、11……位相制御回路、30……溶接
電流自動制御回路、31……演算増幅回路、32
……A/D変換器、33……スイツチ、34……
記憶回路、35……表示装置、36……比較回
路、37……位相変換データ出力回路、38……
表番号指定、20……タイミング電源回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被溶接材料を挾持する両電極から電気量をう
    けて、該電気量をA/D変換する手段と、前記被
    溶接材料を指定された溶接条件で溶接した際の前
    記両電極から得られる電気量を前記A/D変換手
    段がうけた場合に、、該A/D変換手段により
    A/D変換された電気量をうけて、該電気量を記
    憶する手段と、該記憶手段により記憶された電気
    量とその後の溶接時に前記A/D変換手段から得
    られる電気量とを比較する手段と、該比較手段の
    出力により、該出力に得られる前記両電気量の差
    に対応して予め定めた位相変換データを検索し出
    力する手段と、該検索された出力によつて前記記
    憶された標準電気量を自動的にトレースさせるた
    めの溶接電流制御手段とを備えてなる抵抗溶接装
    置において、前記位相変換データ出力手段に位相
    変換データテーブルの検索番地を指定するための
    データ出力手段を接続し、該出力手段のなかに予
    めナゲツトの生成過程に応じた前記位相変換デー
    タテーブルの検索番地を全通電時間にわたり指定
    するためのデータを記憶させておき、溶接時にナ
    ゲツトの生成過程に応じて前記位相変換データテ
    ーブルの検索番地を自動的にシフトするようにし
    たことを特徴とする抵抗溶接装置。
JP12134581A 1981-08-04 1981-08-04 抵抗溶接装置 Granted JPS5823578A (ja)

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JPS5823578A JPS5823578A (ja) 1983-02-12
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