JPS6327708B2 - - Google Patents

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JPS6327708B2
JPS6327708B2 JP53021653A JP2165378A JPS6327708B2 JP S6327708 B2 JPS6327708 B2 JP S6327708B2 JP 53021653 A JP53021653 A JP 53021653A JP 2165378 A JP2165378 A JP 2165378A JP S6327708 B2 JPS6327708 B2 JP S6327708B2
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JP
Japan
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toner
molecular weight
offset
temperature
polytetrafluoroethylene
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Application number
JP53021653A
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English (en)
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JPS54115135A (en
Inventor
Koichi Tanaka
Shigeo Aonuma
Sueko Akasaka
Kenji Kobayashi
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2165378A priority Critical patent/JPS54115135A/ja
Publication of JPS54115135A publication Critical patent/JPS54115135A/ja
Publication of JPS6327708B2 publication Critical patent/JPS6327708B2/ja
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真トナー、特に改良された電子
写真トナー及びその製法に関する。
従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭42−23910号公報、及び
特公昭43−24748号報等に各種の方法が記載され
ているが、一般には、光導電性物質を利用し種々
の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次
いで該潜像をトナーを用いて現像し、必要に応じ
て紙等に粉像を転写したのち、加熱、或いは溶剤
蒸気等により定着し、コピーを得るものである。
電気的潜像をトナーを用いて可視化する方法と
しては、たとえば米国特許第2874063号明細書に
記載されている磁気ブラシ法、同第2618552号明
細書に記載されているカスケード現像法及び同第
2221776号明細書に記載されている粉末雲法等が
知られている。これらのいずれの現像法において
もトナー像の定着が重要な工程であるのはいうま
でもない。
ことに高速複写機への適用を考えた場合、ヒー
トロール定着器を採用するため定着時にトナー像
とヒートロールが加熱溶融状態で接触するためト
ナー像の一部がヒートロール表面に付着して移転
する、いわゆるオフセツトのおこらないことが要
求される。
このようなオフセツトのおこらないトナーを得
ることは、定着器に多くの電力を使わず、しかも
ヒートロールをつかつた高速な複写機という、い
わゆる省力高速複写機への適用を考える時、より
困難な問題に遭遇させる。
即ち、オフセツトのおこらないためにはトナー
に使うバインダーポリマーは出来るだけ強靭であ
ることが要求されるが、一方そのために使用され
る高分子量ポリマーに十分な溶融流動性をもたせ
るためには相当高温までトナーを加熱しなければ
ならないが、このことは省力という要請を満さな
いことになる。すなわち、省力であるためには、
低温で定着することが要求されるが、この要求を
満たすために低い温度でもよく流動するには、ガ
ラス転移点が低いのはもちろん、分子量ができる
だけ低い樹指を使用することが好ましい。しかし
ながら分子量の低い樹指は当然強靭性がなく従つ
てオフセツトを生じ易くなる。
従来、オフセツト防止のためのトナーの強靭化
は、通常約10万以上の平均分子量の高分子量ポリ
マーを用いることによつて行われ、そのような高
分子量ポリマーは通常のラジカル重合法によるビ
ニル系ポリマーにおいて容易に得ることが出来る
のでビニル系ポリマーを用いる場合がない。これ
らの高分子量ビニルポリマーを用いたトナーを低
温で定着させるためには、ポリマーのガラス転移
点をブロツキングをおこさない限り出来るだけ低
く下げるか或いは可塑剤の添加によつて定着温度
を下げる等の方法がある。
しかしながら、これらの方法はただ定着点(完
全に定着の行われる最低温度)を下げるだけでな
くホツトオフセツト温度(オフセツトのおこりは
じめる温度)をも同時に下げてしまい、従つて定
着点とホツトオフセツト温度の間の温度範囲、い
わゆるフユージング・ラツテイチユードを低温側
に移動するだけになるという結果を招く。
このことは、トナーの高温での不安定性による
オフセツト、ストリークスの多発という新たな問
題を生じることによつて定着温度の低温化という
利点を無に帰せしめる。そしてこのホツトオフセ
ト温度が下ることを見越して、ポリマーのガラス
転移点を下げたり、可塑剤を添加する場合、これ
らの方法により定着温度の低下する分を重量平均
分子量の増大により補償すれば、確かにホツトオ
フセツト温度の下降を防止できるが、高分子量化
による高粘度化はガラス転移点降下や可塑剤添加
の効果を減殺せしめ、定着温度の低温化が充分に
なされなくなる。
一方、ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂の様な
縮合系の樹脂はビニル系ポリマーと異りガラス転
移点が低く、しかも低分子量の樹脂を容易に得る
ことができる。このことはこれらの樹脂を使用す
れば低温定着トナーを容易に得さしめることを意
味する。
しかしながらこれらの樹脂は低分子量樹脂であ
るためオフセツトがはげしくヒートロール用トナ
ーとしては使用できない。しかも驚くべきこと
に、これらのポリエステル系やエポキシ系の樹脂
を高分子量化しても分子に屈曲性がないため、耐
オフセツト性に必要な溶融時の弾性的性質が得ら
れず、更に好ましくないことに固体時の強靭性の
みが増大し、着色剤と溶融混合後トナー化するた
めに微粉化する紛砕工程が極めて困難になるとい
う結果をも招来する。ポリエステル系やエポキシ
系の樹脂を使用したヒートロール用トナーが従来
使用されていなかつたのは、上述の様な困難な問
題があつたからである。
一方、トナーをキヤリヤーと混合して現像剤と
して使用する場合を考えると、カスケード法であ
つても、磁気ブラシ法であつても、トナーのみが
現像剤混合物から乗離して直接現像に関与するも
のであるが、その際ドラム上の静電潜像を現像す
る際の効率及び紙等に転写する効率の高低はトナ
ーにとつて極めて重要な問題である。これらの現
像効率、転写効率の改良のためにしばしば帯電コ
ントローラーを添加剤として加える試みが行われ
ているが、その際、帯電コントローラーがトナー
中に均一に分散されないならば所定の効果が得ら
れないか、或いはトナー品質が不安定になる。
樹脂の分子構造中に帯電コントローラー的作用
をもつ官能基を容易に導入できるポリエステル系
或いはエポキシ系の樹脂の場合、上記した帯電コ
ントローラーを外から物理的に混合した場合の様
な帯電コントローラーの分散性の如き問題に悩ま
されなくてすむ。
このような性質がポリエステル系およびエポキ
シ系樹脂を使用したトナーの多くがすぐれた現像
特性を示す理由である。もちろんビニル系ポリマ
ーの側鎖に帯電コントローラー作用をもつ官能基
を導入することによつても、ポリエステル樹脂や
エポキシ樹脂を使用したと同様なすぐれた現像特
性を実現することは可能であるが、スチレン系の
ポリマーにはポリエステル樹脂やエポキシ樹脂に
比べて低いガラス転移点を保持しかつ低分子量化
することに困難が伴うという欠点がある。
したがつてポリエステル樹脂やエポキシ樹脂に
匹敵する低融点トナー材料を得ることは極めて困
難である。ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂のも
つすぐれた低温定着性および現像特性を損わず、
ヒートロール定着において巨大分子量ビニルポリ
マーを用いたトナーと同程度の温度までオフセツ
トのおこらないトナーを得ることへの要請がある
ことは以上の記述によつて充分明らかにされたで
あろう。
又、帯電コントローラー作用のある官能基をも
つビニル系ポリマーでポリエステル樹脂やエポキ
シ樹脂に匹敵する低融点材料が得られるならば、
その低温定着性、現像特性を損わずヒートロール
用トナーを得たいという要請のあることも明らか
になつたであろう。
これらのトナーへの要請は、分子量が極めて低
く、そして軟化点の低い低温融解、高流動性のポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、或いは帯電コン
トローラー作用のある官能基をもつビニル系ポリ
マーと重量平均分子量数十万以上の巨大分子量ポ
リマーのブレンドにおいて、前者を多量成分とす
ることによつて達成される。
具体的には分子量1000〜4000、ガラス転移点が
40〜60℃でそして110℃におけるメルトインデツ
クス(荷重2160gr、オリフイスの内径2.0955±
0.0051mm、長さ8.000±0.025mm)が50〜200gr/
10minの低温融解、高流動性のポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、或いは帯電コントローラー作
用のある官能基をもつビニル系ポリマーと、ガラ
ス転移点35〜60℃で、重量平均分子量が50万以上
の巨大分子量ポリマーから成り、前記低温融解、
高流動性の樹脂を50〜95重量%(含有するトナー
によつて、720型ゼロツクス複写機を使用した定
着テストで約120〜130℃という極めて低い最低定
着温度で、しかもホツト・オフセツテイング温度
が約200℃程度のトナーを容易に得ることができ
る。
しかしながらこれらのトナーは、上記した様な
両極端の性質を示す材料のブレンドから成る為、
組成比のわずかな変動でその特性、特にレオロジ
ー特性が著るしく変動しすぎるという欠点があ
る。
即ち低分子量成分の量のわずかな増加によつて
もオフセツトが甚しく発生し易くなるのである。
一方、高分子量成分が少しでも多過ぎると、最
低定着温度の急な上昇を招き、またトナーを製造
する際の粉砕速度の低下という大きな欠点が生じ
る。
従つて低融点特性、耐オフセツト性、良好な製
造性がバランスされる樹脂組成範囲は極めて狭
く、これはトナーの製造条件に対して通常よりは
るかに厳しい管理を必要とするという望ましくな
い結果を招く。
この様なトナー製造条件の管理の困難さの他
に、上記3種類の特性のバランスを考える限り、
達成できるトナー特性に一つの限界のあることは
避けられない。たとえば、最低定着温度を下げる
ために低分子量成分を増量しても、オフセツト発
生を抑える為にはある程度以上は低分子量成分を
増量できないし、又、充分高いオフセツト温度を
得るために高分子量成分を増量しようとしても最
低定着温度が高くなるという不利益が生じるため
に高分子量成分の増量には限界がある。
従つて本発明の目的は、充分高い分子量のビニ
ルポリマーのみから成るトナーのもつ高温までオ
フセツトのおこらない性質と、充分低分子量でガ
ラス転移点の低いポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、或いは帯電コントローラー作用のある官能基
をもつビニルポリマーのみから成るトナーのもつ
すぐれた低温定着性、現像特性とを併せもつトナ
ーを得るに当り、数%以下の少量の添加剤物質を
加えて耐オフセツト性を改良することを可能にす
ることによつて、上記、両極端の性質を示す材料
からなるトナーの製造安定性、及び各種のトナー
特性を改良する為の組成変更の自由度を広張する
ことを実現することである。
上述の目的は、バインダー樹脂と着色剤とから
なるトナー粒子内部に5重量%以下の繊維化され
たポリテトラフルオルエチレンを含有してなるこ
とを特徴とする電子写真トナーによつて達成さ
れ、この電子写真トナーはフイブリル化可能な少
量の粉末状ポリテトラフルオルエチレンをトナー
製造の溶融混練時にトナー重量に対し5%以下、
好ましくは0.01〜1.0%を加え、この混合物をイ
ンテンシブミキサー中で混練して該ポリテトラフ
ルオルエチレンを繊維化することによつて製造さ
れる。
繊維化された微粉末ポリテトラフルオルエチレ
ンをトナー粒子に分散させて使用することは周知
の事実である。たとえば特開昭52−23941号公報
にその使用が開示されている。しかしながらその
使用目的は、光導電体の表面上におけるトナー被
膜の形成を減少させることであり、本発明の課題
とする様なトナーのレオロジー特性の改良のため
ではない。
又、ここに開示されている微粉末ポリテトラフ
ルオルエチレンの繊維化の方法はすでにトナーと
なつている微粉末にポリテトラフルオルエチレン
微粉末を混合し、ポリテトラフルオルエチレン微
粉末繊維化のための処理をその混合物にほどこす
ものである。
本発明は、トナー製造工程においてバインダー
樹脂と着色剤を均一に混合するために必ず通過し
なければならない熱とせん断力の加えられる溶融
混練工程においてポリテトラフルオルエチレンを
繊維化する方法を提供するものであつて、このよ
うなポリテトラフルオルエチレンの繊維化方法は
従来全く予想さえもされなかつた新規卓抜なる方
法である。すなわち、本発明方法により適当な量
のポリテトラフルオルエチレン微粉末をバインダ
ー樹脂および着色剤と混合し、この混合物をイン
テンシブミキサーで溶融混練後、微粉化して得ら
れたトナー中のポリテトラフルオルエチレンの分
散状態を走査型電子顕微鏡で観察すると、トナー
系全体にゆきわたつたポリテトラフルオルエチレ
ン繊維にトナー粒子がトラツプされている状態を
見ることができる。
本発明は、ポリテトラフルオルエチレンの繊維
化をトナー製造工程中で行うという極めて新規な
発見に基づくものであり、そして本発明者等は驚
くべきことに数%以下、通常は1%以下のポリテ
トラフルオルエチレンの添加によつて、他の特性
に影響を与えずトナーのホツトオフセツテイング
温度を上昇させ得ることを見出して本発明を完全
するに至つたのである。
繊維化されたポリテトラフルオルエチレンの存
在によつてトナーのホツトオフセツテイング温度
が上昇するのは、耐オフセツト性のためにトナー
に要求される、トナー系全体をゆるく大きく架橋
し或いは絡み合わせるという条件を、繊維化ポリ
テトラフルオルエチレンが満たすためと考えられ
る。
繊維化ポリテトラフルオルエチレンが余りに密
に架橋したり或いは絡み合いすぎると溶融流動性
が悪くなり、このことは定着性に悪影響を与える
のみならず、耐オフセツト性に必要な弾性的性質
の発現をも阻害する。
トナー系の絡み合いや架橋が局所的にしか存在
しない場合も上述と同様の理由で好ましくない。
本発明方法によれば、トナーの耐オフセツト性
に必要な、トナー系全体をゆるく大きく架橋し或
いは絡み合うという条件が数%以下の繊維化され
たポリテトラフルオルエチレンによつて達成され
ることは極めて重要なことである。
このような少量の繊維化ポリテトラフルオルエ
チレンによつてオフセツテイングラツテイチユー
ドが改良され、他のトナー特性には全く悪影響の
ないことは、トナーの主バインダーポリマーの組
成はほとんど低温定着性、製造性を主眼に決める
ことができることを意味し、従つて前記した低温
定着性、製造性、耐オフセツト性のバランスは比
較的容易に達成できる。即ち耐オフセツト性をあ
る程度犠牲にしても低分子量成分を多量に加える
ことによつて充分な低温定着性、好製造性が可能
になり、又、この様に低分子量成分を必要により
やゝ過剰に加えておくことによつて若干の組成変
動によつても定着温度が高くなることのない製造
安定性を達成し得る。
そして過剰量の低分子量成分の存在によるオフ
セツテイング温度の低下は、繊維化ポリテトラフ
ルオルエチレンによつて防止されることになるの
である。
ここで使用される繊維化の可能なポリテトラフ
ルオルエチレンは米国ハーシヨウ社製のダスト制
御用ポリテトラフルオルエチレンが適している
が、本発明方法によつてトナー中に導入された上
記ポリテトラフルオルエチレンは何らダスト制御
作用を示さない。
上記ポリテトラフルオルエチレンには、水性コ
ロイド分散型と微粉末型があるが、本発明の目的
に対しては微粉型のものが適している。
繊維化の可能なポリテトラフルオルエチレン微
粉末を添加することによつてオフセツテイングラ
ツテイチユードを改良することを目的とする本発
明方法は、低温定着性、製造性、耐オフセツト性
をバランスさせることの困難な、極低分子量ポリ
マーと超高分子量ポリマーとのブレンドをバイン
ダーポリマーとする様なトナーにおいて特に有効
であり、単に耐オフセツト性のみを改良すればよ
い場合には、使用するバインダーポリマーの重量
平均分子量を増大することによつても充分に目的
は達成される。しかしながらこのような場合に、
架橋反応を利用しなければ達成されない様な大き
な重量平均分子量を必要とするときには、一般に
重合時に架橋反応を制御することはむずかしいの
で使用するポリマーの分子量がロツト間でばらつ
き、耐オフセツト性を一定にコントロールできな
いという問題に遭遇する。
この様な場合、ポリマーの分子量は重合時に制
御できる程度の大きさにとどめておき、繊維化ポ
リテトラフルオルエチレンのヘナー系への導入に
よつてあたかも架橋ポリマーと同等のレオロジー
特性を発揮させることができる。こうすることに
よつて上記した架橋ポリマー使用時におけるロツ
ト間のバラツキの様な問題から解放される。
本発明のトナーにおいては、任意の適当な顔料
又は染料がトナー粉末に対する着色剤として使用
できる。トナー着色剤は周知のものであつて、た
とえばカーボンブラツク、ニグロシン染料、アニ
リンブルー、アルコオイルブルー、クロームエロ
ー、ウルトラマリーンブルー、モノリンエロー、
メチレンブルークロリド、フタロシアニンブル
ー、マラカイトグリーンオクサレート、ランプブ
ラツク、ローズベンガル及びそれらの混合物など
がある。顔料又は染料はそれが紙上で明瞭に目視
できる像を形成する様にトナーを強力に着色する
のに充分な量でトナー中に存在していなければな
らない。かくしてたとえば印書された文書の従来
のゼログラフ複写が所望されている所ではトナー
は例えばカーボンブラツクの如き黒色顔料、又は
アマプラストブラツク染料の如き黒色染料を用い
て形成されてもよい。顔料は着色されたトナーの
全重量を基礎にして重量で約3〜20%の量で使用
することが望ましい、若し使用するトナー着色剤
が染料である時には極く少量の着色剤を使用すれ
ばよい。
本発明に係るトナーは任意の周知のトナー混合
法及び粉砕法によつて作られる。例えばすべての
成分を配合し混合し、かつ粉砕することによつて
全成分を充分に混合し、次いで得られた混合物を
微粉化する。トナー粉末を形成する他の周知方法
においては着色剤、樹脂、及び溶媒をボールミル
にかけ、そのトナー調合品混合物を噴霧乾燥させ
る。
本発明に係る電子写真トナーをカスケード現像
法、磁気ブラシ現像法、C.シエル現像法などによ
つて使用する為には、該トナーは、重量百分率で
あらわした平均粒度が約30ミクロン以下でなけれ
ばならず、最適結果を生むためには、この平均粒
度が約4〜20ミクロンの間にあることが望まし
い。粉末雲現像法において使用する為には1ミク
ロンよりもわずかばかり小さい粒径のものが望ま
しい。
カスケード現像法、磁気ブラシ現像法、C−シ
エル現像法などで使用される被覆されたキヤリヤ
及び被覆されていないキヤリヤは周知であるが、
トナー粉末がキヤリヤ粒子に付着してそれらを包
囲するようにキヤリヤー粒子がトナー粉末と密接
に接触させられる時に、トナー粉末がキヤリヤ粒
子の電荷とは反対極性の電荷を獲得するものであ
ればキヤリヤ粒子は任意の適当な材料で形成され
てもよい。
従つて本発明に係るトナーは、従来の光導電性
表面を含んだ任意の適当な静電潜像を帯びた表面
上で静電潜像を現像する為に通常のキヤリヤーと
混合して使用される。
下記の実施例は本発明に係るトナーの実施態様
を具体的に示すものであるが、本発明がこれら実
施例のみに限られるものでないことは勿論であ
る。なお比較例を示して本発明によるトナーの優
れた作用効果を一層明瞭にした。
比較例 1 ビスフエノールAと無水マレイン酸から成るポ
リエステル樹脂(ガラス転移点50℃、メルトイン
デツクス100(110℃)、数平均分子量2000)63部、
スチレンブタジエン共重合体(数平均分子量
20000、重量平均分子量150万、ガラス転移点40
℃)27部およびカーボンブラツク10部をよく混合
し、インテンシブミキサー中に油圧7.0Kg/cm2
コンプレツサー圧5.0Kg/cm2で圧入し、ミキサー
内温度80℃で5分間混練した。
これをミキサーより取り出した後、冷却し、適
当に砕き、自由ミルで数百μに粗粉砕した後、ジ
エツトマイザー(日本ニユーマチツク工業K.K.
製)で空気圧6.3Kg/cm2、供給量1.0Kg/hrで微粉
砕して平均粒径12μの微粉末を得、これをトナー
とした。
上に得たトナーをDSP鉄粉キヤリヤと混合し、
720型ゼロツクス複写装置で定着点とオフセツト
点を測定したところ、125℃と極めて低温で定着
し、しかも200℃までオフセツトが発生しなかつ
た。
比較例 2 ビスフエノールAと無水マレイン酸から成るポ
リエステル樹脂(ガラス転移点50℃、メルトイン
デツクス100(110℃)、数平均分子量2000)72部、
スチレンブタジエン共重合体(数平均分子量
20000、重量平均分子量150万、ガラス転移点40
℃)18部およびカーボンブラツク10部をよく混合
しインテンシブミキサー中に油圧7.0Kg/cm2、コ
ンプレツサー圧5.0Kg/cm2で圧入し、ミキサー内
温度80℃で5分間混練した。
これをミキサーより出した後、冷却し、適当に
砕き、自由ミルで数百μに粗粉砕した後、ジエツ
トマイザーで空気圧6.3Kg/cm2、供給量3.0Kg/hr
で微粉砕すると平均粒径12μの微粉末が得られ、
比較例1の場合と比較して3倍の粉砕速度が達せ
られた。
しかし上に得たトナーをDSP鉄粉キヤリヤー
と混合し、720型ゼロツクス複写装置で定着点と
オフセツト点を測定したところ、最低定着温度は
115℃と比較例1の場合と比較して更に10℃低い
最低定着温度が得られたが、165℃でオフセツト
が発生し、フユージングラツテイチユードは比較
例1よりかえつて狭くなつてしまつた。
比較例 3 エポキシ樹脂E−1004(シエル化学K.K.製)63
部とスチレンブタジエン共重合体(数平均分子量
1万5000、重量平均分子量200万、ガラス転移点
40℃)27部、カーボンブラツク10部をよく混合し
インテンシブミキサー中に油圧7.0Kg/cm2、コン
プレツサー圧5.0Kg/cm2で圧入し、ミキサー内温
度80℃で5分間混練した。
これをミキサーより取り出した後、冷却し適当
に砕き自由ミルで数百μに粗粉砕した後、ジエツ
トマイザーで、空気圧6.3Kg/cm2、供給量3.0Kg/
hrで微粉砕することによつて、平均粒径12μの微
粉末を得ることができた。
しかし上に得たトナーをDPS鉄粉キヤリヤー
と混合し720型ゼロツクス複写装置で定着点とオ
フセツト点を測定したところ、125℃で充分定着
したが160℃でオフセツトが見られた。
比較例 4 スチレン−アリルアルコール共重合体RP−450
(シエル化学K.K.製)72部、スチレンブタジエン
共重合体(数平均分子量1万8000、重量平均分子
量230万、ガラス転移点40℃)18部およびカーボ
ンブラツク10部をよく混合し、インテンシブミキ
サー中に油圧7.0Kg/cm2、コンプレツサー圧5.0
Kg/cm2で圧入し、ミキサー内温度80℃で5分間混
練した。
これをミキサーより取り出した後、冷却し、適
当に砕き、自由ミルで数百μに粗粉砕した後、ジ
エツトマイザーで空気圧6.3Kg、供給量6.0Kg/hr
で微粉砕して平均粒径12μの微粉末を得ることが
できたが、比較例1の場合と比較して6倍、比較
例2および3の場合と比較しても2倍の粉砕速度
が達成された。
しかしながら上に得たトナーをDSP鉄粉キヤ
リヤーと混合し、720型ゼロツクス複写装置で定
着点とオフセツト点を測定したところ、120℃で
定着したが160℃でオフセツトが発生してしまつ
た。
実施例 ビスフエノールAと無水マレイン酸から成るポ
リエステル樹脂(ガラス転移点50℃、メルトイン
デツクス100(110℃)、数平均分子量2000)72部、
スチレンブタジエン共重合体(数平均分子量
20000重量平均分子量150万、ガラス転移点40℃)
18部およびカーボンブラツク10部から成るポリマ
ー着色剤混合物100部に対しポリテトラフルオル
エチレン微粉末としてテフロンK−10J(三井フロ
ロケミカルK.K.製)1部を加え、よく予備混合
したのち、インテンシブミキサー中に油圧7.0
Kg/cm2、コンプレツサー圧5.0Kg/cm2で圧入し、
ミキサー内温度80℃で5分間混練した。これをミ
キサーより出した後、冷却し、適当に砕き、自由
ミルで数百μに粗粉砕した後、ジエツトマイザー
で空気圧6.3Kg/cm2、供給量3.0Kg/hrで微粉砕し
て平均粒径12μの微粉末を得たが、テフロンK−
10Jを加えない場合と粉砕性はかわらなかつた。
上に得たトナーをDSP鉄粉キヤリヤーと混合
し720型ゼロツクス複写装置で定着点とオフセツ
ト点を測定したところ、最低定着温度は115℃と
テフロンK−10Jを加えない場合とかわらなかつ
たが、200℃までオフセツテイングは見られず、
テフロンK−10Jによるフユージングラツテイチ
ユードの改良は顕著であつた。
実施例 エポキシ樹脂E−1004 63部、スチレンブタジ
エン共重合体(数平均分子量1万5000、重量平均
分子量200万、ガラス転移点40℃)27部およびカ
ーボンブラツク10部からなる混合物100部に対し、
テフロンK−10J1部を加えよく予備混合したのち
インテンシブミキサー中に油圧7.0Kg/cm2、コン
プレツサー圧5.0Kg/cm2で圧入し、ミキサー内温
度80℃で5分間混練した。
これをミキサーより取り出した後、冷却し、適
当に砕き、自由ミルで数百μに粗粉砕した後、ジ
エツトマイザーで空気圧6.3Kg/cm2、供給量3.0
Kg/hrで微粉砕することによつて平均粒径12μの
微粉末を得ることができ、テフロンK−10Jを加
えない場合と粉砕性はかわらなかつた。
上に得たトナーをDSP鉄粉キヤリヤーと混合
し、720型ゼロツクス複写装置で定着点とオフセ
ツト点を測定したところ、125℃で充分定着し195
℃までオフセツトは発生しなかつた。テフロンK
−10Jは最低定着温度には影響を与えずホツトオ
フセツテイング温度を上昇させることが判明し
た。
実施例 スチレンーアリルアルコール共重合体RP−450
(シエル化学K.K.製)72部、スチレンブタジエン
共重合体(数平均分子量1万8000、重量平均分子
量230万、ガラス転移点40℃)18部およびカーボ
ンブラツク10部からなる混合物100部に対し、テ
フロンK−10J(三井フロロケミカルK.K.製)1
部を加え、よく予備混合した後、インテンシブミ
キサー中に油圧7.0Kg/cm2、コンプレツサー圧5.0
Kg/cm2で圧入し、ミキサー内温度80℃で5分混練
した。
これをミキサーより取り出した後、冷却し、適
当に砕き、自由ミルで数百μに粗粉砕した後、ジ
エツトマイザーで空気圧6.3Kg/cm2、供給量6.0
Kg/hrで、微粉砕して平均粒径12μの微粉末を得
ることができ、テフロンK−10Jを加えない場合
と同じ粉砕速度が達せられた。
上に得たトナーをDSP鉄粉キヤリヤーと混合
し、720型ゼロツクス複写機装置で定着点とオフ
セツト点を測定したところ、120℃で充分定着し
195℃までオフセツトが発生しなかつた。
以上本発明を特にその好ましい具体例を引用し
て詳細に記載したが、本発明の思想及び範囲内に
おいて変更及び改良を施し得ることは言うまでも
ない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バインダー樹脂と着色剤からなるトナー粒子
    内部に5重量%以下の繊維化されたポリテトラフ
    ルオルエチレンを含有してなることを特徴とする
    電子写真トナー。 2 バインダー樹脂と着色剤から成る混合物に、
    繊維化の可能なポリテトラフルオルエチレンを該
    混合物に対して5重量%以下の量で混合した後、
    溶融混練することによりトナー製造工程中で該ポ
    リテトラフルオルエチレンを繊維化することを特
    徴とする電子写真トナーの製法。
JP2165378A 1978-02-28 1978-02-28 Electrophotographic toner composition and production Granted JPS54115135A (en)

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