JPS6337445B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6337445B2 JPS6337445B2 JP56042875A JP4287581A JPS6337445B2 JP S6337445 B2 JPS6337445 B2 JP S6337445B2 JP 56042875 A JP56042875 A JP 56042875A JP 4287581 A JP4287581 A JP 4287581A JP S6337445 B2 JPS6337445 B2 JP S6337445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- contact
- synthetic resin
- powder
- sintered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動材料に関し、より詳しくは、相
対的に摺動する摺動部材の耐摩耗性を向上させ得
るとともに導電性をも得られるようにした摺動材
料に関するものである。
対的に摺動する摺動部材の耐摩耗性を向上させ得
るとともに導電性をも得られるようにした摺動材
料に関するものである。
摺動材料には、摩擦性、耐摩耗性等の摺動特性
を良好なものとするため、例えば合成樹脂で形成
したり、あるいは基材たる金属板上に合成樹脂層
をコーテイングして構成しているものがある。と
ころが、例えば車両のホーン・コンタクトのよう
に、一方が回転し他方が固定されるこれら2つの
部材間を電気的に接触させる場合には、上記合成
樹脂の摺動材料は導電性が悪く使用することはで
きない。
を良好なものとするため、例えば合成樹脂で形成
したり、あるいは基材たる金属板上に合成樹脂層
をコーテイングして構成しているものがある。と
ころが、例えば車両のホーン・コンタクトのよう
に、一方が回転し他方が固定されるこれら2つの
部材間を電気的に接触させる場合には、上記合成
樹脂の摺動材料は導電性が悪く使用することはで
きない。
本発明は以上の点に鑑み、摺動特性が良好で、
しかも導電性をも得られるようにした摺動材料を
提供することを目的としてなされたもので、この
摺動材料は、裏金と、この裏金表面に焼結された
導電性を有する金属粉末からなる焼結金属材と、
この焼結金属材の粉末間空隙に充填された合成樹
脂材とを備え、これら焼結金属材の金属表面と合
成樹脂材表面とが機械加工により実質的に同一平
面に削出形成されて成ることを特徴としている。
しかも導電性をも得られるようにした摺動材料を
提供することを目的としてなされたもので、この
摺動材料は、裏金と、この裏金表面に焼結された
導電性を有する金属粉末からなる焼結金属材と、
この焼結金属材の粉末間空隙に充填された合成樹
脂材とを備え、これら焼結金属材の金属表面と合
成樹脂材表面とが機械加工により実質的に同一平
面に削出形成されて成ることを特徴としている。
以下図示実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明に係る摺動材料を適用したホー
ン・コンタクト1を備えた車両のステアリングを
示している。ステアリング・ホイル2の基部2a
底面にはステアリング・シヤフト3を囲繞するリ
ング・ホーン・コンタクト4が固定されている。
このリング・ホーン・コンタクト4に電気的に接
触するプレート・ホーン・コンタクト5は、略棒
状を呈し、この主部5aが支持部材6の孔6aに
遊嵌されている。一方、主部5aの先端に形成さ
れたやや大径の接触部5bは、これと支持部材6
との間に介挿されたばね7に附勢され、常時上記
リング・ホーン・コンタクト4に接触している。
すなわち、リング・ホーン・コンタクト4が回転
部材、プレート・ホーン・コンタクト5が固定部
材であり、これらによりホーン・コンタクト1が
構成されている。
第1図は本発明に係る摺動材料を適用したホー
ン・コンタクト1を備えた車両のステアリングを
示している。ステアリング・ホイル2の基部2a
底面にはステアリング・シヤフト3を囲繞するリ
ング・ホーン・コンタクト4が固定されている。
このリング・ホーン・コンタクト4に電気的に接
触するプレート・ホーン・コンタクト5は、略棒
状を呈し、この主部5aが支持部材6の孔6aに
遊嵌されている。一方、主部5aの先端に形成さ
れたやや大径の接触部5bは、これと支持部材6
との間に介挿されたばね7に附勢され、常時上記
リング・ホーン・コンタクト4に接触している。
すなわち、リング・ホーン・コンタクト4が回転
部材、プレート・ホーン・コンタクト5が固定部
材であり、これらによりホーン・コンタクト1が
構成されている。
しかして、プレート・ホーン・コンタクト5の
主部5aの電源8に接続され、リング・ホーン・
コンタクト4にはホーン9が接続されており、こ
のホーン9への通電はスイツチ10を介して行な
われる。
主部5aの電源8に接続され、リング・ホーン・
コンタクト4にはホーン9が接続されており、こ
のホーン9への通電はスイツチ10を介して行な
われる。
第2図および第3図は、リング・ホーン・コン
タクト4の一部を拡大して示したものである。裏
金11の上に導電性を有する焼結粉末12を形成
し、そしてこれら粉末間に合成樹脂材13を充填
しており、さらにこれらの上面を切削して平面仕
上げしている。すなわち、焼結粉末12は表面に
露出しており、その露出率は全表面積の40〜60%
となつているが、15〜60%程度でも適用可能であ
る。なお、この層12の厚さtは、本実施例にお
いては約0.1mmであるが、0.02〜0.3mmでも適用可
能である。
タクト4の一部を拡大して示したものである。裏
金11の上に導電性を有する焼結粉末12を形成
し、そしてこれら粉末間に合成樹脂材13を充填
しており、さらにこれらの上面を切削して平面仕
上げしている。すなわち、焼結粉末12は表面に
露出しており、その露出率は全表面積の40〜60%
となつているが、15〜60%程度でも適用可能であ
る。なお、この層12の厚さtは、本実施例にお
いては約0.1mmであるが、0.02〜0.3mmでも適用可
能である。
上記焼結粉末12の素材は、勿論、導電性を有
することが必要であるが、青銅、リン青銅、鉛青
銅、黄銅等のCu系のもの、あるいはAl系、Fe系
のものを、球状粉末あるいはイレギユラ粉末とし
たものがよい。一方、合成樹脂材13の素材は、
四弗化エチレン樹脂、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリイミド、フエノール樹脂、エポキシ樹脂
等の各樹脂が好ましい。そしてリング・ホーン・
コンタクト4の表面の摩擦係数を低下させるに
は、上記合成樹脂材13の素材にPb、Zn等の低
融点金属を50wt%以下、望ましくは5〜40wt%
あるいは二硫化モリブデン、グラフアイト、ボロ
ンナイトライド等の固体潤滑剤30wt%以下望ま
しくは1〜20wt%を添加すればよく、また耐摩
耗性を向上させるために酸化アルミニウム、酸化
硅素、チタンカーバイト等の硬質添加剤を20wt
%以下望ましくは1〜10wt%添加し、導電性を
高めるためにグラフアイト、カーボン等を加えて
もよい。
することが必要であるが、青銅、リン青銅、鉛青
銅、黄銅等のCu系のもの、あるいはAl系、Fe系
のものを、球状粉末あるいはイレギユラ粉末とし
たものがよい。一方、合成樹脂材13の素材は、
四弗化エチレン樹脂、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリイミド、フエノール樹脂、エポキシ樹脂
等の各樹脂が好ましい。そしてリング・ホーン・
コンタクト4の表面の摩擦係数を低下させるに
は、上記合成樹脂材13の素材にPb、Zn等の低
融点金属を50wt%以下、望ましくは5〜40wt%
あるいは二硫化モリブデン、グラフアイト、ボロ
ンナイトライド等の固体潤滑剤30wt%以下望ま
しくは1〜20wt%を添加すればよく、また耐摩
耗性を向上させるために酸化アルミニウム、酸化
硅素、チタンカーバイト等の硬質添加剤を20wt
%以下望ましくは1〜10wt%添加し、導電性を
高めるためにグラフアイト、カーボン等を加えて
もよい。
第4図および第5図は、上記リング・ホーン・
コンタクト4となる摺動材料の製造過程を示した
ものである。ロール14,15間に張られた裏金
11は、Aにおいて表面に一層の鉛青銅粉末が形
成され、焼結工程Bにおいて約780℃の還元性雰
囲気中で該粉末が焼結される。次いで樹脂含浸工
程Cにおいて上記粉末間の空隙部分に、上述した
種々の添加剤を含んだ四弗化エチレン樹脂を主成
分とする合成樹脂材が充填され、乾燥工程Dにお
いて約100℃で加熱乾燥圧下される。その後焼成
工程において約380℃〜400℃で焼成され、第5図
に示すように粉末12の頭部を合成樹脂材13の
表面から露出した状態で排出される。第5図aに
示すようにこの状態における層厚さtは約0.18mm
であり、粉末12の形状は略球形であるが、第5
図bに示すように切削工程において層厚さtが約
0.1mmとなるように切削し、粉末12を略半球状
となるようにすると、この粉末部分の面積率が約
40〜60%となり、導電性が良好なものとなる。
コンタクト4となる摺動材料の製造過程を示した
ものである。ロール14,15間に張られた裏金
11は、Aにおいて表面に一層の鉛青銅粉末が形
成され、焼結工程Bにおいて約780℃の還元性雰
囲気中で該粉末が焼結される。次いで樹脂含浸工
程Cにおいて上記粉末間の空隙部分に、上述した
種々の添加剤を含んだ四弗化エチレン樹脂を主成
分とする合成樹脂材が充填され、乾燥工程Dにお
いて約100℃で加熱乾燥圧下される。その後焼成
工程において約380℃〜400℃で焼成され、第5図
に示すように粉末12の頭部を合成樹脂材13の
表面から露出した状態で排出される。第5図aに
示すようにこの状態における層厚さtは約0.18mm
であり、粉末12の形状は略球形であるが、第5
図bに示すように切削工程において層厚さtが約
0.1mmとなるように切削し、粉末12を略半球状
となるようにすると、この粉末部分の面積率が約
40〜60%となり、導電性が良好なものとなる。
第6図は、上記実施例に係るリング・ホーン・
コンタクト4とプレート・ホーン・コンタクト5
とを摺接させた場合の該リング・ホーン・コンタ
クト4の摩耗量を実験的に求め、従来装置と比較
したものである。実験条件は次のとおりである。
コンタクト4とプレート・ホーン・コンタクト5
とを摺接させた場合の該リング・ホーン・コンタ
クト4の摩耗量を実験的に求め、従来装置と比較
したものである。実験条件は次のとおりである。
[実験条件]
荷 重: 250g
回転数: 20rpm(0.052m/sec)
潤 滑: グリース
時 間: 12時間
この実験結果によれば、本実施例のものは従来
のものに比べ摩耗量が1μm以上減少しており、耐
摩耗性の向上が達成されたことが理解される。な
お、導電性については実用上支障がないことが確
認されている。
のものに比べ摩耗量が1μm以上減少しており、耐
摩耗性の向上が達成されたことが理解される。な
お、導電性については実用上支障がないことが確
認されている。
本実施例に係るリング・ホーン・コンタクト4
は、以上のように、その表面すなわちプレート・
ホーン・コンタクト5と摺接する部分に導電性の
焼結粉末12が露出しているので、これを介して
通電させることができ、特に焼結粉末12内には
合成樹脂材13が充填されているので耐摩耗性、
低摩擦性の点において優れたものとなる。
は、以上のように、その表面すなわちプレート・
ホーン・コンタクト5と摺接する部分に導電性の
焼結粉末12が露出しているので、これを介して
通電させることができ、特に焼結粉末12内には
合成樹脂材13が充填されているので耐摩耗性、
低摩擦性の点において優れたものとなる。
以上のように本発明によれば、良好な摺動特性
を得られ、しかも機械加工による表面削出を施す
ことにより焼結粉末の樹脂材に対する露出面分散
割合を良好にして耐摩耗性の向上を促すととも
に、導電性をも確保し得る効果がある。
を得られ、しかも機械加工による表面削出を施す
ことにより焼結粉末の樹脂材に対する露出面分散
割合を良好にして耐摩耗性の向上を促すととも
に、導電性をも確保し得る効果がある。
第1図は本発明の一実施例を適用したステアリ
ングを示し、要部を断面とした正面図、第2図、
第3図はいずれも本発明の一実施例を示し、第2
図は拡大断面図、第3図は拡大平面図、第4図、
第5図a,bはそれぞれ摺動材料の製造過程を示
す説明図、第6図は実施例装置の摩耗量を計測し
た実験結果を示すグラフである。 12…導電性金属材料、13…合成樹脂材。
ングを示し、要部を断面とした正面図、第2図、
第3図はいずれも本発明の一実施例を示し、第2
図は拡大断面図、第3図は拡大平面図、第4図、
第5図a,bはそれぞれ摺動材料の製造過程を示
す説明図、第6図は実施例装置の摩耗量を計測し
た実験結果を示すグラフである。 12…導電性金属材料、13…合成樹脂材。
Claims (1)
- 1 裏金と、この裏金表面に焼結された導電性を
有する金属粉末からなる焼結金属材と、この焼結
金属材の粉末間空隙に充填された合成樹脂材とを
備え、これら焼結金属材の金属表面と合成樹脂材
表面とが機械加工により実質的に同一平面に削出
形成されて成る摺動材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56042875A JPS57157408A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Slide material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56042875A JPS57157408A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Slide material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57157408A JPS57157408A (en) | 1982-09-29 |
| JPS6337445B2 true JPS6337445B2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=12648209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56042875A Granted JPS57157408A (en) | 1981-03-24 | 1981-03-24 | Slide material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57157408A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164007A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Oiles Ind Co Ltd | 複層摺動部材及び該複層摺動部材を用いたヒンジ構造 |
| JP2015196419A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | オイレス工業株式会社 | ラックガイドおよびギア機構 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918513A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-30 | ダイニツク株式会社 | 導電性積層体の製造方法 |
| JP4736867B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2011-07-27 | オイレス工業株式会社 | 鍔付円筒軸受ブッシュ及びその製造方法並びに該鍔付円筒軸受ブッシュを用いたヒンジ構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5444389A (en) * | 1977-09-14 | 1979-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Inhaler |
-
1981
- 1981-03-24 JP JP56042875A patent/JPS57157408A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164007A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Oiles Ind Co Ltd | 複層摺動部材及び該複層摺動部材を用いたヒンジ構造 |
| JP2015196419A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | オイレス工業株式会社 | ラックガイドおよびギア機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57157408A (en) | 1982-09-29 |
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