JPS63353Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63353Y2 JPS63353Y2 JP1977165459U JP16545977U JPS63353Y2 JP S63353 Y2 JPS63353 Y2 JP S63353Y2 JP 1977165459 U JP1977165459 U JP 1977165459U JP 16545977 U JP16545977 U JP 16545977U JP S63353 Y2 JPS63353 Y2 JP S63353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible
- sheet
- dust collecting
- rigid
- electrode plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
この考案は電気集塵機の大型集塵極に好適な可
撓性集塵極板に関するもので、従来の剛性板タイ
プを、特殊な可撓性タイプに改変したものであ
る。従つて、可撓性シート状のため、大型化は自
由であり、また、取扱い並びに輸送がきわめて容
易で、歪および破損の虞れのない、特に、高電気
伝導性、耐熱性、高耐食性並びに寸法安定性にす
ぐれ且つ低い熱膨脹率を有する好適な集塵と耐久
性集塵極板の提供を目的とするものである。 従来各方向に電気集塵機が使用されているが、
近時、公害防止規制の強化につれ、腐食性ガス発
生の各処理プラントに、電気集塵機を設置するケ
ースが急増している。これらの腐食性ガスを処理
する場合、特に、低温または湿式で処理する場合
は、これらのガスが露点以下では高い腐食性を示
すため、使用される各プラントの機器材としては
高い耐食性が要求される事になる。これらの要求
に答えて、耐食性を有する、主として、ガラス繊
維を、不飽和ポリエステルに加えて成形した剛性
の大なる強化プラスチツク(FRP)が多く使用
されるようになり、特に、電気集塵機用の材料、
なかんずく、集塵極板として使用されるケースが
多くなつてきている。 しかしながら、従来の剛性の大なる強化プラス
チツク製集塵極、特に、プレートタイプの場合
は、集塵極にとつて最も致命的な変形歪を生起す
るものであり、また、温度の掛かる使用条件にお
いては、使用中に大きな変形を起こす可能性があ
り、従つて、最高使用温度も90〜100℃程度が限
度である。また、最近の傾向として集塵極が大型
化されて来たため、強化プラスチツクのような剛
性板においては、歪のない大型板の製造の困難な
事はもち論であるが、また、その輸送上において
も問題を提起しているものである。 さらに、上記のような強化プラスチツクは、特
に、電気比抵抗において、金属類が10-5〜10-6Ω
cmのオーダーであるに対して、104Ωcmのオーダ
ーであり、電気伝導性において著しく劣るもので
あり、また、時には高い電気抵抗のばらつきのた
めに部分発熱などのトラブルやアーク放電による
損傷の虞れがある。 因つて、この考案は、著しく電気伝導性にすぐ
れる炭化繊維を使用し、とりわけ、炭化繊維中、
強度並びに電導性の高い、炭素繊維または黒鉛繊
維を使用するものであるが、特に、好ましいのは
炭素繊維布または黒鉛繊維布(織布・編布等の布
状体のものである)を基体とするものである。す
なわち、電気伝導率(電気比抵抗の逆数)の高い
繊維の連係体を形成するようにするものである。
特に好ましいのは織り組織形態であり、不織布
は、併用は可能であるが、シートの主体としては
好ましくない。但し剛性枠には使用する事が出来
る。一般の強化プラスチツクのように主としてガ
ラス繊維を樹脂中に混合した剛性板体では、電気
抵抗の高い樹脂を多量に使用するため、金属に近
いまでに電気抵抗を低下する事は不可能である。
市販の強化プラスチツク集塵極板が104Ωcm程度
である事からも明らかである。 従来の強化プラスチツクは、プラスチツクを主
体とし、プラスチツクの強度を補強するため、グ
ラスフアイバ等を強化材として使用してシート状
に成形するものであるため、多量のプラスチツク
を必要とするに対し、この出願の考案は、この従
来のプラスチツクとは全く逆の構成を基盤とする
もので、炭化繊維を織り組織のシートとして使用
するものである。すなわち、すでに形成されたシ
ート形状の織り組織を基盤とし、その布状体の通
気性隙間を埋めるように、比較的少量の可撓性の
プラスチツク系またはゴム状物質系化合物を使用
して、一定の安定形状を保持するようにするもの
である。すなわち、埋設する上記化合物は可及的
少量を使用するのが好ましい。この織り組織の通
気性隙間を埋めるには、塗布含浸またはカレンダ
ーにて容易に行なう事が出来、また、カレンダー
加熱以外に、化合物の硬化に加熱を必要とする場
合には、カレンダーから出て来たシートを、一定
時間加熱室内を通す事によつて容易に硬化する事
が出来、寸法的には制限される事なく、所要の寸
法が自由に得られ、大型化に容易に適応されるも
のである。使用されるプラスチツク系またはゴム
状物質系化合物は、使用条件に対応して、各種の
ものが選定使用されうるが、可及的電気抵抗の低
いものが使用される。 このプラスチツク系またはゴム状物質系化合物
としては、この考案の目的からして、使用におけ
る熱的条件の有無に対応して、柔軟性に富んだ熱
硬化性または熱可塑性化合物が用いられる。 たとえば、電導性プラスチツク(ポリアクリル
ニトリル系)、ポリエチレン系、シリコン系、フ
ツ素系(ポリフツ化エチレン系)等の各化合物の
可撓性に富むものの単独または併用、その他樹脂
系とゴム系との混用等、または、高い温度条件の
ない場合は、塩化ビニル系樹脂やNBR、クロロ
プレン、SBR等の合成ゴム物質も使用すること
が出来る。なお、上記可撓性化合物からなる可撓
性バインダーに電導性材料を混合して、好適な電
導性を与えた可撓性バインダーとする事が最も好
ましい。好ましい電導性材料としては、通常、超
微粒子の電導性のカーボンブラツク、あるいは、
グラフアイトその他、超微粒子の金属粉等が用い
られる。 なお、この考案の可撓性集塵極板の基材となる
炭化繊維は、その焼成温度によつて、黒化繊維、
炭素繊維、黒鉛繊維の3種類に分類されるもので
あるが、この考案では、主として、焼成温度が
1000℃内外の温度の炭素繊維とそれ以上で処理さ
れる黒鉛繊維が好ましいものとして使用されるも
のである。 この炭素繊維の電気比抵抗は、大体10-2〜
10-3Ωcmの範囲を有し、黒鉛繊維は10-4〜10-5Ω
cmの範囲であり、有機物質としては、金属に対応
するきわめてすぐれた電導性を有するものであ
る。また、その他の特性の一例を示すと、アクリ
ル系炭素繊維では、比重=1.7、引張り強度=15
×103Kg/cm2、弾性率=13×105Kg/cm2、アクリル
系黒鉛繊維では、比重=2.1、引張り強さ=9×
103Kg/cm2、弾性率=25×105Kg/cm2であり、ガラ
ス繊維並みで、強度も非常に大きな値を有するも
のである。また、線膨脹係数は、炭素繊維で3〜
5×10-6/℃、黒鉛繊維で1.7×10-6/℃の例示
のとおり、非常に小さな熱膨脹率のものである。
その外、耐熱性、耐腐食性は、高温で処理された
炭化繊維であるため、言うまでもなく、きわめて
高度のものである。 以上のとおり、一例を示したが、この炭化繊維
は、使用繊維、加熱温度その他の処理方法によつ
て、化学的、物理的、材料力学的性質が異なるも
のであつて、上記の例示のもの以上のすぐれたも
の等、その他色色な性質においての相違が見られ
るものである。 上記の炭素繊維と黒鉛繊維は、集塵極板として
最も適正な特性を有するものであり、強化プラス
チツク(略称FRP)のように、繊維をそのまま、
前記樹脂系、ゴム系化合物中に混在させる事も出
来るが、この場合は、樹脂系、ゴム系化合物を、
比較的多量に使用する必要があり、線膨脹係数も
大きくなり、強度の低下、変形の可能性も大きく
なり、集塵極板としての性能の比較的低下は免れ
ない。 従つて、この考案の可撓性集塵極板には、好ま
しい繊維布形態を基材として使用するものであ
る。その繊維布の通気性隙間を、プラスチツク
系、ゴム系の化合物を可及的少量を使用して充填
し、一定の形状の安定化を企図したものである。 一般に樹脂系、ゴム系化合物の電気比抵抗は、
大体106〜1010Ωcm程度で、前記のプラスチツクに
電導性材料を混合して電導性バインダーとして
も、精々102Ωcm程度である。 因つて、炭素繊維布の隙間を、上記可撓性のバ
インダーにて充填する事によつて、可撓性集塵極
板とした場合、その電気比抵抗は、100〜10-2Ω
cm程度の範囲のものが得られる。黒鉛繊維の場合
は、さらに、電気比抵抗の小さいものが得られ
る。 この考案の可撓性集塵極板は、炭素繊維布、黒
鉛繊維布のような炭化繊維布の織り組織の隙間
を、可撓性バインダーにて充填した可塑性シート
を、炭素繊維布および黒鉛繊維布の単独あるいは
両者の組合わせからなる1層または複数層の積層
シートを使用するものであり、この可撓性シート
を、その外縁を、剛性部片からなる剛性枠にて固
定して、所要の形状を維持するように構成するも
のである。また、必要に応じて、剛性枠内のシー
トの動揺を防ぐため、中間にも、剛性部片からな
る補強部片を適当間隔に設ける。これらの剛性部
片は、使用条件に応じて従来使用されている
FRPその他各種の剛性部片が使用されうるが、
好ましい一例としては、炭化繊維布と剛性プラス
チツクとの複合体が用いられる。 次に、この考案の実施の一例を示す図面に基づ
いて、この考案の態様を詳述する。 図において、1は電導性の可撓性シート、2,
3は剛性部片からなる剛性枠で、2は上部用剛性
枠、3は側部、下部用剛性枠、4は可撓性シート
の中間を固定する剛性部片からなる補強部片であ
る。 実施例
撓性集塵極板に関するもので、従来の剛性板タイ
プを、特殊な可撓性タイプに改変したものであ
る。従つて、可撓性シート状のため、大型化は自
由であり、また、取扱い並びに輸送がきわめて容
易で、歪および破損の虞れのない、特に、高電気
伝導性、耐熱性、高耐食性並びに寸法安定性にす
ぐれ且つ低い熱膨脹率を有する好適な集塵と耐久
性集塵極板の提供を目的とするものである。 従来各方向に電気集塵機が使用されているが、
近時、公害防止規制の強化につれ、腐食性ガス発
生の各処理プラントに、電気集塵機を設置するケ
ースが急増している。これらの腐食性ガスを処理
する場合、特に、低温または湿式で処理する場合
は、これらのガスが露点以下では高い腐食性を示
すため、使用される各プラントの機器材としては
高い耐食性が要求される事になる。これらの要求
に答えて、耐食性を有する、主として、ガラス繊
維を、不飽和ポリエステルに加えて成形した剛性
の大なる強化プラスチツク(FRP)が多く使用
されるようになり、特に、電気集塵機用の材料、
なかんずく、集塵極板として使用されるケースが
多くなつてきている。 しかしながら、従来の剛性の大なる強化プラス
チツク製集塵極、特に、プレートタイプの場合
は、集塵極にとつて最も致命的な変形歪を生起す
るものであり、また、温度の掛かる使用条件にお
いては、使用中に大きな変形を起こす可能性があ
り、従つて、最高使用温度も90〜100℃程度が限
度である。また、最近の傾向として集塵極が大型
化されて来たため、強化プラスチツクのような剛
性板においては、歪のない大型板の製造の困難な
事はもち論であるが、また、その輸送上において
も問題を提起しているものである。 さらに、上記のような強化プラスチツクは、特
に、電気比抵抗において、金属類が10-5〜10-6Ω
cmのオーダーであるに対して、104Ωcmのオーダ
ーであり、電気伝導性において著しく劣るもので
あり、また、時には高い電気抵抗のばらつきのた
めに部分発熱などのトラブルやアーク放電による
損傷の虞れがある。 因つて、この考案は、著しく電気伝導性にすぐ
れる炭化繊維を使用し、とりわけ、炭化繊維中、
強度並びに電導性の高い、炭素繊維または黒鉛繊
維を使用するものであるが、特に、好ましいのは
炭素繊維布または黒鉛繊維布(織布・編布等の布
状体のものである)を基体とするものである。す
なわち、電気伝導率(電気比抵抗の逆数)の高い
繊維の連係体を形成するようにするものである。
特に好ましいのは織り組織形態であり、不織布
は、併用は可能であるが、シートの主体としては
好ましくない。但し剛性枠には使用する事が出来
る。一般の強化プラスチツクのように主としてガ
ラス繊維を樹脂中に混合した剛性板体では、電気
抵抗の高い樹脂を多量に使用するため、金属に近
いまでに電気抵抗を低下する事は不可能である。
市販の強化プラスチツク集塵極板が104Ωcm程度
である事からも明らかである。 従来の強化プラスチツクは、プラスチツクを主
体とし、プラスチツクの強度を補強するため、グ
ラスフアイバ等を強化材として使用してシート状
に成形するものであるため、多量のプラスチツク
を必要とするに対し、この出願の考案は、この従
来のプラスチツクとは全く逆の構成を基盤とする
もので、炭化繊維を織り組織のシートとして使用
するものである。すなわち、すでに形成されたシ
ート形状の織り組織を基盤とし、その布状体の通
気性隙間を埋めるように、比較的少量の可撓性の
プラスチツク系またはゴム状物質系化合物を使用
して、一定の安定形状を保持するようにするもの
である。すなわち、埋設する上記化合物は可及的
少量を使用するのが好ましい。この織り組織の通
気性隙間を埋めるには、塗布含浸またはカレンダ
ーにて容易に行なう事が出来、また、カレンダー
加熱以外に、化合物の硬化に加熱を必要とする場
合には、カレンダーから出て来たシートを、一定
時間加熱室内を通す事によつて容易に硬化する事
が出来、寸法的には制限される事なく、所要の寸
法が自由に得られ、大型化に容易に適応されるも
のである。使用されるプラスチツク系またはゴム
状物質系化合物は、使用条件に対応して、各種の
ものが選定使用されうるが、可及的電気抵抗の低
いものが使用される。 このプラスチツク系またはゴム状物質系化合物
としては、この考案の目的からして、使用におけ
る熱的条件の有無に対応して、柔軟性に富んだ熱
硬化性または熱可塑性化合物が用いられる。 たとえば、電導性プラスチツク(ポリアクリル
ニトリル系)、ポリエチレン系、シリコン系、フ
ツ素系(ポリフツ化エチレン系)等の各化合物の
可撓性に富むものの単独または併用、その他樹脂
系とゴム系との混用等、または、高い温度条件の
ない場合は、塩化ビニル系樹脂やNBR、クロロ
プレン、SBR等の合成ゴム物質も使用すること
が出来る。なお、上記可撓性化合物からなる可撓
性バインダーに電導性材料を混合して、好適な電
導性を与えた可撓性バインダーとする事が最も好
ましい。好ましい電導性材料としては、通常、超
微粒子の電導性のカーボンブラツク、あるいは、
グラフアイトその他、超微粒子の金属粉等が用い
られる。 なお、この考案の可撓性集塵極板の基材となる
炭化繊維は、その焼成温度によつて、黒化繊維、
炭素繊維、黒鉛繊維の3種類に分類されるもので
あるが、この考案では、主として、焼成温度が
1000℃内外の温度の炭素繊維とそれ以上で処理さ
れる黒鉛繊維が好ましいものとして使用されるも
のである。 この炭素繊維の電気比抵抗は、大体10-2〜
10-3Ωcmの範囲を有し、黒鉛繊維は10-4〜10-5Ω
cmの範囲であり、有機物質としては、金属に対応
するきわめてすぐれた電導性を有するものであ
る。また、その他の特性の一例を示すと、アクリ
ル系炭素繊維では、比重=1.7、引張り強度=15
×103Kg/cm2、弾性率=13×105Kg/cm2、アクリル
系黒鉛繊維では、比重=2.1、引張り強さ=9×
103Kg/cm2、弾性率=25×105Kg/cm2であり、ガラ
ス繊維並みで、強度も非常に大きな値を有するも
のである。また、線膨脹係数は、炭素繊維で3〜
5×10-6/℃、黒鉛繊維で1.7×10-6/℃の例示
のとおり、非常に小さな熱膨脹率のものである。
その外、耐熱性、耐腐食性は、高温で処理された
炭化繊維であるため、言うまでもなく、きわめて
高度のものである。 以上のとおり、一例を示したが、この炭化繊維
は、使用繊維、加熱温度その他の処理方法によつ
て、化学的、物理的、材料力学的性質が異なるも
のであつて、上記の例示のもの以上のすぐれたも
の等、その他色色な性質においての相違が見られ
るものである。 上記の炭素繊維と黒鉛繊維は、集塵極板として
最も適正な特性を有するものであり、強化プラス
チツク(略称FRP)のように、繊維をそのまま、
前記樹脂系、ゴム系化合物中に混在させる事も出
来るが、この場合は、樹脂系、ゴム系化合物を、
比較的多量に使用する必要があり、線膨脹係数も
大きくなり、強度の低下、変形の可能性も大きく
なり、集塵極板としての性能の比較的低下は免れ
ない。 従つて、この考案の可撓性集塵極板には、好ま
しい繊維布形態を基材として使用するものであ
る。その繊維布の通気性隙間を、プラスチツク
系、ゴム系の化合物を可及的少量を使用して充填
し、一定の形状の安定化を企図したものである。 一般に樹脂系、ゴム系化合物の電気比抵抗は、
大体106〜1010Ωcm程度で、前記のプラスチツクに
電導性材料を混合して電導性バインダーとして
も、精々102Ωcm程度である。 因つて、炭素繊維布の隙間を、上記可撓性のバ
インダーにて充填する事によつて、可撓性集塵極
板とした場合、その電気比抵抗は、100〜10-2Ω
cm程度の範囲のものが得られる。黒鉛繊維の場合
は、さらに、電気比抵抗の小さいものが得られ
る。 この考案の可撓性集塵極板は、炭素繊維布、黒
鉛繊維布のような炭化繊維布の織り組織の隙間
を、可撓性バインダーにて充填した可塑性シート
を、炭素繊維布および黒鉛繊維布の単独あるいは
両者の組合わせからなる1層または複数層の積層
シートを使用するものであり、この可撓性シート
を、その外縁を、剛性部片からなる剛性枠にて固
定して、所要の形状を維持するように構成するも
のである。また、必要に応じて、剛性枠内のシー
トの動揺を防ぐため、中間にも、剛性部片からな
る補強部片を適当間隔に設ける。これらの剛性部
片は、使用条件に応じて従来使用されている
FRPその他各種の剛性部片が使用されうるが、
好ましい一例としては、炭化繊維布と剛性プラス
チツクとの複合体が用いられる。 次に、この考案の実施の一例を示す図面に基づ
いて、この考案の態様を詳述する。 図において、1は電導性の可撓性シート、2,
3は剛性部片からなる剛性枠で、2は上部用剛性
枠、3は側部、下部用剛性枠、4は可撓性シート
の中間を固定する剛性部片からなる補強部片であ
る。 実施例
【表】
上表のとおり、この考案の可撓性集塵極板は、
すぐれた性能を有するものであり、また、剛性板
タイプとは異なり、柔軟性に富んだ可撓性シート
を要部とするもので、ロール状に巻いて輸送しう
るもので、現地で、必要な剛性枠、補強部片を取
り付けて構成する事が出来るので、どの様な大型
の集塵極板でも、輸送上の妨げとなる障害は全く
なく、また、きわめて高い、耐熱性並びに電導性
にすぐれた耐食性材料の連続体を形成する炭化繊
維布を基体とし、この織り組織の隙間を、可撓性
のバインダーにて充填連結したもので、可撓性バ
インダーの選定によつて、250℃〜300℃までの使
用は可能である。従つて、低温湿式タイプのみな
らず高温湿式タイプから、さらに、乾式タイプま
で使用範囲が拡大される。さらに、プレートタイ
プの生命とも言える従来の剛性板自身の生起する
歪は、この考案の可撓性タイプにはほとんど皆無
である。すなわち、可撓性シートであるため、剛
性枠等の取り付けによつて、容易に所定の形状に
規制される。また、可撓性バインダーを可及的少
量使用した炭化繊維布であるため、炭化繊維その
ものに近い電導性の集塵極板が得られるばかりで
なく、ばらつきの少ない均一な電導性シートが得
られる。また、可撓性シートのため取り替え補修
操作も非常に容易に行なわれる利点がある。 以上のごとく、この考案の可撓性集塵極板は、
従来の強化プラスチツク等に比べ、高温使用特
性、耐食性、変形性、電導性、輸送性、経済性等
の各点においてすぐれた作用効果を有するもので
ある。
すぐれた性能を有するものであり、また、剛性板
タイプとは異なり、柔軟性に富んだ可撓性シート
を要部とするもので、ロール状に巻いて輸送しう
るもので、現地で、必要な剛性枠、補強部片を取
り付けて構成する事が出来るので、どの様な大型
の集塵極板でも、輸送上の妨げとなる障害は全く
なく、また、きわめて高い、耐熱性並びに電導性
にすぐれた耐食性材料の連続体を形成する炭化繊
維布を基体とし、この織り組織の隙間を、可撓性
のバインダーにて充填連結したもので、可撓性バ
インダーの選定によつて、250℃〜300℃までの使
用は可能である。従つて、低温湿式タイプのみな
らず高温湿式タイプから、さらに、乾式タイプま
で使用範囲が拡大される。さらに、プレートタイ
プの生命とも言える従来の剛性板自身の生起する
歪は、この考案の可撓性タイプにはほとんど皆無
である。すなわち、可撓性シートであるため、剛
性枠等の取り付けによつて、容易に所定の形状に
規制される。また、可撓性バインダーを可及的少
量使用した炭化繊維布であるため、炭化繊維その
ものに近い電導性の集塵極板が得られるばかりで
なく、ばらつきの少ない均一な電導性シートが得
られる。また、可撓性シートのため取り替え補修
操作も非常に容易に行なわれる利点がある。 以上のごとく、この考案の可撓性集塵極板は、
従来の強化プラスチツク等に比べ、高温使用特
性、耐食性、変形性、電導性、輸送性、経済性等
の各点においてすぐれた作用効果を有するもので
ある。
図面は、この考案の可撓性集塵極板の一例を示
す平面図、 1……電導性の可撓性シート、2,3……剛性
枠(2は上部用、3は側部および下部用)、4…
…補強部片。
す平面図、 1……電導性の可撓性シート、2,3……剛性
枠(2は上部用、3は側部および下部用)、4…
…補強部片。
Claims (1)
- 炭化繊維布の織り組織の隙間を、柔軟性に富む
プラスチツク系またはゴム系物質から生成される
可撓性バインダーにて埋める程度に可及的少量を
使用して充填連結し、容易に変形する織り組織を
安定した一定の形状に保持させた1層または複数
層からなるすぐれた電導性の柔軟な可撓性シート
の外縁を剛性枠にて固定した可撓性集塵極板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977165459U JPS63353Y2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977165459U JPS63353Y2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5489681U JPS5489681U (ja) | 1979-06-25 |
| JPS63353Y2 true JPS63353Y2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=29163864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977165459U Expired JPS63353Y2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63353Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51141869U (ja) * | 1975-05-08 | 1976-11-15 | ||
| JPS5735409Y2 (ja) * | 1975-09-09 | 1982-08-05 |
-
1977
- 1977-12-08 JP JP1977165459U patent/JPS63353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5489681U (ja) | 1979-06-25 |
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