JPS6344205B2 - - Google Patents

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JPS6344205B2
JPS6344205B2 JP55113063A JP11306380A JPS6344205B2 JP S6344205 B2 JPS6344205 B2 JP S6344205B2 JP 55113063 A JP55113063 A JP 55113063A JP 11306380 A JP11306380 A JP 11306380A JP S6344205 B2 JPS6344205 B2 JP S6344205B2
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JP
Japan
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focus
circuit
contrast
output
signal
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JP55113063A
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English (en)
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JPS5737336A (en
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Harumi Aoki
Masahiro Kawasaki
Koji Suzuki
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE3131053A priority patent/DE3131053C2/de
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Priority to GB8124181A priority patent/GB2082010B/en
Publication of JPS5737336A publication Critical patent/JPS5737336A/ja
Priority to GB08412315A priority patent/GB2141892B/en
Publication of JPS6344205B2 publication Critical patent/JPS6344205B2/ja
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    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B3/00—Focusing arrangements of general interest for cameras, projectors or printers
    • G03B3/10—Power-operated focusing
    • G—PHYSICS
    • G02—OPTICS
    • G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005—Blur detection

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は被写体像のコントラストの変化を利
用して自動的に焦点検出を行なうカメラの自動焦
点検出装置に関するものである。
レンズで結像される被写体の光学像は、焦点整
合(以下合焦という)時にその像の明暗の差、す
なわちコントラストが最大になるという性質を持
つている。これは被写体像の各空間周波数におけ
る光強度(パワースペクトル)が合焦時に最大に
なるために起こる現象であり、この現象を捕えれ
ば自動的に焦点を検出することができる。
従来、このようなコントラスト情報そのものを
抽出する方法には、CdS等の非直線性光導電素子
を用いる方法や、像面に多数の微小な光電素子を
並べて、それらの内の隣接した一対の素子間の光
電出力差を静的に検出する方法や、例えば本件出
願人による実開昭53−95830号、特開昭55−29878
号、および特開昭55−35317号等に開示されてい
るような複数個の微小光電素子からなる単列の光
電素子群と、この光電素子群に対応した走査回路
とからなる自己走査形光電変換部を用いて、微小
光電素子の光電出力から動的にコントラスト信号
を得る方法等が提案されている。
また上記のようなコントラスト検出素子を用い
て合焦状態を検出する方法としては、例えば、特
開昭55−29832号や、実開昭53−95830号等に開示
されているように、コントラスト検出素子を撮像
面と等価な位置に配置して、コントラスト信号が
最大値を示す状態を検知する方法や、例えば特願
昭54−15257号に開示されているように撮像面に
等価な位置の前後で等距離の2位置に2個のコン
トラスト検出素子を配設し、これら両コントラス
ト検出素子からのコントラスト信号出力が等しく
なる状態を検知する方法や、さらには1個のコン
トラスト検出素子を光軸上で撮像面と等価な面の
前後に機械的に振動させて、振動周期内のコント
ラスト出力の変化状態を解析する方法等が知られ
ている。
これらの被写体像のコントラスト情報を利用す
る自動焦点検出方式は、いわゆるTTL合焦検出
装置として一眼レフカメラの自動焦点検出装置に
組み込むのに適している。
ところで一眼レフカメラ等の高級カメラはレン
ズが交換できるので、そのために撮影できる被写
体距離の範囲が広く、また高性能のレンズを用い
るために鮮鋭な画像が得られさらには撮影できる
被写体の輝度の範囲が広い。
このため自動焦点検出装置を上記のような一眼
レフカメラに適用するには数々の厳しい条件を満
足しなければならない。即ち第1には焦点検出精
度が高いこと、第2には適用できる被写体輝度の
範囲が広いこと、第3には手振れ存在下や動きの
ある被写体に対しても適用できること、第4には
各種交換レンズに対して適用できること等が要求
される。しかしながら前記従来の装置ないしは方
法はいずれもこれらの条件に対して必らずしも満
足できるものではなかつた。とくに、レンズ系の
撮像面に等価な位置の前後で等距離の2位置に配
置され、それぞれ複数個の微小光電素子からなる
光電素子列と該光電素子列に対応した走査回路と
を具え、被写体像の照度分布に対応した時系列光
電変換信号を出力する2組の自己走査形光電変換
部と、該自己走査形光電変換部のそれぞれにおけ
る一定間隔を持つた任意の2個づつの微小光電素
子間の光電出力差の一定周期内における尖頭値を
前記レンズ系の繰り出し量に対応して時系列的に
コントラスト信号として出力するコントラスト検
出回路とを具え、フオーカス有効域制限レベルと
コントラスト信号とを比較して合焦表示指示信号
を出力させる構成のカメラの自動焦点検出装置に
おいては、フオーカス有効域制限レベルを固定し
て置くと、被写体のコントラストが高いときに偽
合焦指示信号が発生し、正規の合焦状態でないの
に合焦されたと判断される問題点がある。
この問題点を解決するには、フオーカス有効域
制限レベルのレベルを高くすればよいのである
が、このフオーカス有効域制限レベルのレベルを
単に高くしたのみでは、低いコントラストの被写
体に対して焦点検出を精度良く行なうことができ
ないという不都合を生じる。
そこで、この相反する問題点の解決を図るため
に、この発明は、レンズ系の撮像面に等価な位置
の前後で等距離の2位置に配置されそれぞれ複数
個の微小光電素子からなる光電素子列および該光
電素子列に対応した走査回路を具え被写体像の照
度分布に対応した時系列光電変換信号を出力する
2組の自己走査形光電変換部と、該自己走査形光
電変換部のそれぞれにおける一定間隔を持つた任
意の2個づつの微小光電素子間の光電出力差の一
走査周期内における尖頭値を前記レンズ系の繰り
出し量に対応して時系列的にコントラスト信号と
して出力するコントラスト検出回路と、前記時系
列光電変換信号の尖頭値に比例した所定の有効域
制限レベルに対して前記2個のコントラスト信号
のレベルを比較する焦点有効域判定回路とを具備
し、前記2個のコントラスト信号のレベルが有効
域制限レベルよりも同時に大なるときに当該2個
のコントラスト信号から得られる合焦指示信号が
出力されるようにすることにより、上記問題点を
解決することを目的としている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明を一眼レフカメラ1に適用
した実施例を示す図である。
同図において符号2はレンズ系、3はハーフミ
ラー、4は全反射ミラーで、この全反射ミラー4
の反射光の光路上に、この発明に係る自動焦点検
出装置Uにおける自己走査形光電変換部5が配置
されている。
また符号6は後述の合焦状態表示用の発光ダイ
オードで、図の紙面に垂直な方向に3個(後記の
6a,6b,6c)が配列され、カメラ1の後方
にその確認窓(図示せず)が設けられている。
符号7はフイルム、8は焦点板、9はコンデン
サレンズ、10はペンタプリズム、11は接眼レ
ンズである。フイルム7への露光時には、ハーフ
ミラー3および全反射ミラー4は図示しないミラ
ー移動機構によつて光路から退避させられる。
第2図は、上記のようなカメラにおける被写体
像の一般的なコントラスト分布の様子を示してい
る。
レンズ系2によつて結像される被写体12の像
のコントラスト値は、合焦位置で最大値となる単
峰状の分布を示している。この分布がピークを示
すという性質を利用するか、あるいはそのピーク
の左右で対称であるという性質を利用するかによ
つて、コントラスト情報を用いた焦点検出方式は
2種類に大別される。このうち、この発明は後者
の方式に係るものである。
次に第3図は、前記第1図におけるカメラの自
動焦点検出装置Uの全体構成例を示すものであ
る。
自己走査形光電変換部5を含む受光部U1の後
段には、順次にビデオ回路U2、コントラスト検
出回路U3、フオーカス(焦点)判定回路U4、お
よび表示駆動回路U5が連ねられ、さらに表示駆
動回路U5の出力線路が2分されて、一方は前記
の発光ダイオード6からなる焦点表示素子に接続
され、他方はレンズ駆動装置U6に接続されてい
る。レベル駆動装置U6はレンズ駆動モーター等
で構成される。
そしてレンズ系2によつて結像される被写体像
が自己走査形光電変換部5に入射すると、この自
己走査形光電変換部5は、ビデオ回路U2によつ
て駆動及び光電変換がなされ、被写体像の照度分
布に相当する時系列光電変換信号(以下ビデオ出
力という)が出力される。そのビデオ出力からコ
ントラスト検出回路U3によつて光電変換部5に
おける両イメージセンサ(後述)上のそれぞれの
被写体像のコントラスト値がコントラスト信号と
して抽出される。そのコントラスト信号出力から
フオーカス判定回路U4によつて、合焦状態等を
示す焦点指示信号が得られ、その焦点指示信号に
基づいて、表示駆動回路U5を経て焦点表示素子
6の点滅制御やレンズ駆動装置U6によるレンズ
系2の繰り出し量制御がなされる。
以下、第3図における各構成回路等をさらに詳
しく説明する。
まず第4図および第5図は受光部U1の構成例
を示している。
受光部U1は、図における下方からセンサパツ
ケージ14、光分割器16、および赤外カツトフ
イルタ17が順次に積層されている。
そして、センサパツケージ14には、次に述べ
るような2組の自己走査形光電変換部5a,5b
と、この自己走査形光電変換部5a,5bのそれ
ぞれに付設されたモニターセンサMA,MB(以下
MAをAモニターセンサ、MBをBモニターセンサ
という)とが一体に組み込まれたセンサICチツ
プ15が装着されている。
また上記2組の自己走査形光電変換部5a,5
bは、それぞれ複数個の微小光電素子からなる光
電素子列SA,SB(以下SAをAイメージセンサ、SB
をBイメージセンサという)と、それぞれのイメ
ージセンサSA,SBを走査駆動するためのシフト
レジスタからなる走査回路SR1,SR2とで構成さ
れている。
イメージセンサSA,SBとしては、具体的には
CCD(Charge Coupled Device)、BBD(Bucket
Brigade Device)、またはMOS−FET等を適用
することができる。これらは、いずれも光電変換
機能に加えて光電変換により発生した信号電荷を
各単位セルで蓄積することができる信号電荷蓄積
機能を有している。
この発明においては、MOS−FET形を適用し
た場合について説明を続ける。なお各イメージセ
ンサSA,SBの一端部には後述のように光遮断用
のマスクが取り付けられたマスクセンサが配設さ
れている。
またモニターセンサMA,MBは光電素子で形成
され平均照度を検出するためのもので、対応した
各イメージセンサSA,SBにできるだけ接近して
配置することが望ましい。そして図の例において
は、各イメージセンサSA,SBにそれぞれ1個づ
つで合計2個配設されているが、必らずしも2個
配設することは必要ではなく、1個のみを配設
し、これを両イメージセンサSA,SBに対して共
用としてもよい。しかしAイメージセンサSA上
の光強度とBイメージセンサSB上の光強度とが異
なることがあるので、このような場合に備えて、
図示のように2個のモニターセンサMA,MBをそ
れぞれ配設する方がより効果的にモニター機能が
なされる。
因みに、各イメージセンサSA,SBの電荷蓄積
時間は、モニターセンサMA,MBに入射した光量
に反比例する如く構成されている。
次に光分割器16には、AイメージセンサSA
に対応するハーフミラー16aと、Bイメージセ
ンサSBに対応する全反射鏡16bとが組み込まれ
ており、第5図に示すようにハーフミラー16a
を透過した光はAイメージセンサSAおよびAモ
ニターセンサMAに入射し、ハーフミラー16a
で反射した光は全反射鏡16bで再び反射してB
イメージセンサSAおよびBモニターセンサMBに
入射する。このように構成することにより、Aイ
メージセンサSAとBイメージセンサSBは光軸上
で一定距離だけ離れた位置に置かれたことと等価
となり、受光部U1全体を所定の位置に配置する
ことにより、フイルム等価面(レンズ系2の撮像
面と等価な面)の前後で、かつ等距離の2位置に
A、BイメージセンサSA,SBをそれぞれ位置さ
せることができる。
赤外カツトフイルタ17は、両イメージセンサ
SA,SBやモニターセンサMA,MBの分光感度が赤
外部にまで広がつている場合に不用な赤外光を遮
断するものであつて、その装着は必須とするもの
ではない。
第6図および第7図A,Bは上記のように配設
された自己走査形光電変換部5a,5bによる焦
点の検出原理を示す概念図である。Aイメージセ
ンサSAとBイメージセンサSBとがフイルム等価
面の前後に等距離の位置に置かれているので、両
イメージセンサSA,SBには光軸上で一定距離離
れた像がそれぞれ入射することになる。被写体像
のコントラスト分布が左右対称であれば、第7図
Aに示すように、それぞれのイメージセンサSA,
SB上のコントラスト値が等しくなつたときにその
フイルム等価面と合焦位置が一致する。第7図B
に示すように、そのフイルム等価面と合焦位置と
が一致しないと、それぞれのコントラスト値は差
ΔCを生ずる。したがつて両イメージセンサSA,
SB上のコントラスト値の一致、不一致を検出する
ことによつて、焦点検出を行なうことができるの
である。
次にビデオ回路U2について説明する。
ビデオ回路U2は、上述の自己走査形光電変換
部5を駆動して、被写体像の照度分布に相当する
ビデオ出力を得るものであるから、第8図以下の
各図には自己走査形光電変換部5も併せ示して、
これとの関連においてビデオ回路U2を説明する。
まず第8図は、ブロツク図により原理的に示し
たものである。
ビデオ回路U2には、スタートパルス発生回路
18、イメージセンサ駆動回路19、クロツクパ
ルス発生回路20、およびアンプ21が具えられ
ている。
そして、モニターセンサMA,MBから出力され
る光電流がスタートパルス発生回路18に入力さ
れ、モニターセンサMA,MB上の明るさに比例し
た周波数のパルス列信号が作られる。このパルス
列信号とクロツクパルス発生回路20によつて作
られるクロツクパルスがイメージセンサ駆動回路
19に入力され、イメージセンサSA,SB走査用
の駆動パルスが作られる。一方イメージセンサ
SA,SBの出力信号はアンプ21によつて増巾さ
れ、出力端22にビデオ信号が出力される。
ここでイメージセンサSA,SBは前記のように
電荷蓄積形であるため、電荷蓄積時間を変化させ
ることによつて、その光電特性のダイナミツクレ
ンジを広げることができる。第9図はイメージセ
ンサSA,SBそれぞれの光電特性を模式的に示し
ている。電荷蓄積時間T1,T2,T3のそれぞれに
対し、その光電特性は分布23a,23b,23
cのように変化する。その電荷蓄積時間はT1<
T2<T3という関係になつている。電荷蓄積時間
が例えばT2に固定されれば、その光電特性の飽
和しないダイナミツクレンジはdで表わされる
が、もし蓄積時間がT1からT3まで変化すればそ
のダイナミツクレンジはd′の如く広がる。したが
つて、被写体像の明るさに応じて電荷蓄積時間を
変化させれば結果的にその光電特性のダイナミツ
ク特性を広げることができる。さらに、被写体像
の平均的な明るさに反比例して電荷蓄積時間が変
化すると、被写体の平均的な明るさが変動して
も、各イメージセンサSA,SBから読み出される
時系列的な光電出力、云い換えれば出力端22か
ら出力されるビデオ出力は変化せず、結果的には
後述のコントラスト出力は不変のものが得られ
る。
次に第10図は、前記スタートパルス発生回路
18およびイメージセンサ駆動回路19の具体的
な回路例である。
スタートパルス発生回路18中、符号Mはモニ
ターセンサダイオードで、前記モニターセンサ
MA、またはMBを代表して示している。また25
は定電流源、26はコンパレータ、S1はアナログ
スイツチである。
一方、イメージセンサ駆動回路19における符
号FF1はDフリツプフロツプ回路、24a,24
b,24cはインバータ、27はアンドゲート、
28は8ビツトバイナリカウンタ、29〜31は
オアゲート、および32〜34はノアゲートであ
る。
そしてモニターセンサダイオードMからはイメ
ージセンサSA,SBと同じように電荷蓄積モード
を利用して光電変換信号が抽出される。即ち、モ
ニターセンサダイオードMで生じた電荷がダイオ
ードMの内部あるいは外部出力線等の容量のため
に蓄積され、ダイオードMのアノード端子に第1
1図に示すような電圧Vmが生じる。この電圧
Vmと定電流源25によつて抵抗R1の端子に生じ
る閾値電圧Mtとがコンパレータ26で比較され
る。コンパレータ26の出力M0は、VmがMtに
一致するとハイレベルになり、Dフリツプフロツ
プFF1のQ端子出力がハイレベルのときに、アン
ドゲート27の出力はハイレベルとなつてDフリ
ツプフロツプFF1をリセツトする。このときDフ
リツプフロツプFF1のQ端子はローレベルになつ
て、DフリツプフロツプFF1のリセツトは解除さ
れるとともに、8ビツトバイナリカウンタ28の
リセツトも解除され、カウンタ動作を開始する。
8ビツトバイナリカウンタ28からはクロツクパ
ルス発生回路20によつて作られるクロツクパル
スにしたがい、一連のデジタル波形が端子φ1〜
φ8に出力される。端子φ3〜φ7に出力された信号
から、オアゲート29、ノアゲート32,33お
よびインバータ24bによつてAイメージセンサ
SAのスタートパルスASおよびBイメージセンサ
SBのスタートパルスBsが作られる。スタートパ
ルスAsはアナログスイツチS1の制御端子に入力
されて、モニターセンサダイオードMの出力をリ
セツトしてVsレベルに落とし、再び電荷蓄積の
初期状態に戻す。端子φ8に出力された信号は、
インバータ24aを介してDフリツプフロツプ
FF1のクロツク端子Cに入力され、Dフリツプフ
ロツプFF1の出力を再びハイレベルにして、次に
モニターセンサダイオードの出力がMtに一致す
る瞬間まで待機させるとともに、Aイメージセン
サSAとBイメージセンサSBの出力を結合させる
ためにセンサICチツプ15に入力される信号と
なる。端子φ1,φ2に出力される信号から、オア
ゲート30,31およびインバータ24cによつ
て、A、BイメージセンサSA,SBを走査せしめ
るための走査パルスφA,φBが作られる。端子φ1
に出力される信号とDフリツプフロツプFF1の出
力信号とから、A、BイメージセンサSA,SBの
各ビツトの光電出力をリセツトするためのビデオ
リセツトパルスφRが作られる。
上述のようにコンパレータ26の出力M0のパ
ルス信号からAイメージセンサSAを駆動するス
タートパルスAsが作られ、クロツクパルスにし
たがう走査パルスφA,φBによつて、Aイメージ
センサSAの走査が行なわれ、その走査が終了す
ると引続いてBイメージセンサSBの走査が同様に
行なわれる。電荷蓄積時間はスタートパルスAs,
Bsの間隔で決められる。このようにすると、ビ
デオ出力videoは第11図最下段の如くになり、
電荷蓄積時間が異なつてもビデオ出力の各ビツト
間の間隔は常に等しいため、後段の光電出力抽出
回路の構成を簡単にすることができる。
次に第12図は、上記のように各信号の出力端
子が導出されたビデオ回路U2とセンサICチツプ
15との接続関係を、さらに示したものである。
センサICチツプ15内には、公知のノイズ補
償ダイオード(図示せず)を組み込み、ビデオ出
力からのノイズを除去して焦点検出を一層正確な
らしめるようにしてもよい。
次いで第13図は、イメージセンサSA,SB部
を電気回路的に例示したもので、ビデオ回路U2
から導出された各出力端子との接続関係をさらに
具体的に示したものである。同図中符号35a〜
35n,35a′〜35n′,36a,36b,37
a,37bはそれぞれFETゲート、24aはイ
ンバータである。
そして、スタートパルスAsと走査パルスφA,
φBはAシフトレジスタSR1に入力され、FETゲー
ト35a,35b〜35nを順次オンしていき、
AイメージセンサSAの各微小光電素子(以下単
にビツトともいう)に蓄積された電荷を順次出力
線38aに取り出していく。同様に、スタートパ
ルスBsと走査パルスφA,φBはBシフトレジスタ
SR1に入力され、FETゲート35a′,35b′〜3
5n′によつてBイメージセンサSBの各ビツトに蓄
積された電荷が出力線35bに取り出される。そ
してこれらのA、BイメージセンサSA,SBの出
力は、信号φ8によつて制御されるFETゲート3
7a,37bおよびインバータ24dによつて切
換えられ、一個の時系列光電出力Viとなつて出
力される。このイメージセンサの出力は微小光電
素子(フオトダイオード)の内部の接合容量ある
いは外部出力線のビデオライン容量に充電された
充電電圧として取り出されるために、各ビツト毎
に、信号φRによつて制御されるFETゲート36
a,36bを用いてリセツトすることにより、初
期状態に戻される。
走査パルスφA,φBとリセツトパルスφRと時系
列光電出力Viのタイミングチヤートを第14図
に示す。
このようにして検出された光電出力は、ビデオ
回路U2におけるアンプ21によつて増巾されて
ビデオ出力videoとなり、後段の処理回路に入力
される。
次に第15図は、コントラスト検出回路U3の
回路構成例を示している。このコントラスト検出
回路U3はイメージセンサSA,SBの一定間隔を持
つた任意の2個づつのビツト間、例えば1ビツト
おきの2ビツト間の光電出力差をコントラスト出
力となさんとするものである。
第15図において、符号40〜43は第1〜第
4のサンプルホールド回路、44,45は第1、
第2の差動回路、46は第1スイツチ回路、47
は絶対値回路、48は第2スイツチ回路、49は
A尖頭値検出回路、および50はB尖頭値検出回
路である。
そして端子39に入力したビデオ出力は第1〜
第4の4個のサンプルホールド回路40,41,
42,43に同時に入力する。第1のサンプルホ
ールド回路40は第17図aに示すように離散的
なビデオ出力の4ビツト毎の出力を保持するよう
にサンプルパルスが設定されている。第2のサン
プルホールド回路41は第1のサンプルホールド
回路40のサンプルパルスから1ビツト分遅れて
サンプルパルスが設定され、同じく4ビツト毎の
出力が保持される。
同様に、第3のサンプルホールド回路42は第
2のサンプルホールド回路41から、第4のサン
プルホールド回路43は第3のサンプルホールド
回路42からそれぞれ1ビツト遅れてサンプルパ
ルスが設定され、どちらも4ビツト毎の出力が保
持される。
第1のサンプルホールド回路40と第3のサン
プルホールド回路42から出力された信号の差が
第1の差動回路44によつて抽出される。同様
に、第2のサンプルホールド回路41と第4のサ
ンプルホールド回路43から出力された信号の差
が第2の差動回路45によつて抽出される。これ
らの第1、第2の差動回路44,45の出力信号
は第1スイツチ回路46によつて、イメージセン
サの1ビツト毎に切換えられ、一個の時系列光電
出力信号に変換される。この合成された差分信号
は絶対値回路47によつて、正または負の絶対値
信号に変換される。次に、第2スイツチ回路48
によつて、その絶対値信号はAイメージセンサ
SAの部分とBイメージセンサSBの部分に分けら
れる。それぞれの絶対値信号はA尖頭値検出回路
49およびB尖頭値検出回路50に入力され、そ
れぞれの絶対値波形の一走査周期内の尖頭値が検
出され、次の走査周期の開始時まで保持される。
これらの尖頭値信号が被写体像のコントラスト
信号を表わし、AイメージセンサSAのコントラ
スト信号が端子51に、BイメージセンサSBのコ
ントラスト信号が端子52に出力される。以下、
それぞれのコントラスト信号をAコントラスト信
号CAおよびBコントラスト信号CBという。
第16図は、第15図の回路構成図のさらに具
体的な回路例を示している。図中S2〜S11はアナ
ログスイツチ、C1〜C6はコンデンサである。第
17図a〜hはビデオ出力が処理される様子を表
わしている。
第18図は第16図の回路で使用されるアナロ
グスイツチS2〜S11の制御パルスとイメージセン
サSA,SBのビデオ出力のタイミングScを表わす
タイミングチヤートである。端子39に入力され
たビデオ出力はアナログスイツチS2,S3,S4,S5
に同時に入力され、コンデンサC1,C2,C3,C4
よつてサンプルホールド信号に変換される。それ
ぞれのアナログスイツチS2,S3,S4,S5を制御す
るために、端子53にはサンプルパルスP1が、
端子54にはサンプルパルスP2が、端子55に
はサンプルパルスP3が、端子56にはサンプル
パルスP4が第18図に示しているようなタイミ
ングで入力される。アナログスイツチS2と、アナ
ログスイツチS4を用いてサンプルホールドされた
信号は、バツフアアンプとなる演算増巾器57
a,57cを介して差動アンプとなる演算増巾器
44aに入力され、両者の差分出力が抽出され
る。同様に、アナログスイツチS3とアナログスイ
ツチS5を用いてサンプルホールドされた信号は演
算増巾器57b,57dを介して差動アンプとな
る演算増巾器45aに入力され、両者の差分出力
が抽出される。演算増巾器57aの出力は第17
図bに如くになり、同様に、演算増巾器57b,
57c,57dの出力はそれぞれ第17図c,
d,eの如くになる。第17図aはビデオ出力を
表わしている。演算増巾器44aの出力は第17
図fの如くになり、演算増巾器45aの出力は第
17図gの如くになる。それら2個の差分出力は
端子58,59にそれぞれ制御パルスP5,P6が
入力されるアナログスイツチS6,S7によつて1ビ
ツト毎に交互に切換えられ、1個の時系列信号に
合成される。その合成された差分出力は演算増巾
器47aとダイオードD1,D2によつて正の絶対
値信号に変換される。このようにして変換された
絶対値信号は第17図hの如くになり、第17図
f,gの斜線部の信号の絶対値を抽出したものと
なつている。この絶対値信号は丁度、ビデオ出力
の1ビツトおきの2ビツト間の光電出力差に相当
している。次に、その絶対値信号は演算増巾器4
7bによつて増巾された後、2個のアナログスイ
ツチS8,S9に同時に入力する。アナログスイツチ
S8の端子60には第18図の如き制御パルスP7
が入力し、演算増巾器49aとダイオードD3と
コンデンサC5によつて、AイメージセンサSAの
部分の一走査周期内の前記絶対値信号の尖頭値が
保持される。同様に、アナログスイツチS9の端子
61には制御パルスP8が入力し、演算増巾器5
0aとダイオードD4とコンデンサC6によつて、
BイメージセンサSBの部分の前記尖頭値が保持さ
れる。アナログスイツチS10,S11は端子62,6
3に制御パルスP8を入力させることによつて、
一走査周期毎にコンデンサC5およびC6の電荷を
放電するために設けられている。それらの尖頭値
はバツフアアンプとなる演算増巾器49b,50
bを通して、端子51にAコントラスト信号、端
子52にBコントラスト信号として出力される。
次いで第19図A,B、第20図および第21
図A,Bは、前記コントラスト信号の特徴を説明
するための図である。合焦時に被写体像が分布6
5aの如き照度分布を持つていたとすると、非合
焦時には分布65bの如き照度分布となる。ここ
で、横軸は光軸に垂直な面内における移動距離l
である。これらの照度分布が縦、横の長さがそれ
ぞれy、w、ピツチがpの受光開口を持つイメー
ジセンサにおける各ビツトSA1〜SA7に入射する
と、各ビツトはw×yの面積内の光が受光されて
光電出力に変換され、間隔2pの2ビツト間の光
電出力差が検出される。実線66aは分布65a
に対応する光電出力差の分布を示していて、点線
67aは分布65bに対応する光電出力差の分布
を示している。これらの光電出力差の分布の尖頭
値がコントラスト信号66b,67bとなり、被
写体像が合焦状態から外れるにつれて、そのコン
トラスト信号は低下していく。
いまイメージセンサSAのビツト列に、第20
図に示すように明部と暗部を持つエツヂチヤート
68が投影されていて、そのエツヂチヤート68
が横に速度vで移動したとすると、もし隣接ビツ
ト間の光電出力差を検出する方式であれば、第2
1図Aのようにエツヂチヤートの像68aのエツ
ヂ部がイメージセンサにおける各ビツトの開口部
に入つた時コントラスト信号は低下する。これ
は、被写体の移動あるいは手振れの存在によつ
て、コントラスト信号が変動することを意味し、
精度の良い焦点検出を行なうことができない。一
方、前記の1ビツトおきの光電出力差を検出する
方式であれば、第21図Bに示す如く、エツヂチ
ヤートの像68aが移動しても、コントラスト信
号は変動せずに安定しており、結果的に精度の良
い焦点検出を行なうことができる。第21図A,
Bの横軸はエツヂチヤートの像68aのエツヂ部
の移動量に対応した時間である。
次に、第22図〜第25図A,Bを参照して前
記のAコントラスト信号とBコントラスト信号か
ら合焦状態を検出する方法について説明する。エ
ツヂチヤート68の像が第22図に示すように、
明部に対して照度がI1、暗部に対して照度がI2と
なつて、照度の差がΔIであれば、それらに対す
る光電出力V1,V2は照度I1,I2にそれぞれ比例す
る。したがつて、それらの光電出力差ΔV=V1−
V2=K・ΔI=k(I1−I2)となる。ここで、kは
比例定数である。第23図に示すように、光分割
器16によつて被写体像が2分されれば、Eのエ
ネルギーの光がAイメージセンサSA上ではτaE、
Bイメージセンサ上ではτbEとなる。τa,τbは2
つの光路に対する光分割器16の透過率である。
これら2つの光路の透過率τa,τbが異なれば、
第24図A,Cに示すように、Aイメージセンサ
SAに対してエツヂチヤート68が結像された時、
光電出力差ΔVaはΔVa=V1a−V2a=k・τa・ΔI
=k・τa(I1−I2)となる。一方、第24図B,
Dに示すように、BイメージセンサSBに対してエ
ツヂチヤート68が結像された時、光電出力差
ΔVbはΔVb=V1b−V2b=k・τb・ΔI=k・τb
(I1−I2)となる。第24図C,Dに示すような
ビデオ出力であると、合焦位置での光電出力差の
信号は第24図Eの如くになり、ABイメージセ
ンサSA,SB部の尖頭値であるAコントラスト信
号およびBコントラスト信号は一致せず、それら
のコントラスト信号の比はτa/τbとなる。レン
ズ繰り出し量leに対するABコントラスト信号は
第25図Bの如くになり、もしAコントラスト信
号分布CAとBコントラスト信号分布CBとが同形
であれば、それらの分布の交点の位置71が合焦
位置となつてフイルム等価面72に焦点が合わさ
れる。しかし、第24図Eに示したように、Aイ
メージセンサSAに結像された時(位置73)の
Aコントラスト信号の値と、BイメージセンサSB
に結像された時(位置73′)のBコントラスト
信号の値が異なれば、例えばAコントラスト信号
の分布はCA′の如くになつて、それらの分布の交
点は位置74になり、合焦位置71から外れてし
まう。
したがつて、正確な焦点検出を行なうには、A
コントラスト信号分布CAおよびBコントラスト
信号分布CBの如く、両者が対称であることが必
要となる。このためには、光分割器16の透過率
の不均衡によつて生じる幣害を解決する方法の一
つとして、AイメージセンサSAおよびBイメー
ジセンサSBのそれぞれの光電変換出力を別々の増
巾器に入力し、それらの増巾器のゲインを適当に
調節することによつて両者のビデオ出力の平衡を
とつてもよい。
この実施例では、前記のコントラスト信号が
τaあるいはτbに比例にすることに着目して、A
コントラスト信号あるいはBコントラスト信号の
いずれかの信号を増巾あるいは減衰させることに
より、互いに対称なABコントラスト信号分布を
得、それらの透過率の不均衡の問題を解決してい
る。
例えば、Aイメージセンサの光電出力差ΔVa
をΔVa′=ΔVa・(τb/τa)となるように増巾あ
るいは減衰させれば、ABコントラスト信号分布
は対称形となる。
次にフオーカス(焦点)判定回路U4について
説明する。この回路U4は、前記コントラスト信
号CAとBコントラストCBから、合焦位置、前ピ
ン状態、後ピン状態および合焦検出不可を表わす
状態を示す各焦点指示信号を得るものである。
まず第26図は、フオーカス判定回路U4の原
理的な構成例を示したものである。
図において、符号75はAコントラスト信号
CAの入力端子、76はBコントラスト信号CBの
入力端子、77はコントラスト補償回路、78は
フオーカス検出回路、79は方向検出回路、80
は不可(以下NGという)検出回路、81はフオ
ーカス有効域判定回路、82はフオーカス状態判
定回路、83は前ピン指示信号の出力端子、84
は合焦指示信号出力端子、85は後ピン指示信号
出力端子である。
そして、端子75に入力されたAコントラスト
信号CAと端子76に入力されたBコントラスト
信号CBはコントラスト補償回路77に入力され、
互いに対称なコントラスト信号分布となるように
調整されて、フオーカス検出回路78およびフオ
ーカス有効域判定回路81に入力される。フオー
カス検出回路78では合焦位置を示す信号が、方
向検出回路79では前ピン、後ピンの状態を示す
信号が、またNG検出回路80では合焦検出不可
を示す信号がそれぞれフオーカス有効域判定回路
81の出力信号とともに、フオーカス状態判定回
路82に入力され、論理処理された後に、端子8
3に前ピン指示信号が、端子84に合焦指示信号
が、そして端子85に後ピン指示信号が出力され
る。合焦検出不可指示信号は端子83と端子85
に同時に出力される。
コントラスト補償回路77は前述のように光分
割器16の透過率の不均衡に起因するA、b両コ
ントラスト信号分布の不均衡を補正するために、
Aコントラスト信号CAあるいはBコントラスト
信号CBのどちらか、あるいは両方の出力を増巾
あるいは減衰させる。このコントラスト補償回路
77は、例えば第27図に示すような回路が適用
される。端子86にAまたはBコントラスト信号
が入力されると、抵抗R19,R20,R21の値を予め
適宜に選んでおき、可変抵抗R22を調節すること
によつて、端子87に増巾または減衰されたコン
トラスト信号が得られる。この増巾率あるいは減
衰率を光分割器16の透過率の比に合わせること
によつて、均衡のとれたAおよびBの両コントラ
スト信号を得ることができる。
ここでフオーカス判定回路U4によつて合焦状
態を判別する原理を第28図A,B,Cを用いて
説明する。第28図Aに示すように、レンズ繰り
出し量leに対してAコントラスト信号CA分布とB
コントラスト信号CB分布があり、これらの交点
71が正確な合焦位置である。但し、これらのコ
ントラスト信号CAまたはCBは前述のようにコン
トラスト補償回路77によつて補正されている。
フオーカス有効域制限レベル88が設定されてい
て、両コントラスト信号CA,CBが、このレベル
88より大きい時のみ合焦指示信号の出力が許さ
れる。両コントラスト信号CA,CBは、第28図
Bに示すように両者の差がとられ、この差信号
CD(=CA−CB)が正の時に前ピン状態83a、負
の時に後ピン状態85aを表わす信号が出力され
る。そして第28図Cに示すように上記差信号
CDの絶対値|CD|=CEがフオーカス(焦点)検
出閾値レベル89より小さくて、かつ、前記合焦
表示の有効域にある場合に合焦表示域84aがあ
り、合焦指示信号が出力される。また、その絶対
値CEが前記合焦表示有効域になくて、NGレベル
90より小さい場合にNG表示域90a,90b
があり、合焦検出不可指示信号が出力される。こ
れらの合焦表示域84aとNG表示域90a,9
0b以外の部分で前記の前ピンおよび後ピン指示
信号がそれぞれ前ピン表示域83bおよび後ピン
表示域85bにおいて出力される。この合焦表示
域84aは第28図Bのコントラスト差信号CD
が両閾値レベル83aと85aとに挾まれた部分
に相当し、正確な合焦位置71からやや外れた部
分でも合焦指示信号が出力されることになるが、
その合焦表示域84aを実用上、焦点が合つてい
るとみなせる位に狭くすることができる。
このように合焦表示域84aにある程度の巾を
持たせることによつて、実際の撮影時には安定し
た合焦表示を行なうことができるようになる。
Aコントラスト信号CA分布とBコントラスト
信号CB分布が均衡を保つたまま増減しても、そ
れらの交点71(合焦点)の位置は変わらない。
すなわち、被写体のコントラストの高低にかか
わらず、正確な焦点検出が行なえることを意味し
ている。この効果がフイルム等価面を挾んだ2組
の自己走査形光電変換部を用いる方式の利点であ
る。
しかし、前述の如く、合焦位置近傍である巾を
持つた合焦表示域84aを設定する場合には、フ
オーカス検出閾値レベル89が固定であると、被
写体のコントラストの高低によつて、その合焦表
示域84aの巾が変化するという問題が生じる。
例えば第29図に示すように、被写体のコントラ
ストが変動し、ビデオ出力が分布91から分布9
2に変化したとすると、光電出力差91aから光
電出力差92aに変化する。この時のABコント
ラスト信号CA,CBの差の絶対値は第30図の分
布CEから分布CFのように低下する。もし、フオ
ーカス検出閾値レベル89が図の如く固定である
とすると、分布CEに対して合焦表示域84eが、
また分布CFに対しては合焦表示域84fが得ら
れる。すなわち、被写体のコントラストが低くな
ると合焦表示域84fの巾は広くなる。
このような方式であると、低コントラストの被
写体に対して合焦精度が悪くなるとともに、合焦
位置近傍で合焦表示状態が不安定になつてしま
う。
上記の欠点を解消するために、この実施例で
は、前記フオーカス検出閾値レベル89をAおよ
びBコントラスト信号の和に比例したレベルとす
ることによつて、被写体のコントラストに依存し
ない合焦表示域を得ている。第31図AはABコ
ントラスト信号CA,CBの分布を示し、第31図
Dは第31図Aの場合よりも低いコントラスト信
号分布CA′,CB′を示している。第31図Bは第
31図AのABコントラスト信号CA,CBの和、CA
+CBを示していて、同様に、第31図Eは第3
1図DのABコントラスト信号CA′,CB′の和を示
している。これらの和に比例した値を第31図
C,Fの如くそれぞれフオーカス検出閾値レベル
89a,89bとしてそれぞれ設定する。このよ
うにすると、合焦表示域84aと84a′とはほと
んど変わらない巾を持つことになり、被写体のコ
ントラストにかかわらず精度が良く、且つ安定し
た焦点検出を行なうことができる。
次に第32図は、前記第26図に示したフオー
カス判定回路U4のさらに詳細な構成例をブロツ
ク図で示したものである。
即ち、フオーカス判定回路78は、差動回路9
0、加算回路91、絶対値回路92、減衰回路9
3、および比較回路94で構成されている。
またNG検出回路80は、NGレベル発生回路
95、および比較回路96で構成され、さらにフ
オーカス有効域判定回路81は、フオーカス有効
域制限レベル発生回路97および比較回路98で
構成されている。
そして、端子75に入力されたAコントラスト
信号CAはコントラスト補償回路77によつてB
コントラスト信号CBと均衡を保つように補正さ
れ、このBコントラスト信号CBとともに差動回
路90に入力され、補正されたAコントラスト信
号CA1とBコントラスト信号CBの差が検出され
る。その差分出力から方向検出回路79によつて
前ピン、後ピンの状態を示す信号が抽出される。
その差分出力は同時に絶対値回路92に入力され
て、AB両コントラスト信号の差の絶対値に相当
する信号が出力される。
一方、補正されたAコントラスト信号CA1とB
コントラスト信号CBは加算回路91に入力され、
その加算出力は減衰回路93によつて一定の比率
で減衰させられ、フオーカス検出閾値レベルとな
り、前記絶対値回路92からの絶対値出力と比較
回路94で比較される。また上記の絶対値出力は
NGレベル発生回路95で作られたNGレベルと
比較回路96で比較される。さらに、補正された
Aコントラスト信号CA1とBコントラスト信号CB
は、フオーカス有効域制限レベル発生回路97で
作られたフオーカス有効域制限レベルと比較回路
98で比較される。方向検出回路79と比較回路
94,96,98の出力はフオーカス状態判定回
路85に入力され、端子83,84,85に前記
フオーカス状態を示す信号が出力される。
第33図は、上記の第32図に示したフオーカ
ス判定回路U4における方向検出回路79とフオ
ーカス検出回路78およびNG検出回路80のさ
らに具体的な回路例である。
以下上記の回路の動作を説明することにより併
せて構成も説明する。端子75′に補正されたA
コントラスト信号CA1、端子76にBコントラス
ト信号CBが入力され、差動回路となる演算増巾
器90aによつて両者の差が抽出され、同時に加
算回路となる演算増巾器91aによつて両者の和
が抽出される。
そして演算増巾器90aの出力信号たる差信号
は、演算増巾器92a、ダイオードD5,D6およ
び演算増巾器92bによつて、その差の絶対値信
号に変換されて、コンパレータ94aと他のコン
パレータ96aにそれぞれ入力される。
また上記の演算増巾器90aの出力信号たる差
信号は方向検出回路79となるコンパレータ79
aに入力されて、その差信号が正であるか、負で
あるかを示すデジタル信号が端子99に出力され
る。一方演算増巾器91aによつて加算された信
号は、減衰回路93となる抵抗R39,R40,R41に
よつて一定の比率で減衰させられて、フオーカス
検出閾値レベルとなる。スイツチ93aはこのフ
オーカス検出閾値レベルを2段階に切換えるため
に設けられていて、このスイツチ93aによつて
焦点検出精度を調節することができる。図の回路
例では2段階の切換えを行つているが、3以上の
多段階に切換えるようにしてもよい。そしてこの
フオーカス検出閾値レベルはコンパレータ94a
に入力され、端子100に前記差の絶対値信号と
の大小関係を表わすデジタル信号が出力される。
またNGレベルは、NGレベル発生回路95とな
る抵抗R42とR43で作られ、コンパレータ96a
で前記差の絶対値信号と比較され、それらの大小
関係を表わすデジタル信号が端子101に出力さ
れる。
第34図A〜Eは、端子99および端子101
に出力されるデジタル信号の様子を示している。
まず第34図Aは補正されたAコントラスト信号
CA1とBコントラスト信号CBを、第34図Bはそ
れらの差信号を、第34図Dはその差信号の絶対
値を示している。端子99に出力されるデジタル
信号は第34図Cの如くなり、ハイレベルの時が
前ピン状態、ローレベルの時が後ピン状態を示し
ている。第34図Eは端子101に出力されるデ
ジタル信号を表わしていて、前記差の絶対値信号
よりもNGレベル90の方が大きい時にハイレベ
ルとなる。
第34図Cに示したようなデジタル信号は、焦
点外れ量が大きくなつた時には補正されたAコン
トラスト信号CA1とBコントラスト信号CBが一致
するので、第35図A,Bに示すように前ピン状
態であつてもローレベルを示すことが多い。この
ためCA1およびCBのコントラスト信号の差がNG
レベル90より小さくなつた時、NG表示域90
aとして、前ピン、後ピンの表示を行なわないよ
うにすることが前記NG検出回路80の目的の一
つである。
第36図と第37図a〜hは、前記フオーカス
有効域判定回路81の動作を説明するための図で
ある。
前述の如く、フオーカス有効域制限レベル88
よりもCA1およびCBの両コントラスト信号が大き
い時のみ合焦指示信号の出力が許されるのである
が、これらのコントラスト信号は被写体によつて
高くなつたり低くなつたりする。このため、その
フオーカス有効域制限レベル88が一定であると
合焦状態でない所で合焦表示がされることがあ
る。第37図aは比較的高いコントラスト信号分
布を示し、第37図eは比較的低いコントラスト
信号分布を示している。第37図b,fはそれぞ
れコントラスト信号の差の絶対値信号を表わして
いる。固定されたフオーカス有効域制限レベル8
8、およびフオーカス検出閾値レベル89a,8
9bが図のように設定されているとすると、フオ
ーカス有効域104,104′が得られ、この時
には、それぞれ第37図c,gのような合焦指示
信号が得られる。第37図gでは正確な合焦指示
信号が得られているが、第37図cでは斜線部の
偽合焦指示信号が現われている。このように、フ
オーカス有効域制限レベル88が固定されている
と、コントラスト信号が高い時に偽合焦指示信号
が出るという問題が起こる。そこで、この発明で
は、コントラスト信号CA1,CBが高くなる状態の
時にそのフオーカス有効域制限レベル88を高く
することにより、その偽合焦指示信号の発生を防
止している。即ちこの可変フオーカス有効域制限
レベル設定方式はビデオ出力のピーク値に比例し
てフオーカス有効域制限レベルが定められる。第
36図に示すように、ビデオ出力が符号105か
ら105aに変化すれば、コントラスト信号も高
くなると同時にBイメージセンサ部からのビデオ
出力のピーク値106はピーク値106aに変化
し、やはり高くなる。このBイメージセンサ部の
ピーク値の変化に比例してフオーカス有効域制限
レベル88が変化すれば、第37図a,eのフオ
ーカス有効域制限レベル107,108の如くな
り、フオーカス有効域107a,108aが得ら
れ、この時には第37図d,hのような合焦指示
信号がそれぞれ得られる。このように、可変フオ
ーカス有効域制限レベル設定方式では偽合焦表示
の発生を防ぐことができる。第37図a,eの例
ではBイメージセンサ部のビデオ出力のピーク値
を利用しているが、Aイメージセンサ部のビデオ
出力のピーク値でもよく、両者の平均値でも同様
の効果を得ることができる。因みに固定フオーカ
ス有効域制限レベル設定方式でも、そのレベルを
高くすれば前記偽合焦表示を防止することができ
るが、低いコントラストの被写体に対して焦点検
出ができなくなつてしまう。この発明における可
変フオーカス有効域制限レベル設定方式では低い
コントラストの被写体に対しても焦点検出が可能
で、且つ偽合焦表示を防止できる。
次に第38図は、上記の可変フオーカス有効域
制限レベル設定方式を適用したフオーカス有効域
判定回路81の回路構成例である。同図におい
て、符号110はビデオ信号入力端子、111は
減算回路、112はピークホールド回路、113
は暗レベル検出回路、114は差動回路、115
は減衰回路、および116は判定回路である。
そして端子110からビデオ信号が入力される
と、まず減算回路111によつて一定レベルがこ
のビデオ出力から差し引かれ、ピークホールド回
路112によつてビデオ出力のピーク値が検出さ
れる。一方、暗レベル検出回路113によつて前
記第12図にその所在を明らかにしたマスクセン
サ35aまたは35bの出力が検出され、このマ
スクセンサ出力と、前記ピーク値とが差動回路1
14に入力される。そしてその差分出力が減衰回
路115に入力されて、フオーカス有効域制限レ
ベルが作られる。次いでこのフオーカス有効域制
限レベルと、端子75aに入力されたCA1および
端子75bに入力されたCBの両コントラスト信
号とが判定回路116によつて比較され、端子1
17にフオーカス有効域を示す信号が出力され
る。
第39図は第38図に示したフオーカス有効域
判定回路のさらに具体的な回路例である。以下動
作を説明することにより併せてその構成を説明す
る。
フオーカス有効域制限レベルが抽出される過
程、および第39図の回路に適用するアナログス
イツチS12〜S15の制御パルスのタイミングが第4
0図に示してある。第40図に示すタイミングに
よる制御パルスP10が入力されるアナログスイツ
チS12とコンデンサC7とによつて端子110に入
力されたビデオ出力中からマスクセンサ35aま
たは35bの出力123が抽出されて、これがサ
ンプルホールドされ、バツフアアンプとなる演算
増巾器113aを介して差動アンプとなる演算増
巾器114aの一方の端子に入力される。このサ
ンプルホールドされた出力Vdは、イメージセン
サSAまたはSBの暗電流によつて生じる暗レベル
に相当している。コンデンサC7に蓄積された電
荷は、端子120に第40図に示す制御パルス
P11が入力されるアナログスイツチS13によつて放
電され、リセツトされる。一方、上記のビデオ出
力は抵抗R44と定電流源118によつて、一定レ
ベルが差し引かれ、端子121に第40図に示す
制御パルスP12が入力されるアナログスイツチS14
と、演算増巾器112aと、ダイオードD7とコ
ンデンサC8によつて、BイメージセンサSB部の
ビデオ出力のピーク値が抽出される。そしてこの
ピーク値はバツフアアンプとなる演算増巾器11
2bを介して、演算増巾器114aの他方の端子
に入力される。コンデンサC8に蓄積された電荷
は、端子122に第40図に示す制御パルスP13
が入力されるアナログスイツチS15によつて放電
されリセツトされる。次いで演算増巾器114a
からの差分出力が、抵抗R50,R51,R52によつて
減衰させられ、フオーカス有効域制限レベルが作
られる。スイツチ115aはそのフオーカス有効
域制限レベルを2段階に切り換えるために設けら
れ、このスイツチ115aによつてレンズのF値
の変化等によるコントラスト信号分布の変化に対
応して、適切な値からなるフオーカス有効域制限
レベルを選択することができる。図においては2
段階の切換えを行なつているが、3以上の多段階
に切り換えるようにしてもよい。上記のように抵
抗R50,R51,R52およびスイツチ115aにより
可変設定回路が構成されている。このフオーカス
有効域制限レベルは、一方は端子75aに入力さ
れたコントラスト信号CA1とコンパレータ116
aによつて比較され、他方は端子75bに入力さ
れたコントラスト信号CBとコンパレータ116
bによつて比較され、アンドゲート116cによ
つて、CA1およびCBの両コントラスト信号が前記
フオーカス有効域制限レベルより大きい時に、ハ
イレベルとなる信号が端子117に出力される。
第40図のVp−Q1の信号波形は、演算増巾器1
12bの出力を示していて、ビデオ出力のピーク
ホールド波形Vpから一定量Q1を差し引いた波形
に相当している。Vp−Q1−Vdの波形は演算増巾
器114aの出力を示し、前記Vp−Q1の波形か
ら暗レベル(マスクセンサの出力レベル)Vdを
差し引いた波形に相当している。このように暗レ
ベルVdを差し引くと、電荷蓄積時間が長くなる
時や温度のために暗レベルが高くなることによつ
て生じるピーク値の増加を補償することができる
ので、被写体の輝度変化あるいは周囲の変化の影
響を受けない適切なフオーカス有効域制限レベル
124が得られる。ここで一定量Q1を差し引く
ことは必ずしも必要ではなく、ビデオ出力のピー
ク値に比例したフオーカス有効域制限レベルであ
れば同様の効果が得られる。
第41図は、前記第32図中におけるフオーカ
ス状態判定回路82の具体的な回路例である。第
42図には、上記のフオーカス状態判定回路82
に用いる制御パルス等が示されている。また第4
3図には、フオーカス状態判定回路82に入力さ
れる信号、および出力される指示信号の様子が示
されている。端子99には第43図eに示すよう
な前記方向検出回路79の出力信号が入力され、
端子100には第43図cに示すような前記フオ
ーカス検出回路78の出力信号が入力され、端子
101には第43図fに示すような前記NG検出
回路80の出力信号が入力され、端子117には
第43図dに示すような前記フオーカス有効域判
定回路81の出力信号が入力される。これらの信
号は、アンドゲート125,126、ノアゲート
127,128、オアゲート132,133、お
よびインバータ24e,24f,24gによつて
論理処理がなされ、DフリツプフロツプFF2,
FF3,FF4のQ端子に3種の信号が出力される。
それら3個のDフリツプフロツプのクロツク端子
Cには、端子135から第42図に示すような制
御パルスP15が入力される。
したがつて、これら3個の信号は、一旦処理さ
れると一走査期間Tsの間保持される。このため
安定した指示信号が得られる。これら3個のDフ
リツプフロツプFF2,FF3,FF4のQ出力端子は、
それぞれノアゲート129,130,131の一
方の端子に入力し、これらのノアゲート129,
130,131を介して前ピン指示信号の出力端
子83、合焦指示信号の出力端子84、後ピン指
示信号の出力端子85にそれぞれ連ねられてい
る。そして第41図においては図示を省略した
が、前記第3図に示したように、上記3個の出力
端子83,84,85は表示駆動回路U5を介し
て、一方は焦点表示素子たる発光ダイオード6
a,6b,6cに連なり、他方はレンズ駆動装置
U6に連ねられている。
また前記の各ノアゲート129,130,13
1の他方の入力端子には、2個の端子136,1
37が、オアゲート134を通じて共通に接続さ
れていて、この2個の端子136,137からの
入力信号が同時にローレベルの場合にだけ発光ダ
イオード6a,6b,6c等を発光表示させる。
そして上記の2個の端子のうち、一方の端子1
36には、第42図に示すような一走査期間Ts
毎に切換わるデジタル信号P15が入力されて、発
光ダイオード6a〜6cに対してこれらを点滅状
態とする。
このようにすることによつて、被写体の輝度に
比例した周波数の点滅発光が実現でき、低輝度時
に点滅周波数が遅くなることでこれの警告を行な
うことができる。また他方の端子137には、シ
ヤツタレリーズ時にハイレベルとなるようなデジ
タル信号P16が入力され、シヤツタレリーズ時に
焦点表示用の発光ダイオード6a〜6cの光が露
出制御のための測光に影響するのを防止してい
る。したがつて測光への影響が他の手段によつて
防げるならば、端子137は特に必要としない。
また発光ダイオード6a〜6cの点灯区間は第
42図の信号P17の如くになる。
そしてこのフオーカス状態判定回路82によつ
て、発光ダイオード6aには第43図gの如き信
号が、また発光ダイオード6bには第43図hの
如き信号が、さらに発光ダイオード6cには第4
3図iの如き信号が与えられて、合焦表示域では
発光ダイオード6bが点灯し、前ピン状態には発
光ダイオード6aが点灯し、さらに後ピン状態で
は発光ダイオード6cが点灯し、さらにはまた合
焦検出不可状態では発光ダイオード6aおよび6
cが同時に点灯する。
また上記のような、各発光ダイオード6a〜6
cによる表示動作とともに、前記のように上記の
前ピンないしは後ピン信号によりレンズ駆動装置
U6が制御され、レンズ系2の繰り出し量が制御
されて合焦操作が自動的になされるのである。
以上詳述したようにこの発明によれば、自己走
査形光電変換部により、レンズ系の撮像面に等価
な位置の前後で等距離の2位置の被写体像の照度
分布に比例した時系列光電変換信号を出力させ、
一方、前記自己走査形光電変換部のそれぞれにお
ける一定間隔を持つた任意の2個づつの微小光電
素子間の光電出力差の一走査周期内における尖頭
値を、レンズ系の繰り出し量に対応して時系列的
に2個のコントラスト信号として出力させ、さら
に前記時系列光電変換信号の尖頭値に比例した所
定の有効域制限レベルと、前記2個のコントラス
ト信号のレベルとを焦点有効域判定回路で比較
し、この2個のコントラスト信号のレベルが有効
域制限レベルよりも同時に大なるときに、当該2
個のコントラスト信号から得られる合焦指示信号
が出力されるようにしたから、以下のような極め
て優れた効果が得られる。
本発明は、以上説明したように、フオーカス有
効域制限レベルを、被写体のコントラストの高低
に応じて変化させるようにしたから、低いコント
ラストの被写体に対する焦点検出の精度を保証し
つつ、被写体のコントラストが高いときに生じる
偽合焦指示信号の発生を防止できるという効果を
奏する。また被写体の変動あるいは手振れのため
にコントラストが変動しても、合焦位置近傍の実
用上合焦状態とみなせる範囲で安定した合焦検出
ないしは表示を行なうことができ、例えば、発光
ダイオードで合焦表示をした場合に、その表示光
がちらつくことがなく安定した点灯表示状態を得
ることができる。さらに被写体の輝度の変化やコ
ントラストの変化があつても安定した合焦指示を
行なうことができるので、動きのある被写体や手
振れ存在下でも精度のよい合焦指示を行なうこと
ができる。
さらにまた撮影レンズ系を通過した光を用いて
焦点検出を行なう、いわゆるTTL形であるため、
一眼レフカメラやTVカメラなどに適した実用的
な自動焦点検出装置を提供できる。
また、各実施例は、それぞれ上記共通の効果に
加えてさらに以下のような効果を発揮する。
即ち、光電素子列の一部にマスクセンサを配設
し、時系列光電出力の尖頭値からマスクセンサの
出力レベルを差し引いた値により所定の有効域制
限レベルを設定するようにしたときは、低輝度の
被写体や周囲温度の上昇など特殊な状況下におい
ても焦点検出能力を十分に保つたまま正確な合焦
表示を行なうことができる。
また、有効域制限レベルを、任意のレベルに設
定し得る可変設定回路が具えられたときには、レ
ンズの口径比が大きくなつたり、被写体のコント
ラストが甚だしく強くなつた場合においても、偽
合焦表示を的確に防止することができ、常時精度
のよい合焦表示を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るカメラの自動焦点検出
装置を一眼レフカメラに組み込んだ実施例を示す
模式図、第2図は被写体像のコントラスト分布を
表わす模式図、第3図はこの発明に係るカメラの
自動焦点検出装置の実施例を示すブロツク線図、
第4図は同上装置における受光部の分解斜視図、
第5図は同上受光部の光路等の説明図で側面図を
以つて示す、第6図および第7図A,Bは第3図
の装置の焦点検出原理の説明図、第8図は第3図
の装置におけるビデオ回路の一例を示すブロツク
線図、第9図はイメージセンサの光電変換特性を
示す特性図、第10図は第8図におけるスタート
パルス発生回路およびイメージセンサ駆動回路の
具体的な構成例を示すブロツク線図、第11図は
第10図の回路に適用する制御パルスのタイミン
グチヤート、第12図は第8図をさらに詳細に示
すブロツク線図、第13図は第3図の受光部にお
けるイメージセンサの回路図、第14図は同上イ
メージセンサを駆動するパルスのタイミングチヤ
ート、第15図は第3図におけるコントラスト検
出回路の一例を示すブロツク線図、第16図は第
15図の具体的な回路図、第17図a〜hは第1
5図の回路によるコントラスト信号の抽出過程を
示す図、第18図は第16図の回路に適用する制
御パルスのタイミングチヤート、第19図A,
B、第20図、および第21図A,Bは第15図
の回路によるコントラスト信号の特徴を説明する
ための模式図、第22図、第23図、第24図A
〜Eおよび第25図A,Bは2個のコントラスト
信号の不均衡によつて生じる問題の説明図、第2
6図は第3図におけるフオーカス判定回路の一例
を示すブロツク線図、第27図は第26図の回路
におけるコントラスト補償回路の一例を示す回路
図、第28図A,B,Cは第26図の回路による
フオーカス判別動作を説明するための特性曲線
図、第29図、第30図、および第31図A〜F
は第3図によるフオーカス検出作用を説明するた
めの特性線図、第32図は第26図のフオーカス
判定回路をさらに具体化した一例を示すブロツク
線図、第33図は第32図の具体的を回路例を示
す図、第34図A〜Eおよび第35図A,Bは第
32図による方向検出信号および合焦検出不可表
示信号を説明する特性図、第36図および第37
図a〜hは第32図の回路におけるフオーカス有
効域判定回路の作用を説明するための図、第38
図は可変フオーカス有効域制限レベル設定方式に
よる第32図中のフオーカス有効域判定回路の一
構成例を示すブロツク線図、第39図は第38図
の具体的な回路例を示す図、第40図は第39図
の回路による信号処理過程の説明図、第41図は
第32図におけるフオーカス状態判定回路の具体
的な回路例を示す図、第42図は第41図の回路
に適用する制御パルスのタイミングチヤート、第
43図a〜iは第41図の回路による信号処理過
程を説明するための特性図である。 2……レンズ系、5……自己走査形光電変換
部、6a,6b,6c……発光ダイオード、16
……光分割器、19……イメージセンサ駆動回
路、35a,35b……マスクセンサ、77……
コントラスト補償回路、78……フオーカス検出
回路、79……方向検出回路、80……NG検出
回路、81……フオーカス有効域判定回路、82
……フオーカス状態判定回路、115a……スイ
ツチ、MA,MB……モニターセンサ、R50,R51,
R52……可変設定回路を構成する抵抗、SA,SB…
…イメージセンサ、SR1,SR2……走査回路、U1
……受光部、U2……ビデオ回路、U3……コント
ラスト検出回路、U4……フオーカス判定回路、
U5……表示駆動回路、U6……レンズ駆動装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レンズ系の撮像面に等価な位置の前後で等距
    離の2位置に配置され、それぞれ複数個の微小光
    電素子からなる光電素子列と該光電素子列に対応
    した走査回路とを具え、被写体像の照度分布に対
    応した時系列光電変換信号を出力する2組の自己
    走査形光電変換部と、 該自己走査形光電変換部のそれぞれにおける一
    定間隔を持つた任意の2個づつの微小光電素子間
    の光電出力差の一定周期内における尖頭値を前記
    レンズ系の繰り出し量に対応して時系列的にコン
    トラスト信号として出力するコントラスト検出回
    路と、 前記時系列光電変換信号の尖頭値に比例して変
    化する有効域制限レベルに対して前記2個のコン
    トラスト信号のレベルを比較する焦点有効域判定
    回路とを具備し、 前記2個のコントラスト信号のレベルが前記有
    効域制限レベルよりも同時に大なるときに当該2
    個のコントラスト信号から得られる合焦支持信号
    が出力されるようにしたことを特徴とするカメラ
    の自動焦点検出装置。 2 光電素子列の一部には微小光電素子に光遮蔽
    用のマスクが取付けられたマスクセンサが配設さ
    れ、時系列光電変換信号の尖頭値から前記マスク
    センサの出力レベルを差し引いた値により前記有
    効域制限レベルが設定されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のカメラの自動焦
    点検出装置。 3 前記焦点有効域判定回路は、有効域制限レベ
    ルを、任意のレベルに設定し得る可変設定回路を
    具えている特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載のカメラの自動焦点検出装置。
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