JPS6329972Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6329972Y2 JPS6329972Y2 JP1982088004U JP8800482U JPS6329972Y2 JP S6329972 Y2 JPS6329972 Y2 JP S6329972Y2 JP 1982088004 U JP1982088004 U JP 1982088004U JP 8800482 U JP8800482 U JP 8800482U JP S6329972 Y2 JPS6329972 Y2 JP S6329972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expanded graphite
- sealing member
- fluid
- packing
- molded body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
(イ) 考案の技術分野
この考案は膨張黒鉛を主体とする密封部材に係
り、特に静的部分の密封に好適な密封部材に関す
る。 (ロ) 従来技術 従来グラフオイル(米国ユニオンカーバイト社
の商品名)等で知られている膨張黒鉛のみからな
るパツキンは知られており、このようなパツキン
を例えばグランドパツキンとしてバルブ、ポンプ
等の流体機器の軸封部即ち、軸とケーシングとで
形成される室内に複数個詰込むことにより流体が
機外に洩れるのを防止している。 そして膨張黒鉛のみからなるグランドパツキン
は、柔軟性と黒鉛がもつ自己潤滑性等の特性を活
用できるので比較的優れたものである。 しかし乍ら、膨張黒鉛のみから成型したパツキ
ンは締付け時、隙間よりパツキンがはみ出す現象
が見られた。 このような現象は、締付圧や使用される流体圧
力が高くなる程顕著に見られ、その結果体積減少
による応力緩和からシール特性が劣化し、液漏れ
につながる欠点があつた。 第1図はこのはみ出し現象を示すもので、1は
軸、2はボツクス、3はパツキン、4は押え金
具、5ははみ出したパツキンを示す。 ところで、係るはみ出し現象は、前述した膨張
黒鉛単味の成型パツキンに限らず、例えば、特開
昭55−126160号公報に開示されているような、パ
ツキン内部に補強材を備えている、成型パツキン
の場合でも顕著にみられる。 また、他の従来技術として、特開昭57−25564
号公報に開示されている密封部材では、金属線を
交絡して編みあげた、断面輪状の金網内に、不定
形の目詰め材を充填した密封部材なので、成形面
圧を高めて、形付しても、目詰め材の流出によつ
て、密封部材としての形状保持性にやや劣り、応
力緩和をまねきやすく、膨張黒鉛単体による優れ
た封止機能を発揮させることが困難であつた。 さらに他の従来技術として、特開昭56−124766
号公報に開示されてる、自動車の排気管継手部に
好適な高温シールが開示されているが、係る密封
部材では、高温と耐振動性によいかも知れない
が、金網と膨張黒鉛とが、層状に巻かれて成形さ
れているため、金網を伝わつて流体の洩れ終絡が
形成されている状態となり、決してシール機能面
からは、シビアな密封部材でもなく、また、膨張
黒鉛のみの封止機能をも発揮されない憾みもあ
る。 (ハ) 考案の目的 この考案は膨張黒鉛成型体の優れたシール特性
をそのまま生かしながら、しかも応力緩和を招来
させる最大の起因であるはみ出し現象をなくしシ
ール性の良い優れた密封部材を提供することを目
的とする。 (ニ) 考案の構成 この考案は、流体機器の軸封部のボツクス内に
収容され、押え金具にて締込まれることによつて
流体を密封する密封部材において、断面が略矩形
の環状膨張黒鉛成型体の前記押え金具による締込
み方向の両端面に金属細線製編物からなるシート
を添着し、一体成型した膨張黒鉛製密封部材であ
ることを特徴とする。 (ホ) 実施例 以下この考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。 第2図は本考案の一例を示す斜視図で、6は膨
張黒鉛成型体、7は金属細線製編物からなるシー
トを示す。 金属細線製編物からなるシート7は、第1図の
上下の面、即ち膨張黒鉛のはみ出し5の生じる両
側面である押え金具4の締込み方向の両端面にの
み当接し、その他の膨張黒鉛のはみ出しの生じな
い面は金属細線編物からなるシート7が付与され
ず、膨張黒鉛成型体6が露出している。 この考案の密封部材は、先ず金属細線製編物か
らなるシート7をプレスして仮成型し、次いで膨
張黒鉛成型体6を上下の金属細線製編物からなる
シート7間にはさみプレスして成型し製造する。 次にこの考案の密封部材と膨張黒鉛単体のパツ
キンとのはみ出し特性の比較を次の実験例で示
す。 〔実験例 1〕 膨張黒鉛成型体の両端面に第2図に示す如く金
属細線(ステンレスSUS304、線径0.15mm、軟質)
製の編物からなるシートを、膨張黒鉛82重量%と
金属18重量%になる如く当接し一体成型した本考
案品のはみ出し重量は0重量%であつた。 これに対し膨張黒鉛単体のみからなるパツキン
を同様の条件にて実験をした結果、はみ出し重量
は0.5重量%であつた。 尚、上記実験結果の試験条件として初期締付面
圧は400Kg/cm2、流体圧力最大350Kg/cm2(ガスケ
ツト部の締付圧力は約1435Kg/cm2)圧力サイクル
5回、隙間0.1〜0.12mmであつた。 〔実験例 2〕 水圧実験として、「水圧力:350Kg/cm2を1時間
保持し、その後水圧力:0Kg/cm2」を1サイクル
として、4サイクル繰返し実験をした。 試料として、本考案品は、実験例1と同じ構成
品 (サイズ、内径×外径×高さ =φ100mm×φ114mm×18.5mm) を用い、比較品として、同サイズの膨張黒鉛シー
ト、ステンレス製の網状体を重ね合せて、うず巻
状に巻回して、成型したパツキン(表面部:膨張
黒鉛シート)を選んだ。 実験の結果は表−1に示す。
り、特に静的部分の密封に好適な密封部材に関す
る。 (ロ) 従来技術 従来グラフオイル(米国ユニオンカーバイト社
の商品名)等で知られている膨張黒鉛のみからな
るパツキンは知られており、このようなパツキン
を例えばグランドパツキンとしてバルブ、ポンプ
等の流体機器の軸封部即ち、軸とケーシングとで
形成される室内に複数個詰込むことにより流体が
機外に洩れるのを防止している。 そして膨張黒鉛のみからなるグランドパツキン
は、柔軟性と黒鉛がもつ自己潤滑性等の特性を活
用できるので比較的優れたものである。 しかし乍ら、膨張黒鉛のみから成型したパツキ
ンは締付け時、隙間よりパツキンがはみ出す現象
が見られた。 このような現象は、締付圧や使用される流体圧
力が高くなる程顕著に見られ、その結果体積減少
による応力緩和からシール特性が劣化し、液漏れ
につながる欠点があつた。 第1図はこのはみ出し現象を示すもので、1は
軸、2はボツクス、3はパツキン、4は押え金
具、5ははみ出したパツキンを示す。 ところで、係るはみ出し現象は、前述した膨張
黒鉛単味の成型パツキンに限らず、例えば、特開
昭55−126160号公報に開示されているような、パ
ツキン内部に補強材を備えている、成型パツキン
の場合でも顕著にみられる。 また、他の従来技術として、特開昭57−25564
号公報に開示されている密封部材では、金属線を
交絡して編みあげた、断面輪状の金網内に、不定
形の目詰め材を充填した密封部材なので、成形面
圧を高めて、形付しても、目詰め材の流出によつ
て、密封部材としての形状保持性にやや劣り、応
力緩和をまねきやすく、膨張黒鉛単体による優れ
た封止機能を発揮させることが困難であつた。 さらに他の従来技術として、特開昭56−124766
号公報に開示されてる、自動車の排気管継手部に
好適な高温シールが開示されているが、係る密封
部材では、高温と耐振動性によいかも知れない
が、金網と膨張黒鉛とが、層状に巻かれて成形さ
れているため、金網を伝わつて流体の洩れ終絡が
形成されている状態となり、決してシール機能面
からは、シビアな密封部材でもなく、また、膨張
黒鉛のみの封止機能をも発揮されない憾みもあ
る。 (ハ) 考案の目的 この考案は膨張黒鉛成型体の優れたシール特性
をそのまま生かしながら、しかも応力緩和を招来
させる最大の起因であるはみ出し現象をなくしシ
ール性の良い優れた密封部材を提供することを目
的とする。 (ニ) 考案の構成 この考案は、流体機器の軸封部のボツクス内に
収容され、押え金具にて締込まれることによつて
流体を密封する密封部材において、断面が略矩形
の環状膨張黒鉛成型体の前記押え金具による締込
み方向の両端面に金属細線製編物からなるシート
を添着し、一体成型した膨張黒鉛製密封部材であ
ることを特徴とする。 (ホ) 実施例 以下この考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。 第2図は本考案の一例を示す斜視図で、6は膨
張黒鉛成型体、7は金属細線製編物からなるシー
トを示す。 金属細線製編物からなるシート7は、第1図の
上下の面、即ち膨張黒鉛のはみ出し5の生じる両
側面である押え金具4の締込み方向の両端面にの
み当接し、その他の膨張黒鉛のはみ出しの生じな
い面は金属細線編物からなるシート7が付与され
ず、膨張黒鉛成型体6が露出している。 この考案の密封部材は、先ず金属細線製編物か
らなるシート7をプレスして仮成型し、次いで膨
張黒鉛成型体6を上下の金属細線製編物からなる
シート7間にはさみプレスして成型し製造する。 次にこの考案の密封部材と膨張黒鉛単体のパツ
キンとのはみ出し特性の比較を次の実験例で示
す。 〔実験例 1〕 膨張黒鉛成型体の両端面に第2図に示す如く金
属細線(ステンレスSUS304、線径0.15mm、軟質)
製の編物からなるシートを、膨張黒鉛82重量%と
金属18重量%になる如く当接し一体成型した本考
案品のはみ出し重量は0重量%であつた。 これに対し膨張黒鉛単体のみからなるパツキン
を同様の条件にて実験をした結果、はみ出し重量
は0.5重量%であつた。 尚、上記実験結果の試験条件として初期締付面
圧は400Kg/cm2、流体圧力最大350Kg/cm2(ガスケ
ツト部の締付圧力は約1435Kg/cm2)圧力サイクル
5回、隙間0.1〜0.12mmであつた。 〔実験例 2〕 水圧実験として、「水圧力:350Kg/cm2を1時間
保持し、その後水圧力:0Kg/cm2」を1サイクル
として、4サイクル繰返し実験をした。 試料として、本考案品は、実験例1と同じ構成
品 (サイズ、内径×外径×高さ =φ100mm×φ114mm×18.5mm) を用い、比較品として、同サイズの膨張黒鉛シー
ト、ステンレス製の網状体を重ね合せて、うず巻
状に巻回して、成型したパツキン(表面部:膨張
黒鉛シート)を選んだ。 実験の結果は表−1に示す。
【表】
【表】
はみ出し重量
(注) はみ出し率(%)の計算=
はみ出し重量
(注) はみ出し率(%)の計算=
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流体機器の軸封部のボツクス内に収容され、押
え金具にて締込まれることによつて流体を密封す
る密封部材において、 断面が略矩形の環状膨張黒鉛成型体の前記押え
金具による締込み方向の両端面に金属細線製編物
からなるシートを添着し、一体成型したことを特
徴とする 膨張黒鉛製密封部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8800482U JPS58189856U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 膨張黒鉛製密封部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8800482U JPS58189856U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 膨張黒鉛製密封部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189856U JPS58189856U (ja) | 1983-12-16 |
| JPS6329972Y2 true JPS6329972Y2 (ja) | 1988-08-11 |
Family
ID=30096695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8800482U Granted JPS58189856U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 膨張黒鉛製密封部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189856U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5787082B2 (ja) * | 2011-10-14 | 2015-09-30 | トヨタ自動車株式会社 | 添加弁シール構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936147B2 (ja) * | 1979-03-23 | 1984-09-01 | 日本ピラ−工業株式会社 | 取出し容易な成形パッキンの製造方法 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP8800482U patent/JPS58189856U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58189856U (ja) | 1983-12-16 |
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