JPS6344080B2 - - Google Patents
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- JPS6344080B2 JPS6344080B2 JP57056308A JP5630882A JPS6344080B2 JP S6344080 B2 JPS6344080 B2 JP S6344080B2 JP 57056308 A JP57056308 A JP 57056308A JP 5630882 A JP5630882 A JP 5630882A JP S6344080 B2 JPS6344080 B2 JP S6344080B2
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- JP
- Japan
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- color
- surface structure
- group
- color elements
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- Woven Fabrics (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、色彩素子群による立体的表面構造
に関し、さらに詳しくは、色彩素子群の方向性を
与えた集団的組合せによつて構成する各種の布地
製品、工芸品などの変化のある色彩感に富んだ立
体的表面構造に係るものである。
に関し、さらに詳しくは、色彩素子群の方向性を
与えた集団的組合せによつて構成する各種の布地
製品、工芸品などの変化のある色彩感に富んだ立
体的表面構造に係るものである。
従来から、この種の各種布地製品、工芸品など
において、色彩感に富む立体的表面構造、特に変
化のある色彩感に富んだ立体的表面構造を得るた
めには、通常の場合、当初に与えられている色彩
に複雑かつ巧妙な構成を施すとか、あるいは、外
部からの照明色によつて該当表面の色調を動的に
変えるようにしている。
において、色彩感に富む立体的表面構造、特に変
化のある色彩感に富んだ立体的表面構造を得るた
めには、通常の場合、当初に与えられている色彩
に複雑かつ巧妙な構成を施すとか、あるいは、外
部からの照明色によつて該当表面の色調を動的に
変えるようにしている。
しかしながら、このように動的に色調を変化さ
せるようにした従来手段では、構成自体が比較的
複雑になるほか、色調にも自ずから限界があつて
変化に乏しく、必ずしも効果的な色彩感に富む立
体的表面構造を得られず、併せて製造も事更に面
倒であるなどの実用上、好ましくない種々の不都
合を有するものであつた。
せるようにした従来手段では、構成自体が比較的
複雑になるほか、色調にも自ずから限界があつて
変化に乏しく、必ずしも効果的な色彩感に富む立
体的表面構造を得られず、併せて製造も事更に面
倒であるなどの実用上、好ましくない種々の不都
合を有するものであつた。
従つて、この発明の目的とするところは、この
ような従来の実状に鑑み、構成自体が比較的簡単
で容易に製造でき、しかも効果的かつ実際的な色
調の変化を得られて色彩感に富む、この種の色彩
素子群による立体的表面構造を提供することであ
る。
ような従来の実状に鑑み、構成自体が比較的簡単
で容易に製造でき、しかも効果的かつ実際的な色
調の変化を得られて色彩感に富む、この種の色彩
素子群による立体的表面構造を提供することであ
る。
前記目的を達成するために、この発明に係る色
彩素子群による立体的表面構造は、多面立体状基
体、多面角柱状基体、および多面角錐状基体など
の少なくとも複数の可視面を有して、比較的高さ
の低い微小な1単位の基体を設け、かつ各可視面
に対して、3原色となる色彩、もしくは必要に応
じて任意の色彩を、隣接する相互間で異なる彩色
となり、かつ相互の色彩が視覚的に混色されるよ
うに着色して色彩素子単体を形成し、また、別に
下地を設け、前記色彩素子単体の複数個を、その
基体の各可視面に着色した各色彩が一連に揃うよ
うに所定の方向性を与えて、この下地面上に、一
定の配列基準で集団的に組合せて取付け固定させ
たものである。
彩素子群による立体的表面構造は、多面立体状基
体、多面角柱状基体、および多面角錐状基体など
の少なくとも複数の可視面を有して、比較的高さ
の低い微小な1単位の基体を設け、かつ各可視面
に対して、3原色となる色彩、もしくは必要に応
じて任意の色彩を、隣接する相互間で異なる彩色
となり、かつ相互の色彩が視覚的に混色されるよ
うに着色して色彩素子単体を形成し、また、別に
下地を設け、前記色彩素子単体の複数個を、その
基体の各可視面に着色した各色彩が一連に揃うよ
うに所定の方向性を与えて、この下地面上に、一
定の配列基準で集団的に組合せて取付け固定させ
たものである。
すなわち、この発明においては、複数の可視面
をもつ、比較的高さの低い微小な1単位の基体を
設けて、その各可視面に3原色となる色彩、もし
くは必要に応じて任意の色彩を、隣接する相互間
で異なる彩色となり、かつ相互の色彩が視覚的に
混色されるように着色して色彩素子単体を形成し
たゝめに、この色彩素子単体は、視線の角度方向
の如何により、視覚的に見て混色率に差のある色
彩を視認でき、併せて、視線の角度方向の移動に
伴ない、これに対応して変化する色彩を視認でき
るのであり、また、別に下地を設けて、色彩素子
単体の複数個を、その基体の各可視面に着色した
各色彩が一連に揃うようにして所定の方向性を与
えた状態で、この下地面上に、一定の配列基準で
集団的に組合せて取付け固定させて立体的な表面
構造を構成させたので、表面構造の全体が、色彩
素子単体の個々、ならびに一定基準で配列された
色彩素子単体群による集団的で豊富な相互に異な
る色彩、変化する色彩のそれぞれを発現し得るの
である。
をもつ、比較的高さの低い微小な1単位の基体を
設けて、その各可視面に3原色となる色彩、もし
くは必要に応じて任意の色彩を、隣接する相互間
で異なる彩色となり、かつ相互の色彩が視覚的に
混色されるように着色して色彩素子単体を形成し
たゝめに、この色彩素子単体は、視線の角度方向
の如何により、視覚的に見て混色率に差のある色
彩を視認でき、併せて、視線の角度方向の移動に
伴ない、これに対応して変化する色彩を視認でき
るのであり、また、別に下地を設けて、色彩素子
単体の複数個を、その基体の各可視面に着色した
各色彩が一連に揃うようにして所定の方向性を与
えた状態で、この下地面上に、一定の配列基準で
集団的に組合せて取付け固定させて立体的な表面
構造を構成させたので、表面構造の全体が、色彩
素子単体の個々、ならびに一定基準で配列された
色彩素子単体群による集団的で豊富な相互に異な
る色彩、変化する色彩のそれぞれを発現し得るの
である。
以下、この発明に係る色彩素子群による立体的
表面構造の実施例につき、第1図ないし第12図
を参照して詳細に説明する。
表面構造の実施例につき、第1図ないし第12図
を参照して詳細に説明する。
第1図ないし第12図はこの発明に適用する色
彩素子単体の各別列を示しており、これらの各別
で示された適用例のうち、第1図ないし第3図は
第1適用例による正面、側面、平面の各図、第4
図ないし第6図は第2適用例による正面、側面、
平面の各図、第7図ないし第9図は第3適用例に
よる正面、側面、平面の各図である。
彩素子単体の各別列を示しており、これらの各別
で示された適用例のうち、第1図ないし第3図は
第1適用例による正面、側面、平面の各図、第4
図ないし第6図は第2適用例による正面、側面、
平面の各図、第7図ないし第9図は第3適用例に
よる正面、側面、平面の各図である。
また、第10図ないし第12図はこの発明に前
記各適用例を適用した場合の各種の布地製品に対
する各別の実施例を示しており、第10図は第1
適用例を適用した第1実施例による概要構成を示
す平面配置図、第11図は第2適用例を適用した
第2実施例による概要構成を示す平面配置図、第
12図は第3適用例を適用した第3実施例による
概要構成を示す平面配置図である。
記各適用例を適用した場合の各種の布地製品に対
する各別の実施例を示しており、第10図は第1
適用例を適用した第1実施例による概要構成を示
す平面配置図、第11図は第2適用例を適用した
第2実施例による概要構成を示す平面配置図、第
12図は第3適用例を適用した第3実施例による
概要構成を示す平面配置図である。
最初に、この発明に適用する色彩素子単体につ
いて述べる。
いて述べる。
まず、第1図ないし第3図に示す第1適用例に
よる色彩素子単体Aは、少なくとも複数の可視面
を有する1単位としての多面立体状基体、この例
では、中心部から相互に異なる放射状方向に均等
な角間隔で3個のひれ部を突出し、各ひれ部のそ
れぞれ両面に可視面を形成した比較的高さの低い
微小な多面立体状基体21を設けると共に、突出
した3個のひれ部の各可視面、従つて、合計6面
からなる可視面に対し、色光の加法混色による3
原色となる色彩、つまり赤、青、緑の各色を、隣
接する可視面間が相互に異なる彩色となるように
着色することによつて、これらの各着色面1,
2,3,4,5,6からは、それぞれ直交する方
向11,12,13,14,15,16へそれぞ
れの色彩がそのまゝで発色され、相互に隣接する
着色面1と6,2と3,4と5間では、それぞれ
の隣接色彩が、視覚的に混色されて発色されるよ
うにし、かつこれらの相互に隣接する各着色面1
と6,2と3,4と5間においては、視線の角度
方向の如何により、視覚的に見て混色率に差のあ
る色彩を視認し得るようにしてある。
よる色彩素子単体Aは、少なくとも複数の可視面
を有する1単位としての多面立体状基体、この例
では、中心部から相互に異なる放射状方向に均等
な角間隔で3個のひれ部を突出し、各ひれ部のそ
れぞれ両面に可視面を形成した比較的高さの低い
微小な多面立体状基体21を設けると共に、突出
した3個のひれ部の各可視面、従つて、合計6面
からなる可視面に対し、色光の加法混色による3
原色となる色彩、つまり赤、青、緑の各色を、隣
接する可視面間が相互に異なる彩色となるように
着色することによつて、これらの各着色面1,
2,3,4,5,6からは、それぞれ直交する方
向11,12,13,14,15,16へそれぞ
れの色彩がそのまゝで発色され、相互に隣接する
着色面1と6,2と3,4と5間では、それぞれ
の隣接色彩が、視覚的に混色されて発色されるよ
うにし、かつこれらの相互に隣接する各着色面1
と6,2と3,4と5間においては、視線の角度
方向の如何により、視覚的に見て混色率に差のあ
る色彩を視認し得るようにしてある。
すなわち、例えば、相互に隣接する着色面1と
6とに、赤色と緑色とを着色した場合、各着色面
が微小単位であることゝも相俟つて、赤色の着色
面1に直交する方向11と、緑色の着色面6に直
交する方向16との交点の内側では、それぞれ方
向11側で赤色、方向16側で緑色が発色され
る。そして、赤色を発色している方向11から、
その発色方向を同方向11側から方向16側へ移
動するのに伴い、移動角度に対応した比率で両者
の混色が開始され、赤色の発色の色相が次第に黄
色味を帯び、両方向11,16の中点角度位置に
至つて両色の混色率が等しくなり、完全な黄色の
発色を呈し、さらに、中点角度位置から方向16
に近付くに従い、黄色の発色の色相が次第に緑色
味を帯び、方向16に達して緑色の発色となる。
6とに、赤色と緑色とを着色した場合、各着色面
が微小単位であることゝも相俟つて、赤色の着色
面1に直交する方向11と、緑色の着色面6に直
交する方向16との交点の内側では、それぞれ方
向11側で赤色、方向16側で緑色が発色され
る。そして、赤色を発色している方向11から、
その発色方向を同方向11側から方向16側へ移
動するのに伴い、移動角度に対応した比率で両者
の混色が開始され、赤色の発色の色相が次第に黄
色味を帯び、両方向11,16の中点角度位置に
至つて両色の混色率が等しくなり、完全な黄色の
発色を呈し、さらに、中点角度位置から方向16
に近付くに従い、黄色の発色の色相が次第に緑色
味を帯び、方向16に達して緑色の発色となる。
また、同様にして、両方向11と16との交点
の外側では、この交点位置において、既に同位置
からの距離に対応した比率で、幾分かの混色が生
じているために、それぞれ方向11側では幾分か
黄色味がゝつた赤色、方向16側でも幾分か黄色
味がゝつた緑色が発色されていて、この幾分か黄
色味がゝつた赤色の発色から、その発色方向を同
方向11側から方向16側へ移動するのに伴つて
次第に黄色味が増加し、両方向11,16の中点
角度位置では、交点位置からの距離に関係なく幾
分かぼやけた黄色の発色となり、かつ中点角度位
置から方向16に近付くに従つて次第に黄色味が
減少し、方向16に達して幾分か黄色味がゝつた
緑色の発色となるもので、これは、以上のような
2次元面での観察に限らず、或る程度までの高さ
位置を含んだ3次元面での観察についても、その
周辺環境からの補色が新たに加えられる程度で、
おゝよそ同様である。
の外側では、この交点位置において、既に同位置
からの距離に対応した比率で、幾分かの混色が生
じているために、それぞれ方向11側では幾分か
黄色味がゝつた赤色、方向16側でも幾分か黄色
味がゝつた緑色が発色されていて、この幾分か黄
色味がゝつた赤色の発色から、その発色方向を同
方向11側から方向16側へ移動するのに伴つて
次第に黄色味が増加し、両方向11,16の中点
角度位置では、交点位置からの距離に関係なく幾
分かぼやけた黄色の発色となり、かつ中点角度位
置から方向16に近付くに従つて次第に黄色味が
減少し、方向16に達して幾分か黄色味がゝつた
緑色の発色となるもので、これは、以上のような
2次元面での観察に限らず、或る程度までの高さ
位置を含んだ3次元面での観察についても、その
周辺環境からの補色が新たに加えられる程度で、
おゝよそ同様である。
つまり、これを要するに、前記のように形成さ
れかつ彩色された比較的微小な色彩素子単体Aの
場合、その相互に隣接する発色方向が交点を有し
ていて、この交点より遠去かつた外部位置からの
観察者の視覚に映ずる色彩感覚としては、各原色
のもつ比較的強烈な色感が相当程度までやわらげ
られると共に、視線の方向によつて異なる色相が
観察され、かつこの色彩素子単体A、あるいは観
察者の移動、換言すると、視線方向の移動によつ
てこもごもに変化する色相が観察されることにな
るのである。
れかつ彩色された比較的微小な色彩素子単体Aの
場合、その相互に隣接する発色方向が交点を有し
ていて、この交点より遠去かつた外部位置からの
観察者の視覚に映ずる色彩感覚としては、各原色
のもつ比較的強烈な色感が相当程度までやわらげ
られると共に、視線の方向によつて異なる色相が
観察され、かつこの色彩素子単体A、あるいは観
察者の移動、換言すると、視線方向の移動によつ
てこもごもに変化する色相が観察されることにな
るのである。
また、第4図ないし第6図に示す第2適用例に
よる色彩素子単体A′は、少なくとも複数の可視
面を有する多面角柱状基体、この例では、凹面状
に欠截された横断面四方星型で、放射状方向の各
星型突出稜部のそれぞれ両面に可視面を形成した
比較的高さの低い微小な多面角柱状基体22を設
けると共に、突出した4個のひれ部の各可視面、
従つて、合計8面からなる可視面に対し、前記第
1適用例の場合と同様に、赤、青、緑の各3原色
を、隣接する可視面間が相互に異なる彩色となる
ように着色することによつて、それぞれに各着色
面1′,2′,3′,4′,5′,6′,7′,8′を
形
成したものであり、この第2適用例では、隣接す
る各着色面の開き角度が大きくなつて、第1適用
例で云う発色方向の交点位置がより一層離れるほ
かは、同第一適用例と同様な役割を果し得るので
ある。なお、この第2適用例の場合には、その上
面についても、これを同基体22のもつ本来の色
彩のまゝにして利用するか、あるいは、同上面に
も適宜に選択された補色を着色することによつ
て、それぞれにより一層豊富な全体的色調が得ら
れる。
よる色彩素子単体A′は、少なくとも複数の可視
面を有する多面角柱状基体、この例では、凹面状
に欠截された横断面四方星型で、放射状方向の各
星型突出稜部のそれぞれ両面に可視面を形成した
比較的高さの低い微小な多面角柱状基体22を設
けると共に、突出した4個のひれ部の各可視面、
従つて、合計8面からなる可視面に対し、前記第
1適用例の場合と同様に、赤、青、緑の各3原色
を、隣接する可視面間が相互に異なる彩色となる
ように着色することによつて、それぞれに各着色
面1′,2′,3′,4′,5′,6′,7′,8′を
形
成したものであり、この第2適用例では、隣接す
る各着色面の開き角度が大きくなつて、第1適用
例で云う発色方向の交点位置がより一層離れるほ
かは、同第一適用例と同様な役割を果し得るので
ある。なお、この第2適用例の場合には、その上
面についても、これを同基体22のもつ本来の色
彩のまゝにして利用するか、あるいは、同上面に
も適宜に選択された補色を着色することによつ
て、それぞれにより一層豊富な全体的色調が得ら
れる。
さらに、第7図ないし第9図に示す第3適用例
による色彩素子単体A″は、少なくとも複数の可
視面を有する多面角錐状基体、この例では、四角
錐状基体23を設けると共に、その4面からなる
個々の角錐面、こゝでは各可視面に対し、こゝで
も前記第1適用例の場合と同様に、赤、青、緑の
各3原色を、隣接する可視面間が相互に異なる彩
色となるように着色することによつて、それぞれ
に各着色面1″,2″,3″,4″を形成したもので
ある。そして、この第3適用例では、隣接する各
着色面の開き角度、換言すると、隣接する各着色
面相互のなす角度が外角90度となり、第1適用例
で云う発色方向の交点位置が無限大に拡大され
て、同発色方向には彩色された色彩そのものが発
色されるが、隣接する一方の着色面の発色方向か
ら他方の着色面の発色方向に移動するに従い、両
着色面の稜線部分を隔てゝ、それぞれの色彩が混
色されて、同第1適用例と同様な役割を果し得る
のである。
による色彩素子単体A″は、少なくとも複数の可
視面を有する多面角錐状基体、この例では、四角
錐状基体23を設けると共に、その4面からなる
個々の角錐面、こゝでは各可視面に対し、こゝで
も前記第1適用例の場合と同様に、赤、青、緑の
各3原色を、隣接する可視面間が相互に異なる彩
色となるように着色することによつて、それぞれ
に各着色面1″,2″,3″,4″を形成したもので
ある。そして、この第3適用例では、隣接する各
着色面の開き角度、換言すると、隣接する各着色
面相互のなす角度が外角90度となり、第1適用例
で云う発色方向の交点位置が無限大に拡大され
て、同発色方向には彩色された色彩そのものが発
色されるが、隣接する一方の着色面の発色方向か
ら他方の着色面の発色方向に移動するに従い、両
着色面の稜線部分を隔てゝ、それぞれの色彩が混
色されて、同第1適用例と同様な役割を果し得る
のである。
続いて、前記各適用例を各種の布地製品に適用
した場合の、この発明による各別の実施例につい
て述べる。
した場合の、この発明による各別の実施例につい
て述べる。
まず、第10図に示す前記第1適用例による色
彩素子単体Aを各種の布地製品に適用した第1実
施例においては、例えば、布地、望むべくは色彩
を際立たせ得るように黒色などゝした布地様の下
地41を用意しておき、この下地41面上にあつ
て、同第10図に例示したように、色彩素子単体
Aの複数個を、一定の配列基準、こゝでは、その
多面立体状基体21の各ひれ部がそれぞれに突出
方向に做うと共に、それぞれの可視面に着色した
各色彩が統一されて一連に揃うように、これらの
色彩素子単体A群に所定の方向性を与えた状態
で、前記第1図、第2図にも下地面C−Dとして
示す通りに、集団的に組合せて取付け固定させた
ものである。
彩素子単体Aを各種の布地製品に適用した第1実
施例においては、例えば、布地、望むべくは色彩
を際立たせ得るように黒色などゝした布地様の下
地41を用意しておき、この下地41面上にあつ
て、同第10図に例示したように、色彩素子単体
Aの複数個を、一定の配列基準、こゝでは、その
多面立体状基体21の各ひれ部がそれぞれに突出
方向に做うと共に、それぞれの可視面に着色した
各色彩が統一されて一連に揃うように、これらの
色彩素子単体A群に所定の方向性を与えた状態
で、前記第1図、第2図にも下地面C−Dとして
示す通りに、集団的に組合せて取付け固定させた
ものである。
従つて、この第1実施例構成の場合には、前記
したような個々の色彩素子単体Aがもつ、視線方
向の移動に伴なつた色彩の変化が、今度は一定の
配列基準による色彩素子単体A群での一斉になさ
れる色彩の変化、ならびに同集団としての複数の
色彩素子単体A相互間による色彩の変化として発
現されることになり、また、各色彩素子単体Aが
立体的に構成されることゝも相俟つて、こゝでは
視線を変更する度毎に、豊富な色彩の集団的色
調、色相が、同時に或る深みをもつて幽玄かつ華
麗に変化し、頗る興趣に富んだ色彩効果を発揮す
ると共に、併せて、このような下地41面に対す
る多数の色彩素子単体A群の立体的な表面構造で
あるが故に、雑音など音響吸収効果、ならびに保
温、緩衝効果などをも良好に有するのである。
したような個々の色彩素子単体Aがもつ、視線方
向の移動に伴なつた色彩の変化が、今度は一定の
配列基準による色彩素子単体A群での一斉になさ
れる色彩の変化、ならびに同集団としての複数の
色彩素子単体A相互間による色彩の変化として発
現されることになり、また、各色彩素子単体Aが
立体的に構成されることゝも相俟つて、こゝでは
視線を変更する度毎に、豊富な色彩の集団的色
調、色相が、同時に或る深みをもつて幽玄かつ華
麗に変化し、頗る興趣に富んだ色彩効果を発揮す
ると共に、併せて、このような下地41面に対す
る多数の色彩素子単体A群の立体的な表面構造で
あるが故に、雑音など音響吸収効果、ならびに保
温、緩衝効果などをも良好に有するのである。
また、第11図に示す前記第2適用例による色
彩素子単体A′を各種の布地製品に適用した第2
実施例においても、前記第1実施例の場合と同様
に、下地41′面上にあつて、同第11図に例示
したように、色彩素子単体A′の複数個を、一定
の配列基準、こゝでは、その多面角柱状基体22
の各突出稜部を一応の目安にして、それぞれに突
出方向に整列させると共に、それぞれの可視面に
着色した各色彩が統一されて一連に揃うように、
これらの色彩素子単体A′群に所定の方向性を与
えた状態で、集団的に組合せて取付け固定させた
ものであり、こゝでも、第1実施例と全く同様な
作用、効果が得られるのである。
彩素子単体A′を各種の布地製品に適用した第2
実施例においても、前記第1実施例の場合と同様
に、下地41′面上にあつて、同第11図に例示
したように、色彩素子単体A′の複数個を、一定
の配列基準、こゝでは、その多面角柱状基体22
の各突出稜部を一応の目安にして、それぞれに突
出方向に整列させると共に、それぞれの可視面に
着色した各色彩が統一されて一連に揃うように、
これらの色彩素子単体A′群に所定の方向性を与
えた状態で、集団的に組合せて取付け固定させた
ものであり、こゝでも、第1実施例と全く同様な
作用、効果が得られるのである。
さらに、第12図に示す前記第3適用例による
色彩素子単体A″を各種の布地製品に適用した第
3実施例においても、前記第1、および第2実施
例の場合と同様に、下地41″面上にあつて、同
第12図に例示したように、色彩素子単体A″の
複数個を、一定の配列基準、こゝでは、その多面
角錐状基体23の各稜線部分を一応の目安にして
整列させると共に、それぞれの可視面に着色した
各色彩が統一されて一連に揃うように、これらの
色彩素子単体A″群に所定の方向性を与えた状態
で、集団的に組合せて取付け固定させたものであ
り、こゝでも、第1、および第2実施例と全く同
様な作用、効果が得られるのである。
色彩素子単体A″を各種の布地製品に適用した第
3実施例においても、前記第1、および第2実施
例の場合と同様に、下地41″面上にあつて、同
第12図に例示したように、色彩素子単体A″の
複数個を、一定の配列基準、こゝでは、その多面
角錐状基体23の各稜線部分を一応の目安にして
整列させると共に、それぞれの可視面に着色した
各色彩が統一されて一連に揃うように、これらの
色彩素子単体A″群に所定の方向性を与えた状態
で、集団的に組合せて取付け固定させたものであ
り、こゝでも、第1、および第2実施例と全く同
様な作用、効果が得られるのである。
なお、前記実施例構成においては、各着色面に
彩色される色彩として、いわゆる、赤、青、緑の
3原色を用いる場合について述べたが、必ずしも
この3原色にのみ限定されるものではなく、その
他の色彩を着色しても、それなりの色彩効果が得
られるのであり、また、色彩素子単体、ひいては
基体の各着色面の数、ならびに形状、それに下地
の材質、色彩などにも特に制限を受けない。そし
てまた、前記実施例の場合には、色彩素子単体群
を取付ける下地として、布地、もしくは布地様の
ものを用いているが、その他の任意の下地であつ
て差し支えなく、適用対象としても、例えば、室
内の壁面、カーテン地、衝立、衣服、バツグ類と
か、その他の工芸品などが考えられる。
彩色される色彩として、いわゆる、赤、青、緑の
3原色を用いる場合について述べたが、必ずしも
この3原色にのみ限定されるものではなく、その
他の色彩を着色しても、それなりの色彩効果が得
られるのであり、また、色彩素子単体、ひいては
基体の各着色面の数、ならびに形状、それに下地
の材質、色彩などにも特に制限を受けない。そし
てまた、前記実施例の場合には、色彩素子単体群
を取付ける下地として、布地、もしくは布地様の
ものを用いているが、その他の任意の下地であつ
て差し支えなく、適用対象としても、例えば、室
内の壁面、カーテン地、衝立、衣服、バツグ類と
か、その他の工芸品などが考えられる。
以上詳述したように、この発明によれば、複数
の可視面をもつ、比較的高さの低い微小な1単位
の基体を設けて、その各可視面に3原色となる色
彩、もしくは必要に応じて任意の色彩を、隣接す
る相互間で異なる彩色となり、かつ相互の色彩が
視覚的に混色されるように着色して色彩素子単体
を形成してあるので、この色彩素子単体の個々に
ついて、これを外部から観察するときは、その視
線の角度方向の如何により、視覚的に見て混色率
に差のある色彩、つまり異なつた色彩を効果的に
発現して、これを視認できると共に、併せて、視
線の角度方向の移動に伴ない、これに対応して変
化する色彩を視認できるのであり、また、別に下
地を設けて、色彩素子単体の複数個を、その基体
の各可視面に着色した各色彩が一連に揃うように
して所定の方向性を与えた状態で、この下地面上
に、一定の配列基準で集団的に組合せて取付け固
定させて立体的な表面構造を構成させたから、
こゝに構成される表面構造の全体が、色彩素子単
体の個々、ならびに一定基準で配列された色彩素
子単体群による集団的で豊富な相互に異なる色
彩、変化する色彩のそれぞれを良好かつ効果的に
発現できるのであり、さらには、下地面に対する
多数の色彩素子単体群の立体的な表面構造である
ために、前記のような極めて興趣に富む色彩効果
のほかにも、雑音など音響吸収効果、ならびに保
温、緩衝効果などをも良好に発揮でき、しかも構
造的にも比較的簡単で容易に実施し得るなどの優
れた種々の特長を有するものである。
の可視面をもつ、比較的高さの低い微小な1単位
の基体を設けて、その各可視面に3原色となる色
彩、もしくは必要に応じて任意の色彩を、隣接す
る相互間で異なる彩色となり、かつ相互の色彩が
視覚的に混色されるように着色して色彩素子単体
を形成してあるので、この色彩素子単体の個々に
ついて、これを外部から観察するときは、その視
線の角度方向の如何により、視覚的に見て混色率
に差のある色彩、つまり異なつた色彩を効果的に
発現して、これを視認できると共に、併せて、視
線の角度方向の移動に伴ない、これに対応して変
化する色彩を視認できるのであり、また、別に下
地を設けて、色彩素子単体の複数個を、その基体
の各可視面に着色した各色彩が一連に揃うように
して所定の方向性を与えた状態で、この下地面上
に、一定の配列基準で集団的に組合せて取付け固
定させて立体的な表面構造を構成させたから、
こゝに構成される表面構造の全体が、色彩素子単
体の個々、ならびに一定基準で配列された色彩素
子単体群による集団的で豊富な相互に異なる色
彩、変化する色彩のそれぞれを良好かつ効果的に
発現できるのであり、さらには、下地面に対する
多数の色彩素子単体群の立体的な表面構造である
ために、前記のような極めて興趣に富む色彩効果
のほかにも、雑音など音響吸収効果、ならびに保
温、緩衝効果などをも良好に発揮でき、しかも構
造的にも比較的簡単で容易に実施し得るなどの優
れた種々の特長を有するものである。
添付図面はこの発明に係る色彩素子群による立
体的表面構造の実施例である。添付図面中、第1
図ないし第9図はこの発明に適用する色彩素子単
体の各別例を示し、これらの各適用例のうち、第
1図ないし第3図は第1適用例による正面、側
面、平面の各図、第4図ないし第6図は第2適用
例による正面、側面、平面の各図、第7図ないし
第9図は第3適用例による正面、側面、平面の各
図、また、第10図ないし第12図はこの発明に
各適用例を適用した場合の各種の生地製品に対す
る各別の実施例を示し、第10図は第1適用例を
適用した第1実施例による概要構成を示す平面配
置図、第11図は第2適用例を適用した第2実施
例による概要構成を示す平面配置図、第12図は
第3適用例を適用した第3実施例による概要構成
を示す平面配置図、断面図である。 A,A′,A″……色彩素子単体。21……多面
立体状基体、22……多面角柱状基体、23……
多面角錐状基体。1,1′,1″,2,2′,2″,
3,3′,3″,4,4′,4″,5,5′,6,
6′,7′,8′……着色面。11,12,13,
14,15および16……発色方向。C−D……
下地面。41,41′,41″……下地。
体的表面構造の実施例である。添付図面中、第1
図ないし第9図はこの発明に適用する色彩素子単
体の各別例を示し、これらの各適用例のうち、第
1図ないし第3図は第1適用例による正面、側
面、平面の各図、第4図ないし第6図は第2適用
例による正面、側面、平面の各図、第7図ないし
第9図は第3適用例による正面、側面、平面の各
図、また、第10図ないし第12図はこの発明に
各適用例を適用した場合の各種の生地製品に対す
る各別の実施例を示し、第10図は第1適用例を
適用した第1実施例による概要構成を示す平面配
置図、第11図は第2適用例を適用した第2実施
例による概要構成を示す平面配置図、第12図は
第3適用例を適用した第3実施例による概要構成
を示す平面配置図、断面図である。 A,A′,A″……色彩素子単体。21……多面
立体状基体、22……多面角柱状基体、23……
多面角錐状基体。1,1′,1″,2,2′,2″,
3,3′,3″,4,4′,4″,5,5′,6,
6′,7′,8′……着色面。11,12,13,
14,15および16……発色方向。C−D……
下地面。41,41′,41″……下地。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多面立体状基体、多面角柱状基体、および多
面角錐状基体などの少なくとも複数の可視面を有
して、比較的高さの低い微小な1単位の基体を設
け、かつ各可視面に対して、3原色となる色彩、
もしくは必要に応じて任意の色彩を、隣接する相
互間で異なる彩色となり、かつ相互の色彩が視覚
的に混色されるように着色して色彩素子単体を形
成し、また、別に下地を設け、前記色彩素子単体
の複数個を、その基体の各可視面に着色した各色
彩が一連に揃うように所定の方向性を与えて、こ
の下地面上に、一定の配列基準で集団的に組合せ
て取付け固定させたことを特徴とする色彩素子群
による立体的表面構造。 2 中心部から相互に異なる放射状方向に均等な
角間隔でひれ部を突出させ、各ひれ部のそれぞれ
両面に可視面を形成した多面立体状基体により、
1単位の基体を構成したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の色彩素子群による立体的
表面構造。 3 凹面状に欠截された横断面四方星型で、放射
状方向に各星型突出稜部を突出させ、各星型突出
稜部のそれぞれ両面に可視面を形成した多面角柱
状基体により、1単位の基体を構成したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の色彩素子
群による立体的表面構造。 4 複数の各角錐面にそれぞれ可視面を形成した
多面角錐状基体により、1単位の基体を構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
色彩素子群による立体的表面構造。 5 下地が布地であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の色彩素子群による立体的表
面構造。 6 基体の上面に色彩を施したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項、第2項、または第3項に
記載の色彩素子群による立体的表面構造。 7 下地に色彩を施したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項、または第5項に記載の色彩素子
群による立体的表面構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57056308A JPS58174666A (ja) | 1982-04-03 | 1982-04-03 | 色彩素子群による立体的表面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57056308A JPS58174666A (ja) | 1982-04-03 | 1982-04-03 | 色彩素子群による立体的表面構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58174666A JPS58174666A (ja) | 1983-10-13 |
| JPS6344080B2 true JPS6344080B2 (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=13023511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57056308A Granted JPS58174666A (ja) | 1982-04-03 | 1982-04-03 | 色彩素子群による立体的表面構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58174666A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0364373U (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-24 |
-
1982
- 1982-04-03 JP JP57056308A patent/JPS58174666A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0364373U (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58174666A (ja) | 1983-10-13 |
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