JPS633109B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS633109B2 JPS633109B2 JP54140600A JP14060079A JPS633109B2 JP S633109 B2 JPS633109 B2 JP S633109B2 JP 54140600 A JP54140600 A JP 54140600A JP 14060079 A JP14060079 A JP 14060079A JP S633109 B2 JPS633109 B2 JP S633109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pumped
- sand
- cement
- added
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
本発明はコンクリート吹付方法の創案に係り、
コンクリート又は耐火材資料の吹付け施工のため
の管路による適切な搬送条件を形成し、しかも粉
塵発生および跳ね返り量の小さいコンクリートの
円滑な吹付けを可能ならしめ、強度的にも優れた
吹付けコンクリートを形成することのできる方法
を得ようとするものである。 コンクリート施工法の1つとして吹付工法は既
に知られている。即ち斯様なコンクリート施工に
関しては一般的に型枠を組んでから充填成形する
ものであるところ、この吹付工法においては斯様
な型枠を必要としないで壁面や法面などに施工し
得るわけであつて型枠の取付け及びその硬化後に
おける型枠取外し工程を全く不要にし、従つて短
時間内にコンクリート施工をなし得る大きなメリ
ツトがあり、トンネル壁面や造成された法面の如
きの土木工事等においてそれなりに実用化されつ
つある。然してこのコンクリート吹付工法として
従来採用されている一般的方法としては乾式、湿
式及びセミ湿式の3者があるが、これらのものは
夫々にメリツトを有するとしても、又夫々に不
利、欠点を有している。本発明者等はこのような
従来法の不利を共に解消するものとして特願昭53
−50060号(特開昭55−142823号)のような方法
を提案した。即ちこの方法によればスラリー状生
混練物と粉粒状配合物とを各別にポンプ圧送及び
高圧気体圧送せしめ、これらをノズル部近傍で合
体させて吹付けるもので、何れの圧送系も円滑に
圧送でき、しかもそれらが合体された吹付工にお
いては水セメント比の小さい、強つて強度的にも
好ましい施工をなし得る。本発明はこのような技
術に関して更に実施的検討を重ねて創案されたも
のであつて、斯かる吹付け施工時の粉塵発生率お
よび跳ね返り率を有効に縮減した施工をなし得る
ようにしたものである。 即ち本発明者等は上記したような新しい方法に
従い多くの実地的検討を重ねた結果、スラリー状
生混練物と細骨材又はこれに粗骨材を添加したも
のを適当に湿潤せしめたものに水硬性物質粉末を
添加附着させたものを用いることにより何れにし
ても粉塵や跳ね返りの発生が少なく、強度的にも
向上し且つ変動係数の小さい好ましい施工をなし
得ることを発見した。蓋し斯様な本発明について
その仔細を実施例によつて説明すると、以下の如
くである。 実施例 1 ポルトランドセメントに対し、重量割合でそれ
ぞれ第1表のごとく、砂、水および減水剤を計量
配合し、その砂については、あらかじめ表面水率
を該第1表に示すように調整して先ずセメントと
砂により混練して造殻し、続いて残りの水および
減水剤を添加してモルタルを製造したものの流動
性のφ38mmのビー玉に対する相対流動性(F0、
λ、ΔF0)および圧縮強度は該表に示す通りであ
る。
コンクリート又は耐火材資料の吹付け施工のため
の管路による適切な搬送条件を形成し、しかも粉
塵発生および跳ね返り量の小さいコンクリートの
円滑な吹付けを可能ならしめ、強度的にも優れた
吹付けコンクリートを形成することのできる方法
を得ようとするものである。 コンクリート施工法の1つとして吹付工法は既
に知られている。即ち斯様なコンクリート施工に
関しては一般的に型枠を組んでから充填成形する
ものであるところ、この吹付工法においては斯様
な型枠を必要としないで壁面や法面などに施工し
得るわけであつて型枠の取付け及びその硬化後に
おける型枠取外し工程を全く不要にし、従つて短
時間内にコンクリート施工をなし得る大きなメリ
ツトがあり、トンネル壁面や造成された法面の如
きの土木工事等においてそれなりに実用化されつ
つある。然してこのコンクリート吹付工法として
従来採用されている一般的方法としては乾式、湿
式及びセミ湿式の3者があるが、これらのものは
夫々にメリツトを有するとしても、又夫々に不
利、欠点を有している。本発明者等はこのような
従来法の不利を共に解消するものとして特願昭53
−50060号(特開昭55−142823号)のような方法
を提案した。即ちこの方法によればスラリー状生
混練物と粉粒状配合物とを各別にポンプ圧送及び
高圧気体圧送せしめ、これらをノズル部近傍で合
体させて吹付けるもので、何れの圧送系も円滑に
圧送でき、しかもそれらが合体された吹付工にお
いては水セメント比の小さい、強つて強度的にも
好ましい施工をなし得る。本発明はこのような技
術に関して更に実施的検討を重ねて創案されたも
のであつて、斯かる吹付け施工時の粉塵発生率お
よび跳ね返り率を有効に縮減した施工をなし得る
ようにしたものである。 即ち本発明者等は上記したような新しい方法に
従い多くの実地的検討を重ねた結果、スラリー状
生混練物と細骨材又はこれに粗骨材を添加したも
のを適当に湿潤せしめたものに水硬性物質粉末を
添加附着させたものを用いることにより何れにし
ても粉塵や跳ね返りの発生が少なく、強度的にも
向上し且つ変動係数の小さい好ましい施工をなし
得ることを発見した。蓋し斯様な本発明について
その仔細を実施例によつて説明すると、以下の如
くである。 実施例 1 ポルトランドセメントに対し、重量割合でそれ
ぞれ第1表のごとく、砂、水および減水剤を計量
配合し、その砂については、あらかじめ表面水率
を該第1表に示すように調整して先ずセメントと
砂により混練して造殻し、続いて残りの水および
減水剤を添加してモルタルを製造したものの流動
性のφ38mmのビー玉に対する相対流動性(F0、
λ、ΔF0)および圧縮強度は該表に示す通りであ
る。
【表】
【表】
【表】
然してこれらのモルタルを1次モルタルとして
ポンプでノズル近辺の混合管まで圧送し、一方、
表面附着水を4%に調整した最大粒形5mmの川砂
に、セメントを添加混合して、砂粒の表面にまぶ
し、その場合のまぶした造殻セメント層のW/C
が別の第2表のエアー圧送骨材の欄に示す値とな
るようにしたものを用意し、これを多様に変化さ
せてエアー圧送し、混合管でモルタルと各種エア
ー圧送骨材をも合流混合させて天端面がアーチ状
をなしたトンネル天井面に吹き付けた。得られた
吹付工における組成及び吹付生コンクリートの吹
付時における性能及び得られた吹付コンクリート
の強度その他の特性は次の第3表に示す通りであ
る。
ポンプでノズル近辺の混合管まで圧送し、一方、
表面附着水を4%に調整した最大粒形5mmの川砂
に、セメントを添加混合して、砂粒の表面にまぶ
し、その場合のまぶした造殻セメント層のW/C
が別の第2表のエアー圧送骨材の欄に示す値とな
るようにしたものを用意し、これを多様に変化さ
せてエアー圧送し、混合管でモルタルと各種エア
ー圧送骨材をも合流混合させて天端面がアーチ状
をなしたトンネル天井面に吹き付けた。得られた
吹付工における組成及び吹付生コンクリートの吹
付時における性能及び得られた吹付コンクリート
の強度その他の特性は次の第3表に示す通りであ
る。
【表】
然してこのような結果を図表として整理して示
すと第1図の通りであつて、吹付モルタルの砂セ
メント比(S/C)によつて粉塵発生量及び跳ね返
り率が大きく影響し、一般的にS/Cを1〜4、特
に1.5〜3.0程度とすることによつてそれらの少な
い好ましい施工をなし得、即ちS/Cが1以下とな
ると剪断応力が20g/cm2以下にもなりだれを著し
く生じ、又このS/Cが4以上となるとはね返り率
が15%以上となると共に剥落も急激に増大し何れ
にしても好ましい施工をなし得ないことを確認し
た。 上記したような本発明のものに対して比較例と
して前記第2、3表におけるNo.1と同じ配合組成
である一次モルタルと砂に対して造殻を形成しな
いエアー圧送骨材を調整し、このものを同じ吹付
機構(2系統で圧送しノズル近傍で合体)で同様
に吹きつけた結果は、跳ね返り率が36%と著しく
高く、粉塵発生率は19.5mg/m3であつて、仕切り
面も劣つたものであつた。即ちこの第2、3表に
おけるNo.1の配合では吹付工としての水量が255
Kg/m3と相当に高いものでだれの発生が大である
ことから天端面における吹付厚さは10mm前後であ
つて、分離性が著しく、又吹付工の28日後におけ
る圧縮強度としては平均525Kg/cm2であつたが変動
係数が28.2と大きく(本発明による前記No.1の変
動係数は7.5であつた)、好ましい吹付けをなし得
ないものであつた。 又同じく比較例として第2、3表のNo.6と同じ
配合組成である一次モルタルと砂に対して造殻し
ないエアー圧送骨材とを調整し、同様に吹付け施
工した結果は、跳ね返り率が31.5%で粉塵発生率
は13.5mg/m3であり、吹付可能厚さは20mmであつ
て、28日後における平均圧縮強度は435Kg/cm2であ
るが、変動係数は27.2と高く(本発明のNo.6のも
のは6.3)、ばらつきの多いものであつた。 更に第2、3表におけるNo.12のものについて同
じ配合組成で、エアー圧送骨材において砂に造殻
しないものとしたもので吹きつけ施工したものは
跳ね返り率が27.3%で、粉塵発生率は11.5mg/m3
であり、吹付可能厚さは10mmであつて、28日後に
おける平均圧縮強度は314Kg/cm2で、変動係数は
19.9(本発明によるNo.12は変動係数5.6)であつ
た。 即ち上記した各比較例の結果からして吹付可能
厚が1〜2cmでは円滑に吹付施工することができ
ず、本来はこのような配合ではセメントの多寡に
拘らず急結剤なしで吹付施工できないものと言え
るのに、本発明では急結剤なしで吹付施工を可能
にし、しかも高い強度を得、又その作業性におい
てもそれぞれに優れていることを確認した。 実施例 2 上記した第1表におけると同じ材料を用い、そ
の造殻砂に更に15〜20mmの粗骨材を次の第4表に
示すように種々に変化させて添加したものをエア
ー圧送骨材として圧送し、同様に施工した結果は
別に第5表として示す通りである。
すと第1図の通りであつて、吹付モルタルの砂セ
メント比(S/C)によつて粉塵発生量及び跳ね返
り率が大きく影響し、一般的にS/Cを1〜4、特
に1.5〜3.0程度とすることによつてそれらの少な
い好ましい施工をなし得、即ちS/Cが1以下とな
ると剪断応力が20g/cm2以下にもなりだれを著し
く生じ、又このS/Cが4以上となるとはね返り率
が15%以上となると共に剥落も急激に増大し何れ
にしても好ましい施工をなし得ないことを確認し
た。 上記したような本発明のものに対して比較例と
して前記第2、3表におけるNo.1と同じ配合組成
である一次モルタルと砂に対して造殻を形成しな
いエアー圧送骨材を調整し、このものを同じ吹付
機構(2系統で圧送しノズル近傍で合体)で同様
に吹きつけた結果は、跳ね返り率が36%と著しく
高く、粉塵発生率は19.5mg/m3であつて、仕切り
面も劣つたものであつた。即ちこの第2、3表に
おけるNo.1の配合では吹付工としての水量が255
Kg/m3と相当に高いものでだれの発生が大である
ことから天端面における吹付厚さは10mm前後であ
つて、分離性が著しく、又吹付工の28日後におけ
る圧縮強度としては平均525Kg/cm2であつたが変動
係数が28.2と大きく(本発明による前記No.1の変
動係数は7.5であつた)、好ましい吹付けをなし得
ないものであつた。 又同じく比較例として第2、3表のNo.6と同じ
配合組成である一次モルタルと砂に対して造殻し
ないエアー圧送骨材とを調整し、同様に吹付け施
工した結果は、跳ね返り率が31.5%で粉塵発生率
は13.5mg/m3であり、吹付可能厚さは20mmであつ
て、28日後における平均圧縮強度は435Kg/cm2であ
るが、変動係数は27.2と高く(本発明のNo.6のも
のは6.3)、ばらつきの多いものであつた。 更に第2、3表におけるNo.12のものについて同
じ配合組成で、エアー圧送骨材において砂に造殻
しないものとしたもので吹きつけ施工したものは
跳ね返り率が27.3%で、粉塵発生率は11.5mg/m3
であり、吹付可能厚さは10mmであつて、28日後に
おける平均圧縮強度は314Kg/cm2で、変動係数は
19.9(本発明によるNo.12は変動係数5.6)であつ
た。 即ち上記した各比較例の結果からして吹付可能
厚が1〜2cmでは円滑に吹付施工することができ
ず、本来はこのような配合ではセメントの多寡に
拘らず急結剤なしで吹付施工できないものと言え
るのに、本発明では急結剤なしで吹付施工を可能
にし、しかも高い強度を得、又その作業性におい
てもそれぞれに優れていることを確認した。 実施例 2 上記した第1表におけると同じ材料を用い、そ
の造殻砂に更に15〜20mmの粗骨材を次の第4表に
示すように種々に変化させて添加したものをエア
ー圧送骨材として圧送し、同様に施工した結果は
別に第5表として示す通りである。
【表】
【表】
即ちこの第5表のものにおいては何れも粉塵
量、跳ね返り率が少なく、好ましい条件で施工で
きた。 これに対し比較例として第4、5表におけるNo.
1と同じ配合組成で、そのエアー圧送骨材におけ
る砂に造殻を施さないものを吹付け施工した結果
は跳ね返り率が24.5%で、粉塵発生は9.2mg/m3で
あり、28日後の平均圧縮強度は426Kg/cm2であつた
が、変動係数は11.3(本発明によるNo.1の変動係
数は4.5)であつた。 様に第4、5表におけるNo.9のものと同じ配合
組成で、そのエアー圧送骨材における砂に造殻を
施さないものを吹付け施工した結果は、跳ね返り
率が33%で、粉塵発生は12.7mg/m3であり、28日
後の平均圧縮強度は295Kg/cm2で、その変動係数は
15.2(本発明No.9のものの変動係数は4.8)であつ
た。 即ち本発明によるものは跳ね返り率でそれら比
較例の3分の1から3.5分の1であり、粉塵発生
では4分の1から10分の1であつて、平均圧縮強
度でも200Kg/cm2前後或はそれ以上も高く、変動係
数でも2分の1以下に縮減できることが確認され
た。 実施例 3 上記したような一連のものとは別に次の第6表
に示すような造殻モルタルの各配合を調整した。
量、跳ね返り率が少なく、好ましい条件で施工で
きた。 これに対し比較例として第4、5表におけるNo.
1と同じ配合組成で、そのエアー圧送骨材におけ
る砂に造殻を施さないものを吹付け施工した結果
は跳ね返り率が24.5%で、粉塵発生は9.2mg/m3で
あり、28日後の平均圧縮強度は426Kg/cm2であつた
が、変動係数は11.3(本発明によるNo.1の変動係
数は4.5)であつた。 様に第4、5表におけるNo.9のものと同じ配合
組成で、そのエアー圧送骨材における砂に造殻を
施さないものを吹付け施工した結果は、跳ね返り
率が33%で、粉塵発生は12.7mg/m3であり、28日
後の平均圧縮強度は295Kg/cm2で、その変動係数は
15.2(本発明No.9のものの変動係数は4.8)であつ
た。 即ち本発明によるものは跳ね返り率でそれら比
較例の3分の1から3.5分の1であり、粉塵発生
では4分の1から10分の1であつて、平均圧縮強
度でも200Kg/cm2前後或はそれ以上も高く、変動係
数でも2分の1以下に縮減できることが確認され
た。 実施例 3 上記したような一連のものとは別に次の第6表
に示すような造殻モルタルの各配合を調整した。
【表】
又このモルタルをポンプ圧送すると共に別に砂
の造殻ペーストにおけるW/Cを15%として調整
されたエアー圧送骨材を準備し、これらのものを
上記同様にノズル部で合体させて吹付施工した。
即ちこのポンプ圧送された1次モルタルとエアー
圧送骨材の組合わせ関係は第7表の通りであり、
得られた吹付コンクリートの組成、吹付時の特
性、及びその強度は別に第8表として示す通りで
ある。
の造殻ペーストにおけるW/Cを15%として調整
されたエアー圧送骨材を準備し、これらのものを
上記同様にノズル部で合体させて吹付施工した。
即ちこのポンプ圧送された1次モルタルとエアー
圧送骨材の組合わせ関係は第7表の通りであり、
得られた吹付コンクリートの組成、吹付時の特
性、及びその強度は別に第8表として示す通りで
ある。
【表】
【表】
【表】
又この第8表のような結果を図表として要約し
て示すと第2図の通りであり、エアー圧送骨材の
造殻層におけるW/Cの相異により具体的数値に
おいて相当に変動があるとしても、吹付コンクリ
ートにおけるS/C値を1〜4、特に1.5〜3.5とす
ることにより有利な施工をなし得ることが確認さ
れた。 これに対し比較例として第7、8表におけるNo.
1の配合組成で、そのエアー圧送骨材における砂
に造殻を形成しないものを従来の乾式法で吹付け
施工した結果は、跳ね返り率が23.2%で、粉塵発
生率は10.6mg/m3であり、28日後における平均圧
縮強度は374Kg/cm2で、その変動係数は32.5(本発
明のNo.1は変動係数6.9)であつた。 又同様に第7、8表におけるNo.9のものについ
て、そのエアー圧送骨材における砂に造殻を形成
しないで吹付施工したものは、跳ね返り率が25%
で、粉塵発生率は17.3mg/m3であり、28日後の平
均圧縮強度は323Kg/cm2で、その変動係数は17.6
(本発明のNo.9によるものの変動係数は4.8)であ
つた。 即ち、本発明によるものが、跳ね返り率、粉塵
発生、平均圧縮強度およびその変動係数の何れに
おいても卓越したものであることは実施例1、2
の場合と同じである。 実施例 4 鋼繊維をも配合した吹付けについても実施し
た。 即ちポンプ圧送される1次モルタルとしては
W/Cが38%、S/Cが1.7とし、減水剤を1%配合
し相対流動特性値としてF0が1g/cm2、λが1.2
g・sec/cm4、ΔF0が0.0015g/cm4のものを用い
た。又これに対するエアー圧送骨材としてはセメ
ントによる造殻層のW/Cが18%の砂を640Kg/m3
と砂利670Kg/m3に長さ30mm、径0.3mmの鋼繊維
98.4Kg/m3の割合に配合したものを用い、これら
を混合合体させて吹付けた。 得られた吹付工の組成は、S/C:2.68、W/C=
31%であつて、セメントが393Kg/m3、砂が1055
Kg/m3、砂利が637Kg/m3、鋼繊維は98.4Kg/m3、水
120Kg/m3のものであり、このものの吹付時におけ
る粉塵発生量は2.5mg/m3、はね返り率は9.2%、
剪断応力は173g/cm2であつた。又形成された吹付
工の厚さは19cmで、その7日後の平均圧縮強度は
495Kg/cm2、28日後の平均圧縮強度は588Kg/cm2で、
その変動係数は6.3であつた。 これに対し比較例として、エアー圧送骨材にお
ける砂にセメントの造殻をしないで用いた前記と
同じ配合によるものを乾式法で吹付けた場合にお
ける跳ね返り率は32%で、又粉塵発生が11.6mg/
m3であり、28日後における平均圧縮強度は314Kg/
cm2で変動係数は23.6であつた。 即ち同じ材料、配合組成であつても跳ね返り率
は3.5倍、粉塵発生量は4.5倍であつて、平均圧縮
強度は2分の1程度であり、しかも変動係数は4
倍近いものであつて、本発明によるものの有利性
が確認できた。 実施例 5 ポンプ圧送される1次モルタルは実施例4と同
じものを用いた。又これに対するエアー圧送骨材
としては、超早強型ジエツトセメント(小野田
社製)のみ、この超早強ジエツトセメントと普
通セメントとを等量配合したもの、普通セメン
トを半分添加して造殻したのち超早強ジエツトセ
メントを添加したもの、普通セメントのみのも
の、及び普通セメントにアルミン酸ソーダ系急
結剤4%を添加して造殻したもの、の5種を準備
し、これら5種のものを砂が250Kg/m3(造殻の
W/C=18%)、砂利が426Kg/m3の割合とした。即
ちこれらのものをノズル部で混合合体させて吹付
施工したものの組成及び吹付時の特性とその強度
を示すと次の第9表の通りであつた。
て示すと第2図の通りであり、エアー圧送骨材の
造殻層におけるW/Cの相異により具体的数値に
おいて相当に変動があるとしても、吹付コンクリ
ートにおけるS/C値を1〜4、特に1.5〜3.5とす
ることにより有利な施工をなし得ることが確認さ
れた。 これに対し比較例として第7、8表におけるNo.
1の配合組成で、そのエアー圧送骨材における砂
に造殻を形成しないものを従来の乾式法で吹付け
施工した結果は、跳ね返り率が23.2%で、粉塵発
生率は10.6mg/m3であり、28日後における平均圧
縮強度は374Kg/cm2で、その変動係数は32.5(本発
明のNo.1は変動係数6.9)であつた。 又同様に第7、8表におけるNo.9のものについ
て、そのエアー圧送骨材における砂に造殻を形成
しないで吹付施工したものは、跳ね返り率が25%
で、粉塵発生率は17.3mg/m3であり、28日後の平
均圧縮強度は323Kg/cm2で、その変動係数は17.6
(本発明のNo.9によるものの変動係数は4.8)であ
つた。 即ち、本発明によるものが、跳ね返り率、粉塵
発生、平均圧縮強度およびその変動係数の何れに
おいても卓越したものであることは実施例1、2
の場合と同じである。 実施例 4 鋼繊維をも配合した吹付けについても実施し
た。 即ちポンプ圧送される1次モルタルとしては
W/Cが38%、S/Cが1.7とし、減水剤を1%配合
し相対流動特性値としてF0が1g/cm2、λが1.2
g・sec/cm4、ΔF0が0.0015g/cm4のものを用い
た。又これに対するエアー圧送骨材としてはセメ
ントによる造殻層のW/Cが18%の砂を640Kg/m3
と砂利670Kg/m3に長さ30mm、径0.3mmの鋼繊維
98.4Kg/m3の割合に配合したものを用い、これら
を混合合体させて吹付けた。 得られた吹付工の組成は、S/C:2.68、W/C=
31%であつて、セメントが393Kg/m3、砂が1055
Kg/m3、砂利が637Kg/m3、鋼繊維は98.4Kg/m3、水
120Kg/m3のものであり、このものの吹付時におけ
る粉塵発生量は2.5mg/m3、はね返り率は9.2%、
剪断応力は173g/cm2であつた。又形成された吹付
工の厚さは19cmで、その7日後の平均圧縮強度は
495Kg/cm2、28日後の平均圧縮強度は588Kg/cm2で、
その変動係数は6.3であつた。 これに対し比較例として、エアー圧送骨材にお
ける砂にセメントの造殻をしないで用いた前記と
同じ配合によるものを乾式法で吹付けた場合にお
ける跳ね返り率は32%で、又粉塵発生が11.6mg/
m3であり、28日後における平均圧縮強度は314Kg/
cm2で変動係数は23.6であつた。 即ち同じ材料、配合組成であつても跳ね返り率
は3.5倍、粉塵発生量は4.5倍であつて、平均圧縮
強度は2分の1程度であり、しかも変動係数は4
倍近いものであつて、本発明によるものの有利性
が確認できた。 実施例 5 ポンプ圧送される1次モルタルは実施例4と同
じものを用いた。又これに対するエアー圧送骨材
としては、超早強型ジエツトセメント(小野田
社製)のみ、この超早強ジエツトセメントと普
通セメントとを等量配合したもの、普通セメン
トを半分添加して造殻したのち超早強ジエツトセ
メントを添加したもの、普通セメントのみのも
の、及び普通セメントにアルミン酸ソーダ系急
結剤4%を添加して造殻したもの、の5種を準備
し、これら5種のものを砂が250Kg/m3(造殻の
W/C=18%)、砂利が426Kg/m3の割合とした。即
ちこれらのものをノズル部で混合合体させて吹付
施工したものの組成及び吹付時の特性とその強度
を示すと次の第9表の通りであつた。
【表】
註:表中括弧内は超早強ジエツトセメント分であ
る。
以上説明したような本発明によるときはポンプ
圧送と高圧空気圧送の如きにより各別に圧送され
たスラリー状生混練物と粉粒状配合物とを合体さ
せて吹付施工するに当つて、砂のような細骨材を
適当に湿潤せしめてから水硬性物質粉末を添加附
着させたものを用いることによりそれらの両材料
が夫々に搬送に適した状態であると共にセメント
のような水硬性物質粉末が何れの側においても分
散し難い状態で移送し且つ吹きつけられることと
なり、従つて粉塵発生および跳ね返り量の少ない
条件下において好ましい施工を行わしめ、しかも
強度的に有利な吹付を的確に得しめるものである
からこの種コンクリート吹付施工上その効果の大
きい発明である。
る。
以上説明したような本発明によるときはポンプ
圧送と高圧空気圧送の如きにより各別に圧送され
たスラリー状生混練物と粉粒状配合物とを合体さ
せて吹付施工するに当つて、砂のような細骨材を
適当に湿潤せしめてから水硬性物質粉末を添加附
着させたものを用いることによりそれらの両材料
が夫々に搬送に適した状態であると共にセメント
のような水硬性物質粉末が何れの側においても分
散し難い状態で移送し且つ吹きつけられることと
なり、従つて粉塵発生および跳ね返り量の少ない
条件下において好ましい施工を行わしめ、しかも
強度的に有利な吹付を的確に得しめるものである
からこの種コンクリート吹付施工上その効果の大
きい発明である。
図面は本発明の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は吹付モルタルにおける粉塵発生量及
びリバウンド率とその砂セメント比の関係を示し
た図表、第2図は吹付コンクリートにおける粉塵
発生量及びリバウンド率とその砂セメント比との
関係を示した図表である。
て、第1図は吹付モルタルにおける粉塵発生量及
びリバウンド率とその砂セメント比の関係を示し
た図表、第2図は吹付コンクリートにおける粉塵
発生量及びリバウンド率とその砂セメント比との
関係を示した図表である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セメント類又は石膏などの水硬性物質粉末に
水と砂又はこれに準じた細粒材を主体とし、これ
にその他の添加材を混合したモルタルであるスラ
リー状生混練物と、砂のような細粒材を適当に湿
潤せしめてから水硬性物質粉末を混合し該細粒材
の周面に添加附着させたもの又はこれに砂利のよ
うな粗骨材およびその他の添加材の何れか一方ま
たは双方を混合した粉粒状配合物とを各別の管路
によつて圧送し、これら各別の圧送物をノズル部
近傍で合体させ吹付け施工することを特徴とする
コンクリート吹付施工方法。 2 各別の圧送物を合体させた吹付け施工におけ
る砂対セメント比の値が1〜4とされた特許請求
の範囲第1項に記載のコンクリート吹付施工方
法。 3 スラリー状生混練物をポンプ圧送し、粉粒状
配合物を高圧空気圧送する特許請求の範囲第1項
に記載のコンクリート吹付施工方法。 4 粉粒状配合物に対する添加材として急結剤を
添加し圧送する特許請求の範囲第1項に記載のコ
ンクリート吹付施工方法。 5 粉粒状配合物に対する添加材として鋼繊維そ
の他の繊維材を添加し圧送する特許請求の範囲第
1項に記載のコンクリート吹付施工方法。 6 水硬性物質粉末として早強性セメント類を用
いる特許請求の範囲第1項に記載のコンクリート
吹付施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14060079A JPS5664067A (en) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | Concrete spraying method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14060079A JPS5664067A (en) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | Concrete spraying method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5664067A JPS5664067A (en) | 1981-06-01 |
| JPS633109B2 true JPS633109B2 (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=15272465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14060079A Granted JPS5664067A (en) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | Concrete spraying method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5664067A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6279048U (ja) * | 1985-11-02 | 1987-05-20 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3478963A (en) * | 1967-07-17 | 1969-11-18 | Archilithic Co | Dispensing gun for fiber rovings and cementitious materials |
| GB1426053A (en) * | 1972-03-15 | 1976-02-25 | Ici Ltd | Preparation of dispersible azo dyestuff compositions by azo coupling |
| JPS5376152U (ja) * | 1976-11-30 | 1978-06-24 |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP14060079A patent/JPS5664067A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5664067A (en) | 1981-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0681999B1 (en) | Improved sprayable portland cement-based fireproofing compositions | |
| US4131480A (en) | Pumpable cementitious compositions | |
| HK1000350A1 (en) | Improved sprayable portland cement-based fireproofing compositions | |
| CA2099135C (en) | Method for blending of admixtures in a sprayed concrete mass and agent for application of the method | |
| CN104105676A (zh) | 基于水硬性粘合剂并通过膨胀轻量化的材料的连续制造方法 | |
| JP2001146457A (ja) | セメント混和材、セメント組成物、及びそれを用いたコンクリートの施工方法 | |
| US3912838A (en) | Pneumatic application of lightweight cementitious compositions | |
| JPH0753595B2 (ja) | コンクリ−ト等の製造方法 | |
| JPS633109B2 (ja) | ||
| AU2002219316A1 (en) | Cement-containing compositions and method of use | |
| JPH0483064A (ja) | 逆打工法におけるコンクリート間隙へのモルタル充填法 | |
| JP7390274B2 (ja) | コンクリート | |
| US5681386A (en) | Method for blending of admixtures in a sprayed concrete mass and agent for application of the method | |
| JP7339126B2 (ja) | 吹付用水硬性組成物用添加剤 | |
| JP2856345B2 (ja) | 中込め充填材及び中込め充填方法 | |
| JP4099056B2 (ja) | ロックウール吹付工法 | |
| JP3121073B2 (ja) | 粉塵低減型液状混和剤と、これを使用した湿式吹き付け工法用コンクリートの製造方法 | |
| JPS5857492A (ja) | トンネル覆工方法 | |
| JP3810201B2 (ja) | 急結材、急結性モルタル又はコンクリート、及びそれを用いた吹付工法 | |
| JP2002249364A (ja) | 吹付材料及びそれを用いた吹付工法 | |
| JP4441022B2 (ja) | 型枠の隙間やひび割れに充填するコンクリートの施工方法 | |
| JPH0260839B2 (ja) | ||
| JP2000037720A (ja) | コンクリート材料の取扱方法およびコンクリートの施工方法 | |
| JP2006182629A (ja) | 耐火被覆用モルタル | |
| JP3999838B2 (ja) | 高強度覆工コンクリートの製造方法 |