JPS6331575Y2 - - Google Patents

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JPS6331575Y2
JPS6331575Y2 JP1642684U JP1642684U JPS6331575Y2 JP S6331575 Y2 JPS6331575 Y2 JP S6331575Y2 JP 1642684 U JP1642684 U JP 1642684U JP 1642684 U JP1642684 U JP 1642684U JP S6331575 Y2 JPS6331575 Y2 JP S6331575Y2
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JP
Japan
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trap
adhesive plate
base
pheromone
support
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JP1642684U
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JPS60127767U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は飛翔性昆虫の誘引捕獲トラツプに関す
る。 近年、環境汚染を引き起こさない害虫防除方法
として、昆虫の性フエロモンを徐放する誘引製剤
と昆虫を捕獲殺虫する粘着板とを具備させた構造
体、即ち、トラツプを野外に設置し、フエロモン
を大気中に放散させて昆虫を誘引し、粘着板にて
捕獲殺虫する所謂マス・トラツピング法やトラツ
プ・モニタリング法が注目されている。 かかるトラツプは、従来、殆どの場合、断面が
三角形の両端が開放された筒体を基体とし、その
底部内壁面上に粘着板を設置し、この粘着板上に
フエロモン製剤を密着させて固定して形成されて
いる。しかし、このように両端にのみ開口を有す
る筒体トラツプによれば、風向きによつて大気中
へのフエロモンの拡散具合が異なる結果、昆虫の
捕獲効率が風向きによつて大幅に異なることが既
に知られている。(平野、「応動昆」第26巻第4号
第256−261頁(1982))。 更に、本考案者らは、従来のトラツプにおける
ようにフエロモン製剤を粘着板に密着させて設置
するときは、害虫の捕獲効率が著しく低いこと、
しかし、この捕獲効率は予期しないことに、フエ
ロモン製剤のトラツプ内での配設位置に大きく依
存することを見出した。そこで、本考案者らは、
風向きによらずに、しかも昆虫の捕獲効率にすぐ
れたトラツプを得るべく鋭意研究した結果、筒体
トラツプ基体の両側壁にも開口を設けることによ
り、フエロモンがトラツプから風向きによらずに
一様に拡散され得ると共に、トラツプ内において
フエロモン製剤を粘着板から上方に距離をおいて
設置することによつて、飛翔性昆虫の捕獲殺虫効
率が格段に向上することを見出して、本考案に至
つたものである。 本考案は両端に開口を有する筒状のトラツプ基
体の底部内壁面上に粘着板を有する飛翔性昆虫の
誘引捕獲トラツプにおいて、トラツプ基体の両側
面に開口を設け、この開口の上縁部から外方に延
びる覆いを設けると共に、上記粘着板から上方に
距離をおいてトラツプ基体の両側壁面を貫通させ
て支柱を配設し、この支柱にて上記覆いを支持す
ると共に、トラツプ基体の各側壁面から距離をお
いて上記支柱に誘引製剤を固定したことを特徴と
する。 第1図及び第2図は、本考案によるトラツプの
一実施例を示し、トラツプ基体1は好ましくは防
水性のシート材料、例えば防水紙からなる両端に
開口を有する筒状の形態を有し、断面は、例えば
好適には三角形、四角形、円形、楕円形等であつ
て、その底部内壁面2上に交換可能に粘着板3が
載置されている。トラツプ基体の両側壁4,4に
は開口5,5が設けられ、この各開口の上縁部か
ら外方に覆い6,6が延設されている。 更に本考案のトラツプにおいては、上記粘着板
3から上方に距離をおいて、基体の両側壁4,4
を貫通する支柱7が架設され、この支柱にて上記
覆い6,6が支持されて、覆いが上記開口5,5
を閉鎖するのを防止すると共に、基体の強度を高
めている。 フエロモン製剤8は、基体内において、好まし
くはその中央部に位置するように、基体の各側壁
から距離をおいて上記支柱7に適宜に固定されて
いる。尚、本考案においては、フエロモン製剤は
特に制限されないが、例えば、フエロモンを徐放
し得るデイスク状、シート等の製剤が好ましく用
いられる。 また、上記支柱による覆いの支持方法も特に制
限されない。例えば、図示したように、基体側壁
4の開口5の上縁部に貫通孔9を設け、この貫通
孔に支柱7を挿入して、基体に支柱を架設支持す
ると共に、支柱の先端を折曲げて、覆いの端縁に
掛け止めしてもよい。また、図示しないが、覆い
6に適宜幅の切込みを穿設し、基体側壁から突出
させた支柱7にこの切込みを貫通させ、このよう
にして覆いを基体側壁4から外方に開かせた所定
位置に保持することもできる。勿論、基体側壁か
ら突出させた支柱に覆いを接着してもよい。 次に、トラツプ内におけるフエロモン製剤の配
設位置と昆虫の捕獲効率との関係について、実験
に基づいて説明する。 実 験 (1) 実験材料及び方法 第3図に示すように、内法縦48cm、横48cm、長
さ280cmの透明なアクリル樹脂製筒体を風洞10
とし、この風洞内を温度24±1℃に保つて風速
0.3m/秒の整流風を生じさせ、照度0.8〜0.9ルク
スの下に風上より50cm風下の風洞断面中央部に、
両端に開口を有する断面三角形の筒体からなるト
ラツプ基体の底部内壁面(図示せず)上の粘着板
3が水平で且つ上を向くようにトラツプを設置す
ると共に、供試虫容器11を風洞風下端の断面中
央部に設置し、第4図及び第5図に示すように、
粘着板3から上方に所定の距離dをおいてフエロ
モン徐放性製剤8を設置し、供試虫容器の蓋を開
いてから10分後の粘着板上での捕獲率を、各区に
ついて粘着板を取替えて5回反復して求めた。そ
の平均値を表に示す。 供試虫は山谷及び玉木の方法(1972)によつて
飼育したAdoxophyes sp., smaller tea
tortrix(チヤノコカクモンハマキ)であり、羽化
後、全明下、4〜5日の雄成虫を20頭ずつ蓋を備
えた400c.c.のスチレン樹脂製容器に水を含浸させ
た脱脂綿と共に入れ、8〜9時間暗黒下処理した
後に実験に供した。 また、粘着板には縦220mm、横340mmの防水紙表
面に周縁を25mm幅で残して粘着板を塗布して形成
し、その長辺が風洞内の風方向に平行になるよう
にトラツプの底部内壁面上に設置した。 フエロモン徐放性製剤は縦横各2.65mmのシート
状であつて、シス−9−テトラデセニルアセテー
ト、シス−11−テトラデセニルアセテート、トラ
ンス−11−テトラデセニルアセテート及び10−メ
チルドデシルアセテートの混合物(重量比70:
30:5:20)をその片面のみから放出速度0.36μ
g/日で放出する製剤を用いた。 第4図a〜eは、底辺225mm、高さ100mm、奥行
き340mmの断面三角形の筒体の底部内壁面上に、
粘着板3が配設されている場合を示し、粘着板の
中央部からの所定の距離dをおいてフエロモン製
剤8が支持されている。第5図fは粘着板3上の
フエロモン製剤8の位置を示す断面図である。
【表】 第5図はa〜cは、上記と同じく断面三角形の
筒体の底部内壁面上に粘着板3が配設されている
が、フエロモン製剤8は上記底部壁を屋根状に被
覆する側壁内面に密着して配設されている。第5
図d〜fはそれぞれa〜cに対応して粘着板上に
おけるフエロモン製剤8の位置を示す断面図であ
る。 以上から明らかなように、フエロモン製剤がト
ラツプ基体を形成する壁体に密着して配設されて
いる場合、即ち、第4図a及び第5図a〜cの場
合は捕獲率が著しく低いのに対して、フエロモン
製剤がトラツプ内において壁体から距離をおいて
配設されているその他の場合には、捕獲率が格段
に向上していることが明らかである。 次に、第6図に上記実験において粘着板3上の
捕獲虫の位置〇印で示す。■はフエロモン製剤8
の位置を示す。第6図aは第4図bの場合、第6
図bは第4図cの場合、第6図cは第4図dの場
合、第6図dは第4図eの場合をそれぞれ示す。
即ち、粘着板からのフエロモン製剤の距離が小さ
い程、飛来虫の殆どは粘着板の風下端に着地し、
フエロモン製剤に向かつて前進して粘着板風下端
に捕獲され、一方、粘着板からのフエロモン製剤
の距離が大きくなるにつれて、風下端から風上に
向かつて捕獲位置が広がる傾向がある。従つて、
フエロモン製剤は、トラツプ基体を構成するすべ
ての壁体から距離をおくと共に、粘着板から5mm
以上離すことが好適である。 以上のように、本考案のトラツプによれば、基
体が両端に開口を有する筒体であつて、その両側
壁にも開口を有し、しかも、この側壁における開
口にはその上縁から外方に覆いが延設されている
から、基体の底部内壁面上に載置された粘着板
は、開口からの雨、日光等による劣化や、異物、
ごみ等のトラツプ内への侵入が有効に防止され、
更に、粘着板の上方に距離をおいて側壁を貫通し
て支柱が架設されているので、基体はこの支柱に
よつて補強されて十分な強度を有するのみなら
ず、この支柱にフエロモン製剤が固定され、かく
して、製剤は基体のすべての壁体、特に、粘着板
から距離をおいて設置されることとなるため、従
来のトラツプに比べて、飛翔性昆虫の捕獲効率が
格段にすぐれている。また、粘着板上にフエロモ
ン製剤が密着して固定されていないので、粘着板
の取替え作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるトラツプの一実施例を示
す斜視図、第2図はその横断面図、第3図は本考
案において実験に用いた風洞を示す正面図、第4
図及び第5図はトラツプ基体の壁体とフエロモン
製剤との位置関係を示す図、第6図は粘着板にお
ける捕獲位置を示す図である。 1……トラツプ基体、2……基体底部内壁面、
3……粘着板、4……トラツプ基体側壁、5……
開口、6……覆い、7……支柱、8……フエロモ
ン製剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に開口を有する筒状のトラツプ基体の底部
    内壁面上に粘着板を有する飛翔性昆虫の誘引捕獲
    トラツプにおいて、トラツプ基体の両側面に開口
    を設け、この開口の上縁部から外方に延びる覆い
    を設けると共に、上記粘着板から上方に距離をお
    いてトラツプ基体の両側壁面を貫通させて支柱を
    配設し、この支柱にて上記覆いを支持すると共
    に、トラツプ基体の各側壁面から距離をおいて上
    記支柱に昆虫の性フエロモンを徐放するフエロモ
    ン製剤を固定したことを特徴とする飛翔性昆虫の
    誘引捕獲トラツプ。
JP1642684U 1984-02-07 1984-02-07 飛翔性昆虫の誘引捕獲トラツプ Granted JPS60127767U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1642684U JPS60127767U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 飛翔性昆虫の誘引捕獲トラツプ

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JP1642684U JPS60127767U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 飛翔性昆虫の誘引捕獲トラツプ

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Publication Number Publication Date
JPS60127767U JPS60127767U (ja) 1985-08-28
JPS6331575Y2 true JPS6331575Y2 (ja) 1988-08-23

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ID=30503184

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JP1642684U Granted JPS60127767U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 飛翔性昆虫の誘引捕獲トラツプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008111232A1 (ja) * 2007-03-15 2008-09-18 Hiromichi Yamasaki 飛翔虫捕獲器
JP5931364B2 (ja) * 2011-07-20 2016-06-08 新潟県 アカヒゲホソミドリカスミカメ捕獲装置
JP6289198B2 (ja) * 2014-03-24 2018-03-07 富士フレーバー株式会社 組立式虫捕獲器及びその組立キット

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JPS60127767U (ja) 1985-08-28

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