JPS634567Y2 - - Google Patents
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- JPS634567Y2 JPS634567Y2 JP18784083U JP18784083U JPS634567Y2 JP S634567 Y2 JPS634567 Y2 JP S634567Y2 JP 18784083 U JP18784083 U JP 18784083U JP 18784083 U JP18784083 U JP 18784083U JP S634567 Y2 JPS634567 Y2 JP S634567Y2
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- JP
- Japan
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- tool
- cutting edge
- arcuate
- tip
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- Prior art date
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 109
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、被加工物と相対回転させられるとと
もに、一方向に送りを与えられてその被加工物を
切削加工する切削工具に係り、特に被加工物の隣
接する2面を1工程で加工するのに適した主切刃
角度の調整可能な切削工具に関するものである。
もに、一方向に送りを与えられてその被加工物を
切削加工する切削工具に係り、特に被加工物の隣
接する2面を1工程で加工するのに適した主切刃
角度の調整可能な切削工具に関するものである。
切削加工では、被加工物のほぼ直角をなして隣
合う2面を、それら2面のなす角度が正確に所望
の角度となるように、精度よく加工することを要
求される場合がある。たとえば、直角度が高精度
に要求されるシリンダヘツドのシート打ち込み穴
の座ぐり内周面と底面とを加工するような場合が
それである。
合う2面を、それら2面のなす角度が正確に所望
の角度となるように、精度よく加工することを要
求される場合がある。たとえば、直角度が高精度
に要求されるシリンダヘツドのシート打ち込み穴
の座ぐり内周面と底面とを加工するような場合が
それである。
ところで、このような加工は、その要求される
2面のなす角度が直角で、また切削工具の送り方
向に制限を受けないような場合には、切削工具の
送り方向を変更することによつて1工程で簡単に
行うことができるが、要求される2面のなす角度
が直角ではないときや、あるいは周囲の状況によ
つて切削工具の送り方向が一方向に制限されると
き、たとえば上記シリンダヘツドのシート打ち込
み穴の加工の場合のように、穴径が挟く切削工具
の送り方向が穴の中心線方向に制限されるような
ときには、前述のように切削工具の送り方向を変
更することによつては加工することができず、そ
のような場合には、それら隣接する2面をそれぞ
れ別の切削工具で加工するか、あるいは1個の切
削工具で加工を行う場合には、通常のスローアウ
エイチツプ等では加工すべき2面に対して切刃を
正確に位置決めすることが難しいところから、上
記所望の角度を得るための専用のブレードを制作
し、その専用のブレードを用いて、または専用の
保持体を用いて加工するのが普通であつた。しか
しながら、そのように2面を別々の切削工具で加
工することは加工能率上望ましくなく、またその
ような加工のために専用のブレード等を用意する
ことは設備コスト上望ましくない。
2面のなす角度が直角で、また切削工具の送り方
向に制限を受けないような場合には、切削工具の
送り方向を変更することによつて1工程で簡単に
行うことができるが、要求される2面のなす角度
が直角ではないときや、あるいは周囲の状況によ
つて切削工具の送り方向が一方向に制限されると
き、たとえば上記シリンダヘツドのシート打ち込
み穴の加工の場合のように、穴径が挟く切削工具
の送り方向が穴の中心線方向に制限されるような
ときには、前述のように切削工具の送り方向を変
更することによつては加工することができず、そ
のような場合には、それら隣接する2面をそれぞ
れ別の切削工具で加工するか、あるいは1個の切
削工具で加工を行う場合には、通常のスローアウ
エイチツプ等では加工すべき2面に対して切刃を
正確に位置決めすることが難しいところから、上
記所望の角度を得るための専用のブレードを制作
し、その専用のブレードを用いて、または専用の
保持体を用いて加工するのが普通であつた。しか
しながら、そのように2面を別々の切削工具で加
工することは加工能率上望ましくなく、またその
ような加工のために専用のブレード等を用意する
ことは設備コスト上望ましくない。
本考案は、以上のような事情を背景として為さ
れたものであつて、その目的とするところは、被
加工物と相対回転させられるとともに、一方向に
送りを与えられてその被加工物を切削加工する切
削工具であつて、その送りの方向に対する刃具の
主切刃角度が調整可能であり、前述のように隣合
う2面のなす角度の正確さが要求される加工を通
常のスローアウエイチツプやブレードを用いて1
工程で高精度に行い得るようにした切削工具を提
供することにある。
れたものであつて、その目的とするところは、被
加工物と相対回転させられるとともに、一方向に
送りを与えられてその被加工物を切削加工する切
削工具であつて、その送りの方向に対する刃具の
主切刃角度が調整可能であり、前述のように隣合
う2面のなす角度の正確さが要求される加工を通
常のスローアウエイチツプやブレードを用いて1
工程で高精度に行い得るようにした切削工具を提
供することにある。
そして、この目的を達成するために、本考案に
係る切削工具は、 (a) 前記被加工物の前記送りの方向に沿つた被加
工面を切削加工すべく、ノーズ部に形成された
円弧切刃と、その円弧切刃から前記送りの方向
とほぼ直角な方向に延びる主切刃とを有するス
ローアウエイチツプや丸バイト等の刃具と、 (b) その刃具を固定的に支持し、その刃具の前記
円弧切刃の円弧中心と中心が一致する円弧状の
被案内面を備えた刃具台と、 (c) その刃具台の被案内面に対応した円弧状の案
内面を有する刃具台保持部を備えた工具本体
と、 (d) その刃具台保持部に前記刃具台を前記被案内
面が前記案内面に密着した状態で固定するクラ
ンプ手段と、 (e) 前記工具本体と前記刃具台とのいずれか一方
に螺合され、他方に係合させられて、前記クラ
ンプ手段のアンクランプ状態において前記一方
に対する螺合位置が変化させられることによ
り、その刃具台の工具本体に対する前記案内面
の円周方向における相対位置を調整する少なく
とも一個の調整ねじと を備え、前記円弧切刃の中心位置を変更すること
なく前記主切刃の前記送り方向に対する角度を調
整し得るように構成される。
係る切削工具は、 (a) 前記被加工物の前記送りの方向に沿つた被加
工面を切削加工すべく、ノーズ部に形成された
円弧切刃と、その円弧切刃から前記送りの方向
とほぼ直角な方向に延びる主切刃とを有するス
ローアウエイチツプや丸バイト等の刃具と、 (b) その刃具を固定的に支持し、その刃具の前記
円弧切刃の円弧中心と中心が一致する円弧状の
被案内面を備えた刃具台と、 (c) その刃具台の被案内面に対応した円弧状の案
内面を有する刃具台保持部を備えた工具本体
と、 (d) その刃具台保持部に前記刃具台を前記被案内
面が前記案内面に密着した状態で固定するクラ
ンプ手段と、 (e) 前記工具本体と前記刃具台とのいずれか一方
に螺合され、他方に係合させられて、前記クラ
ンプ手段のアンクランプ状態において前記一方
に対する螺合位置が変化させられることによ
り、その刃具台の工具本体に対する前記案内面
の円周方向における相対位置を調整する少なく
とも一個の調整ねじと を備え、前記円弧切刃の中心位置を変更すること
なく前記主切刃の前記送り方向に対する角度を調
整し得るように構成される。
このような構成の切削工具によれば、刃具の円
弧切刃は、一旦位置決めされれば、主切刃の送り
方向に対する角度が変更されても位置が変化する
ことはない。したがつて、まず円弧切刃の位置を
定め、そののちに主切刃の送り方向に対する角度
を所望の角度に調整することができ、両切刃を容
易に正確に位置決めできるのであり、そのように
位置決めしたのち一方向に送れば、主切刃が切削
加工する被加工面と円弧切刃が切削加工する被加
工面とを共に高精度に、かつそれら2面のなす角
度を所望の角度に正確に加工できるのである。
弧切刃は、一旦位置決めされれば、主切刃の送り
方向に対する角度が変更されても位置が変化する
ことはない。したがつて、まず円弧切刃の位置を
定め、そののちに主切刃の送り方向に対する角度
を所望の角度に調整することができ、両切刃を容
易に正確に位置決めできるのであり、そのように
位置決めしたのち一方向に送れば、主切刃が切削
加工する被加工面と円弧切刃が切削加工する被加
工面とを共に高精度に、かつそれら2面のなす角
度を所望の角度に正確に加工できるのである。
つまり、本考案に係る切削工具によれば、上述
のような簡単な位置決め操作によつて、一方向の
送りによつて隣接する2面を同時に、かつそれら
2面のなす角度が正確に所望の角度となるように
高精度に加工することが可能となるのであり、こ
のような2面を一方向の送りのみで加工し得るよ
うにすることにより、加工能率を向上させ、加工
コストを低減させることができるのである。ま
た、前述のように位置決め操作が簡単に、しかも
正確に行えることから、通常の安価なスローアウ
エイチツプや丸バイトであつても使用できるので
あり、これによつて専用のブレードを用意する必
要もなくなり、切削工具の設備コストを低減させ
得るのである。
のような簡単な位置決め操作によつて、一方向の
送りによつて隣接する2面を同時に、かつそれら
2面のなす角度が正確に所望の角度となるように
高精度に加工することが可能となるのであり、こ
のような2面を一方向の送りのみで加工し得るよ
うにすることにより、加工能率を向上させ、加工
コストを低減させることができるのである。ま
た、前述のように位置決め操作が簡単に、しかも
正確に行えることから、通常の安価なスローアウ
エイチツプや丸バイトであつても使用できるので
あり、これによつて専用のブレードを用意する必
要もなくなり、切削工具の設備コストを低減させ
得るのである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、本実施例では、2つの被加工
面に高精度に直角度が要求されるシリンダヘツド
のシート打ち込み穴の座ぐり内周面と底面とを加
工する切削工具に本考案を適用した場合について
説明するが、本考案が他の被加工部材の加工を行
う切削工具に適用されてもよいことは言うまでも
ない。
に説明する。なお、本実施例では、2つの被加工
面に高精度に直角度が要求されるシリンダヘツド
のシート打ち込み穴の座ぐり内周面と底面とを加
工する切削工具に本考案を適用した場合について
説明するが、本考案が他の被加工部材の加工を行
う切削工具に適用されてもよいことは言うまでも
ない。
まず、第1図に送り方向に直角な方向から見た
本実施例の切削工具の正面図を、また第2図に送
り方向に対向する方向から見た側面図(第1図の
矢視図)を、それぞれ示す。
本実施例の切削工具の正面図を、また第2図に送
り方向に対向する方向から見た側面図(第1図の
矢視図)を、それぞれ示す。
これらの図において、12,14および16
は、それぞれスローアウエイチツプ(以下単にチ
ツプという)、チツプ台、および工具本体であつ
て、本実施例の切削工具は工具本体16がチツプ
台14を介してチツプ12を固定的に支持する構
成とされている。
は、それぞれスローアウエイチツプ(以下単にチ
ツプという)、チツプ台、および工具本体であつ
て、本実施例の切削工具は工具本体16がチツプ
台14を介してチツプ12を固定的に支持する構
成とされている。
チツプ12は三角形状の通常のスローアウエイ
チツプであつて、第3図および第4図に二点鎖線
で拡大して示されているように、3つの直線状の
端縁の1つが主切刃18として機能し、またその
主切刃18に連続する円弧切刃22がノーズ部を
画定するようにされている。
チツプであつて、第3図および第4図に二点鎖線
で拡大して示されているように、3つの直線状の
端縁の1つが主切刃18として機能し、またその
主切刃18に連続する円弧切刃22がノーズ部を
画定するようにされている。
また、チツプ台14は、第3図および第4図に
示されているように、円弧面24を備えたほぼ扇
形の部材であり、その頂角部分にチツプ12の形
状に応じたチツプ座26が形成されている。そし
て、チツプ12はそのチツプ座26に収容され、
第1図および第2図に示されているように、クラ
ンプ部材28とボルト29とによつて固定される
ようになつており、このようにチツプ座26に収
容されて固定されることによつて、チツプ12は
チツプ台14に対して予め定められた姿勢で固定
されるようになつている。すなわち、本実施例で
は、第1図および第2図に示されているように、
チツプ台14が工具本体16に取り付けられた状
態において、被加工物としてのシリンダヘツド2
7のシート打ち込み穴である座ぐり穴の切削工具
送り方向(第1図において左右方向)に沿つた穴
内周面(被加工面)と送り方向に直交する穴底面
(被加工面)とを、一方向への送りによつて1工
程で切削加工し得るように、チツプ12の円弧切
刃22が工具本体16から送り方向側方に、また
主切刃18が送り方向にほぼ直交する状態で送り
方向前方に、それぞれわずかに突出して固定され
るのであり、チツプ12がそのように固定された
状態において、チツプ12の円弧切刃22の中心
が、チツプ台14の円弧面24の中心と一致する
ようにされている。
示されているように、円弧面24を備えたほぼ扇
形の部材であり、その頂角部分にチツプ12の形
状に応じたチツプ座26が形成されている。そし
て、チツプ12はそのチツプ座26に収容され、
第1図および第2図に示されているように、クラ
ンプ部材28とボルト29とによつて固定される
ようになつており、このようにチツプ座26に収
容されて固定されることによつて、チツプ12は
チツプ台14に対して予め定められた姿勢で固定
されるようになつている。すなわち、本実施例で
は、第1図および第2図に示されているように、
チツプ台14が工具本体16に取り付けられた状
態において、被加工物としてのシリンダヘツド2
7のシート打ち込み穴である座ぐり穴の切削工具
送り方向(第1図において左右方向)に沿つた穴
内周面(被加工面)と送り方向に直交する穴底面
(被加工面)とを、一方向への送りによつて1工
程で切削加工し得るように、チツプ12の円弧切
刃22が工具本体16から送り方向側方に、また
主切刃18が送り方向にほぼ直交する状態で送り
方向前方に、それぞれわずかに突出して固定され
るのであり、チツプ12がそのように固定された
状態において、チツプ12の円弧切刃22の中心
が、チツプ台14の円弧面24の中心と一致する
ようにされている。
また、工具本体16は、第5図および第6図に
示されているように、刃物台30(第1図)に取
り付けられる被取付部32と、チツプ台保持部3
4が形成されたチツプ台取付部36とから成つて
いる。このチツプ台保持部34は扇形の切欠であ
り、前記チツプ台14の円弧面24に対応した形
状の円弧面38によつて画定されている。そし
て、チツプ台14は、第1図および第2図に示さ
れているように、その円弧面24が上記円弧面3
8に密着した状態でチツプ台保持部34に収容さ
れ、そのように収容された状態でクランプ手段と
してのクランプ部材40およびボルト41によつ
て固定されるようになつている。すなわち、本実
施例では、チツプ台14がチツプ台保持部34に
上述のように収容、固定されることによつて、チ
ツプ台14のチツプ台保持部34に対する取付角
度にかかわらず、チツプ台14の円弧面24の中
心位置が、つまりチツプ12の円弧切刃22の中
心位置が工具本体16に対して一義的に定まるよ
うにされているのであり、これによつてチツプ1
2の円弧切刃22の送り方向側方の刃先位置が、
チツプ台14のチツプ台保持部34に対する取付
角度が変化しても、工具本体16に対して相対的
に変化しないようになつているのである。つま
り、工具本体16を被加工物としてのシリンダヘ
ツド27に対して一旦位置決めすれば、チツプ台
14のチツプ台保持部34に対する取付角度を変
更しても、チツプ12の送り方向に直角な方向の
刃先位置が被加工物に対して変化することはない
のである。
示されているように、刃物台30(第1図)に取
り付けられる被取付部32と、チツプ台保持部3
4が形成されたチツプ台取付部36とから成つて
いる。このチツプ台保持部34は扇形の切欠であ
り、前記チツプ台14の円弧面24に対応した形
状の円弧面38によつて画定されている。そし
て、チツプ台14は、第1図および第2図に示さ
れているように、その円弧面24が上記円弧面3
8に密着した状態でチツプ台保持部34に収容さ
れ、そのように収容された状態でクランプ手段と
してのクランプ部材40およびボルト41によつ
て固定されるようになつている。すなわち、本実
施例では、チツプ台14がチツプ台保持部34に
上述のように収容、固定されることによつて、チ
ツプ台14のチツプ台保持部34に対する取付角
度にかかわらず、チツプ台14の円弧面24の中
心位置が、つまりチツプ12の円弧切刃22の中
心位置が工具本体16に対して一義的に定まるよ
うにされているのであり、これによつてチツプ1
2の円弧切刃22の送り方向側方の刃先位置が、
チツプ台14のチツプ台保持部34に対する取付
角度が変化しても、工具本体16に対して相対的
に変化しないようになつているのである。つま
り、工具本体16を被加工物としてのシリンダヘ
ツド27に対して一旦位置決めすれば、チツプ台
14のチツプ台保持部34に対する取付角度を変
更しても、チツプ12の送り方向に直角な方向の
刃先位置が被加工物に対して変化することはない
のである。
一方、第1図および第2図に示されているよう
に、チツプ台保持部34の円弧面38の端が臨む
工具本体16のチツプ台取付部36の近傍部分に
は、それぞれ調整ねじ42が螺合されている。こ
れら調整ねじ42は、その頭部がチツプ台保持部
34に収容されたチツプ台14の、円弧面24の
両端に隣接した部分に互いに反対側から係合し得
るようにされており、クランプ部材40がチツプ
台14が固定していないアンクランプ状態におい
てそれぞれ工具本体16に対する螺合位置(螺合
深さ)を変化させることにより、チツプ台14の
チツプ台保持部34に対する円弧面24,38の
円周方向の相対位置を、つまりチツプ12の主切
刃18の工具本体16に対する角度を、ひいては
送り方向に対する角度を調整し得るようになつて
いる。なお、このように調整ねじ42の螺合位置
の変化によつて主切刃角度を調整するようにすれ
ば、その調整を高い精度で行うことができるので
ある。
に、チツプ台保持部34の円弧面38の端が臨む
工具本体16のチツプ台取付部36の近傍部分に
は、それぞれ調整ねじ42が螺合されている。こ
れら調整ねじ42は、その頭部がチツプ台保持部
34に収容されたチツプ台14の、円弧面24の
両端に隣接した部分に互いに反対側から係合し得
るようにされており、クランプ部材40がチツプ
台14が固定していないアンクランプ状態におい
てそれぞれ工具本体16に対する螺合位置(螺合
深さ)を変化させることにより、チツプ台14の
チツプ台保持部34に対する円弧面24,38の
円周方向の相対位置を、つまりチツプ12の主切
刃18の工具本体16に対する角度を、ひいては
送り方向に対する角度を調整し得るようになつて
いる。なお、このように調整ねじ42の螺合位置
の変化によつて主切刃角度を調整するようにすれ
ば、その調整を高い精度で行うことができるので
ある。
さらに、第5図および第6図に示されているよ
うに、前記チツプ台取付部36にチツプ台保持部
34の円弧面38に開口して段付穴44が形成さ
れるとともに、第1図および第2図に示されてい
るように、その段付穴44内に、チツプ台14に
螺合したボルト46と、そのボルト46をチツプ
台14の円弧面24とチツプ台保持部34の円弧
面38とが密着する方向に付勢する圧縮コイルば
ね48とが設けられており、これによつて前記調
整ねじ42によるチツプ12の主切刃角度の調整
時において、チツプ台14の円弧面24がチツプ
台保持部34の円弧面38から離れることが防止
されている。したがつて、チツプ台14の円弧面
24がチツプ台保持部34の円弧面38によつて
案内された状態で主切刃角度の調整が行われたの
ち、円弧面24が円弧面38に密着した状態でク
ランプ部材40によつてチツプ台14が固定され
ることとなる。本実施例では円弧面38および2
4がそれぞれ案内面および被案内面とされている
のであり、上述のように付勢手段を設けてチツプ
台14の被案内面を常時チツプ台保持部34の案
内面に密着させるようにすれば、調整ねじ42の
螺合位置を変化させて主切刃角度の調整を行う際
に、円弧切刃22の中心位置が工具本体16に対
してずれることがないのである。
うに、前記チツプ台取付部36にチツプ台保持部
34の円弧面38に開口して段付穴44が形成さ
れるとともに、第1図および第2図に示されてい
るように、その段付穴44内に、チツプ台14に
螺合したボルト46と、そのボルト46をチツプ
台14の円弧面24とチツプ台保持部34の円弧
面38とが密着する方向に付勢する圧縮コイルば
ね48とが設けられており、これによつて前記調
整ねじ42によるチツプ12の主切刃角度の調整
時において、チツプ台14の円弧面24がチツプ
台保持部34の円弧面38から離れることが防止
されている。したがつて、チツプ台14の円弧面
24がチツプ台保持部34の円弧面38によつて
案内された状態で主切刃角度の調整が行われたの
ち、円弧面24が円弧面38に密着した状態でク
ランプ部材40によつてチツプ台14が固定され
ることとなる。本実施例では円弧面38および2
4がそれぞれ案内面および被案内面とされている
のであり、上述のように付勢手段を設けてチツプ
台14の被案内面を常時チツプ台保持部34の案
内面に密着させるようにすれば、調整ねじ42の
螺合位置を変化させて主切刃角度の調整を行う際
に、円弧切刃22の中心位置が工具本体16に対
してずれることがないのである。
すなわち、本実施例によれば、工具本体16の
被加工物(シリンダヘツド27)に対する相対位
置を変化させることなく、換言すればチツプ12
の円弧切刃22の中心位置を、ひいては送り方向
に沿つた被加工面(座ぐり穴の内周面)に対する
円弧切刃22の刃先位置を変化させることなく、
主切刃18の被加工面(座ぐり穴の底面)に対す
る相対角度を高精度に調整できるのであり、この
主切刃18と円弧切刃22とをそれぞれ独立して
位置決めできることから、スローアウエイチツプ
12を簡単に位置決めし得、一方向への送りのみ
によつて、互いに直角な2つの被加工面を一挙に
加工できるのである。
被加工物(シリンダヘツド27)に対する相対位
置を変化させることなく、換言すればチツプ12
の円弧切刃22の中心位置を、ひいては送り方向
に沿つた被加工面(座ぐり穴の内周面)に対する
円弧切刃22の刃先位置を変化させることなく、
主切刃18の被加工面(座ぐり穴の底面)に対す
る相対角度を高精度に調整できるのであり、この
主切刃18と円弧切刃22とをそれぞれ独立して
位置決めできることから、スローアウエイチツプ
12を簡単に位置決めし得、一方向への送りのみ
によつて、互いに直角な2つの被加工面を一挙に
加工できるのである。
なお、上述のような切削工具は、第1図および
第2図に二点鎖線で示されているような刃物台3
0によつて支持されることとなるが、この刃物台
30としては、偏心スリーブ31を備えた切削工
具の送り方向に直角な方向に刃先位置を微調整で
きるものが望ましい。送り方向に直角な方向の刃
先位置を微調整できるものであれば、円弧切刃2
2の刃先位置を極めて高精度に位置決めできるの
で、本実施例の切削工具の長所がより効果的に発
揮されるからである。
第2図に二点鎖線で示されているような刃物台3
0によつて支持されることとなるが、この刃物台
30としては、偏心スリーブ31を備えた切削工
具の送り方向に直角な方向に刃先位置を微調整で
きるものが望ましい。送り方向に直角な方向の刃
先位置を微調整できるものであれば、円弧切刃2
2の刃先位置を極めて高精度に位置決めできるの
で、本実施例の切削工具の長所がより効果的に発
揮されるからである。
以上、本考案の一実施例を説明したが、これは
文字通り例示であつて、本考案は上記実施例に限
定して解釈されるべきものではない。
文字通り例示であつて、本考案は上記実施例に限
定して解釈されるべきものではない。
たとえば、前記実施例においては、刃具として
三角形状の通常のスローアウエイチツプ12が使
用され、これがクランプ部材28およびボルト2
9によつてチツプ台14に固定されるようになつ
ていたが、菱形等その他の形状のスローアウエイ
チツプを使用してもよく、またそのチツプ台への
取り付けもボルトによつて直接締め付けて行つて
もよい。また、丸バイトのようにその自体がシヤ
ンク部を備えた刃具をチツプ台14に類似のバイ
ト保持台に固定して使用してもよい。要するに送
りの方向に沿つた被加工物の被加工面を切削加工
すべき円弧切刃と、その円弧切刃から送りの方向
とほぼ直角な方向に延びる主切刃とを有する刃具
がチツプ台、バイト保持台等の刃具台に固定的に
支持されればよいのである。
三角形状の通常のスローアウエイチツプ12が使
用され、これがクランプ部材28およびボルト2
9によつてチツプ台14に固定されるようになつ
ていたが、菱形等その他の形状のスローアウエイ
チツプを使用してもよく、またそのチツプ台への
取り付けもボルトによつて直接締め付けて行つて
もよい。また、丸バイトのようにその自体がシヤ
ンク部を備えた刃具をチツプ台14に類似のバイ
ト保持台に固定して使用してもよい。要するに送
りの方向に沿つた被加工物の被加工面を切削加工
すべき円弧切刃と、その円弧切刃から送りの方向
とほぼ直角な方向に延びる主切刃とを有する刃具
がチツプ台、バイト保持台等の刃具台に固定的に
支持されればよいのである。
また、前記実施例では、チツプ台保持部34の
案内面としての円弧面38を単に被案内面として
の円弧面24に応じた形状として説明したが、第
5図から明らかなように、案内面としてはチツプ
台14の被案内面のように必ずしも全面にわたつ
て円弧面である必要はなく、被案内面をチツプの
主切刃角度を調整する範囲内で、かつ主切刃角度
の調整時において円弧切刃の中心位置を工具本体
に対して変化させることなく円弧状に案内し得る
形状であれば、たとえ部分的に被案内面に当接す
る形状であつてもよいのである。なお、このこと
は、チツプ台側の被案内面とチツプ台保持部側の
案内面との立場を変えても同様に言えることであ
る。
案内面としての円弧面38を単に被案内面として
の円弧面24に応じた形状として説明したが、第
5図から明らかなように、案内面としてはチツプ
台14の被案内面のように必ずしも全面にわたつ
て円弧面である必要はなく、被案内面をチツプの
主切刃角度を調整する範囲内で、かつ主切刃角度
の調整時において円弧切刃の中心位置を工具本体
に対して変化させることなく円弧状に案内し得る
形状であれば、たとえ部分的に被案内面に当接す
る形状であつてもよいのである。なお、このこと
は、チツプ台側の被案内面とチツプ台保持部側の
案内面との立場を変えても同様に言えることであ
る。
さらに、前記実施例においては、チツプ12の
主切刃角度の調整は工具本体16に螺合された2
つの調整ねじ42の頭部がチツプ台14に係合す
ることによつて行ない得るようにされていたが、
調整ねじ42はいずれか一方だけ設けられていて
もよく、またチツプ台に螺合された調整ねじの頭
部が工具本体に係合することによつて主切刃角度
の調整が行われるようになつていてもよい。
主切刃角度の調整は工具本体16に螺合された2
つの調整ねじ42の頭部がチツプ台14に係合す
ることによつて行ない得るようにされていたが、
調整ねじ42はいずれか一方だけ設けられていて
もよく、またチツプ台に螺合された調整ねじの頭
部が工具本体に係合することによつて主切刃角度
の調整が行われるようになつていてもよい。
また、前記実施例では、工具本体16のチツプ
台取付部36に段付穴44が形成されるととも
に、その段付穴44内にボルト46と圧縮コイル
ばね48が設けられて付勢手段が構成され、主切
刃18の調整時においてチツプ台14の被案内面
(円弧面24)がチツプ台取付部36の案内面
(円弧面38)に常時密着する方向に付勢される
ようになつていたが、このような付勢手段は必ず
しも設ける必要はなく、主切刃角度の調整時にお
いて調整者が手で直接、もしくは適当な道具等を
用いてチツプ台の被案内面をチツプ台保持部の案
内面に案内させるようにしてもよいのである。
台取付部36に段付穴44が形成されるととも
に、その段付穴44内にボルト46と圧縮コイル
ばね48が設けられて付勢手段が構成され、主切
刃18の調整時においてチツプ台14の被案内面
(円弧面24)がチツプ台取付部36の案内面
(円弧面38)に常時密着する方向に付勢される
ようになつていたが、このような付勢手段は必ず
しも設ける必要はなく、主切刃角度の調整時にお
いて調整者が手で直接、もしくは適当な道具等を
用いてチツプ台の被案内面をチツプ台保持部の案
内面に案内させるようにしてもよいのである。
その他、一々列挙はしないが、本考案がその趣
旨を逸脱しない範囲内で種々なる変形、改良等を
施した態様で実施し得ることは言うまでもないと
ころである。
旨を逸脱しない範囲内で種々なる変形、改良等を
施した態様で実施し得ることは言うまでもないと
ころである。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図であ
り、第2図は第1図の矢視図であり、第3図は
第1図の切削工具のチツプ台を示す正面拡大図で
あり、第4図は第3図の左側面図であり、第5図
は第1図の切削工具の工具本体を示す正面図であ
り、第6図は第5図の左側面図である。 12:スローアウエイチツプ(刃具)、14:
チツプ台(刃具保持台)、16:工具本体、1
8:主切刃、22:円弧切刃、24:円弧面(被
案内面)、27:シリンダヘツド(被加工物)、3
4:チツプ台保持部(刃具台保持部)、38:円
弧面(案内面)、40:クランプ部材(クランプ
手段)、41:ボルト(クランプ手段)。
り、第2図は第1図の矢視図であり、第3図は
第1図の切削工具のチツプ台を示す正面拡大図で
あり、第4図は第3図の左側面図であり、第5図
は第1図の切削工具の工具本体を示す正面図であ
り、第6図は第5図の左側面図である。 12:スローアウエイチツプ(刃具)、14:
チツプ台(刃具保持台)、16:工具本体、1
8:主切刃、22:円弧切刃、24:円弧面(被
案内面)、27:シリンダヘツド(被加工物)、3
4:チツプ台保持部(刃具台保持部)、38:円
弧面(案内面)、40:クランプ部材(クランプ
手段)、41:ボルト(クランプ手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 被加工物と相対回転させられるとともに、一方
向に送りを与えられて該被加工物を切削加工する
切削工具であつて、 前記被加工物の前記送りの方向に沿つた被加工
面を切削加工すべく、ノーズ部に形成された円弧
切刃と、該円弧切刃から前記送りの方向とほぼ直
角な方向に延びる主切刃とを有する刃具と、 該刃具を固定的に支持し、該刃具の前記円弧切
刃の円弧中心と中心が一致する円弧状の被案内面
を備えた刃具台と、 該刃具台の該被案内面に対応した円弧状の案内
面を有する刃具台保持部を備えた工具本体と、 該刃具台保持部に前記刃具台を前記被案内面が
前記案内面に密着した状態で固定するクランプ手
段と、 前記工具本体と前記刃具台とのいずれか一方に
螺合され、他方に係合させられて、前記クランプ
手段のアンクランプ状態において前記一方に対す
る螺合位置が変化させられることにより、該刃具
台の該工具本体に対する前記案内面の円周方向に
おける相対位置を調整する少なくとも一個の調整
ねじと を備え、前記円弧切刃の中心位置を変更すること
なく前記主切刃の前記送り方向に対する角度を調
整し得るようにしたことを特徴とする主切刃角度
の調整可能な切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18784083U JPS6094404U (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 主切刃角度の調整可能な切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18784083U JPS6094404U (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 主切刃角度の調整可能な切削工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094404U JPS6094404U (ja) | 1985-06-27 |
| JPS634567Y2 true JPS634567Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30405372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18784083U Granted JPS6094404U (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 主切刃角度の調整可能な切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6094404U (ja) |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP18784083U patent/JPS6094404U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6094404U (ja) | 1985-06-27 |
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