JPS6335723B2 - - Google Patents

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JPS6335723B2
JPS6335723B2 JP53027633A JP2763378A JPS6335723B2 JP S6335723 B2 JPS6335723 B2 JP S6335723B2 JP 53027633 A JP53027633 A JP 53027633A JP 2763378 A JP2763378 A JP 2763378A JP S6335723 B2 JPS6335723 B2 JP S6335723B2
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JP
Japan
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interlining
adhesive
heat
outer material
wool
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Application number
JP53027633A
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English (en)
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JPS54121855A (en
Inventor
Isamu Kida
Ichita Nakazawa
Yoshio Araya
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2763378A priority Critical patent/JPS54121855A/ja
Publication of JPS54121855A publication Critical patent/JPS54121855A/ja
Publication of JPS6335723B2 publication Critical patent/JPS6335723B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は防シワ性、寸法安定性、およびシルエ
ツト付与性のすべてを満足する優れた合成繊維か
らなる衣服用接着芯地に関するものである。 衣服の仕立てに際して、賦形および保形を目的
として芯地を用いることは周知のことである。 近年、衣服の生産性の向上、品質の均一化など
を目的に接着芯地が普及してきた。 しかしながら、従来の接着芯地はウール素材の
ように水分によつて伸縮挙動を示す表地に接着し
たとき、表地と芯地の境界部にシワが発生したり
することが多かつた。また衣服を構成する表地、
裏地などの寸法安定性が悪いため洗たくなどによ
つて著しい形くずれを生じたり、さらに素材がい
かに賦形性が優れていても、接着芯地の賦形性が
悪く、衣服に所望のシルエツトを付与することが
できなかつた。 かかる従来芯地としては、ポリエステル、ナイ
ロン、レーヨンなどからなる不織布および綿、レ
ーヨン、ポリエステル/綿、ポリエステル/レー
ヨンからなる織編物、さらにはポリエステル100
%織編物などに点状または全面に熱融着性樹脂を
施したものがすでに市販されている。 しかし、これら従来合成繊維製接着芯地は縫製
工程中および着用中のプレス、アイロン、洗たく
などによつて、比較的寸法安定性がよいもののほ
とんど変形しないので、衣服に所望のシルエツト
を付与することができないという欠点があり、ま
た、水分による伸縮挙動がほとんどないので、ウ
ール素材など水分によつて伸縮挙動を示す表地な
どに接着すると、表地と芯地の境界部に著しいシ
ワが発生する欠点があつた。 また、綿およびレーヨンを使つた接着芯地は前
記合成繊維製接着芯地に比べアイロン、プレス、
洗たくなど、熱と水による処理での寸法変化が大
きく、特に洗たくでの形くずれが著しいという欠
点があつた。 本発明は上記従来技術の欠点に鑑み、アクリル
系繊維が熱によつて軟化、変形するという欠点を
逆に利用し、特に紳士服および婦人服用芯地とし
て従来芯地にはなかつた賦形性を有するととも
に、芯地として必要な適宜のハリ、腰をもち、し
かも従来の綿およびレーヨン使いの接着芯地には
なかつた寸法安定性をもち、かつウール素材の表
地に接着した場合もシワが生じないという、表地
と芯地の境界部での防シワ性、寸法安定性、およ
びシルエツト付与性のすべてを満足する汎用性の
高い合成繊維製衣服用接着芯地を提供するもので
ある。 本発明は上記目的を達成するために、つぎの構
成を有する。すなわち、 たて糸に、アクリル系繊維が30%以上混在した
紡績糸を使用し、よこ糸に熱セツト性合成繊維か
らなる糸を使用して構成された合成繊維からなる
芯地であつて、該たて糸はよこ糸に対して波形の
スプリング構造を有し、しかも2%/2.54cm伸長
時の応力が100g以下の性能を有するとともに、
洗たく収縮率、ドライクリーニング収縮率、プレ
ス収縮率のいずれもが1%以内で、かつ4%以上
の熱賦形性率を有することを特徴とする衣服用接
着芯地である。 つぎに前記各構成要件の測定方法について説明
する。 第1図および第2図は、本発明でいう熱賦形率
を説明するための平面図である。 この発明でいう熱賦形性率とは、たと25cm、よ
こ5cmの芯地を第1図から第2図のようにスチー
ムアイロンで変形を与え、その変形量を表わした
ものである。 さらに具体的に測定条件を述べる。 サンプルである接着芯地を5%以上の熱賦形性
率をもつ表地と予め接着したものを使用し、たて
25cm、よこ5cmを正確にカツトする。 第1図のサンプルのたて方向の一端に約2Kgの
張力をかけ他端に縮め込み操作を与えながら160
℃のスチームアイロンで変形(わん曲)を与え
る。この操作を2回繰り返す。次に、わん曲した
谷間にできたシワを同条件のアイロンで5秒間押
えつけ第2図のようなシワのないサンプルを作
る。 このサンプル(第2図)に示す変形量が最大の
たて糸1′の長さb1および変形量が最小のたて糸
1″の長さb2について定規を曲尺状にして測定し、
次式で熱賦形性率を求める。 熱賦形性率(%)=[(b1−b2)/25]×100 なお、測定はサンプル芯地5個で行ない、それ
ぞれの値の平均値を熱賦形性率とする。 本発明において、熱賦形率が4%以上である芯
地を得たとしても、衣服形成時の接着相手である
表地が熱賦形性率4%以下である場合には、この
相手表地の熱賦形性率までの熱賦形性率しか示さ
ない点に注意すべきである。たとえば、上記接着
芯地を熱賦形性率3%の表地に接着すれば、3%
の熱賦形性率しか示さないのである。 上記熱賦形性率を向上させる要因として伸び分
△b1もさることながら縮み分△b2も大きな要因と
なる。この縮み分△b2は生地の自己収縮も若干含
まれるが、上記したようにシワを消すことによる
イセ込み要因が大きい。 つぎにプレス収縮率、洗たく収縮率、ドライク
リーニング収縮率の測定方法は第1表に従う。 つぎに2%/2.54cmの伸長時の応力の測定方法
を説明する。 たて20cm、よこ2.54cmの接着芯地試験片を10枚
採取する。この試験片を自己記録式引張試験機
(商品名“インスロン”或は商品名“テンシロ
ン”)を使用して、試長を10cmにして、JISL1068
−64に準じて応力−歪曲線を描く。
【表】
【表】 この応力−歪曲線から2%伸長時の応力を読み
とる。10個の平均値を2%/2.54cm伸長時の応力
とする。 次に本発明を詳細に説明する。 上記熱賦形性率は衣服の仕立て方法から考える
とたて方向に変形しやすいことが必須の要件であ
る。衣服の表地にウール、ポリエステル/ウール
混などの変形しやすい生地を使つたとき芯地が変
形しにくいと思いどおりのシルエツトが衣服に出
にくい。本発明者らの検討結果では従来毛糸使い
の芯地は少なくとも4〜5%の熱賦形性を有す
る。 これに対して従来の合成繊維、特にポリエステ
ル100%あるいはポリエステルと綿あるいはレー
ヨンなどと混紡もしくは交織した芯地は寸法安定
性は優れている。しかし熱賦形性率は1〜2%大
きくとも3%程度である。 したがつて表地の熱賦形性がいくらよくてもそ
の特徴を生かせないという欠点があつた。 一方、従来毛芯の寸法安定性は、水洗い洗たく
収縮率を例にとると、たて2〜4%と極端に悪
く、このような芯地を使用した衣服を水洗い洗た
くすると容易に型くずれを起こすことが多い。 この発明による芯地は合成繊維使いの芯地であ
りながら前記した毛芯と同等もしくはそれに近い
熱賦形性を有し、しかもプレス、ドライクリーニ
ング、あるいは洗たくによつても型くずれを起こ
さない程度の極めて低い収縮率をもつものであ
る。 この特長は、アクリル系繊維を用いることによ
つてえられるものである。 通常アクリル系繊維を用いた織編物は熱もしく
は湿熱によつて伸長、変形し、ヘタリ、軟化が生
じ、高温による染色、セツトあるいは縫製時のア
イロン、プレスなどは避ける必要があり、取り扱
いが困難な繊維である。 この発明は、このアクリル系繊維の熱によつて
伸長、変形しやすいという欠点を逆に利用したも
のである。この発明の芯地の織糸はたて糸とし
て、少なくとも30%のアクリル系繊維からなる紡
績糸を用いるものである。 アクリル系繊維はこれらの織糸中に少なくとも
30%〜100%混在していれば熱賦形性率は少なく
とも4%を達成することができる。アクリル系繊
維の割合が多くなれば熱賦形性率はそれに比例し
て大きくなる。 上記アクリル系繊維使いの織糸は芯地の少なく
ともたて糸に使用することが重要である。 とくに紳士服用芯地としては、よこ糸にアクリ
ル系繊維よりもハリ、腰のあるポリエステル系繊
維を主体とする繊維を用いた方が寸法安定性およ
び衣服の幅方向に適度なハリ、腰がでるので、本
発明では熱セツト性合成繊維、特にポリエステル
系繊維をよこ糸に用いる。無論、このよこ糸に上
記性能を阻害しない範囲でアクリル系繊維を混用
することは何らさしつかえない。 衣服のたて方向は芯地、表地、その他の付属品
(ポケツト、裏地など)の自重によりハリが出る。
したがつて衣服のたて方向にはハリ、腰よりはむ
しろ柔軟性、および前記した熱賦形性が要求され
るため、芯地のタテ糸方向には熱によつて軟化、
変形するアクリル系繊維を主体としていても問題
はない。アクリル系繊維以外の合成繊維は熱セツ
ト性を有するが100〜160℃の湿熱下でアクリル系
繊維のように容易に伸長、変形する特性がないた
め、シルエツトの優れた衣服に仕立てることは出
来ない。 これに対して、アクリル系繊維が30〜100%混
在した本発明の芯地は湿熱によつて少なくとも4
%という熱賦形性を有し所望の衣服の形をつくる
ことができる。 一方アクリル系繊維を主体として通常の手段で
織物を構成した場合、その織物は寸法安定性に劣
る。したがつてプレス、洗たく、ドライクリーニ
ングなどにより大きく収縮する。 本発明の衣服用芯地を製造する場合は、収縮率
を極力小さくするためと、熱賦形性率をより高く
保持するために仕上げ加工時に極力張力を与えな
いようにする必要がある。具体的には仕上げ加工
機での織物にかかる張力が2mg/d以下とする。 本発明の芯地は接着芯地であるが、若干の設計
変更により一般の芯地(接着剤なし)としても使
用することができる。 この接着芯地をそのまま、水分によつて伸縮挙
動をもつウール素材などに使うと表地と芯地の境
界部にシワができる。 本発明者らの検討結果ではウール表素材は接着
時の加熱によつて保有水分が減少して、1〜2%
収縮する。またこれを接着前の室内雰囲気に放置
すれば、ほぼ元の長さに回復することがわかつ
た。このウール素材の水分による伸縮挙動に追随
するために接着芯地は100g以下の応力で2%/
2.54cmの伸長率が2%必要であることが分つた。 従来の接着芯地は2%/2.54cm伸長時の応力が
100g以上であり、ウール表素材の伸縮挙動に追
随しない。したがつて表地と芯地の境界部に表地
の余りシワが発生する。 2%/2.54cm伸長時の応力が100g以下になる
接着芯地を得る方法を例示する。 前記糸構成および染色仕上げ条件で加工した芯
地基布の片面に、適宜の間隔で熱融着性樹脂を点
状にドツト加工した接着芯地を、強制収縮加工機
にかけて強制収縮させて得る方法があげられる。 この方法は芯地のたて方向に、たて糸を強制的
に押込むもので、結果的に芯地のたて方向は収縮
する。具体的には回転速度差のあるゴムシリンダ
ーに接着芯地を供給し、芯地をたて方向に強制的
に押込むことによつて、たて糸のみにクリンプを
与え、よこ糸ラインに対して波形を形成せしめる
方法が好ましい。これを本発明では強制収縮とい
い、熱収縮とは明確に区別されるものである。 2%/2.54cm伸長時の応力を100g以下にする
には、接着芯地のたて方向に2〜10%強制収縮さ
せて達成される。この強制収縮加工はドツト加工
後だけではなく、ドツト加工前の布帛段階であれ
ば、どの段階でも行つてもよい。 本発明の実施に於て用いられる織物の組織とし
ては、平織、綾織、朱子織およびこれらの変化組
織など任意なものが用いられる。 本発明の接着芯地の構造およびその効果につい
て従来接着芯地と比較して以下説明する。 第3図は従来接着芯地の縦断面図、第4図は本
発明の接着芯地の縦断面図をそれぞれ示す。 本発明の接着芯地7は強制収縮加工することに
よつて点状に配置した接着樹脂3間の芯地基布4
がウール表素材の水分による伸縮挙動に追随でき
るように、たて糸がよこ糸に対して波形のスプリ
ング構造になつている。芯地基布4はたて方向1
とよこ方向2の糸からなつている。 一方従来の接着芯地7は第3図に示すように、
スプリング効果を付与する構造になつていない。 第5図は第3図の従来の接着芯地7をウール表
素材を使つた表地前身頃に接着した状態の平面
図、第6図A,B図は第5図のA−A′における
縦断面図を示す。 第5〜6図からわかるように、該芯地の接着時
には、表地前身頃6は加熱によるウール繊維中の
保有水分の減少によつて通常1〜2%収縮し、ま
た芯地基布4は加熱による残留収縮分だけ収縮す
る。かかる接着芯地7を接着した後放置すると、
表地前身頃6の非接着部分5は室内雰囲気の水分
を吸湿して、ほぼ元の長さにもどる。しかし、従
来接着芯地7の場合は、その芯地基布4がほとん
ど変化しないために表地5と接着芯地7(芯地基
布4)との境界部分に寸法差が生じてしまい、表
地5の余りシワ8が発現する。 第7図は本発明の接着芯地7をウール素材を使
つた表地前身頃に接着した状態の平面図、第8図
A,B図は第7図のA−A′における縦断面図を
示す。 接着芯地7の接着時には加熱によつてウール表
材は1〜2%収縮する。しかし、本発明の接着芯
地7は接着直後スプリング構造を保持した状態に
なつている(第8A図)ので、該接着芯地7の接
着後、これを放置しておくと、表地前身頃6が室
内雰囲気水分を吸湿して矢印の方向へ、ほぼ元の
長さにもどる時、該接着芯地7の芯地基布4は表
地前身頃の伸長に追随してスプリング構造が伸長
し、表地5と該芯地基布4との寸法差が生じるこ
となく、境界部のシワは発現しない(第8B図)。 このように本発明の芯地は、熱賦形性が優れる
といわれている従来の毛芯と同じ程度に熱賦形性
率が高く、しかもスプリング構造とアクリル系繊
維の相乗効果により、該熱賦形性のうち前記の伸
び分(△b1)だけでなく縮み分(△b2)も従来合
成繊維製芯地より大きいのである。 かかる芯地によつて初めて、衣服のシルエツ
ト、たとえば胸のふくらみやウエストのすぼまり
を思いどおりに創出することができるのである。 かかる芯地は、たて、よこ糸ともポリエステル
系繊維使いの芯地と同様に寸法安定性の面にも優
れており、また、プレス、洗たくなどによつても
表地の波うち、型くずれなどがみられなかつた。 またウール素材使い表地に接着した場合におい
ても、従来接着芯地のように表地と芯地の境界部
に表地のシワは発生しなかつた。 以上表地がウールの場合で説明してきたが、本
発明の芯地は表地がウール素材だけでなくいずれ
の表地素材においても使用できるものである。 すなわち、家庭洗たく機で洗たくできるポリエ
ステル100%またはポリエステル高率混紡糸から
なる織編物を表地および裏地に使用したウオツシ
ヤブル・スーツだけでなく、一般のドライクリー
ニングする衣服にも使用できる。 特にシルエツトを重要視する衣服には、その効
果を最大限に発揮できる。 以下に本発明の実施例を述べる。 実施例 1 たて糸1.5d×51mmのアクリル繊維100%からな
る30番手の紡績糸とよこ糸1.5d×44mmのポリエス
テル繊維100%からなる16番手の紡績糸を用い、
織組織を4枚朱子(トルコ朱子)として織密度を
たて:28本/cm、よこ:12本/cmに設定し交織織
物を製織した。 この生機を次のような条件で仕上げ加工した。
すなわち、のり抜き、精練は低張力型液流染色機
(張力:1mg/d)で60℃×20min処理し、水洗、
乾燥後、オーバーフイード率を5%に設定した強
制収縮加工機を用いて強制収縮させた後、160℃
で仕上げセツトした。この生機はたて糸に波形の
スプリング構造を有するものであつた。 さらにこの織物を接着芯地にするためピンテン
ター型の接着加工機(張力:2mg/d)を用いポ
リアミド樹脂を点状に配置して接着芯地を作製し
た。この接着芯地は前工程で形成された、たて糸
のスプリング構造をそのまま有していた。 得られた接着芯地を本文中に示した測定方法に
したがつて評価したところ、第2表に示されるよ
うに熱賦形性率が4%以上で、かつ伸び分(△
b1)も縮み分(△b2)も比較例に比して大きい芯
地であることがわかる。また、各加工時の張力を
2mg/d以下に押えたことによつて、強制収縮に
よつて形成された。たて糸の波形スプリング構造
が充分に保持されており、各収縮率がいずれも1
%以内で、しかも2%/2.54cm伸長時の応力も
100gで、ウール表素材の接着時のシワ発生もな
いものが得られた。 この芯地を表地にウール表素材を用いた紳士ス
ーツの前身頃に接着したところ、第2表に示され
るように紳士スーツ芯地として理想的なシルエツ
ト、寸法安定性および耐型くずれ性のあるスーツ
が得られた。 実施例 2 実施例1と同様の糸構成および加工条件で得ら
れた接着芯地を評価したところ、第2表に示した
ように実施例1と同様熱賦形性率、各種収縮率、
2%/2.54cm伸長時の応力ともに優れた結果を示
した。 次に表地にたて、よこ共にポリエステル100%
加工糸織物を用い、裏地、縫糸およびその他の副
資材にポリエステル100%素材を組み合せてウオ
ツシヤブル・スーツを仕立てた。これを家庭用洗
たく機を用いて40℃×5minの洗たく条件で10回
洗たくを繰り返したところ、第2表に示すとお
り、ウオツシヤブル・スーツとして充分な品位な
ものが得られた。 実施例 3 たて糸2d×51mmのアクリル繊維100%からなる
30番手の紡績糸とよこ糸1.5d×44mmのポリエステ
ル繊維100%からなる20番手の紡績糸を用い、織
組織を4枚朱子(トルコ朱子)とし、織密度をた
て:26本/cm、よこ12本/cmに設定し、交織織物
を製織した。 次に、のり抜き、精練を行なつた後、水洗、乾
燥後、オーバーフイード率を5%に設定した強制
収縮加工機を用いて強制収縮させた後、そのまま
の状態で160℃で仕上げセツトした。 この織物を接着芯地にするため、ポリアミド系
樹脂をたて:2.8ケ/cm、よこ:5.6ケ/cmの密度
で、点状に配置(ドツト加工)して加工した。 この接着芯地を、さらに熱シリンダーの表面温
度を60℃に設定した強制収縮加工機にかけて、た
て方向に5%強制収縮させることにより、より強
い波形スプリング構造を有する接着芯地とした。 得られた接着芯地を評価したところ、第2表に
示すように熱賦形性率が4%以上で、かつ伸び分
(△b1)も縮み分(△b2)も大きく、各収縮率が
いずれも1%以内である優れた芯地が得られた。
この芯地の2%/2.54cm伸長時の応力は60gであ
つた。この接着芯地を代表的なウール織物5点に
接着したところ、いずれも表地と芯地の境界部の
シワの発生は全く認められなかつた。 この芯地を用いて、実施例1と同様に紳士スー
ツを仕立てた。このスーツは第2表に示されるよ
うに表地と芯地の境界部のシワの発生は全く認め
られず、しかも実施例1と同様の優れた特性をも
つたスーが得られた。 実施例 4 たて糸に、1.5d×38mmのアクリル繊維50%と
1.5d×38mmのポリエステル繊維50%とを用いて混
紡した30番手の混紡糸と、よこ糸に3d×80mmの
ポリエステル繊維50%と4d×85mmのアクリル繊
維50%とを用いて混紡した10番手の混紡糸を用
い、織組織は平織とし、緻密度をたて:26本/
cm、よこ:10本/cmに設定して製織した。 次に、糊抜き、精練の加工を行なつたのち、た
て方向のオーバーフイード率を5%に設定した強
制収縮加工機を使用して強制収縮させた後、その
ままの状態で180℃で仕上げセトした。 この織物を接着芯地にするため、ポリアミド系
樹脂をたて:2.8ケ/cm、よこ:5.6ケ/cmの密度
で、点状に配置(ドツト加工)して、加工した。 実施例3と同様に、この接着芯地を、さらに熱
シリンダーの表面温度を60℃に設定した強制収縮
加工機にかけて、たて方向に8%強制収縮させ
て、より強い波形スプリング構造を有する接着芯
地とした。 得られた接着芯地を評価したところ、第2表に
示すように熱賦形性率、各収縮率共に優れた結果
を示した。また2%/2.54cm伸長時の応力は60g
であつた。この接着芯地を代表的なウール織物5
点に接着したところ、いずれも表地と芯地の境界
部のシワの発生は全く認められなかつた。 この芯地を用いて、実施例1と同様に紳士スー
ツを仕立てた。このスーツは第2表に示されるよ
うに表地と芯地の境界部のシワの発生は全く認め
られず、しかも実施例1と同様の優れた特性をも
つたスーツが得られた。 実施例 5 たて糸1.5d×38mmのアクリル繊維30%と1.5d×
38mmのポリエステル繊維70%とを混紡した30番手
の混紡糸と、よこ糸1.5d×40mmのポリエステル繊
維100%からなる16番手の紡績糸を用い、織組織
を4枚朱子(トルコ朱子)として織密度をたて:
28本/cm、よこ:12本/cmに設定し交織織物を製
織した。 この生機を、のり抜き、精練した後、水洗、乾
燥後、オーバーフイード率を5%に設定した強制
収縮加工機を使用して強制収縮させた後、そのま
まの状態で160℃で仕上げセツトした。 この織物を接着芯地にするため、ポリアミド系
樹脂をたて:2.8ケ/cm、よこ:5.6ケ/cmの密度
で、点状に配(ドツト加工)した。 この接着芯地も実施例3、4と同様に、熱シリ
ンダーの表面温度を60℃に設定した強制収縮加工
機を使用して、さらにたて方向に5%強制収縮さ
せ、より強力な波形スプリング構造を有する接着
芯地とした。 得られた接着芯地を評価したところ、第2表に
示されるように熱賦形性率、多収縮率共に優れた
結果を示し、2%/2.54cm伸長時の応力も80g
で、ウール表素材5点での接着時のシワ発生もな
いものであつた。 比較例 1 たて糸に1.5d×38mmのアクリル繊維20%と1.5d
×38mmのポリエステル繊維80%とを混紡した30番
手の混紡糸とよこ糸に3d×80mmのポリエステル
繊維100%からなる10番手の糸を実施例5と同様
の設計条件、仕上げ条件で、たて糸が波形のスプ
リング構造を有する接着芯地を作製した。 得られた接着芯地を評価したところ、第2表に
示すとおり、2%/2.54cm伸長時の応力100g各
収縮率1%以内で満足するものであつたが、熱賦
形性率が3.6%と低かつた。 この芯地を、ウール織物に接着してもシワは発
生しなかつたが、ウール表素材と組み合せて紳士
スーツを作成したところ、第2表に示すように芯
地の熱賦形性が低いため、ウール表素材本来の熱
賦形性が生かされず、仕立てばえ(シルエツト
性)の点で従来スーツあるいは実施例1〜5のよ
うなスーツを作製することができなかつた。 比較例 2 たて糸にポリエステル65%、レーヨン35%から
なる30番手の混紡糸、よこ糸にたて糸と同種の20
番手の混紡糸を用いて、実施例1と同様に接着芯
地を作成した。 この生機を通常の合成繊維織物の加工条件で仕
上げ加工した。この加工時の張力は4mg/dであ
つた。 この織物にポリアミド系樹脂を実施例5と同様
に点状にドツト加工(張力:5mg/d)した。 この芯地は、たて糸が波形のスプリング構造を
有しないものであつた。 得られた芯地を評価したことろ第2表に示され
るように、加工時の張力が高すぎるため、2%/
2.54cm伸長時の応力150gと高く、熱賦形性も2
%と極めて低く、さらに洗たく収縮率がたて方向
1.5%よこ方向1.2%と高いものであつた。 この接着芯地をウール表素材と組み合わせて紳
士スーツを作成した。その結果は第2表に示すと
おり、表地と芯地の境界部にシワが発生して外観
的によいスーツは得られなかつた。また比較例1
と同様に、熱賦形性が低すぎるため、衣服のシル
エツトに波打ち現象が発生した。 比較例 3 たて糸に85番手/2本の木綿糸、よこ糸に1.5d
×38mmのアクリル繊維100%からなる42番手/2
本のハイ・バルギー・スパン糸を用い、織組織を
4枚朱子(トルコ朱子)として織密度をたて:28
本/cm、よこ:12本/cmに設定し交織織物を製織
した。 この生機を実施例1の加工条件で強制収縮加工
した。 この織物にポリアミド系樹脂を実施例5と同様
に点状にドツト加工(張力:2mg/d)した。 この芯地は、たて糸が弱い波形スプリング構造
を有するものであつた。 得られた芯地を評価したところ第2表に示され
るように、2%/2.54cm伸長時の応力120gと高
く、熱賦形性も3%と極めて低く、さらに洗たく
収縮率がたて方向2.0%よこ方向1.5%と高いもの
であつた。 この接着芯地をウール表素材と組み合わせて紳
士スーツを作成した。その結果は第2表に示すと
おり、表地と芯地の境界部にシワが発生して外観
的によいスーツは得られず、比較例1と同様に、
熱賦形性が低すぎるため、衣服のシルエツト性の
点でも劣るものであつた。
【表】 表中 [衣服のシルエツト] 優:胸部から腰部までの波打ち現象が全くなく、
シルエツトが美しい。 良:波打ち現象が殆どなく、シルエツトも美し
い。 可:若干の波打ち現象が見られ、シルエツトにや
や問題がある。 不可:波打ち現象が著しく見られ、シルエトにも
問題がある。 [衣服の型くずれ] 優:衣服全体から見て、波打ち現象も、湾曲部も
全くなく仕上りが美しい。 良:衣服全体から見て、波打ち現象や湾曲部が殆
どなく仕上りも美しい。 可:波打ち現象や湾曲部が少し発生し、仕上りに
やや問題がある。 不可:波打ち現象や湾曲部や著しく発生し、仕上
りにも問題がある。 [接着時のシワ] 優:表地と芯地との境界部でのシワが全くない。 良:シワは殆んど存在しない。 可:シワが少し存在する。 不可:著しくシワが存在する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、長方形の芯地サンプル
をスチームアイロンで変形する状態を示す平面
図、第3図は従来接着芯地の縦断面図、第4図は
本発明の接着芯地の縦断面図、第5図は従来接着
芯地をウール表素材を使つた前身頃に接着した状
態の平面図、第6図は第5図のA−A′縦断面図、
第7図はこの発明の接着芯地をウール表素材を使
つた前身頃に接着した状態の平面図、第8図は第
7図のA−A′縦断面図を示す。 図中、1,1′,1″:たて糸、2:よこ糸、
3:熱融着性樹脂、4:芯地基布、5:表地(非
接着部分)、6:表地前身頃、7:接着芯地、
8:余りシワ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 たて糸に、アクリル系繊維が30%以上混在し
    た紡績糸を使用し、よこ糸に熱セツト性合成繊維
    からなる糸を使用して構成された合成繊維からな
    る芯地であつて、該たて糸はよこ糸に対して波形
    のスプリング構造を有し、しかも2%/2.54cm伸
    長時の応力が100g以下の性能を有するとともに、
    洗たく収縮率、ドライクリーニング収縮率、プレ
    ス収縮率のいずれもが1%以内で、かつ4%以上
    の熱賦形性率を有することを特徴とする衣服用接
    着芯地。
JP2763378A 1978-03-13 1978-03-13 Core for clothes Granted JPS54121855A (en)

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JPS54121855A JPS54121855A (en) 1979-09-21
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