JPS63286523A - 加工性の良好な高強度Zn−Al系複合溶融めっき鋼板の製造方法 - Google Patents

加工性の良好な高強度Zn−Al系複合溶融めっき鋼板の製造方法

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JPS63286523A
JPS63286523A JP12029187A JP12029187A JPS63286523A JP S63286523 A JPS63286523 A JP S63286523A JP 12029187 A JP12029187 A JP 12029187A JP 12029187 A JP12029187 A JP 12029187A JP S63286523 A JPS63286523 A JP S63286523A
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Hirohisa Ohama
大浜 煕久
Kenichi Shinoda
研一 篠田
Koji Omosako
浩次 面迫
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は引張強さが45〜60kgf / IIIm”
で、かつ降伏比が0.85未満の加工性および耐腐食性
が優れた高強度Zn −Al系複合溶融めっき鋼板の製
造方法に関する。
〈従来技術とその問題点〉 自動車業界では自動車の安全性を犠牲にしないで燃費改
善を目的とした軽量化のため高強度鋼板の要求が強く、
さらに防錆力の向上の要求も強い。
また建築用材料においても強度および防錆力の優れた材
料への要求が強く、このため防錆力の優れた高強度溶融
めっき鋼板への期待も大きい。
さらに近年、この高強度溶融めっき鋼板に対する加工性
の改善要求も高まってきた。
従来、 NbやTiなどの析出硬化型元素を利用した高
張力鋼板は降伏比が高く、伸びフランジ加工性など充分
な冷間成形性が得られないという欠点があった。また、
SiとMnなどの固溶硬化型元素を利用した高張力鋼板
は析出硬化型に比べ降伏比が低く、冷間成形性も良好で
あるが、溶融めっき、例えばシーラス型の連続亜鉛めっ
き装置ならびに無酸化炉方式の連続溶融亜鉛メッキ装置
による亜鉛めっき鋼板の製造において、Siが0.1%
を越える固溶硬化型の高張力鋼ではFeと81の酸化物
が鋼表面に生成し、これが還元工程においても十分除去
されず、鋼表面に残存したままめっき処理されるため、
不めっきが生じるという大きな欠点を有する。
また、最近の大気環境の悪化に伴ない、これまでの亜鉛
めっき鋼板では鋼板の防錆力が充分でなく、耐食、耐候
寿命が低下してきた。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者等はこのような問題点を解決するため鋭意研究
の結果、亜鉛めっきより防錆力の優れたZn −A(I
系複合溶融めっき−おいてZn −Afl系複合溶融め
っき性を阻害するSi量を極力低め、これに代わる強化
元素としてPを添加し、さらに熱間圧延時の冷却条件を
制御することにより降伏比が0.85未満で、かつ、引
張強さが45〜60kgf/ ml112で強度延性バ
ランスがよく、冷間成形性および耐腐食性も良好な高強
度Zn −Al系複合溶融めっき鋼板の製造方法を見出
した。
〈発明の構成〉 すなわち、本発明によれば C: 0.05−0.15%、Si : 0.10%以
下、Mn : 0.60〜1.50%、P : 0.0
35〜0.100%、S : 0.015%以下、必要
によりCaおよび/またはREMを0.001−0.0
08%を含み、残部が鉄及びその他年可避的不純物から
なる鋼を、850℃以上の仕上り温度で熱間圧延後。
15〜b 温度で巻取り、酸洗後、Zn−Al系複合溶融めっきを
行なうことにより加工性、耐腐食性の良好な高強度Zn
 −Al系溶融めっき鋼板を得る点に特徴を有する。
本発明において、Zn−Al系とはZnを主体として1
0%以下のAlと少量のMgおよび/またはREM等を
含む合金を意味する。
次に本発明方法における鋼組成ならびに製造条件を限定
した理由を述べる。
C(炭素) Cは本発明鋼において、その加工性と溶接性を良好にす
る意味で、できるだけ低くする方が好ましい。しかしC
含有量が0.05%未満では溶融亜鉛メッキ後の引張強
度が45kgf/mm2以上を得ることが困難である。
また0、15%を越えて添加すると、本発明における熱
延条件範囲内でベイナイト状の組織が多量に生成し、6
0kgf / mm2を越える引張強度ならびに0.8
5以上の降伏比となり、冷間加工性が大幅に低下するの
で、C含有量は0.05〜0.15%に限定した。
Si (珪素) Siは強度を向上させる目的では好ましい元素ではある
が、シーラス型および無酸化炉方式の溶融亜鉛めっき鋼
板の製造においては、Si量が0.10%を越えると不
メッキの発生が著しくなるので、Si量は0.10%以
下に限定した。
Mn (マンガン) Mnは鋼材の強度を確保する上で重要な元素であるが、
その含有量が0.60%未満では所望の強度が得られず
、他方、1.50%を越えて含有すると溶接継手部の強
度の上昇が大きくなり、靭性が劣化するのでMn含有量
は0.60〜1.50%に限定した。
P (りん) Pは本発明鋼の特徴的な元素である。すなわち、Zn 
−AI2系複合溶融めっき性を改善するためSi含有量
を0.10%以下に限定したため、Siに代わる強化元
素としてPを用いる。本発明鋼の目的とする引張強さ4
5kgf / mm2以上を確保するにはP含有量は最
低0.035%必要である。なお、0.035〜0.1
00%の範囲内ではP含有量の増加によりフェライト変
態反応が促進されるため、ボリゴナルなフェライトとパ
ーライトの組織になり良好な延性を示す。
しかし、0.100%を越えて添加するとZn −Af
i系複合溶融めっき鋼板の衝撃遷移温度が上昇し、鋼材
の脆化が見られるようになるので、P含有量は0.03
5〜0.100%の範囲に限定した。
S(いおう) Sは不可避的不純物として鋼中に招来される元素である
が、過剰のS(±展伸した硫化物系介在物を生成させ、
Zn −1系複合溶融めっき鋼板の冷間加工性、特に伸
びフランジ性を低下させるので、S含有量は0.015
%以下に限定した。
Ca (カルシウム)とREM (希土類元素)Caお
よび/またはREMの添加は展伸した硫化物系介在物を
球状の介在物に形態を変えるのに有効であり、材料の異
方性が改善される。このため、Zn −Al系複合溶融
めっき鋼板の伸びフランジ成形性など冷間加工性の改善
にCaまたはREMのうち1種を添加する。Caおよび
/またはREMの添加量が合計で0.001%未満では
介在物の球状化効果がなく、o、oos% を越えて添
加してもその効果は飽和するのでCaおよび/またはR
EMの添加量はo、oot−o、ooa%に限定した。
上記の目的のためにはCaとREMは均等物である。
圧延仕上り温度 圧延仕上り温度850℃以上は通常実施されるところで
あって本発明に固有の限定ではない。
冷却速度 仕上スタンドから巻取機までの間の冷却速度は、本発明
鋼板の引張強度をコントロールするために重要である。
この冷却速度が15℃/秒未満の遅い場合には得られる
金属組織がフェライトとパーライトの顕著な帯状組織と
なり、低強度にもかがわらずZn−Al系複合溶融めっ
き鋼板の冷間成形性が低下する。また、冷却速度が60
℃/秒を越えるような速い冷却になるとベイナイト組織
の生成が多くなり、延性の低下、冷開成形性の低下が著
しくなるので、仕上圧延後の冷却速度は15〜bに限定
した。
巻取温度 巻取温度は仕上圧延後の冷却速度と共に、Zn−Al系
複合溶融めっき鋼板の引張強度、冷開成形性などに強く
影響する。巻取温度が470℃未満の低い温度で巻取る
とフェライト、パーライト変態が完了しなく、ベイナイ
ト組織の生成が多くなり、Zn −Al系複合めっき鋼
板の引張強さが60kgf / ml112を越え、伸
びの低下、冷n■成形性の劣下が顕著となる。これに対
し、680℃を越える高い温度で巻取ると得られる金属
組織はフェライト、パーライトの顕著な帯状組織になる
とともにPによる脆化も認められるようになり、Zn 
−Al系複合めっき鋼板の冷間成形性及び靭性の低下が
顕著になる。したがって均一なフェライト、パーライト
組織を得、良好な冷間成形性と靭性を得るために、巻取
温度は470〜680℃の温度範囲に限定した。
次に実施例により本発明の効果をさらに説明する。
実施例1 転炉によって表1に示すSi含有量の異なる鋼を溶製し
、連続鋳造により約11トンのスラブとし。
熱間圧延時の仕上温度を880℃、仕上圧延の最終スタ
ンドを出た後、平均冷却速度32℃/秒で冷却し、62
5℃で巻取って厚さ3.0+amのコイルとした。
この熱延鋼帯を酸洗後、無酸化炉方式の連続溶融亜鉛め
っき装置により、450℃に保持したZn−4%Al 
−0,1%Mgめっき浴中で、めっき付着量片面45g
/、2の目標でめっき処理を行なった。
このめっき鋼帯をシャーで長さ1829mmに切断し不
めっき発生率を測定して表1に示した。
Si含有量が0.10%を超えると不めっき発生による
2R格落率は急激に増加することが明らかである。
実施例2 転炉によって表2に示す成分の鋼を溶製し、連続鋳造に
より11)−ンスラブとし、熱間圧延時の仕上温度を8
60〜890℃、仕上圧延の最終スタンドを出た後平均
冷却速度29〜45℃/秒で冷却し、500〜620℃
で巻取って厚さ3.0mmの熱延鋼帯を製造した。
この熱延鋼帯をシーラス型溶融亜鉛めっき装置で酸洗後
、450℃に保持したZn−4%Al −0,1%Mg
のめっき浴中で、めっき付着量片面45g7m”の目標
でめっき処理を行なった。
このめっき鋼板の機械的性質、冷開成形性(穴拡比)、
2mmVノツチ試験片による破面遷移温度、不めっきに
よる2級格落率の結果を表3に示した。
C1Mn、Pが本発明法の範囲よりも低い&5の鋼は本
発明法の熱延条件で圧延しても引張強さは本発明法にお
ける目標の45kgf/mm”の強度は得られない。
Pが本発明法の範囲よりも高いNα9の鋼はフェライト
変態が促進されフェライト量の多い組織となり良好な伸
びを示すが、衝撃試験による破面遷移温度は一40℃で
、P含有量が本発明法範囲の鋼種に比べ高く、Pによる
脆化が見られる。
Cが本発明法の範囲より高いNα10の鋼は本発明法範
囲の熱延条件においても、ベイナイト組織が多く生成し
、この結果引張強さは60kgf / mm”を越え、
降伏比も0.87と高く穴拡げ比も小さく冷開成形性の
低下も顕著である。さらに破面遷移温度も高い。
これに対し、本発明法範囲内のNα6.7.8の各鋼は
いずれも降伏比が0.8より低く、伸びも良好であり、
この結果穴拡げ比も高く良好な冷間成形性を示す。また
衝撃破面遷移温度も低い。本発明法の中でも特にCaを
添加したNα8の鋼は非金属介在物の形態が球状になり
、機械的性質の異方性の改善が見られ、穴拡げ比が2.
1と高くなり冷開成形性の改善が顕著に認められる。
なお、N05〜10の鋼のSi量はいずれも0.10%
以下のため、不メッキの発生は無く、良好なめっき性を
示した。
実施例3 表2に示すNα8の鋼種のスラブを用い、熱間圧延温度
825〜880℃、仕上圧延の最終スタンドを出た後、
平均冷却速度17〜b 690℃の温度で巻取って厚さ3.0mmの熱延鋼帯を
製造した。
この熱延鋼帯をシーラス型溶融亜鉛めっき装置で酸洗後
、450℃に保持したZn −4%Al−(1,1%K
gのめっき浴中で、めっき付着量片面45g/+m”の
目標でめっき処理を行なった。得られためっき鋼板の材
料特性を表4に示した6 Nα11は巻取温度が本発明法より高く、このため、引
張強さは本発明法が目標とする45kgf / ma+
”を越える強度が得られない。さらに、得られる金属組
織もフェライトとパーライトの帯状組織を示し、伸びが
良いにもかかわらず穴拡げ比が良くない。
&15の冷却速度が62℃/秒と速い比較法の場合には
、冷却速度が速いため巻取温度も低くなり、ベイナイト
組織の生成が多くなるので、引張強さも60kgf /
 、ll12を越えるようになり、降伏比も0.85以
上になり穴拡げ比が急激に低下して冷開成形性の劣化が
顕著になる。
これに対しNα12〜14の冷却速度が20〜60℃5
巻取温度が470〜680℃の範囲の本発明方法の場合
はフェライトとパーライトからなる組織を示し、伸びも
良好で穴拡げ比も高く、良好な冷間成形性を示す。
く効 果〉 本発明法はZn −Al系複合溶融めっき処理において
良好なめっき性を示し、引張強さが45〜60kgf/
llm2級の加工性および耐腐食性の優れた高強度Zn
 −Al系複合溶融めっき鋼板を自動車、建材用向材料
として提供できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C:0.05〜0.15%、 Si:0.10%以下、 Mn:0.60〜1.50%、 P:0.035〜0.100%、 S:0.015%以下、 残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を850℃以
    上の仕上がり温度で熱間圧延し、15〜60℃/秒の冷
    却速度で冷却し、470〜680℃の温度で巻取り、酸
    洗後、Zn−Al系複合溶融めっきを行なうことからな
    る、加工性ならびに耐腐食性の優れた高強度Zn−Al
    系複合溶融めっき鋼板の製造方法。 2、C:0.05〜0.15%、 Si:0.10%以下、 Mn:0.60〜1.50%、 P:0.035〜0.100%、 S:0.015%以下、 Caおよび/またはREM合計0.001〜0.008
    %、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を850
    ℃以上の仕上がり温度で熱間圧延し、15〜60℃/秒
    の冷却速度で冷却し、470〜680℃の温度で巻取り
    、酸洗後、Zn−Al系複合溶融めっきを行なうことか
    らなる、加工性ならびに耐腐食性の優れた高強度Zn−
    Al系複合溶融めっき鋼板の製造方法。
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