JPS6337664B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6337664B2
JPS6337664B2 JP56011435A JP1143581A JPS6337664B2 JP S6337664 B2 JPS6337664 B2 JP S6337664B2 JP 56011435 A JP56011435 A JP 56011435A JP 1143581 A JP1143581 A JP 1143581A JP S6337664 B2 JPS6337664 B2 JP S6337664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transducer
ultrasonic
signal
frequency
transducers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56011435A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57125741A (en
Inventor
Nobushiro Shimura
Nobushi Iwashita
Atsuo Iida
Keiichi Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP56011435A priority Critical patent/JPS57125741A/ja
Publication of JPS57125741A publication Critical patent/JPS57125741A/ja
Publication of JPS6337664B2 publication Critical patent/JPS6337664B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は検体に対し、超音波信号を送受し、受
信した信号から検体の断層像を得る超音波診断装
置等超音波装置の送信に利用される超音波測定装
置に関し、解像度のよい断層情報を得るのに適し
た超音波測定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、人体、金属物等検体内部に超音波ビーム
を送信し、検体の断層位置から得られる反射信
号、散乱信号を受信して断層情報を得るようにし
た超音波診断或は探傷装置が知られている。
こうした超音波装置では一般に送信する超音波
ビームを所定の集束位置に収束させ、ビーム径を
細くすることによりビームの送信方向におけるビ
ームの軸上の解像度−所謂方位分解能を向上せし
めるようにされている。
第8図はかかる超音波測定装置の原理説明図で
ある。
図中、1は探触子、1A,1Bは超音波ビー
ム、1a1,1b1は収束位置(以下焦点と称す
る)、1cは送信中心線、2は検体である。
また超音波ビーム1A及び1Bは各々異なる周
波数f1及びf2の中心周波数を有するものである。
動作を説明する。検体2に探触子1を接触させ探
触子1を異なる複数の周波数で同時に駆動する。
この時、超音波ビーム1Aは焦点1a1に、超
音波ビーム1Bは焦点1b1に各々収束する様制
御される。この超音波ビーム1A,1Bが検体内
で反射されて探触子1に受信される。探触子1に
は図示されない弁別フイルタが接続され、各超音
波ビーム対応に受信信号が区別されて抽出され、
断層情報とされる。
従つて超音波ビーム1Aによつて焦点1a1近
傍の範囲l1にて、細い径のビームを照射すること
ができ、この範囲l1の情報のみ抽出することによ
り抽出された情報は解像度が良くなる。
しかも、超音波ビーム1Bによつて、範囲l2
そのビーム径が細いため、その部分の情報の解像
性の良い信号が得られる。従つて検体2中の音速
及び各焦点位置1a1,1b1からトランスジユ
ーサまでの距離を考慮に入れ、送信時刻から測定
して範囲l1内の断層面の反射信号を受信する期間
は、ビーム1Aによる受信信号のみを抽出し、範
囲l2に相当する受信期間は、ビーム1Bによる受
信信号のみを抽出し、これらを合成することによ
り明確な断層情報が得られる。
第9図は超音波ビームのビーム径特性例を示す
図である。図中、縦軸はビーム径、横軸は送信位
置から焦点までの距離を示す。
尚同図を測定するに使用した探触子は断面13mm
×13mmに32個のトランスジユーサ(圧電振動子)
が並列配置された探触子を使用した。また同図は
各トランスジユーサの起動信号に位相差を与える
ことによりビームを収束させる所謂フエーズドア
レイ手法を利用し、更に焦点距離を100mmに持つ
場合の、音圧−6dBのビーム径特性を示す。同図
によれば例えばビーム径が5mmにあるビームを有
効に使用する場合、距離が約52mm〜132mmの範囲
の受信信号のみ当該ビームの信号から選択的に抽
出するようにする。
すなわち、この範囲52mm〜132mmが第8図に示
したl1,l2に相当するものである。
再び第8図に戻る。
第8図におけるl1,l2の範囲の信号を受信する
ために、それぞれの深さの部分、l1,l2に対応し
た異なる周波数の信号を用いる。
従つて、探触子1から発射される超音波は、第
1の周波数の信号を発射する時間、第2の周波数
の信号を発射する時間が必要であり、信号の高速
処理という観点から好ましいものではなかつた。
このため、これを改善するため、従来、第10
図に示すような探触子が考案されている。
第10図a,bは探触子の斜視破壊断面図を示
す。
第10図aにおいて、トランスジユーサ1は上
述した第8図におけるA系の超音波ビーム1Aを
送信する圧電素子1A′、及びB系の超音波ビー
ム1Bを送信する圧電素子1B′で構成される。
また各圧電素子1A′は中心軸1C上の収束点O
を中心に半径Rの球面を送信面として有し、外径
をφ1、内径をφ2とするドーナツ状に形成される。
また圧電素子1B′は少なくともφ2以下の半径を
有し、圧電素子1A′と収束点位置が異なる凹面
を有する。
かかる構成として、圧電素子1A′,1B′に異
なる周波数を発生させることにより、同時に異な
る周波数の信号を発射することができ、信号処理
の高速化が実現された。
また、同じ目的で第10図bに示したようなも
のも提案されている。
第10図bは、フエーズドアレイ手法を用いて
収束点を作成する際、利用される探触子である。
即ち、探触子1はトランスジユーサ群1A0〜
1Anとトランスジユーサ群1B0〜1Bnが交互
に配置されて構成される。またトランスジユーサ
群1A0〜1Anによつて所定の周波数帯域に信
号成分を有するA系の超音波ビーム1Aを送受信
し、トランスジユーサ群1B0〜1Bnによつて
当該所定の周波数帯域以外の周波数帯域に信号成
分を有する超音波ビームを送受するよう探触子1
は構成されて成る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第10図a,bのような構成とした
場合、いわゆるサイドローブが大きくなるという
問題があることが本発明者によつて発見された。
これを第11図を用いて説明する。
同図は第10図aにおいて収束点である点Oと
トランスジユーサまでの距離Rを半径にしてx軸
x1C、y軸yとによつて作られる面上に作成し
た円弧P1−P1′上の音圧を示したものである。
また横軸は中心と円弧P1−P1′上の点xとを結
ぶ直線と中心軸1Cとの間の角度θを度
(degree)で示すものである。
縦軸は中心軸1C上の音圧を値“1”として規
格したものである。
更にまた図中、波線は第10図aで示すトラン
スジユーサ1A′から照射した場合の指向特性、
また実線は上述の如きドーナツ状のトランスジユ
ーサ1A′と同じ外径φ1を有し、かつ曲率は当該
トランスジユーサ1A′と同じ、通常使用されて
いる皿状のトランスジユーサで送或は受信した場
合の指向性を示す。同図によれば、一般に使用さ
れるトランスジユーサの特性(実線)のサイドロ
ーブSの方がドーナツ状のトランスジユーサのサ
イドローブS′より低い。
即ち、ドーナツ状のトランスジユーサを使用す
るとメインローブMにより収束点Oには音圧の高
い超音波信号を供給し得るが、その他の位置にも
ピークのある超音波信号を供給してしまうことと
なる。
このため上述の如き超音波装置にドーナツ状の
トランスジユーサを用いる方式を適用すると、サ
イドローブS′位置での断層情報の信号が大きくな
り、メインローブM位置での断層情報に影響を及
ぼすこととなる。
このサイドローブによる断層情報信号の劣化は
第10図bの場合も、第11図の如くなり同様で
ある。
以上のような従来の構成は、特願昭55−142598
号(特開昭57−66746号)において提案されてい
る。
本発明の目的はこうした欠点を解決するため、
サイドローブを極力小さくし得る超音波送信装置
を提供する事にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、サイドロ
ーブが生ずる原因は探触子の送信面(振動子の設
けられる面)に異なる周波数の超音波ビームを送
信する振動子が混在配列されている点にあること
を発見し、従来の如く同時に複数の超音波ビーム
を送信する際、超音波の発射面の分割が実質上な
くなるように送信するようにして振動子の間隙を
補完するようにしてサイドローブを弱めるように
したものである。
〔実施例〕
第1図a,bは本発明の実施例の正面図及び側
断面図である。
図中、前述した図面に用いたものと同じものは
同一記号で示される。
また3a,3bは圧電振動素子4a,4b,4
cは整合層であり、圧電振動素子3a,3bの音
響インピーダンスと前記検体の音響インピーダン
スとをマツチングさせるもの、5a,5bはバツ
キング材であり、検体側とは反対側に圧電振動素
子から送信される超音波信号を吸収するもの、6
a,6b,6cは電極であり、6a,6bは駆動
電極、6cは接地用電極である。
また圧電振動子3aは共振周波数が2.5MHz、
圧電振動子3bは共振周波数が3MHz(3.5+2.5/2 MHz)の各々PZTを使用し、整合層4a,4c
は音響インピーダンス3.0×106〔Kg/m2・S〕の
エポキシ樹脂、整合層4bは音響インピーダンス
13.0×106〔Kg/m2・S〕の溶融石英、バツキング
材5a,5bとし金属粉入りエポキシ樹脂を使用
した。なお、電極6a,6b,6cは何れも銀ペ
ーストにより形成した。また圧電振動子3aは振
動子表面の球面の中心からの距離Rが80mm、圧電
振動子3bはRが40mm、トランスジユーサ1
A′は内径φ1が6.5mm、外径φ2が13mm、トランスジ
ユーサ1B′は径が6.4mmのものであり、かつ各厚
みは各振動子の共振周波数の波長をλとすると
λ/4となるよう選定される。
第2図は各トランスジユーサ1A′,1B′の送
受信特性を示す。なお横軸は周波数、縦軸は送受
信効率を示す。また曲線aはトランスジユーサ1
A′の特性、曲線bはトランスジユーサ1B′の特
性である。
同図に従えばトランスジユーサ1A′の送受し
得る周波数帯域の方が、トランスジユーサ1
B′より小さいことが明瞭となる。
また上記構成の試作例1の比較例として第1図
におけるトランスジユーサ1B′の無いドーナツ
状のトランスジユーサ1A′と更に試作例2とし
てトランスジユーサ1B′を、トランスジユーサ
1A′の焦点探度を有し、同一共振周波数で共振
するトランスジユーサに代えたトランスジユーサ
とを作成した。
第3図はこうした各トランスジユーサを周波数
2MHzで駆動した際、第10図QにおけるR=80
mmの弧P−P′上位置で音圧を測定した結果を示
す。
また、曲線aは試作例1、bは比較例、cは試
作例2の特性を示す。
なお、同図縦軸は中心軸上の音圧で規格化した
値を示すものである。
同図によれば、曲線aは曲線cよりサイドロー
ブが大きく、曲線bよりサイドローブの値が小さ
いものである事が判明する。
換言すれば、本発明に従つた試作例はドーナツ
状の比較例に比し何れの試作例においてもサイド
ローブが小さい。
また、第10図bに示すトランスジユーサのA
系のトランスジユーサ群1A0〜1Anの各々の
トランスジユーサをトランスジユーサ1A′と同
じ構造で構成し、B系のトランスジユーサ群1B
0〜1Bnの各々のトランスジユーサをトランス
ジユーサ1B′と同じ構造にした場合は曲線cと
同様の音圧特性が得られた。
第4図は本発明の実施例ブロツク図である。ま
た、第5図はその周波数特性を説明する図であ
り、第5図を参照しながら説明する。
動作を説明する。
タイマ8には図示されないクロツク発生源より
所定周期のクロツクclが供給される。タイマ8は
クロツクclを計数し、送信周期に応じた値を計数
する毎にパルスpを出力する。このパルスpはド
ライバ9に供給される。ドライバ9はこのパルス
pによりインパルス信号を作成する。当該インパ
ルス信号はスイツチ部7を介し、各トランスジユ
ーサ1A′,1B′に供給され、超音波ビームを発
信せしめる。
スイツチ7はドライバ9からインパルス信号が
供給される時のみドライバ9の出力線を、トラン
スジユーサ1A′,1B′の前記電極に接続し、そ
の他の期間はスイツチ10、及びフイルタ11A
をトランスジユーサ1A′,1B′に接続するよう
構成される。
トランスジユーサ1A′,1B′に超音波信号が
受信されると、トランスジユーサ1A′,1B′よ
り電気信号に変換された受信信号が得られる。こ
の信号の内、トランスジユーサ1B′より得られ
る信号はスイツチ7を介し、スイツチ10に供給
され、またトランスジユーサ1A′より得られる
信号は、フイルタ11Aに供給される。
一方、タイマ8の出力パルスpはタイマ10′
に供給される。タイマ10′は前述した期間t3
計数する機能を持つ。即ち、出力パルスpが供給
された時点よりクロツクclを計数し、その計数値
が期間t3に相当する値となるまでは出力をレベル
“0”それ以後(t3以後)はレベル“1”とする。
この出力はスイツチ10に供給されており、スイ
ツチ10はこの出力レベルがレベル“0”のとき
入力信号をフイルタ11Bに、レベル“1”のと
きトランスジユーサ1A′より得られる信号線に
入力信号線を接続する。
即ち、パルスpが出力された時刻からt3の期間
が通過するまでは高域波機能を有するハイバス
フイルタ11Bによつて後述する第5図eに示す
帯域の信号を抽出する。ハイパスフイルタ11B
により抽出された信号は増幅器12Bにより増幅
され、自動利得制御部13Bに供給される。
一方、タイマ8のパルス出力pはカウンタ14
に供給され、カウンタ14をリセツトする。カウ
ンタ14は、このリセツトパルスによりリセツト
された後、クロツクclを計数し、その計数値を出
力する。カウンタ14の計数値は制御回路15に
供給される。制御回路15は利得制御部13A,
13Bに対し、カウンタ値に応じた利得を調整制
御する信号を供給する。
受信信号は一般的に検体内で反射される位置の
深さが深くなる程、減衰が大きく、かつ周波数が
高くなる程、減衰が大きくなる事が知られてい
る。
従つて、利得調整部13A,Bは時間と共に、
即ち、カウンタ14のカウント値がクロツクclが
カウンタ14に入力されることにより変化する毎
に全体的な利得を増加し、かつ周波数の高い利得
程、高くなる様利得を変化する。
このためその出力には検体内で減衰された分が
補正された受信信号が供給される。アナログデジ
タルコンバータ16A,Bは利得調整部AGCの
アナログ出力をデジタルデータに変換する。
一方、スイツチ17には前述の如く期間t3でレ
ベルの切替るタイマ10′の出力が入力されてい
る。スイツチ17はレベル“0”が入力される期
間、即ち近距離の受信信号が得られる期間にはB
系のアナログデジタルコンバータ16Bの出力を
メモリ15に書込みデータとして与える。
メモリ18は図示されない表示装置の表示画面
の表示アドレスに一対一対応する格納アドレスを
有する。
このためスイツチ17を介して与えられる書込
データは受信された時刻に応じ、異る格納アドレ
スに格納される。この格納アドレスは前述したカ
ウンタ14の計数値を格納アドレスに変換するア
ドレス発生部19より出力される。アドレス発生
部19より発生されたアドレスデータはメモリ制
御部20によつてメモリ18の書込タイミングに
メモリ18に供給される。更にメモリ制御部20
には表示走査用カウンタ21のカウント値が供給
される。カウンタ21は表示装置の表示走査に同
期してカウントアツプするカウンタであり、走査
表示される表示アドレスに対応したカウント値を
出力する。
メモリ制御部20はメモリ18に対する書込動
作と読出し動作とを交互に繰返し、書込み動作時
にはアドレス発生部19の出力するアドレスをメ
モリ18に与え、読出し動作時にはカウンタ21
のカウント値をメモリ18に与える。
メモリ18は読出し動作時に与えられたカウン
ト値に従つた格納アドレスより、前述の如くして
格納された受信信号のデジタルデータを取出し、
デジタルアナログコンバータ22に供給する。デ
ジタルアナログコンバータ22はこのデジタル値
をアナログ信号に変換し、輝度信号として表示装
置に供給する。
期間t3が経過するとタイマ10′の出力レベル
が変化する。これによりスイツチ10及び17は
前述とは逆側に切替わる。
即ち、スイツチSW10は入力信号線をフイル
タ11Aの入力信号線に接続し、スイツチ17は
アナログデジタルコンバータ16Aの出力信号線
をメモリ18に書込みデータ供給線に接続する。
このためフイルタ11Aには第5図cで示す周
波数成分を有する信号が供給される。
フイルタ11Aはこの信号から第5図gで示す
周波数成分の信号のみ抽出する。
以下同様にして増幅されたデジタルデータに変
換され、スイツチ17を介してメモリ18に供給
される。
従つて、メモリ18には期間t3以後は、トラン
スジユーサ1A′及び1B′によつて送受された信
号が格納される。
なお、以上説明した実施例においては、トラン
スジユーサ1A′,1B′の送受特性を調整して遠
距離に対し両トランスジユーサが駆動されるよう
にしたが、トランスジユーサ1A′,1B′の送受
特性を双方共にワイドバンドにし、各トランスジ
ユーサ1A′,1B′に供給して駆動する信号の周
波数帯域を調整しても良い。
ただし、この場合もトランスジユーサ1A′か
らは狭い周波数帯域の超音波トランスジユーサ1
B′からはこの周波数帯域を包囲し、かつ広い帯
域の超音波を送出する必要がある。
第5図a〜gは本発明の実施例の信号の周波数
帯域を説明する図である。
各図中、横軸は周波数、縦軸は信号強度であ
る。またAs,Arは送信時及び受信時のA系の超
音波ビーム(第1図で1Aとして示すもの)を送
受するトランスジユーサ(以下A系のトランスジ
ユーサと称する)の送信波特性及び受信波特
性、Bs,BrはB系の超音波ビーム(第1図で1
Bとして示すもの)を送受するトランスジユーサ
(以下B系のトランスジユーサと称する)の送信
波特性及び受信波特性、Fhはハイパスフイ
ルタの波特性、Flはローパスフイルタの波特
性を示す。
更に印〔*〕は各送信及び受信波特性が合成
された場合の波特性を示す。例えば「As*
Ar」はA系のトランスジユーサの送信波特性
Asで波された信号をA系のトランスジユーサ
の受信波特性Arで波した場合の波特性を
示す。
動作を説明する。
先ず、A系、B系のトランスジユーサを同時期
に駆動すると、各トランスジユーサの送信時の
波特性As,Bsによつて第5図aの如き成分を有
する超音波が検体側に送信される。
即ち、B系のトランスジユーサの送信する超音
波ビームの信号成分を持つ周波数帯域はA系のト
ランスジユーサの送信する超音波ビームの信号の
周波数帯域を含む。
従つてA系、B系のトランスジユーサは共に同
一の周波数成分の信号を同時に送信することにな
る。
次に受信時の動作をA系のトランスジユーサの
収束点と送信位置との間を超音波信号が往復する
のに費される時間をt2、B系のトランスジユーサ
の収束点と送信位置との間を超音波信号が往復す
るのに費される時間をt1とし、かつA系のトラン
スジユーサの収束点とトランスジユーサとの間の
距離がB系のトランスジユーサのそれより長い場
合を例にとつて第5図d〜gを用い説明する。送
信時刻からt1より長く、t2より短いt3の期間は第
5図dに示す波特性Fhのハイパスフイルタを
B系のトランスジユーサにのみ接続する。
即ち、発信時刻をt0とすれば、期間t0〜t3にB
系のトランスジユーサから得られる信号は、波
特性As*Br及びBs*Brによつて波された信号
である。
これに対し第5図dに示すハイパスフイルタの
波特性Fhを当該波された信号に作用させる
と、第5図eに実線で示す領域の信号が抽出され
る。つまりB系のトランスジユーサで送信した超
音波ビームの浅い深度の断層情報が抽出できる。
この時A系のトランスジユーサの受信信号は無視
する。次に時刻t3以後の期間は第5図fに示す
波特性Flのローパスフイルタを、A系及びB系の
トランスジユーサの出力信号に作用させる。
即ち、先ずA系及びB系のトランスジユーサか
ら得られる信号は、波特性As*Ar、As*Br、
Bs*Ar、Bs*Brによつて波された信号であ
る。
これに対し、フイルタFlを作用させると焦点深
度の深い超音波ビームに対する反射超音波の内の
必要な成分のみ第5図gで実線で示す如く抽出で
きる。この結果ドーナツ状、或は歯抜け状に配置
されたA系のトランスジユーサの空間を埋めるB
系のトランスジユーサがA系のそれと同時相、同
周波帯域の成分を有する様送受される事によりあ
たかも開口面全域からA系の超音波ビームを送受
信する探触子と同等となる。
第6図は本発明の他の実施例のブロツク図であ
る。
図中、前述した各図に用いたものと同じものは
同一符号が付して示される。
またT1〜Tnは各々トランスジユーサであり、
ワイドバンドな周波数波特性を有するもの、9
1,92は駆動部であつて、駆動部91は前記A
系のトランスジユーサの波特性により得られる
周波数の信号を出力するもの、駆動部92はA系
の波帯域を含む波帯域を有する前記B系のト
ランスジユーサの波特性により得られる周波数
の信号を出力するもの、23はタイマであつて、
第4図のタイマ8の出力パルスpを起点に計時
し、計時値を出力するもの、24は遅延量制御
部、251〜257は可変遅延回路であり、遅延
量制御部24は、タイマ23の計時値に応じ、各
可変遅延回路251〜257の遅延時間を設定す
ることにより受信信号をダイナミツクにフオーカ
シングするためのもの、72はカウンタであり、
前記パルスpをカウントするもの、71はマルチ
プレクサであり、可変遅延回路251〜257の
各出力信号線をカウンタ72のカウント値に対応
した相隣り合う7つのトランスジユーサの信号
線、例えばトランスジユーサT1〜T7の信号線に
接続するものである。
動作を説明する。
パルスpにより駆動部91,92が同時に駆動
される。
また同時にタイマ23は計時を開始し、カウン
タ72はカウントアツプしてマルチプレクサ71
を、同図波線で示す接続系能とする。
一方、この送信時には遅延回路251〜257
の遅延回路252,256,257は焦点深度が
点1aにある様、また遅延回路253,254,
255は焦点深度が点1bにある様各々遅延量
が、遅延量制御部24によつて設定される。受信
時期には軸1C′上に焦点が移動するよう設定され
る。
このため、駆動部91,92から発生された各
駆動信号はスイツチ7を介し遅延回路251〜2
57でそれぞれ遅延され、マルチプレクサ71を
介し、トランスジユーサT1〜T7を駆動する。
トランスジユーサT1〜T7が送信した超音波ビ
ーム1A,1Bが検体内で反射され、各トランス
ジユーサT1〜T7によつて受信される。この各受
信信号はマルチプレクサ71を介し、前述の也く
時間とともに変化するよう設定された遅延量で遅
延されることによりフオーカシングされ各系毎に
合成され、スイツチ7を介し、第9図に示すセレ
クタ10及びローパスフイルタ11Aに供給され
る。次にパルスpが入力されると駆動部91,9
2、タイマ23、カウンタ72が動作する。
カウンタ72がカウントアツプすることにより
マルチプレクサ71はトランスジユーサT1〜Tn
を波線位置から1段シフトさせた接続系態とす
る。つまり遅延回路251をトランスジユーサ
T2に、遅延回路252をトランスジユーサT3に、
遅延回路253をトランスジユーサT4に、遅延
回路254をトランスジユーサT5に(以下同
様)、の如き接続系態となる。
以下同様に繰返し、超音波ビーム1A,1Bを
走査する。
また、上記実施例においては2種類の異なる周
波数特性の超音波信号を送受するようにしたもの
を説明したが、3種類以上の複数種類であつても
良い。
第7図a,bは3種類以上の複数種類の超音波
ビームの周波数特性を示す図である。
2種の場合と同様に第7図aまたはbの如く発
信超音波ビームの開口径の内側より発信される超
音波の周波数特性程ワイドバンドで、かつ外側の
超音波ビームの周波数特性を包含するよう構成す
れば、方位分解能は一層向上する。
また、この実施例記載の如く減衰の大きい検体
に対しては各トランスジユーサの受持つ周波数帯
域を、例えば遠距離となる程狭帯域に、かつ低周
波域に配置されるよう考慮するのが好適である。
これは前述の如く検体による減衰が周波数が高
い程大きいためであり、より低い周波数の超音波
信号程、減衰せずに受信され得るからである。逆
に減衰の少ない検体に対しては近距離の断層情報
を得る超音波信号は低周波に、遠距離に対しては
高周波にするのが好適である。これは高周波超音
波の方が低周波超音波に比し、ビームが発散しに
くいため絞れるからである。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によればサイドローブ
の小さい超音波測定装置が得られる。
またB系のトランスジユーサがA系のトランス
ジユーサの波特性の周波数帯域を含むようにす
ることにより各トランスジユーサを駆動する信号
としてインパルス等全帯域に一様に信号成分が分
布する信号を発生する手段を一つだけ設けるだけ
で済み小型化することもできる。
更に、駆動部をトランスジユーサ側から独立さ
せ、駆動部によつて周波数帯域を規制するように
構成することにより、トランスジユーサは全て同
一構造、同一材料のものを使用でき、探触子の製
造が容易となる。
更にまた、本発明の如き測定装置を検体の断層
情報を抽出し検査する様な診断装置に適用すれば
サイドローブによる雑音の少ない断層情報により
検査できるから正確に診断が可能である。
また受信時に先ず内側のトランスジユーサの出
力成分を抽出し、後に外側と内側のトランスジユ
ーサの出力成分を抽出するようにしたから広い範
囲に渡り細い超音波ビームにより正確な断層情報
を抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例、第2図は本発明実施例
説明図、第3図は本発明の説明図、第4図は本発
明実施例、第5図は本発明説明図、第6図は本発
明の他の実施例、第7図は本発明説明図、第8図
は従来例説明図、第9図は従来例説明図、第10
図は従来例、第11図は従来例説明図である。 図中、1A,1Bは超音波ビーム、1A′,1
B′はトランスジユーサ、2は検体、3a,3b
は振動子、4a,4b,4cは整合層、5a,
b,cはバツキング材、6a,b,cは電極であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ異なる帯域の周波数の超音波信号を
    送受信するとともに、互いに分割された第1、第
    2の超音波トランスジユーサを有する超音波測定
    装置において、 第1の超音波トランスジユーサから第1の周波
    数成分の超音波信号を送信する手段と、 第2の超音波トランスジユーサから第1の周波
    数成分を含むより広帯域の第2の周波数成分の超
    音波信号を送信する手段と、 診断の深度に応じて第1、第2の超音波トラン
    スジユーサの第1の周波数成分を抽出し、あるい
    は第2の超音波トランスジユーサの第2の周波数
    成分のうち第1の周波数成分に含まれない成分を
    抽出する手段を有し、 該抽出手段の出力を深さに応じて合成する合成
    手段を具えたことを特徴とする超音波測定装置。
JP56011435A 1981-01-28 1981-01-28 Ultrasonic diagnostic apparatus Granted JPS57125741A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56011435A JPS57125741A (en) 1981-01-28 1981-01-28 Ultrasonic diagnostic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56011435A JPS57125741A (en) 1981-01-28 1981-01-28 Ultrasonic diagnostic apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57125741A JPS57125741A (en) 1982-08-05
JPS6337664B2 true JPS6337664B2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=11777999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56011435A Granted JPS57125741A (en) 1981-01-28 1981-01-28 Ultrasonic diagnostic apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57125741A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58152546A (ja) * 1982-03-04 1983-09-10 横河電機株式会社 超音波診断装置の反射波受信方式
US4534221A (en) * 1982-09-27 1985-08-13 Technicare Corporation Ultrasonic diagnostic imaging systems for varying depths of field
JPS62121355A (ja) * 1985-11-21 1987-06-02 Agency Of Ind Science & Technol 超音波撮像装置
JP5485268B2 (ja) * 2009-07-03 2014-05-07 国立大学法人京都工芸繊維大学 センサおよびセンシング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57125741A (en) 1982-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4241611A (en) Ultrasonic diagnostic transducer assembly and system
US6790182B2 (en) Ultrasound system and ultrasound diagnostic apparatus for imaging scatterers in a medium
US4452084A (en) Inherent delay line ultrasonic transducer and systems
US5991239A (en) Confocal acoustic force generator
US5678554A (en) Ultrasound transducer for multiple focusing and method for manufacture thereof
US4205686A (en) Ultrasonic transducer and examination method
US4470305A (en) Annular array used as a horn transducer
JP2745147B2 (ja) 圧電変換素子
US4398539A (en) Extended focus transducer system
JPH0778493B2 (ja) 超音波信号送受装置
WO2005120355A1 (ja) 静電容量型超音波トランスデューサ
WO2007046180A1 (ja) 超音波トランスデューサ、超音波探触子および超音波撮像装置
US4204435A (en) Devices using ultrasounds for forming images, in particular for _the internal examination of the human body
JPH05244691A (ja) 超音波探触子
JP7275808B2 (ja) 超音波探触子及び超音波診断装置
US4414482A (en) Non-resonant ultrasonic transducer array for a phased array imaging system using1/4 λ piezo elements
JP7306042B2 (ja) 超音波探触子及び超音波診断装置
JPS6337664B2 (ja)
JPH08140969A (ja) 超音波診断装置
JP4287183B2 (ja) 超音波探触子
JPH06125894A (ja) 超音波探触子
JPH0226189B2 (ja)
JPH08289889A (ja) 超音波診断装置
JPH06181925A (ja) 超音波探触子
JPH03247324A (ja) 超音波撮像方法およびそのための装置