JPS6337762B2 - - Google Patents
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- JPS6337762B2 JPS6337762B2 JP54114657A JP11465779A JPS6337762B2 JP S6337762 B2 JPS6337762 B2 JP S6337762B2 JP 54114657 A JP54114657 A JP 54114657A JP 11465779 A JP11465779 A JP 11465779A JP S6337762 B2 JPS6337762 B2 JP S6337762B2
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Description
本発明は塗膜形成剤として水不溶性共重合体を
含有することを特徴とする有害生物防除用塗布剤
に関する。 従来の塗布剤は有効成分もしくは充填剤を担体
で希釈し、これにアクリル樹脂、塩化ゴム、石油
樹脂、酢酸ビニル、鹸化価の高いポリビニルアル
コール、ラテツクスエマルジヨン等の塗膜形成剤
を加えたものを有機溶剤または水に分散させて製
剤としたものである。 しかしながら、塗布後形成される塗膜は降雨に
よつて流亡し易いという欠点を有し、いずれも有
効成分の効力を長期間持続させることは困難であ
つた。 本発明は上記従来の欠点を解決すべく種々研究
の結果、塗膜形成剤として水不溶性共重合体を使
用して得られた塗布剤により形成される塗膜は降
雨、水によつて流亡せず、従来の塗膜形成剤に比
べて殺菌、殺虫忌避、日焼け防止等の効果をきわ
めて長期間にわたり持続させうることを見い出し
た。 本発明において塗膜形成剤として使用される水
不溶性共重合体としては、通常、フイルムコーテ
イングに使用されるフイルム形成物質、即ち、2
−メチル−5−ビニルピリジン−メチルアクリレ
ート−メタクリル酸共重合体、ポリビニルアセタ
ールジエチルアミノアセテート、ジエチルアミノ
メチルメタクリレート−メチルメタクリレート共
重合体、ジエチルアミノアセタール−ポリエチル
ソルブがあげられる。 上記水不溶性共重合体の添加量は、塗布剤中1
〜30重量%が適当である。1%以下では耐降雨性
が弱く、一方30%以上としても塗膜の耐降雨性は
向上するが、塗布用懸濁剤の粘度が上昇し、塗布
作業に困難を来たすので、経済面からもみて好ま
しくない。 これらの水不溶性共重合体を本発明の目的に使
用するに際しては予め水不溶性共重合体を微粉と
する必要があり、この場合の粒度としては100μ
m以下、好ましくは50μm以下とするのがよい。 上記水不溶性共重合体の微粉砕手段としては振
動ミル、ジエツトミル、液体窒素を用いる低温粉
砕装置等の使用を例示できる。 一方、本発明に使用される皮膜形成補助剤は、
水不溶性共重合体の特性を失わせることなく、か
つ水に溶解しうるものがよい。かかる補助剤の例
としては各種重合度のポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、エチルセロソルブ、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を
例示しうる。 上記皮膜形成補助剤の使用に際しては水不溶性
共重合体との適合性により一種又は二種以上を用
い、水不溶性共重合体に対し、0.2〜5倍量、好
ましくは1〜3倍量が使用される。 本発明に於いて上記水不溶性共重合体には、可
剥性を付与する目的で更に剥離性付与剤として、
シリコン、低分子ポリオレフイン、パラフイン、
ノニオン−アニオン活性剤(エーテル型、エステ
ル型、アミノエーテル型、エーテルエステル型、、
アルカノールアミド型等のノニオン、硫酸エステ
ル型、スルホン酸型、燐酸エステル型等のアニオ
ン)等を添加するようにしてもよい。該剥離性付
与剤の添加量は通常皮膜形成剤に対し20%以下の
範囲である。 本発明に於いて有害生物防除剤としては通常用
いられる各種薬剤を使用できる。代表的な薬剤と
しては、テトラクロロイソフタロニトリル、1.2
−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウレ
イドベンゼン、メチル−1−(ブチルカ−バモイ
ル)−2−ベンズイミダゾールカーバメート、ビ
ス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフイド
(TMTD)、3−ヒドロキシ−5−メチルイソキ
サゾール、N−テトラクロロエチルチオ−4−シ
クロヘキセン−1.2−ジカルボキシミド、S−ノ
ルマル−ブチル−S′−p−タ−シヤリ−ブチルベ
ンジルN−3−ピリジルイミドジチオカーボネー
ト(以下デンマーという)N−(3′,5′−ジクロ
ロフエニル)−1,2−ジメチルシクロプロパン
−1,2−ジカルボキシミド(以下スミレツクス
という)等の殺菌剤;0,0−ジエチル−0−
(5−フエニル−3−イソキサゾリル)ホスホロ
チオエート、0,0−ジメチル−0−(3−メチ
ル−4−ニトロフエニル)ホスホロチオエート、
0,0−ジエチル−S−(2−エチルチオエチル)
ホスホロジチオエート(以下エチルチオメトンと
いう)、r−BHC0,0−ジエチル−0−〔2−ク
ロロ−1−(2,4−ジクロロフエニル)ビニル〕
フオスフエート、0,0−ジメチル−S−(N−
メチル−カーバモイルメチル)フオスフオロジチ
オエート、0,S−ジメチル−N−アセチルフオ
スフオロアミドチオエート、0−エチル−0−
2,4−ジクロロフエニルベンゼンフオスフオノ
チオエート、2−メトキシ−4H−1、1,3,
2−ベンゾオキサフオスフオラン−2−4オン、
メチルN−〔(メチルカーバモイル)オキシ〕チオ
アセトイミデート、0,0−ジメチル−S−〔2
−メトキシ−1,3,4−チアジアゾール−5
(4H)−オン−4−イル)メチル〕ジチオフオス
フエート、0,0−ジエチル−0−(3,5,6
−トリクロロ−2−ピリジル)フオスフオロチオ
エート、1,3−ビス(カーバモイルチオ)−2
−(N,N−ジメチルアミノ)プロパンハイドロ
クロライド、ペルメトリン、フエノトリン、フエ
ンプロパトリン、フエンバレレート、アレスリ
ン、フタルスリン等の殺虫剤、メタアルデヒド等
の腹足類駆除剤、塩素酸ソーダ(以下クサキラー
という)、IPC剤、トリフルラリン等の除草剤、
ジメチルフタレート、2,3,4,5−ビス−
(△2−ブチレン)−テトラハイドロフラン、2,
3,4,5−ビス−(△2−ブチレン)−テトラヒ
ドロフルフリルアルコール、N,N−ジエチル−
m−トルアミド(以下DETという)、カプリル酸
シエチルアミド、2,3,4,5−ビス−(△2−
ブチレン)−テトラヒドロフルフラール、ジ−m
−プロピル−イソシコメロネート、第2級ブチル
スチリル・ケトン、ノニル・スチリル・ケトン、
N−プロピルアセトアニリド、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオール、ジ−n−ブチルサクシネ
ート、2−ブトキシエチル−2−フルフリデンア
セテート、ジブチルフタレート、テトラヒドロチ
オフエン、βナフトール、ジアリルジスルフイ
ド、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフ
イド等の害虫忌避剤テトラメチルチウラムジサル
フアイト、グアニジン、ナフタレンクレゾール、
シクロヘキシミド、ジンクジメチルジチオカーバ
メイト、シクロヘキシルアミン、N,N−ジメチ
ルスルフエニルジチオカルバメート等のげつ歯類
動物忌避剤、2,6−ジメチル−オクタジエン−
(2,6)−al(8)(以下シトラールという)、0,
0−ジエチルS−2−エチルチオエチルジチオフ
オスフエート(以下ETPという)、0,0−ジメ
チルS−2−イソプロピルチオエチルジチオホス
フエート(以下MIPという)等の犬猫の忌避剤、
r−クロラローゼ、4−(メチルチオ)−3,5−
キシリルN−メチルカーバメート、4−アミノピ
リジンアンスラキノン、テトラメチルチウラムジ
サルフアイド、ジアリルジスルフイド等の鳥類の
忌避剤、アンツー、モノフルオール酢酸ソーダ、
ワルフアリン、クマクロール、フマリン、クマテ
トラリルシリロシド、ノルボマイド、N−3−ピ
リデイルチル−N′−ニトロフエニルウレア、エ
ンドロサイド、アルフアナフチルチオ尿素、、チ
オセミカルバジツド、デイフエナクム、ピパー
ル、クロロフアシノン、シラトレン、カルシフエ
ロール等のげつ歯類動物駆除剤、他殺穿孔虫剤、
クロールデン、ペルメトリン等の殺蟻剤等を単独
又は2種以上混合して用いられる。 上記有害生物防除剤には通常用いられている揮
散率向上剤、植物生長調節剤、日やけ防止剤、消
臭剤、効力増強剤、香料等の各種添加剤を任意に
添加することができる。 以下に本発明の実施例、試験例を上げて、更に
説明する。 実施例 1 メタアルデヒド 3.0% イソプロピルアルコール 10.0% 2−メチル−5−ビニルピリジオン・メチルアク
リレートメタアクリル酸共重合体(平均粒度4μ
m) 10.0% プロピレングリコール 20.0% 水 57.0% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(殺ナメクジ剤)を得た。この塗布剤を
板、コンクリート、石等及び植物の幹、作物の
莖、葉等ナメクジの通路に塗布、降雨により薬剤
流失が全く認められず、効果の長期間持続性が認
められた。 比較例 1 実施例1において、2−メチル−5−ビニルピ
リジン−メチルアクリレートメタアクリル酸共重
合体(平均粒度4μm)10.0%のかわりにアクリル
酸エステルとメタクリル酸エステルとの共重合体
であるアクリル酸アルキル−メタクリル酸ヒドロ
キシアルキル−スチレン共重合体(平均粒度4μ
m)10.0%を用いたほかは実施例1と同様にして
塗布剤を得た(以下、従来品4という)。 実施例 2 1−ナフチル−N−メチルカーバメート 5.0% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度5μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% 水 60.0% 100 % 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(ネキリムシ、ヨトウムシ類誘殺剤)を得
た。この塗布剤を作物(いも類、葉菜類、果菜
類、まめ類等)の地際部、莖、葉などに塗布、上
記実施例1同様薬剤の流失なく、効果が長期間持
続した。 実施例 3 0,0−ジメチル−S−(N−メチル−カーバモ
イルメチル)フオスフオロジチオエート 0.1% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(平均粒度4μm) 8.0% ポリプロピレングリコール 10.0% タルク 3.0% 水 78.9% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(ヨトウムシ類、アブラムシ類、ハダニ
類、アオムシ類、コナガ類、カイガラムシ類、ミ
カンゴマダラカミキリ等の土壌/地上害虫殺虫
剤)を得た。この塗布剤を作物(葉菜類、果菜
類、いも類、まめ類、果樹類、花卉類、植木類
等)の莖、幹、葉などに塗布、上記実施例同様薬
剤の流失なく効果が長期持続した。 実施例 4 スミレツクス 0.1% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度3.6μm)7.0% プロピレングリコール 14.0% エチルセロソルブ 3.0% 酸化チタン 0.3% 水 75.6% 100.0% 上記処方により本発明有害生物防除用塗布剤
(灰色かび病、ふらん病、菌核病、禍斑病、うど
ん病、腐敗病などの防除剤)を得た。この塗布剤
を作物(葉菜類、果菜類、いちご、タバコ、甜菜
類、まめ類、果樹類、花卉類、植木類等)の莖、
葉などに塗布、上記同様の効果を得た。 実施例 5 MH−30 0.5% 2−メチル−5−ビニルピリジン・メチルアクリ
レートメタクリル酸共重合体(粒度4.6μm)
10.0% プロピレングリコール 15.0% タルク 15.0% 水 59.5% 100.0% 上記処方により本発明有害生物防除用塗布剤
(同上)を得た。 この塗布液を作物(玉ねぎ、ばれいしよ、甜
葉、タバコ等)の地上部又は収穫物に塗布、上記
同様の効果を得た。 実施例 6 クサキラー 0.3% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(粒度4.4μm) 10.0% ポリエチルソルブ 25.0% ポリエチレングリコール 5.0% 水 59.7% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤{除草剤(立毛中使用可)}を得た。この
塗布剤をいちご畑、ピーマン、トマト等の野菜畑
に発生する一年生いね科および広葉雑草に対しス
プリンクラーを使用して噴霧塗布し、上記同様の
効果を確認した。 実施例 7 トリフルヲリン 2.0% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(粒度5.5μm) 4.0% ポリプロピレングリコール 10.0% タルク 3.0% 水 81.0% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤{除草剤(立毛中使用可)}を得た。この
塗布剤を作物(葉菜類、果菜類、うり類、豆類、
根菜類、花卉類、茶、桑、森林苗床等)の周辺に
発生する雑草に対し、噴霧塗布し、上記同様の効
果を得た。 実施例 8 フエニトロチオン 0.3% カープレツクス 3.0% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(平均粒度5μm) 7.0% ポリプロピレングリコール 10.0% ジークライト 15.0% 酸化チタン 10.0% 水 54.7% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(アミキリムシ類、ナガタマムシ防除剤及
び日やけ防止剤)を得た。この塗布剤をみかん樹
15年生、宮川早生直径20cmの主幹に全面塗布した
上記同様の効果を確認した。 実施例 9 N,N−ジメチルメタトルアミド 0.1% 2−メチル−5−ビニルピリジン・メチルアクリ
レートメタクリル酸共重合体(平均粒度7.6μm)
10.0% プロピレングリコール 20.0% タルク 5.0% 水 64.9% 100.0% 実施例 10 テトラクロロイソフタロニトリル 0.2% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(平均粒度5.5μm) 8.0% ポリプロピレングリコール 10.0% タルク 3.0% 水 78.8% 100.0% 実施例 11 0,0,−ジメチル−S−〔(2−メトキシ−1,
3,4−チアジアゾール−5−(4H)−オン−4
−イル)メチル〕ジチオフオスフエート 0.1% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度4.4μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% タルク 3.0% 酸化チタン 0.5% 水 61.4% 100.0% 上記実施例9−11のそれぞれの処方により、本
発明有害生物防除用塗布剤(果実の害虫忌避、防
虫、防菌等の袋処理剤)を得た。 これら塗布剤を作物(なし、もも、りんご等)
につく害虫(クワコナカイガラムシ、モモシンク
イムシ、ナシヒメシンクイムシ、吸収性夜出蛾、
カメムシ類等)、病原菌(黒斑病、灰星病、黒星
病、黒点病、斑点落葉病、うどんこ病、縮葉病、
モニリア病等)を忌避又は駆除するために、予め
果実袋に塗布処理した。 実施例 12 スミチオン(0,0−ジメチル0−(3−メチル
−4−ニトロフエニール)フオスフオロチオエー
ト 2.0% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度5μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% 水 63.0% 100.0% 上記処方により本発明有害生物防除用塗布剤
(松くい虫類全般、特にマツノマダラカミキリム
シ及びタマバエ、ダニ類防除剤)を得た。 この塗布剤を松、杉、檜等の幹、枝、乃至は葉
など害虫が穿孔したり、後食したり又は食入する
部位に空中散布法又は地上散布法により1ヘクタ
ール当り有効成分量が1Kgになるように噴霧塗布
し、降雨による流亡、流失なく効果を長期間持続
し得た。又、上記製剤を使用することにより薬害
や飛散による環境汚染のおそれもなく、松を枯死
させると言われるマツノザイセンチユウの浸入阻
止にも優れた効果を発揮した。 実施例 13 パイジツト0,0−ジメチル0−(3−メチル−
4−メチルメルカプトフエニール)フオスフオロ
チオエート 0.1% 2−メチル−5−ビニルピリジン−メチルアクリ
レート・メタクリル酸共重合体(平均粒度4.4μ
m) 10.0% プロピレングリコール 20.0% 水 69.9% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(イネゾウムシ、イネミズゾウムシ防除
剤)を得た。 この塗布剤を害虫の幼虫棲息部及び加害部であ
る稲の地際部又は蛹及び羽化時の棲息部位である
稲の株元の莖部に1株当り25g〜50g(有効成分
25mg〜50mgを噴霧塗布するか、10α当り有効成分
量が100g〜300gになるように水面に噴霧し塗膜
を生ぜしめることにより、水による薬剤の流亡、
流失なく、効果が長期間持続し的確な効果を発揮
した。 又、上記製剤を水面に噴霧した時は形成された
膜が風により稲の株元に吹き寄せられ、効率よく
害虫防除の目的が達せられるが、水田の水のない
時は稲の株元へ噴霧塗布するのが良い。 尚、空中散布によつても液塗膜が一部葉面又は
稲穂を蔽い葉を加害する害虫又は登熟期の稲籾を
加害する害虫を防ぐと共に大半は水面に落下して
地上噴霧塗布法と同様に利用出来、好ましい防除
効果を得ることが出来る。 実施例 14 フエノスリン 0.03% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度5μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% 水 64.97% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(イネゾウムシ、イネミズゾウムシ、イネ
ハモグリバエ、イネヒメハモグリバエ、カメムシ
類、メイチユウ類、ウンカ類、イネカラバエ、ケ
ラ等防除剤)を得た。 この塗布剤を害虫の幼虫棲息部及び加害部であ
る稲の地際部又は蛹及び羽化時の棲息部位である
稲の株元の莖部に1株当り25g〜50g(有効成分
7.5mg〜15mg)噴霧塗布するか10α当り有効成分量
が30g〜100gになるように水面に噴霧し塗膜を
生ぜしめることにより水による薬剤の流亡、流失
なく、従つて魚介類に被害を与えることなく効果
が長期間持続し、的確な効果を発揮した。 又、上記製剤を水面に噴霧した時は形成された
膜が風により稲の株元に吹き寄せられ、効率よく
害虫防除の目的が達せられるが、水田に水のない
時は稲の株元へ噴霧塗布するのが良い。 尚、空中散布によつても液塗膜が一部葉面又は
稲穂を蔽い、葉を加害する害虫又は登熟期の稲籾
を加害する害虫を防ぐと共に、大半は水面に落下
して、地上噴霧塗布法と同様に利用出来、好まし
い防除効果を得ることが出来る。 実施例 15 スミチオン(0,0−ジメチル0−(3−メチル
−4−ニトロフエニール)フオスフオロチオエー
ト 0.05% ジメトエート(0,0−ジメチルS−(N−メチ
ル−カーバモイルメチル)フオスフオロチエート
0.05% ポリビニルアセタール 10.0% ジエチルアミノアセタール・ポリエチルソルブ
25.0% ポリエチレングリコール 5.0% 水 59.9% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(イネハモグリバエ、イネヒメハモグリバ
エ、イネシンガレセンチユウ、ウンカ類、メイチ
ユウ類、カメムシ類、イネカラバエ、イネドロオ
イムシ、ケラ等イネの初期害虫防除剤)を得た。 この塗布剤を害虫の幼虫が食入したり、加害す
るか棲息する稲の地際部又は株元の莖葉部に1株
当り25g〜50g(有効成分25mg〜50mg)噴霧塗布
するか、10α当り有効成分量が100〜300gになる
ように、水面に噴霧し、塗膜を生ぜしめることに
より、水による薬剤の流亡、流失なく、効果が長
期間持続し、的確な効果を発揮した。 又、上記製剤を水面に噴霧した時は形成された
膜が風により稲の株元に吹き寄せられ、効率よく
害虫防除の目的が達せられるが、水田に水のない
時は稲の株元へ、噴霧防除するのが良い。尚、空
中散布によつても、液塗膜が一部葉面又は稲穂を
蔽い葉を加害する害虫又は乳熟期の稲籾を加害す
る害虫を防ぐと共に大半は水面に落下して地上噴
霧塗布法と同様に利用出来、好ましい防除効果を
得ることが出来る。 比較例 2 ダイアセトンアクリルアミド360g、2−エチ
ルヘキシルアクリレート240g、蒸溜水900gおよ
び界面活性剤としてジオクチルソジウムスルフオ
サクシネート12gおよびポリオキシエチレンオク
チルフエニルエーテル12gを3のフラスコに仕
込み撹拌混合して溶解した。 つぎに室温下でチツ素を約30分間吹き込んで、
触媒として過硫酸アンモニウム0.6gを加えて加
熱を始め、温度が60℃以上になると温度が急激に
上昇するので、冷却を行ない反応温度を70℃とす
るよう調整して約1時間反応を行なつた。 反応後室温に冷却してカーゼを用いてろ過し、
ダイアセトンアクリルアミド:2−エチルヘキシ
ルアクリレートの比が60:40の共重合体のラテツ
クスを製造した(以下、従来品5という)。 試験例 1 温州みかんの樹幹日やけ防止効果 (みかん樹15年生、宮川早生直径約20cmの主幹
に全面塗布、3月下旬に塗布)
含有することを特徴とする有害生物防除用塗布剤
に関する。 従来の塗布剤は有効成分もしくは充填剤を担体
で希釈し、これにアクリル樹脂、塩化ゴム、石油
樹脂、酢酸ビニル、鹸化価の高いポリビニルアル
コール、ラテツクスエマルジヨン等の塗膜形成剤
を加えたものを有機溶剤または水に分散させて製
剤としたものである。 しかしながら、塗布後形成される塗膜は降雨に
よつて流亡し易いという欠点を有し、いずれも有
効成分の効力を長期間持続させることは困難であ
つた。 本発明は上記従来の欠点を解決すべく種々研究
の結果、塗膜形成剤として水不溶性共重合体を使
用して得られた塗布剤により形成される塗膜は降
雨、水によつて流亡せず、従来の塗膜形成剤に比
べて殺菌、殺虫忌避、日焼け防止等の効果をきわ
めて長期間にわたり持続させうることを見い出し
た。 本発明において塗膜形成剤として使用される水
不溶性共重合体としては、通常、フイルムコーテ
イングに使用されるフイルム形成物質、即ち、2
−メチル−5−ビニルピリジン−メチルアクリレ
ート−メタクリル酸共重合体、ポリビニルアセタ
ールジエチルアミノアセテート、ジエチルアミノ
メチルメタクリレート−メチルメタクリレート共
重合体、ジエチルアミノアセタール−ポリエチル
ソルブがあげられる。 上記水不溶性共重合体の添加量は、塗布剤中1
〜30重量%が適当である。1%以下では耐降雨性
が弱く、一方30%以上としても塗膜の耐降雨性は
向上するが、塗布用懸濁剤の粘度が上昇し、塗布
作業に困難を来たすので、経済面からもみて好ま
しくない。 これらの水不溶性共重合体を本発明の目的に使
用するに際しては予め水不溶性共重合体を微粉と
する必要があり、この場合の粒度としては100μ
m以下、好ましくは50μm以下とするのがよい。 上記水不溶性共重合体の微粉砕手段としては振
動ミル、ジエツトミル、液体窒素を用いる低温粉
砕装置等の使用を例示できる。 一方、本発明に使用される皮膜形成補助剤は、
水不溶性共重合体の特性を失わせることなく、か
つ水に溶解しうるものがよい。かかる補助剤の例
としては各種重合度のポリエチレングリコール、
プロピレングリコール、エチルセロソルブ、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等を
例示しうる。 上記皮膜形成補助剤の使用に際しては水不溶性
共重合体との適合性により一種又は二種以上を用
い、水不溶性共重合体に対し、0.2〜5倍量、好
ましくは1〜3倍量が使用される。 本発明に於いて上記水不溶性共重合体には、可
剥性を付与する目的で更に剥離性付与剤として、
シリコン、低分子ポリオレフイン、パラフイン、
ノニオン−アニオン活性剤(エーテル型、エステ
ル型、アミノエーテル型、エーテルエステル型、、
アルカノールアミド型等のノニオン、硫酸エステ
ル型、スルホン酸型、燐酸エステル型等のアニオ
ン)等を添加するようにしてもよい。該剥離性付
与剤の添加量は通常皮膜形成剤に対し20%以下の
範囲である。 本発明に於いて有害生物防除剤としては通常用
いられる各種薬剤を使用できる。代表的な薬剤と
しては、テトラクロロイソフタロニトリル、1.2
−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウレ
イドベンゼン、メチル−1−(ブチルカ−バモイ
ル)−2−ベンズイミダゾールカーバメート、ビ
ス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフイド
(TMTD)、3−ヒドロキシ−5−メチルイソキ
サゾール、N−テトラクロロエチルチオ−4−シ
クロヘキセン−1.2−ジカルボキシミド、S−ノ
ルマル−ブチル−S′−p−タ−シヤリ−ブチルベ
ンジルN−3−ピリジルイミドジチオカーボネー
ト(以下デンマーという)N−(3′,5′−ジクロ
ロフエニル)−1,2−ジメチルシクロプロパン
−1,2−ジカルボキシミド(以下スミレツクス
という)等の殺菌剤;0,0−ジエチル−0−
(5−フエニル−3−イソキサゾリル)ホスホロ
チオエート、0,0−ジメチル−0−(3−メチ
ル−4−ニトロフエニル)ホスホロチオエート、
0,0−ジエチル−S−(2−エチルチオエチル)
ホスホロジチオエート(以下エチルチオメトンと
いう)、r−BHC0,0−ジエチル−0−〔2−ク
ロロ−1−(2,4−ジクロロフエニル)ビニル〕
フオスフエート、0,0−ジメチル−S−(N−
メチル−カーバモイルメチル)フオスフオロジチ
オエート、0,S−ジメチル−N−アセチルフオ
スフオロアミドチオエート、0−エチル−0−
2,4−ジクロロフエニルベンゼンフオスフオノ
チオエート、2−メトキシ−4H−1、1,3,
2−ベンゾオキサフオスフオラン−2−4オン、
メチルN−〔(メチルカーバモイル)オキシ〕チオ
アセトイミデート、0,0−ジメチル−S−〔2
−メトキシ−1,3,4−チアジアゾール−5
(4H)−オン−4−イル)メチル〕ジチオフオス
フエート、0,0−ジエチル−0−(3,5,6
−トリクロロ−2−ピリジル)フオスフオロチオ
エート、1,3−ビス(カーバモイルチオ)−2
−(N,N−ジメチルアミノ)プロパンハイドロ
クロライド、ペルメトリン、フエノトリン、フエ
ンプロパトリン、フエンバレレート、アレスリ
ン、フタルスリン等の殺虫剤、メタアルデヒド等
の腹足類駆除剤、塩素酸ソーダ(以下クサキラー
という)、IPC剤、トリフルラリン等の除草剤、
ジメチルフタレート、2,3,4,5−ビス−
(△2−ブチレン)−テトラハイドロフラン、2,
3,4,5−ビス−(△2−ブチレン)−テトラヒ
ドロフルフリルアルコール、N,N−ジエチル−
m−トルアミド(以下DETという)、カプリル酸
シエチルアミド、2,3,4,5−ビス−(△2−
ブチレン)−テトラヒドロフルフラール、ジ−m
−プロピル−イソシコメロネート、第2級ブチル
スチリル・ケトン、ノニル・スチリル・ケトン、
N−プロピルアセトアニリド、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオール、ジ−n−ブチルサクシネ
ート、2−ブトキシエチル−2−フルフリデンア
セテート、ジブチルフタレート、テトラヒドロチ
オフエン、βナフトール、ジアリルジスルフイ
ド、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフ
イド等の害虫忌避剤テトラメチルチウラムジサル
フアイト、グアニジン、ナフタレンクレゾール、
シクロヘキシミド、ジンクジメチルジチオカーバ
メイト、シクロヘキシルアミン、N,N−ジメチ
ルスルフエニルジチオカルバメート等のげつ歯類
動物忌避剤、2,6−ジメチル−オクタジエン−
(2,6)−al(8)(以下シトラールという)、0,
0−ジエチルS−2−エチルチオエチルジチオフ
オスフエート(以下ETPという)、0,0−ジメ
チルS−2−イソプロピルチオエチルジチオホス
フエート(以下MIPという)等の犬猫の忌避剤、
r−クロラローゼ、4−(メチルチオ)−3,5−
キシリルN−メチルカーバメート、4−アミノピ
リジンアンスラキノン、テトラメチルチウラムジ
サルフアイド、ジアリルジスルフイド等の鳥類の
忌避剤、アンツー、モノフルオール酢酸ソーダ、
ワルフアリン、クマクロール、フマリン、クマテ
トラリルシリロシド、ノルボマイド、N−3−ピ
リデイルチル−N′−ニトロフエニルウレア、エ
ンドロサイド、アルフアナフチルチオ尿素、、チ
オセミカルバジツド、デイフエナクム、ピパー
ル、クロロフアシノン、シラトレン、カルシフエ
ロール等のげつ歯類動物駆除剤、他殺穿孔虫剤、
クロールデン、ペルメトリン等の殺蟻剤等を単独
又は2種以上混合して用いられる。 上記有害生物防除剤には通常用いられている揮
散率向上剤、植物生長調節剤、日やけ防止剤、消
臭剤、効力増強剤、香料等の各種添加剤を任意に
添加することができる。 以下に本発明の実施例、試験例を上げて、更に
説明する。 実施例 1 メタアルデヒド 3.0% イソプロピルアルコール 10.0% 2−メチル−5−ビニルピリジオン・メチルアク
リレートメタアクリル酸共重合体(平均粒度4μ
m) 10.0% プロピレングリコール 20.0% 水 57.0% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(殺ナメクジ剤)を得た。この塗布剤を
板、コンクリート、石等及び植物の幹、作物の
莖、葉等ナメクジの通路に塗布、降雨により薬剤
流失が全く認められず、効果の長期間持続性が認
められた。 比較例 1 実施例1において、2−メチル−5−ビニルピ
リジン−メチルアクリレートメタアクリル酸共重
合体(平均粒度4μm)10.0%のかわりにアクリル
酸エステルとメタクリル酸エステルとの共重合体
であるアクリル酸アルキル−メタクリル酸ヒドロ
キシアルキル−スチレン共重合体(平均粒度4μ
m)10.0%を用いたほかは実施例1と同様にして
塗布剤を得た(以下、従来品4という)。 実施例 2 1−ナフチル−N−メチルカーバメート 5.0% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度5μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% 水 60.0% 100 % 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(ネキリムシ、ヨトウムシ類誘殺剤)を得
た。この塗布剤を作物(いも類、葉菜類、果菜
類、まめ類等)の地際部、莖、葉などに塗布、上
記実施例1同様薬剤の流失なく、効果が長期間持
続した。 実施例 3 0,0−ジメチル−S−(N−メチル−カーバモ
イルメチル)フオスフオロジチオエート 0.1% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(平均粒度4μm) 8.0% ポリプロピレングリコール 10.0% タルク 3.0% 水 78.9% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(ヨトウムシ類、アブラムシ類、ハダニ
類、アオムシ類、コナガ類、カイガラムシ類、ミ
カンゴマダラカミキリ等の土壌/地上害虫殺虫
剤)を得た。この塗布剤を作物(葉菜類、果菜
類、いも類、まめ類、果樹類、花卉類、植木類
等)の莖、幹、葉などに塗布、上記実施例同様薬
剤の流失なく効果が長期持続した。 実施例 4 スミレツクス 0.1% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度3.6μm)7.0% プロピレングリコール 14.0% エチルセロソルブ 3.0% 酸化チタン 0.3% 水 75.6% 100.0% 上記処方により本発明有害生物防除用塗布剤
(灰色かび病、ふらん病、菌核病、禍斑病、うど
ん病、腐敗病などの防除剤)を得た。この塗布剤
を作物(葉菜類、果菜類、いちご、タバコ、甜菜
類、まめ類、果樹類、花卉類、植木類等)の莖、
葉などに塗布、上記同様の効果を得た。 実施例 5 MH−30 0.5% 2−メチル−5−ビニルピリジン・メチルアクリ
レートメタクリル酸共重合体(粒度4.6μm)
10.0% プロピレングリコール 15.0% タルク 15.0% 水 59.5% 100.0% 上記処方により本発明有害生物防除用塗布剤
(同上)を得た。 この塗布液を作物(玉ねぎ、ばれいしよ、甜
葉、タバコ等)の地上部又は収穫物に塗布、上記
同様の効果を得た。 実施例 6 クサキラー 0.3% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(粒度4.4μm) 10.0% ポリエチルソルブ 25.0% ポリエチレングリコール 5.0% 水 59.7% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤{除草剤(立毛中使用可)}を得た。この
塗布剤をいちご畑、ピーマン、トマト等の野菜畑
に発生する一年生いね科および広葉雑草に対しス
プリンクラーを使用して噴霧塗布し、上記同様の
効果を確認した。 実施例 7 トリフルヲリン 2.0% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(粒度5.5μm) 4.0% ポリプロピレングリコール 10.0% タルク 3.0% 水 81.0% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤{除草剤(立毛中使用可)}を得た。この
塗布剤を作物(葉菜類、果菜類、うり類、豆類、
根菜類、花卉類、茶、桑、森林苗床等)の周辺に
発生する雑草に対し、噴霧塗布し、上記同様の効
果を得た。 実施例 8 フエニトロチオン 0.3% カープレツクス 3.0% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(平均粒度5μm) 7.0% ポリプロピレングリコール 10.0% ジークライト 15.0% 酸化チタン 10.0% 水 54.7% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(アミキリムシ類、ナガタマムシ防除剤及
び日やけ防止剤)を得た。この塗布剤をみかん樹
15年生、宮川早生直径20cmの主幹に全面塗布した
上記同様の効果を確認した。 実施例 9 N,N−ジメチルメタトルアミド 0.1% 2−メチル−5−ビニルピリジン・メチルアクリ
レートメタクリル酸共重合体(平均粒度7.6μm)
10.0% プロピレングリコール 20.0% タルク 5.0% 水 64.9% 100.0% 実施例 10 テトラクロロイソフタロニトリル 0.2% ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート
(平均粒度5.5μm) 8.0% ポリプロピレングリコール 10.0% タルク 3.0% 水 78.8% 100.0% 実施例 11 0,0,−ジメチル−S−〔(2−メトキシ−1,
3,4−チアジアゾール−5−(4H)−オン−4
−イル)メチル〕ジチオフオスフエート 0.1% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度4.4μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% タルク 3.0% 酸化チタン 0.5% 水 61.4% 100.0% 上記実施例9−11のそれぞれの処方により、本
発明有害生物防除用塗布剤(果実の害虫忌避、防
虫、防菌等の袋処理剤)を得た。 これら塗布剤を作物(なし、もも、りんご等)
につく害虫(クワコナカイガラムシ、モモシンク
イムシ、ナシヒメシンクイムシ、吸収性夜出蛾、
カメムシ類等)、病原菌(黒斑病、灰星病、黒星
病、黒点病、斑点落葉病、うどんこ病、縮葉病、
モニリア病等)を忌避又は駆除するために、予め
果実袋に塗布処理した。 実施例 12 スミチオン(0,0−ジメチル0−(3−メチル
−4−ニトロフエニール)フオスフオロチオエー
ト 2.0% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度5μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% 水 63.0% 100.0% 上記処方により本発明有害生物防除用塗布剤
(松くい虫類全般、特にマツノマダラカミキリム
シ及びタマバエ、ダニ類防除剤)を得た。 この塗布剤を松、杉、檜等の幹、枝、乃至は葉
など害虫が穿孔したり、後食したり又は食入する
部位に空中散布法又は地上散布法により1ヘクタ
ール当り有効成分量が1Kgになるように噴霧塗布
し、降雨による流亡、流失なく効果を長期間持続
し得た。又、上記製剤を使用することにより薬害
や飛散による環境汚染のおそれもなく、松を枯死
させると言われるマツノザイセンチユウの浸入阻
止にも優れた効果を発揮した。 実施例 13 パイジツト0,0−ジメチル0−(3−メチル−
4−メチルメルカプトフエニール)フオスフオロ
チオエート 0.1% 2−メチル−5−ビニルピリジン−メチルアクリ
レート・メタクリル酸共重合体(平均粒度4.4μ
m) 10.0% プロピレングリコール 20.0% 水 69.9% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(イネゾウムシ、イネミズゾウムシ防除
剤)を得た。 この塗布剤を害虫の幼虫棲息部及び加害部であ
る稲の地際部又は蛹及び羽化時の棲息部位である
稲の株元の莖部に1株当り25g〜50g(有効成分
25mg〜50mgを噴霧塗布するか、10α当り有効成分
量が100g〜300gになるように水面に噴霧し塗膜
を生ぜしめることにより、水による薬剤の流亡、
流失なく、効果が長期間持続し的確な効果を発揮
した。 又、上記製剤を水面に噴霧した時は形成された
膜が風により稲の株元に吹き寄せられ、効率よく
害虫防除の目的が達せられるが、水田の水のない
時は稲の株元へ噴霧塗布するのが良い。 尚、空中散布によつても液塗膜が一部葉面又は
稲穂を蔽い葉を加害する害虫又は登熟期の稲籾を
加害する害虫を防ぐと共に大半は水面に落下して
地上噴霧塗布法と同様に利用出来、好ましい防除
効果を得ることが出来る。 実施例 14 フエノスリン 0.03% ジエチルアミノメチルメタクリレート・メチルメ
タクリレート共重合体(平均粒度5μm) 10.0% プロピレングリコール 20.0% エチルセロソルブ 5.0% 水 64.97% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(イネゾウムシ、イネミズゾウムシ、イネ
ハモグリバエ、イネヒメハモグリバエ、カメムシ
類、メイチユウ類、ウンカ類、イネカラバエ、ケ
ラ等防除剤)を得た。 この塗布剤を害虫の幼虫棲息部及び加害部であ
る稲の地際部又は蛹及び羽化時の棲息部位である
稲の株元の莖部に1株当り25g〜50g(有効成分
7.5mg〜15mg)噴霧塗布するか10α当り有効成分量
が30g〜100gになるように水面に噴霧し塗膜を
生ぜしめることにより水による薬剤の流亡、流失
なく、従つて魚介類に被害を与えることなく効果
が長期間持続し、的確な効果を発揮した。 又、上記製剤を水面に噴霧した時は形成された
膜が風により稲の株元に吹き寄せられ、効率よく
害虫防除の目的が達せられるが、水田に水のない
時は稲の株元へ噴霧塗布するのが良い。 尚、空中散布によつても液塗膜が一部葉面又は
稲穂を蔽い、葉を加害する害虫又は登熟期の稲籾
を加害する害虫を防ぐと共に、大半は水面に落下
して、地上噴霧塗布法と同様に利用出来、好まし
い防除効果を得ることが出来る。 実施例 15 スミチオン(0,0−ジメチル0−(3−メチル
−4−ニトロフエニール)フオスフオロチオエー
ト 0.05% ジメトエート(0,0−ジメチルS−(N−メチ
ル−カーバモイルメチル)フオスフオロチエート
0.05% ポリビニルアセタール 10.0% ジエチルアミノアセタール・ポリエチルソルブ
25.0% ポリエチレングリコール 5.0% 水 59.9% 100.0% 上記処方により混合し、本発明有害生物防除用
塗布剤(イネハモグリバエ、イネヒメハモグリバ
エ、イネシンガレセンチユウ、ウンカ類、メイチ
ユウ類、カメムシ類、イネカラバエ、イネドロオ
イムシ、ケラ等イネの初期害虫防除剤)を得た。 この塗布剤を害虫の幼虫が食入したり、加害す
るか棲息する稲の地際部又は株元の莖葉部に1株
当り25g〜50g(有効成分25mg〜50mg)噴霧塗布
するか、10α当り有効成分量が100〜300gになる
ように、水面に噴霧し、塗膜を生ぜしめることに
より、水による薬剤の流亡、流失なく、効果が長
期間持続し、的確な効果を発揮した。 又、上記製剤を水面に噴霧した時は形成された
膜が風により稲の株元に吹き寄せられ、効率よく
害虫防除の目的が達せられるが、水田に水のない
時は稲の株元へ、噴霧防除するのが良い。尚、空
中散布によつても、液塗膜が一部葉面又は稲穂を
蔽い葉を加害する害虫又は乳熟期の稲籾を加害す
る害虫を防ぐと共に大半は水面に落下して地上噴
霧塗布法と同様に利用出来、好ましい防除効果を
得ることが出来る。 比較例 2 ダイアセトンアクリルアミド360g、2−エチ
ルヘキシルアクリレート240g、蒸溜水900gおよ
び界面活性剤としてジオクチルソジウムスルフオ
サクシネート12gおよびポリオキシエチレンオク
チルフエニルエーテル12gを3のフラスコに仕
込み撹拌混合して溶解した。 つぎに室温下でチツ素を約30分間吹き込んで、
触媒として過硫酸アンモニウム0.6gを加えて加
熱を始め、温度が60℃以上になると温度が急激に
上昇するので、冷却を行ない反応温度を70℃とす
るよう調整して約1時間反応を行なつた。 反応後室温に冷却してカーゼを用いてろ過し、
ダイアセトンアクリルアミド:2−エチルヘキシ
ルアクリレートの比が60:40の共重合体のラテツ
クスを製造した(以下、従来品5という)。 試験例 1 温州みかんの樹幹日やけ防止効果 (みかん樹15年生、宮川早生直径約20cmの主幹
に全面塗布、3月下旬に塗布)
【表】
試験例 2
本発明の塗布用殺虫剤の効力持続性を調べるた
め、温州みかんの幹に喰入するミカンゴマダラカ
ミキリの喰入防止試験を実施した。 各薬剤とも10年生温州みかん1区3本2連制で
供試し、本発明によるジメトエート製剤実施例3
の塗布剤を刷毛を用い、6月30日に地際部から30
cmの高さまでの樹幹に塗布し、又従来品の塗布剤
も同様処理した。 10月20日に塗布部より木屑の出ている個所(幼
虫喰入孔)を調査した。 喰入防止率(%) =(1−処理区喰入個所数/無処理区喰入個所数)×
100
め、温州みかんの幹に喰入するミカンゴマダラカ
ミキリの喰入防止試験を実施した。 各薬剤とも10年生温州みかん1区3本2連制で
供試し、本発明によるジメトエート製剤実施例3
の塗布剤を刷毛を用い、6月30日に地際部から30
cmの高さまでの樹幹に塗布し、又従来品の塗布剤
も同様処理した。 10月20日に塗布部より木屑の出ている個所(幼
虫喰入孔)を調査した。 喰入防止率(%) =(1−処理区喰入個所数/無処理区喰入個所数)×
100
【表】
試験例 3
本発明の塗布用殺ナメクジ剤の効力持続性を調
べるため6月5日に実施例1の塗布剤を白菜の株
元(1株当り周辺部約100cm2)に噴霧塗布し、又
従来の殺ナメクジペレツトを白菜の株元1株当り
周辺部に15粒宛置き、2日毎にナメクジの死亡数
を比較調査した。 試験区は1区3株2連制とした。
べるため6月5日に実施例1の塗布剤を白菜の株
元(1株当り周辺部約100cm2)に噴霧塗布し、又
従来の殺ナメクジペレツトを白菜の株元1株当り
周辺部に15粒宛置き、2日毎にナメクジの死亡数
を比較調査した。 試験区は1区3株2連制とした。
【表】
試験例 4
本発明の塗布用殺菌剤の効力持続性を調べるた
め、いちごの灰色かび病の発病阻止効果試験を実
施した。 各薬剤とも1区5株2連制で供試し、本発明に
よる実施例4の塗布剤をいちごの落花期に噴霧塗
布し、又対照薬剤(水和剤)は従来通り所定量を
所定濃度で噴霧した。 調査は処理後収穫終了近くまでの30日間に亘つ
て行なつた。
め、いちごの灰色かび病の発病阻止効果試験を実
施した。 各薬剤とも1区5株2連制で供試し、本発明に
よる実施例4の塗布剤をいちごの落花期に噴霧塗
布し、又対照薬剤(水和剤)は従来通り所定量を
所定濃度で噴霧した。 調査は処理後収穫終了近くまでの30日間に亘つ
て行なつた。
【表】
試験例 5
本発明の塗布用防草剤の雑草抑制持続効果を調
べるために、トマト畑の一年生いね科雑草のめひ
しば、えのころぐさ、及び広葉雑草のつゆくさ、
いぬたでを対象に防除試験を実施した。 各薬剤とも1区1m23連制で供試し、本発明に
よる実施例6の塗布剤を各雑草の発生最盛期に地
表面に噴霧塗布し、又対照薬剤(乳剤又は水和
剤)は従来通り所定量を所定濃度で噴霧し、処理
3週間後に発生、残存雑草を調査した。
べるために、トマト畑の一年生いね科雑草のめひ
しば、えのころぐさ、及び広葉雑草のつゆくさ、
いぬたでを対象に防除試験を実施した。 各薬剤とも1区1m23連制で供試し、本発明に
よる実施例6の塗布剤を各雑草の発生最盛期に地
表面に噴霧塗布し、又対照薬剤(乳剤又は水和
剤)は従来通り所定量を所定濃度で噴霧し、処理
3週間後に発生、残存雑草を調査した。
【表】
〓 無処理区発生雑草数〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2−メチル−5−ビニルピリジン−メチルア
クリレート−メタクリル酸共重合体、ポリビニル
アセタールジエチルアミノアセテート、ジエチル
アミノメチルメタクリレート−メチルメタクリレ
ート共重合体およびジエチルアミノアセタール−
ポリエチルソルブから選ばれた少なくとも一種の
水不溶性共重合体を含有することを特徴とする有
害生物防除用塗布剤。 2 2−メチル−5−ビニルピリジン−メチルア
クリレート−メタクリル酸共重合体、ポリビニル
アセタールジエチルアミノアセテート、ジエチル
アミノメチルメタクリレート−メチルメタクリレ
ート共重合体およびジエチルアミノアセタール−
ポリエチルソルブから選ばれた少なくとも一種の
水不溶性共重合体を含有する有害生物防除用塗布
剤を処理の要求される物あるいは場所に塗布する
ことによる有害生物防除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11465779A JPS5639002A (en) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | Coating agent for controlling noxious life |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11465779A JPS5639002A (en) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | Coating agent for controlling noxious life |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5639002A JPS5639002A (en) | 1981-04-14 |
| JPS6337762B2 true JPS6337762B2 (ja) | 1988-07-27 |
Family
ID=14643286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11465779A Granted JPS5639002A (en) | 1979-09-05 | 1979-09-05 | Coating agent for controlling noxious life |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5639002A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0251743U (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | ||
| JP2001247408A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-11 | Hodogaya Chem Co Ltd | 酸溶解性ポリマーを用いた摂食性害虫駆除剤組成物 |
| JP2006241016A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Osaka Kasei Kk | 腹足類の駆除剤 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2106188C (en) * | 1991-03-15 | 2002-01-01 | Donald W. Kelley | Protective compositions |
| US5337513A (en) * | 1992-08-14 | 1994-08-16 | Harvey Universal, Inc. | Snail and slug deterrent barrier |
| FR2696902B1 (fr) * | 1992-10-21 | 1995-01-06 | Health Business Dev | Composition antiparasitaire pour application externe. |
| JPH06267341A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-22 | Fujikura Ltd | 複合導体 |
| JP5859063B2 (ja) * | 2014-05-16 | 2016-02-10 | 保科 亮輔 | 植物用散布剤及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1979
- 1979-09-05 JP JP11465779A patent/JPS5639002A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0251743U (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | ||
| JP2001247408A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-11 | Hodogaya Chem Co Ltd | 酸溶解性ポリマーを用いた摂食性害虫駆除剤組成物 |
| JP2006241016A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Osaka Kasei Kk | 腹足類の駆除剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5639002A (en) | 1981-04-14 |
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