JPS6330754A - 被覆金属劣化方法及びその装置 - Google Patents
被覆金属劣化方法及びその装置Info
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- JPS6330754A JPS6330754A JP17482486A JP17482486A JPS6330754A JP S6330754 A JPS6330754 A JP S6330754A JP 17482486 A JP17482486 A JP 17482486A JP 17482486 A JP17482486 A JP 17482486A JP S6330754 A JPS6330754 A JP S6330754A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、塗料、ライニング材が塗布された金属の腐食
方法及びその装置に関する。
方法及びその装置に関する。
[従来技術及びその問題点]
塗料あるいはライニング材によって塗布された被覆金属
の腐食による劣化は、腐食環境条件によって異なること
は広く知られている。しかし、一般に劣化速度は極めて
遅い。特に耐食性の優れた塗膜などが被覆された金属の
場合、例えば肉眼で耐食性の良否を判断するには数十年
経過しないと明確にならないこともあると考えられてい
る。それ故、塗膜の耐食寿命を早期に予測する方法の確
立が望まれている。
の腐食による劣化は、腐食環境条件によって異なること
は広く知られている。しかし、一般に劣化速度は極めて
遅い。特に耐食性の優れた塗膜などが被覆された金属の
場合、例えば肉眼で耐食性の良否を判断するには数十年
経過しないと明確にならないこともあると考えられてい
る。それ故、塗膜の耐食寿命を早期に予測する方法の確
立が望まれている。
この寿命予測法において、現状では、如何に劣化を促進
させるかについて注力されている。その内、塗膜下金屈
面の腐食反応を促進する方法として、塗装金属に直流電
圧を印加する、いわゆる電解法が注目されているロ例、
山本池:防食技術35.3(1986)]。あるいは、
塗装金属と裸亜鉛板とをカップルとする、いわゆるカッ
プリング法もある。
させるかについて注力されている。その内、塗膜下金屈
面の腐食反応を促進する方法として、塗装金属に直流電
圧を印加する、いわゆる電解法が注目されているロ例、
山本池:防食技術35.3(1986)]。あるいは、
塗装金属と裸亜鉛板とをカップルとする、いわゆるカッ
プリング法もある。
いま、上記の電解法を用い、被覆金属と対極(白金、カ
ーボンなど)Cとの間(いわゆる端子間)に腐食液りを
介して一定の大きさの直流電圧Eを印加すると、その場
合に形成される電気回路は第2図に示す等価回路でモデ
ル化できる。ここに、金属には、塗料またはライニング
材が塗布されている。電圧E、。は金属の電極電位であ
り、抵抗Rrは過電圧ηを生じる金属の被覆膜下の表面
近傍での分極抵抗であり、R(は、金属に塗布された塗
料またはライニング材自体の電気抵抗あるいは膜欠陥部
などの錆層、沈着層の電気抵抗である。Roは腐食液り
の電気抵抗である。また、電圧E。0はは対極Cの電極
電位であり、抵抗Rr゛ は過電圧を生じる対極Cの表
面近傍での分極抵抗であり、Rf’ は対極Cの表面近
傍の電気抵抗である。
ーボンなど)Cとの間(いわゆる端子間)に腐食液りを
介して一定の大きさの直流電圧Eを印加すると、その場
合に形成される電気回路は第2図に示す等価回路でモデ
ル化できる。ここに、金属には、塗料またはライニング
材が塗布されている。電圧E、。は金属の電極電位であ
り、抵抗Rrは過電圧ηを生じる金属の被覆膜下の表面
近傍での分極抵抗であり、R(は、金属に塗布された塗
料またはライニング材自体の電気抵抗あるいは膜欠陥部
などの錆層、沈着層の電気抵抗である。Roは腐食液り
の電気抵抗である。また、電圧E。0はは対極Cの電極
電位であり、抵抗Rr゛ は過電圧を生じる対極Cの表
面近傍での分極抵抗であり、Rf’ は対極Cの表面近
傍の電気抵抗である。
この閉回路に流れる電流■の大きさは下式で表わされる
。
。
1 =(E−Ey□−Eco)/(R,+Rf+Ro十
Rf’ +Rr’)・・・(1) 電解液(腐食液)Lの濃度が一定ならば、その液抵抗R
0はほぼ一定となる。また、抵抗Rf’ 、 R、’は
小さいので、実質的に無視できると考えると、上記(1
)式は以下の通りとなる。
Rf’ +Rr’)・・・(1) 電解液(腐食液)Lの濃度が一定ならば、その液抵抗R
0はほぼ一定となる。また、抵抗Rf’ 、 R、’は
小さいので、実質的に無視できると考えると、上記(1
)式は以下の通りとなる。
1=(E−EWo−E(0)/(Rr+Rf+Ro)
・(1’)ところが、一般に塗料あるいはライニン
グ材が塗布された塗膜(以下これを総称して塗膜と記す
る)の電気抵抗Rfは、塗膜の吸水あるいは脱水あるい
は塗膜中の水滴の形成など、あるいは腐食環境の温度変
化などによって、常に一定値を示すことはない。また、
塗膜に傷あるいはピンホールなどの欠陥が存在する場合
も、この欠陥部分には塗膜下金属の腐食反応生成物、い
わゆる錆が沈着し、この錆層の電気抵抗Rfも変化する
。更にまた、海水中で被覆金属を電解する場合、より具
体的には、例えば被覆金属が還元反応を呈するように電
解すると、海水中に存在するカルシウムイオンなどによ
る沈着物などが被覆金属に沈着する。
・(1’)ところが、一般に塗料あるいはライニン
グ材が塗布された塗膜(以下これを総称して塗膜と記す
る)の電気抵抗Rfは、塗膜の吸水あるいは脱水あるい
は塗膜中の水滴の形成など、あるいは腐食環境の温度変
化などによって、常に一定値を示すことはない。また、
塗膜に傷あるいはピンホールなどの欠陥が存在する場合
も、この欠陥部分には塗膜下金属の腐食反応生成物、い
わゆる錆が沈着し、この錆層の電気抵抗Rfも変化する
。更にまた、海水中で被覆金属を電解する場合、より具
体的には、例えば被覆金属が還元反応を呈するように電
解すると、海水中に存在するカルシウムイオンなどによ
る沈着物などが被覆金属に沈着する。
この沈着層の電気抵抗R(は海水の温度あるいは沈着の
状態などにより変化する。このように、R4は、塗膜の
性質の変化や腐食の進行に伴い変化する。
状態などにより変化する。このように、R4は、塗膜の
性質の変化や腐食の進行に伴い変化する。
従来から寿命予測に用いられている定電位法では、一定
の直流電圧を印加して反応を進行させている。すなわち
、この塗膜の電気抵抗R(が変化するにもかかわらず、
一定の端子間電圧Eで電解されている。したがって、一
定の大きさの端子間電圧Eを印加したとしても、過電圧
ηは変化する。
の直流電圧を印加して反応を進行させている。すなわち
、この塗膜の電気抵抗R(が変化するにもかかわらず、
一定の端子間電圧Eで電解されている。したがって、一
定の大きさの端子間電圧Eを印加したとしても、過電圧
ηは変化する。
過電圧ηは金属Wと対極Cとの間に電流を流すために必
要な電圧であり、電流密度などで変化する。
要な電圧であり、電流密度などで変化する。
電解中に過電圧ηが変化すると、一定の腐食力で劣化さ
せていることにはならない。
せていることにはならない。
又、ポテンショスタットいわゆる定電位電解装置は広く
利用されているが、この装置で電解する場合も同じこと
がいえる。この装置は、第2図で説明するならば、対極
CにかかわるJ’、Rr’。
利用されているが、この装置で電解する場合も同じこと
がいえる。この装置は、第2図で説明するならば、対極
CにかかわるJ’、Rr’。
Ecoが無視できるようにするため、基準電極(腐食液
中で安定な電極電位を示す、いわゆる参照電極)を溶液
中に挿入し、3電極式で電解するものである。しかし、
この場合も、基準電極からみれば一定の電位差で金属を
保持(電解)できるものの、RrやE。0が変化した場
合に、被覆金属の腐食を支配する過電圧ηを一定に制御
できる乙のではなしたがって、従来の早期寿命予測法は
、腐食反応が一定の力の印加の下で生じていないので、
塗膜の寿命予測結果は、未知の因子に依存していて信頼
できない。腐食反応を一定の力を印加して促進させるた
めには、被覆金属の金属表面近傍の過電圧ηの大きさを
一定にする必要がある。
中で安定な電極電位を示す、いわゆる参照電極)を溶液
中に挿入し、3電極式で電解するものである。しかし、
この場合も、基準電極からみれば一定の電位差で金属を
保持(電解)できるものの、RrやE。0が変化した場
合に、被覆金属の腐食を支配する過電圧ηを一定に制御
できる乙のではなしたがって、従来の早期寿命予測法は
、腐食反応が一定の力の印加の下で生じていないので、
塗膜の寿命予測結果は、未知の因子に依存していて信頼
できない。腐食反応を一定の力を印加して促進させるた
めには、被覆金属の金属表面近傍の過電圧ηの大きさを
一定にする必要がある。
本発明の目的は、過電圧を一定に保つ被覆金属劣化方法
及びその装置を堤供することである。
及びその装置を堤供することである。
[問題点を解決するための手段]
本発明に係る被覆金属劣化方法は、塗料またはライニン
グ材が塗布された被覆金属と対極とを腐食液中に浸し、
被覆金属と対極との間に電圧を印加して、被覆金属を劣
化させるようにした被覆金属劣化方法において、被覆金
属と対極の間の電気回路の抵抗のうち、過電圧か印加さ
れる分極抵抗と上記の分極抵抗以外の抵抗とを計測し、
この計測結果に基づき過電圧が所定の大きさになるよう
に上記の電圧を制御することを特徴とする。
グ材が塗布された被覆金属と対極とを腐食液中に浸し、
被覆金属と対極との間に電圧を印加して、被覆金属を劣
化させるようにした被覆金属劣化方法において、被覆金
属と対極の間の電気回路の抵抗のうち、過電圧か印加さ
れる分極抵抗と上記の分極抵抗以外の抵抗とを計測し、
この計測結果に基づき過電圧が所定の大きさになるよう
に上記の電圧を制御することを特徴とする。
本発明に係る被覆金属劣化装置は、塗料又はライニング
材が塗布された被覆金属からなる試料電極と、試料電極
に対する対極と、試料電極に対する基準電極と、試料電
極と対極との間に設定された電圧を印加する電圧可変電
解手段と、電圧可変電解手段にパルス電圧を印加させる
ように電圧を設定するパルス電圧印加手段と、被覆金属
と対極との間に電流がほとんど流れないように電圧可変
電解手段に電圧を設定してパルス分極法により計測し、
計測結果より演算された所定の過電圧を印加できる電圧
値を電圧可変電解手段に設定する印加電圧設定手段とを
備えたことを特徴とする。
材が塗布された被覆金属からなる試料電極と、試料電極
に対する対極と、試料電極に対する基準電極と、試料電
極と対極との間に設定された電圧を印加する電圧可変電
解手段と、電圧可変電解手段にパルス電圧を印加させる
ように電圧を設定するパルス電圧印加手段と、被覆金属
と対極との間に電流がほとんど流れないように電圧可変
電解手段に電圧を設定してパルス分極法により計測し、
計測結果より演算された所定の過電圧を印加できる電圧
値を電圧可変電解手段に設定する印加電圧設定手段とを
備えたことを特徴とする。
[作 用コ
本発明に係る被覆金属劣化方法においては、過電圧を所
定の大きさで保持しつつ分極し、腐食を促進できる。
定の大きさで保持しつつ分極し、腐食を促進できる。
本発明に係る被覆金属劣化装置においては、パルス分極
法による計測が可能であり、過電圧を所定の大きさに保
持できる。
法による計測が可能であり、過電圧を所定の大きさに保
持できる。
[実施例]
以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明に係る劣化装置においては、3電極式で電解を行
う。すなわち、第1図左側に示すように、腐食液りを入
れた容器4の中に塗膜を被覆した金属W、対極Cおよび
基準電極Rを浸漬する。そして、被覆電極Wと対極Cと
の間に、電圧Eを印加して、被覆電極Wと基準電極Rと
の電位差がE+E9゜となるようにする。この容器4に
おける等価回路図は、第2図に示したものと同じである
。本実施例の特長は、R(+Ro(Rf’、R,’は小
さいので無視できる)が変化してもRrに印加する過電
圧ηが一定となるように印加電圧Eを補正しつつ被覆金
属を劣化させることである。即ち、J+Roの大きさと
Rrの大きさを検知し、両者の比に応じてRrに加わる
ηを一定になるようにEを変化するようにしたものであ
る。ηを一定の大きさで印加するには、RrとRf+H
□による電圧降下分およびE、。+Ecoの値を常に把
握し、それらの値の変化量に応じて、Eの大きさを変化
させねばならない。
う。すなわち、第1図左側に示すように、腐食液りを入
れた容器4の中に塗膜を被覆した金属W、対極Cおよび
基準電極Rを浸漬する。そして、被覆電極Wと対極Cと
の間に、電圧Eを印加して、被覆電極Wと基準電極Rと
の電位差がE+E9゜となるようにする。この容器4に
おける等価回路図は、第2図に示したものと同じである
。本実施例の特長は、R(+Ro(Rf’、R,’は小
さいので無視できる)が変化してもRrに印加する過電
圧ηが一定となるように印加電圧Eを補正しつつ被覆金
属を劣化させることである。即ち、J+Roの大きさと
Rrの大きさを検知し、両者の比に応じてRrに加わる
ηを一定になるようにEを変化するようにしたものであ
る。ηを一定の大きさで印加するには、RrとRf+H
□による電圧降下分およびE、。+Ecoの値を常に把
握し、それらの値の変化量に応じて、Eの大きさを変化
させねばならない。
次に、具体的に数値をあげて説明する。いま、過電圧η
を0.005V に保って電解を行い劣化を進行させる
とする。所定の時間毎にR4と池の抵抗Rf、Roを測
定する(Rr’とRr’は無視できる)。
を0.005V に保って電解を行い劣化を進行させる
とする。所定の時間毎にR4と池の抵抗Rf、Roを測
定する(Rr’とRr’は無視できる)。
当初Rr=IOkΩ、R「=50にΩ、Ro=0.2に
Ωであるならば、Rr/(J+Ro)−10150,2
=115.02となり、RrとRf+R0とに加わる各
々の電圧をI xO,o05Vと5.02X0.005
V、すなわち0.005Vと0.0251Vi:すれば
よい。
Ωであるならば、Rr/(J+Ro)−10150,2
=115.02となり、RrとRf+R0とに加わる各
々の電圧をI xO,o05Vと5.02X0.005
V、すなわち0.005Vと0.0251Vi:すれば
よい。
従って、印加電圧Eは0.005+0.0251.=0
.030+Vに設定すればよい。次に、所定の時間が経
過し、塗膜の電気抵抗Ftfのみが吸水などによって変
化し、30KO+、:低下したとすれば、J−/(Rr
+Ro)=10/30.2=1/3.02となり、印加
電圧Eは、0.005+O,0151=0.020tv
、すなわち0.020tV になるように可変すれば
よい。さらに、所定の時間が経過し、例えば塗膜と金属
との付着劣化に伴い、塗膜ふくれ(ブリスター)が発生
し、R7が減少し、IkΩと検知されたとする。
.030+Vに設定すればよい。次に、所定の時間が経
過し、塗膜の電気抵抗Ftfのみが吸水などによって変
化し、30KO+、:低下したとすれば、J−/(Rr
+Ro)=10/30.2=1/3.02となり、印加
電圧Eは、0.005+O,0151=0.020tv
、すなわち0.020tV になるように可変すれば
よい。さらに、所定の時間が経過し、例えば塗膜と金属
との付着劣化に伴い、塗膜ふくれ(ブリスター)が発生
し、R7が減少し、IkΩと検知されたとする。
R(は30にΩ、Roは0.2にΩで電解を続けるとす
るならば、Rr/(Rf+R0)= I/(30+0.
2)=t/30.2であるので、Eの大きさは、l×0
.005+ 30.2X O,QO5= 0.005+
0.0151= O,0156Vで表わせ、故にE=
0.0 I 56Vで電解すればよい。
るならば、Rr/(Rf+R0)= I/(30+0.
2)=t/30.2であるので、Eの大きさは、l×0
.005+ 30.2X O,QO5= 0.005+
0.0151= O,0156Vで表わせ、故にE=
0.0 I 56Vで電解すればよい。
本発明は、このように、Rrh Rf、 R0を検知し
、Rrに加える過電圧ηを予め定められた値に保持すべ
き印加電圧Eの大きさを可変するようにして、被覆金属
を劣化させるものである。但し、Roの変化量が小さい
とするならば、あるいはRrに比べR8の大きさが無視
できる程小さいならば、R(とRrとを検知すればよい
。又、JとRoを合算した値とRrを検知してもよい。
、Rrに加える過電圧ηを予め定められた値に保持すべ
き印加電圧Eの大きさを可変するようにして、被覆金属
を劣化させるものである。但し、Roの変化量が小さい
とするならば、あるいはRrに比べR8の大きさが無視
できる程小さいならば、R(とRrとを検知すればよい
。又、JとRoを合算した値とRrを検知してもよい。
なお、上記の数値を用いて説明したように、過電圧ηの
大きさと印加電圧Eの大きさにほぼ差がない金属すなわ
ち金属表面に被覆膜や、被覆膜の欠陥部に錆の沈着膜が
存在しない金属は本発明の対象外であって、この場合は
、本発明を用いるまでもなく、従来知られているポテン
ショスタットなどで測定できる。
大きさと印加電圧Eの大きさにほぼ差がない金属すなわ
ち金属表面に被覆膜や、被覆膜の欠陥部に錆の沈着膜が
存在しない金属は本発明の対象外であって、この場合は
、本発明を用いるまでもなく、従来知られているポテン
ショスタットなどで測定できる。
(b)抵抗測定法
J +R0(以下では、R4と略する)とRrを求めろ
方法には、公知の方法としてパルス分極法と掃引分極法
とがある。本実施例では、パルス分極法により求めた。
方法には、公知の方法としてパルス分極法と掃引分極法
とがある。本実施例では、パルス分極法により求めた。
これは短時間の分極でR「とR4が求められるためであ
る。後に説明するように、R4とRrを検知しようとす
る時間中は、Rrに印加される過電圧ηが予め定められ
た大きさに保持できない。たとえば、パルス分極法では
、もともとの印加電圧Eの値を一旦零にして、パルス印
加電圧Vのみを印加させねばならないため、原理的には
過電圧ηが変化される。一方、掃引分極法でも、印加電
圧Vによる掃引中は過電圧ηが変化される。この場合、
パルス分極法は掃引分極法に比してはるかに短時間で実
行できるので、RfとRrを求めるために印加する電圧
Vによる影響を極力小さくするためには、パルス分極法
を用いることが有利である。なお、パルス分極法による
測定は、適当な時間毎に行ない、その都度、R[とR4
を算出し、RfとR2に変化が認められればRfとRr
の大きさに対応して過電圧ηを一定に保持しうるように
Eの大きさを変化させればよい。
る。後に説明するように、R4とRrを検知しようとす
る時間中は、Rrに印加される過電圧ηが予め定められ
た大きさに保持できない。たとえば、パルス分極法では
、もともとの印加電圧Eの値を一旦零にして、パルス印
加電圧Vのみを印加させねばならないため、原理的には
過電圧ηが変化される。一方、掃引分極法でも、印加電
圧Vによる掃引中は過電圧ηが変化される。この場合、
パルス分極法は掃引分極法に比してはるかに短時間で実
行できるので、RfとRrを求めるために印加する電圧
Vによる影響を極力小さくするためには、パルス分極法
を用いることが有利である。なお、パルス分極法による
測定は、適当な時間毎に行ない、その都度、R[とR4
を算出し、RfとR2に変化が認められればRfとRr
の大きさに対応して過電圧ηを一定に保持しうるように
Eの大きさを変化させればよい。
次に、RfとRrを求めるための2つの方法について説
明する。
明する。
まず、本実施例において使用するパルス分極法について
説明する。いま、被覆金属の電気的等価回路は、第3図
に示される回路であるとする。第2図に示した回路との
違いは、金属表面の電気二重層容ff1Cdlが考慮さ
れていることである。過電圧ηが小さくRrか一定値で
ある場合、第4図の上側に示される電圧パルスVが第3
図の回路の両端に印加されると、この電圧パルスVに応
答して電流は第4図の下側に示される曲線の上うに変化
* * する。0≦t≦tての曲線とE≧tでの曲線は、それぞ
れ次の式で表わせる。
説明する。いま、被覆金属の電気的等価回路は、第3図
に示される回路であるとする。第2図に示した回路との
違いは、金属表面の電気二重層容ff1Cdlが考慮さ
れていることである。過電圧ηが小さくRrか一定値で
ある場合、第4図の上側に示される電圧パルスVが第3
図の回路の両端に印加されると、この電圧パルスVに応
答して電流は第4図の下側に示される曲線の上うに変化
* * する。0≦t≦tての曲線とE≧tでの曲線は、それぞ
れ次の式で表わせる。
* *
ここに、tおよびI は電圧パルスVを遮断したときの
時間および電流値である。両辺をVで除算すると ・・(4) 、となり、I/V値は電圧パルスの大きさに関係のない
時間のみの関数となる。そこで Cd1・R「・Rr2JO3X R「V とおき、(5)式の両辺の対数をとると、次式に書きか
えられる。
時間および電流値である。両辺をVで除算すると ・・(4) 、となり、I/V値は電圧パルスの大きさに関係のない
時間のみの関数となる。そこで Cd1・R「・Rr2JO3X R「V とおき、(5)式の両辺の対数をとると、次式に書きか
えられる。
l *
log(−r / V)= logY −−Q −L
) ・・(6)* 故にlOg(−I /V)と(t−t)のグラフの傾き
から* * X、切片からYの値が各々求められる(I 、t
は第4図より求まる)。従って、下記の値の算出が可能
となる。
) ・・(6)* 故にlOg(−I /V)と(t−t)のグラフの傾き
から* * X、切片からYの値が各々求められる(I 、t
は第4図より求まる)。従って、下記の値の算出が可能
となる。
*
■
Rr−(y +−)−+ ・・(7)
■ φ ところが、Rrは過電圧ηが小さいときのみ一定値であ
る。もし電圧パルスを順次大きい値に設定してI/Vと
時間上の曲線に電圧依存性が認められるならば、過電圧
ηが変化し被覆金属の腐食反応が検出されたことになる
。
■ φ ところが、Rrは過電圧ηが小さいときのみ一定値であ
る。もし電圧パルスを順次大きい値に設定してI/Vと
時間上の曲線に電圧依存性が認められるならば、過電圧
ηが変化し被覆金属の腐食反応が検出されたことになる
。
次に、掃引分極法について説明する。
被覆金属の塗膜抵抗成分Rfか大きいと、掃引分極とし
たときの電位と電流の関係(分極曲線)は■が小さいと
き(分極抵抗域)は見掛上「はぼ直線関係」となり、か
つ被覆金属表面近傍の電気化学的反応成分の分極挙動は
この「はぼ直線関係」の曲線上に含まれる。そこで、全
電解電流rにより掃引初期の全抵抗成分に相当する電位
(E)−電流(1)曲線の勾配の値を常に引算すること
で、電気化学的に関係する微小電流(△i)−電位ぐ△
E)曲線が得られる。そして、△1よりJおよびR2は
次のようにして算出することができる。
たときの電位と電流の関係(分極曲線)は■が小さいと
き(分極抵抗域)は見掛上「はぼ直線関係」となり、か
つ被覆金属表面近傍の電気化学的反応成分の分極挙動は
この「はぼ直線関係」の曲線上に含まれる。そこで、全
電解電流rにより掃引初期の全抵抗成分に相当する電位
(E)−電流(1)曲線の勾配の値を常に引算すること
で、電気化学的に関係する微小電流(△i)−電位ぐ△
E)曲線が得られる。そして、△1よりJおよびR2は
次のようにして算出することができる。
いま、自然電極電位をEr5t、電極電位をE。
電解電流をI、塗膜抵抗をRfおよび分極抵抗をR7と
すると、分極抵抗域におけるEとIの関係は E−1(Rf十R,)=I −R(・・・(9)で表わ
せ、Rfが一定で、しかも分極抵抗域外な* らば、Rrは変化を受け(Rrで表わす)、EとIの関
係は * E=I(Rf+Rr ) ・・(10
)で表わせ、(9)式および(10)式の差は* △E=I(Rr−Rr) ・(H)とな
る。(9)式および(10)式の関係を概念的に表した
第5図より、△Eと△iの関係は △E−△i(R「+Rr)=△i−J −(12)
で表わせ、(11)式および(12)式より* △i= l /Rt−I (RrRr ) ”・
(13)となる。ところで次式のターフエル式 * Rr =η/I=(a+blogI)/I =(1
4)が被覆金属に適用できるならば、(14)式に(1
3)式を代入すると △1=(1/Rt−1−Ry−) L/RL・(a+
b Logl) −(15)となる。△i、r、Eは測
定値であることから、Rは△i/I・町と■の関係の漸
近線の切片より見積もることができる。またRr=Rt
−R。
すると、分極抵抗域におけるEとIの関係は E−1(Rf十R,)=I −R(・・・(9)で表わ
せ、Rfが一定で、しかも分極抵抗域外な* らば、Rrは変化を受け(Rrで表わす)、EとIの関
係は * E=I(Rf+Rr ) ・・(10
)で表わせ、(9)式および(10)式の差は* △E=I(Rr−Rr) ・(H)とな
る。(9)式および(10)式の関係を概念的に表した
第5図より、△Eと△iの関係は △E−△i(R「+Rr)=△i−J −(12)
で表わせ、(11)式および(12)式より* △i= l /Rt−I (RrRr ) ”・
(13)となる。ところで次式のターフエル式 * Rr =η/I=(a+blogI)/I =(1
4)が被覆金属に適用できるならば、(14)式に(1
3)式を代入すると △1=(1/Rt−1−Ry−) L/RL・(a+
b Logl) −(15)となる。△i、r、Eは測
定値であることから、Rは△i/I・町と■の関係の漸
近線の切片より見積もることができる。またRr=Rt
−R。
であるため、Rfが求まる。
(C)劣化装置
次に、以上に説明した劣化方法を具現する劣化装置を説
明する。
明する。
第1図に、劣化装置の基本構成を示す。上に説明したよ
うに、容器4内の腐食液りに被覆金属W、基準電極R1
対極Cを浸漬する。被覆金属Wを電気的導線(以下導線
と称する)lにより接地し、基準電極R1対極Cは、導
線2.3によりポテンショスタットPOに接線する。ポ
テンショスタットPOにはパルス印加手段Ep、印加電
圧可変手段Evが導線5,6で接続されており、また、
ポテンショスタットPoの電流変化、電位変化は分極抵
抗R2と被覆膜抵抗R4(以下では、金属Wと対極Cと
の間の全抵抗のうち、Rfを除いたものを指す乙のとす
る)の値を演算する手段(以下演算手段と称する)CL
に導線7で人力されている。一方、予め設定される過電
圧ηは過電圧設定手段I」より演算手段CLに導線8で
その大きさが入力される。
うに、容器4内の腐食液りに被覆金属W、基準電極R1
対極Cを浸漬する。被覆金属Wを電気的導線(以下導線
と称する)lにより接地し、基準電極R1対極Cは、導
線2.3によりポテンショスタットPOに接線する。ポ
テンショスタットPOにはパルス印加手段Ep、印加電
圧可変手段Evが導線5,6で接続されており、また、
ポテンショスタットPoの電流変化、電位変化は分極抵
抗R2と被覆膜抵抗R4(以下では、金属Wと対極Cと
の間の全抵抗のうち、Rfを除いたものを指す乙のとす
る)の値を演算する手段(以下演算手段と称する)CL
に導線7で人力されている。一方、予め設定される過電
圧ηは過電圧設定手段I」より演算手段CLに導線8で
その大きさが入力される。
また、演算手段CLで計算された被覆膜抵抗Rrと分極
抵抗R7の比により、印加電圧可変手段Evの大きさが
制御できるように、導線9でこの手段Evに接続されて
いる。更に、電流、電位、過電圧η、被覆膜抵抗Rf、
分極抵抗Rrあるいは経過時間などが表示できるように
表示手段RECが導線10で演算手段CLと接線されて
いる。一方、ポテンショスタットPOが導線11で接地
されている。但し、容器4が、例えば川や海とすれば、
この導線11で接地すれば測定不可能であるので、ポテ
ンショスタットPOは接地に対してフローティングとす
る。
抵抗R7の比により、印加電圧可変手段Evの大きさが
制御できるように、導線9でこの手段Evに接続されて
いる。更に、電流、電位、過電圧η、被覆膜抵抗Rf、
分極抵抗Rrあるいは経過時間などが表示できるように
表示手段RECが導線10で演算手段CLと接線されて
いる。一方、ポテンショスタットPOが導線11で接地
されている。但し、容器4が、例えば川や海とすれば、
この導線11で接地すれば測定不可能であるので、ポテ
ンショスタットPOは接地に対してフローティングとす
る。
被覆された金属Wは、塗料またはライニング材が、スプ
レー、浸漬、ハケ、ロールあるいは電着などの通常のい
かなる方法により金属に被覆され得てもよい。また金属
としては、その種類か限定されるものではない。
レー、浸漬、ハケ、ロールあるいは電着などの通常のい
かなる方法により金属に被覆され得てもよい。また金属
としては、その種類か限定されるものではない。
基準電極Rは、それ自身の電極電位が使用される腐食液
中で安定であれば良く、例えばカロメル電極、銀−塩化
銀電極のように通常用いられるもので良い。
中で安定であれば良く、例えばカロメル電極、銀−塩化
銀電極のように通常用いられるもので良い。
対極Cは、被覆される金属Wと同一材質のものでよく、
又、カーボン板・棒でもよい。好ましい対極の材質とし
ては不活性のものが良く、例えば白金、金などがあるが
、特に限定されるものでない。但し、腐食液の量か少な
いときは、白金などの不活性の対極を用いることが望ま
しい。
又、カーボン板・棒でもよい。好ましい対極の材質とし
ては不活性のものが良く、例えば白金、金などがあるが
、特に限定されるものでない。但し、腐食液の量か少な
いときは、白金などの不活性の対極を用いることが望ま
しい。
ボテンンヨスタットP○いわゆる定電位電解装置は一般
に用いられるもので充分であるが、被覆膜に欠陥が無<
Rfが大きい場合は、このボテンノヨスタットPOの入
力インピーダンスの大きさは、腐食液中での膜抵抗Rf
と分極抵抗Rrの合算値より100倍以上であることが
望ましい。
に用いられるもので充分であるが、被覆膜に欠陥が無<
Rfが大きい場合は、このボテンノヨスタットPOの入
力インピーダンスの大きさは、腐食液中での膜抵抗Rf
と分極抵抗Rrの合算値より100倍以上であることが
望ましい。
パルス印加手段Epは、ポテンショスタットPOで一定
の大きさのパルス状の加電圧で被覆金属を電解(いわゆ
る分極)するためある大きさのパルス状の電圧を重複さ
せるものであり、パルス状の電圧の発生器である。
の大きさのパルス状の加電圧で被覆金属を電解(いわゆ
る分極)するためある大きさのパルス状の電圧を重複さ
せるものであり、パルス状の電圧の発生器である。
演算手段CLとは、R4の大きさと、Rrの大きさを算
出するものであって、このJとRrの値を把握し、これ
らの値により第2図中の印加電圧Eの可変量を決定する
ためのものである。
出するものであって、このJとRrの値を把握し、これ
らの値により第2図中の印加電圧Eの可変量を決定する
ためのものである。
過電圧設定手段Hとは、過電圧ηを予めある大きさに設
定するものであって、R,、Rfが変化してもηが予め
設定された大きさで保持できるようにしたものである。
定するものであって、R,、Rfが変化してもηが予め
設定された大きさで保持できるようにしたものである。
印加電圧可変手段Evとは、上記の演算手段CLに基づ
いて印加電圧E(第2図)の大きさを可変するものであ
る。
いて印加電圧E(第2図)の大きさを可変するものであ
る。
表示手段RFCとは、レコーダーあるいはプリンターな
どであって、上記のE、l’J、 Rr、 i。
どであって、上記のE、l’J、 Rr、 i。
ηなどを表示・記録するものである。
今、基準電極RからみたWの電位(W自身の自然電極電
位Er5t (vs、 R)が−IV(vs、R)とす
れば、先ず印加電圧可変手段Evにより、+IVを印加
し、C−W間の電流をほぼ零とする。すなわち、W自身
の自然電極電位近傍で電解している状態になる。次いで
、パルス印加手段El)で、前記の第4図のように電圧
パルスVを印加し、(2)式〜(8)式より演算手段C
Lで被覆膜抵抗R4及び分極抵抗Rrを求める。そして
、今、過電圧ηを0.005Vで電解保持する(W極自
身をカソード分極する)とすれば、過電圧設定手段Hを
0.005Vとする。そして、RrがIOkΩ、Rrが
50にΩであったとすれば(Roの大きさは、例えば海
水ならば、Rr>>ROの関係となり、Roを略無視で
きる)、前記したように計算すれば、印加電圧は+〇、
006v となる。故に印加電圧可変手段Evの大きさ
を+1.006Vとなるように+0゜006Vを加算す
るようにすればよい。
位Er5t (vs、 R)が−IV(vs、R)とす
れば、先ず印加電圧可変手段Evにより、+IVを印加
し、C−W間の電流をほぼ零とする。すなわち、W自身
の自然電極電位近傍で電解している状態になる。次いで
、パルス印加手段El)で、前記の第4図のように電圧
パルスVを印加し、(2)式〜(8)式より演算手段C
Lで被覆膜抵抗R4及び分極抵抗Rrを求める。そして
、今、過電圧ηを0.005Vで電解保持する(W極自
身をカソード分極する)とすれば、過電圧設定手段Hを
0.005Vとする。そして、RrがIOkΩ、Rrが
50にΩであったとすれば(Roの大きさは、例えば海
水ならば、Rr>>ROの関係となり、Roを略無視で
きる)、前記したように計算すれば、印加電圧は+〇、
006v となる。故に印加電圧可変手段Evの大きさ
を+1.006Vとなるように+0゜006Vを加算す
るようにすればよい。
次いで、ある時間が経過したのち、再びRfとRrを求
める。すなわち、−旦電解を中断し、上記の操作をくり
返し、RからみたWの電位を計測し、−1,2V とす
れば、先ず印加電圧可変手段Evにより+1.2V を
印加し、C−W間の電流を略々零としてW自身の自然電
極電位近傍で電解し、次いで、パルス印加手段Epによ
り電圧パルスVを印加し、RfとR2の値を求め、もし
JとR2の比の大きさに変化があれぼ印加電圧可変手段
Evにより印加電圧の大きさを予め設定した・過電圧η
になるように変更すればよい。このように、順次ある時
間毎にR(とRrの値を計測しつつ、印加電圧Eを一定
の過電圧ηになるように可変する。そして、その都度、
表示手段RFCに各々の値を表示又は記録する。
める。すなわち、−旦電解を中断し、上記の操作をくり
返し、RからみたWの電位を計測し、−1,2V とす
れば、先ず印加電圧可変手段Evにより+1.2V を
印加し、C−W間の電流を略々零としてW自身の自然電
極電位近傍で電解し、次いで、パルス印加手段Epによ
り電圧パルスVを印加し、RfとR2の値を求め、もし
JとR2の比の大きさに変化があれぼ印加電圧可変手段
Evにより印加電圧の大きさを予め設定した・過電圧η
になるように変更すればよい。このように、順次ある時
間毎にR(とRrの値を計測しつつ、印加電圧Eを一定
の過電圧ηになるように可変する。そして、その都度、
表示手段RFCに各々の値を表示又は記録する。
第6図は、劣化装置の具体例を示す。容器4内に対極0
1基準電極R及び被覆された金属Wが設置され、容器4
内には腐食液りが入っている。基準電極Rはポテンショ
スタットPOの差動増幅23DAの入力(1)に接線さ
れ、対極Cは、その出力(3)に電流計■を介して接続
されている。また、金属Wは接地され、基?$電極Rら
電圧計■を介して接地されている。一方、ポテンショス
タットPOの差動増幅器DAの他方の入力(2)はスイ
ッチSWI及び印加電圧可変用電源Ev及びスイッチS
W2を介して、あるいはパルス印加手段El)を介して
接地されている。また、電圧計■、電流計■の出力は演
算手段CLに入力され、かつ過電圧設定手段Hの過電圧
設定値もこの手段CLに人力されている。更にこの演算
手段CLの出力は表示手段RFC及びサーボモーターM
に接続され、このサーボモーターMは、印加電圧可変手
段Evの電源の大きさを変化させる。
1基準電極R及び被覆された金属Wが設置され、容器4
内には腐食液りが入っている。基準電極Rはポテンショ
スタットPOの差動増幅23DAの入力(1)に接線さ
れ、対極Cは、その出力(3)に電流計■を介して接続
されている。また、金属Wは接地され、基?$電極Rら
電圧計■を介して接地されている。一方、ポテンショス
タットPOの差動増幅器DAの他方の入力(2)はスイ
ッチSWI及び印加電圧可変用電源Ev及びスイッチS
W2を介して、あるいはパルス印加手段El)を介して
接地されている。また、電圧計■、電流計■の出力は演
算手段CLに入力され、かつ過電圧設定手段Hの過電圧
設定値もこの手段CLに人力されている。更にこの演算
手段CLの出力は表示手段RFC及びサーボモーターM
に接続され、このサーボモーターMは、印加電圧可変手
段Evの電源の大きさを変化させる。
今、スイッチSW1が(a)側になっていれば、ポテン
ショスタットの差動増幅器DAの出力(3)は零で、こ
のPOには電圧計■の大きさのみが入力(1)に入力さ
れている。すなわち、金属Wの自然電極電位(対基準電
極R)Erstのみが計測されていることになる。そし
て、電圧計■の出力として演算手段CLに人力され、こ
の電位差の大きさ、すなわちEr5tはこの大きさの逆
数がサーボモーターMによって印加電圧可変用電源で調
整され、この電源の大きさは(−E、j)に設定される
。次いで、スイッチSWIを(b)側にすると、差動増
幅器りの入力、すなわち端子1と2との間の電位差は、
Er5t Er5t ’0となり、DAの出力(3)
はほぼ雰となり、電流計■の出力もほぼ零となる(即ち
、Wの自然電極電位近傍で電解されている)。次いで、
スイッチSW2を(d)側に切換え、パルス印加手段E
ll)を動作させ、パルス電圧(矩形波)を短時間印加
する。即ち、Dの入力(1)と(2)七の間に、このパ
ルス電圧が印加され、C−W間にそのパルス電圧が加わ
ると同時に電圧計■及び電流計■に第4図に示した変化
が表われろことになる。そして、この変化を数式(2)
〜(8)に従い、演算手段CLでRr、 Rrを算出す
る。更に、過電圧設定手段Hに任意の過電圧を設定すれ
ば、被覆金属Wに加わる印加電圧が算出でき、この印加
電圧をサーボモーターMを介して印加電圧可変用電源を
上記の−Erstから算出された印加電圧Eの大きさに
設定する。そして、順次ある時間毎に上記の方法をくり
返し実施すればよい。なお、上記演算手段はアナログ/
デジタル変換器を介して、いわゆるマイクロコンピュー
タ−によりデジタル的に演算し、この結果をデジタル/
アナログ変換器を介して、サーボモーターMを自動制御
してもよい。
ショスタットの差動増幅器DAの出力(3)は零で、こ
のPOには電圧計■の大きさのみが入力(1)に入力さ
れている。すなわち、金属Wの自然電極電位(対基準電
極R)Erstのみが計測されていることになる。そし
て、電圧計■の出力として演算手段CLに人力され、こ
の電位差の大きさ、すなわちEr5tはこの大きさの逆
数がサーボモーターMによって印加電圧可変用電源で調
整され、この電源の大きさは(−E、j)に設定される
。次いで、スイッチSWIを(b)側にすると、差動増
幅器りの入力、すなわち端子1と2との間の電位差は、
Er5t Er5t ’0となり、DAの出力(3)
はほぼ雰となり、電流計■の出力もほぼ零となる(即ち
、Wの自然電極電位近傍で電解されている)。次いで、
スイッチSW2を(d)側に切換え、パルス印加手段E
ll)を動作させ、パルス電圧(矩形波)を短時間印加
する。即ち、Dの入力(1)と(2)七の間に、このパ
ルス電圧が印加され、C−W間にそのパルス電圧が加わ
ると同時に電圧計■及び電流計■に第4図に示した変化
が表われろことになる。そして、この変化を数式(2)
〜(8)に従い、演算手段CLでRr、 Rrを算出す
る。更に、過電圧設定手段Hに任意の過電圧を設定すれ
ば、被覆金属Wに加わる印加電圧が算出でき、この印加
電圧をサーボモーターMを介して印加電圧可変用電源を
上記の−Erstから算出された印加電圧Eの大きさに
設定する。そして、順次ある時間毎に上記の方法をくり
返し実施すればよい。なお、上記演算手段はアナログ/
デジタル変換器を介して、いわゆるマイクロコンピュー
タ−によりデジタル的に演算し、この結果をデジタル/
アナログ変換器を介して、サーボモーターMを自動制御
してもよい。
なお、電圧パルスを印加し、RrとRfの大きさを測定
し、過電圧ηを補正するタイミングは、RrあるいはR
fあるいはRrとR4の両者か変化を受けやすい程、い
わゆる劣化が速い程頻繁にする必要がある。逆に変化が
小さい程、パルス電圧印加によるRr、 Rr(7)測
定のための時間間隔は長くて良い。また、R4の低下速
度がRfの低下速度より大きければ、印加電圧は経時と
ともに大きくなり、逆にRrの低下速度がJの低下速度
より少なければ、印加電圧は経時とともに小さくなる。
し、過電圧ηを補正するタイミングは、RrあるいはR
fあるいはRrとR4の両者か変化を受けやすい程、い
わゆる劣化が速い程頻繁にする必要がある。逆に変化が
小さい程、パルス電圧印加によるRr、 Rr(7)測
定のための時間間隔は長くて良い。また、R4の低下速
度がRfの低下速度より大きければ、印加電圧は経時と
ともに大きくなり、逆にRrの低下速度がJの低下速度
より少なければ、印加電圧は経時とともに小さくなる。
「発明の効果」
過電圧を予め定められた値に保って被覆金、属を劣化さ
せることができる。したがって、被覆金属の寿命予測が
さらに信頼できるようになる。
せることができる。したがって、被覆金属の寿命予測が
さらに信頼できるようになる。
第1図は、劣化装置の基本構成図である。
第2図は、劣化装置における電解時のモデル回路である
。 第3図は、被覆金属の電気的等価回路の一例の図である
。 第4図は、被覆金属への電位パルス印加による応答を示
すグラフである。 第5図は、被覆金属の掃引分極時の電圧曲線の概念図で
ある。 第6図は、劣化装置の一例のブロック図である。 W・・被覆金属、C・・・対極、R・・基準電極、L・
・・腐食液、PO・・・ボテンンヨスタット、El)・
・・パルス印加手段、Ev・・・印加電圧可変手段、ト
■・・・過電圧設定手段、CL・・演算手段、RFC・
・表示手段。
。 第3図は、被覆金属の電気的等価回路の一例の図である
。 第4図は、被覆金属への電位パルス印加による応答を示
すグラフである。 第5図は、被覆金属の掃引分極時の電圧曲線の概念図で
ある。 第6図は、劣化装置の一例のブロック図である。 W・・被覆金属、C・・・対極、R・・基準電極、L・
・・腐食液、PO・・・ボテンンヨスタット、El)・
・・パルス印加手段、Ev・・・印加電圧可変手段、ト
■・・・過電圧設定手段、CL・・演算手段、RFC・
・表示手段。
Claims (4)
- (1)塗料またはライニング材が塗布された被覆金属と
対極とを腐食液中に浸し、被覆金属と対極との間に電圧
を印加して、被覆金属を劣化させるようにした被覆金属
劣化方法において、 被覆金属と対極の間の電気回路の抵抗のうち、過電圧が
印加される分極抵抗と上記の分極抵抗以外の抵抗とを計
測し、この計測結果に基づき過電圧が所定の大きさにな
るように上記の電圧を制御することを特徴とする被覆金
属劣化方法。 - (2)特許請求の範囲第1項に記載された被覆金属劣化
方法において、 上記の計測と制御が所定の時間毎に行なわれることを特
徴とする被覆金属劣化方法。 - (3)特許請求の範囲第1項に記載された被覆金属劣化
方法において、 上記の抵抗の計測が被覆金属と対極との間に電流がほと
んど流れない状態でパルス分極法で行われることを特徴
とする被覆金属劣化方法。 - (4)塗料又はライニング材が塗布された被覆金属から
なる試料電極と、 試料電極に対する対極と、 試料電極に対する基準電極と、 試料電極と対極との間に設定された電圧を印加する電圧
可変電解手段と、 電圧可変電解手段にパルス電圧を印加させるように電圧
を設定するパルス電圧印加手段と、被覆金属と対極との
間に電流がほとんど流れないように電圧可変電解手段に
電圧を設定してパルス分極法により計測し、計測結果よ
り演算された所定の過電圧を印加できる電圧値を電圧可
変電解手段に設定する印加電圧設定手段とを備えたこと
を特徴とする被覆金属劣化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17482486A JPS6330754A (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 被覆金属劣化方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17482486A JPS6330754A (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 被覆金属劣化方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6330754A true JPS6330754A (ja) | 1988-02-09 |
| JPH0449909B2 JPH0449909B2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=15985304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17482486A Granted JPS6330754A (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 被覆金属劣化方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6330754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07198643A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-08-01 | Nalco Chem Co | 溶液の抵抗を測定するための方法、及びこの方法を用いた金属表面の腐食度測定方法及びそのための装置 |
| JP2006038835A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-02-09 | Nippon Steel Corp | 金属の腐食速度の測定方法およびこれによる金属の防食方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5429589B2 (ja) * | 2008-06-12 | 2014-02-26 | 国立大学法人東京工業大学 | 塗装された金属面の塗装状態の定量的な評価方法及びシステム |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP17482486A patent/JPS6330754A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07198643A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-08-01 | Nalco Chem Co | 溶液の抵抗を測定するための方法、及びこの方法を用いた金属表面の腐食度測定方法及びそのための装置 |
| JP2006038835A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-02-09 | Nippon Steel Corp | 金属の腐食速度の測定方法およびこれによる金属の防食方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449909B2 (ja) | 1992-08-12 |
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