JPS6330428B2 - - Google Patents
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- JPS6330428B2 JPS6330428B2 JP55118366A JP11836680A JPS6330428B2 JP S6330428 B2 JPS6330428 B2 JP S6330428B2 JP 55118366 A JP55118366 A JP 55118366A JP 11836680 A JP11836680 A JP 11836680A JP S6330428 B2 JPS6330428 B2 JP S6330428B2
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Description
本発明は紡糸、延伸およびウエブの形成を連続
して行わしめる、いわゆるスパンボンド法と称さ
れる長繊維不織布の製造装置、更に詳しくは、紡
糸口金からの未延伸フイラメント群をエジエクタ
ーにより吸引し、延伸して捕集面上に積層してウ
エブを形成する長繊維不織布の製造装置に関する
ものである。 紡糸口金からの未延伸フイラメント群をエジエ
クターにより吸引延伸して、捕集面上に積層し、
ウエブとする長繊維不織布の製造において、巾広
い不織布を得るためには、製造する不織布の全巾
にわたつてエジエクターをウエブ捕集装置の進行
方向に対して直角な方向、すなわち、ウエブの巾
方向に1列ないし2列以上並べて配置することが
一般的である。しかしながら、これによれば、製
造される不織布のウエブの進行方向、すなわち、
不織布の縦方向の強力が不織布の横方向すなわち
巾方向の強力に比べて大きく、縦、横両方向の強
力に差のある非等方的な不織布しか得られないと
いう欠点がある。このような原因はエジエクター
から噴出した空気が、ウエブ捕集面上に到着する
際、等方的な円形パターンを描かずに、互に横方
向に隣接する他のエジエクターの空気の壁にぶつ
かり、ウエブ捕集面の横方向への広がりが阻害さ
れ、そのためウエブが構成すべきフイラメントの
横方向への広がりと絡み合いが減少し、縦方向へ
フイラメントが多く配向するようなウエブ進行方
向に長軸をもつた長円形のパターンを形成するた
めである。 更にこの点を詳しく説明すると、一般に周知の
エジエクターを用いて、ウエブ捕集面上にフイラ
メントを積層してウエブを形成する場合、フイラ
メントはエジエクター噴出流の自由空気噴流の境
界区域内に散布されるが、噴流内のフイラメント
の分布は均一でなく、中心に近い程、フイラメン
トは多く堆積する。従つて、巾方向にエジエクタ
ーを多数並列した場合、もし各エジエクターの間
隔を、その自由空気噴流の境界区域がそれほど重
複しない程度に広げた条件で製造するならば、各
エジエクターからの噴出空気流と、これに隣接す
るエジエクターからの噴出空気流との干渉力は弱
まり、ウエブ捕集面上に描かれる噴出空気流のパ
ターンは円形に近いが、他方ではパターン内での
フイラメントの堆積分布が均一でないため、巾方
向に目付斑(目付とは単位面積当りの重量をい
う)、いわゆるタテスジのある不均一な不織布に
なるだけである。従つて、不織布の全巾にわたつ
て目付斑のない不織布を得るには、巾方向に配置
された各エジエクターの間隔を、各エジエクター
の自由空気噴流の境界区域が、かなりの程度重複
するまで近づけておく必要があり、例えば特公昭
42−23998号公報にあつては、エジエクターの間
隔は、エジエクターの自由空気噴流の大きさの1/
3ぐらいが適当としている。 しかしながら、このようにすると、前記したよ
うに各エジエクターからの噴出流は隣接するエジ
エクターの噴出流の壁にぶつかりウエブ捕集面
で、ウエブの巾方向への広がりが阻害され、ウエ
ブ捕集面の進行方向に長軸をもつ長円形のパター
ンが形成される。この結果得られたウエブは、ウ
エブの横方向(パターンの短軸方向)へのフイラ
メントの広がりと絡み合いは、少なくともウエブ
の縦方向(パターンの長軸方向)にフイラメント
が配向しており、このものは縦方向の強力が横方
向の強力にくらべて大きい非等方的なものとなつ
てしまう。 このような欠点を解消するためには、各エジエ
クターを互いに隣接するエジエクターからの影響
を受けることがない程度の間隔をとつて配置して
もなお、不織布の全巾にわたつて目付斑のない不
織布を製造し得るほどに、個々のエジエクターか
らの自由空気噴流を広げ、かつ噴流内のフイラメ
ントの分布をできるだけ均一にしておく必要があ
り、そのための一手段として、エジエクターをウ
エブの巾方向に横断運動させる方法がある。この
方法にあつては、隣接するエジエクターからの影
響を受けることがないので、堆積するフイラメン
トがウエブの進行方向に流れることがなく、従つ
て横方向の強力が縦方向の強力に近い等方的なウ
エブが得られ、また条件によつては横方向の強力
の方が、縦方向の強力よりも強いウエブが得られ
ることもある。しかしながら、不織布の全巾にわ
たつてエジエクターを横断運動させるためには大
がかりな装置を必要とし、また製造条件、例えば
捕集面の進行速度を毎分数メートル乃至数十メー
トルにも設定する場合、巾広い均一なウエブを製
造するためにはエジエクターを相当な速度で横断
運動させる必要が生ずる。さらには、生産性の面
から、かなり多数本のフイラメントを1個のエジ
エクターによつて吸引し堆積させることが望まし
いから、紡糸、延伸、ウエブ形成の連続したいわ
ゆるスパンボンド法による不織布の製造にあつて
は、エジエクターの引取延伸能力そのものにも限
界があり、またエジエクターを移動させること
は、紡糸口金とエジエクターとの距離が絶えず変
動することでもあり、とても安定した紡糸調子は
得られないから、このためにはウエブの巾方向に
数個の紡糸口金を設け、巾方向に分割してできる
だけエジエクターの横断運動を小さくする事が考
えられるが、これによつても紡糸口金とエジエク
ターとの距離が変動することには変りがなく、紡
糸調子は非常に悪い。 また他の手段として、エジエクターそのものの
位置は動かさずにエジエクターからの空気流とフ
イラメント群とを横断運動させる方法が提案され
ている。例えば特公昭45−10779号公報にあつて
は、エジエクター噴射口に未広形の壁面を有する
凹所を設け、この凹所の壁面に設けられた、直径
方向で向き合つている2個の空気噴射口から交互
に間隔を置いて噴射される制御空気によつて横断
運動させている。しかしながら、この方法にあつ
ては、エジエクターからの噴出空気流の方向を周
期的に変化させるための制御空気流をエジエクタ
ーの糸条牽引部に近い位置、すなわち、末広形壁
面を有する凹所の上部に位置させているため、制
御空気流の力により、横断運動しているエジエク
ターからの噴出空気流の流れを短かい時間の単位
でみると、2個の噴出口から交互に噴出される制
御空気の一方が完全に閉、他方が開になつた状態
では、凹所内の空気の流れは完全に一方的に押し
やられ、押しやられた側の凹所内壁面に、いわゆ
る付着噴流となつているため、結果としてウエブ
の堆積巾は噴出空気流の横断運動により、広がつ
てはいるが、微少部分でのフイラメント群そのも
のの広がりは少なく、いわゆる開繊性の悪いウエ
ブができるだけである。 さらに、このように付着した空気の流れを引き
離し、他方へ押しやるためには強い力を必要とす
るため、そのために働く制御空気が完全に閉の状
態からやゝ開いた程度では、空気流そのものは、
凹所壁面から離れず、完全に開の状態に近づいて
はじめて離れ、他方に押しやられる。従つて結果
として横断運動の方向変更点、すなわち、堆積さ
れるウエブの端部での空気流の滞溜時間が、横断
運動の移動点、すなわち堆積されるウエブの中央
部にフイラメントを堆積している時間にくらべて
長くなり、端部のフイラメントが多く、中央部の
フイラメントの少ない不均一な堆積の巾広ウエブ
となり、たとえ、拡散機構を有する数本のエジエ
クターを巾方向に並べて全巾を分割したとして
も、全巾が均一な目付の不織布は得られない。 本発明者等は、かゝる問題点に着目し、鋭意研
究の結果、多数本のエジエクターを巾方向に1列
乃至2列以上並べて配置するに際し、互に隣接す
るエジエクターからの噴出空気流の影響を受けな
い程に十分に個々のエジエクターからの噴出空気
流を巾方向にのみ選択的、かつ均一に拡散し、そ
の自由空気噴流の境界区域そのものを巾方向に広
げておくための有効な手段を見出し、これによ
り、不織布の縦方向の強力が、横方向の強力に近
い、等方的な強力分布を有する不織布を製造する
ことに成功した。 すなわち、本発明は、紡糸口金からの未延伸フ
イラメント群を、製造すべき不織布の全巾にわた
つて不織布の巾方向に1列ないしは2列以上並べ
て配置した丸形エジエクターにより吸引延伸し、
捕集面上に積層して、ウエブを形成する長繊維不
織布の製造装置において、丸形エジエクターの噴
射管に誘導管を接続すると共に、この誘導管は捕
集面上に形成されるウエブの巾方向に並列するよ
うに2本を1組として拡散体に挿入開口し、しか
もこの拡散体の内面は断面形状が長方形の先広が
り状の拡散口を形成し、かつ前記長方形の短辺を
形成する相対する2面にはそれぞれの面から交互
に加圧空気を噴出せしめる一対の加圧空気噴出口
を有する長繊維不織布の製造装置である。 以下添付図面によつて本発明の実施の一例につ
いて詳細に説明する。1はウエブの巾方向に並べ
られた丸形のエジエクターであつて、このエジエ
クター1の噴射管2には誘導管3が接続されてい
る。なお、dは誘導管3の内径である。4はエジ
エクター1に送給される加圧空気の送給管であ
る。前記誘導管3は2本が1組とされて拡散体5
に挿入され開口している。この誘導管3が2本1
組とされて拡散体5に挿入され開口するのは、第
2図によつてその詳細を示すように、2本の誘導
管3は下方の捕集面で形成されるべきウエブの巾
方向に並ぶようにされて拡散体5に挿入され開口
している。このことと共に拡散体5について第2
図によつて説明すると、第2図のaは拡散体5を
ウエブの進行方向からみた正面断面図であり、第
2図のbは拡散体5の側面断面図であり、第2図
のcは拡散体5を空気噴出方向に直角で加圧空気
噴出口を通る平面で切断した平面断面図であり、
これからもよくわかるように拡散体5はその内部
は断面形状が長方形の先広がり状の拡散口6を形
成している。この長方形の長辺の方向、図にあつ
ては左右の方向が、形成されるべきウエブの巾方
向(横方向)であり、短辺の方向、図にあつては
上下の方向がウエブの長さ方向(縦方向)であ
る。なお、拡散体5の拡散口6においてはθは開
き角度を、Lは長さを、Wは内面巾をそれぞれ示
すものである。また拡散口6の下端近くには加圧
空気噴出口7,7′が設けられている。8は加圧
空気供給管であつて、回転式切換弁9に接続され
ている。10,10′は回転式切換弁9からの加
圧空気配管であつて、この加圧空気配管10,1
0′からは、前記した拡散体5の拡散口6にある
加圧空気噴出口7,7′に開口する圧空送給管1
1,11′が分岐している。従つて加圧空気供給
管8からの加圧空気は回転式切換弁9によつて加
圧空気配管10と10′とに交互に切換え供給さ
れ、この加圧空気配管10,10′から圧空送給
管11,11′を経て拡散体5の拡散口6に開口
する加圧空気噴出口7,7′から加圧空気が拡散
口6内に交互に噴射される。一方、エジエクター
1には加圧空気の送給管4から加圧空気が送給さ
れ、これによつて図示されていない紡糸口金から
のフイラメント群Fは吸引され牽引されてエジエ
クター1からの噴出空気流と共に噴射管2、誘導
管3を通り前記したように2つのエジエクターか
らのフイラメント群が1つの拡散体に送給され
る。この拡散体の拡散口6において送給されたフ
イラメント群は拡散口6の下端近くにある加圧空
気噴出口7,7′からの加圧空気の交互噴射を受
けてウエブの捕集面12に堆積されるのである
が、こゝで加圧空気噴出口7,7′からの加圧空
気の交互噴射について主として第3図について説
明すると、加圧空気噴出口7,7′に送られる加
圧空気は加圧空気供給管8からの加圧空気が回転
式方向切換弁9によつて2つにしかも交互に分流
されて加圧空気配管10,10′に送給され、こ
れが加圧空気噴出口7,7′からの交互噴射とな
ることは既に説明したが、この加圧空気供給管8
からの加圧空気を2つに分流し、しかもこの分流
を交互に流送せしめるためには、例えば、回転式
方向切換弁9によつて行われる。この回転式方向
切換弁9は、外筒13と、内筒14とからなつて
いる。この内筒14の中心は空所とされて加圧空
気供給管8からの加圧空気は、この中心空所15
に送入される。内筒14には、等間隔に配送孔1
6(図にあつては9個)が設けられている。一
方、外筒13にはこの外筒13の中心に対して対
称な位置に2つの通孔17,17′が設けられ、
この通孔17,17′にはさきに説明した、加圧
空気配管10,10′がそれぞれ接続されている。
これら外筒13の通孔17,17′と内筒14の
配送孔16の外周とは同形同大であることが望ま
しい。更に、内筒14は回転が可能とされるもの
である。内筒14の配送孔16は等間隔に奇数個
設けられ、一方外筒13にはその中心に対して対
称な位置に2つの通孔17,17′が設けられて
いるから、図に示したように通孔17と配送孔1
6の外周とが一致している時、通孔17と対称の
位置にある通孔17′は配送孔16の中間である
非配送孔部の内筒壁18によつて閉塞されている
状態となる。従つて、今、図にある状態ででは加
圧空気は中心空所15から配送孔16を経て通孔
17から加圧空気配管10に流れ、この加圧空気
は圧空送給管11を経て加圧空気噴出口7から拡
散体5の拡散口6に噴出される。この時、通孔1
7′は内筒壁18によつて閉塞されているから加
圧空気は送給されず、拡散体5の拡散口6の加圧
空気噴出口7′からは加圧空気は噴出されない。
この状態から内筒14が矢印方向に回転すると、
通孔17は次第に閉塞され、逆に通孔17′は配
送孔16との連通を開始するに至り、更に回転し
て図の場合、内筒14が18分の1だけ回転すれ
ば、さきとは逆に通孔17は内筒壁18によつて
閉塞され、通孔17′は配送孔16の外周と一致
して完全に連通するに至るから、中心空所15の
加圧空気は、さきとは逆に加圧空気配管10′に
流れて噴出口7′から噴出し、加圧空気配管10
の流れは停止され加圧空気噴出口7からの噴出は
停止する。 以下、内筒14の回転に従つて、中心空所15
からの加圧空気の流れは切換えられ噴出口7,
7′からの噴出は交互にされることとなる。この
時の拡散体5の拡散口6におけるエジエクター1
からの空気の流れをみると、加圧空気噴出口7が
完全に閉塞され、加圧空気噴出口7′が完全に連
通する瞬間でみると、閉塞された加圧空気噴出口
7側に押しやられ寄つてはいるが、2本のエジエ
クターからの噴出空気流は互に随伴流となつて引
つぱり合い、拡散口6において中央部に位置しよ
うとするので拡散口内壁への付着噴流とはなつて
いない。次の瞬間、すなわち、完全に閉塞された
加圧空気噴出口7がやゝ連通し、これとは逆に完
全に連通していた加圧空気噴出口7′がやゝ閉塞
されてきた時には、エジエクターからの噴出空気
流は拡散口6の中央に向つて移動をはじめる。さ
らに時間が経過してやゝ閉塞されてきた加圧空気
噴出口7′が完全に閉塞された状態になるまでの
間、エジエクターからの噴出空気流はその慣性力
も加わつて、拡散口の中央を通りすぎ、ついで、
閉塞されつゝある加圧空気噴出口7′の側に移動
を続け、やがて到達する。以下同様な運動が非常
に短かい時間の間隔で繰返されることによつて2
つのエジエクターからのフイラメント群は揺動し
拡散されてウエブの捕集面12に堆積される。し
かも1つの拡散体により堆積されるウエブの目付
は端部においてはやゝ少ないが、全巾にわたつて
ほゞ均一な分布を形成する。第4図は1つの拡散
体によつて堆積されるウエブの目付分布の状態を
模式的に表わしたもので、1つのエジエクターか
らの噴出空気流を1つの拡散体に送入しただけの
方法では、たとえ加圧空気による揺動拡散を併用
したとしても、いわゆる拡散体の内壁面に付着噴
流を形成し易く、堆積されたウエブの端部にフイ
ラメントが多く集まつた第4図のaのような不均
一な分布となる。また、単に1つの拡散体に2つ
のエジエクターからの噴出空気流(フイラメント
群が同時に送給される)を送入しただけで、本発
明の如くに加圧空気の交互噴出による揺動を併用
しないならば、2つのエジエクターからの噴出流
は互に引き合い随伴効果によつて中央部にのみフ
イラメントを多く堆積して第4図のbのような不
均一な分布となり、本発明のような均一な目付分
布である第4図のcのような分布とはならない。 本発明のように、均一にしかも巾広くウエブを
堆積できる拡散体を、不織布の巾に応じてウエブ
の巾方向に数個並べて堆積するならば、縦方向の
強力と横方向の強力との差の少ない均一な不織布
が得られるものである。何故ならば、個々の拡散
体は、互に隣接する拡散体からの噴出空気流の影
響を受けない程度にまで間隔を取つて配置し得る
し、さらに拡散体の揺動効果も加わつてウエブを
構成しているフイラメントはウエブの縦方向にも
横方向にもランダムに配向しているため、得られ
る不織布の縦方向の強力と横方向の強力とに差の
少ない均一な不織布が得られるのである。 本発明にあつては、拡散口に開口する加圧空気
噴出口を拡散口の上部に位置させることは前述し
たように拡散口内壁への付着噴流を生じやすく、
分布の均一性、開繊性を阻害するので、できるだ
け拡散体の下端近くに位置させることが望まし
く、拡散体の下端から20mm以内が最適である。 また、本発明にあつては、揺動のための加圧空
気の方向を切換えるのに要する時間すなわち、揺
動往復速度および加圧空気の圧力は、均一な分布
を得るために重要な条件となるが、揺動往復速度
が速すぎたり、加圧空気の圧力が低すぎると揺動
運動そのものが生ずることなくウエブの拡散効果
が得られないため巾広いウエブを堆積することが
できない。それとは反対に、揺動往復速度が遅す
ぎたり、加圧空気の圧力が高すぎると、エジエク
ターからの噴出流の随伴効果による中央に移動し
ようとする力と加圧空気の押しやる力の相乗効果
により拡散体内を揺動するフイラメントを含んだ
エジエクターからの噴流の移動する時間が非常に
速くなり、結果として加圧空気により一方の側へ
押しやられたエジエクターからの噴流の滞溜時間
が移動に要する時間よりも長くなつて、端部にフ
イラメントが多く集まつた不均一な分布のウエブ
となつて好ましくない。従つて加圧空気噴出口が
完全に連通している状態から完全に閉塞された状
態を経て、再び完全に連通した状態になるまでの
時間、すなわち揺動往復速度は、1往復当り、
0.1秒から0.5秒という非常に短かい時間が望まし
く、また揺動のための加圧空気の圧力とては0.5
Kg/cm2G乃至2.0Kg/cm2Gが望ましい。 本発明における拡散口の開き角θについては、
ウエブ捕集面と拡散体との距離すなわち堆積距離
と1つの拡散体当りに要求されるウエブ堆積巾と
により決定されるが、こゝでいう1つの拡散体当
りに要求されるウエブ堆積巾とはエジエクターの
紡糸能力と生産速度の関係、得られるウエブの縦
方向の強力と横方向の強力との差を少なくするた
めに必要な拡散体間の距離、更にはウエブを構成
しているフイラメントの開繊性などを綜合して決
定されるものであり、これらのすべての条件を考
慮して巾方向に均一に噴出空気流を拡散し、ウエ
ブを堆積して、縦方向、横方向の強力の差が少な
い等方的な不織布を得るための開き角θとしては
8度から24度である。 なお、開き角θが小さいと、巾広いウエブが得
られないため、ウエブの巾方向に並べられた個々
の拡散体の間隔をあまり離せないから、前述した
ように、縦方向の強力が、横方向の強力にくらべ
て大きい非等方的な不織布しか得られないし、開
き角が大きすぎると、加圧空気噴出口の位置が拡
散口の中心から離れすぎるため、揺動拡散効果が
及ばないし、たとえ、拡散効果が得られて巾広い
ウエブを堆積できても、1つのエジエクターの紡
糸能力の限界および、ウエブを構成しているフイ
ラメント群の開繊性より、生産性があがらないと
いう問題が生ずる。また拡散口の長さLについて
はエジエクターから噴出され拡散体に導入される
空気の量、速度およびエジエクターの噴射管に連
接されている誘導管の内径dとによつて最適条件
が決められるが、通常の条件すなわち、エジエク
ターに供給される高圧空気の圧力が1Kg/cm2G乃
至5Kg/cm2Gの範囲内では、拡散口の長さLは誘
導管の内径dの3倍乃至7倍が望ましい。 本発明にあつては2つのエジエクターからの噴
出空気流及びフイラメント群が1つの拡散体に送
給され、同時に捕集堆積するので、拡散体1つ当
りの紡糸能力(処理能力)でみると2倍に増大さ
れるという利点もある。 次に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 紡糸口金から紡出された48本のポリエステル未
延伸フイラメント群を3Kg/cm2Gの高圧空気が供
給されたエジエクターにてそれぞれ24本宛吸引
し、牽引してエジエクターに連接された誘導管に
よつて1つの拡散体に送給された。拡散口の開き
角θは16度で、その長さLは50mmであり、拡散口
の下端から上方10mmの位置に揺動のための加圧空
気噴出口が設けられている。フイラメント群は拡
散体の下端から70cm下に設けられた5m/分で進
行する捕集面上に、前記した2つのエジエクター
によつて延伸されて単糸デニールが3dとなつた
48本の延伸フイラメントを堆積しウエブとされ
た。 これらを基本条件として、加圧空気噴出口が完
全に連通した状態から再び完全に連通した状態に
なるまでの時間、すなわち揺動往復速度を、1往
復当り、0.05秒、0.10秒、0.20秒、0.30秒、0.50
秒、0.70秒とし、またこれらの揺動往復速度にお
いて、加圧空気噴出口から噴出される加圧空気の
圧力を、0Kg/cm2G、0.25Kg/cm2G、0.50Kg/cm2
G、1.00Kg/cm2G、1.5Kg/cm2G、2.00Kg/cm2G、
2.50Kg/cm2G、3.00Kg/cm2Gとして、これらの条
件でウエブの捕集面上に堆積されるウエブの巾方
向目付分布の状態を観察し、その堆積巾を測定し
た。同時に上記の条件とは48本の未延伸フイラメ
ントを1つのエジエクターにより吸引牽引し1つ
の拡散体に送給してこれを捕集面上に堆積せしめ
る点で異なるだけで他の条件は上記の条件と全く
同様とされたウエブの堆積を行つた。 それらの結果は次に示す表−1によつて表わさ
れている。
して行わしめる、いわゆるスパンボンド法と称さ
れる長繊維不織布の製造装置、更に詳しくは、紡
糸口金からの未延伸フイラメント群をエジエクタ
ーにより吸引し、延伸して捕集面上に積層してウ
エブを形成する長繊維不織布の製造装置に関する
ものである。 紡糸口金からの未延伸フイラメント群をエジエ
クターにより吸引延伸して、捕集面上に積層し、
ウエブとする長繊維不織布の製造において、巾広
い不織布を得るためには、製造する不織布の全巾
にわたつてエジエクターをウエブ捕集装置の進行
方向に対して直角な方向、すなわち、ウエブの巾
方向に1列ないし2列以上並べて配置することが
一般的である。しかしながら、これによれば、製
造される不織布のウエブの進行方向、すなわち、
不織布の縦方向の強力が不織布の横方向すなわち
巾方向の強力に比べて大きく、縦、横両方向の強
力に差のある非等方的な不織布しか得られないと
いう欠点がある。このような原因はエジエクター
から噴出した空気が、ウエブ捕集面上に到着する
際、等方的な円形パターンを描かずに、互に横方
向に隣接する他のエジエクターの空気の壁にぶつ
かり、ウエブ捕集面の横方向への広がりが阻害さ
れ、そのためウエブが構成すべきフイラメントの
横方向への広がりと絡み合いが減少し、縦方向へ
フイラメントが多く配向するようなウエブ進行方
向に長軸をもつた長円形のパターンを形成するた
めである。 更にこの点を詳しく説明すると、一般に周知の
エジエクターを用いて、ウエブ捕集面上にフイラ
メントを積層してウエブを形成する場合、フイラ
メントはエジエクター噴出流の自由空気噴流の境
界区域内に散布されるが、噴流内のフイラメント
の分布は均一でなく、中心に近い程、フイラメン
トは多く堆積する。従つて、巾方向にエジエクタ
ーを多数並列した場合、もし各エジエクターの間
隔を、その自由空気噴流の境界区域がそれほど重
複しない程度に広げた条件で製造するならば、各
エジエクターからの噴出空気流と、これに隣接す
るエジエクターからの噴出空気流との干渉力は弱
まり、ウエブ捕集面上に描かれる噴出空気流のパ
ターンは円形に近いが、他方ではパターン内での
フイラメントの堆積分布が均一でないため、巾方
向に目付斑(目付とは単位面積当りの重量をい
う)、いわゆるタテスジのある不均一な不織布に
なるだけである。従つて、不織布の全巾にわたつ
て目付斑のない不織布を得るには、巾方向に配置
された各エジエクターの間隔を、各エジエクター
の自由空気噴流の境界区域が、かなりの程度重複
するまで近づけておく必要があり、例えば特公昭
42−23998号公報にあつては、エジエクターの間
隔は、エジエクターの自由空気噴流の大きさの1/
3ぐらいが適当としている。 しかしながら、このようにすると、前記したよ
うに各エジエクターからの噴出流は隣接するエジ
エクターの噴出流の壁にぶつかりウエブ捕集面
で、ウエブの巾方向への広がりが阻害され、ウエ
ブ捕集面の進行方向に長軸をもつ長円形のパター
ンが形成される。この結果得られたウエブは、ウ
エブの横方向(パターンの短軸方向)へのフイラ
メントの広がりと絡み合いは、少なくともウエブ
の縦方向(パターンの長軸方向)にフイラメント
が配向しており、このものは縦方向の強力が横方
向の強力にくらべて大きい非等方的なものとなつ
てしまう。 このような欠点を解消するためには、各エジエ
クターを互いに隣接するエジエクターからの影響
を受けることがない程度の間隔をとつて配置して
もなお、不織布の全巾にわたつて目付斑のない不
織布を製造し得るほどに、個々のエジエクターか
らの自由空気噴流を広げ、かつ噴流内のフイラメ
ントの分布をできるだけ均一にしておく必要があ
り、そのための一手段として、エジエクターをウ
エブの巾方向に横断運動させる方法がある。この
方法にあつては、隣接するエジエクターからの影
響を受けることがないので、堆積するフイラメン
トがウエブの進行方向に流れることがなく、従つ
て横方向の強力が縦方向の強力に近い等方的なウ
エブが得られ、また条件によつては横方向の強力
の方が、縦方向の強力よりも強いウエブが得られ
ることもある。しかしながら、不織布の全巾にわ
たつてエジエクターを横断運動させるためには大
がかりな装置を必要とし、また製造条件、例えば
捕集面の進行速度を毎分数メートル乃至数十メー
トルにも設定する場合、巾広い均一なウエブを製
造するためにはエジエクターを相当な速度で横断
運動させる必要が生ずる。さらには、生産性の面
から、かなり多数本のフイラメントを1個のエジ
エクターによつて吸引し堆積させることが望まし
いから、紡糸、延伸、ウエブ形成の連続したいわ
ゆるスパンボンド法による不織布の製造にあつて
は、エジエクターの引取延伸能力そのものにも限
界があり、またエジエクターを移動させること
は、紡糸口金とエジエクターとの距離が絶えず変
動することでもあり、とても安定した紡糸調子は
得られないから、このためにはウエブの巾方向に
数個の紡糸口金を設け、巾方向に分割してできる
だけエジエクターの横断運動を小さくする事が考
えられるが、これによつても紡糸口金とエジエク
ターとの距離が変動することには変りがなく、紡
糸調子は非常に悪い。 また他の手段として、エジエクターそのものの
位置は動かさずにエジエクターからの空気流とフ
イラメント群とを横断運動させる方法が提案され
ている。例えば特公昭45−10779号公報にあつて
は、エジエクター噴射口に未広形の壁面を有する
凹所を設け、この凹所の壁面に設けられた、直径
方向で向き合つている2個の空気噴射口から交互
に間隔を置いて噴射される制御空気によつて横断
運動させている。しかしながら、この方法にあつ
ては、エジエクターからの噴出空気流の方向を周
期的に変化させるための制御空気流をエジエクタ
ーの糸条牽引部に近い位置、すなわち、末広形壁
面を有する凹所の上部に位置させているため、制
御空気流の力により、横断運動しているエジエク
ターからの噴出空気流の流れを短かい時間の単位
でみると、2個の噴出口から交互に噴出される制
御空気の一方が完全に閉、他方が開になつた状態
では、凹所内の空気の流れは完全に一方的に押し
やられ、押しやられた側の凹所内壁面に、いわゆ
る付着噴流となつているため、結果としてウエブ
の堆積巾は噴出空気流の横断運動により、広がつ
てはいるが、微少部分でのフイラメント群そのも
のの広がりは少なく、いわゆる開繊性の悪いウエ
ブができるだけである。 さらに、このように付着した空気の流れを引き
離し、他方へ押しやるためには強い力を必要とす
るため、そのために働く制御空気が完全に閉の状
態からやゝ開いた程度では、空気流そのものは、
凹所壁面から離れず、完全に開の状態に近づいて
はじめて離れ、他方に押しやられる。従つて結果
として横断運動の方向変更点、すなわち、堆積さ
れるウエブの端部での空気流の滞溜時間が、横断
運動の移動点、すなわち堆積されるウエブの中央
部にフイラメントを堆積している時間にくらべて
長くなり、端部のフイラメントが多く、中央部の
フイラメントの少ない不均一な堆積の巾広ウエブ
となり、たとえ、拡散機構を有する数本のエジエ
クターを巾方向に並べて全巾を分割したとして
も、全巾が均一な目付の不織布は得られない。 本発明者等は、かゝる問題点に着目し、鋭意研
究の結果、多数本のエジエクターを巾方向に1列
乃至2列以上並べて配置するに際し、互に隣接す
るエジエクターからの噴出空気流の影響を受けな
い程に十分に個々のエジエクターからの噴出空気
流を巾方向にのみ選択的、かつ均一に拡散し、そ
の自由空気噴流の境界区域そのものを巾方向に広
げておくための有効な手段を見出し、これによ
り、不織布の縦方向の強力が、横方向の強力に近
い、等方的な強力分布を有する不織布を製造する
ことに成功した。 すなわち、本発明は、紡糸口金からの未延伸フ
イラメント群を、製造すべき不織布の全巾にわた
つて不織布の巾方向に1列ないしは2列以上並べ
て配置した丸形エジエクターにより吸引延伸し、
捕集面上に積層して、ウエブを形成する長繊維不
織布の製造装置において、丸形エジエクターの噴
射管に誘導管を接続すると共に、この誘導管は捕
集面上に形成されるウエブの巾方向に並列するよ
うに2本を1組として拡散体に挿入開口し、しか
もこの拡散体の内面は断面形状が長方形の先広が
り状の拡散口を形成し、かつ前記長方形の短辺を
形成する相対する2面にはそれぞれの面から交互
に加圧空気を噴出せしめる一対の加圧空気噴出口
を有する長繊維不織布の製造装置である。 以下添付図面によつて本発明の実施の一例につ
いて詳細に説明する。1はウエブの巾方向に並べ
られた丸形のエジエクターであつて、このエジエ
クター1の噴射管2には誘導管3が接続されてい
る。なお、dは誘導管3の内径である。4はエジ
エクター1に送給される加圧空気の送給管であ
る。前記誘導管3は2本が1組とされて拡散体5
に挿入され開口している。この誘導管3が2本1
組とされて拡散体5に挿入され開口するのは、第
2図によつてその詳細を示すように、2本の誘導
管3は下方の捕集面で形成されるべきウエブの巾
方向に並ぶようにされて拡散体5に挿入され開口
している。このことと共に拡散体5について第2
図によつて説明すると、第2図のaは拡散体5を
ウエブの進行方向からみた正面断面図であり、第
2図のbは拡散体5の側面断面図であり、第2図
のcは拡散体5を空気噴出方向に直角で加圧空気
噴出口を通る平面で切断した平面断面図であり、
これからもよくわかるように拡散体5はその内部
は断面形状が長方形の先広がり状の拡散口6を形
成している。この長方形の長辺の方向、図にあつ
ては左右の方向が、形成されるべきウエブの巾方
向(横方向)であり、短辺の方向、図にあつては
上下の方向がウエブの長さ方向(縦方向)であ
る。なお、拡散体5の拡散口6においてはθは開
き角度を、Lは長さを、Wは内面巾をそれぞれ示
すものである。また拡散口6の下端近くには加圧
空気噴出口7,7′が設けられている。8は加圧
空気供給管であつて、回転式切換弁9に接続され
ている。10,10′は回転式切換弁9からの加
圧空気配管であつて、この加圧空気配管10,1
0′からは、前記した拡散体5の拡散口6にある
加圧空気噴出口7,7′に開口する圧空送給管1
1,11′が分岐している。従つて加圧空気供給
管8からの加圧空気は回転式切換弁9によつて加
圧空気配管10と10′とに交互に切換え供給さ
れ、この加圧空気配管10,10′から圧空送給
管11,11′を経て拡散体5の拡散口6に開口
する加圧空気噴出口7,7′から加圧空気が拡散
口6内に交互に噴射される。一方、エジエクター
1には加圧空気の送給管4から加圧空気が送給さ
れ、これによつて図示されていない紡糸口金から
のフイラメント群Fは吸引され牽引されてエジエ
クター1からの噴出空気流と共に噴射管2、誘導
管3を通り前記したように2つのエジエクターか
らのフイラメント群が1つの拡散体に送給され
る。この拡散体の拡散口6において送給されたフ
イラメント群は拡散口6の下端近くにある加圧空
気噴出口7,7′からの加圧空気の交互噴射を受
けてウエブの捕集面12に堆積されるのである
が、こゝで加圧空気噴出口7,7′からの加圧空
気の交互噴射について主として第3図について説
明すると、加圧空気噴出口7,7′に送られる加
圧空気は加圧空気供給管8からの加圧空気が回転
式方向切換弁9によつて2つにしかも交互に分流
されて加圧空気配管10,10′に送給され、こ
れが加圧空気噴出口7,7′からの交互噴射とな
ることは既に説明したが、この加圧空気供給管8
からの加圧空気を2つに分流し、しかもこの分流
を交互に流送せしめるためには、例えば、回転式
方向切換弁9によつて行われる。この回転式方向
切換弁9は、外筒13と、内筒14とからなつて
いる。この内筒14の中心は空所とされて加圧空
気供給管8からの加圧空気は、この中心空所15
に送入される。内筒14には、等間隔に配送孔1
6(図にあつては9個)が設けられている。一
方、外筒13にはこの外筒13の中心に対して対
称な位置に2つの通孔17,17′が設けられ、
この通孔17,17′にはさきに説明した、加圧
空気配管10,10′がそれぞれ接続されている。
これら外筒13の通孔17,17′と内筒14の
配送孔16の外周とは同形同大であることが望ま
しい。更に、内筒14は回転が可能とされるもの
である。内筒14の配送孔16は等間隔に奇数個
設けられ、一方外筒13にはその中心に対して対
称な位置に2つの通孔17,17′が設けられて
いるから、図に示したように通孔17と配送孔1
6の外周とが一致している時、通孔17と対称の
位置にある通孔17′は配送孔16の中間である
非配送孔部の内筒壁18によつて閉塞されている
状態となる。従つて、今、図にある状態ででは加
圧空気は中心空所15から配送孔16を経て通孔
17から加圧空気配管10に流れ、この加圧空気
は圧空送給管11を経て加圧空気噴出口7から拡
散体5の拡散口6に噴出される。この時、通孔1
7′は内筒壁18によつて閉塞されているから加
圧空気は送給されず、拡散体5の拡散口6の加圧
空気噴出口7′からは加圧空気は噴出されない。
この状態から内筒14が矢印方向に回転すると、
通孔17は次第に閉塞され、逆に通孔17′は配
送孔16との連通を開始するに至り、更に回転し
て図の場合、内筒14が18分の1だけ回転すれ
ば、さきとは逆に通孔17は内筒壁18によつて
閉塞され、通孔17′は配送孔16の外周と一致
して完全に連通するに至るから、中心空所15の
加圧空気は、さきとは逆に加圧空気配管10′に
流れて噴出口7′から噴出し、加圧空気配管10
の流れは停止され加圧空気噴出口7からの噴出は
停止する。 以下、内筒14の回転に従つて、中心空所15
からの加圧空気の流れは切換えられ噴出口7,
7′からの噴出は交互にされることとなる。この
時の拡散体5の拡散口6におけるエジエクター1
からの空気の流れをみると、加圧空気噴出口7が
完全に閉塞され、加圧空気噴出口7′が完全に連
通する瞬間でみると、閉塞された加圧空気噴出口
7側に押しやられ寄つてはいるが、2本のエジエ
クターからの噴出空気流は互に随伴流となつて引
つぱり合い、拡散口6において中央部に位置しよ
うとするので拡散口内壁への付着噴流とはなつて
いない。次の瞬間、すなわち、完全に閉塞された
加圧空気噴出口7がやゝ連通し、これとは逆に完
全に連通していた加圧空気噴出口7′がやゝ閉塞
されてきた時には、エジエクターからの噴出空気
流は拡散口6の中央に向つて移動をはじめる。さ
らに時間が経過してやゝ閉塞されてきた加圧空気
噴出口7′が完全に閉塞された状態になるまでの
間、エジエクターからの噴出空気流はその慣性力
も加わつて、拡散口の中央を通りすぎ、ついで、
閉塞されつゝある加圧空気噴出口7′の側に移動
を続け、やがて到達する。以下同様な運動が非常
に短かい時間の間隔で繰返されることによつて2
つのエジエクターからのフイラメント群は揺動し
拡散されてウエブの捕集面12に堆積される。し
かも1つの拡散体により堆積されるウエブの目付
は端部においてはやゝ少ないが、全巾にわたつて
ほゞ均一な分布を形成する。第4図は1つの拡散
体によつて堆積されるウエブの目付分布の状態を
模式的に表わしたもので、1つのエジエクターか
らの噴出空気流を1つの拡散体に送入しただけの
方法では、たとえ加圧空気による揺動拡散を併用
したとしても、いわゆる拡散体の内壁面に付着噴
流を形成し易く、堆積されたウエブの端部にフイ
ラメントが多く集まつた第4図のaのような不均
一な分布となる。また、単に1つの拡散体に2つ
のエジエクターからの噴出空気流(フイラメント
群が同時に送給される)を送入しただけで、本発
明の如くに加圧空気の交互噴出による揺動を併用
しないならば、2つのエジエクターからの噴出流
は互に引き合い随伴効果によつて中央部にのみフ
イラメントを多く堆積して第4図のbのような不
均一な分布となり、本発明のような均一な目付分
布である第4図のcのような分布とはならない。 本発明のように、均一にしかも巾広くウエブを
堆積できる拡散体を、不織布の巾に応じてウエブ
の巾方向に数個並べて堆積するならば、縦方向の
強力と横方向の強力との差の少ない均一な不織布
が得られるものである。何故ならば、個々の拡散
体は、互に隣接する拡散体からの噴出空気流の影
響を受けない程度にまで間隔を取つて配置し得る
し、さらに拡散体の揺動効果も加わつてウエブを
構成しているフイラメントはウエブの縦方向にも
横方向にもランダムに配向しているため、得られ
る不織布の縦方向の強力と横方向の強力とに差の
少ない均一な不織布が得られるのである。 本発明にあつては、拡散口に開口する加圧空気
噴出口を拡散口の上部に位置させることは前述し
たように拡散口内壁への付着噴流を生じやすく、
分布の均一性、開繊性を阻害するので、できるだ
け拡散体の下端近くに位置させることが望まし
く、拡散体の下端から20mm以内が最適である。 また、本発明にあつては、揺動のための加圧空
気の方向を切換えるのに要する時間すなわち、揺
動往復速度および加圧空気の圧力は、均一な分布
を得るために重要な条件となるが、揺動往復速度
が速すぎたり、加圧空気の圧力が低すぎると揺動
運動そのものが生ずることなくウエブの拡散効果
が得られないため巾広いウエブを堆積することが
できない。それとは反対に、揺動往復速度が遅す
ぎたり、加圧空気の圧力が高すぎると、エジエク
ターからの噴出流の随伴効果による中央に移動し
ようとする力と加圧空気の押しやる力の相乗効果
により拡散体内を揺動するフイラメントを含んだ
エジエクターからの噴流の移動する時間が非常に
速くなり、結果として加圧空気により一方の側へ
押しやられたエジエクターからの噴流の滞溜時間
が移動に要する時間よりも長くなつて、端部にフ
イラメントが多く集まつた不均一な分布のウエブ
となつて好ましくない。従つて加圧空気噴出口が
完全に連通している状態から完全に閉塞された状
態を経て、再び完全に連通した状態になるまでの
時間、すなわち揺動往復速度は、1往復当り、
0.1秒から0.5秒という非常に短かい時間が望まし
く、また揺動のための加圧空気の圧力とては0.5
Kg/cm2G乃至2.0Kg/cm2Gが望ましい。 本発明における拡散口の開き角θについては、
ウエブ捕集面と拡散体との距離すなわち堆積距離
と1つの拡散体当りに要求されるウエブ堆積巾と
により決定されるが、こゝでいう1つの拡散体当
りに要求されるウエブ堆積巾とはエジエクターの
紡糸能力と生産速度の関係、得られるウエブの縦
方向の強力と横方向の強力との差を少なくするた
めに必要な拡散体間の距離、更にはウエブを構成
しているフイラメントの開繊性などを綜合して決
定されるものであり、これらのすべての条件を考
慮して巾方向に均一に噴出空気流を拡散し、ウエ
ブを堆積して、縦方向、横方向の強力の差が少な
い等方的な不織布を得るための開き角θとしては
8度から24度である。 なお、開き角θが小さいと、巾広いウエブが得
られないため、ウエブの巾方向に並べられた個々
の拡散体の間隔をあまり離せないから、前述した
ように、縦方向の強力が、横方向の強力にくらべ
て大きい非等方的な不織布しか得られないし、開
き角が大きすぎると、加圧空気噴出口の位置が拡
散口の中心から離れすぎるため、揺動拡散効果が
及ばないし、たとえ、拡散効果が得られて巾広い
ウエブを堆積できても、1つのエジエクターの紡
糸能力の限界および、ウエブを構成しているフイ
ラメント群の開繊性より、生産性があがらないと
いう問題が生ずる。また拡散口の長さLについて
はエジエクターから噴出され拡散体に導入される
空気の量、速度およびエジエクターの噴射管に連
接されている誘導管の内径dとによつて最適条件
が決められるが、通常の条件すなわち、エジエク
ターに供給される高圧空気の圧力が1Kg/cm2G乃
至5Kg/cm2Gの範囲内では、拡散口の長さLは誘
導管の内径dの3倍乃至7倍が望ましい。 本発明にあつては2つのエジエクターからの噴
出空気流及びフイラメント群が1つの拡散体に送
給され、同時に捕集堆積するので、拡散体1つ当
りの紡糸能力(処理能力)でみると2倍に増大さ
れるという利点もある。 次に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 紡糸口金から紡出された48本のポリエステル未
延伸フイラメント群を3Kg/cm2Gの高圧空気が供
給されたエジエクターにてそれぞれ24本宛吸引
し、牽引してエジエクターに連接された誘導管に
よつて1つの拡散体に送給された。拡散口の開き
角θは16度で、その長さLは50mmであり、拡散口
の下端から上方10mmの位置に揺動のための加圧空
気噴出口が設けられている。フイラメント群は拡
散体の下端から70cm下に設けられた5m/分で進
行する捕集面上に、前記した2つのエジエクター
によつて延伸されて単糸デニールが3dとなつた
48本の延伸フイラメントを堆積しウエブとされ
た。 これらを基本条件として、加圧空気噴出口が完
全に連通した状態から再び完全に連通した状態に
なるまでの時間、すなわち揺動往復速度を、1往
復当り、0.05秒、0.10秒、0.20秒、0.30秒、0.50
秒、0.70秒とし、またこれらの揺動往復速度にお
いて、加圧空気噴出口から噴出される加圧空気の
圧力を、0Kg/cm2G、0.25Kg/cm2G、0.50Kg/cm2
G、1.00Kg/cm2G、1.5Kg/cm2G、2.00Kg/cm2G、
2.50Kg/cm2G、3.00Kg/cm2Gとして、これらの条
件でウエブの捕集面上に堆積されるウエブの巾方
向目付分布の状態を観察し、その堆積巾を測定し
た。同時に上記の条件とは48本の未延伸フイラメ
ントを1つのエジエクターにより吸引牽引し1つ
の拡散体に送給してこれを捕集面上に堆積せしめ
る点で異なるだけで他の条件は上記の条件と全く
同様とされたウエブの堆積を行つた。 それらの結果は次に示す表−1によつて表わさ
れている。
【表】
【表】
この表からも判るように、2つのエジエクター
からのフイラメントを1つの拡散体に送給した場
合には堆積巾60cm程度までほゞ均一な目付分布の
ウエブが得られたが、1つのエジエクターからの
フイラメントを1つの拡散体に送給した場合には
堆積巾が広いものが出来てもウエブの中央部の目
付の少ない不均一なウエブしか得られなかつた。
このことから、1つの拡散体に2つのエジエクタ
ーからのフイラメント群を送給すると、加圧噴出
空気による揺動と、2つのエジエクターからの噴
流の随伴効果とがうまく組合わさつて均一なウエ
ブとなることが判る。更に巾広いウエブを得るに
は揺動のための加圧空気の圧力は少なくとも0.5
Kg/cm2Gを必要とすること、2Kg/cm2Gより高い
圧力をかけた場合には端部にフイラメントが多く
集まつた不均一な目付分布のウエブになること、
および加圧空気の方向を交互に変更する速度とし
ては1往復当り0.1秒から0.5秒の範囲内が適当で
あることも明らかとされた。 実施例1との比較例 拡散体の拡散口に開口する揺動のための加圧空
気噴出口を拡散口の上方すなわち、拡散口に挿入
された誘導管の端末の近傍に位置された拡散体を
用いて実施例1と同様、紡糸口金からの未延伸ポ
リエステルフイラメント48本を24本宛、2つのエ
ジエクターにより吸引牽引し、1つの拡散体に送
給し捕集面上にウエブを捕集堆積した。それによ
ると、拡散口内の加圧空気噴出口からの加圧空気
の圧力を3Kg/cm2Gにまで上げてもウエブの堆積
巾は45cm程度にしかならず、しかもウエブの端部
にフイラメントが多く集まつた不均一な目付分布
のウエブしか得られなかつた。 実施例 2 単糸デニールが3dのポリエステルフイラメン
トからなる巾180cm、目付70g/m2の長繊維不織
布をスパンボンド法で得るに際し、紡糸口金から
のフイラメント群を、ウエブの巾方向に一列に並
べられたエジエクターによつて拡散体に送給し
た。この時1つのエジエクターには60本のフイラ
メントが挿入され、3.0Kg/cm2Gの圧力の空気が
供給された。エジエクターにはそれぞれ誘導管が
連接され、この誘導管の2本が1つの拡散体に挿
入されている。従つて、2つのエジエクターのフ
イラメントが1つの拡散体に送給されることとな
る。拡散体の拡散口は内面巾Wが2mm、開き角θ
が10度、長さLが60mmとされている。また拡散体
の下端から上方10mmの位置に加圧空気噴出口が相
対して開口している。この加圧空気噴出口からの
加圧空気の圧力は1.5Kg/cm2Gであり、1往復当
り0.2秒で噴出させた。拡散体は360mm間隔で5つ
を1列に並べ10のエジエクターからのフイラメン
トは2つのエジエクターを1組として1つの拡散
体に送給された。ウエブの捕集は10.1m/分で進
行する捕集面上に捕集堆積させて目付が約56g/
m2のウエブを作成した。 一方、拡散体を全く使用しないで、40のエジエ
クターを45mm間隔で1列に並べ1つのエジエクタ
ーに15本のフイラメントを吸引延伸させて速度
10.1m/分で進行するウエブ捕集面上に堆積して
目付56g/m2のウエブを作成した。 このようにして得られたウエブにそれぞれエマ
ルジヨン型の接着剤を含浸し乾燥して仕上り目付
約70g/m2の不織布を作成した。 これらの製造条件と得られた不織布の物性を表
わしたものが表−2である。 表−2からもわかるように拡散体を使用して製
造した不織布のタテの強力とヨコの強力の比は
1.13であり、拡散体を使用しないで製造した不織
布のタテの強力とヨコの強力の比2.89に比べては
るかに等方的な不織布が得られたことがわかる。
なお、拡散体を使用しないで製造する場合、エジ
エクター間の距離を45mmより大きくすると、エジ
エクター間距離に対応したタテすじが発生し、全
巾均一な目付の不織布は得られなかつた。
からのフイラメントを1つの拡散体に送給した場
合には堆積巾60cm程度までほゞ均一な目付分布の
ウエブが得られたが、1つのエジエクターからの
フイラメントを1つの拡散体に送給した場合には
堆積巾が広いものが出来てもウエブの中央部の目
付の少ない不均一なウエブしか得られなかつた。
このことから、1つの拡散体に2つのエジエクタ
ーからのフイラメント群を送給すると、加圧噴出
空気による揺動と、2つのエジエクターからの噴
流の随伴効果とがうまく組合わさつて均一なウエ
ブとなることが判る。更に巾広いウエブを得るに
は揺動のための加圧空気の圧力は少なくとも0.5
Kg/cm2Gを必要とすること、2Kg/cm2Gより高い
圧力をかけた場合には端部にフイラメントが多く
集まつた不均一な目付分布のウエブになること、
および加圧空気の方向を交互に変更する速度とし
ては1往復当り0.1秒から0.5秒の範囲内が適当で
あることも明らかとされた。 実施例1との比較例 拡散体の拡散口に開口する揺動のための加圧空
気噴出口を拡散口の上方すなわち、拡散口に挿入
された誘導管の端末の近傍に位置された拡散体を
用いて実施例1と同様、紡糸口金からの未延伸ポ
リエステルフイラメント48本を24本宛、2つのエ
ジエクターにより吸引牽引し、1つの拡散体に送
給し捕集面上にウエブを捕集堆積した。それによ
ると、拡散口内の加圧空気噴出口からの加圧空気
の圧力を3Kg/cm2Gにまで上げてもウエブの堆積
巾は45cm程度にしかならず、しかもウエブの端部
にフイラメントが多く集まつた不均一な目付分布
のウエブしか得られなかつた。 実施例 2 単糸デニールが3dのポリエステルフイラメン
トからなる巾180cm、目付70g/m2の長繊維不織
布をスパンボンド法で得るに際し、紡糸口金から
のフイラメント群を、ウエブの巾方向に一列に並
べられたエジエクターによつて拡散体に送給し
た。この時1つのエジエクターには60本のフイラ
メントが挿入され、3.0Kg/cm2Gの圧力の空気が
供給された。エジエクターにはそれぞれ誘導管が
連接され、この誘導管の2本が1つの拡散体に挿
入されている。従つて、2つのエジエクターのフ
イラメントが1つの拡散体に送給されることとな
る。拡散体の拡散口は内面巾Wが2mm、開き角θ
が10度、長さLが60mmとされている。また拡散体
の下端から上方10mmの位置に加圧空気噴出口が相
対して開口している。この加圧空気噴出口からの
加圧空気の圧力は1.5Kg/cm2Gであり、1往復当
り0.2秒で噴出させた。拡散体は360mm間隔で5つ
を1列に並べ10のエジエクターからのフイラメン
トは2つのエジエクターを1組として1つの拡散
体に送給された。ウエブの捕集は10.1m/分で進
行する捕集面上に捕集堆積させて目付が約56g/
m2のウエブを作成した。 一方、拡散体を全く使用しないで、40のエジエ
クターを45mm間隔で1列に並べ1つのエジエクタ
ーに15本のフイラメントを吸引延伸させて速度
10.1m/分で進行するウエブ捕集面上に堆積して
目付56g/m2のウエブを作成した。 このようにして得られたウエブにそれぞれエマ
ルジヨン型の接着剤を含浸し乾燥して仕上り目付
約70g/m2の不織布を作成した。 これらの製造条件と得られた不織布の物性を表
わしたものが表−2である。 表−2からもわかるように拡散体を使用して製
造した不織布のタテの強力とヨコの強力の比は
1.13であり、拡散体を使用しないで製造した不織
布のタテの強力とヨコの強力の比2.89に比べては
るかに等方的な不織布が得られたことがわかる。
なお、拡散体を使用しないで製造する場合、エジ
エクター間の距離を45mmより大きくすると、エジ
エクター間距離に対応したタテすじが発生し、全
巾均一な目付の不織布は得られなかつた。
添付図面は本発明を説明するためのもので、第
1図は本発明の実施の一例を示す模式図、第2図
は本発明における拡散体の一例を示すもので、a
はウエブの進行方向からみた正面断面図、bは側
面断面図、cは加圧空気噴出口を通る面での平面
断面図、第3図は本発明における回転式方向切換
弁の一例を示す断面図、第4図は1つの拡散体に
よつて堆積されるウエブの目付分布の状態を模式
的に表わした図であり、aは両側に分布が厚くさ
れた状態、bは中央部に分布が厚くされた状態、
cはほゞ均一に分布された状態を表わす。 1:エジエクター、2:噴射管、3:誘導管、
5:拡散体、6:拡散口、7,7′:加圧空気噴
出口。
1図は本発明の実施の一例を示す模式図、第2図
は本発明における拡散体の一例を示すもので、a
はウエブの進行方向からみた正面断面図、bは側
面断面図、cは加圧空気噴出口を通る面での平面
断面図、第3図は本発明における回転式方向切換
弁の一例を示す断面図、第4図は1つの拡散体に
よつて堆積されるウエブの目付分布の状態を模式
的に表わした図であり、aは両側に分布が厚くさ
れた状態、bは中央部に分布が厚くされた状態、
cはほゞ均一に分布された状態を表わす。 1:エジエクター、2:噴射管、3:誘導管、
5:拡散体、6:拡散口、7,7′:加圧空気噴
出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紡糸口金からの未延伸フイラメント群を、製
造すべき不織布の全巾にわたつて、不織布の巾方
向に1列ないしは2列以上並べて配置した丸形エ
ジエクターにより吸引延伸し捕集面上に積層し
て、ウエブを形成する長繊維不織布の製造装置に
おいて、丸形エジエクターの噴射管に誘導管を接
続すると共に、この誘導管は、捕集面上に形成さ
れるウエブの巾方向に並列するように2本を1組
として拡散体に挿入開口し、しかもこの拡散体の
内面は断面形状が長方形の先広がり状の拡散口を
形成し、かつ前記長方形の短辺を形成する相対す
る2面にはそれぞれの面から交互に加圧空気を噴
出せしめる一対の加圧空気噴出口を有することを
特徴とする長繊維不織布の製造装置。 2 拡散口における加圧空気噴出口は、拡散口の
下端から20mm以内に設けられた特許請求の範囲第
1項記載の長繊維不織布の製造装置。 3 拡散口の開き角度θが8度乃至24度である特
許請求の範囲第1項または第2項記載の長繊維不
織布の製造装置。 4 拡散体の長さLはエジエクターに付設された
誘導管の内径dの3乃至7倍である特許請求の範
囲第1項、第2項、または第3項記載の長繊維不
織布の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55118366A JPS5742954A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Method and apparatus for producing long fiber nonwoven fabric |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55118366A JPS5742954A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Method and apparatus for producing long fiber nonwoven fabric |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5742954A JPS5742954A (en) | 1982-03-10 |
| JPS6330428B2 true JPS6330428B2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=14734924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55118366A Granted JPS5742954A (en) | 1980-08-29 | 1980-08-29 | Method and apparatus for producing long fiber nonwoven fabric |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5742954A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3701531A1 (de) * | 1987-01-21 | 1988-08-04 | Reifenhaeuser Masch | Verfahren und anlage zur herstellung von einem spinnvlies |
-
1980
- 1980-08-29 JP JP55118366A patent/JPS5742954A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5742954A (en) | 1982-03-10 |
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