JPS6345128B2 - - Google Patents

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JPS6345128B2
JPS6345128B2 JP27158186A JP27158186A JPS6345128B2 JP S6345128 B2 JPS6345128 B2 JP S6345128B2 JP 27158186 A JP27158186 A JP 27158186A JP 27158186 A JP27158186 A JP 27158186A JP S6345128 B2 JPS6345128 B2 JP S6345128B2
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Kyuichi Haruyama
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はA/D変換器に関する。
A/D変換器はアナログ入力電流と基準電流の
積分方式による比較又は、基準電流を重み付けし
た複数の電流源に合流して直流的に比較する方式
によつて、入力アナログ量をデイジタル量に変換
するのが一般的である。斯かるA/D変換器に於
いて基準電流源は通常外部の安定な基準電圧源か
らの電圧を電圧/電流交換して得ている。又、斯
かるA/D変換器特に後者の場合では初期の基準
電圧値又はこの分圧電圧を調整して、基準電流値
を設定し、よつて、スケール調整を行なつてい
る。第1図に一般的な積分方式によるA/D変換
方式を示す。積分器10は入出力間に積分コンデ
ンサCoが接続された演算増巾器3によつて、構
成される。この積分器10の入力Cにはスイツチ
Soによつてa点を選択接続することにより基準
信電流源1からの基準電流Irefが、b点を選択接
続することによつて、電流源2から未知電圧VX
に対応した電流IXがそれぞれ印加される。これら
の基準電流源1および電流源2はそれぞれ基準電
圧Vref、未知電圧VXを基準電流Iref、未知電流IX
に変換している。この方式では所定期間電流IX
初期値の積分値から積分し、続いて基準電流Iref
によつて続いての期間逆積分を積分値が初期値に
なるまで行なうことによつて電流IXを「続いての
期間」に対応させてデジタル表示を行なうもので
あり、かかる技術の詳細は米国特許第3316547号
明細書によつて知られているので詳細については
ここでは言及しない。ここで、変換動作に先立つ
て、基準電圧Vrefを調整して基準電流Irefの調整
を行なうわけであり、一般にこの基準電流Iref
変換器のフルスケール、すなわち、電流IXの最大
値IX(max)に対応づけられる。しかしながら、
かかるスケール調整は初期的には有効であつて
も、温度変化及び長期的な素子の特性変動等によ
り、常に有効なものであるとはかぎらない。斯か
るスケール調整のエラーは外部基準電圧値Vref
体の変動と、A/D変換器自体の変動によるエラ
ー(同業者間では一般にゲインエラーと呼ばれて
いる。)に大別出来る。特にC―MOSモノリシツ
ク集積回路で構成したA/D変換器等ではA/D
変換器自体のゲインエラーは比較的大きく、この
エラーを自動補正する回路の開発の必要性が高ま
つていた。かかるゲインエラーとは、例えば増幅
器3において入力端子Cの電位が動作中に変動し
てしまい、従つて、積分器10のバイアスされた
端子dとの間のオフセツト値が変動してしまうこ
とにより発生する。また、サーミスタ等を用いた
温度センサーからの電圧、電流をA/D変換する
場合にはセンサー部に印加される電圧に対する比
を検出する事になり、この種の応用上では本質的
に基準電圧源として、センサへの印加電圧を使用
する事により基準電圧源の変動はスケールエラー
とならず、A/D変換器自体のゲインエラーのみ
がスケールエラー要因となり、この点に於いても
ゲインエラーの自動補正回路の開発の必要性が高
まつていた。
本発明の目的は電流源回路を適切に用いる事に
よつて構成出来る自動スケール調整機能を有し、
特にモノリシツク集積回路として構成する事が適
切であるA/D変換器を提供する点にある。
本発明よる電流源回路は所定の電流値を発生し
得る第1の電流制御手段と、増幅器の出力によつ
て電流値が制御される第2の電流制御手段と、第
1の電流制御手段で制御される電流値と所定の電
流値との差電流を検出する手段とを含み、この差
電流を用いて電流値が所定の電流値となるように
増幅器の出力を制御することを特徴とする。
上述した本発明による電流源回路は自動的に電
流値を所定値に補正しうる機能を有しており、こ
の電流値は種々の方式のA/D変換装置において
基準電流として用いることにより、自動的にスケ
ール調整の可能なA/D変換装置を容易に実現す
ることが可能である。
次に第2図を参照して本発明による電流源回路
を説明する。所定の電位Vbに差動増幅器20の
正転入力端子(+)が接続され、その出力が
NPNトランジスタTr1のベースに印加され、トラ
ンジスタTr1のコレクタからコンデンサC1を介し
て増幅器20の反転入力端子(−)に接続され
る。このトランジスタTr1のコレクタにはコレク
タを電源+Vcに接続し、ベースとエキツタが共
通接続されたPNPトランジスタTr2のエミツタが
接続され、トランジスタTr1のエミツタは抵抗R
を介して接地されている。ここでトランジスタ
Tr1と抵抗Rは第1の電流源22を構成してい
る。他方電源+Vcコレクタを接続し、ベースを
トランジスタTr2のベースと接続したPNPのトラ
ンジスタTr3のコレクタは一端が接地された第1
の電流源21の他端に接続されている。また、こ
のコレクタはアナログスイツチSW1を介して増幅
器20の反転入力端子(−)に接続されている。
ここでは第1の電流源21を基準の電流源とし、
トランジスタTr2とTr3によつて構成される差電
流検出回路23を用いてこの回路のトランジスタ
Tr3のエミツタと増幅器20の反転入力端子
(−)とをスイツチSW1を介して、接続すること
により、第2の電流源22の電流I2と電流I1の差
を出し、これにより電流I2を電流I1の値に調整す
るものである。
以下にその動作を説明する。
すなわち、トランジスタTr1のエミツタ抵抗
(R)に印加される電圧を電流に変換してトラン
ジスタTr1のコレクタから取り出される第2の電
流源22における電流I2は基準となる第1の電流
源(I1)の電流との差電流検出回路22によつて
得て、これを閉じたアナログスイツチSW1を介し
て差動増幅器20の反転入力端子(−)へ印加
し、コンデンサC1を差電流により充電し、この
充電はトランジスタTr1を制御するように増幅器
20に印加されて差電流が0となる状態で停止
し、この状態で平衡状態となる。この回路23は
トランジスタTr3を介して電流I2と同じ値の電流
I2が流され、この電流と電流I1との差のスイツチ
SW1を介してコンデンサCに与えるものである。
次にこの回路の動作をより詳しく説明する。
to時点での抵抗にかかる誤差電圧(−ΔVio
に起因するto時点での差動流をIo(to)とすると、
Io(to)=−ΔVio/Rと票わす事が出来る。スイ
ツチSW1が閉じた後の任意の時点t1に於ける差電
流Io(t1)はIo(t1)はIo(t1)=−ΔVio/R−1/C
R ∫t 1 /toIo(t)αtによつて、t1時点での差電流はIo
(t)=ΔVio/RE−t1/CRとなる。ここでCは容量C
1 の容量値である。t1時点でのC1の雑留誤差電圧成
分(Ve)はVE=−ΔVio e−t1/CRである。この 残留誤差電圧成分は時間経過とともに減衰する。
この時間変化又は応答特性を第3図に示した。
今、Vb=10V ΔVio=100mVで0.01%の以内の
誤差へ、第1、第2電流源電流を自動補正する場
合の具体例を考察する。
VE/ΔVio・ΔVio/Vb<0.01%からVE/ΔVio<1% なる条件となる。
R=50kΩ C=0.02μFとすると、CR=
1.10-3sec=1msよつて、第2図よりto時点以後、
約5msec後に自動補正が完了する。すなわち、
5msec以後前記アナログスイツチ(SW1)を開く
と、その後、第1、第2の電流源21,22の等
電流性が保持される。又、アナログスイツチ
(SW1)の構成素子としてはMOR FET又はジヤ
ンクシヨンFET(Field Effect Trausistor)が有
効である。これらの素子を用いたアナログスイツ
チはゲート端子への制御電圧によりスイツチの開
閉が制御される。しかしながら、FETではチヤ
ンネル領域とゲート間の寄生容量が有り、スイツ
チング時の制御電圧の振幅(ΔVs)により、前
記寄生容量(Cg)を通り、容量C1へ電荷のトラ
ンスフアーが起り、付加的な誤差電圧(ΔVE)を
生じる。
この誤差電圧はΔVE=Cg/C・ΔVsと表わす事が 出来る。例えば、Cg=2pF C=0.02μF ΔVs=
10Vの時にはΔVE=1mVとなる。
次に本発明他の電流源回路について第4図に従
がつて説明する。
ここでは差動増幅器20の正転入力端子(+)
は第2の容量C2を通つて、一定バイアス電位Vb
へ接続され、該第2の容量C2を選択的にシヤン
トするべく第2のアナログスイツチSW2が容量
C2に並列に接続されている。又、第2の電流源
22′はnチヤンネルFET Q6と抵抗Rにより構
成し、又、差電流検出回路23′はトランジスタ
Tr2,Tr3に代りnチヤンネルFET Q4,Q5による
電流反転回路となつている。この回路はアナログ
スイツチSW1及びSW2が共に閉じた第1の期間に
自動補正動作を行ない、アナログスイツチSW1
びSW2が共に開いた第2の期間に前記第1の電流
源と第2の電流源の等電流性を保持する。
次に、この例に於いて、容量C2及びスイツチ
SW2を付加した効果について説明する。ここでは
再びアナログスイツチとして電界効果トランジス
タを使用した場合を考察する。スイツチング時に
容量C1及びC2にトランスフアーされる電荷(ト
ランスフアーチヤージ)による誤差電圧をそれぞ
れΔVe1及びΔVe2とすると ΔVe1=Cg1/C1ΔVs、ΔVe2=Cg2/C2ΔVs となる。ΔVsはスイツチSW1及びSW2の共通制
御電圧の振幅であり、又、Cg1及びCg2はそれぞ
れSW1及びSW2のチヤンネル―ゲート間容量であ
る。C1=C2 Cg1=Cg2の場合にはΔVe1=ΔVe2
なり、理想的にはスイツチの開閉に伴なう電荷ト
ランスフアーによる誤差電圧は相補的にキヤンセ
ルされ、増幅器20の出力には誤差電圧に影響さ
れない出力が発生する。
ところで、FET及び容量をモノリシツク集積
回路で製造するとその相対精度は0.1%オーダー
の良い値が得られる。これは近年のモノリシツク
集積回路製造技術の進歩に負う所が大きいが、こ
の技術を用いて本発明の第2の実施例をモノリシ
ツク化する事が現実的に可能となる。すなわち、
相対精度0.1%からこの第2の実施例に於いては
前述の本発明の第1の実施例での素子条件(R=
50kΩ C=0.02μF)に対し、C1=C2=20pF=
0.02μf/1000でも、同一の性能が得られる。すな
わち、電荷のトランスフアーによる語差電圧を所
望の小さな値とする事が出来る。さらに付加的な
効果として、時定数はCR=1μSとなり、前述の
時点toから約5μsec後に自動補正動作が完了する。
さらに第5図を用いて前述の本発明の第2の実施
例をさらに具体的に示す。ここでは第1及び第2
のアナログスイツチSW1,SW2としてC―MOS
(相補型電界効果トランジスタ)を用いており、
差動増幅器その他の回路構成も含めて全ての素子
をC―MOS集積回路技術によりモノリシツク化
する事の出来る回路である。スイツチSW1はソー
スとドレインが並列に接続されたPチヤンネル型
FET Q9とNチヤンネル型FET Q10によつて構
成され、FET Q9のゲートには制御信号φAが印
加され、FET Q10のゲートは制御信号φAの反転
された信号が印加され、FET Q9とQ10は同時
に導通、非導通が制御される。スイツチSW2も同
様に制御信号φAがゲートに印加されたPチヤン
ネルFET Q7と信号がゲートに印加された
FET Q8を並列に接続して構成され、スイツチ
SW1と同期して導通、非導通が制御される。ここ
で、第1の電流源21と差電流検出回路23′と
の間には電流取り出しアナログスイツチSW5およ
びSW6が設けられている。このスイツチSW5およ
びSW6は2つの電流源の電流が同一の電流値に補
正された後、この同一の電流値を外部へ出力する
ために利用されるものであり、スイツチSW5
B5側へ接続することにより第2の電流源22′の
電流値I2と等しい電流を端子Io2に出力し、スイ
ツチSW6をB6側へ接続して、第1の電流源21
の電流I1を端子Io1から出力する。この端子Io1
ら出力される電流は電流I2を補正後は電流源21
を任意の値を取り得る電流源として用いて任意の
値の電流を出力し得る。
本例ではアナログスイツチSW1としてC―
MOSによるスイツチを採用したことにより、か
かるスイツチで発生するスイツチの閉から開に伴
なつて生ずるトランスフアーチヤージを大幅に減
少することができる。
第6図を参照して、このスイツチの閉開に伴な
うトランスフアーチヤージについて説明する。
第6図の曲線5Pおよび5NはそれぞれPチヤ
ンネルMOSおよびNチヤンネルMOSをスイツチ
SW1として用いたときの導通状態から非導通状態
へ変じたときのゲート電圧が+5Vのとき、ソー
ス電圧VBとトランスフアーチヤージによつて発
生したステツプ誤差電圧との関係を示す。このこ
とからPチヤンネルMOSは正のNチヤンネル
MOSは負のステツプ誤差を生ずることが理解で
きる。曲線5mは第4図に示したPチヤンネル
MOSとNチヤンネルMOSとを並列接続したとき
のステツプ誤差電圧を示し、VBの高い領域では
正のVBが低い領域では負のステツプ誤差電圧が
発生することが理解できる。曲線5Sスイツチ
SW1とSW2に同時に動作させたときの増幅器
(A1)20の2つの入力端子間のオフセツト値に
おける負のステツプ誤差電圧を示し、非常にステ
ツプ誤差電圧がとりわけその影響が減少させられ
ていることが理解できる。すなわち、アナログス
イツチ“ON”状態から“OFF”状態へ移る時点
すなわち、具体的には自動補正を行なう第1の期
間から、保持期間の第2の期間への移行時点には
P ch及びN ch MOS FETが共に“ON”状
態から“OFF”状態へ移行する。この時、P
ch FETの残留ホールとN ch FETの残留電子
が一部又は全て再結合し、ここで残つた残留電荷
が容量へ、トランスフアーする。よつて、C1
C2への電荷のトランスフア量は減少し、誤差電
圧は減少し、誤差電圧は減少する。
実際の実験結果を示す曲線5SではVB1/2 V+であり、FET制御信号が約0〜V+の振幅をし
ている時、残留ホールと電子がほぼ全て、再結合
し、容量への電荷のトランスフアー量は微少で、
ステツプ誤差電圧はほぼ零となつた。さらにVB
≠1/2V+の範囲に於いても5に示す通り非常に良 好な特性が得られている。すなわち曲線5Sで示
した通り、SW1とSW2の同時動作によりV+=5V
の時0.25V<VB<4Vの範囲で負のステツプ誤差
電圧は±0.5mV以内に入る事が観測された。
次に、第7図を参照して本発明による電流源回
路を用いたA/D変換器の一実施例を説明する。
本実施例では第1の電流源回路21″が差動増
幅器(A2)30の力によつてゲートが制御され
ているNチヤンネルFET Q10のドレインは抵抗
R2を介して接地されると共に差動増幅器(A2
30反転入力(−)に接続されて帰還路を構成し
ている。この差動増幅器(A2)30の正転入力
(+)30aにはスイツチSW3,SW4をそれぞれ
介して補正用基準電圧Vrefと測定されるべき未知
の電位Vioが選択的に与え得るようにされている。
この第1の電流源回路21″の出力30dはスイ
ツチSW6,SW5を介して差電流検出回路23′の
端子23bに接続し得るように構成されている。
差電流検出回路23′、第の電流源回路23′、第
2の電流源回路22′および差動増幅器(A1)2
0を含む部分の構成は前述の第4図と同様に構成
されているので詳細は述べない。積分比較回路1
00は、入出力100C〜100dに積分コンデ
ンサC100が接続された演算増巾器101とこ
の増幅器101からの出力100dに接続した積
分値の比較回路102とを含み、増幅器101の
入力100Cにはスイツチ7を介して電流が入力
し得る如く構成されている。制御回路(CNTL)
120は積分比較回路100およびスイツチSW1
〜SW7を制御すると共にデジタル値の演算を行な
い、それを端子115から出力する。
次に、このA/D変換器の動作を説明する。
自動スケール調整を行なう第1の期間にはアナ
ログスイツチSW1,SW2,SW3が閉じ、SW7を開
いて第3図に示したと同様の回路を構成する。こ
のとき第2の電流源回路22″には補正の基準と
される基準電圧Vref印加され、このときの電流値
I1は基準電圧Vrefに比例した値となる。すなわ
ち、I1=K Vrefと表わせる(Kは定数)。この
ときの基準電圧Vrefは電流I1をこのA/D変換器
の測定し得る最大値、すなわちフルスケース値と
し、この電流I1に対応した値に選定されるのが好
好ましい。このようにして設定された電流源回路
21″からの電流I1は差電流検出回路23′および
コンデンサC1の働らきによつて電流I2は電流I1
等しくされる。かかる動作は第3図に於いて説明
したところである。このようにして積分方式にお
ける基準電流として電流I2を用いうるように補正
する。次にA/D変換動作を行なう。この期間を
第2の期間とし、さらにこの第2の期間を測定電
流の積分を行なう2―1の期間と、基準電流によ
つて逆積分を行なう2―2の期間と定めて以下の
説明を行なう。まず2―1の期間ではスイツチ
SW4が閉じて第1の電流源回路21″は測定され
る電圧Vioに比例した電流I1io=KVrefを発生する。
地方積分比較回路100においてはスイツチSW5
が開き、スイツチSW6,SW7が閉じており、この
電流I1ioは積分器110によつて、この2―1期
間継続して積分される。次に2―2の期間におい
てはスイツチSW5を閉じ、スイツチSW6を開いて
(スイツチSW7は閉じたまま)基準電流としての
電流I2電流I1ioとは逆極性で積分器110に印加
して2―1期間終了時点での積分値を2―1の期
間の始めの時点での初期値まで逆積分して、これ
を比較器(COM)102で検出する。ここで、
この2―2の期間の長さをTC2とし、2―1の期
間の長さをTC1とすると、 I2(Vref)/TC1=I1io(Vio)/TC2 と表わせることは明らかであり、このTC2および
既知のTC1,I2(Vref)を以つて、I1io又はVioを表
示せしめれば良く、このTC1およびTC2は一般に
同一周期のパルス数をカウントして規定し、TC2
をパルス数でもつて表わし、これをデジタル量に
対比させれば良い。次に第8図を参照して本発明
による電流源回路を用いたA/D装置の他の実施
例を説明する。この実施例でのA/D変換装置は
測定電流を基準電流値あるいはそれらの分流値に
比較することによつてA/D変換を行なう遂次比
較方式の例である。本実施例は第7図に示した積
分比較回路100および電流反転回路23′を含
む回路ブロツク200を第8図の回路ブロツク2
00′に置き代えることによつて構成される。
PチヤンネルFET Q20のソースは所定抵抗値
の抵抗Rを介して接続点23eで正電位+Vcに
接続され、ゲートとドレインは共通に接続されて
第2の電流源回路22′の端子23aに接続され
る。接続23eから抵抗Rの2倍の抵抗値の抵抗
2Rを介してソースが接続され、ゲートがFET
Q20のゲートに接続してFET Q21が設けられ、こ
のドレインはスイツチSW8の端子121に導かれ
る。また、接続点23eに接続点23fで直列に
接続された抵抗Rおよび2Rを介してソースが接
続し、ゲートがFET Q20のゲートに接続された
FET Q22が設けられ、このFET Q22のドレイン
はスイツチSW9の端子122に導かれる。この接
続点23fには接続点23gで直列に接続された
抵抗Rおよび2Rを介して、ドレインがスイツチ
SW10の端子123に導かれ、ゲートがFET Q20
のゲートに接続されたFET Q22のソースが接続
されている。さらに接続点23gには抵抗Rを介
して接続点23hで抵抗2Rを介してソースがそ
れぞれ接続され、ゲートが共にFET Q20のゲー
トに接続されたFET Q24,Q25が接続され、FET
Q24のドレインはスイツチSW11の端子124に導
かれ、FET Q25のドレインは共通ライン200
aに直接接続されている。このようにして、
FET Q21のドレインからはFET Q20を流れる電
流I2の1/2の大きさの値の電流が端子121に与
えられ、FET Q22のドレインには1/4の大きさの
値の電流が端子122に与えられ、FET Q23
ドレインには1/8の大きさの値の電流が端子12
3に、FET Q24およびQ25にはそれぞれ1/16の大
きさの電流が端子124およびライン200aに
与えられるようにされている。スイツチSW8
SW11は制御信号D1〜D4によつて、それぞれ制御
されることにより端子121〜124をそれぞれ
共通ライン200a側あるいは接続線20c側に
選択接続する。この接続線20cは第1の電流源
21″からの出力線30dが接続されると共に比
較器102′に入力されている。次に動作につい
て説明する。
A/D変換動作に先立つて、スイツチSW1
SW3を閉じると共にスイツチSW8〜SW10を全て
ライン200a側に接続し、スイツチSW12を接
続線20cに接続する。スイツチSW12および出
力線30dにはFET Q21〜Q25の総和にする電
流、なわちFET Q20の電流I2に対応すべき電流が
流れる。この電流は第1の電流源回路21″にお
いて生ずる基準電流I1である。ここで、電流I1
I2との差電流をスイツチSW1を介してコンデンサ
C1に充電することにより電流I2と基準とする電流
I1と同一値に補正する。かくしてFET Q20を流れ
る電流I2は電流I1と同一に補正され、従つてFET
Q21〜Q24にはそれぞれI2/2〜I2/16の電流を流
し得るように調整される。次にスイツチSW1
SW12を開き、スイツチSW8〜SW11をライン20
0a側に選択し、スイツチSW12を他の電流吸収
源に接続して変換動作状態とする。まず、スイツ
チSW4を閉じて測定すべき電位Vioに基づく電流
I1ioを出力線30dに発生させ、他方スイツチ
SW8〜SW11を選択的に接続線20c側と接続し
て、この選択されたトータルの電流値と電流I1io
との差電流を比較器102′で検出する。差電流
が無くなつたときのFET Q21〜Q24の選択された
電流和が電流I1ioと等しくなり、制御回路12
0′はこの電流和に対応したデジタル値を端子1
15′に出力して動作が終了する。
なお、本発明は以上の実施例や応用実施例に限
定されるものではなく、任意の回路構成素子を用
いても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なA/D変換装置の原理を示す
構成図、第2図は本発明の第一の実施例による電
流源回路を示す構成図、第3図は第1の実施例の
電流源回路の応答特性を示す図、第4図は本発明
による電流源回路の別の実施例を示す構成図、第
5図は第4図に示した本発明による電流源回路の
具体的構成を示す構成図、第6図は本発明による
電流源回路におけるFETをスイツチとしたとき
のステツプ誤差電圧を示す図、第7図は本発明に
よる自動スケール調整機能を有するA/D変換器
の構成図、第8図は本発明による自動スケール調
整機能を有するA/D変換器の別の実施例の構成
図である。 図中の符号、1;基準電流源、2;電流源、1
0,110;積分器、3,101;演算増幅器、
20,30;差動増幅器、21;第1の電流源、
22,22′;第2の電流源、23,23′;差電
流検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を電流に変換する第1の電流制御手
    段と、増幅器の出力によつて電流値が制御される
    第2の電流制御手段と、第2の電流制御手段で制
    御される電流と前記第1の電流制御手段より発生
    する電流との差電流を検出する手段と、前記差電
    流信号の前記増幅器への負帰還手段と、前記第1
    の電流制御手段へアナログ入力信号及び基準信号
    を選択的に印加する手段と、アナログ入力信号が
    印加された前記第1の電流制御手段より発生する
    電流と前記第2の電流制御手段より発生する電流
    との比較手段と、前記全回路のシステム制御回路
    及びデイジタル出力手段とを有し、アナログデイ
    ジタル変換の初期時点に前記システム制御回路に
    制御されて第1の電流制御手段へ基準信号を印加
    し、よつて第1の電流制御手段より発生する電流
    と前記第2の電流制御手段で制御される電流とを
    前記差電流を検出する手段及び負帰還手段とによ
    り実質的に等しくなるように前記増幅器の出力を
    制御し、この動作終了後前記第2の電流制御手段
    より発生する電流と、前記システム制御回路に制
    御されてアナログ入力信号が印加された第1の電
    流制御手段の発生する電流との比較動作を前記比
    較手段によつて行ない、この比較結果を前記デイ
    ジタル出力手段よりデイジタル出力として取り出
    す事を特徴とするA/D変換器。
JP27158186A 1986-11-14 1986-11-14 A/d変換器 Granted JPS62253225A (ja)

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