JPS6329596B2 - - Google Patents

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JPS6329596B2
JPS6329596B2 JP56019992A JP1999281A JPS6329596B2 JP S6329596 B2 JPS6329596 B2 JP S6329596B2 JP 56019992 A JP56019992 A JP 56019992A JP 1999281 A JP1999281 A JP 1999281A JP S6329596 B2 JPS6329596 B2 JP S6329596B2
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JP
Japan
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water
container
recess
outer shell
drug
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JP56019992A
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Etani Kenji
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種の水処理用の薬剤の定量を定速
で供給する容器に関する。
従来、廃水、排水、循環水、その他の水システ
ムの水処理剤を被処理水中に添加し、その処理の
目的を達成するのに、例えば、一定の個所におい
て所定の処理剤の一定量を所定時間内に、連続し
又は間欠的に装入添加し、十分に混合し又は溶解
するようにしていた。
被処理水としては、例えば、水泳用プールの循
環水、河川から導入する飲料水、再使用水、車の
洗滌水、ビルの廃水、その他の多量に処理する必
要があるものがあり、これらの被処理水に処理剤
を混合して沈澱物を発生させこの沈澱物を濾過除
去して清浄水を得るようにしている。
また潅漑用水、養魚池、動植物園用水、その他
の用水では、殺菌剤、殺藻剤、栄養富化剤、その
他の所要薬剤を加えて用いるようにしている。な
お、着色剤、中和剤、消毒剤、殺生物剤、その他
の所要薬剤を、単独に又は前記の薬剤などと併用
して用いる場合があり、その処理量にも多少の違
いがある。
これらのいずれの場合においても、所定の処理
剤の適正な量を所定速度で被処理水中に加え、均
一分散をさせることが重要である。このための方
法又は装置として多くの提案がなされているが、
きわめて精緻で複雑な機構を用いるもの、大形の
固定式若しくは可搬式の計測ユニツトを備えたも
のなどが多い。小形のものであつて簡便な処理剤
添加を行う機構及び方法に適し、処理水の量が少
量の場合にも、また相当に多量である場合にも適
用できるものは見当たらなかつた。
でき得れば、故障をおこす部品とか駆動機構と
か電気回路とかの適用を必要としないものを、通
常のルーチンの水の供給又は循環の流路中に一定
の仕方で確実に加え得るものがよい。ルーチン処
理では、条件がほぼ一定するから、作業性と効率
が確実に予期できるはずである。
また、水処理の目的は、前記したように多様で
ある。従つて、複数の処理目的に適用できるもの
がよい。しかし、まだ十分なものが提供されてい
なかつた。
本発明者は、特開昭52−4638号公報から明らか
なように、前記の現状を打破し、適当な形状の容
器であつて処理薬剤を定時に定量を供給し得るも
の(以下、容器と呼ぶ。)に装入した水処理剤を
水系中に配置し、その容器に備えた小孔から、そ
の容器の内部に収蔵した水処理剤の粉体又はその
溶液を連続して被処理水中に溶出し又は排出して
供給するのに適合した簡便で合理的な水処理薬剤
供給容器を先に提案した。
しかしながら、上記特開昭52−4638号公報で
は、被処理水中での容器の姿勢を常に確実にほぼ
一定に保持して薬剤を所定量だけかつ均一に供給
することができると共にその製造方法が容易な水
処理薬剤供給容器を提供することはできなかつ
た。
本発明は、上記特開昭52−4638号公報に開示さ
れている水処理薬剤供給容器を更に改良して、水
処理系中での容器の姿勢を確実に制御することが
できかつその製造が容易な水処理薬剤供給容器を
提供することを目的とする。
次に、本発明について、若干の実施例を図示し
説明する。第1図と第2図はやや大形の水循環シ
ステムにおける本発明の水処理薬剤容器1の2種
類の適用例を示す系統説明図、第3図は他の応用
例を示す小形の水システムの斜視図、第4A図と
第4B図は第1〜3図のシステムに適用し得る本
発明の容器を別の小形の水システムに適用した例
を示す側面及び平面断面図、第5A図と第5B図
はジヨロ形の小形潅水器に適用した例の一部拡大
断面を示す斜視図及び側面図、第6A図は本発明
の容器に重錘を装着するための関係位置を示す側
面断面図、第6B図と第6C図は重錘を装着した
2つの実施例の一部拡大側面断面図、第7A図と
第8A図は重錘とキヤツプとを装着する成形前を
示す別の2つの実施例の一部拡大側面断面図、第
7B図と第8B図は第7A図と第8A図の場合の
装着後を示す一部拡大側面図である。
第1図の水循環システムにおいては、本発明の
容器1に適当な薬剤を内蔵し、水槽2内の被処理
水Wは、配管14、簡易濾過槽4、ポンプ3、ク
ーラー(又はヒーター)5を矢印方向に通過さ
せ、配管15と給水槽6とを経て、配管11を流
過し前記の水槽2に循環させる。
例えば、水槽2内の被処理水W中で養魚してい
る場合、水槽2中の容器1内には沈殿物を生成し
ない第1の水浄化剤溶液を内蔵させ、水路系の簡
易濾過槽4中の容器1内には濾過層部上に沈殿凝
集物を瞬時に生成する第2の水浄化剤溶液を内蔵
させる。こうして沈殿凝集物を除去し所定の温度
に保つた供給水の水槽6中には、養魚用殺藻剤溶
液を内蔵させた容器1を用いることができる。
第2図の水循環システムにおいては、水槽2の
底部からの水Wとオーバーフロー溜部12から落
下する水とを第1の処理水槽16へ導き、適当な
第1の水処理薬剤を内蔵させた容器1で第1の処
理をする。この水は、ポンプ13によつて、配管
20、濾過水槽4、配管14を通して第2の処理
水槽8へ導き、第2の水処理薬剤を内蔵させた容
器1で第2の処理をする。この水は、配管18を
経て給水槽6にもどし、ポンプ3で配管11を通
し、水槽2に供給する。
また、オーバーフロー溜部12から落下する水
を、槽16に通さないで、送水管9を経て第3の
処理水水槽7で第3の処理をし、第2の処理水槽
8を経て給水槽6にもどす。濾過水槽4又は水槽
8内の水に対しても、適当な薬剤を内蔵させた容
器1で処理をすることができる。
第1図及び第2図の水循環システムで用いる本
発明の容器1は、重錘を装着し、通常は中空のプ
ラスチツク製の球体で、その外殻の側面に適当な
形状のフランジを付し、適当な小面積の少なくと
も1個の、多くとも10個の、普通は1〜4個の小
孔を備える。必要に応じ、球形を他の多面形にし
て用いる。
容器1内の薬剤は、濃厚溶液若しくは粉体又は
これらを混合したものとして内蔵する。前記の外
殻に備えた小孔は、穿孔しないで、穿孔個所をマ
ークしておくなど使用前は閉塞しておき、荷造
り、輸送、保管に十分に耐えるようにしておく。
容器1内に前記の薬剤を収納し、収納孔をふさい
でプラスチツク製キヤツプをもつて重錘を固着
し、次に殻とキヤツプを完全に融着して密封す
る。
重錘は、水中で容器の姿勢と位置とを維持する
のに役立たせるためのものであり、各種の形状の
各種の材質のものを適用できる。通常は、散弾銃
用の鉛球又はこれを円盤状に押しつぶしたもの
が、入手しやすく便利であるので用いる。
しかし、材質と形状とを、これらに限定するも
のではない。必要に応じてどのようなものでも、
重錘に用いることができる。例えば、パチンコの
球、ラムネのガラス球、ベアリングの球又はコ
ロ、フエライト磁石の焼結体、セラミツクの円
盤、金属線又は金属棒の切断片などである。後に
説明する第5B図などに示す。
外殻とキヤツプとに用いるプラスチツク材料と
しては、塩化ビニル、レクサン、ポリカーボネー
ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリウレタン、その他の高分子化合物及びブ
ローモールド用の樹脂が適している。
容器1内の薬剤としては、中和剤、凝集剤、殺
菌剤、清澄浄化剤、起泡剤、消泡剤、殺藻剤、殺
ダニ(魚用)剤、除草剤、発育促進剤、肥料、イ
オン剤、脱金属イオン剤、消毒剤、その他の薬剤
が用いられる。
これらの薬剤の中から、水処理の目的に応じ
て、その適量を、理論値と経験値に基づいて任意
に選択して用いる。また、この使用に応じて、容
器の形状、重錘の重さ、溶出孔の数と直径、フラ
ンジの形状などを任意に選択して用いる。
容器1には、その外殻を内外に貫通する孔を、
所定の断面形状のきり又は針で穿つ。薬剤入り容
器は、被処理水の水面又は水底で姿勢と位置とを
維持し浮漂し得るように、重錘の重さを選択して
用いる。また、最初に深部に配置し該個所にとど
まることなく、薬剤が溶出し水といれかわるに伴
つて上部の水面下に浮上するようにすることもで
きる。また一定の個所にとどまるようにすること
もできる。
容器1が水中に浮漂する一定時間に、被処理水
に適合した溶出速度で容器1中の薬剤を溶出させ
る。容器1中の薬剤は、静水中では、容器1の中
で飽和溶液となつており、外殻の小孔から外部の
被処理水中に溶出し拡散して次第に槽中に分布す
る。容器1中では、薬剤の溶出に伴つて、この薬
剤が溶液の場合は平衡を保つように希釈され、薬
剤が粉体と溶液との場合は飽和溶解するように粉
体が溶解し、次第に被処理水中の濃度が増す。
流水中では、前記の静水中の場合に加えて、外
殻のほぼ中央外周の所定部分に付した鍔(フラン
ジ)が、一方では水流を受け、他方では重錘によ
つてダルマのように復元しようとし、フラフラと
漂つて、小孔からの薬剤溶出を促進する。
外殻に備える小孔は、必要に応じ全外周に分散
してあけることもできるが、通常は、斜め下部な
ど使用の目的に適した位置に設ける。また、薬剤
の溶出速度を一定にするために、丸等の孔の形状
と孔の数とを定める。
つまり、被処理水が静止している場合等に容器
1から薬剤が流出し過ぎない様に、容器1中の薬
剤溶液が水よりも重い場合は小孔を容器1の上部
に設け、逆に容器1中の薬剤溶液が水よりも軽い
場合は小孔を容器1の下部に設ける。
この様にすれば、被処理水が静止していれば、
薬剤の流出に重力が影響を及ぼさず、薬剤は拡散
のみによつて流出するが、この拡散による流出は
極めて少ない。このために、上述の様に重錘によ
つて容器1の姿勢を維持している。
更にまた、薬剤を被処理水中に均一に供給する
ために、容器1中の薬剤溶液が水よりも重い場合
は容器1を水面に位置させ、逆に容器1中の薬剤
溶液が水よりも軽い場合は容器1を水底に位置さ
せる必要がある。このために、上述の様に重錘に
よつて容器1の位置を維持している。
本発明の容器は、その形状や配装個所を任意に
しかもきわめて容易に選択することができるの
で、比較的小形の水処理系から大形の水処理系に
まで適用することができる。
また、容器1内には所定の質の水処理薬剤の所
定量を予め収納して完全に堅固に確実に密封し、
所定の印をつけた個所に所定数の小孔を使用直前
に穿孔して水中に入れるので、使用前には薬剤漏
洩の危険がなく安全性が完全であり、また、薬剤
に対する変質変性などの不安がなく、管理性及び
安全保証度がきわめて高い。
また、必要なときは、薬剤を着色して溶出を認
識しやすくしたり、容器の殻を透明プラスチツク
製にしたりすれば、薬剤の溶解の状態を容易に知
ることができる。
また、例えば、洗剤などを容器にいれる場合と
か、中和剤、酸化剤又は還元剤で処理する場合と
かに、リトマス、フエノールフタレイン、その他
の指示薬を本発明の容器に処理薬剤とともに又は
別個に収納して、中性度又はアルカリ度などを検
測することができる。このように、単純で簡単
で、きわめて便利である。
次に、本発明の容器1を、小形の小容量の水シ
ステムに適用した実施例について説明する。第3
図は、スプリンクラーとして適用した一実施例の
斜視図である。水道水Wを、ホース21中を矢印
方向へ流通させ、ホース21の固着口25を通し
て混合室22に導入する。
給水口25から導入された水の流速は、混合室
22内で下がる。第4A図に側面断面を示し、そ
のA―A断面の平面断面を第4B図に示すよう
に、容器1内に充填した粉状薬剤43は、容器1
内で溶解して溶液43Aとなる。容器1は、外殻
45に固着した重錘49によつて、この重錘49
を下にした一定の姿勢を保とうとしながら、給水
Wの流過によつて揺動する。このため、外殻45
の小孔41から、薬剤溶液43Aが水W中に滲出
して拡散する。混合室22の天蓋としてねじつき
蓋29を螺合し、混合室22内を気密にする。
前記の薬剤として殺菌剤、消毒剤、土壌改良
剤、肥料、その他を用い、この薬剤を水に溶解さ
せて混合拡散し、送水口26に着けたホース24
を通し、スプリンクラー23によつて、樹木、農
林作物、芝生などに散布する。第4A図に図示の
例ではフランジを付けないが、付けた方が溶解速
度が早くなる。
第5A図と第5B図に、一種のジヨロ又は水差
と呼ばれるものに適用した一実施例を示す。
第5A図は、一部拡大斜視断面図である。薬剤
溶液43A用の容器1の殻45は、プラスチツク
製であり、所定数の小孔41を備えている。殻4
5の下部に融着したキヤツプ48と殻の所定部に
施した成形凹部47とで鉛球49を囲繞して固着
し、容器1を被処理水中に装入すると鉛球49に
よつてその固着部が下方に向き沈降するようにす
る。容器1をジヨロの底部30付近に沈める必要
のあるときには、それに適する重さの鉛球49を
つけ、内腔44に薬剤の粉体又は濃厚溶液を充填
して用いる。
特殊形状のフランジ46を、所定の厚さの外殻
45のほぼ球外周中央の所定の個所に適当な厚さ
と長さとで、普通は球中心に対し対称の対をな
し、容器1が水中で揺動し浮漂しやすい形状に付
してある。
このほか、図示しないが、外殻45をラグビー
球形状とし最長中心線又は最短中心線に対して所
定の角を成す位置にフランジを付して、揺動しや
すくすることもできる。また正球体のほか多面体
またはその半体を用いることもできるが、説明の
便宜のために、図示の形状のものについて説明す
る。
球体殻45には凹部47と小孔41とを予め成
形しておき、孔42(第7A図)から薬剤を充填
した後に、孔42をふさぐ鉛球49をキヤツプ4
8で包囲し押圧して殻45に固着する。孔42
は、第6A図などで示す超音波によるキヤツプ4
8の加圧融着によつて、確実に密封する。使用の
条件に応じて応用した形状のものを用いる。
前記の薬剤溶液(粉体も同様に)43を薬剤装
入孔42から装入しこの薬剤装入孔42を鉛球4
9でふさぎ更に凹部47にキヤツプ48を固着さ
せた容器1をジヨロ底部50に沈めると、孔41
を介して被処理水Wと殻45内の薬剤溶液43A
とが入れ換わり、処理薬剤43が溶出して拡散す
る。ジヨロのハンドル33を移動させて、出口部
27、流路32と矢印方向に送水する。薬剤の種
類と添加量は予め定める。例えば、前記の第3図
などの場合と同様である。
この例の容器1は、きわめて小形であつて、直
径が5〜30mm、小孔の直径が0.1〜0.2mm、該小孔
の数が1〜4個であり、小孔は殻45の下部に付
されている。
直径が0.1mm以下の小孔1個を殻45に付した
場合は、薬剤の溶出がきわめて不良で、直径が
0.125mm以上の小孔1個の場合は、良好な溶出を
示した。直径が0.2mmの小孔6個の場合は、溶出
量が多く、必要以上のものであつた。通常は、小
孔は球体容器1に対して少なくとも1個を、下部
に、その直径を0.1mmよりも大にして付す。これ
らの数値は、用途に応じた条件に適合するよう、
任意に選択して付する。
容器1は、ブロー成形等によつて製造する。そ
して、このブロー成形等の後に超音波発振装置等
で凹部47の底部板を除去し、第8B図に示す様
に、この除去した部分を薬剤装入用の孔42とし
てもよい。
次に、成形された容器1の半製品の殻45の凹
部47に重錘体を固着する方法を、第6A図〜第
8B図を参照しながら説明する。これらの例では
重錘体の一例として銃の散弾丸である鉛球体を用
いたが、重錘体は鉛球に限らない。例えば、金
属、ガラス、セラミツクスその他の材料から成つ
ており、球、円盤、錐体、多面体などの各種の形
状を呈するものを用いることができる。例えば、
パチンコの球、ガラス球、セラミツク球などがあ
る。例えば、永久磁石を含んだセラミツク円盤を
用いると、着磁されかつ2つ以上積層されたセラ
ミツク円盤の数を容易に変えることができるの
で、重錘の重さを容易に変化させることができ
る。
第6A図に示す様に、本発明の容器1の半製品
のプラスチツク製殻45を成形凹部47を上向き
にした状態で適当な支持台59上にフランジ46
によつて配着する。超音波発振装置のホーン71
の端に加工子72を設け、この加工子72の端面
73でプラスチツク製キヤツプ48を押圧し、超
音波振動によつてキヤツプ48を融着させる(第
6B図など)。従つて、鉛球49の固定と孔42
の閉塞とがキヤツプ48の融着によつて同時に行
われるので、製造が容易である。
第6B図は、孔42からプラスチツク製殻45
の内部に薬剤を予め充填した後、凹部47に鉛球
体49を嵌装し、プラスチツク製キヤツプ48を
嵌入して密封したものを示す。第6C図は、鉛球
体49の代わりに鉛盤49を用い、第6B図と同
様にキヤツプ48を嵌着して密封したものを示
す。
これらの場合に、キヤツプ48と凹部47と
は、接着剤で固着させることもできる。しかし多
くの場合、水処理に用いる薬剤は、化学薬品とし
ての効果を正当にもたらさしめるために、その扱
いを厳しくしなければならない。
例えば、その用途に適正な薬剤と濃度と量との
選択、その入手と計量と容器への装入、容器中で
の保管と搬送、品質の維持、安全と衛生上との諸
注意事項などに、十分に留意しなければならな
い。
このためには、所定の薬剤を所定の容器に正当
に収納し、使用個所に正しく適用させるには、一
定の供給者が一定の容器に最適条件を備えた薬剤
の量を収納して管理し、使用を正しく指導し得る
ようにして需要者に供給し、また、密封が完全に
行われることが望ましい。
このために、密封をするのに、第6A図などに
示すように、プラスチツク製の容器1の嵌合固着
部を超音波振動によつて融着させるのがよい。
第7A図では、ホーン71の端に付した加工子
72の端面73(第6A図参照)に無数の凹凸を
付して端面74とし、殻45に形成した凹部47
に、鉛球49を入れると共にプラスチツク製キヤ
ツプ48を嵌装している。
第7B図では、加工子72の端面74をキヤツ
プ48に押圧し、太線で示した個所40を超音波
振動で融着し、融着層によつてプラスチツク製の
キヤツプ48と凹部47とを固着一体化してい
る。
第8A図及び第8B図の実施例のものは特許請
求の範囲第2項に記載した実施態様に属するもの
であつて、この実施例では、第8A図に示すよう
に上部開口形キヤツプ48を用い、第8B図のよ
うに嵌合部40を融着して固着している。
殻45の所定の個所に設ける小孔41(第5A
図)は、殻45の成形時にこの殻45の外面に凹
所として付しておく。できうればマーク色付をし
て発見しやすくし、使用直前に、きり又は針をも
つて穿孔するようにする。
このように、本発明によれば、容器1内に収納
した水処理薬剤を連続して被処理水中に溶出分散
させることができ、かつ、衛生上も良好に用いる
ことができる。しかも、大形多量の被処理水に
も、また、小形小容量の水処理にも、たやすく迅
速に適用することができ、その処理の維持管理も
容易である。
特に、本発明によれば、被処理水中での容器の
姿勢を確実に制御することができるので、薬剤流
出用の個々の貫通孔の鉛直方向に対する位置をほ
ぼ一定となるように制御することができ、また容
器の位置も重錘の重さに応じて確実に制御するこ
とができ、従つて薬剤を所定量だけ且つ均一に供
給することができる。また、重錘の固定と薬剤装
入孔の閉塞とがキヤツプの装着によつて同時に行
われるので、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図と第2図はやや大形の水循環システムにおけ
る本発明の水処理薬剤容器の2種類の適用を示す
系統説明図、第3図は他の応用例を示す小形の水
システムの斜視図、第4A図と第4B図は第1〜
3図のシステムに適用し得る本発明の容器を別の
小形の水システムに適用した例を示す側面及び平
面断面図、第5A図と第5B図はジヨロ形の小形
潅水器に適用した例の一部拡大断面を示す斜視図
及び側面図、第6A図は本発明の容器に重錘を装
着するための関係位置を示す側面断面図、第6B
図と第6C図は重錘を装着した2つの実施例の一
部拡大側面断面図、第7A図と第8A図は重錘と
キヤツプとを装着する成形前を示す別の2つの実
施例の一部拡大側面断面図、第7B図と第8B図
は第7A図と第8A図の場合の装着後を示す一部
拡大側面図である。 なお図面に用いられた符号において、1……薬
剤供給用容器、2……水槽、3,13……ポン
プ、4,6,7,8……水槽、11,14,1
5,17,18,19……配管、21,24……
ホース、22……混合器、25……給水口、26
……送水口、27……水容器、28,44……内
腔、29……蓋、30,32,33,27……ジ
ヨロ(容器)部分、40……融着部、41……
(薬剤溶出用)殻小孔、42……孔(薬剤装入
孔)、43……薬剤、43A……薬剤溶液、45
……容器の殻、46……フランジ、47……殻の
成形凹部、48……キヤツプ、49……重錘、7
1……超音波発振器のホーン、72……ホーン端
付加工子、73,74……加工子端面、75……
加工子押圧面、W……(被)処理水である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水処理用の薬剤を収納するための中空腔を有
    しており厚さがほぼ均一な外殻と、前記薬剤を前
    記中空腔へ装入するために前記外殻に設けられて
    いる装入孔とを夫々具備し、使用時には、少なく
    とも1個の貫通孔が前記外殻に形成された状態で
    水処理系に配置され、前記貫通孔を介して前記薬
    剤を前記中空腔から一定速度で供給して水処理を
    行うためのプラスチツク製の水処理薬剤供給容器
    において、 前記装入孔を有する様に前記外殻の一部に設け
    られている凹部と、 この凹部に装着されている重錘と、 前記薬剤が前記装入孔を介して前記中空腔から
    流出するのを防止するために、前記凹部に装着さ
    れて前記重錘をこの凹部に固定しているキヤツプ
    とを夫々具備することを特徴とする水処理薬剤供
    給容器。 2 前記外殻から前記中空腔側へ向かつて内側に
    延び且つ先端側が開口している嵌装用筒状部が前
    記外殻の前記一部に設けられることによつて、前
    記嵌装用筒状部から成る前記凹部と前記嵌装用筒
    状部の前記先端側の前記開口から成る前記装入孔
    とが夫々形成されており、前記キヤツプは基端側
    が開口している収納用筒状部とこの収納用筒状部
    の先端側を閉塞している底板部とから成つてお
    り、前記重錘は前記底板部に当接し且つ前記収納
    用筒状部に嵌合して前記キヤツプ内に収納されて
    おり、前記キヤツプは前記底板部が前記中空腔側
    となるようにこの底板部側から前記嵌装用筒状部
    に嵌装されて前記重錘と共に前記外殻に固定され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の水処理薬剤供給容器。
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