JPS6334841B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6334841B2 JPS6334841B2 JP1734281A JP1734281A JPS6334841B2 JP S6334841 B2 JPS6334841 B2 JP S6334841B2 JP 1734281 A JP1734281 A JP 1734281A JP 1734281 A JP1734281 A JP 1734281A JP S6334841 B2 JPS6334841 B2 JP S6334841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- present
- agrochemical
- fluidity
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は流動性が極めて良好で、かつ飛散浮遊
性の少ない農薬粉剤組成物に関する。 近年農薬散布時の環境汚染あるいは作業者に対
する安全性あるいは薬効などの観点から飛散浮遊
性の少ない農薬粉剤に対する要望が極めて高くな
つてきている。 一般に農薬粉剤は均一に散布されなければなら
ないが、そのためには流動性の良いことが必要で
ある。このため鉱物質微粉粒担体に農薬原体を吸
着させた粉剤に例えばイソプロピルホスフエート
の様な流動化を向上させる添加剤を添加すること
によつて得られる流動性が改善された粉剤組成物
は散布時の分散性、吐粉性は改善されるが飛散浮
遊性の増加を招くのが常であり流動性、吐粉性を
上げながら同時に飛散浮遊性を低下させることは
非常に困難な問題であつた。 しかし前記した様な安全性の観点からこの問題
の解決を求める声は極めて高く業界でもその要望
に応えるべく盛んに検討が行なわれている。 例えば流動パラフイン,ポリアルキレングリコ
ール,リン酸エステル系アニオン界面活性剤,30
℃で液状を呈するソルビタンエステル系化合物、
イソプロピルホスフエートと、一定粘度以上の不
揮発性液状物との混合物等を添加剤として使用す
る提案又は一定値以上の粘度を有する疎水性有機
化合物と一定値以上の粘度を有する担体とを併用
する提案等が従来から行なわれている。 しかしながらこれらの方法は粉剤組成物の飛散
浮遊性防止性及び流動性向上の双方を狙いとして
いるものの、添加剤として全て油状物質を使用す
ることによつてそれらの油状物質の有する粘結作
用を利用するものであるためややもすれば粉剤を
べとつかせたり流動性を低下させたりする危険性
を含んでいる。従つて上記添加剤を使用した粉剤
組成物はべとつきや流動性を改善するために、そ
れらの改善に効果を有するホワイトカーボンの如
き吸油能の高い補助担体を添加剤と併用している
ものが多い。 更に現在では農薬使用時の安全性に特に力点を
おくために粉剤の飛散浮遊性を下げることを重視
しそのため微細粒子の含量を一定量以下に抑えた
所謂分級担体を使用することが盛んになつてい
る。しかしこの場合は粉剤の飛散浮遊性は低下す
る反面粉剤がべとついたり流動性が低下する傾向
が生じ易い。 殊に液状の農薬原体と分級担体を使用した粉剤
の場合はその傾向が著るしくなるためにホワイト
カーボンと添加剤との使用量が増加するのが普通
であるがそれにも拘らず粉剤の飛散浮遊防止性と
流動性との両方を同時に満足させることは難かし
く又経済的にも高くついているのが現状である。 上記の様な状況に鑑み本発明者等は農薬原体の
性状に拘らずできる丈添加剤の使用を少なくしな
がら飛散浮遊防止性及び流動性の高い農薬粉剤を
得ることを目的として鋭意研究した結果特定の化
学構造を有するエステル化合物を添加剤として、
5ミクロン以下の微粒子含量が10重量%以下であ
る分級担体を使用する農薬粉剤に使用すれば上記
目的が達成されることを見出して本発明を完成さ
せるに至つた。 即ち本発明の要旨は水酸基を3個以上有する総
炭素数12以下の非環状多価アルコールと、総炭素
数8〜22を有し直鎖又は分岐で飽和又は不飽和の
一価カルボン酸とを反応させて得られる分子中に
少くとも一個の水酸基を有する部分エステル化合
物の群から選ばれる単独品又は二種以上の混合物
を0.2〜3重量%含有し、かつ粒径が5ミクロン
以下の微粒子の含量が10重量%以下である農薬粉
剤用鉱物質担体を用いることを特徴としてなる農
薬粉剤組成物に関するものである。 本発明における部分エステル化合物の原料とし
て使用する水酸基を3個以上有する総炭素数12以
下の非環状多価アルコールの具体例としてはペン
タエリスリトール,ジペンタエリスリトール,ト
リメチロールプロパン,グリセリン,ジグリセリ
ン等が挙げられる。尚本発明では使用する多価ア
ルコールが非環状アルコールであることを特定し
ているが上記した如き非環状多価アルコールを使
用した本発明における部分エステル化合物は環状
多価アルコールエステル、例えば高級脂肪酸ソル
ビタンエステル及びそのエチレンオキシド付加物
等に比較してより優れた性能を有しており特に粉
剤組成物の流動性を向上させる。 又本発明における部分エステル化合物の原料と
して使用する総炭素数8〜22を有し直鎖又は分岐
で飽和又は不飽和の一価カルボン酸の具体例とし
てはn―オクチル酸,iso―オクチル酸,ラウリ
ン酸,パルミチン酸,オレイン酸,n―ステアリ
ン酸,iso―ステアリン酸,ヤシ油脂肪酸,牛脂
脂肪酸,米ヌカ脂肪酸等が挙げられる。 上記原料アルコールと原料カルボン酸とを反応
させて得られる本発明における化合物としては上
記の特定された化学構造を有するものであればい
ずれも使用できるが、特に水酸基が全てエステル
結合した完全エステルよりも水酸基が少くとも一
個残された部分エステルを使用するのが効果の点
で好ましいのである。 本発明における部分エステル化合物の具体例と
してはジ―n―ステアリン酸ペンタエリスリトー
ルエステル,モノ―オレイン酸ペンタエリスリト
ールエステル,ジ―ラウリン酸ペンタエリスリト
ールエステル,ジ―n―ステアリン酸ジペンタエ
リスリトールエステル,モノ―n―ステアリン酸
トリメチロールプロパンエステル,ジ―牛脂脂肪
酸トリメチロールプロパンエステル,iso―オク
チル―n―ステアリン酸トリメチロールプロパン
エステル,ジ―n―ステアリン酸グリセリンエス
テル,トリ―n―ステアリン酸トリメチロールプ
ロパンエステル等が挙げられる。 本発明における部分エステル化合物は前記原料
アルコールと原料カルボン酸とを使用して常法に
従い酸性あるいは塩基性触媒の存在下脱水エステ
ル化することによつて容易に得ることができる。 本発明における部分エステル化合物の添加剤と
しての使用量は農薬原体の性状・作用性に拘らず
農薬粉剤に対して0.2〜3重量%であり好ましく
は0.5〜2重量%である。添加量が0.2重量%より
少ないと十分な飛散浮遊防止性、流動性が得られ
ず、3重量%より多くても添加量に見合う効果が
得られない。 又農薬原体の性状,作用性に合せて本発明にお
ける部分エステル化合物の添加剤を選択すれば上
記添加量でホワイトカーボンを添加することなく
性能の良い粉剤組成物を得ることができるが、勿
論ホワイトカーボンの如き補助担体併用も可能で
ある。 次に本発明で使用する農薬粉剤用鉱物質担体と
してはクレー,タルク,カオリン,珪藻土等の5
ミクロン以下の微粒子の含量が10重量%以下であ
る粉末が挙げられる。 又本発明では従来からの添加剤である油脂類,
グリコール類,非イオン界面活性剤,ホスフエー
ト系アニオン界面活性剤や農薬原体安定剤として
使用されるホスフエート化合物などを本発明の効
果を損わない範囲で併用することができる。 本発明の農薬粉剤組成物は農薬原体,部分エス
テル化合物,鉱物質担体更に必要ならば補助担体
を通常の農薬粉剤組成物の製造法によつて均一に
混合すれば容易に得ることができるが必要であれ
ばプレミツクス法によつても製造することができ
る。 本発明の農薬粉剤組成物において部分エステル
化合物が添加剤として優れた性能を発揮する作用
機構については良く判らないが、特定の化学構造
を有するために従来の油状添加剤の粘結作用と異
なつて潤滑性、粘結性等の各性質が総合して効果
的に粉剤に働く結果粉剤の飛散浮遊防止性と流動
性と云う一面では相反する性質を共に向上させる
ものと思われる。 以下実施例によつて本発明の農薬粉剤組成物及
びその効果を説明するが本発明はこれらだけに限
定されるものではない。 実施例 1 担体として5ミクロン以下の微粒子含量を10重
量%にした農薬粉剤用クレー(以下カツトクレー
と云う)97g、添加剤としてジn―ステアリン酸
トリメチロールプロパンエステル1g、農薬原体
として常温で固状の1―ナフチル―N―メチルカ
ーバメート(以下NACと云う)2gを小型粉砕
器に入れて90秒程撹拌粉砕し均一な本発明の農薬
粉剤組成物を得る。 実施例 10 担体としてカツトクレー96g、添加剤としてジ
―n―ステアリン酸トリメチロールプロパンエス
テル1g、農薬原体として常温で液状のO,O―
ジメチル―O―(3―メチル―4―ニトロフエニ
ル)ホスホロチオエート(以下MEPと云う)2
g、補助担体としてホワイトカーボン1gを小型
粉砕器に入れて90秒程撹拌粉砕し均一な本発明の
農薬粉剤組成物を得る。 実施例2〜9,11〜17及び比較例3,4,5,
8,9,10 表―1に記載した担体、添加剤、農薬原体又は
それらに補助担体を加えて実施例1又は10と同様
に撹拌粉砕して均一な本発明又は比較例の農薬粉
剤組成物を得る。 比較例1及び6 表―1に記載した担体及び農薬原体を小型粉砕
器に入れて90秒程撹拌粉砕した。比較例1では均
一な粒剤組成物が得られたが、比較例6では得ら
れた粉剤のべとつきが大きく製品にできなかつ
た。 比較例2及び7 表―1に記載した担体,農薬原体及び補助担体
を小型粉砕器に入れて90秒程撹拌し均一な農薬粉
剤組成物を得る。 得られた本発明及び比較例の農薬粉剤組成物に
ついて散布時の飛散浮遊性と流動性とを下記の方
法で測定した。 飛散浮遊性 粉剤の標準吐粉試験機を用いて10gの農薬粉剤
組成物を1米立方の箱内に下向きに散布し5分間
放置した後散布管の上部40cmの位置に飛散浮遊す
る粒子を水75mlを入れた吸収管に30/分の流速
で1分間吸収させた。この懸濁液にドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダの6%水溶液1mlを加えて
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダの0.08%水溶
液を対照として層長1cm,波長610mμにおける
透過率を測定した。下記態様の浮遊性・指数を以
て飛散浮遊性を表わした。浮遊性指数が大きい程
飛散浮遊性が高い。 流動性 16メツシユ篩(直径62mm,高さ33mm)に農薬粉
剤組成物50gを入れ篩をバイブレーターで振動さ
せ上皿天秤に落下させる。 落下する粉剤が10〜30gに達する迄の落下時間
(秒)を以て流動性を表わした。 落下時間が短い程流動性が大きい。 測定した結果は次の表―1に示す如くであつ
た。
性の少ない農薬粉剤組成物に関する。 近年農薬散布時の環境汚染あるいは作業者に対
する安全性あるいは薬効などの観点から飛散浮遊
性の少ない農薬粉剤に対する要望が極めて高くな
つてきている。 一般に農薬粉剤は均一に散布されなければなら
ないが、そのためには流動性の良いことが必要で
ある。このため鉱物質微粉粒担体に農薬原体を吸
着させた粉剤に例えばイソプロピルホスフエート
の様な流動化を向上させる添加剤を添加すること
によつて得られる流動性が改善された粉剤組成物
は散布時の分散性、吐粉性は改善されるが飛散浮
遊性の増加を招くのが常であり流動性、吐粉性を
上げながら同時に飛散浮遊性を低下させることは
非常に困難な問題であつた。 しかし前記した様な安全性の観点からこの問題
の解決を求める声は極めて高く業界でもその要望
に応えるべく盛んに検討が行なわれている。 例えば流動パラフイン,ポリアルキレングリコ
ール,リン酸エステル系アニオン界面活性剤,30
℃で液状を呈するソルビタンエステル系化合物、
イソプロピルホスフエートと、一定粘度以上の不
揮発性液状物との混合物等を添加剤として使用す
る提案又は一定値以上の粘度を有する疎水性有機
化合物と一定値以上の粘度を有する担体とを併用
する提案等が従来から行なわれている。 しかしながらこれらの方法は粉剤組成物の飛散
浮遊性防止性及び流動性向上の双方を狙いとして
いるものの、添加剤として全て油状物質を使用す
ることによつてそれらの油状物質の有する粘結作
用を利用するものであるためややもすれば粉剤を
べとつかせたり流動性を低下させたりする危険性
を含んでいる。従つて上記添加剤を使用した粉剤
組成物はべとつきや流動性を改善するために、そ
れらの改善に効果を有するホワイトカーボンの如
き吸油能の高い補助担体を添加剤と併用している
ものが多い。 更に現在では農薬使用時の安全性に特に力点を
おくために粉剤の飛散浮遊性を下げることを重視
しそのため微細粒子の含量を一定量以下に抑えた
所謂分級担体を使用することが盛んになつてい
る。しかしこの場合は粉剤の飛散浮遊性は低下す
る反面粉剤がべとついたり流動性が低下する傾向
が生じ易い。 殊に液状の農薬原体と分級担体を使用した粉剤
の場合はその傾向が著るしくなるためにホワイト
カーボンと添加剤との使用量が増加するのが普通
であるがそれにも拘らず粉剤の飛散浮遊防止性と
流動性との両方を同時に満足させることは難かし
く又経済的にも高くついているのが現状である。 上記の様な状況に鑑み本発明者等は農薬原体の
性状に拘らずできる丈添加剤の使用を少なくしな
がら飛散浮遊防止性及び流動性の高い農薬粉剤を
得ることを目的として鋭意研究した結果特定の化
学構造を有するエステル化合物を添加剤として、
5ミクロン以下の微粒子含量が10重量%以下であ
る分級担体を使用する農薬粉剤に使用すれば上記
目的が達成されることを見出して本発明を完成さ
せるに至つた。 即ち本発明の要旨は水酸基を3個以上有する総
炭素数12以下の非環状多価アルコールと、総炭素
数8〜22を有し直鎖又は分岐で飽和又は不飽和の
一価カルボン酸とを反応させて得られる分子中に
少くとも一個の水酸基を有する部分エステル化合
物の群から選ばれる単独品又は二種以上の混合物
を0.2〜3重量%含有し、かつ粒径が5ミクロン
以下の微粒子の含量が10重量%以下である農薬粉
剤用鉱物質担体を用いることを特徴としてなる農
薬粉剤組成物に関するものである。 本発明における部分エステル化合物の原料とし
て使用する水酸基を3個以上有する総炭素数12以
下の非環状多価アルコールの具体例としてはペン
タエリスリトール,ジペンタエリスリトール,ト
リメチロールプロパン,グリセリン,ジグリセリ
ン等が挙げられる。尚本発明では使用する多価ア
ルコールが非環状アルコールであることを特定し
ているが上記した如き非環状多価アルコールを使
用した本発明における部分エステル化合物は環状
多価アルコールエステル、例えば高級脂肪酸ソル
ビタンエステル及びそのエチレンオキシド付加物
等に比較してより優れた性能を有しており特に粉
剤組成物の流動性を向上させる。 又本発明における部分エステル化合物の原料と
して使用する総炭素数8〜22を有し直鎖又は分岐
で飽和又は不飽和の一価カルボン酸の具体例とし
てはn―オクチル酸,iso―オクチル酸,ラウリ
ン酸,パルミチン酸,オレイン酸,n―ステアリ
ン酸,iso―ステアリン酸,ヤシ油脂肪酸,牛脂
脂肪酸,米ヌカ脂肪酸等が挙げられる。 上記原料アルコールと原料カルボン酸とを反応
させて得られる本発明における化合物としては上
記の特定された化学構造を有するものであればい
ずれも使用できるが、特に水酸基が全てエステル
結合した完全エステルよりも水酸基が少くとも一
個残された部分エステルを使用するのが効果の点
で好ましいのである。 本発明における部分エステル化合物の具体例と
してはジ―n―ステアリン酸ペンタエリスリトー
ルエステル,モノ―オレイン酸ペンタエリスリト
ールエステル,ジ―ラウリン酸ペンタエリスリト
ールエステル,ジ―n―ステアリン酸ジペンタエ
リスリトールエステル,モノ―n―ステアリン酸
トリメチロールプロパンエステル,ジ―牛脂脂肪
酸トリメチロールプロパンエステル,iso―オク
チル―n―ステアリン酸トリメチロールプロパン
エステル,ジ―n―ステアリン酸グリセリンエス
テル,トリ―n―ステアリン酸トリメチロールプ
ロパンエステル等が挙げられる。 本発明における部分エステル化合物は前記原料
アルコールと原料カルボン酸とを使用して常法に
従い酸性あるいは塩基性触媒の存在下脱水エステ
ル化することによつて容易に得ることができる。 本発明における部分エステル化合物の添加剤と
しての使用量は農薬原体の性状・作用性に拘らず
農薬粉剤に対して0.2〜3重量%であり好ましく
は0.5〜2重量%である。添加量が0.2重量%より
少ないと十分な飛散浮遊防止性、流動性が得られ
ず、3重量%より多くても添加量に見合う効果が
得られない。 又農薬原体の性状,作用性に合せて本発明にお
ける部分エステル化合物の添加剤を選択すれば上
記添加量でホワイトカーボンを添加することなく
性能の良い粉剤組成物を得ることができるが、勿
論ホワイトカーボンの如き補助担体併用も可能で
ある。 次に本発明で使用する農薬粉剤用鉱物質担体と
してはクレー,タルク,カオリン,珪藻土等の5
ミクロン以下の微粒子の含量が10重量%以下であ
る粉末が挙げられる。 又本発明では従来からの添加剤である油脂類,
グリコール類,非イオン界面活性剤,ホスフエー
ト系アニオン界面活性剤や農薬原体安定剤として
使用されるホスフエート化合物などを本発明の効
果を損わない範囲で併用することができる。 本発明の農薬粉剤組成物は農薬原体,部分エス
テル化合物,鉱物質担体更に必要ならば補助担体
を通常の農薬粉剤組成物の製造法によつて均一に
混合すれば容易に得ることができるが必要であれ
ばプレミツクス法によつても製造することができ
る。 本発明の農薬粉剤組成物において部分エステル
化合物が添加剤として優れた性能を発揮する作用
機構については良く判らないが、特定の化学構造
を有するために従来の油状添加剤の粘結作用と異
なつて潤滑性、粘結性等の各性質が総合して効果
的に粉剤に働く結果粉剤の飛散浮遊防止性と流動
性と云う一面では相反する性質を共に向上させる
ものと思われる。 以下実施例によつて本発明の農薬粉剤組成物及
びその効果を説明するが本発明はこれらだけに限
定されるものではない。 実施例 1 担体として5ミクロン以下の微粒子含量を10重
量%にした農薬粉剤用クレー(以下カツトクレー
と云う)97g、添加剤としてジn―ステアリン酸
トリメチロールプロパンエステル1g、農薬原体
として常温で固状の1―ナフチル―N―メチルカ
ーバメート(以下NACと云う)2gを小型粉砕
器に入れて90秒程撹拌粉砕し均一な本発明の農薬
粉剤組成物を得る。 実施例 10 担体としてカツトクレー96g、添加剤としてジ
―n―ステアリン酸トリメチロールプロパンエス
テル1g、農薬原体として常温で液状のO,O―
ジメチル―O―(3―メチル―4―ニトロフエニ
ル)ホスホロチオエート(以下MEPと云う)2
g、補助担体としてホワイトカーボン1gを小型
粉砕器に入れて90秒程撹拌粉砕し均一な本発明の
農薬粉剤組成物を得る。 実施例2〜9,11〜17及び比較例3,4,5,
8,9,10 表―1に記載した担体、添加剤、農薬原体又は
それらに補助担体を加えて実施例1又は10と同様
に撹拌粉砕して均一な本発明又は比較例の農薬粉
剤組成物を得る。 比較例1及び6 表―1に記載した担体及び農薬原体を小型粉砕
器に入れて90秒程撹拌粉砕した。比較例1では均
一な粒剤組成物が得られたが、比較例6では得ら
れた粉剤のべとつきが大きく製品にできなかつ
た。 比較例2及び7 表―1に記載した担体,農薬原体及び補助担体
を小型粉砕器に入れて90秒程撹拌し均一な農薬粉
剤組成物を得る。 得られた本発明及び比較例の農薬粉剤組成物に
ついて散布時の飛散浮遊性と流動性とを下記の方
法で測定した。 飛散浮遊性 粉剤の標準吐粉試験機を用いて10gの農薬粉剤
組成物を1米立方の箱内に下向きに散布し5分間
放置した後散布管の上部40cmの位置に飛散浮遊す
る粒子を水75mlを入れた吸収管に30/分の流速
で1分間吸収させた。この懸濁液にドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダの6%水溶液1mlを加えて
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダの0.08%水溶
液を対照として層長1cm,波長610mμにおける
透過率を測定した。下記態様の浮遊性・指数を以
て飛散浮遊性を表わした。浮遊性指数が大きい程
飛散浮遊性が高い。 流動性 16メツシユ篩(直径62mm,高さ33mm)に農薬粉
剤組成物50gを入れ篩をバイブレーターで振動さ
せ上皿天秤に落下させる。 落下する粉剤が10〜30gに達する迄の落下時間
(秒)を以て流動性を表わした。 落下時間が短い程流動性が大きい。 測定した結果は次の表―1に示す如くであつ
た。
【表】
【表】
農薬粉剤組成の欄の数字は各成分の農薬粉剤組成
物中における重量%を表わす。
○* 粉剤組成物のべとつきのため測定不能。
表―1に示した結果から本発明の農薬粉剤組成
物は比較例に比較して農薬原体の性状に拘らず飛
散浮遊性が著るしく低くかつ同時に流動性が極め
て良好であることが明らかである。
物中における重量%を表わす。
○* 粉剤組成物のべとつきのため測定不能。
表―1に示した結果から本発明の農薬粉剤組成
物は比較例に比較して農薬原体の性状に拘らず飛
散浮遊性が著るしく低くかつ同時に流動性が極め
て良好であることが明らかである。
Claims (1)
- 1 水酸基を3個以上有する総炭素数12以下の非
環状多価アルコールと、総炭素数8〜22を有し直
鎖又は分岐で飽和又は不飽和の一価カルボン酸と
を反応させて得られる分子中に少くとも一個の水
酸基を有する部分エステル化合物の群から選ばれ
る単独品又は二種以上の混合物を0.2〜3重量%
含有し、かつ粉径が5ミクロン以下の微粒子の含
量が10重量%以下である農薬粉剤用鉱物質担体を
用いることを特徴としてなる農薬粉剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1734281A JPS57130902A (en) | 1981-02-07 | 1981-02-07 | Dust composition for agricultural purpose |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1734281A JPS57130902A (en) | 1981-02-07 | 1981-02-07 | Dust composition for agricultural purpose |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57130902A JPS57130902A (en) | 1982-08-13 |
| JPS6334841B2 true JPS6334841B2 (ja) | 1988-07-12 |
Family
ID=11941376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1734281A Granted JPS57130902A (en) | 1981-02-07 | 1981-02-07 | Dust composition for agricultural purpose |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57130902A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO300383B1 (no) * | 1991-09-06 | 1997-05-20 | Colgate Palmolive Co | Softergentblanding |
| DE102004017222A1 (de) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Cognis Ip Man Gmbh | Sensorische Wachse für kosmetische und/oder pharmazeutische Formulierungen |
-
1981
- 1981-02-07 JP JP1734281A patent/JPS57130902A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57130902A (en) | 1982-08-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5002695A (en) | Foam regulators suitable for use in detergents and cleaning preparations | |
| EP0228011B1 (de) | Phospahtreduziertes, granulares Waschmittel | |
| DE69201589T2 (de) | Wachsumhüllte Partikel und Verfahren zur Herstellung derselben. | |
| US3975280A (en) | Storage-stable, readily-soluble detergent additives, coating compositions and process | |
| DE2858807C2 (ja) | ||
| US2380166A (en) | Emulsions | |
| DE2048331A1 (de) | Feste, pulverförmige bis kornige Mittel zur Herstellung von kaltwirksamen Bleich flotten, insbesondere von kaltwirksamen blei chenden Waschlaugen, und Verfahren zur Her stellung dieser Mittel | |
| EP0008830A1 (en) | Suds-suppressing compositions and detergents containing them | |
| KR940020931A (ko) | 발효 브로스-기본 사료 첨가제, 이의 제조방법 및 이의 용도 | |
| DE2646127C2 (ja) | ||
| DE19857204A1 (de) | Wäßrige Schaumregulatoremulsion | |
| EP0642573A1 (de) | Pulverförmige tensidmischung. | |
| CA2187442C (en) | Solid compositions containing amine oxide-maleic acid salts | |
| JPS6334841B2 (ja) | ||
| KR20170033371A (ko) | 동물 사료용 분말형 에멀젼 | |
| EP1090102B1 (de) | Verfahren zur herstellung von entschäumergranulaten | |
| EP0490912B1 (de) | Zeolithhaltiges flüssigwaschmittel | |
| JPS6334842B2 (ja) | ||
| US2523420A (en) | Benzene hexachloride insecticide with water repellent powdered vehicle | |
| JP3764479B2 (ja) | 安定で溶解性に優れた過炭酸ナトリウム | |
| US3459492A (en) | Retarding evaporation of water | |
| EP0109247B1 (en) | Hydrocarbon anti-foam granules | |
| US2423449A (en) | Preparation of spray dried soap particles having only slight dustforming tendencies | |
| WO2009053239A2 (de) | Wasch- oder reinigungsmittelcompounds und deren herstellung | |
| JPH05125400A (ja) | ノニオン活性剤含有粒状組成物の製造法 |