JPS63290560A - 歯科技工用スペ−サ材料 - Google Patents
歯科技工用スペ−サ材料Info
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- JPS63290560A JPS63290560A JP62126335A JP12633587A JPS63290560A JP S63290560 A JPS63290560 A JP S63290560A JP 62126335 A JP62126335 A JP 62126335A JP 12633587 A JP12633587 A JP 12633587A JP S63290560 A JPS63290560 A JP S63290560A
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- curing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、歯科技工用スペーサ材料に関する。
〈従来の技術〉
従来、部分床義歯の製作に際しては、該義歯とこれに隣
接する天然歯との間の空隙、即ち天然歯のアンダーカッ
ト部に対応する空隙に予め石膏を゛充填することが行わ
れる。これは、製作された部分床義歯の自然歯間への着
脱を可能にするためのもので、通常ブロックアウト材と
呼ばれる。
接する天然歯との間の空隙、即ち天然歯のアンダーカッ
ト部に対応する空隙に予め石膏を゛充填することが行わ
れる。これは、製作された部分床義歯の自然歯間への着
脱を可能にするためのもので、通常ブロックアウト材と
呼ばれる。
一方最近義歯床裏面に弾性裏装材を被着し、義歯の安定
性を改善する方法が提案されている。本発明者等は、こ
の種弾性裏装材に関し特開昭61−255652号に開
示の発明をしている。かかる弾性裏装材を有する義歯の
製作に際しては、まず患者の口腔内から印象採得した顎
模型を石膏にて形成し、この顎模型上の所定部位に熱硬
化性可塑材よりなるスペーサ材料を薄膜状に載せ、爾後
ここに形成される裏装材の形状が決定される。上記公報
において本発明者等は、かかるスペーサ材料の一例とし
て歯科用途重合樹脂、光重合樹脂、プラスチソり粘土等
の熱硬化性樹脂材料を挙げている。
性を改善する方法が提案されている。本発明者等は、こ
の種弾性裏装材に関し特開昭61−255652号に開
示の発明をしている。かかる弾性裏装材を有する義歯の
製作に際しては、まず患者の口腔内から印象採得した顎
模型を石膏にて形成し、この顎模型上の所定部位に熱硬
化性可塑材よりなるスペーサ材料を薄膜状に載せ、爾後
ここに形成される裏装材の形状が決定される。上記公報
において本発明者等は、かかるスペーサ材料の一例とし
て歯科用途重合樹脂、光重合樹脂、プラスチソり粘土等
の熱硬化性樹脂材料を挙げている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上記前者の例におけるブロックアウト材として使用され
る石膏は、すぐに硬化が始まりその時間が比較的はやい
ことから、作業時間が限られ、多数個の部分床義歯の製
作作業を一度に行うことは不可能であること及び硬化さ
せるには模型を水に浸す必要があり、このことは爾後の
作業に悪影響を及ぼすことがある等の問題があった。
る石膏は、すぐに硬化が始まりその時間が比較的はやい
ことから、作業時間が限られ、多数個の部分床義歯の製
作作業を一度に行うことは不可能であること及び硬化さ
せるには模型を水に浸す必要があり、このことは爾後の
作業に悪影響を及ぼすことがある等の問題があった。
また上記後者の例における弾性裏装材のためのスペーサ
材料として、次のような特性が要求される。
材料として、次のような特性が要求される。
(イ)常温下(15℃)で、指及びスパチュラ等器具に
よる細工が容易なこと。即ち適度な可塑性を有すること
。
よる細工が容易なこと。即ち適度な可塑性を有すること
。
(ロ)約100〜130℃程度の加熱雰囲気下において
、約30秒ないし3分程度で硬化し、細工された形状が
維持されること。
、約30秒ないし3分程度で硬化し、細工された形状が
維持されること。
(ハ)N後事装材を充填し、硬化させた後、除去が容易
であること。即ち手作業で簡単に破壊できるほど脆いこ
と。
であること。即ち手作業で簡単に破壊できるほど脆いこ
と。
等である。
上記公報にこのスペーサ材料の一例として開示した歯科
用徐重合樹脂は、作業中に硬化が始まり作業時間が短時
間に制限されるという問題がある。
用徐重合樹脂は、作業中に硬化が始まり作業時間が短時
間に制限されるという問題がある。
また光重合樹脂は、硬化させるために紫外線照射装置が
必要であるという問題がある。またこれら2種の材料を
含め市販のプラスチック粘土は、可塑状態が歯科技工作
業に通しておらず、硬化時間及び硬化後の形状維持性、
破壊のし易さ等においても未だ十分なものではない。
必要であるという問題がある。またこれら2種の材料を
含め市販のプラスチック粘土は、可塑状態が歯科技工作
業に通しておらず、硬化時間及び硬化後の形状維持性、
破壊のし易さ等においても未だ十分なものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上
記の問題点を全て解決したスペーサ材料を実現したもの
である。
記の問題点を全て解決したスペーサ材料を実現したもの
である。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は、空隙が形成され又は所定の義歯構成材料が形
成される石膏顎模型上の所定部位に予め充填され、上記
空隙又は所定の義歯構成材料の形状を決定するスペーサ
材料であって、該スペーサ材料は、ポリ塩化ビニルを主
成分とし可塑剤を混合して常温下で可塑状とするととも
に加熱により硬化するプラスチック材料よりなるもので
ある。
成される石膏顎模型上の所定部位に予め充填され、上記
空隙又は所定の義歯構成材料の形状を決定するスペーサ
材料であって、該スペーサ材料は、ポリ塩化ビニルを主
成分とし可塑剤を混合して常温下で可塑状とするととも
に加熱により硬化するプラスチック材料よりなるもので
ある。
く作 用〉
ブロックアウト材としてスペーサ材料を使用する場合、
石膏顎模型の天然歯アンダーカフ)部に常温下でスペー
サ材料を充填する。部分床義歯の着脱が可能となるよう
スペーサ材料を成形した後約100〜130℃の熱風を
あて或いは渦中、水蒸気中に浸漬して硬化させる。硬化
時間は約30秒ないし3分間である。かかる状態で石膏
顎模型上にワックスを盛り上げて義歯床模型を形成して
いく。硬化したスペーサ材料は、隣接する石膏天然歯に
被着固定されており、かつ固いから部分床義歯の製作時
これが変形することはない。
石膏顎模型の天然歯アンダーカフ)部に常温下でスペー
サ材料を充填する。部分床義歯の着脱が可能となるよう
スペーサ材料を成形した後約100〜130℃の熱風を
あて或いは渦中、水蒸気中に浸漬して硬化させる。硬化
時間は約30秒ないし3分間である。かかる状態で石膏
顎模型上にワックスを盛り上げて義歯床模型を形成して
いく。硬化したスペーサ材料は、隣接する石膏天然歯に
被着固定されており、かつ固いから部分床義歯の製作時
これが変形することはない。
石膏模型及び石膏歯型に生じた気泡或いは石膏欠損部に
スペーサ材料を充填してそれらの形状を補修する9また
模型粘膜面のアンダーカット部に充填してこれを型とし
て義歯を製作する。これにより義歯の顎堤への着脱が可
能となる。
スペーサ材料を充填してそれらの形状を補修する9また
模型粘膜面のアンダーカット部に充填してこれを型とし
て義歯を製作する。これにより義歯の顎堤への着脱が可
能となる。
裏装材の製作のためにスペーサ材料を使用する場合、常
温下にて石膏顎模型上の所定部位に薄くのばされる。こ
のスペーサ材料は可塑性を有するから模型上の凹凸表面
に任官の厚さ、形状に形成される。かかる作業の完了後
、スペーサ材料に約100〜130℃の熱風をあて或い
は湯中に浸漬して約30秒ないし3分間加熱し硬化させ
る。硬化後は、形状が維持され、爾後の作業において指
、器具等がこれに当たっても変形せず、また壊れること
もない。しかしながら、詣で強く押す等強い力を加える
と、破壊され崩れる。
温下にて石膏顎模型上の所定部位に薄くのばされる。こ
のスペーサ材料は可塑性を有するから模型上の凹凸表面
に任官の厚さ、形状に形成される。かかる作業の完了後
、スペーサ材料に約100〜130℃の熱風をあて或い
は湯中に浸漬して約30秒ないし3分間加熱し硬化させ
る。硬化後は、形状が維持され、爾後の作業において指
、器具等がこれに当たっても変形せず、また壊れること
もない。しかしながら、詣で強く押す等強い力を加える
と、破壊され崩れる。
く実 施 例〉
本発明に係るスペーサ材料は、ポリ塩化ビニル(以下P
vCという)粉体を主成分とし、これに液状可塑剤とし
て例えばジオクチルフタレート(以下DOPという)を
混合して可塑状に形成される。ここでPvCO量を60
部、DOPの量を20部とし、その他安定剤、着色剤等
を各々微量に添加した組成とすることができる。PVC
ペーストは、加熱により硬化する性質があるため、この
種スペーサ材料として適しており、その常温下での可塑
性能はDOPの混合割合によって調整される。尚可塑剤
としては、DOPのはかDOA <ジオクチルアジペー
ト)等を使用することができる、。
vCという)粉体を主成分とし、これに液状可塑剤とし
て例えばジオクチルフタレート(以下DOPという)を
混合して可塑状に形成される。ここでPvCO量を60
部、DOPの量を20部とし、その他安定剤、着色剤等
を各々微量に添加した組成とすることができる。PVC
ペーストは、加熱により硬化する性質があるため、この
種スペーサ材料として適しており、その常温下での可塑
性能はDOPの混合割合によって調整される。尚可塑剤
としては、DOPのはかDOA <ジオクチルアジペー
ト)等を使用することができる、。
次表は、上記割合の組成を有するスペーサ材料の加熱に
よる硬化状況を示す針入度測定試験の結果を示す。尚試
験に使用したスペーサ材料のシート厚は、実際の使用状
況を考慮して1.2Bとした。
よる硬化状況を示す針入度測定試験の結果を示す。尚試
験に使用したスペーサ材料のシート厚は、実際の使用状
況を考慮して1.2Bとした。
また加熱は、グリセリン中において100℃と120℃
の2種類で行った。
の2種類で行った。
表
尚加熱硬化開始前におけるJIS規格に基づ(針入度試
験(十分に厚い試料による試験)の測定値は、86であ
った。この数値は、無単位の指標であり、実際には8.
6鶴に対応する。上記表において100℃ 15秒経過
後は、試料シートの厚さが薄いために試験用針がシート
をつき抜け、測定不可能であった。両温度とも加熱時間
30秒で実用に耐える程度の硬度となり、3分経過する
と、十分な硬度となり、これらの時間範囲で、形状維持
性も十分である。加熱時間を長くすると(例えば約10
分)模型の石膏が脆化し、また作業時間も長くなるので
好ましくない。
験(十分に厚い試料による試験)の測定値は、86であ
った。この数値は、無単位の指標であり、実際には8.
6鶴に対応する。上記表において100℃ 15秒経過
後は、試料シートの厚さが薄いために試験用針がシート
をつき抜け、測定不可能であった。両温度とも加熱時間
30秒で実用に耐える程度の硬度となり、3分経過する
と、十分な硬度となり、これらの時間範囲で、形状維持
性も十分である。加熱時間を長くすると(例えば約10
分)模型の石膏が脆化し、また作業時間も長くなるので
好ましくない。
向上2例では、pvcO量を60部、DOP(7)量を
20部としたが、PvCO量は約50ないし70部の範
囲が、またDOPの量は約10ないし30部の範囲が適
当である。これらの範囲であれば、常温下での適当な可
塑状態、及び約3分程度の硬化時間が得られる。
20部としたが、PvCO量は約50ないし70部の範
囲が、またDOPの量は約10ないし30部の範囲が適
当である。これらの範囲であれば、常温下での適当な可
塑状態、及び約3分程度の硬化時間が得られる。
次に本発明に係るスペーサ材料を、ブロックアウト材と
して使用した実施例につき説明する。第1図において、
1は、石膏顎模型で、顎堤2及び天然歯3よりなる。4
は部分床義歯でポリメチルメタクリレート(以下PMM
Aという)等硬質レジンよりなる義歯床5、この義歯床
5に固着された人工歯6,6及び隣接する天然歯3.3
に部分床義歯4を固定するためのクラスプ7.7よりな
る。8,8は、天然歯3,3のアンダーカット部に充愼
されたブロックアウト材で、前述のスペーサ材料よりな
る。ブロックアウト材8.8は部分床義歯4を、天然歯
3.3間において着脱可能とするために介在せしめられ
るもので、部分床義歯4の天然歯3,3に相対する壁面
の形状を規制する。
して使用した実施例につき説明する。第1図において、
1は、石膏顎模型で、顎堤2及び天然歯3よりなる。4
は部分床義歯でポリメチルメタクリレート(以下PMM
Aという)等硬質レジンよりなる義歯床5、この義歯床
5に固着された人工歯6,6及び隣接する天然歯3.3
に部分床義歯4を固定するためのクラスプ7.7よりな
る。8,8は、天然歯3,3のアンダーカット部に充愼
されたブロックアウト材で、前述のスペーサ材料よりな
る。ブロックアウト材8.8は部分床義歯4を、天然歯
3.3間において着脱可能とするために介在せしめられ
るもので、部分床義歯4の天然歯3,3に相対する壁面
の形状を規制する。
部分床義歯4の製作にあたっては、まず石膏顎模型1の
自然歯3,3の内側アンダーカット部にスペーサ材料が
充虜され部分床義歯4の壁面形状が決定される。然る後
、約100〜130℃の熱風を当て又は熱湯中に浸漬し
て約3〜5分間加熱する。これによりスペーサ材料は硬
化し、ブロックアウト材8.8が形成される。その後、
ワックス築盛作業により義歯床模型が形成され、その上
に人工歯6.6が植設される。以後適法に従って部分床
義歯4が形成されるのである。
自然歯3,3の内側アンダーカット部にスペーサ材料が
充虜され部分床義歯4の壁面形状が決定される。然る後
、約100〜130℃の熱風を当て又は熱湯中に浸漬し
て約3〜5分間加熱する。これによりスペーサ材料は硬
化し、ブロックアウト材8.8が形成される。その後、
ワックス築盛作業により義歯床模型が形成され、その上
に人工歯6.6が植設される。以後適法に従って部分床
義歯4が形成されるのである。
尚、スペーサ材料が充愼される天然歯3.3のアンダー
カット部表面に予めスチロール樹脂系接着剤或いはpv
c溶液よりなる接着剤を塗布しておけば、硬化後ブロッ
クアウト材8.8と石膏よりなる天然歯3,3とが強固
に接着し、その後の作業の際に、ブロックアウト材8,
8が上記アンダー力・7ト部から脱落するおそれはない
、またブロックアウト材8,8の露出表面にポリエチレ
ン分散液等の離型剤を塗布しておけば、部分床義歯4を
構成するPMMAの硬化時、これがブロックアウト材8
,8に被着するおそれはない。
カット部表面に予めスチロール樹脂系接着剤或いはpv
c溶液よりなる接着剤を塗布しておけば、硬化後ブロッ
クアウト材8.8と石膏よりなる天然歯3,3とが強固
に接着し、その後の作業の際に、ブロックアウト材8,
8が上記アンダー力・7ト部から脱落するおそれはない
、またブロックアウト材8,8の露出表面にポリエチレ
ン分散液等の離型剤を塗布しておけば、部分床義歯4を
構成するPMMAの硬化時、これがブロックアウト材8
,8に被着するおそれはない。
次に本発明にかかるスペーサ材料を裏装材製作のための
材料として使用した実施例につき説明する。第2図は総
義歯(下顎部)9を示し、5はPMMAよりなる義歯床
、10はこの義歯床5の裏面に被着された裏装材、6.
6・・・は、義歯床5に固着された人工歯である。
材料として使用した実施例につき説明する。第2図は総
義歯(下顎部)9を示し、5はPMMAよりなる義歯床
、10はこの義歯床5の裏面に被着された裏装材、6.
6・・・は、義歯床5に固着された人工歯である。
裏装材10の材料として、少なくともポリエチレン若し
くはポリプロピレンをハードセグメントとして含むオレ
フィン系熱可塑性エラストマー又はこのオレフィン系熱
可塑性エラストマーとスチレン・エチレン・ブチレン共
重合体よりなる熱可塑性エラストマーの混合材料が使用
される。またPMMAよりなる義歯床5に上記裏装材1
0を接着する接着剤は、少な(ともポリエチレン及びメ
チルメタクリレート(以下MMAという)を含む共重合
体若しくはポリプロピレン及びMMAを含む共重合体を
含有するものである。かかる接着剤が上記裏装材10を
義歯床5に接着する接着剤として適していることは、前
掲の特開昭61−255652号明細書に詳細に開示さ
れている。
くはポリプロピレンをハードセグメントとして含むオレ
フィン系熱可塑性エラストマー又はこのオレフィン系熱
可塑性エラストマーとスチレン・エチレン・ブチレン共
重合体よりなる熱可塑性エラストマーの混合材料が使用
される。またPMMAよりなる義歯床5に上記裏装材1
0を接着する接着剤は、少な(ともポリエチレン及びメ
チルメタクリレート(以下MMAという)を含む共重合
体若しくはポリプロピレン及びMMAを含む共重合体を
含有するものである。かかる接着剤が上記裏装材10を
義歯床5に接着する接着剤として適していることは、前
掲の特開昭61−255652号明細書に詳細に開示さ
れている。
第3図は、裏装材10を有する醤歯を、本発明に係るス
ペーサ材料を使用して製作した場合における工程を順に
示すものであり、以下図に従って説明する。
ペーサ材料を使用して製作した場合における工程を順に
示すものであり、以下図に従って説明する。
(A)患者から印象採得した顎模型1)を、第1のフラ
スコ12内にて石膏13により形成する。この顎模型1
)上の裏装材形成部位(第2図に示す総義歯では裏面全
面)にスペーサ材料にて所定の厚さ、例えば約1flの
スペーサ14を形成する。
スコ12内にて石膏13により形成する。この顎模型1
)上の裏装材形成部位(第2図に示す総義歯では裏面全
面)にスペーサ材料にて所定の厚さ、例えば約1flの
スペーサ14を形成する。
このスペーサ14の形成に際しては、歯肉の薄い部分に
接する面を厚くする等の処理が施される。
接する面を厚くする等の処理が施される。
このスペーサ14は、常温下において成形され、その後
約100〜130℃の加熱雰囲気下に約3〜5分間置か
れ、硬化せしめられる。加熱方法としては、ドライヤー
による熱風の吹きつけ、或いは加圧釜中における熱湯、
水蒸気による加熱等が採用できる。
約100〜130℃の加熱雰囲気下に約3〜5分間置か
れ、硬化せしめられる。加熱方法としては、ドライヤー
による熱風の吹きつけ、或いは加圧釜中における熱湯、
水蒸気による加熱等が採用できる。
(B)スペーサ14を含む顎模型1)上に義歯床形状に
ワックス15を盛り上げ、これに人工歯6を配列する。
ワックス15を盛り上げ、これに人工歯6を配列する。
かかる作業は、通常歯科医師によって行われる。
(C)ワックス15にて形成された義歯床の辺縁部分を
所定幅にわたって切除する。この切除部分16.16に
は、最終的に裏装材が形成されるために、裏装材とした
方が好ましい部分を考慮しながら、上記切除処理がなさ
れる。
所定幅にわたって切除する。この切除部分16.16に
は、最終的に裏装材が形成されるために、裏装材とした
方が好ましい部分を考慮しながら、上記切除処理がなさ
れる。
(D)ワックス15の切除部分16に上記スペーサ14
と同一のスペーサ材料が可塑状態で充填される。この充
填部分は、義歯床との境界線を明確にするためにや\肉
厚に形成される。続いて、このスペーサ14の上記充填
部分周囲に石膏17.17が流し込まれ、スペーサ14
を固定する。
と同一のスペーサ材料が可塑状態で充填される。この充
填部分は、義歯床との境界線を明確にするためにや\肉
厚に形成される。続いて、このスペーサ14の上記充填
部分周囲に石膏17.17が流し込まれ、スペーサ14
を固定する。
(E)第1のフラスコ12の石膏型表面に分離剤を塗布
した後、これに第2のフラスコ18を重ね合わせ、流動
状態にある石膏19を流し込む。
した後、これに第2のフラスコ18を重ね合わせ、流動
状態にある石膏19を流し込む。
(F)石膏19が固化した後、第1及び第2のフラスコ
12.18は重ね合わされた状態で、容器20に入れら
れ約100〜130℃の渦中若しくは水蒸気中に約5分
間置かれる。これによりワックス15を溶解させると同
時に工程(D)において補充されたスペーサ14を硬化
させる。
12.18は重ね合わされた状態で、容器20に入れら
れ約100〜130℃の渦中若しくは水蒸気中に約5分
間置かれる。これによりワックス15を溶解させると同
時に工程(D)において補充されたスペーサ14を硬化
させる。
(G)この一対のフラスコ12.18は分割され、ワッ
クス15が湯洗除去される。
クス15が湯洗除去される。
(H)フラスコ12.18のスペーサ14表面及び石膏
型表面にポリエチレンフィルム等フレキシブルな離型フ
ィルム21.21を配冒し、このフィルム21.21間
であって義歯床空間に粘土等の可塑材22が充填される
。この可塑材22は少なくとも成形後その形状が維持さ
れるものでなければならない。
型表面にポリエチレンフィルム等フレキシブルな離型フ
ィルム21.21を配冒し、このフィルム21.21間
であって義歯床空間に粘土等の可塑材22が充填される
。この可塑材22は少なくとも成形後その形状が維持さ
れるものでなければならない。
(I)フラスコ12.18は圧締され、上記可塑材22
は義歯床に一致した形状に成形される。このとき、スペ
ーサ8は硬化し、形状を維持した状態にあるので可塑材
22による圧力を受けても、破壊或いは変形することは
ない。
は義歯床に一致した形状に成形される。このとき、スペ
ーサ8は硬化し、形状を維持した状態にあるので可塑材
22による圧力を受けても、破壊或いは変形することは
ない。
(J)フラスコ12.18を分割し、成形された可塑材
22を載置した状態で、フラスコ18を逆様にし、゛可
塑材22表面に2液性シリコンゴムを塗布、硬化させて
約1龍ないし2u厚のゴム層23を形成する。続いて、
上記フラスコ18に他のフラスコ24を重ね合わせ、流
動状態にある石膏25を流し込む。ゴム層23は、爾後
義歯床の成形時その型として使用されるのであるが、義
歯床にアンダーカットが存在する場合にこのゴム層23
の弾力によりその取外しが容易となる。
22を載置した状態で、フラスコ18を逆様にし、゛可
塑材22表面に2液性シリコンゴムを塗布、硬化させて
約1龍ないし2u厚のゴム層23を形成する。続いて、
上記フラスコ18に他のフラスコ24を重ね合わせ、流
動状態にある石膏25を流し込む。ゴム層23は、爾後
義歯床の成形時その型として使用されるのであるが、義
歯床にアンダーカットが存在する場合にこのゴム層23
の弾力によりその取外しが容易となる。
(K)石−125の硬化後、フラスコ18.24を分割
し、可塑材22を離型フィルム21.21とともに取り
除く。
し、可塑材22を離型フィルム21.21とともに取り
除く。
(L)義歯床空間26に液状MMA七ツマ−に重合開始
剤を加えかつPMMA粉末を混練して形成した餅状PM
MA27を充填する。
剤を加えかつPMMA粉末を混練して形成した餅状PM
MA27を充填する。
(M)フラスコ18.24を圧締し、容器28内に入れ
て約100℃ないし130℃の水蒸気中に置き、餅状P
MMAを重合硬化させて義歯床5を形成する。
て約100℃ないし130℃の水蒸気中に置き、餅状P
MMAを重合硬化させて義歯床5を形成する。
(N)フラスコ18.24を分割し、義歯床5の露出面
に接着剤29を塗布し、乾燥させる。工程(I)におけ
るフラスコ12からスペーサ14を取り除く。このとき
スペーサ14は、指或いはスパチュラ等で強く押すと破
壊されるからその除去は容易である。
に接着剤29を塗布し、乾燥させる。工程(I)におけ
るフラスコ12からスペーサ14を取り除く。このとき
スペーサ14は、指或いはスパチュラ等で強く押すと破
壊されるからその除去は容易である。
(0)R歯床5の凹部に裏装材10を約120℃の温度
で加熱軟化して充填する。この温度は、裏装材10の成
形温度と、接着剤29の軟化温度をともに満足する必要
がある。
で加熱軟化して充填する。この温度は、裏装材10の成
形温度と、接着剤29の軟化温度をともに満足する必要
がある。
(P)その後フラスコ12.18を圧締する。裏装材1
0の充填はプレス成形法或いは射出成形法が使用できる
。然し、裏装材10の成形温度は、約120℃で可能で
あるから、渦中、水蒸気中或いは食用油中で加熱成形で
き、かくすると特別のプレス成形機や射出成形機は不要
である。
0の充填はプレス成形法或いは射出成形法が使用できる
。然し、裏装材10の成形温度は、約120℃で可能で
あるから、渦中、水蒸気中或いは食用油中で加熱成形で
き、かくすると特別のプレス成形機や射出成形機は不要
である。
(Q)フラスコ12.18を冷却した後分割し、石膏を
毀して義歯30を取り出す、その後裏装材10は研削修
正等の処理が施されかつ義歯床5が研暦されて義歯30
は完成する。
毀して義歯30を取り出す、その後裏装材10は研削修
正等の処理が施されかつ義歯床5が研暦されて義歯30
は完成する。
尚、上記工程において、顎模型1)にアンダーカットが
ない場合には、工程(H)ないしくJ)を省略すること
ができる。即ち、工程(G)におけるフラスコ12の石
膏型にスペーサ14を残し、これを義歯床成形型として
使用するのである。
ない場合には、工程(H)ないしくJ)を省略すること
ができる。即ち、工程(G)におけるフラスコ12の石
膏型にスペーサ14を残し、これを義歯床成形型として
使用するのである。
〈発明の効果〉
本発明によれば、以下の効果が得られる。
a、常温時における効果
(イ)可塑性があるために手作業により所望形状の形状
、厚さに容易に設定できる。
、厚さに容易に設定できる。
(ロ)常温では硬化しないため、十分な作業時間をとる
ことができる。それ故、多数個の義歯を一度に製作する
ことができる。
ことができる。それ故、多数個の義歯を一度に製作する
ことができる。
(ハ)適度な粘性をもつために多少引っ張ったとしても
破れず、また作業時スパチュラ等器具に粘着してとれな
いという不都合はない。
破れず、また作業時スパチュラ等器具に粘着してとれな
いという不都合はない。
(ニ)可塑性であるけれども形態維持性があるため、正
確に顎模型に一致した形状とすることができる。このこ
とは特に義歯が顎堤に密着しなければならないことを考
慮すると極めて重要な効果である。
確に顎模型に一致した形状とすることができる。このこ
とは特に義歯が顎堤に密着しなければならないことを考
慮すると極めて重要な効果である。
(ホ)一旦加熱硬化したスペーサ材料を補充修正したい
場合、このスペーサ材料表面に可塑状態にあるスペーサ
材料を載せて押しつけると、両者は容易に結合する。そ
れ故、スペーサの修正が簡単である。尚付記すると、他
のスペーサ材料例えば可塑性シリコンにあっては一旦硬
化すると可塑状態にあるシリコン材料を押しつけても両
者は結合しない。それ故かかる材料では、硬化後の補充
修正が不可能なのである。
場合、このスペーサ材料表面に可塑状態にあるスペーサ
材料を載せて押しつけると、両者は容易に結合する。そ
れ故、スペーサの修正が簡単である。尚付記すると、他
のスペーサ材料例えば可塑性シリコンにあっては一旦硬
化すると可塑状態にあるシリコン材料を押しつけても両
者は結合しない。それ故かかる材料では、硬化後の補充
修正が不可能なのである。
b、硬化後における効果
(イ)ドライヤーによる熱風或いは湯、水蒸気中(約1
00ないし130℃)にて加熱すれば硬化するから、作
業が簡単である。即ち、光1合樹脂にみられる紫外線照
射装置等は不要である。
00ないし130℃)にて加熱すれば硬化するから、作
業が簡単である。即ち、光1合樹脂にみられる紫外線照
射装置等は不要である。
(ロ)約30秒ないし3分で硬化するから、作業時間が
短くて済む、この時間が長くなると(例えば10分以上
)石膏の水分が蒸発し、脆化して壊れてしまう。また時
間がかかると作業が面倒になるという不都合がある0例
えばドライヤーを約10分間手に持ってスペーサ材料に
吹きつけ続けなければならないのは極めて効率が悪く、
面倒な作業である。
短くて済む、この時間が長くなると(例えば10分以上
)石膏の水分が蒸発し、脆化して壊れてしまう。また時
間がかかると作業が面倒になるという不都合がある0例
えばドライヤーを約10分間手に持ってスペーサ材料に
吹きつけ続けなければならないのは極めて効率が悪く、
面倒な作業である。
(ハ)義歯床となる餅状PMMAを壜入しプレスする際
、スペーサ材料はこのプレス圧力に耐えることができる
。
、スペーサ材料はこのプレス圧力に耐えることができる
。
(ニ)スペーサ材料は、硬化したPMMA義歯床と石膏
の間にあって、これのみ破壊して除去することができる
。このときスペーサが義歯床及び石膏を破壊したり、傷
つけたりすることはなく、また石膏面に残ったスペーサ
材料は容易に除去できる。
の間にあって、これのみ破壊して除去することができる
。このときスペーサが義歯床及び石膏を破壊したり、傷
つけたりすることはなく、また石膏面に残ったスペーサ
材料は容易に除去できる。
第1図は、石膏顎模型及び部分床義歯を示す側面図、第
2図は、総義歯を示す斜視図、第3図(A)〜(Q)は
、裏装材を有する義歯の製作を工程順に示す断面図であ
る。 1.1)・・・石膏類模型 2・・・顎堤3・・・天然
歯 4・・・部分床義歯5・・・義歯床
6・・・人工歯7・・・クラスプ 8
・・・ブロックアウト材9・・・総義歯 1
0・・・裏装材14・・・スペーサ 15・・・
ワックス12.18・・・フラスコ
2図は、総義歯を示す斜視図、第3図(A)〜(Q)は
、裏装材を有する義歯の製作を工程順に示す断面図であ
る。 1.1)・・・石膏類模型 2・・・顎堤3・・・天然
歯 4・・・部分床義歯5・・・義歯床
6・・・人工歯7・・・クラスプ 8
・・・ブロックアウト材9・・・総義歯 1
0・・・裏装材14・・・スペーサ 15・・・
ワックス12.18・・・フラスコ
Claims (3)
- (1)空隙が形成され又は所定の義歯構成材料が形成さ
れる石膏顎模型上の所定部位に予め充填され、上記空隙
又は所定の義歯構成材料の形状を決定するスペーサ材料
であって、該スペーサ材料は、ポリ塩化ビニルを主成分
とし可塑剤を混合して常温下で可塑状とするとともに加
熱により硬化するプラスチック材料よりなることを特徴
とする歯科技工用スペーサ材料 - (2)上記空隙は、部分床義歯における該義歯と隣接す
る天然歯との間にあって、該天然歯のアンダーカット部
に対応する空隙であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の歯科技工用スペーサ材料 - (3)上記所定の義歯構成材料は、義歯床裏面に被着さ
れる裏装材であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の歯科技工用スペーサ材料
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62126335A JPS63290560A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 歯科技工用スペ−サ材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62126335A JPS63290560A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 歯科技工用スペ−サ材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63290560A true JPS63290560A (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=14932631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62126335A Pending JPS63290560A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 歯科技工用スペ−サ材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63290560A (ja) |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP62126335A patent/JPS63290560A/ja active Pending
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