JPS6326622Y2 - - Google Patents

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JPS6326622Y2
JPS6326622Y2 JP1747381U JP1747381U JPS6326622Y2 JP S6326622 Y2 JPS6326622 Y2 JP S6326622Y2 JP 1747381 U JP1747381 U JP 1747381U JP 1747381 U JP1747381 U JP 1747381U JP S6326622 Y2 JPS6326622 Y2 JP S6326622Y2
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telescopic
cable
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drive
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばビデオプロジエクタ、テレビ
載置台その他の種々な機器類を使用時には所要の
位置に移動設置し、不使用時には収縮位置に移動
させる際などに用いる伸縮駆動装置に関し、特に
上記機器類(以下移動対象物という)を多段伸縮
ポールの先端部に支持してポールの伸縮により移
動する形式の伸縮駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上述のような伸縮駆動装置として、本出願人は
先に、実願昭55−168053号(実公昭59−32794号
公報参照)、実願昭56−1442号(実開昭57−
122849号公報参照)等をもつて、先端部に移動対
象物を支持した多段伸縮ポールの最小径ポールに
可撓性をもつドライブケーブルの一端を連結し、
このドライブケーブルを電動機により駆動される
送りギヤに係合させてドライブケーブルの繰出
し、引込みにより多段伸縮ポールを伸縮動作させ
るようにした方式のものを提案した。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述の伸縮駆動装置を用いてビデオプロジエク
タ等の移動対象物を設置位置または不使用の収縮
位置に移動させる場合、次の問題点があつた。
すなわち本考案の対象とする伸縮駆動装置では
多段伸縮ポールを所望の上向き角度(約20゜程度
の角度)に配置してあり、伸長時は先端の移動対
象物を押し上げて伸長移動し、短縮時は引き下ろ
して収縮位置に移動する関係上、ポール伸縮時の
摺動負荷は、伸長時の方が大きく、短縮時の摺動
負荷は小さい。
この現象は合成樹脂のような可撓性をもつドラ
イブケーブルを介して伸縮作動させていることに
起因するもので、伸長時には、上端の移動対象物
を押出す力が作用するためにドライブケーブルが
ポール内で座屈を起して蛇行し、この蛇行面がポ
ール内を摺動する時に摩擦抵抗となる上に、さら
に上端の移動対象物の荷重による曲げモーメント
が作用してポール摺動支持部(ブツシユ面)に斜
方向の力が加わるため摺動面に均一でない偏倚し
た摺動摩擦が生起して摺動負荷が大きくなる。
これに対して、短縮時には、ポール上端の移動
対象物に対してドライブケーブルがポールを引張
るように作用する関係から、ドライブケーブルに
撓みが発生せず、ポール軸心でケーブルが緊張さ
れてポールとケーブルとの間の摺動摩擦が少な
く、またポール摺動支持部(ブツシユ面)に格別
の偏倚した摺動摩擦も起らないから駆動負荷が小
さくなるものと考えられ、特にポールが縮小され
るほど負荷が小さくなつて縮小動作が不用意に速
くなる傾向が生じる。
このため家庭などにおいて伸縮駆動装置を使用
する場合、移動対象物を設置位置から不使用の収
縮位置に移動する際などに、上述の傾向から縮小
過程の終端近くで負荷が小さくなつた時ポールが
不用意に速く短縮することで、収縮移動される移
動対象物と装置本体との間に操作者が手などを挾
まれて怪我をする恐れがある。
特に伸縮駆動装置が故障、停電などにより電動
機で駆動できない場合、手動操作により多段伸縮
ポールを伸縮できるようにしたものにおいては、
操作者が先端の移動対象物を両手で掴んで多段伸
縮ポールを縮小するように押し込む操作をする関
係上、この場合に、縮小端の近くで押込み速度が
スーと速くなることから上述の操作者が手などを
挾まれて怪我をする危険性が極めて大きかつた。
本考案は、上述の問題点を解消して、安全に伸
縮操作が行なえる伸縮駆動装置を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案による伸縮駆
動装置は、 (A) 先端に移動対象物を支持した多段伸縮ポール
の最小径ポールに可撓性のドライブケーブルの
一端を連結し、該ケーブルを伸縮駆動部に備え
た送りギヤに係合させてドライブケーブルの繰
出し、引込みにより多段伸縮ポールを伸縮駆動
するものにおいて、 (B) 上記ドライブケーブルの他端部が挿通される
保護筒を伸縮駆動装置に備え、該保護筒は、始
端側の前半部ではケーブル移動時に内面との間
で生じる摩擦抵抗が大きくならないように所定
の曲率半径で滑らかに弯曲させ、終端近くの後
半部に、ドライブケーブルに大きな摩擦抵抗を
生起させる屈折部を設けて、該屈折部により多
段伸縮ポールの短縮時の所定縮小距離範囲でド
ライブケーブルに継続した抵抗を与えて縮小速
度を抑制するように構成してなる、 ことを特徴とするものである。
〔作用〕
このような構成では、多段伸縮ポールが短縮限
近くまで縮小された時、保護筒の屈折部によりド
ライブケーブルに摩擦抵抗が大きく生起して縮小
速度が抑制される結果、移動対象物が急に装置本
体に接近する現象が回避され、移動対象物と装置
本体との間に操作者が手などを挾み込まれる危険
性が回避できる。
また上述の縮小速度の抑制は、自動または手動
に関係なく縮小過程において必然的に発生する構
成であるから、手動操作でポールを短縮させる場
合においても同様に操作者が手などを挾まれる危
険性を回避できる。
さらに上述の縮小速度の抑制によりポール短縮
過程におけるシヨツクや負荷の変動も平均化でき
ることで、負荷変動に起因する電動機への悪影響
やドライブケーブルと送りギヤとの係合部におけ
る破損なども防止できる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を添附図面に基いて説明
する。
第1図は本考案を適用した伸縮駆動装置の全体
を概略的に示すもので、1は装置本体となる収納
筐体であり、この収納筐体1の背面にはその背面
開口を覆う背面板2が取外し可能に固定されてい
る。上記収納筐体1の内部には、その左右位置に
伸縮駆動部3と伸縮従動部4とが対をなすように
平行して取付けられている。
上記伸縮駆動部3は、台座7を介して収納筐体
1の底部に固定されたアルミダイカスト製の基台
ケース5に電動機6が装着され、また、この基台
ケース5に多段伸縮ポールの基ポール9が20度の
上向き角度で傾斜して取付けられ、この基ポール
9に1段目ポール10と、2段目ポール11とが
伸縮可能に組付けられて多段伸縮ポールが構成さ
れている。
伸縮従動部4は、台座7を介して固定された他
方の基台ケース5′に多段伸縮ポールの基ポール
9′が同様の上向き角度で取付けられ、これに1
段目と2段目のポール10′,11′が伸縮可能に
組付けられて他方側の多段伸縮ポールが構成され
ており、この伸縮従動部4は、前記伸縮駆動部3
側の回転軸12から、芯ずれを吸収可能なゴム製
の連結部材13、連結軸14、を介して回転軸1
2′に駆動力が伝達されるように連動されている。
そして左右の伸縮駆動部3、伸縮従動部4の各
多段伸縮ポール2の2段目ポール11,11′の
先端部に角度調整可能なピン継手15,15′を
介して移動対象物の固定台16が取付けられ、こ
れに移動対象物が搭載支持されるようになつてい
る。
多段伸縮ポールは、第2図に示されているよう
に各ポールを円滑に摺動させるため、基ポール9
および1段目ポール10の先端部内面にそれぞれ
各内側ポールと接して摺動自在に支持する鍔付き
ガイドブツシユ17,18が固定され、また1段
目および2段目ポール10,11の基端部には各
外側ポールと接して摺動自在に支持する鍔付きス
ライドブツシユ19,20が固定されてあり、こ
の2段目ポール11の基端部に固定したスライド
ブツシユ20に、後述するドライブケーブル21
の始端部が固定ピン22を介して固定されてい
る。なお多段伸縮ポールを構成する各ポール9,
10,11はアルミニウムパイプ材からなり、ま
た前記ブツシユ17,18,19,20はポリア
セタールのような硬質の合成樹脂材からなるもの
で、これらのブツシユは対応するポールにねじ嵌
合されて接着剤によりそれぞれ固定されている。
また基ポール9と1段目ポール10との間およ
び、1段目ポール10と2段目ポール11との間
には、それぞれ複数の金属製の内面リング23,
24が挿着されてポールの伸長時に各段のポール
嵌合部が所要の嵌合深さを有するようにしてあ
り、また2段目ポール11の先端部には金属製の
鍔付き固定ブツシユ25が螺着されて、これに前
記ピン継手15を介して移動対象物の固定台16
が取付けられいる。
上記ドライブケーブル21は、第7,8図に拡
大して示されているように両側縁部21a,21
bが丸棒のように厚く、中間部21cが薄いフイ
ーダケーブルのような断面形状をもち、ポリエチ
レンなどの合成樹脂材で形成されて所定の強度と
可撓性とを有し、その中間部21cには送り孔2
1dが所定ピツチで長手方向に多数形成されてい
る。そしてこのドライブケーブル21は、第2図
から明らかなように前記2段目ポール11の基端
スライドブツシユ20に固定された位置から、1
段目ポール10の基端部に固定されたスライドブ
ツシユ19の中心孔19aを通し、基ポール9の
ケース側の取付孔内を経てケース5内に導入さ
れ、このケース5内に固定された合成樹脂製のガ
イドスリーブ26を貫通して後述する送りギヤ2
7に係合された後にその端部が保護筒28内に遊
挿されて、いわゆる垂れ流し方式にされている。
本考案において上述の保護筒28が次のように
構成される。すなわち保護筒28はその筒体の始
端部がケース5に嵌合固定され、これに続く部分
が上方より前方へ迂回するように弯曲されて収納
筐体1の前部デツトスペースに延びている。そし
て保護筒28は、その始端部に続く前半部がドラ
イブケーブル21の挿通移動時にその内面との間
で大きな摩擦抵抗が生起しないように所定の曲率
半径でもつて滑らかな凸状弯曲部28cに形成さ
れ、また終端近くの後半部には、ドライブケーブ
ル21の移動に大きな摩擦抵抗を生起させる屈折
部28bが形成されてあり、屈折部28bより終
端28a側は略直線状に延びる傾斜部28dに形
成され、このような形成によつて多段伸縮ポール
の縮小時に所定の縮小距離範囲においてドライブ
ケーブル21に継続した抵抗を与え、短縮速度を
抑制するように構成されている。なお保護筒28
は、銅などの金属の薄肉パイプまたは合成樹脂パ
イプで横断面偏平四角形状に形成されている。
しかして前記ドライブケーブル21は、多段伸
縮ポールが全伸長した時はその終端が保護筒28
の始端部近傍に位置し、ポールが短縮された時は
屈折部28b、傾斜部28dを通つて終端28a
に達する長さを有している。またドライブケーブ
ル21が通るケース5内の底部2個所にはニード
ルベアリングからなるガイドロール29がピン3
0を介して枢着されていて、ドライブケーブル2
1の送りギヤ27に係合された部分を外周側から
押え、ドライブケーブル21と送りギヤ27との
係合が確実に図られるようにしている。
次に前記電動機6からドライブケーブル21の
送りギヤ27に至る動力伝達手段31を、第2図
ないし第4図に基いて説明する。
この動力伝達手段31は、電動機6の駆動軸3
2にウオーム33が形成され、ウオーム33が、
ウオームホイール34に噛合されてウオーム機構
が構成されている。ウオームホイール34は、後
述するクラツチ板35のボス部35aに回転自在
に嵌合され、このウオームホイール34の、クラ
ツチ板35と対向する側の一側面には、円周方向
の4個所に等角度間隔で円錐孔34aが形成さ
れ、4個の各円錐孔34a間には図示されていな
いが絶縁樹脂円板が圧入固着されて絶縁構造とさ
れている。
一方、クラツチ板35は、絶縁合成樹脂の成形
品からなり、ウオームホイール34との対向面に
前記円錐孔34aと対応する4個の嵌合孔35
b,35cが形成され、嵌合孔35b,35cに
嵌合保持された鋼球36,36aが、前記円錐孔
34aにそれぞれ係合されている。クラツチ板3
5はそのボス部35aが前記回転軸12に回転自
在に嵌合され、クラツチ板35の他側筒状部35
dの内周面に内歯ギヤ37が形成されている。ク
ラツチ板35の筒状部35dの端面には導電リン
グ38が固定され、また1個の嵌合孔35cがク
ラツチ板35の厚さ方向に貫通されていて、嵌合
孔35cに挿入された導電性コイルばね39の一
端が上記導電リング38に支持されて鋼球36a
を、ウオームホイール34側の円錐孔34aに圧
接するようにしている。
上記クラツチ板35の内歯ギヤ37には小ギヤ
40が噛合つており、この小ギヤ40は、回転軸
12に嵌合され、前記送りギヤ27とも噛合され
ている。また、小ギヤ40のクラツチ板35側に
おける端面に接して回転軸12に嵌着されたEリ
ング45と、クラツチ板35との間にはクラツチ
ばね41が介在されてあり、さらに回転軸12お
よび小ギヤ40のボス部には軸方向に沿う切欠溝
12a,40aが形成され、この切欠溝12aお
よび40aに結合ピン42が嵌合されてこのピン
42を介して回転軸12と小ギヤ40とが一体に
回転するように構成されている。また前記送りギ
ヤ27は、ケース5にねじ43を介して螺着され
た支持軸44に回転自在に嵌合され、支持軸44
の球弧状突起部44aがカバー8の内面に摺接さ
れている。
回転軸12にはEリング46が嵌着されて前記
クラツチ板35がケース5の側面すなわち第3図
の右側方向への移動を阻止している。前記結合ピ
ン42の両側端部にもEリング47がそれぞれ嵌
着されて結合ピン42の軸方向への変位を拘束し
ている。また回転軸12のカバー8側における端
部にはカラー48が嵌着され、これに対向してカ
バー8に固定されたキヤツプ49にスラスト受ボ
ール50が嵌合されていて、キヤツプ49に螺挿
したスラスト調整ねじ51でボール50を押して
カラー48の円錐孔48aに支承させるようにし
ている。前記ウオーム33の先端面に形成した円
錐孔33aがスラスト受ボール52を介してケー
ス5に螺挿した調整ねじ53に支承されている。
ケース5に絶縁性樹脂からなる端子ホルダ54
が固定され、このホルダ54に摺動自在に嵌挿し
た接触ピン55の先端がウオームホイール34の
端面に当接され、且つホルダ54内に設けた金属
製のスプリング56が、その外側に螺挿された端
子ねじ57により支持されて接触ピン55を先端
側に向けて押圧附勢している。また上記端子ホル
ダ54と対応するようにカバー8に、これを貫通
して固定された端子ホルダ58が設けられ、これ
に摺動自在に嵌挿した接触ピン59の先端が導電
リング38の端面に当接され、且つホルダ58内
に設けた金属製のスプリング60がホルダ58に
螺挿した端子ねじ61に支持されて接触ピン59
を先端側に附勢している。そして上記端子ねじ5
7,61は、図示しない配線によつて電動機6の
電源回路に挿入されている。
なお前記小ギヤ40には、前記クラツチ板35
の内歯ギヤ37との係合を離脱して自由に回転で
きるように、そのボス部にシフトフオーク62の
フオーク部62aが係合されており、シフトフオ
ーク62の柄部62bには第4図に示されている
ようにシフタ軸63の内端部が連結されている。
シフタ軸63は回転軸12と平行に延び、ケース
5を摺動自在に貫通してケース5から突出した端
部に操作部である摘み64が嵌着されている。こ
の摘み64は、第1図に示すように収納筐体1の
背面板2に形成した操作用孔65に臨ませてあ
る。また、シフタ軸63は、その外周面に形成し
た溝63aにケース5の孔66に嵌合保持された
ボール67が係合され、このボール67がケース
5に螺挿した調節ねじ68に支持されたバネ69
に支持されて節動されるようになつている。
一方、伸縮従動部4側は、第5図、第6図に示
されているように伸縮駆動部3の回転軸12と連
動される回転軸12′が伸縮従動部4のケース
5′とカバー8′とで囲まれた内部に挿入され、そ
の回転軸12′に嵌合された小ギヤ40′が結合ピ
ン70で結合されていて小ギヤ40′に送りギヤ
27′が噛合され、また小ギヤ40′とケース5′
との間には回転軸12′に嵌合されたスペーサ7
1が介在されている。この伸縮従動部4の送りギ
ヤ27′、ドライブケーブル21′およびこのケー
ブル21′に連結される2段目ポールなどのポー
ル側の構成は、前述の第2図、第3図に示した伸
縮駆動部3の構成と実質的に同様であるから、こ
れらと対応する部分は同じ符号にダツシユ′を付
してその説明を省略する。
なお本実施例においては、端子ねじ57、スプ
リング56、接触ピン55、ウオームホイール3
4、鋼球36a、コイルばね39、導電リング3
8、接触ピン59スプリング60、および端子ね
じ61等によつて構成された過負荷遮断回路と並
列に、図示しない押釦の押圧時にだけ閉合する常
開接点をもつ起動回路が電導機6の電源回路に設
けられている。
次に以上のように構成された伸縮駆動装置の作
動について説明する。
(伸長動作) 短縮された多段伸縮ポールを伸長する時は、前
記シフタ軸63を第4図右方に突出し、小ギヤ4
0とクラツチ板35の内歯ギヤ37とが噛合した
状態にして電動機6を正転駆動させる。
これに伴う駆動軸32およびウオーム33の回
転によりウオームホイール34が回転し、鋼球3
6を介してクラツチ板35が回転する。そしてク
ラツチ板35の内歯ギヤ37から小ギヤ40、結
合ピン42、回転軸12の経路で回転力が伝達さ
れ、その小ギヤ40から送りギヤ27にも回転力
が伝達されて、送りギヤ27の第2図の時計方向
への回転によりこれの歯にドライブケーブル21
の送り孔21dが係合されているため、ドライブ
ケーブル21がガイドロール29に支持されなが
ら押し出される。これにより最小径の2段目ポー
ル11が伸長し、これが全伸長するとスライドブ
ツシユ20とブツシユ18との係合により中間の
1段目ポール10が伸長する。
一方、回転軸12の回転力は、連結部材13、
連結軸14を介して伸縮従動部4側の回転軸1
2′に伝達され、伸縮従動部4側においても結合
ピン70を介して小ギヤ40′が回転され、小ギ
ヤ40′によつて送りギヤ27′が回転されること
により、前述した伸縮駆動部3と同様な作動によ
り伸縮従動部4でも最小径の2段目ポール11′
および中間の1段目ポール10′が同様に伸長す
る。
これにより左右に配置された伸縮駆動部3およ
び伸縮従動部4の各多段伸縮ポールが伸長するこ
とで、各2段目ポール11,11′の先端に備え
た固定台16が所望の高低、前後位置に移動さ
れ、固定台16に固定された移動対象物が所望の
使用位置に移動設置される。
(短縮動作) また、ポールの伸長状態から、電動機6を逆転
駆動させると、電動機6の回転力が前記したと同
様に伸縮駆動部3から伸縮従動部4側に伝達され
て双方の送りギヤ27,27′が第2図の反時計
方向に回転されることより、これに係合する各ド
ライブケーブル21が引込み方向に引寄せられる
ため多段伸縮ポールの2段目ポール11,11′
および1段目ポール10,10′が順に縮小して
移動対象物を収納筐体1側に引寄せ、不使用状態
の収縮位置に移動する。
(クラツチ動作) 上述のような多段伸縮ポールの伸縮による移動
対象物の移動の際に、ポールの伸長限、短縮限に
達した場合など、移動対象物の移動を阻止する過
負荷が作用すると、ウオームホイール34の円錐
孔34aから鋼球36が外れることによりウオー
ムホイール34が空転し、クラツチ板35への回
転力の伝達が行なわれなくなるのでドライブケー
ブル21の送りが停止される。これと同時にウオ
ームホイール34とクラツチ板35の回転方向の
位相がずれ、鋼球36がウオームホイール34の
絶縁樹脂円板(図示省略)と当接して過負荷遮断
回路が開離するので電動機6が停止する。
なお再起動に際し上記過負荷遮断回路と並列に
設けた起動回路の押釦を押圧すれば、その押圧中
は過負荷遮断回路が開いていても起動回路の常開
接点が閉じ、電動機6を起動してウオームホイー
ル34を回転させることができるので、ウオーム
ホイール34とクラツチ板35との相対回転によ
り鋼球33がウオームホイール34の円錐孔34
aに係合してクラツチ板35が結合し、クラツチ
が入ると共に過負荷遮断回路も閉合される。その
後、押釦の押圧力を解除して起動回路の常開接点
を開くことにより何ら支障なしに電動機6の駆動
によるポールの伸縮作動を行なうことができる。
(手動によるポール伸縮動作) さらに電動機6の故障など、何らかの理由によ
つてポールの自動伸縮が不可能になつた場合には
第4図に示す状態から、摘み64を持つてシフタ
軸63を第4図左方に押込むことにより、シフト
フオーク62を介して小ギヤ40が第3図の左方
に移動して小ギヤ40と内歯ギヤ37との噛合い
が外れる。これにより、例えば移動対象物や固定
台16などの適所を持つて手動操作によりポール
を伸縮させることができ、この場合に、電動機6
からウオーム機構およびクラツチ板35までは小
ギヤ40側と切離されているので、比較的小さい
力で手動操作を行うことができる。なお小ギヤ4
0を第3図の左方に移動させても小ギヤ40と送
りギヤ27との噛合、小ギヤ40と回転軸12と
の結合は維持されているので上述した手動操作を
支障なく行なうことができる。
さらに前記摘み64を持つてシフタ軸63を引
出して第4図の状態に戻すことにより、再びポー
ルの自動伸縮が行なえるように、小ギヤ40と内
歯ギヤ37とが噛合い状態となる。そして、上述
したシフタ軸63の操作は、操作部である摘み6
4を、収納筐体1の背面板2に設けた操作用孔6
5に臨ませたので背面板2を外したり、背面板の
孔から工具を挿入したりすることなく容易にしか
も収納筐体1の高電圧部品を接触することなく行
なる。
(本考案に関連する作用) そして、特に本実施例では、多段伸縮ポールを
短縮して移動対象物を不使用の収縮位置に移動さ
せる場合、次の利点が得られる。
すなわちポール短縮時には負荷が小さく、特に
ポールが縮小されるほど軽負荷になる上にポール
の嵌合が深くなつて摺動支持部に作用する摩擦抵
抗も小さくなることから縮小動作が不用意に速く
なる傾向が生じるが、ドライブケーブル21が挿
通される保護筒28には、その終端近くの後半部
に屈折部28bが形成され、この屈折部28bよ
り後段の傾斜部28dにおいてドライブケーブル
21の移動に大きな負荷を与え、且つその内面と
の間で大きな摩擦抵抗が継続して生起するから、
ポールが短縮限近くまで縮小された時、その縮小
速度が抑制される。
この結果、移動対象物が、収納筐体1に引寄せ
られて収縮位置に近づいてもポールが不用意に速
く縮小する現象が起らないから、移動対象物を支
持した固定台16と、収納筐体1との間に、操作
者が手ほどを挾み込まれて怪我をする危険性が回
避できる。
また上述の縮小速度の抑制は、ドライブケーブ
ル21の終端が屈折部28bを越えて傾斜部28
dに入る際の摩擦抵抗を利用したので、手動操作
でポールを短縮させる場合においても同様に、操
作者が移動対象物やこれを支持する固定台16と
収納筐体1との間に手などを挾まれる恐れが少な
く、安全性が大いに向上される。
またさらに上述の縮小速度の抑制によりポール
短縮過程におけるシヨツクや負荷の変動も平均化
できることで、負荷変動に起因する電動機への悪
影響やドライブケーブルと送りギヤとの係合部に
おける破損なども防止できる。
なお上述した実施例ではドライブケーブルの保
護筒28を偏平な角パイプとしたが、本考案は適
宜の形状の保護筒を用いることができる。そして
保護筒28を金属パイプで作る場合には、復元力
が小さいので収納筐体のデツドスペースを利用し
てこれに合せて予め凸状弯曲部、屈折部、傾斜部
を成形したものを用いるか、あるいは保護筒28
をデツドスペースに配置する際に手作業や加工治
具を用いて所望形状に成形する方式にしてもよ
い。また保護筒28を合成樹脂パイプのような復
元力が大きい材料で作る場合には、前記弯曲部に
ついては収納筐体内への取付け時に手作業で弯曲
させ、その復元力を利用して収納筐体内のデツド
スペースに保持させることもでき、屈折部につい
ては強度が必要で、復元してはならないので、加
熱その他の方法で塑性変形させて屈折部を形成す
ることが必要である。前記屈折部はドライブケー
ブルに大きな抵抗を付与する必要があるので保護
筒の材質、形状にかかわらず大きくかつ強い屈折
部とすることが必要である。さらに保護筒の屈折
部により終端側は加工の容易さから前記実施例で
は略直線状の傾斜部としたが、屈折部によつて生
起する負荷を持続させ、ドライブケーブルとの摩
擦抵抗を大きくする部分であるから更に屈折、蛇
行、弯曲などをさせてもよく、直線状ものものは
負荷の変動が少ないという利点もある。
前記実施例では、ドライブケーブル21を保護
筒28内の外周面側にその全長にわたつて密接さ
せて図示してあるが、本考案は、図示のものに限
られるものではない。すなわち、ドライブケーブ
ルは復元性のある材料を用いており、かつ送りギ
ヤによりこれの曲面形状に沿つて送るために或る
程度の曲がりぐせがつき蛇行することもあるが、
このような状態でも差支えない。またドライブケ
ーブルの終端は、多段伸縮ポールの短縮端で或る
程度保護筒の終端から突出するようにすることが
好ましい。これはポールを短縮動作させて短縮端
に達する前に、或る距離をおいて大きな負荷をド
ライブケーブルに生起させるようにするものであ
り、この負荷の発生点がドライブケーブルの終端
部のへの当接位置であるため、大きな負荷が継続
する距離の調整をドライブケーブルの終端の切断
で行えるため、保護筒を一体物とした場合には前
記調整が最も容易であることによる。しかしドラ
イブケーブルの終端部が保護筒の端部から露出す
るので、これを防止するために保護筒の屈折部よ
り終端側を別部材で構成し、これを長さの設定後
に連結固定するようにしてもよい。
前記実施例では、左右一対の伸縮駆動部3と伸
縮従動部4とを備え、左右2組の多段伸縮ポール
を有するものについて述べたが、本考案は1つの
伸縮駆動部と、1組の多段伸縮ポールとを備えた
ものにも適用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、伸縮駆動
部に装着されるドライブケーブル挿通用の保護筒
に屈折部を形成するという簡単な構成で、多段伸
縮ポールの縮小時に生起する急速な縮小現象を抑
制することができ、これにより移動対象物を使用
位置から、不使用の収縮位置に移動させる際など
に、自動または手動に関係なく、そのポール短縮
過程で移動対象物と装置本体との間に使用者が手
などを挾まれる危険位置に近づいてもポールが不
用意に速くスーと縮小する現象を回避できるから
移動対象物と装置本体との間に使用者が手などを
挾み込んで怪我をする危険性が回避でき、使用上
の安全性を向上させることができる。
また上述の縮小速度の抑制によりポール短縮過
程におけるシヨツクや負荷の変動も平均化できる
ことで、負荷変動に起因する電動機への悪影響や
ドライブケーブルと送りギヤとの係合部における
破損なども防止できる。
しかも、その構成は、伸縮駆動部に装着される
ドライブケーブル挿通用の保護筒に屈折部を形成
するという簡単な構成なので、部品数の増加もな
く、また保護筒が収納筐体のデツドスペースに設
置できるために大型化することもなく伸縮駆動装
置の安全性を向上できるという構成上の利点も得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による伸縮駆動装置
の全体を概略的に示す斜視図、第2図は伸縮駆動
部を一部破断して示す縦断側面図、第3図は第2
図−線に沿う断面図、第4図はシフタ部分の
側断面図、第5図は伸縮従動部を一部破断して示
す縦断側面図、第6図は第5図の−線に沿う
断面図、第7図はドライブケーブルの部分展開
図、第8図は第7図の−線に沿う横断面図で
ある。 1……収納筐体、3……伸縮駆動部、4……伸
縮従動部、9,9′……多段伸縮ポールの基本ポ
ール、10,10′……1段目(中間)ポール、
11,11′……2段目(最小径)ポール、21,
21′……ドライブケーブル、28……保護筒、
28a……保護筒の終端部、28b……屈折部、
28c……弯曲部、28d……傾斜部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端に移動対象物を支持した多段伸縮ポールに
    可撓性を有するドライブケーブルの前端部を連結
    し、該ケーブルを伸縮駆動部に備えた送りギヤに
    係合させてケーブルの繰出し、引込みにより多段
    伸縮ポールを伸縮するものにおいて、 上記ドライブケーブルの他端部を挿通する保護
    筒を伸縮駆動部に備え、該保護筒は、始端側の前
    半部ではケーブル移動時に内面との間で生じる摩
    擦抵抗が大きくならないように所定の曲率半径で
    滑らかに弯曲させ、終端近くの後半部に、内部を
    通るケーブルに大きな摩擦抵抗を生起させる屈折
    部を設けて、該屈折部により多段伸縮ポールの短
    縮時の所定縮小距離範囲でドライブケーブルに継
    続した抵抗を与えて縮小速度を抑制するように構
    成してなることを特徴とする伸縮駆動装置。
JP1747381U 1981-02-10 1981-02-10 Expired JPS6326622Y2 (ja)

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